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2005年01月30日
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 金沢市の金沢21世紀美術館で、1月29日より『プロダクション I.G展「アニメ制作の現在(いま)」』が開催されている。押井守監督の『イノセンス』を初めとしたプロダクションIGの世界をポスター、原画、設定資料などで紹介している。押井守監督に関する美術展は、昨年東京都現代美術館で開催された『球体関節人形展』以来になる。金沢21世紀美術館は昨年10月に同時代の芸術展示を目的に設立された。

プロダクション I.G展「アニメ制作の現在(いま)」
1月29日 ~ 2月20日
金沢21世紀美術館
市民ギャラリーBF
詳しくは 金沢21世紀美術館へ 

 また、川崎市の川崎市民ミュージアムでは、1月22日より人気漫画集団CLAMPの世界を紹介する『CLAMP 四Su』を開催している。川崎市民ミュージアムは美術館内に漫画部門を所有しており、漫画を芸術として学術的に探求する数少ない美術館である。アニメ、漫画、デザインなどの展覧会を数多く手掛けている。

「CLAMP 四Su」 -MANGAアートは時空(とき)を超える― 
2005年1月22日~4月10日
川崎市民ミュージアム
【関連イベント】
CLAMP映画祭
2005年1月29日(土)~2月20日(日)
詳しくは公式HPへ CLAMP 四Su公式ページ 
川崎市民ミュージアム 

 一方、東京都現代美術館では、4月27日から8月21日の予定で『ハウルの動く城大サーカス展』が開催される予定である。美術館の中に映画『ハウルの動く城』のその後が大規模に展開されるという。

ハウルの動く城大サーカス展
2005年4月27日~8月21日
東京都現代美術館
ハウルの動く城大サーカス展公式サイト
東京都現代美術館 

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映画 ][ 海外:米国 ]
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 マドンナが原作を手掛けた絵本『イングリッシュ ローズィズ英題:The English Roses』のアニメーション化の話が進行中である。映画化の話は昨年の11月にテレビ番組のインタビューでマドンナ自身の口から語られている。原作は、4人の少女を主人公とした友情の物語である。原作の挿絵は、ファッションアートで有名なジェフリー・フルビマリー氏が描いている。
 アニメーション監督はマドンナの夫のガイ・リッチ氏が行い、声優にはマドンナ本人のほか、先頃、ヒロイン役にブリトニー・スピアーズが決まり話題を呼んだ。さらに、現在、デヴィッド・ボウイ、スヌープ・ドッグの出演が噂されている。公開は2006年を予定している。

 米国では、有名俳優が絵本を出すのがブームとなっており、このほかジュリー・アンドリュースなどの絵本がよく知られている。俳優にとって絵本の出版は通常の本の出版よりは手軽で、自身のイメージ向上に貢献するとして好まれているようだ。また、出版社にもメリットは大きい。絵本はマスメディアで話題のなることが少ないので、原作に有名俳優を用いることは良い宣伝になるからである。
 マドンナの絵本は俳優による絵本でも特に本格的な試みとして知られている。現在、シリーズ5冊の絵本のうち4冊が既に出版されている。今回アニメ化される『イングリッシュ ローズィズ』は、その中の第1作目で、日本では江国香織氏訳で出版されている。今回、マドンナは絵本からさらに一歩踏み出し、子供向けのアニメに関わって行くことを決めたようだ。

マドンナ公式サイト 
ジェフリー・フルビマリー公式サイト(日本語) 

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2005年01月29日
行政 ]
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 外務省は日本アニメを開発途上国に無償で供与し、日本文化の理解とアニメ市場の拡大を図る方針である。実際に事業を手掛けるのは独立行政法人の国際交流基金である。基金が映像ソフトの放映権を買い取り、途上国の放送局に無償供与する。現在、30分もののサッカー番組20話程度が購入検討の対象になっている。また、国際交流協会は昨年よりアフリカ、中東、アジアでのアニメの放映実績や実態調査も行なっている。
 今回の外務省の計画は、日本の行政には珍しい文化戦略に思える。日本のマイナー作品の途上国における放映権は、その製作費に較べると驚くほど安い。今回の計画で、実際にかかる費用は、むしろ、現地における調査や様々な交渉のための必要経費であろう。この計画は、それ程多くない費用で途上国での日本アニメの認知度を上げる大きな効果があるだろう。
 そう考えれば、これが途上国での日本アニメ放映は援助というよりも、むしろ日本文化の宣伝と将来の市場育成といった日本側の利益が大きいことが判る。アニメ作品への関心は幼少時の体験が重要だと言われている。海外市場の開拓は経済産業省の所轄でありそこまで視野に入っているか不明だが、そうした国の消費者が、日本アニメのキャラクターや物語に慣れればそうした国が将来の市場としても期待出来るようになるだろう。

