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2005年06月30日
映画 ][ 海外:アジア ][ 興行成績 ]
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 中国の情報サイトのチャイナブロードキャストドットコム(CRI.com)によれば、6月23日よりアジア5カ国で公開されたしげの秀一原作、アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督の映画『頭文字D』は、5カ国のうち4カ国で週末興行ランキング1位になるなど好調なスタートを切った。
 今年一番のヒットになった香港と中国に加え、マレーシアとシンガポールで興行1位になっている。香港の週末3日間の興収は、99館で190万ドル第2位のハリウッド映画スミス夫妻を上回った。中国では450館で290万ドル、シンガポールとマレーシアがそれぞれ38館の72万ドル、25館の37万ドルである。伝統的に中国語映画の興行成績が振るわない台湾でも66館で80万ドルと好調な数字を挙げたと伝えている。
 また、中国情報サイト中国情報局によれば、中国大陸ではオープニング4日間の興行収入が『スターウォーズ シスの復讐』を大きく超え今年1位、香港では歴代2位の成績だった。

 『頭文字D』は日本マンガを原作に製作費は1200万ドル(およそ13億円)と台湾スターの周傑倫を始めとする豪華なアジアスターの競演で話題を呼んでいたが、原作、出演、制作が東アジアのコラボレーションとして今後のアジア映画の新しい動きを象徴する作品になりそうだ。日本での9月の公開を予定している。

CRIの記事 Initial D Hits Asian Box Office Records
中国情報局の記事 『頭文字D』:爽快&迫力の生ドリで全アジアが酔う

頭文字D 映画公式ページ(中国) 
頭文字D 映画公式ページ(日本) 

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2005年06月27日
興行成績 ]
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 米国で公開中の『ハウルの動く城』の3週目の週末興行成績の速報値が米国の映画情報サイトBOX OFFICE Mojoで発表されている。この発表によれば、『ハウル』の6月24日(金)から26日(日)までの配収は202館で56万ドルとなり先週末との比較で35.2%減、興収ランキングも13位から16位にダウンしている。一館当たりの興収は2772ドルと一般的な公開映画並みとなっている。
 しかし、トータルの興収は249万3000ドルで当面の目標ともいえる『もののけ姫』の237万5000ドルを超え、日本アニメの興収としては歴代第7位につけた。しかし、上映館の数や興収の鈍化により5位の『千と千尋の神隠し』や6位の『デジタルアドベンチャー』といった作品を追い越すのは厳しい状況である。
 
 公開前は米国の劇場アニメ市場でマイナーな日本アニメの殻を打ち破ることが期待された『ハウルの動く城』であったが、結果はやはり一部のコアなファンの間で人気が留まった。この結果、今後も劇場用日本アニメは『イノセンス』や『スチームボーイ』のような比較的高年齢のアニメマニアに向けて発信するか、ジブリ作品のように芸術性を全面に押し出すかのどちらかに限られる状況が続きそうである。日本初の大ヒット劇場アニメの夢はまた先送りになった。
 今後は、フジテレビとGDHが手掛けている『ブレイブストーリー』といった作品がこの殻を破れるのか、あるいはホラー映画のようなアニメでない作品で日本の作品の成功が続くのが注目されるであろう。

BOX OFFICE Mojo 
ハウルの動く城公式サイト 

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イベント情報 ]
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 先週末と今週末で相次いで日本アニメーション学会と日本マンガ学会が開催された。日本アニメーション学会は多摩美術大学にて6月25日と26日に、日本マンガ学会は京都精華大学で6月18日と19日に開催された。いずれも、学術的な立場からのアニメ・マンガの研究で、普段はあまり触れられることないこの分野で様々研究が発表された。

