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 第8回
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2009年05月23日
米国 ]
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 米国の大手アニメーション専門チャンネルのカートゥーンネットワーク(Cartoon Network)は、全米最大の日本アニメ・マンガイベント アニメエキスポ2009(Anime Expo2009)の会場で、一般参加者から持ち込まれた作品のレビューを行う。
 カートゥーンネットワークのスタッフが、クリエイターが持ち込んだ作品に対して、プロの立場から批評やアドバイスを行う。詳細は発表されていないが、イラストレーションやマンガを中心に幅広い作品が対象になりそうだ。

 この企画はアマチュアやセミプロのクリエイターが集めるアーティストアレイ(Artist Alley)で行われる。開催2日目から4日目までの3日間の朝10時から正午12時、それと14時から16時までの4時間、参加希望者は誰でも作品を持ち込むことが出来る。
 レビューは先着順となっており、コンベンションのエキビジョンホール内アーティストアレイにあるカートゥーンネットワークのコーナーで申し込みが必要となる。

 アーティストアレイは、アニメエキスポをはじめとする日本のアニメ・マンガイベントや米国コミックス、SF関連のイベントでも見られる一般的な企画だ。いずれもアマチュアとプロの双方が参加出来る。
 しかし、米国コミックス、SF関連のイベントではプロの参加が多く、アニメ・マンガイベントではアマチャアがより多い特徴がある。これはオリジナルのアニメ・マンガで生活出来るアーティストが、まだまだ米国では少ないということを反映していると考えられる。
 アニメ・マンガイベントのそれは、日本で行われている同人誌イベントに近い。しかし、イベント全体における規模は日本のイベントのそれよりも遥かに小さく、2次創作よりもオリジナルが多い。むしろ、北米のアニメ・マンガイベント独自の文化と言える。

 カートゥーンネットワークは、『NARUTO』や『ポケットモンスター』などの日本のアニメの放映ではよく知られている。しかし、近年は日本アニメの放映本数を急激に減らしており、日本アニメ離れを強めている。
 その一方で、2008年からアニメエキスポへの参加を始めた。昨年は、カートゥーンネットワークのアダルトスイム枠で放映されるストップモーション・アニメーション『ロボット・チキン:ROBOT CHICKEN』の上映とパネルと呼ばれるトークイベントを行った。今回の企画は、それに続くものである。

 カートゥーンネットワークの日本アニメの放映離れと日本のアニメ・マンガのコンベンションの参加は、一見矛盾するように映る。しかし、これはカートゥーンネットワークが自局オリジナルのテレビアニメ、番組の製作志向を強めていることと無関係ではない。
 同局のオリジナル番組の幾つかは、日本アニメスタイルに影響を受けているとしばしば指摘されている。そうした番組のターゲットがこれまで日本アニメを観ていた視聴者であるとすれば、アニメ・マンガイベントへの接近は納得が行くものだ。

 さらに今回の持ち込み企画は、オリジナルコンテンツのためのクリエイターの発掘も兼ねているというのは考えすぎだろうか。
 特にカートゥーンネットワークは昨年から大手マンガ出版のデル・レイと共に、日本マンガスタイルの米国産作品の出版をスタートした。マンガスタイルのクリエイターを必要としていることは間違いないだろう。

カートゥーンネットワーク(Cartoon Network) 
http://www.cartoonnetwork.com/
アニメエキスポ2009(Anime Expo2009) http://anime-expo.org

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posted by animeanime at 2009.05.23
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