| ■ 「AIKa」はずっとやりたい作品 |
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アニメアニメ
(以下AA)
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『AIKa』は今年で何年になりますか?
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山内則康監督
(以下山内)
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1997年からですね。
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AA
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今、『AIKa』をもう一度やろうと思ったのはなぜでしょうか。
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山内
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『AIKa』はずっとやりたい、やりたいという感じでした。そう思っていましたので、お互いに話が通って、やれるようになったといったところです。
今回の『ZERO』前の『R-16』の時から続きの企画は立てていたので、突然ということではなく、ずっと『AIKa』のことは考えていました。
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飯塚智久社長
(以下飯塚)
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『ストラトス・フォー』とか『最終兵器彼女』とか大変まじめな作品を長年やっていて、結構みんな壊れかけていたので(笑)
やっぱり 「たまには壊しておかないと持たないね 」みたいなのがあったものですから、今回やらせていただいて大変喜んでおります。ちょっと壊し過ぎていますけど(笑)
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AA
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世の中には、たくさんのアニメってあります。その中で5年、10年とブランドとして持つ、愛され続けるのは大変です。『AIKa』がいまだに愛され続けているのはなぜでしょうか。
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飯塚
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私のような、ある意味おかしい人がたくさんいるから(笑)
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山内
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やっぱりここ十何年か見てきても、『AIKa』の中でしか見られないものがまだ残っていると思います。
ほかの作品と明らかに区別して、『AIKa』だけが持つものが残っているから、いまだに名前が残っていられるのではないかと思っているんです。
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飯塚
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たぶんインパクトがあったんでしょうね。最初の『AIKa』はインパクトがあって記憶に残ったのかな。
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| ■ 山内監督は上品なエロ? |
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AA
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いまの萌えブームでは、ちらりちらりと見せるみたいなところがあるのですが、『AIKa』は非常にストレートなのですが、そのストレートさが良いのかなとも思うのですが。
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山内
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結局若い人は勝手に出ちゃうんですけどね(笑)
ただそれは僕らの後の世代の人が考えついた価値観なので、僕らは特にそのことを意識することもないです。
僕ら自身が魅力的だなと思うキャラクターに、魅力的だなと思うお話の中で活躍してもらえればというかたちで作品を作っています。 結果として、その表現が何になるのかは、お客さんにお任せするだけです。
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飯塚
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色っぽいものはいろいろあるんですけど、山内さんのは上品なエロですから。
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山内
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いや下品では負けないですよ(笑)
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飯塚
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何と言うのか、ある意味下品なんですけど、絵が上品なので。
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山内
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やっていることはひどいですよね。
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AA
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『AIKa』ではお客が50ぐらいを望んでいたら、100ぐらい提供して、これでもかこれでもかというのがあると思います。
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山内
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それをやらないと。どんどんたくさんいっぱい詰め込んでいきたいというのは、最初の『AIKa』のころからあります。
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飯塚
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オリジナルなので、とにかく見てもらいたい。とにかくお客さんにどれだけアピールできるか、サービス出来るかということを考えています(笑)。あとは好き勝手やっていますけど。
要するに私らが 「いいんじゃない? 」 と思うことは、たぶん同じ年代の人たちは喜ぶかなという感じでやっています。
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AA
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10年前と比べて表現の仕方も変わったと思いますか。
お色気の見せ方も変わってくるのかなと思ったのですが、それはどうですか?
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山内
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どうでしょうね。あんまり変わってないような気がしますね。
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飯塚
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いまだにパンツは白ですし。あんなに無制限に色がありつつ、白ですね(笑)。
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山内
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あんまり変わってないですし、あまり外れた表現もできないです。最先端をいこうなどとは思いません。
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飯塚
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そういう意味では変わってないですね。技術的にはデジタルになって画面がきれいになったくらいでしょうか。
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| ■ これまでとは雰囲気が違います(山内監督) |
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AA
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今回、はじめての監督となりますが?
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山内
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今回やりたかったネタとして、僕が一番合っているであろうという判断ですね。
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AA
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絵を統括する人と作品を統括する人がいると、絵の方で暴走しないかなと思ったのですが。
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山内
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むしろ絵だけにかまけてられない部分が出てきてしまうので、むしろ絵の方がおとなしくなるかもしれないです。
その分、若い人にちょっと暴走してもらっています。 僕はおとなしくなりがちな絵を、さらに力強く持っていってもらいたいという感じです。僕自身の絵は逆に抑えめになってしまっている可能性があります。
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AA
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今回の作品から、さらにその先は考えておられるのでしょうか。
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飯塚
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商売になれば、たぶん発注していただけるんじゃないでしょうか。
やりたいですけど、やっぱり需要がなければ。
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AA
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ではファンが支えてくれるかどうかですね。
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飯塚
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いつもそう言うんですけれどね。これまでわりと見てもらってはいるので、今回も見てくれるといいなとは思っています。
今回は監督が違うので、今までと色々違いますね。
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山内
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自分で言うのも何ですけど、全体的な雰囲気が違います。
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飯塚
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そうですね。やっぱりカットの流れとか、スピード感とか、要するに何をメインに物を動かすかというのが、全然違いますね。
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山内
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画面の真ん中、中心のどこを見ているかが違うんですよ。画面の中心に何を置いてあるかというのが全然違ったと思いました。
自分でもちょっと気づかなかったのですけど、出来上がってみたら 「あ、違うわ 」でした。
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| ■ 藍華の微妙なお年ごろ感が難しかった |
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AA
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逆に言うと予想外なところが作品の魅力になりますか。
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山内
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たぶん同じことをやっていたら目立たなかったと思います。
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飯塚
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旧作に近づけたという意味では、藍華の年齢をちょっと上げたところで、山内さん、かなりキャラクターに苦労したんです。19歳というのが、すごく大変でしたよね。
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山内
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これは結構大変でしたね。
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飯塚
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決まるまで大変で、一度描いてまた直してとかって何度もやってましたね。
周りはすぐ決まったんですけど、藍華がしっくりいかなくて決まらない。
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山内
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主人公だけあって、藍華の微妙なお年ごろがなかなか出なかったですよね。
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AA
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それは少女すぎてもだめだし、大人すぎてもだめということですか。
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山内
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そう。中間です。
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飯塚
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『R-16』のイメージと変えたかったので、そこがすごく難しかったですね。声優さんは一緒なので難しいですね。
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山内
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でもいま、3作品のキャラクターを並べると本当に真ん中の絵という感じになりました。
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飯塚
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あと今回一番うれしかったのが、ハーゲンを出せたというのが。
ハーゲンは塩沢さんがお亡くなりになっているので、もう出せないと思っていたんですけど、今回、大丈夫ですよって音響監督から言われて、いい方がいますのでということで。
声を当てていただいたら、そっくり。すごくうれしかったですね。
顔は全然違うんですけど(笑)。声はそっくり。すごくうれしかったです。
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AA
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かなり期待出来る作品になりますね。
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飯塚
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私たちは本当の意味でのお客さんの立場では見られないのですが、自分たちが面白いと思うものは、きっと観る人にも伝わると思うんです。
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山内
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おそらく、誰でもそうですよ。
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