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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2009年05月18日
企業経営 ]
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 テレビ東京は5月15日に、2008年度(08年4月~09年3月)の通期決算を発表している。同局はアニメビジネスに強みを持つとして知られており、決算発表では2008年度のテレビ東京のアニメビジネスの概要や今後の方針も示されている。
 特に2009度からは、放送・ライツ部門のアニメ事業を統合したアニメ局を新設している。そのうえでアニメ局の新設によって、アニメ業界との連携を密にした新しいビジネスを作っていきたいとする。

 こうしたなか2009年度の実施プランとして、この4月にアニメの大型新番組『毎日かあさん』を立ち上げた。これに加えて、今年10月からもう一本新たなアニメ番組を、2010年春にはさらに数番組を立ち上げたいとしている。テレビ東京は、今後自社がより深く製作に関わる番組の増加を狙っているとみられる。
 テレビ東京のアニメ事業は、放送局の中では有数の規模を誇る。それだけに同局の動向は、アニメ業界全体のトレンドを追う中で、今後も目が離せないものとなる。

 こうした大きな動きが続く中、2008年度のテレビ東京のアニメビジネスの動向はどうだったのだろうか。同社が公表するテレビ東京単体のライツ事業のうち(映像事業は含まれていない)、アニメ番組から派生するアニメライツの売上高は76億1700万円であった。
 これはテレビ東京全体の売上高の7.1%にあたり、前年比では2.4%の減少となる。第4四半期(09年1月~3月)の売上高に限定すると17億2800万円、こちらの減少率は19.5%に拡大し、売上高比率も6.3%に縮小する。景気後退の影響もあり、実際にはアニメのライツ事業は必ずしも伸びているとは言えないようだ。

 また、ソフトライツ事業の中で、年度を通じて売上高と粗利益の大きかったタイトルのベスト3も明らかにされている。いずれもベスト3はアニメ番組が独占した。
 売上高と粗利益とも『NARUTO』が一番で、同作品がテレビ東京の業績に大きな貢献をしていることが分かる。国内で圧倒的な人気を誇る『ポケットモンスター』の売上高を、『NARUTO』や『遊戯王デュエルモンスターズ』が上回っているのが特徴だ。売上高では第3位の『ポケットモンスター』が、粗利益では『遊戯王デュエルモンスターズ』を抜き第2位となっている。

 テレビ東京が2008年度から注力している海外展開は、インターネットを通じたテレビ放映と海外向けの同時配信が目玉である。その番組配信数は2009年3月末の段階で、『NARUTO』を含めて9作品まで拡大している。
 また米国の動画配信会社クランチロールと手掛ける海外向け配信の有料会員数は、15000名を突破したとしている。しかし、海外同時配信による利益回収モデルは、いまだ不明確である。

テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/

テレビ東京 ソフトライツ事業 売上高ベスト3タイトル
 1. NARUTO
 2. 遊戯王デュエルモンスターズ
 3. ポケットモンスター

テレビ東京 ソフトライツ事業 粗利益ベスト3タイトル
 1. NARUTO
 2. ポケットモンスター
 3. 遊戯王デュエルモンスターズ

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posted by animeanime at 2009.05.18
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