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第24回
00年代TVアニメ放映過去最高へ |
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| [ 雑誌 ] |
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国内外のアニメーション産業の現状がいまだきちんと把握されていないなか、米国のアニメ市場の動向について統計・数字によって分析出来る数少ない専門家に米国WOWMAXメディアの海部正樹代表がいる。海部氏はこれまでも「米国アニメ市場の実態と展望」など、幾つもの調査をまとめている。 この海部氏が今月25日発売の雑誌「NewWORDS」に、米国のアニメ・マンガ市場について興味深いレポートを寄稿している。レポートは『“アニメバブル”崩壊!?-北米アニメ、マンガビジネスの最新レポート-』とかなり刺激的なタイトルになっている。 しかし、こうした状況にもかかわらず、海部氏は米国で成長し続けるアニメコンベンションや好調なマンガ出版などにも触れ、アニメマニアの数自体は減っていないという。海部氏は、日米の企業によって増えている新しいタイプの共同制作の中に「一段と進化したクリエイティブとビジネスのスキーム」があるとレポートをまとめ終えている。 海部氏のレポートは、米国における日本アニメ・マンガ市場の現況を的確に捉えているといえる。ここ数年、日本の行政やメディアが喧伝してきた日本のアニメはすごい、世界中で圧倒的に強いといったイメージは、少なくとも米国ではだいぶ前に終わっている。 問題なのは、1990年代後半以降、日本が米国で作り上げたアニメビジネスの王道である地上波放送とキャラクター商品販売を組み合わせるキッズ向け市場モデル、マニア向けのDVD販売ビジネスモデルがいずれも通用しなくなって来ていることである。その理由には、子供の視聴者自体を切り捨てようとしている米国の地上波放送局の存在や、ますます盛んになるインターネット上のP2Pを使った動画交換などの動きもある。 日米共同製作の動きは日本側からみれば、当初から日本の市場でなく米国市場に向けて作品を作ることで、日米の文化の違いといったビジネスのリスクを軽減出来る。また、製作資金の一部が米国企業から出ることで資金負担の軽減が可能になる。制作当初より、作品の放送媒体が確保されている点も重要だ。 しかし、日米共同製作は変化している市場に対応する方法のひとつに過ぎない。今後は日米共同制作だけでない全く新たな「進化したクリエイティブとビジネススキーム」も現れて来るに違いない。そして、それが出来る企業だけが米国市場で生き残ることが出来るのだろう。 |
| posted by animeanime at 2005.11.28 |
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