アジアINコミック2005 (関連情報)
国際交流基金の行なう日中韓のオンライン漫画の現状と将来を取り上げた講演会。
2005年2月19日(土) 14:00~17:00
「オンライン漫画の配信事業事情」
2005年2月20日(日) 14:00~17:00
「オンライン漫画の創作」
会場:国際交流基金フォーラム(東京・赤坂)
http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/topics/comic/comic05.html

外務省 
国際交流基金 

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2005年01月27日
教育 ]
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 学習塾と専門学校経営を手掛けるワオ・コーポレーションは来年4月をめどに、東京都杉並区にアニメーションの教育に特化した専門職大学院の設立申請を行なう。「WAO大学院大学」と名付けられたこの大学は、構造改革特区の制度を利用した株式会社大学院となる。同種の大学院は本年4月に開講するデジタルハリウッド大学院がある。クリエイティブに特化したコースとビジネスに特化したコースに分かれ、初年度60人、2年目以降は120人の入学者を見込んでいる。
 杉並区は、東京都練馬区と並んで日本の中のアニメーション産業の集積地として知られており、アニメ産業の振興に力を入れている。また、アニメ美術館の設立も予定している。大学は、こうした環境を生かした実践教育を行なうとしている。

ワオ・コーポレーション 

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海外:アジア ][ 賞/コンテスト ]
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 昨日発表されたアカデミー賞候補作品のうち短編アニメーション賞でノミネートされた『バースデイボーイ』は、韓国作品としては初のアカデミー賞ノミネート作品になる。『バースデイボーイ』は、オーストラリア在住のパク・セジョン氏が朝鮮戦争による戦争孤児の物語を3Dアニメーションで描いたものである。CGアニメーションのコンファレンスと知られるSIGGRAPHで昨年ベストアニメーションに選ばれたほか、アヌシー国際アニメーション新人賞や文化庁メディア芸術祭でも優秀賞に選ばれている。
 パク氏自身はオーストラリアで活動を取っているものの、政府の積極的な支援で成長著しい韓国アニメーションを象徴しているようにも見える。
 なお、長編部門のベストアニメーション賞には『Mr.インクレディブル』、『シュレック2』、『シャークテイル』の3作品がノミネートされた。期待された『イノセンス』はノミネート逃した。やはり、他作品と比べた知名度が響いたことと、長編アニメーション賞は子供のための作品の賞とするイメージは覆せないようだ。

バースデイボーイ(文化庁メディア芸術祭)
アカデミー協会 
SIGGRAPH

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2005年01月19日
映画 ][ 海外:米国 ]
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tron 映画情報サイトのエイガドットコムによると、1980年代初めに本格的CGアニメーションとして作られたSF映画『トロン(TRON)』のリメイクの予定があるという。情報元はバラエティ誌で、監督はチャック・ラッセルが候補に挙がっているとしている。さらに、SciFi.comによると脚本はブライアン・クールグマンが担当する。

 トロンは1982年にディズニー社が初の本格的なCGアニメーションとして売り出した作品である。内容は、コンピュタープログラマーがコンピュターに中にあるパラレルワールドで戦うものであるが、実際にはフルCGにはかなり遠い作品であった。
 70年代、80年代のディズニー社は、今日のようなメディア複合企業ではなく純粋な映画会社であった。また、現在では考えられない経営難に苦しみ80年代には倒産の危機にとまで言われていた。その時代に様々な映画の試みがあったが、この作品はそうした中から生まれて来た。物語的には観るべきものは少なかったが、今に至るまでCGアニメーションの祖としてカルトな人気を誇っている。ディズニー社がどのようにこの作品を現代に蘇らせるのか、ある意味楽しみである。
 2003年には、ディズニー系のブエナビスタ・ゲームスより映画『トロン』と同じ世界観を持つゲームソフト『TORON2.0』も発売されている。

エイガドットコム 
SciFi.com  
TORON2.0公式サイト 

アマゾンへのリンク
トロンTron

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興行成績 ]
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 宮崎駿監督の『ハウルの動く城』が先週より公開されているフランスで公開最初の一週目で配収第1位になった。フランスでは、『ハウルの動く城』は1月12日より公開されているが、先週の配収210万ドル(約2億1000万円)はこの週のトップであった。

