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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2009年04月26日
企業決算 ]
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 大手映画会社の東宝は、4月24日に平成21年2月期決算を発表した。『崖の上のポニョ』や『花より男子ファイナル』の大ヒットがあったことから、映画事業が特に好調だった。前年比で増収増益、売上高は過去最高に達した。
 連結売上高は2134億9300万円(前年比4.1%増)、営業利益は232億6000万円(同16.5%増)、経常利益は257億7000万円(同18.8%増)である。ただし、有価証券などの評価損を計上しているため、当期純利益は22億9400万円と前年比で68.5%減となった。

 好調だった映画事業全体の営業収入は1335億6300万円と前年比5.4%増、営業利益は132億6600万円で同32.2%増である。このうち映画営業事業の営業収入は478億1100万円(同19.9%増)、営業利
益86億7600万円(同39.6%増)、映画興行事業の営業収入は590億7500万円(同1.7%増)、営業利益は28億6000万円(同53.4%増)となる。
 『崖の上のポニョ』と『花より男子ファイナル』がビッグヒットとなったとしている。期間中の配給本数は、前年より4本多い29本、ビッグヒットに加えてこうしたライナップの豊富さも、業績につながったとみられる。

 実際に決算発表と同時に東宝が明らかにしたところによれば、東宝の興行収入は2008年全体を通じて739億1400万円と市場シェア40.1%で1位だった。これは2位のワーナーブラザーズの163億9200万円 8.9%を大きく上回っている。これにグループ会社東宝東和の141億1800万円 7.7%を加えると、市場のおよそ半分を同社グループが占めていたことになる。
 東宝、東宝東和とも3年連続で興行収入を伸ばしており、映画興行における東宝の存在感が益々強まっている様子が伺える。

 こうした状況はアニメ映画でも同様で、定番シリーズ作品を中心に人気劇場アニメの多くが東宝で配給されている。平成21年2月期では、製作に参加したアニメ映画では『崖の上のポニョ』のほか、『名探偵コナン 戦慄の楽譜』、『劇場版MAJOR 友情の一球』、『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』を配給している。
 また、配給受託映画では『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』、『映画クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者!』、『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ギラティナと氷空の花束シェイミ』、『劇場版NARUTO-ナルト-疾風伝08』、『映画!たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!?』などがある。

 平成22年2月期も製作映画で、『名探偵コナン 漆黒の追跡者』、『劇場版デュエルマスターズクロス』を配給する。また、配給受託では『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』、『映画クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』、『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス 超克の時空へ』、『劇場版NARUTO‐ナルト‐疾風伝09(仮題)』、『ホッタラケの島』を手掛ける。
 2010年2月期は前期よりさらに3本多い32本の配給を行うが、例年同様に、アニメ映画もこのなかに多数含まれることになる。

 一方演劇事業の営業収入は159億4300万円(前年比20.1%増)、営業利益は21億8900万円(同8.1%減)である。各劇場公演が高稼働したことから営業収入は伸びたが、営業利益は減少した。
 不動産事業は、オフィス・商業などのテナントビルが新規ビルの竣工や賃料改定で増収につながった。また、50億円をかけて行った第一次改造計画が終了した東宝スタジオが、売上記録を更新している。しかし、道路事業が不調で、不動産事業は全体では営業収入600億4300万円(前年比1.9%減)、営業利益は114億3700万円(前年比3.9%増)にとどまった。 

東宝 http://www.toho.co.jp/

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posted by animeanime at 2009.04.26
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