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 第8回
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2009年05月14日
米国 ]
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 北米で最大の日本アニメ・マンガイベントであるアニメエキスポ(Anime Expo)を運営するSPJA(日本アニメーション振興会)のCEOが、3月27日付で辞任していることが北米のアニメ情報サイトアニメニューズネッワーク(ANN)の報道で明らかになった。
 辞任したのは2007年8月からSPJAのCEOを務めていたトゥルーリー・カラハシ氏である。CEOの役職はまだ任期を残しており、ANNはカラハシ氏本人の発言から、今回の辞任が自発的なものでなく事実上の解任であったとしている。

 現在、SPJAは新しいCEOを検討中としており、SPJAの運営方針を決定する評議会の議長であるマルク・ペレス氏が暫定的にCEOに就任している。
 また、今回のCEOの辞任は、7月2日から5日までロサンゼルス・コンベンションセンターで開催されるアニメエキスポ2009の運営には影響がないともしている。

 就任から1年8ヶ月でのカラハシ氏の突然のCEO辞任は、過去10年間で急激に組織を成長させたアニメエキスポとその運営団体SPJAのマネジメントの難しさを垣間見せるものだ。カラハシ氏自身のCEOも、前任のジェニファー・ポン氏の退任後、暫定CEOを置かれた後の就任だった。
 アニメエキスポ自体も、組織委員長が2005年からドナルド・ヒガ氏、ジョイス・リム氏、そして現在のリーイン・リャン氏まで短期間の交代が続いている。CEO辞任の理由については伝わっていないが、今回の辞任は現在アニメエキスポが様々な課題を抱えていることとも関連するかもしれない。

 国内外でのアニメエキスポの知名度の高まりと来場者増加の一方で、アニメエキスポもまた米国の日本アニメ産業の後退の影響を受けているとみられるからだ。
 それはアニメエキスポの主要な収入のひとつであるエキビジョン・ホールの企業出展に表れている。アニメコンベンションを宣伝の場として利用するはずの流通会社の撤退が目立つ。
 2009年に関しては、現時点の企業出展リストにはファニメーションと中堅のメディアブラスターの名前のみが挙がっている。事業を大幅に縮小したADヴィジョンやジェネオンUSAだけでなく、VIZメディアやバンダイエンタテインメントなども見られない。

 またアニメエキスポは、一方でもうひとつの核であるマンガ出版社の取り込みに失敗している。北米最大のマンガ出版社であるVIZメディア、それに次ぐTokyopop、デルレイと3大マンガ出版社がいずれも出展を行っておらず厳しい状況だ。
 アニメ流通会社やマンガ出版社とのつながりが薄れることは、そうした会社が中心となって日本から招くイベントの公式ゲストの減少につながる。日本からのゲストは、アニメコンベンションの最大の目玉だけに無視出来ない問題だ。

アニメニューズネッワーク(Anime News Network) 
http://www.animenewsnetwork.com/
Anime Expo's Parent Organization Seeks New CEO

SPJA(The Society for the Promotion of Japanese Animation:日本アニメーション振興会)
http://www.spja.org/
アニメエキスポ(Anime Expo) http://www.anime-expo.org/jp

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posted by animeanime at 2009.05.14
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