 『ハウルの動く城』は現在公開中の韓国では、既に観客動員数250万人を超え、韓国で公開された日本映画としては歴代第1位となっている。また、韓国のアニメ映画で最高を動員数を記録した『シュレック2』の300万人に迫りつつある。
 フランスでは、1月12日より全仏383館で公開されている。宮崎監督の前作の『千と千尋の神隠し』は、フランスでは2002年4月に約200館で公開されたが、興行成績は、第1週、第2週の第4位が最高であった。

ハウルの動く城公式サイト 

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2005年01月18日
映画 ][ 海外:米国 ]
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 3月18日米国公開される大友克洋監督作品『スチームボーイ』の米国版の声優が決まった。米国版のスチームボーイ公式サイトによると主人公のレイに『Xメン』や『オールモストフェイマース』にも出演しているアカデミー賞女優のアナ・パーキンが演じる。さらに、エディにブロードウェイ俳優のアルフレッド・モリーナ、ロイドにはパトリック・スチャートが決まった。
 また、映画情報サイトComingsoon.netよると配給はソニーピクチャーズ系でマイナー映画の配給を扱うSony Screen Gemsである。このため、公開方法も都市部の劇場などでの限定公開となる見込みであるが劇場などの詳細はまだ発表されていないため、館数は不明である。また、映画はPG13(13歳未満の入場者は親の同意が必要)になっている。

スチームボーイ米国公式サイト 
Comingsoon.net

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賞/コンテスト ]
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 毎日新聞とスポーツニッポン新聞社が主催する毎日映画コンクールで、その年に著しい功績を残したアニメーション作品を表彰する大藤信郎賞に湯浅政明監督の『マインド・ゲーム』が選ばれた。『マインド・ゲーム』が年間を通じた賞に選ばれるのは昨年の文化庁メディア芸術大賞に次いで2回目である。
 毎日映画コンクールは1946年に創設され今年で59回目となる。その中で、大藤賞は戦前から戦後にかけて日本アニメーションの発展に大きな業績を残した大藤信郎氏を記念して1962年創設された。日本アニメーション作品を表彰する最も古い賞である。今年で43回目となるが、第1回の手塚治虫氏の『ある街角の物語』のほかこれまで、芸術アニメーションから『銀河鉄道の夜』、『千年女優』、『MEMORIES』など様々なアニメーションが受賞している。アニメーション作品に対する賞の中では最も権威のある賞とされている。
 このほか、アニメーション映画賞には新海誠監督の『雲のむこう、約束の場所』が選ばれた。アニメーション映画賞は1989年に新たに設けられた賞だが、より芸術性、実験性、アニメーションの技術を重視する大藤賞とエンーテイメント性を重視することで差別化されている。
 また、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』はアニメーション映画だけでなく日本映画全般の中から選ばれる日本映画ファン賞に選ばれている。日本映画ファン賞は、審査員によらず映画ファンの投票により選ばれるもので、ハウルは全投票数7464票のうち1731票を獲得した。

毎日映画コンクール 
マインド・ゲーム公式ページ 
雲のむこう、約束の場所公式ページ 
ハウルの動く城公式ページ 

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2005年01月17日
映画 ][ 海外:米国 ]
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 1月14日より米国公開された『アップルシード』の週末の興行成績の暫定結果が米国の映画情報サイトBox Office MOJOで発表されている。掲載されているデータによると『アップルシード』は、31館で公開されてオープニングの週末配収は78,700ドル(約790万円)であった。1館当たりの興行収入は2,538ドルである。これは、現段階で、米国公開された日本アニメの21位になる。しかし、限定公開とはいえ31館を利用した公開としては、十分な成果とは言い難い。同じ規模の公開では26館を利用して公開した『千と千尋の神隠し』はオープニングで449,839ドル、『イノセンス』が47館で317,722ドル、『カウボーイビバップ 天国の扉』は19館で234,429ドル、『メトロポリス』は9館で84,660ドルであったことを考えると出足は鈍い。

 こうした、結果は米国のメデイアが伝えるこの作品への評価と無縁でないかも知れない。米国のメディアの幾つかは、映画の公開に前後して『アップルシード』の批評を掲載しているが、その多くが厳しい評価を下している。評価の基準は、内容とセルタッチの3Dアニメーションの技術に関するものである。内容に関してはありきたり過ぎるとした意見が多く、マニアには受けるかもしれないが一般的な広がりがないとしている。また、技術についても素晴らしいとの評価もある一方で、3Dの上にセルタッチのキャラクターを乗せることに一部で戸惑いを感じているようだ。また、吹き替えに問題があるとの意見も見られた。