 日本アニメーション学会は1998年に設立され、学会としての歴史は今年で7回目になる。主にアニメーションの学術的問題、技術的な問題が扱われている。
 今回発表された技術的な研究では『CGアルゴリズムによるモーション生成』、教育上の研究は『小学生の創造性支援の研究』といったものがあった。
 さらに、作品論や作家論では『富野由悠季・動きの方向性原則についての一考察』、『'60年代初頭のテレビアニメにおける東映動画人脈のもう1つの流れ(株)放送動画制作と『ファイトだ!!ピュー太』に関する一考察』、といった研究が発表された。
 このほか、川本喜八郎氏の新作人形アニメ『死者の書の』上映会と特別対談やCMアニメの歴史を追った特別イベントが行われた。また、大会の終わりにはスタジオジブリの高畑勲氏による「二人の巨人・ジャック・プレヴェールとポール・グリモー ~アニメーションをめぐって」特別講演が行われるなど盛沢山の内容になった。

 一方、日本マンガ学会は2001年に設立さら、まだわずか4年の歴史しかない。しかし、学会の研究発表や活動は意欲的である。
 18日には、学会の総会のほか英国におけるマンガ教育や、戦後における少女小説の分析、少女マンガの中の戦争といったテーマなど5つの研究発表が行われた。19日は分科会が中心で、『戦時下におけるマンガ・漫画家』、『戦後の戦記漫画ブーム』、『海外のマンガにおける戦争』、『ジェンダーと戦争とマンガ』といった主に戦争関連のテーマが集中的に取り上げられた。

 両学会とも設立から日が浅く、今後のさらなる発展が期待されている。また、比較的歴史が浅いこともあり古い因習に囚われないためか、通常の学会が主に大学の研究者や学生が大半になりがちになる中で、在野の研究者にも広く門戸が開かれている。
 アニメやマンガが学術的な研究の対象になるようになって10年足らずであるが、この分野の社会的な影響力を考えれば、こうした研究はこれからますます重要になって行くであろう。

日本アニメーション学会 
日本マンガ学会 

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2005年06月26日
イベント情報 ]
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 関西圏は周辺人口2000万人を超える大都市圏でマニアな人口も多い。その割にはこれまでマニア向けのイベントの開催が少なかった。それは、アニメやマンガといったメディア関連企業が情報の中心地である首都圏に集まりがちであることや、大きなイベントを1回だけ行うとなると首都圏が優先されがちになるためである。

 そうした流れを覆すかのように、7月に大阪地区でアニメ関連の大きなイベントがふたつ開催される。大阪を拠点とする放送局MBSが主催をする『MBS ANIME FES.'05 ~大阪城エクスペリメント~』と『キャラホビ2005』である。
 『MBS ANIME FES.'05』を手掛けるMBSは言うまでもなく『機動戦士ガンダムSEED』シリーズや『鋼の錬金術師』で大ヒットを飛ばし、『交響詩篇エウレカセブン』も手掛けている近年のテレビアニメ放映のヒットメーカーである。
 イベントでは、MBSが関わった上記3作品の他、本年10月より放送開始の『BLOOD+』も取りあげられるなど豪華なラインナップになっている。ゲストには保志総一郎さん、石田彰さん、朴路美さんら人気声優とT.M.Revolutonを始めとする人気歌手が多数参加する。イベントは7月30日に1万人収容の大阪城・西の丸公園での1回のみ開催されるが、大阪のみのイベントのため首都圏を始めとする全国各地からもファンが詰め掛けそうである。

 もう一方のキャラクターイベント『キャラホビ2005』は、その開催趣旨でもこれまで関西地区にない関西初の総合キャラクターイベントの開催としている。イベントは同時期に開催される『ロボカップ2005大阪世界大会』と同時開催で7月16日、17日にインテックス大阪で行われる。また、イベントは、今回のみでなく今後も定期的に開催していくことを目指している。
 全体の内容はアニメ・マンガ・キャラクター関連企業による展示場出展やコスプレイベント、ステージショーからなり、『キャラホビ』に近い感じある。注目すべきはイベントに関係する団体で、主催の社団法人大阪国際見本市委員会のほか後援には大阪府、大阪市、大阪商工会議所、協賛には社団法人関西経済連合会、社団法人日本映像ソフト協会、社団法人日本玩具協会といった団体が予定されている。これは、明らかに大阪府の官民上げての全面バックアップといえるだろう。
 首都圏では東京都による東京国際アニメフェアの全面バックアップや杉並区、練馬区といった行政の関連事業への支援などがある。しかし、これまで大阪地区でアニメやゲーム・マンガに対する支援はあまり目立たなかった。今回のイベントは、そうした遅れを取り戻すきっかけとなるかもしれない。

