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2005年02月28日
イベント情報 ]
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 4月に、東京で百合と呼ばれる少女愛をテーマにしたマンガ・アニメを中心のイベント『YURICON 2005 in TOKYO』が開催される。百合は、『やおい』と呼ばれる少年愛をテーマにした同人誌文化に対して、少女愛をテーマにした同人誌文化である。女性同士の恋愛となるとレズになるが、これは男性からの視点で描いた時で、女性からの視点で少女愛が描いたものが百合である。(注:少なくとも筆者はそう理解している)
 百合イベント自体は一般的ではないが、珍しいものでもない。しかし、今回のイベントは、アメリカから百合愛好家約30人が来日してイベントを開催するというユニークなものである。主催団体は、米国で同種のイベントを成功させているYURICON LLCである。YURICON LLCによれば、今回のイベントは日本でよく見られる同人誌イベントでなく、米国で多いパネルディズカッションを中心としたものになる。
 
 日本の『やおい』と呼ばれる少年愛をモチーフにした文化の人気が海外で女性アニメ・マンガファンの中に広がっている話は、海外事情に興味のある人にはよく知られている。しかし、『やおい』よりもっとマイナーな文化である『百合』までが海外に広がっており、あまつさえ文化の発祥地といえる日本に進出してしまうのはかなりの驚きである。
 主催者のYURICON LLCによれば、YURICONは2001年に日本の百合マンガやアニメファンを中心に設立され、現在は北米を中心に約800人のメンバーがいるという。2003年ニュージャージー州で第一回のコンベンションを開催したほかボストン大学やマサチューセッツ工科大学で百合文化をテーマにした公開講座開催などの実績を持つ。
 ただし、このイベントに入場出来るのは18歳以上の女性、女性同伴の男性、ゲイの男性、スタッフの紹介のある男性のみ参加可とされいる。一般の男性だけの入場は出来ないようである。

4月15日 19時から21時 ウェルカムディナーパーティー
4月16日 13時から21時 コンファレンス
       24時から29時 カラオケナイト
詳細はユリコンWebサイトの情報へ 
YURICON公式サイト 

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2005年02月24日
行政 ]
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 明日、2月25日より文化庁が後押しをするアニメ、マンガ、CGアートなどを中心とした『文化庁メディア芸術祭』が東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。この中で、先日発表された文化庁メディア芸術賞の受賞作品の紹介や昨年イタリアのベネチアで好評を博した『おたく:人格=空間=都市グローバルメディア2005』展が紹介される予定である。
 これに合わせて文化庁メディア芸術祭特設ブログが23日から開始している。現在は、24日行われた授賞式での受賞者の写真とコメントのほか芸術祭の予定表が掲載されている。また、トラックバックも可能となっている。メディア芸術祭の終了は3月6日であるが、ブログ終了予定日は公表されていない。

文化庁メディア芸術祭ブログ  
http://media-arts.cocolog-nifty.com

ジャパンメディアアーツプラザ公式サイト 
東京都写真美術館 

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テレビ ][ 海外:米国 ]
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 米国の大手地上波放送局であるWBのアニメーション放映枠であるKid’s WBの2005年秋から2006年の放映番組が2月16日に発表されている。日本アニメからは、第5シーズンに入った『遊戯王』と第8シーズンに入った『ポケットモンスター』が放映される。新番組3作はいずれも米国作品である。
 Kid’s WBは、東部時間で土曜日の朝8時から12時と平日の15時から17時までの時間帯に設定されているが、同じ番組を繰り返し放映するため実際に放映される作品は5作品だけである。さらに、会社の系列ワーナーブラザーズ社の関連企業やキャラクターの放映を優先しがちである。
 その中で日本アニメの新作が、米国に浸透しにくくなっているが、『ポケモン』と『遊戯王』のブランド力の強さをあらためて認識させるラインナップであった。一度ブランドを確立すると根強い人気、マーケットを確保出来るのもまた米国の市場の特徴であるようだ。

Kid’s WB 

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2005年02月22日
賞/コンテスト ]
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god 2月3日から13日まで、ベルギーのブラッセルでアニメーションフェステバル第24回Anima2005が開催された。その中で今敏監督の『東京ゴッドファザー』が、主要な賞のひとつのプリベTV映画賞を受賞した。このほか、長編グランプリ賞はルクセンブルグの『RENART,THE FOX』であった。また、この映画祭ではオープニング作品として『ハウルの動く城』も上映され好評を博したが受賞は逃した。
 Animaは、ヨーロッパにおける重要なアニメ関連の映画祭と見なされている。今回のフェスティバルでは、長編13本を含むおよそ130本のアニメーション映画が上映された。