 Animation World Networkで評論家のフレッド・パッテン(Fred Patten)氏は、昨年末に公開された韓国アニメ『Sky Blue(日本タイトル:ワンダフルデイズ)』と合わせて評価している。パッテン氏は両作品ともマニア向けの作品でアニメーションの技術に見るべきものがあるがストーリー的には興味を惹かないとしている。
 また、ロサンゼルスタイムズ(Los Angeles Times)は、3Dアニメーションの技術は素晴らしいが、不必要に辿り難い物語として内容には否定的である。VILLAGE VOICEなどの情報誌をグループに持つOCWEEKLYは、『アップルシード』はマニアの市場を破るには力不足で、内容は不可解で混乱しているとしている。その他は、南フロリダのSun-Sentinelが評価星4つうち2つ星、Boston Herald は、評価4つ星中星ひとつの評価であった。

アップルシード米国公式サイト http://www.appleseedthemovie.com
Animation World Networkの記事 Two Big Chunks of Anime Eye Candy
OCWEEKLYの記事 The Realm of the Unreal

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2005年01月13日
映画 ][ 海外:米国 ]
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 ジェームス・キャメロン監督が現在進めている木城ゆきと氏原作コミック『銃夢(英題:Battle Angel Alita)』の現状について、米国のオンラインマガジンcomingsoon.netにてインタビューに答えている。その中で、この作品の進行状況について次のようなことが明らかになっている。

■ 『Battle Angel Alita』は現在プレプロダクション(制作に入っていない)の段階である。しかし、数年かけて制作を行い、早ければ2007年夏に公開を行ないたい。
■ 作品は3Dデジタルで制作するので、それに対応する劇場が数多く必要とさている。
■ 作品の内容は、原作の1巻から3巻を合わせたものになり、ガリィとイド、ユーゴが話の中心となる。
■ 映像は、実写とCGが組み合わせられることになる。ガリィは俳優によって演じられるが、スクリーンに現われるのはCGである。
■ キャストについては決まっていないが、現在、非常によく知られた俳優と交渉中である。

 インタビューから伝わってくるのは、キャメロン監督の米国では一般的には知られておらず、日本でもマニア向けのこの作品に対する深い愛情である。また、3Dを中心とする新しい制作技術に対する情熱も大きい。
 しかし、作品の技術や内容については多くが語られているが、資金調達の方法や、配給会社や公開方法についてはほとんど語られていない。これが、製作における守秘義務によるものでビジネス面でもプロジェクトが進行中であれば良いが、多少不安な要素である。

comingsoon.net の記事(英語) James Cameron on Battle Angel!

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テレビ ]
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 アニメの企画・製作を手掛けるウィーヴは、サンリオのキャラクターで『ハローキティ』に次ぐ人気を誇る『マイメロディ』のアニメ化を発表した。ウィーヴによると今年の春より放映開始予定であり、ウィーヴは製作プロデュース、国内商品化権、海外ライセンスを担当する。『マイメロディ』は1999年に東宝により『マイメロディの赤ずきん』として一度アニメ化されている。

 ウィーヴは、現在、『トランスフォーマー』を扱うほか『ビューティフルジョー』、『マシュマロ通信』といったキャラクター造形などから海外市場を意識した作品の取り扱いが大きい。また、2004年にはこれまでNHKグループが持っていた米国教育番組『セサミストリー』の日本国内での商標権およびキャラクター版権窓口を獲得するなどキャラクタービジネスにも積極的に取り込んでいる。
 こうしたことから、現在、サンリオの一枚看板といえる『ハローキティ』に加えて根強い人気のある『マイメロディ』を積極的売出し、キティに次ぐキャラクターにしたいという思惑は当然あるだろう。そのうえで、海外市場は強く意識されているに違いない。

ウィーブ 
サンリオ 
マイメロディ 

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2005年01月11日
海外:アジア ][ 興行成績 ]
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 韓国日刊紙の朝鮮日報オンライン版(日本語版)によると、韓国で『ハウルの動く城』の観客動員数が200万人を突破した。記事によると、昨年の12月23日に公開された『ハウルの動く城』は、公開17日目で216万4000人となり韓国で上映された日本映画として最高の観客動員数となった。映画は、3週目にはいった現在でも2位につけており、アニメーション映画としては、最高の動員を記録した『シュレック2』の300万人の記録を抜けるかが焦点になっているとしている。