MBS ANIME FES.'05 ~大阪城エクスペリメント~公式サイト 
キャラロボ2005 

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2005年06月24日
イベント情報 ]
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 5月27日に東京国際映画祭の関連イベントとして秋葉原でファンイベントが開催されると伝えたが、より詳しい情報が明らかになった。この企画・秋葉原エンタ祭り(仮称)は、10月22日から30日に六本木・渋谷で開催される第18回東京国際映画祭と連動して企画され秋葉原全域で展開されるという。
 イベントの内容は、主に一般ファン向けのグッズ等の販売イベントで、現在は協賛・タイアップ・合同開催などの調整が行われている。既に、主催者の中核企業として角川グループ・メディアワークスの名前があがっている。
イベントは、財団法人日本映像国際振興協会 (第18回東京国際映画祭組織委員会)主催、関係省庁、関連団体が後援する東京国際映画祭とは別個に東京商工会議所千代田支部が中心になるようである。
 東京商工会議所千代田支部は、秋葉原、神田、丸ノ内を連携させた産業ゾーン・エドバレーの創出を目指しており、今回のイベントはそうした流れも受けているようである。また、7月4日には明治大学にて、エドバレー推進機構によって第18回東京国際映画祭「秋葉原エンタ祭り(仮)」プレゼンテーションが予定されている。

 東京国際映画祭は昨年よりいわゆる上映会と賞レースだけでなく、映画産業の商業面での活性化にも力を入れている。特にアニメ・マンガ・ゲームといった分野の強化が強く押し出され、昨年はファン向けイベントとして多くのアニメプロダククション・ゲーム会社を集めた『東京エンターテイメントマーケット』が千葉の幕張メッセで開催された。イベントは大勢の来場者を集めたが、東京国際映画祭の会場である六本木、渋谷から遠く両者の連動性は必ずしも高くなかった。今回は、六本木・渋谷からさほど遠くない距離で、しかもいまや世界に知れ渡るヲタクの街・秋葉原での開催ということで大きな注目を浴びそうである。

東京国際映画祭 
エドバレー 

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2005年06月22日
映画 ][ 海外:中国 ]
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 往年の人気アニメ『銀河鉄道999』の実写映画化の企画が進んでいる。米国のアジア映画の情報サイトのカンフーシネマによると、香港資本のJCEエンターテイメントとジェフ・ラウ監督が組んで松本零士氏原作の『銀河鉄道999』を元に『ギャラクシー・プリンセス』と題したSF映画の計画が進められている。
 製作規模は3000万香港ドル(約6億5000万円)で、今年の8月には中国本土で撮影に入り、2006年の早い時期に公開を目指している。

 近年、ハリウッドによる日本のエンターテイメント原作へのアプローチが言われているが、アジア地域でもまた日本の豊富な漫画やアニメといったものが注目されている。その最も大規模なものが、今週末6月23日から香港資本の実写映画として中国、台湾、香港、マレーシアで公開されるしげの秀一氏原作の『頭文字D』であろう。
 『頭文字D』の公開は製作発表から1年足らず、計画の公表、撮影開始から1年あまりしかたっていない。欧米のメジャー映画とは異なるスピード経営といった感覚がある。こうした素早い動きは単に映画コスト削減のためだけでなく、アジアの映画市場のダイナミズムも背景にあるだろう。
 また、監督や俳優の起用についても『頭文字D』では、台湾の人気スター周傑倫などアジア映画でなら可能な豪華な顔ぶれで大ヒットを狙うことが出来る。日本原作の映画化というと米国に目を向けがちだが、こうしたスピード経営や潜在的な市場人口を考えると、今後はアジアにおける日本原作の利用も重要になってくるに違いない。

