| [ 本の紹介 ] |
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6月23日に発売される 「星山博之のアニメシナリオ教室」は、アニメのシナリオライターを目指す人のための入門書である。そして、現在、利用出来るほとんど唯一のアニメシナリオの解説書でもある。 一方で著者の星山さんは本のなかで、この本をシナリオライターだけでなく、演出やプロデューサーやその志望者にも是非読んで欲しいと語りかけている。つまり、シナリオを理解することは作品の演出と制作の基礎をなすからだ。 これまでアニメの作画や演出については語られることが多いが、アニメの物語の有様について語られることは少なかった。アニメの物語の根幹を成すものは脚本であるのだが、脚本を単独に取り上げる機会はあまり多くないからだ。 今、誰かがアニメの作り方を知りたいと思った時に、たぶんその人はアニメの作りかたが書かれた本を探すだろう。その時に、初めてアニメを作ることに書かれた本が、あまり存在しないことに気づくに違いない。 著者の星山博之さんが、この本の完成を待たずに2007年2月7日に逝去されたことは、多くの人が知るところだろう。この本は星山さんの遺作ともなっている。 星山博之のアニメシナリオ教室 |
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| [ 本の紹介 ] |
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アニメや映画、マンガから音楽、テレビ番組まで、中国のエンタテイメント市場に対する日本の関心は依然高い。しかし、その高い関心にもかかわらず、そうした市場を総合的にまとめた情報はこれまでなかった。 これまでこうした本が出なかったのは不思議である。たぶんそれは、中国におけるコンテンツの領域が多岐に亘っていることに加えて、法律から文化、経済、政治まで考えるべきことがあまりにも大きいためであろう。 内容の深さは例えば濱田功氏による「アニメーション」の項を読んだだけでも明白である。濱田氏は現在の中国のアニメーション産業の状況を、戦後のアニメ-ション産業の立ち上がりから現在に至る文化背景、政治的思惑、既存の企業のビジネス構造、ファン動向まで含めて、複雑に思われる産業構造を見事に説明する。 こうした指摘にはこれまでも言われてきたことも多いが、濱田氏は、ではなぜマンガ原作が育たないのか、行政はそうした方針を出すのかとさらに一歩踏み込んでいる。 内容の深さはアニメーションの項に限ったものでなく、「テレビドラマ」では韓流ブームが生まれその勢いが衰えた背景が語られている。「ゲーム」では中国のオンラインゲーム市場が生まれた流れなどそれぞれが興味深い内容である。 財団法人デジタルコンテンツ協会 http://www.dcaj.org/ |
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