Anima2005  

アマゾンへのリンク
東京ゴッドファーザーズTOKYO GODFATHERS

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おもちゃ ]
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ganpra バンダイビジュアルは、『ガンプラ』の愛称で知られているバンダイの人気プラモデル『機動戦士ガンダム』シリーズ徹底検証する『ガンプラファクトリー 』(6,300円/税込)を2月24日に発売する。この商品は、DVDと書籍を組み合わせたバンダイビジュアルの『エモーションプラス』シリーズの一環で、本とDVDを使ってガンプラの魅力を追求する。
 ガンプラは、1980年にバンダイから発売されて以来2004年までに総計3億6000万個を発売した大ヒット商品である。今回、25年に亘り支持されてきたガンプラの人気を解き明かし、ガンプラの製造工程や試作図面、試作品等の貴重な資料、大河原邦男氏などのメカデザイナーのインタビューを掲載する。DVDの中には、ガンプラ25年の歩みやガンプラを作っているバンダイの静岡工場の紹介などが含まれる。また、書籍の中には、ガンプラの出来るまでや秘蔵資料が掲載される。
 販売は、全国の書店ほか、インターネットショップ、家電量販店、CDショップで行わる。主な顧客層として20代~30代の男性を中心とするガンダムファンを想定している。

バンダイビジュアル 

アマゾンへのリンク
ガンプラファクトリー

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行政 ]
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 朝日新聞の福岡・北九州版によると、北九州市はアニメ・漫画を利用した街づくりを計画している。計画によると、アニメフェスティバルの開催、新人漫画の育成のほかアニメ・漫画を中心とした記念館建設が含まれている。北九州市は、2005年に調査費500万円を予算計上するという。
 また、記事によるとこの計画は、地元出身の漫画家松本零士氏、北条司氏の協力を得る。このほか、北九州市には市に縁のある漫画家としてわたせせいぞう氏、畑中純氏、文月今日子氏、冬木るりか氏がいる。こうしたことから、漫画やアニメを地域振興に行かせるのではないかというアイディアが生まれたという。

 近年、漫画家を中心とした記念館の建設が日本各地で増えている。こうした施設は、大人や子供も楽しめることから文学館などよりも多くの入場者数も見込める。また、美術館やコンサートホールに較べれば、建設に要する資金もかなり安く済むはずである。漫画家やクリーエーター側から見ても、これまでの作品制作の資料が散逸することなくまとまって管理される場所を得ること出来るため、資料を提供するメリットは大きい。このため、こうしたクリーエーターや自治体が一緒になった記念館の構想はこれからも増えていく可能性が高い。

朝日新聞 
北九州市 
松本零士オフィシャルサイト 
北条司公式ホームページ 

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2005年02月15日
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 本年3月5日、改装、拡充のため閉鎖していた杉並アニメ資料館が杉並アニメーションミュージアムとしてリニューアルオープンすることになった。杉並アニメ資料館は、2003年4月1日に杉並区上荻にある杉並会館の一角にオープンした。これまで、アニメーション制作の原画やセル画、資料などの収集・保存・展示を行なってきた。2003年春の「『人狼 JIN-ROH』~究極のセルアニメの世界」展などの特別展や日本アニメの制作現場を紹介する常設展を開催してきた。
 しかし、限られたスペースのため、これまでは展示の内容にも限界があった。そこで、昨年の4月より一旦閉館をしてリニューアルの準備を進めてきた。このほどそれが終了し再公開されることになった。ミュージアムでは、日本のアニメの歴史やアニメの出来るまでなどが紹介される予定である。その他、ワークショップやアニメシアター、アニメライブラリーも併設される。 また、年に4回の企画展を予定しており、開館記念企画として『ガンダム~歴代の機動戦士~』(仮称)展が行なわれる。博物館の運営は、日本動画協会が行なう。