KOUG FU CINEMAの記事 Live-action 'Galaxy Express 999' coming, HK style

(情報元 アニメニューズネットワーク

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2005年06月21日
イベント情報 ]
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 経団連の産業問題委員会エンターテインメント・コンテンツ産業部会は、5月24日に部会を開き本年10月22日から30日に予定されている第18回東京国際映画祭に関する意見交換を行った。
 今年の映画祭の重点課題は、(1)取引市場の活性化 (2)ジャパン・ブランドのメッセージ発信 (3)情報発信の機能拡充とされている。そのうえで、本年はビジネス向けのイベントである「東京アジアパシフィック・エンターテインメントマーケット」に加えて、関連イベントとして一般消費者向けに「エンタマinアキバ」が秋葉原地域で開催される。また、映画祭の模様を伝える「Cyber TIFF」の実施も目指すという。
 政府は、同映画祭を全面的に支援する方針を表明したうえで、コンテンツマーケットの拠点構築目指し、同映画祭に合わせて「アジアコンテンツ産業セミナー(仮称)」を開催するという。
 昨年の映画祭では、オープニング試写会として宮崎駿監督の『ハウルの動く城』が開催されるなど、海外に向けて日本のコンテンツ発信するに当たってはやはりアニメの存在は大きい。秋葉原地域での関連イベントの開催もそうした流れでの関連企画といえるだろう。また、「東京アジアパシフィック・エンターテインメントマーケット」でも、日本アニメが大きく活躍することになるだろう。

日本経団連 
東京国際映画祭 

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イベント情報 ]
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 『キネマ倶楽部』は、日本映画とテレビを研究する世界中の学者によって組織された研究会である。90年代に日本映画に関心のある大学院生たちにより始められ、1995年にはウエッブサイトキネジャパンを設立し交流活動を続けている。1999年以降は北米を中心に研究会を開催してきたが、今回ウエッブサイトの設立から10年目に東京で学会を開催することになった。
 全体のスケジュールは6月22日から26日に及ぶが、学会での研究発表は23日、24日になり、東京・御茶ノ水のアテネフランセ文化センターで行われる。発表の中では、日本映画でのアニメ作品の大きさも反映してアニメ作品に関する研究も数が多い。
 23日のセッション1では、ANIME1というパネルの中でスーパーフラットをテーマにした芸術の話題からエヴァンゲリオンやグローバル資本主義まで幅広い内容で4つの発表が行われる。また、セッション2のANIME2では、東映動画に関する研究やリミテッドアニメーションの研究など3つの発表がある。さらに、24日のセッション4のANIME3では、戦中、戦前の日本アニメーションの研究やカートゥーン・アニメーションの研究などがあり、全体を通して非常に多彩で興味深い研究が揃っている。
 6月24日夜には、国際交流基金において特別ゲストの押井守氏を中心とした押井守イベントが開催される。イベントでは『Avalon』の上映会のほか押井守氏、上野俊哉氏、トマス・ラマール氏による座談会『すべてのアニメは映画になる』が予定されている。

詳細はこちらで
キネマ倶楽部公式サイト(英語) 

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話題 ]
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 日本経済新聞首都圏版の6月21日の記事によれば、小田急線祖師ケ谷大蔵駅周辺(東京・世田谷区)の商店街と自治会、日本大学商学部は「ウルトラマンまちづくり会」結成し、同駅周辺で『ウルトラマン』を中心としたが街づくりを行う。これは、同駅周辺に円谷プロダクションの本社があることによるものである。円谷プロダクションも事業協力に参加するだけでなく、キャラクターの無償使用を提供する。
 同会は、来年3月までにシンボル像を駅前に作るほか、各商店の店頭にウルトラマンや怪獣を飾ったり、キャラクター商品の販売も手掛ける。総事業費は3000万円を見込むが、都と世田谷区が1200万円ずつの助成を行う予定になっているという。

