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2009年05月20日
コミック ]
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 米国で発売される唯一の日本の少女マンガ雑誌「Shojo Beat」が、今年の夏で終了することが明らかになった。「Shojo Beat」を発刊するマンガ出版社VIZメディアによれば、6月19日に発売予定の7月号が最後の号となる。
 「Shojo Beat」は、VIZメディアと関連が深い小学館、集英社、白泉社などの少女マンガ作品を集めた月刊マンガ雑誌として2005年夏に創刊した。連載作品には創刊当時から3社の人気作品が並び話題を呼んだ。現在は『ハチミツとクローバー』や『ヴァンパイア騎士』などを月刊で連載するほか、ファッションや文化、トレンドなどを取上げた10代の女性向けのカルチャー雑誌となっている。

 VIZメディアによればマンガ雑誌としての「Shojo Beat」の終了は、昨今の経済状況を鑑みたものだ。経営資源を他の分野に集中させるためである。しかし、「Shojo Beat」の終了は経済状況だけでなく、創刊以来の同誌の売上状況も影響したとみられる。
 VIZメディアは「Shojo Beat」以外にも、米国版「少年ジャンプ」である「SHONEN JUMP」を月刊で発行している。「SHONEN JUMP」の現在の販売部数は30万部程度とみられているが、「Shojo Beat」の販売部数はそれより一桁少ないとされている。この数は、北米全体で月刊雑誌を維持するには厳しい数字と考えられる。

 日本では、米国で日本の少女マンガが人気と報道されることが増えている。確かにここ数年少女マンガが注目されることは増えているが、少女マンガはニッチなマンガ市場のさらにサブカテゴリーとなる。実際には少女マンガには、雑誌ビジネスに十分な市場がまだ育っていなかったとみられる。
 また「Shojo Beat」には、読者対象のレーティングとして10代以上を推奨する「T+」がつけられている。雑誌に興味を持つ読者はほとんどが10代以上となっているが、コミックス・マンガの雑誌でレーティングがつくことは、購買者やその保護者にとって心理的な壁になった可能性もある。

 もっとも、女性のマンガファンは少ないわけでない。少年向けとされる「SHONEN JUMP」の女性読者はかなり多い。今後は、こうした女性マンガファンに対する別のアプローチが求められることになる。
 VIZメディアはマンガ単行本(グラフィックノベル)では、今後も「Shojo Beat」レーベルで作品を発売して行く方針である。また、現在定期購読中の読者は、購読料金の返金か「SHONEN JUMP」への切り替えを選択出来るとしている。 

VIZメディア http://www.viz.com/
Shojo Beat 公式サイト http://www.shojobeat.com/

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posted by animeanime at 2009.05.20
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