| [ 調査・レポート ] |
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社団法人コンピュータエンターテイメント協会(CESA)が、「東京ゲームショウ2005来場調査報告書」の日本語版と英語版の公開を行っている。現在、CESAの公式サイトよりダウンロードが可能になっている。「東京ゲームショウ 来場調査報告書」は、毎年CESAがゲームショウの会場で来場者に行ったアンケート調査をまとめたもので、ゲームファンの幅広い意見や動向をまとめた貴重な資料として利用されている。2005年の調査数は1160人(うち有効1084人)であった。 本年の報告書は日本語版が70ページからなり、例年調査される基本属性やゲーム経験、保有機種などの基礎調査以外に、本年から「家庭用ゲーム機本体カラーの好み」、 「新作家庭用ゲームソフトの購入タイミング」、 「携帯ゲーム機の諸機能に対する関心・利用状況」、 「ホラーに対する関心とゲームプレイ意向との相関性」、 「プロレス・格闘技に対する関心とゲームプレイ意向との相関性」などの調査も行われている。 調査対象の基本属性は全体に大きな変化は見られず男性約8割、平均年齢は24.2歳となっている。ゲーム以外の趣味では「マンガ・アニメ」、「パソコン・インターネット」が多くなっているのも例年通りである。 アニメ関連として興味深い質問では、PSPやニンテンドーDSのゲーム以外の利用である。現在、これらのハードで音楽・動画を楽しんでいる利用者は15.3%と少数であるが、今後の利用に関心があるとした回答が50.1%と半数を超えている。今後は、こうした携帯ゲーム機をアニメや映画などの動画を観るための利用が広がる可能性を感じさせる結果となっている。 また、今年話題を集めたゲームソフトのレーティングについては、レーティングマークの認知度(知っており見たことがあると知っているが見たことがないの合算)が2003年の27.9%から2004年の36.9%、本年の48.2%と急激に増加していることが判る。しかし、依然、半数以上の人がその存在を知らないという問題があることも明らかになっている。 |
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| [ 雑誌 ] |
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国内外のアニメーション産業の現状がいまだきちんと把握されていないなか、米国のアニメ市場の動向について統計・数字によって分析出来る数少ない専門家に米国WOWMAXメディアの海部正樹代表がいる。海部氏はこれまでも「米国アニメ市場の実態と展望」など、幾つもの調査をまとめている。 この海部氏が今月25日発売の雑誌「NewWORDS」に、米国のアニメ・マンガ市場について興味深いレポートを寄稿している。レポートは『“アニメバブル”崩壊!?-北米アニメ、マンガビジネスの最新レポート-』とかなり刺激的なタイトルになっている。 しかし、こうした状況にもかかわらず、海部氏は米国で成長し続けるアニメコンベンションや好調なマンガ出版などにも触れ、アニメマニアの数自体は減っていないという。海部氏は、日米の企業によって増えている新しいタイプの共同制作の中に「一段と進化したクリエイティブとビジネスのスキーム」があるとレポートをまとめ終えている。 海部氏のレポートは、米国における日本アニメ・マンガ市場の現況を的確に捉えているといえる。ここ数年、日本の行政やメディアが喧伝してきた日本のアニメはすごい、世界中で圧倒的に強いといったイメージは、少なくとも米国ではだいぶ前に終わっている。 問題なのは、1990年代後半以降、日本が米国で作り上げたアニメビジネスの王道である地上波放送とキャラクター商品販売を組み合わせるキッズ向け市場モデル、マニア向けのDVD販売ビジネスモデルがいずれも通用しなくなって来ていることである。その理由には、子供の視聴者自体を切り捨てようとしている米国の地上波放送局の存在や、ますます盛んになるインターネット上のP2Pを使った動画交換などの動きもある。 日米共同製作の動きは日本側からみれば、当初から日本の市場でなく米国市場に向けて作品を作ることで、日米の文化の違いといったビジネスのリスクを軽減出来る。また、製作資金の一部が米国企業から出ることで資金負担の軽減が可能になる。制作当初より、作品の放送媒体が確保されている点も重要だ。 しかし、日米共同製作は変化している市場に対応する方法のひとつに過ぎない。今後は日米共同制作だけでない全く新たな「進化したクリエイティブとビジネススキーム」も現れて来るに違いない。そして、それが出来る企業だけが米国市場で生き残ることが出来るのだろう。 |
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| [ そのほか ] |
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企業が作成する有価証券報告書は、本来は投資家が企業を知るためのものである。しかし、その内容の正確さや深さから投資家でなくても、その企業や企業の関連業界の状況について知る資料になる時がある。 また、やはりあまり語られることのない企業の方向性・状況などについても知ることが出来る。今回のI.Gの提出した『上場のための有価証券報告書』からも、これまであまり触れられることのなかった同社の方向性・状況が見て取れる。その中から幾つか気になった点をピックアップしてみた。 ■ 版権ビジネスの大きさ プロダクション I.G |
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