 こうしたコンテンツプロダクションと商店街の連携による街づくりでは、サンライズと上井草商店街(東京杉並区)のコラボレーションが有名である。上井草商店街は、ガンダムをデザインしたアニメタウンのフラッグを商店街の中に掲げているほか地元大学なども巻き込んで『アニメまつり』などを開催している。上井草のある東京都杉並区ではアニメ関連企業をクリーン産業として行政としても積極的に支援する姿勢を見せている。
 この他にも新宿区高田馬場西商店街のアトムロードや制作プロダクションとの連携はないが世田谷区の桜新町のサザエさん通り、北区滝野川馬場商店会の銀河鉄道999などが知られている。こうした傾向は、キャラクターの持つメッセージの送り手としての強いイメージだけでなく、都心部の自治体や商店街にとって映画やアニメの制作会社は公害もなくイメージの良い産業として望ましい企業であるためといえるのだろう。

日本経済新聞
円谷プロダクション 
上井草商店街 
サンライズ 

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2005年06月17日
海外:米国 ][ 興行成績 ]
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 米国の映画情報サイトのBOXOFFIC Mojoによると、6月10日に公開され、本日17日に大公開される『ハウルの動く城』の劇場数は202館となった。これは、事前に期待されていた『千と千尋の神隠し』並みの700館から800館に遠く及ばず、比較的上映館数の多い限定公開という規模に留まっている。
 このため、今週末に期待出来る興収は200万ドルから300万ドルの間で、さらに上映が続いたとしても劇場数が変わらなければ興収1,000万ドル突破は厳しい状況となっている。興収237万ドルの『もののけ姫』を越すことは確実だが、興収1,000万ドルの『千と千尋の神隠し』を越えるのは難しそうである。

 一方、既に公開されている36館の興行は順調で一館あたりの興収は高水準を維持しており、米国興行ランキングの15位前後を推移している。10日の公開から15日水曜日までの6日間で興行収入は56万7000ドルとなった。

BOXOFFIC Mojo  
ハウルの動く城公式サイト(米国) 

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2005年06月15日
興行成績 ]
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  現在公開中の『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』の公開3週間目の週末(6月11日、12日)の興行ランキングは、先週5位からランキングを2つ下げて7位につけている。少ない劇場数に対して相変わらず堅調だといえる。これまでの興行収入は5億円から6億円、観客動員数は40万人を越えた模様である。しかし、大ヒットの目安となる10億円の興行収入には、前売り券の売上げを集計に加えても大台に届くかどうか微妙な状況である。

 1位は、先週末封切られた『戦国自衛隊1549』、2位は先週1位からランクダウンの『電車男』、3位は公開6週目に入った『交渉人真下正義』と邦画の好調ぶりを再確認させた。『Zガンダム』以外に封切られている主なアニメ映画はなく、ランキングにもアニメ作品は登場していない。
 今後は、7月16日公開の『ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者』、『それいけ!アンパンマン ハピーの大冒険 』と7月23日公開される比較的高い年齢層を狙った『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』までは、目立ったアニメ映画の公開はない。

興行順位はここで確認ください
興行通信社の週末ランキング http://www.cinemanavi.co.jp/info/last.html
機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐公式サイト 

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海外:米国 ]
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 日本マンガを原作とする進行中のビックプロジェクトであるジェームス・キャメロン監督による『銃夢』(原作:木城ゆきと)であるが、完成がこれまで考えられていたよりも先に伸びる可能性が出て来た。米国のハリウッド情報のサイトのハリウッドレポーターによると、キャメロン監督はこれまで言われてきた『銃夢』以外の別の映画の企画を同時進行中であることが明らかになった。
 この企画は現在『プロジェクト880』とだけ命名されており、詳細は明らかになっていない。いずれの企画が次の作品になるか判らないが、いずれにしても『ポーラーエクスプレス』のようなフル3Dアニメーションになる可能性が高いという。