朝鮮日報の記事 日本アニメ『ハウルの動く城』が観客動員200万人突破

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映画 ][ 海外:米国 ]
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 米国での公開に向けて交渉中と伝えられる宮崎駿監督『ハウルの動く城』が、2005年の6月米国公開に決まったのでないかとの情報がある。情報元は、海外のアニメーニュースのオンラインマガジンAnime News Networkである。それによると、映画興行情報に定評のあるオンラインマガジンBox Office MOJOの公開予定作品に『ハウルの動く城』掲載されている。この掲載記事による公開予定日は2005年の6月になっている。配給元は、『千と千尋の神隠し』と同様ディズニー系列のブエナビスタである。
 
 もし、公開が6月だとすれば、子供が夏休みに入る頃を狙った児童向けの映画の興行が最も期待できる時期である。興行成績によい影響があるだろう。
 前作の『千と千尋の神隠し』は2002年9月20日に公開で、当初は上映館26館のみの限定公開であった。アカデミー賞の受賞により最終的には714館まで拡大公開され興行収入は約1000万ドル(約10億5000万円)になった。今回の公開が、限定公開なのか、全米公開なのは不明である。しかし、もし米国公開をするのであれば、アカデミー賞受賞監督の最新作として『千と千尋の神隠し』より大規模な公開が期待できるであろう。

Box Office MAJO
Anime News Network
ハウルの動く城公式サイト

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2005年01月07日
映画 ][ 海外:米国 ]
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 米国の大手アニメ流通会社ADVフィルムは、なかむらたかし監督の劇場アニメ『パルムの樹』の米国での劇場公開を手掛ける。2005年1月14日にテキサス州ヒューストンのライス・シネマでのプレミア公開を皮切りに都市部を中心とした限定公開を行なう。現在、ボストン、サンフランシスコ、ナッシュベル、ハートフォード、ポートランドオレゴン、オースティンといった都市での公開が予定されている。

 『パルムの樹』は『AKIRA』などの作画監督で知られるなかむらたかし氏監督により制作された作品である。日本では2001年に劇場公開された。なかむらたかし氏は、近年は平成版の『鉄人28号』のキャラクターも手掛け、そのレトロな味わいのあるキャラクター造形で注目を浴びている。
 また、監督作品として現在テレビ東京で放映中の『ファンタジックチルドレン』の監督とキャラクターデザインも手掛けている。
 『パルムの樹』は公開当初はさほど話題にならなかったが、なかむら監督の個性あるキャラクターデザインや作画、背景美術のレベルの高さによりファン間では根強い支持がある。また、昨年12月にはサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)の注目の映像を取り上げる企画『The Seventh Art』でも取り上げられ好評を博した。

ADVフィルム(英語) 
パルムの樹 (英語) 
パルムスタジオ(日本語) 
作品紹介公式サイト(日本語)
ファンタジックチルドレン 
サンフランシスコ近代美術館 

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2005年01月06日
話題 ]
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 大手検索エンジンのGoogleがGoogle Zeitgeistにて昨年度の最も検索された単語のランキングを各国別に公開している。これによると、日本のグーグルランキングでは、アニメ関連の単語は公開されている一般部門、ニュース部門、人物部門、テレビ部門のいずれも10位以内に入っていない。しかし、より細かい部門を発表している米国グーグルを見ると米国での一番人気ある日本アニメが『ポケットモンスター』であることが判る。
 米国のグーグル年間ランキングのテレビ番組部門で『ポケットモンスター(pokemon)』は2位にランクされている。この部門は、1位が『シンプソンズthe (The Simpsons)』、3位『サウスパーク(South park)』、5位『スポンジボブ(Sponge Bob)』など4位にトレンドドラマが入っているのを除くとカートゥーンがほとんど占めており、米国でのカートゥーンの人気の高さが伺える。ポケモンはこうしたカートゥーン番組のひとつとして認識されているのだろう。
 さらにグーグルが力を入れ始めている画像検索のカートゥーン部門はそのままカートゥーンとアニメのランキングになっている。1位から3位まではテレビ番組部門と同様の順位だが、4位に『ガーフィルド(Garfield)』が新たに入り、5位には日本の『ハローキティ』が映像媒体を主流としないキャラクターで唯一ランキング入りしているのが目につく。その他、日本のアニメでは『ドラゴンボールZ』が9位にランク入りしており、この作品の米国での根強い人気を伺わせた。
 世界各国別のランキングに目を移すとカナダの一般部門の1位が『犬夜叉(Inuyasha)』であることが目を惹く。また、『ポケットモンスター』はデンマークの一般部門で3位、『ハローキティ』はブラジルの一般部門で2位であった。
 イタリアグーグルでは独立したカートゥーン部門を発表している。1位こそ『シンプソンズ』であるが、2位に『美少女戦士セーラームーン』、4位『ポケットモンスター』、5位『ルパン3世』でイタリアでの日本アニメ人気を裏付けている。

