| [ 本の紹介 ] |
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アニメは本来作品のみで語られるもの。作品の価値は、作品の存在によってのみ評価されるべき、しばしばそんなことを考える。作品に余計な説明は不要、というわけである。 一方で、作品があまりにも魅力的なため、同時に作品のさらに深い設定やクリエイターの考え方を知りたくもなる。 番組放映後に発売されるアニメのムック本は、通常そんな視聴者のニーズに応える役割を担っている。テレビでは語りきれない情報を伝えることで、番組終了後、もう一度作品を楽しむためのものである。 しかし、「ROMAN ALBUM 電脳コイル」は、その丁寧な作りと内容の深さで、これまでのムック本から一線を画している。ビジュアルと設定、スタッフへのインタビューというムック本の通常の体裁を持ちながらプラスαが存在する。 個人的には、鉛筆で描かれた「大黒市全景」の地図が楽しかった。作品は作品で楽しめるのだが、それぞれの場面、場面の位置関係が判ると、今になって合点が至ったりするわけだ。 『電脳コイル』は何度観ても面白い作品、この先10年、20年先に残っていく作品に違いない。そして、そうした長い期間ひとつの作品に付き合って行くには、作品だけではやや物足らない。 電脳コイル公式サイト http://www.tokuma.co.jp/coil/ 『ROMAN ALBUM電脳コイル』 |
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