 一方、米国の映画情報サイトのシネスケープオンラインは、米国の映画会社ワーナーブラザーズの元で企画が進んでいる往年の日本アニメ『マッハGOGOGO』の実写映画化について伝えている。『マッハGOGOGO』の脚本が今週完稿し、さらにミスターX役に『ザ・セル』や『ドメステック・フィアー』で主演したヴィンス・ヴォーンが決定しているという。さらに、映画はゲーム化も念頭に入れて製作される予定だという。
 『マッハGOGOGO』は、1960年代に米国輸出され人気を呼んだ作品である。1989年にワーナーブラザーズが映画化権を獲得し、人気俳優のジョニー・ディップ主演で企画が進んだこともあったが途中で挫折した。その後は、今の企画が進められている。

 先日のGDH会社説明会の石川真一郎社長によれば、こうした、ハリウッドのメジャースタジオやプロデューサーによる日本アニメ、マンガ原作への接近には、ハリウッド側の事情によるところが大きいと言う。相次ぐ映画化にため、これまで『スパイダーマン』や『Xメン』といった大ヒット映画の原作を供給してきた米国の大手コミック会社マーベルのライブラリーが枯渇してきたためだという。つまり、マーベルのコミックに変わって日本のマンガ・アニメが優良なコンテンツとして急激にハリウッドに注目されている。これまでも、数多くの日本原作の実写化がニュースになっているがそれは一部に過ぎず、水面下では数多くの企画が進んでいると説明した。GDH自身も、現在発表されている『アフロサムライ』以外の隠し玉がありそうな気配があった。
 よくハリウッドの企画で本当に実現するのは100件あって数件と言われるが、日本原作は分母自体が急増している。数年後にはハリウッドのメジャースタジオによる日本原作の映画がなんらかの形で観ること出来る可能性は大きいだろう。

ハリウッドレポーターの記事 Cameron turns to new project
シネスケープオンラインの記事 Insider Scoop on SPEED RACER

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2005年06月13日
海外:中国 ]
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 6月12日のフジサンケイビジネスアイによれば、本年12月に日中の文化交流を目的とする『中国世界漫画大賞祭(仮称)』が開催される見込みだという。記事によれば、このイベントは日中両国から推薦のあったプロ・アマチュアの作家50人の作品を抜粋したカタログを全国に配り投票により受賞を決定するという。また、このイベントは日本漫画の海賊版の撲滅も訴えるため中国の国家版権局が主催し、北京日本大使館、東京中国大使館が協賛する。

フジサンケイビジネスアイの記事 漫画の祭典、日中連携で開催へ

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海外:米国 ][ 興行成績 ]
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 6月10日に米国公開になった『ハウルの動く城』が出足順調な興行になっている。米国の映画興行情報サイトBOX OFFICE Mojoの発表した6月10日から12日までの金曜日から日曜日の興行成績(暫定)は、36館スタートで興行ランキング14位であった。週末の興収は40万1千ドルとなり、この時点で米国の歴代日本アニメ興行ランキングで『スチームボーイ』の41万ドルに次ぐ第16位になっている。
 1館ごとの平均売上高は11,138ドルで、この数字は現在公表されている先週末公開映画21作品の中では、初登場1位になった『Mr. and Mrs. Smith』の14,909ドルに次ぐものである。さらに、ここ1年で公開された日本アニメ『スチームボーイ』の3,940ドル、『アップルシード』2,574ドルを上回っているおり、単館あたりの売上げが好調であった『イノセンス』6,760ドルも大きく越えている。一方、現在大ヒットを続けているドリームワークスの3Dアニメ『マダガスカル』の初登場の際の14,769ドルよりは、25%程度下回っている。
 しかし、この数字は2002年9月20日の当初26館で公開された『千と千尋の神隠し』の週末興行約45万ドル、1館平均17,301ドルを大きく下回っている。翌週から拡大公開の予定が決まっている『ハウルの動く城』と当初は限定公開のみとされていた『千と千尋の神隠し』との比較は難しいが不安な要素ではある。

