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2009年05月21日
技術 ]
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 社団法人日本映画テレビ技術協会は、映像制作現場の優秀な技術や開発を顕彰する2008年度の技術開発賞と映像技術賞の両賞を発表した。このうち映像技術賞のアニメーション部門に、劇場アニメの 『崖の上のポニョ』と短編アニメーションの『KUDAN』が選ばれた。
 『崖の上のポニョ』の受賞者は、スタジオジブリから監督である宮崎駿さんと映像演出の奥井敦さんとなる。また『KUDAN』の受賞者は、監督の木村卓さんとアニメーション担当の山岸宏一さんである。

 『崖の上のポニョ』は2008年に劇場公開をされ、興行収入155億円の大ヒットとなった。ビジネス的な成功は、宮崎駿監督の生み出したイマジネーションの豊かさとそのイメージを実現した映像技術に支えられている。全編手描きに挑戦したとする映像技術力の高さが、今回表彰されたかたちである。
 『KUDAN』は、昨年第12回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門を受賞したほか、世界各国のアニメーション映画祭、CGフェスティバルでノミネート、受賞が相次いでいる。今回は、映像技術の専門家たちからも、その作品が評価されたことになる。

 映像技術賞はアニメーション以外にも、撮影、照明、録音、美術、編集・MA、VFX、CGといった分野を設けて、それぞれ作品を選出している。アニメーション作品は、上記2作品以外での受賞はなかった。
 一方でVFXでは、劇場映画『パコと魔法の絵本』とテレビドラマ『シリーズ激動の昭和 3月10日東京大空襲 語られなかった33枚の真実』、CGでは『「ミュージックステーション」生放送におけるCG展開』が選ばれている。VFXやCGでのアニメーション技術が、映像表現の多様な世界に広がっていることを感じさせるものである。

 また映像技術賞奨励賞では、テレビアニメシリーズ『墓場鬼太郎』が選ばれている。『墓場鬼太郎』は、水木しげるさんの原作をもとに、鬼太郎の源流にあたる作品を映像化した。昨年、フジテレビ「ノイタミナ」などで放映され、好評を博した。
 なかでも原作のテーストを活かした、アニメーション表現が注目を浴びた。受賞者は東映アニメーションの森田信廣さん、倉橋隆さん、辻田邦夫さん、本間禎章さんとタツノコプロダクションの入部章さんである。
 鬼太郎の関連では、劇場映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』も、映像技術賞奨励賞VFX部門を受賞している。

社団法人日本映画テレビ技術協会 http://www.mpte.jp/

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posted by animeanime at 2009.05.21
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