Google Zeitgeist 
各国別ランキング Zeitgeist Around the World 

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話題 ]
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 検索エンジン大手のYahoo!Japanが2004年の検索エンジン年間ランキングを2004年1月1日から11月30日までの集計をを発表している。この集計によるとアニメ関連で最も検索の多かった単語は『鋼の錬金術師』であった。『鋼の錬金術師』は、アニメ部門で1位であっただけでなく、総合ランキングでも29位となった。2位は『NARUTO』で、こちらは総合部門35位である。両番組は、指数で他の番組を圧倒的に引き離しており、2004年度のアニメ番組は『ハガレン』と『NARUTO』が牽引していたことが判る。3位以下は3位『テニスの王子様』、4位『ガンダム』、5位『ドラえもん』、6位『ドラゴンボール』、7位『ONE PIECE』、8位『北斗の拳』、9位『アンパンマン』、10位『犬夜叉』と人気の高い長寿番組が並んでいる。
 総合部門37位の『ポケットモンスター』はゲーム部門の1位とされたためアニメ部門には含まれていない。ゲーム部門は、2位『ハンゲーム』、3位『ドラゴンクエスト』、4位『ファイナルファンタジー』であった。Yahooと並ぶもう大手検索エンジングGoogleは2004年のランキングの一部のベスト10以外の詳細を発表していないため、こちらのほうのランキングは不明である。

 また、子供のための検索エンジンとして知られるキッズgooの年間ランキングは1位『ゲーム』、2位『アニメ』、3位『りぼん』、4位『キャラクター』となっている。子供の生活の中で、アニメ、マンガ、ゲームといったカルチャーが不可欠であることが伺える。個別のキャラクターでは、7位に『ハリーポッター』が入っており、アニメでは21位の『ナルト』がトップである。ほかは28位に『ポケモン』があるのみである。5位『地震』、8位の『リサイクル』など日本の子供たちは意外にまじめなようだ。

Yahooの年間ランキング 
キッズgoo年間ランキング 

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2005年01月03日
海外:アジア ]
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 インドの経済新聞紙ビジネススタンダード(Business standard)のオンラインサイトBS Onlineによるとインドのソフトウェア&サービス会社全国協会(Nasscom)とアンドラプラデッシュ州政府は1月12日、13日にハイデアラードにて“アニメーション インディア2005(Animation India 2005)”を開催する。Nasscomによるとこれはインドで成長をしているアニメ産業とゲーム産業における世界戦略の表明だという。
 また、インドのアニメ産業は今年は15億ドル(約1620億円)に達すると見込まれており、インドの知的財産の拡大に貢献しているという。また、2005年の世界のアニメ市場は517億ドル(約5兆5000億円)になり、インドはこの巨大で急拡大する市場で自国の競争力の優位性を生かし、世界のアニメーション製作会社からアウトソーシングの受け入れを目指すとしている。

 記事からは、インドのアニメーション産業が目指しているのは、日本や米国と東アジア諸国の間に多い作画工程のアウトソーシングでなく3D映像の開発のようだ。これには、数学、コンピュターに強いとされるインドハイテク産業の存在が背景にあると思われる。米国では、こうした分野はインド系が強いとされ、シリコンバレーなどではインド人のコンピュターのプログラマーやエンジニアをよく見かける。こうした実績を背景にアニメーション制作のハイテク分野で発展し、受け皿になるのが目標だと考えられる。
 そう考えるとインドのアニメ産業の動きは日本のアニメ産業の市場とはあまり重なることはない。また、中国やフィリピンといった2Dアニメーションの作画中心の国々との市場競争もあまり考えられない。インドのアニメーション産業と一番競合するのは、3Dアニメーションやゲーム開発の受託による市場拡大を狙っている台湾や米国内のCGアニメーターになる可能性が高い。

Business Standard  

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