| ■ 『アフロサムライ:レザレクション』は前作終ってすぐに始まった |
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アニメアニメ
(以下AA)
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前作『アフロサムライ』は、区切りよく終わっていました。これをもう一度やるのですが、これは最初から構想の中には入っていたのですか。
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岡崎能士氏
(以下岡崎)
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最初は全くなかったですね。
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木崎文智監督
(以下木崎)
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どうしようかというのが、まずスタートだった。
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岡崎
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パート1が終わって、すぐに話は入ったんです。
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プロットづくりは取り掛かっていた。
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岡崎
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僕と木崎さんと、プロデューサーの方で、もう毎週 昼間から夜まで会っていました。
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AA
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今回は追う者だったアフロが追われる者になる対照的な話になりました。これは早い段階から決まっていたことですか。
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岡崎
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このアイディアは、最初からありましたよね。
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木崎
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父親の復讐を終えたアフロは、もう「一番ハチマキ」を巻く必要はないじゃないですか。
それでもアフロは人を切りまくっていて、狙われているという状況は相変わらず変わってないというのがスタート地点となっています。
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岡崎
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パート1でアフロが復讐果たし、その後にその復讐を果たすために散々やってきた報いは受けなきゃいけないだろうというアイディアは早い段階でありました。
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(c)2009 岡崎能士・GONZO
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| .■ アメリカ人を号泣させようと思っていた |
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AA
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前作は復讐劇であって、復讐が成し遂げられたことによる爽快感があります。それに対して今回は物悲しい雰囲気もあるドラマ性が意識されていますが。
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木崎
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『アフロ2』は、もともと岡崎さんのコミックのエピソードがあります。
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監督がその話をすごく気に入ってくれて。僕も自分で描いていて楽しかった回なので、これはやりたいと監督とも話していたんです。
今回は「アメリカ人が号泣するようなものを目指そうよ」と、ドラマを本当にじっくり作った感じはあります。
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AA
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今までの反応を見て、してやったりという感じはあるのでしょうか。
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岡崎
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いや、泣かないですね、アメリカ人は。こういう重いストーリーを見ながらビールでかーっと飲んで、もうイエーイって、ピザをがーっと食ってみたいな感じだと思います。
何かすごい何か偏見が入っているけど(笑)。
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もともとのコンセプトが、北米のバイオレンスものが好きな人の為に作っています。でも「それだけじゃね」というので、シチゴロウのエピソードなどを入れてドラマ部分の深みを出せればいいなと思っています。
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| ■ 2をやる以上は前作を超える |
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AA
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前作に比べて物語はシンプルになったと思ったのですが、映像は前作以上にはっちゃけているなと感じました。それはどうでしょうか。前作を超えなきゃみたいなものはあったのでしょうか?
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木崎
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2をやる以上は前作以上のものを作らないと、ファンに対して失礼だろうというのもありました。僕らももっとやれるんじゃないかというのもありました。
いろいろなアイデアを出し合って、とにかく突き抜けたものというスタンスです。ここは意図してやっています。
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AA
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戦いのシーンですが、もう目で追えないスピードで動くのですが、あれは手描きですよね。
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木崎
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全部手描きです。判るように作っているつもりなんですが、スピード感、テンポ感は前作以上に意識したかもしれないですね。
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AA
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完成試写のときに、岡崎さんが監督のオーダーがきつかったという話をされていました。どういう感じだったのですか?
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木崎
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それは最初のアイディア出しのときですね。こういうバトルがあるんだけど、どういうギミックがあって、みたいな部分です。
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岡崎
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散々悩んだ揚げ句、「岡崎さんのちょっと、ぶっ飛んだやつでお願いします」と言われて、「えーっ、俺が考えるの」って(笑)。
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木崎
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そうしたら、上がってくるものがすごいんですよ。
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岡崎
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結構描きながら盛り上がっちゃうタイプなので、描いて、それをそのまま木崎さんに持っていくと、木崎さんも乗ってきてくれるので、僕もまた調子に乗って描いちゃう。
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AA
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例えば今回すごいのは阿波踊りですよね、あのシーンは、うーん、きれいだけど、どこからこんなアイディアが出てくるんだろうと思いました。
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岡崎
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お祭りの中でいきなり殺し合いが始まるというアイディアを、昔から、最初に自費出版でやっていたころの『ノウノウハウ』のころに描いていたんです。お祭りがあって、そこにアフロがやってきて、殺し屋が紛れ込むというものです。
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(c)2009 岡崎能士・GONZO
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