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 第8回
 クールアニメ
 マーケティング・ヒストリー (4)
  「宇宙戦艦ヤマト」=前編



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2009年05月12日
企業決算 ]
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 大手玩具会社のタカラトミーは、平成21年3月期の決算を5月12日に発表した。連結売上高は、1805億8600万円と前年比で6.2%の減少となった。また、営業利益は50億600万円で同17.9%減、経常利益は同1.1%の微減である。
 さらに当期純利益は13億7700万円と76%の減少となった。当期純利益については、投資有価証券の評価損やのれん減損などの特別損失45億6000万円も計上されている。

 世界的な景気後退が続く中、玩具業界を巡る経営環境も厳しいが、タカラトミーの業績は比較的堅調である。これは欧米市場で不調だった一方で、国内玩具市場が堅調であったためである。
 国内市場では、トレーディングカードの「デュエル・マスターズ」が小学生男児を中心に売上を伸ばしている。また、この4月にテレビアニメの放映も始まった「ベイブレード」のリバイバル玩具「メタルファイト ベイブレード」も順調な販売展開だったとしている。さらに「トミカ」や「リカちゃん」など、定番商品も安定的に推移した。

 欧州では景気悪化の影響や取引先の信用不安拡大があり、現地販売子会社が一部出荷制限を行った。また北米でも現地販売子会社の玩具事業撤退などにより売上高が大きく減少するなど、厳しかった。それでもテレビアニメーションが放映されている「トランスフォーマー」の、米国向けの輸出は堅調だった。
 海外を含めた玩具事業全体の売上高は前年比0.4%減の1140億700万円で、営業利益は89億6600万円で同2.8%減となった。

 玩具周辺事業では、カプセル玩具や玩具菓子の不振が影響した。売上高は710億6300万円(前年比14.8%減)、昨年1300万円の営業利益は2億8100万円の営業損失に転落する。「ポケモンバトリオ」が高い人気となったが、全体をカバー出来なかった。
 このためタカラトミーは人員削減を含めた構造改革を行うとして、ユージン、ユーメイト、ハートランド、すばる堂の4社統合を行った。合併効果は、今期(平成22年3月期)以降に期待することになる。

 今期の業績については、「デュエル・マスターズ」が引き続き期待される。ゲーム人気が上げ潮となっているだけなく、今秋に公開される劇場アニメもポジティブな材料だ。同様にテレビアニメの放映が始まった「メタルファイト ベイブレード」も、アニメとの連動を活かせるがポイントとなるだろう。
 さらに大ヒット映画の第2弾『トランスフォーマー/リベンジ』が公開される海外向けの主力玩具「トランスフォーマー」もある。今期のタカラトミーの業績は、映像関連作品の依存度が上がりそうだ。
通期の業績見通しは、連結売上高1730億円(前年比4.2%減)、営業利益71億円(同41.8%増)、経常利益69億円(同26.9%増)、当期純利益57億円と増収増益を予想している。

タカラトミー  http://www.takaratomy.co.jp/

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posted by animeanime at 2009.05.12
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