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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
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2009年03月29日
東京国際アニメフェア ]
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 2009年の東京国際アニメフェアで一際大きな印象を残したブースがある。中華人民共和国文化部として出展した中国ブースである。
 これまでも中国は、省単位や企業単位でアニメフェアに出展したことはあるが、国家行政単位として参加したのは今年が始めてである。中国のイメージカラーである紅を基調とした強大なブースは、会場の中でも一際異彩を放っていた。

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 国の後押しもありブースには、中央電視台や上海メディアグループを初め、アニメに関係をする中国の有力企業が出揃った。
 開催初日には大掛かりなブースでの挨拶も行なわれ、その賑わいはアニメの世界にも中国パワーの波が押し寄せていることを感じさせた。中国のアニメ産業振興にかける強い意気込みを感じさせるものでもある。

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 では実際にブースを出した成果はどうだったのだろうか。ビジネスデーを見る限りでは、中国ブースに足を止める人は多かった。これはインパクトの大きさや、日本企業の中国アニメ産業への関心の高さを反映している。
 しかし、ブースで紹介された中国のアニメーション作品については、会場を訪れた人の中では厳しい評価が多かった。作品としては出来上がっているが、古さを感じる、洗練されていないといったものである。日本を含めた海外に売り出すには、まだまだきついとの見方が主流だった。

 むしろ、今回の中国企業・政府の目的は、自国の作品を売るというよりも、東京国際アニメフェアの中での存在感発揮にあったとみられる。また、TAFの会期中、開催期間前後に、中国のアニメ産業をテーマにした様々なビジネスイベントが行われたように、作品を売るよりもアニメの共同事業のパートナーを見つけることが大きな目的とみられる。
 タカラトミーと北京輝煌動画公司による共同プロジェクトであるアニメ『三国演義』の完成が、TAFの直前に発表されたことなどがこれらを代表している。今回は派手ではあるけれど、日中間のアニメの協力を築くための足掛かりの出展と言えるだろう。

東京国際アニメ公式サイト http://www.tokyoanime.jp/ja/

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posted by animeanime at 2009.03.29
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