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アニメアニメ
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本日はありがとうございます。早速ですが、今回の東京国際映画祭 animecsTIFF2006のプログラムで最も注目されている『パプリカ』と今 敏監督についてお聞かせください。
今回は今 敏監督の全作品上映という思い切ったプログラムがあります。この企画が決まるまで、そして『パプリカ』がオープニング作品に決まるまでのいきさつを教えてください。
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松山
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『パプリカ』を知ったのは、今年4月の東京国際アニメフェアでした。今監督には第16回東京国際映画祭(以下、TIFF)で上映した『東京ゴッドファーザーズ』を見た時から、アニメの中で「映画」というものをきちっと意識して作られている、という印象が強くありました。
その時から、今さんの過去の作品をまとめて、ひとつの作家性をフィーチャーして見せたいという思いがあったのです。
もし間に合えば、今回のTIFFはこれを軸にしたいと考えており、交渉させていただきました。そのなかで、実はヴェネツィアにもエントリーしていて…という話が出てきて、結果として大きな話題を提供してくれました。大変タイミングがよかったと思っています。
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(c)2006 MADHOUSE/SONY PICTURES ENTERTAINMENT[JAPAN] INC.
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アニメアニメ
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今監督は、一昨年頃から海外での受賞が増えています。それでも、まだまだ日本での知名度が高いわけではありません。
集客だけを考えたら、宮崎駿監督や押井守監督といった既に広く名の知られたかたを呼ぶほうが楽だと思います。今監督で行くと言った時の周囲の反応はいかがでしたか?
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松山
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確かに「何で!?」という声も上がりましたね。僕としては、最初から宮崎さんとか、もうすでに十分に有名なかた以外で行きかったというのがあります。
僕自身はそれほどアニメに詳しくないのですが、去年からこの企画にかかわるようになって、ある傾向に気づいたのですよね。
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アニメアニメ
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“ある傾向”と言いますと…?
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松山
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実写の場合、海外に日本映画を持っていく時は、相変わらず黒澤明、溝口健二、小津安二郎といった監督ばかりになっています。しかし、今の日本映画界にはすごく力を持っているかたがたくさんいらっしゃいます。フランスでは、黒澤清だったり、三池崇の特集が組まれたりしているのに、日本側が意思を持って新しい才能を紹介していない気がするんですよね。
送り手自身が、日本映画の既成概念にとらわれてしまっているのかな、という風に前々から思っていました。
アニメでもそれが、宮崎さん、押井さん、大友(克洋)さんと同じ様に巨匠の紹介が行われています。そこを敢えてずらしたかったというのがあります。
「まだまだ日本にはすばらしいアニメ作家がいるのだぞ」というのを、きちんと打ち出していきたいですね。
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アニメアニメ
松山
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「Project EMOTION<新世代アニメ作家の潮流>」というプログラムの『新SOS大東京探検隊』には非常に高い技術力を感じます。
『オーバン スターレーサーズ』は国際的な規模での作品作りとして大変興味深いものを感じます。これらを選ばれたのは、どのような意図からでしょうか?
エモーションの担当のかたと話を進めていくうちに、今さんよりもっと若いかたでも力があるのに世界に向けて発信する場がないという現場の声を聞きました。
ですから、これらは僕が選んだというよりは、制作現場で望まれた作品だと思っています。映画祭として、きちんとこれらのスタジオが頑張っているという姿を見せたいと思っています。
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(C)SAV! The World Productions/Jetix Europe 2005-2006
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アニメアニメ
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「WOWOW特集<HDTVアニメの新世代>」について、テレビシリーズを上映するというのは珍しいケースかと思われるのですが、これはどのように決定したのですか?
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松山
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これは別企画の打ち合わせで、松竹の方とお話をしていたときに「実は個人的にはこれを見せたいんです」というのがありまして、それが『シュヴァリエ』だったんです。
「自分がファンだとしたら是が非でもスクリーンで見たい」と強くおっしゃるので、WOWOWの担当の方を紹介していただきました。WOWOWさんの方でもTIFFで多くの観客に観ていただきたいという意向がありました。
つまりこの企画も現場の声から持ち上がったものなんです。今回の作品は全部、高解像度(HD)で撮っているんです。
それらに対応する映写環境の整備は映画祭事務局でやりますからお願いしますということでプログラムに入りました。
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