 アニメビジネスは東京の地場産業とも言われるが、杉並区は練馬区と並んで特にアニメ関連企業が多く所在していることで知られている。その数は大手製作会社のサンライズを初めとし70社を超える。こうした背景のもと、杉並区はアニメ産業の育成に力を入れており、今回のアニメーションミュージアムの開設もそうした政策の一環である。また、2006年春には、杉並区には株式会社ワオ・コーポレーションによるアニメーション専門職大学院の開設も予定されている。
 アニメーションに特化した美術館、博物館は、ジブリ作品を中心に紹介する三鷹の森ジブリ美術館のほか、練馬区の東映アニメーション社内に設けられた東映アニメーションギャラリーが存在する。また、アニメーションを含む幅広いキャラクターを扱ったものにバンダイミュージアムが存在する。しかし、行政の支援により日本アニメーション全般に特化した施設は日本でここだけであろう。

杉並アニメーションミュージアム 
開館日 10時から18時 (毎週月曜と年末年始休館)
入場料 子供100円 大人200円
ただし、『ガンダム~歴代の機動戦士~』(仮称)展(3月5日~4月10日は無料)

杉並アニメ新興協議会 
日本動画協会 
東映アニメーションギャラリー 
ジブリ美術館 
バンダイミュージアム 

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映画 ][ 海外:アジア ][ 興行成績 ]
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 Yahoo!オーストラリア&ニュージーランド版のニュースによると、韓国で公開中の『ハウルの動く城』の観客動員数が300万人を超えた。記事によると、公開から50日たった2月11日までの総観客動員数は、300万5200人になった。これは、これまでの韓国で公開された日本映画の観客動員数で最高だった『千と千尋の神隠し』の約200万人を大幅に上回っている。
 しかし、現在は公開劇場数が24館に縮小されていることもあり、業界関係者の話によれば、韓国でこれまで一番観客動員数が多かったアニメーション映画『シュレック2』の320万人を抜くことは難しそうであるという。

 一方、1月12日より公開されているフランスでは、公開最初の週で興行ランキング1位、その後2位⇒4位⇒7位と推移している。4週目までのフランス国内での興行収入は約610万ドルになっているが、この数字は前作の『千と千尋の神隠し』の約730万ドルにはまだ及んでいない。『千と千尋の神隠し』は公開からの順位は4位⇒4位⇒7位⇒9位で、8週に亘ってベスト10入りをしていた。
 日本での興行成績は、Varietyによれば公開から12週目に入った先週末で約1億6617万ドル(約174億円)となっている。こちらも、興行収入300億円を超えた『千と千尋の神隠し』に及んでいない。

Yahoo!オーストラリア&NZ版の記事 
Japanese Animated Film Draws Over 3 Million Korean Viewers

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2005年02月08日
イベント情報 ][ ゲーム ]
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 日本最大のコンピュターエンタテイメントのビジネスショーである東京ゲームショウの本年の日程が9月16日(金)から18日(日)(16日はビジネスデイ)の3日間に決まった。東京ゲームショウは、社団法人コンピュータエンターテインメント協会主催、日経BP社共催により1996年より開催されている。昨年は、国内外117社と企業出展は過去最高の数に達した。来場者は、ビジネスデイ約3万2000人と一般デイ約12万7000人であった。また、海外を含めたプレスの来場も増加傾向にあり注目度も高まっている。
 今年の企画としてモバイルコンテンツコーナーの設置、オンラインゲームをテーマにした主催者企画が予定されている。また、本年は来場者数15万以上、出展社130社を目指している。

東京ゲームショウ2005(TOKYO GAME SHOW)
主催:社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
共催:日経BP社 後援:経済産業省(予定)
2005年9月 16日(金) ビジネスデイ 10:00~17:00
17日(土) 18日(日)一般公開日 10:00~17:00 

東京ゲームショウ2005 

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コミック ][ 海外:米国 ]
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 小学館グループの北米会社であるVIZ.LLCは、2005年6月より北米で日本の少女マンガに特化した新しい少女マンガ雑誌『SOJO BEAT』を発刊する。雑誌は、B5版で月1回発行、定価は5.99ドル(約650円)になる予定である。創刊に先駆けて4月には0号が無料配布される。
 VIZは、今年の春から小学館、集英社、小学館プロダクション(ShoPro)の出資により新会社に再編されるが、この雑誌の創刊が再編後の最初の重要な事業となる。掲載される作品は、小学館グループの小学館、集英社、白泉社の雑誌から選りすぐり作品となる。矢沢あい氏の『NANA』、羅川真理茂氏『赤ちゃんと僕』、高梨みつば氏『紅色HERO』、渡瀬悠宇氏『絶対彼氏』など6作品で、日本ではありえない豪華なラインナップが大きな魅力になりそうだ。
 今回の少女マンガ雑誌の創刊は、3年前に創刊された少年ジャンプの北米版『SHYONEN JUMP』が現在発行部数30万部と好調なことがある。また、米国市場で、少女マンガが人気の高いジャンルとして注目されているためである。

