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2009年05月12日
米国 ]
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 日本でも人気の高い『遊戯王』シリーズの最新作『遊戯王ファイブディーズ』が、この夏から米国のカートゥーンネットワークで放映される。米国のポップカルチャー情報のICv2が、『遊戯王ファイブディーズ』の北米でのライセンスを管理する4キッズエンタテインメント(4Kids Entertainment)のアル・カーン社長の発表として伝えている。
 『遊戯王ファイブディーズ』はこの6月から月曜日から金曜まで放映される。さらに4キッズエンタテインメントは、同社の独自のアニメーション番組『カオテック: Chaotic』についても、月曜日から土曜日までカートゥーンネットワークで放映するという。

 『遊戯王』シリーズは米国に進出して既に10年経つが、依然子供たちの間で人気が高い。子供向けの主要放送局とされているカートゥーンネットワークでの放映は、『遊戯王ファイブディーズ』の米国でのビジネスのプロモーションに大きな力を発揮するとみられる。
 一方で、気になるのは『遊戯王ファイブディーズ』と『カオテック: Chaotic』が、既に4キッズ自身が編成する地上波テレビCWの土曜日の午前中の「The CW4Kids」で放映されていることである。両作品は、この「The CW4Kids」の目玉番組となっている。

 これまで4キッズが地上波局で放映していた作品では、『ポケットモンスター』や『ONE PIECE』が、カートゥーンネットワークに放映を移した例はある。しかし、いずれも北米でのライセンス会社の移動によるものであった。
 CWは一般には米国の5大ネットワークとされるが、2006年にWBとUPNが合併して出来た新興勢力である。視聴率では、他の4局に遅れを取っている。土曜日朝の子供番組の視聴率競争でも苦戦している。今回は放送回数が多く、露出も多い、カートゥーンネットワークを評価するかたちとなる。そうなれば番組の宣伝媒体としての「The CW4Kids」の今後の存在意義も微妙なところだ。

 5月11日には、この4キッズエンタテインメントの2009年第1四半期の決算発表も行われている。その結果は、依然厳しいものとなっている。
 昨年末から同社が続けているリストラの成果もあり、第1四半期3ヶ月間の損失は前年同期の640万ドルから200万ドルまで減少した。しかし、赤字決算から抜け出すことは出来なかった。また、売上高は1500万ドルから1020万ドルに減少した。

 今後は、『遊戯王ファイブディーズ』や『恐竜キング』などの日本からの人気作品のプロモーションを行う一方で、より利益率の高い『カオテック』に注力することになるだろう。また、2011年に公開を目指して『忍者タートルズ』の新たな劇場映画化が発表されたのはポジティブな材料だ。今後は、キャラクター再活性化も期待出来そうだ。
 しかし、株価の低迷による時価総額の減少などから、ニューヨーク証券取引所から上場廃止基準抵触の警告を受けるなど、経営的には厳しい局面がしばらく続くことになる。

4キッズエンタテインメント(4Kids Entertainment)
http://www.4kidsentertainment.com/

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posted by animeanime at 2009.05.12
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