検索

clear.gif

120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



120_600_2.jpg

120_600_2.jpg
カレンダー
バックナンバー

2009年03月12日
ファイナンス ]
clear.gif

 3月24日、東京・六本木で、経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課が主催をする映像作品の資金調達をテーマにするシンポジウムが開催される。
 このシンポジウムは「映像製作の新しい資金調達 -先進事例にみる完成保証・日本版-」で、コンテンツファイナンスの前提となることが多い完成保証を取り上げるものである。

 完成保証とはアニメや映画、ゲームなどコンテンツプロジェクトが、企画、制作に進む途中で頓挫するリスクをカバーするものである。作品の個人の才能や人間関係の枠組みが重要であるコンテンツは、制作が何らかの理由で中止になるケースは少なくない。
 コンテンツ作品はそれがヒットするかどうかの可能性に目が向けられがちだが、作品完成しなければ回収資金がゼロになる。このため完成しないリスクは、映像作品を含むコンテンツにとって最大のリスクとなっている。完成保証はプロジェクトが頓挫した場合の事業継続を保証し、もしそれが不可能であればそのリスクを金銭的にカバーする。

 これまでアニメや映画といった日本の映像作品は、製作委員会が中心となって製作を行うことが多かった。その場合は製作員会に参加する出資者が、作品が完成しないリスクも含めた全てのリスクを共同で負っている。信頼関係に基づいた製作委員会方式の強みでもある。
 一方で、自己責任を前提とした製作委員会の普及で、国内では完成保証の導入が遅れている。さらに完成保証を前提とした個別作品ごとに外部から資金調達するプロジェクトファイナンスの活動を限定的にしている。

 今回のシンポジウムでは、この完成保証制度を活用した映像製作に関して紹介となる。日本と海外との制作プロセスの違いから始まり、「完成保証」の役割、「完成保証」を活用した融資によるコンテンツ制作の新たな資金調達スキーム、予算・制作プロセス管理システムの導入による投資家への透明性担保を解説する。
 シンポジウムは映像プロデューサーや財務担当者向けとしており、映像製作の際の製作体制のオプションのひとつとして、完成保証を考えられるように、そしてその普及を目指したものになる。

 アニメ関連ではフランスとの国際共同製作を行ったテレビアニメ『オーバン・スター・レーサーズ』の例も取り上げる。シンポジウムでは同作品を制作したハルフィルムメーカーの春田克典氏も参加する。さらに完成保証制度を使って完成した邦画『レイン・フォール / 雨の牙』のケースも紹介する。
 開催は14時から2時間あまり基調講演「完成保証の役割と展開」(仮)、プレゼンテーション「映像制作工程管理システムの説明」、パネルディスカッション「映像プロデューサーと完成保証」(仮)といった盛り沢山の内容になっている。

「映像製作の新しい資金調達 ~先進事例にみる完成保証・日本版~」
http://greenlightproject.net/

主催: 経済産業省商務情報政策局文化情報関連産業課
運営: 株式会社シンク
日時: 2009年3月24日(火)14:00-16:15(開場13:45)
会場: 六本木ヒルズスカイスタジオ
参加費: 参加無料

■ 基調講演「完成保証の役割と展開」(仮)
  フィルム・ファイナンス・ジャパン有限会社 代表取締役 楠 純子

■ プレゼンテーション「映像制作工程管理システムの説明」
  株式会社シンク 高木裕吉

■ パネルディスカッション「映像プロデューサーと完成保証」(仮)
 井関 惺 (株式会社タラ・コンテンツ プロデューサー)
 楠 純子 (フィルム・ファイナンス・ジャパン有限会社 代表取締役)
 齊藤成人 (株式会社日本政策投資銀行 調査役)
 春田克典 
  (株式会社ハルフィルムメーカー 代表取締役・エグゼクティブプロデューサー)

clear.gif
posted by animeanime at 2009.03.12
clear.gif
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://animeanime.jp/blog/mt-tb.cgi/2805

clear.gif
コメント
clear.gif