創刊号掲載作品
『NANA-ナナ-』 NANA          矢沢 あい     集英社
『紅色HERO』     Crimson Hero     高梨 みつば   集英社
『絶対彼氏。』    Absolute Boyfriend  渡瀬 悠宇     小学館
『風 光る』      Kaze Hikaru      渡辺 多恵子   小学館
『ゴッド チャイルド』 Godchild        由貴 香織里   白泉社
『赤ちゃんと僕』   Baby and Me     羅川 真里茂   白泉社

VIZ 
北米版少年ジャンプ公式サイト 

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2005年02月05日
教育 ]
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 日本経済新聞2月5日首都圏版によると、インターネットを利用したアニメーター養成カリキュラムを手掛けるテレコム・アニメーションフィルムと京都造形芸術大学が提携する。提携の内容はテレコムが運営するインターネットの講座「アニメ塾EX」を同大学の通信教育部の専門課程科目として認定するものである。

 元々、アニメ塾は次世代のアニメーションを担う人材の育成を目的に2001年にトムスエンターテイメントにより設立された。運営は、トムスエンターテイメントの子会社であり技術力に定評があるテレコム・アニメーションが行っている。また、塾長には『ルパン3世カリオストロの城』や『未来少年コナン』の作画監督で知られる大塚康生氏があたっている。このコースの特徴は、インターネットを利用した一流のアニメーターによる添削指導である。インターネットを使うことで、時間や場所に制限されることなくアニメーターの訓練を受けることが出来る。
 主催のテレコム・アニメーションとトムスエンターテイメントのほか、協力スタジオとしてスタジオジブリやサンライズ、マッドハウス、プロダクションIGなどが名前を連ねる。
 現在は、東京ミュージック&アニメアーツ尚美と大阪アニメーション、国際デザインビューティーカレッジといった専門学校とも教育提携を行なっている。

 昨今のアニメーション作品本数の急増により、現場での人材不足が数多く指摘されている。国の方針として、アニメーション現場での人材育成は掲げられているが、現在の政策は、新分野であるプロデュースや大学での専門教育に傾きがちである。
 しかし、これまでアニメーションを支える制作の才能は、現場での訓練によってきたところが多い。そうした中、いまだ現場と大学、専門学校といった分野がそれぞれ乖離しているようにみえる。今回は、通信教育部のみであるが、こうした現場と教育の連携は今後もっと増えてもいいのではないだろうか。

テレコム・アニメーションアニメ塾 
テレコム・アニメーション 
京都造形芸術大学 
トムスエンターテイメント 

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2005年02月04日
映画 ][ 海外:米国 ]
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mazyo 米国のエンタテイメント情報のオンラインマガジンVariety.comの2月3日の記事によると、ディズニーは宮崎駿監督の人気アニメで知られる『魔女の宅急便』の英語版劇場映画を計画している。ただし、これはスタジオジブリの映画のリメイクではなく、新たに角野栄子氏の原作から映画化を行なうものである。
 このため『The Dangerous Lives of Altar Boys』の脚本で知られるジェフ・スコットウェル氏が、昨年に米国で発売された角野氏の英語版の原作を基に新たに『キキ(英題:Kiki)』と名付けられた脚本を書くという。
 また、スコットランド人のプロデュサーであるスーザン・モントフォード氏とドン・マーフィー氏、マーク・ゴードン氏が権利確保のためにチームを組んでいる。ディズニー系の配給会社ブエナビスタのトップであるニーナ・ジャコブソン氏は既に企画の先買権を収得した。また、彼女は、劇場映画担当のジョンソン・リード氏と共にこの企画に携る予定であると伝えられている。

 スタジオジブリとディズニー社は配給やビデオグラムの流通などで業務提携をしており、今回の話が全くジブリの知らないところで起きている可能性は低いと考えられる。宮崎監督の『魔女の宅急便』の米国でのリメイクが実現可能とはとても思えない。そうした事情から、原作自体から新たな映画を製作する企画が立ち上がって来たのでないかとの想像も出来る。いずれにしろ、ジブリ版の『魔女の宅急便』とは別の映画として製作するのは両者に取っても最も理想的な形でないだろうか。
 宮崎監督もディズニー社もアニメ映画製作に当たって原作を取ることは少なくない。一方で、共に原作を大きく変えてしまうことでも知られている。日米の2大アニメスタジオによる同じ原作から派生する物語がどのように違って来るのか興味深い。

Variety.com 
ディズニー映画公式サイト 
ブエナビスタ公式サイト 
角野栄子ホームページ 

アマゾンへのリンク
魔女の宅急便 福音館文庫
著者 角野栄子 イラスト 林明子 735円(税込)

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2005年02月03日
海外:米国 ]
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 海外のジブリ関係の情報サイトであるナウシカネットによると本年6月10日にデイズニー系の劇場であるエル・カピタンシアター(El Capitan Theater)で『ハウルの動く城』が公開されることになったようだ。これは、エル・カピタンシアターの6月10日のイベントとし挙がっているためである。一日だけの予定となっているため、プレミア上映会だと憶測される。また、拡大公開は、関係者の情報として6月17日であるとも報じている。
 さらに、ブラッセルで開催されるAnima 2005 フィルムフィスティバルl(2月2日~13日)のオープニング、ロッテルダムで開催されるインターナショナルフィルムフィスティバル(1月26日~2月5日)のクロージングでも上映される予定である。
 
 一方、3月18日に米国での公開を予定されている『スチームボーイ』は3月5日ニューヨークで行なわれるニューヨーク国際子供映画祭でのプレミア上映が予定されている。同じ映画祭の中でスタジオジブリ作品の『猫の恩返し』の上映も3月13日に予定されている。

ナウシカネット 
エル・カピタンシアター
ニューヨーク国際子供映画祭 

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2005年02月01日
海外:米国 ][ 賞/コンテスト ]
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 国際アニメーション協会(International Animated film society:ASIFA)が主催するアニメーションの賞であるアニー賞が1月31日にロサンゼルスのアレックスシアターで発表された。ピクサー社制作でディズニーが配給を行なった『Mr.インクレディブル』が圧倒的な強さを見せ、最も注目される長編アニメーション賞を初め映画関係の全10部門を受賞した。このため、4部門でノミネートされ日本アニメとして期待の高かった『イノセンス』は受賞を逃した。
 また、テレビアニメーション部門で唯一ノミネートされていた『ウルフズレイン』の音楽担当の菅野ようこ氏も受賞から外れた。テレビ音楽賞は、カートゥーンネットワークで放映中のワーナブラザース社製作によるコメディアニメ『Duck Dodger』のロベルト・クレイル氏が受賞した。
 
 アニー賞は、今年で32年目を迎え米国ではアニメーション作品に与えられる最も権威のある賞である。前年1年間を対象に、各部門にその年で最も優れた作品、または個人が選ばれる。2002年にはアカデミー賞に先駆けて『千と千尋の神隠し』が4部門を受賞し話題になったこともある。今年は、日本アニメ『イノセンス』から、作品で長編アニメーション賞、技術効果賞に江面久氏、アニメーション映画監督賞に押井守氏、映画音楽賞に川井憲次氏、また、テレビ音楽賞に『ウルフズレイン』から菅野ようこ氏がノミネートされその行方が注目されていた。しかし、結果はキャラクターデザイン、脚本、声優、音楽を初め映画関連の賞は全て『Mr.インクレディブル』から選ばれるというピクサーの完全勝利であった。
 実際、事前から『Mr.インクレディブル』が最有力と声があったにも関わらず、『Mr.インクレディブル』陣営は、アニー賞の投票権を持つASIFAの会員全員に映画の脚本を郵送し、ジョン・ラセター監督をゲストに招いた試写会を開くなどアニー賞のために並々ならぬ努力を行なった。今回の結果は、作品自体の力に加えて、そうした努力の成果でもあるだろう。
 今回のアニー賞における完全勝利を受けて、『Mr.インクレディブル』のアカデミー賞はほとんど当選圏に入ったと言っていいだろう。 また、ベストテレビアニメ賞はニッケルオデオン製作の『スポンジボブ』が選ばれている。

アニー賞公式サイト 
Mr.インクレディブル公式サイト 
国際アニメーション協会ASIFA 

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