 17日から『ハウルの動く城』は、全米各都市に拡大上映されるが仮に劇場数を『千と千尋の神隠し』並みの700館とすると最初の週末で700万ドルを越える興収が期待できる。この数字は、『もののけ姫』や『イノセンス』、『カウボーイビバップ 天国の扉』を大きく上回り、日本アニメの歴代ランキング7位以上は確実といって良いだろう。さらに、興収960万ドルの『デジモンアドベンチャー』や1000万ドルの『千と千尋の神隠し』も射程圏に入っている。
 しかし、『ハウルの動く城』に求められているのは、上位4つを占める3つの『ポケットモンスター』の映画と『遊戯王』の一角を崩すこと、また、TV発以外の日本アニメも劇場で観客を動員出来るという存在感を示せることである。今後、どの程度の観客が伸びるか注目される。

ハウルの動く城公式サイト(米国)
BOX OFFICE Mojo 

《追記 6月14日》
 BOX OFFICE Mojoより週末の確定値が発表されましたが週末興行3日間の興収は427,897ドル、1館あたり11,888㌦とやや上方修正されました。ランキング順位、1館あたりの興行順位は変わりません。
 AnimeNewsNetworkによると拡大公開は200館とされており、当初目指した700~800館は確保出来ていないようです。今後の情報待ちですが、そうであれば『千と千尋の神隠し』を抜くのは厳しくなります。

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興行成績 ]
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 フランスのアヌシーで開かれていたアニメーションフィェスティバルのアヌシー2005の受賞作品が発表された。残念ながらおよそ230作品から選ばれた9部門21作品の受賞作品の中に日本からの出品作品は含まれていない。
 劇場映画の大賞ともいえるクリスタル賞を受賞したのはハンガリーのAron GAUDER監督の『ザ・ダイレクト』である。『ザ・ダイレクト』はブタペストのゲットーを舞台にしたリアルな内容で2Dと3Dの技術を融合させた作品となっている。
 また、短編アニメーションのクリスタル賞には、オーストラリアのアンソニー・ルーカス監督『神秘的で地理的なジャスパーモレロの冒険』、テレビアニメーションのクリスタル賞にはイギリスのマーク・ベイカー、ネヴィル・アストレイ両監督が2歳から5歳児向けに制作した『ペッパ・ピッグ‐仕事をするミイラブタ‐』が選ばれた。また、変わったところではテレビシリーズの特別賞にアメリカのTVアニメーションとして人気の高い『スポンジボブ』が選ばれているのが目を引いた。

 ヨーロッパ開催という事情のためか受賞作にはヨーロッパの作品が目立ったが、ヨーロッパ作品がアート指向の強いアニメーション作品に強みを持っていることもこうした結果を反映しているのだろう。
 国別では、開催国のフランスの受賞作品が2作品に留まったのに対して、イギリスから6作品が受賞したのが際立っている。そのイギリスからの受賞の中で広告部門の受賞作品は、ホンダのコマーシャルのためのアニーション作品であった。米国からは3作品、カナダとオーストアリアから各2作品ずつが選ばれているが、日本以外の韓国、台湾といったアジアの国・地域も出品作品はあったものの受賞はなかった。

アヌシー2005 受賞作品一覧 http://www.annecy.org/home/index.php?Page_ID=604

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2005年06月11日
新発売/新作 ]
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 好調な興行を続けている劇場版『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』だが、公式ホームページにて第2部の公開日が発表された。『機動戦士Zガンダム‐恋人たち‐』と題された第2部は、本年秋の2005年10月29日(土)に公開される。既に、前売り券は劇場で発売されており、第1部の好調な成績により取り扱い劇場も増えている。

 映画興行は公開時期によっても左右されるが、今回の第1部『星を継ぐ者』の5月28日公開は商業的な成功を目指すのに適した公開時期とはいえなかった。映画興行おいて理想的な興行時期は言うまでもなく、正月、ゴールデンウィーク、お盆である。学生を中心とする若年層の観客が期待出来るアニメ作品であれば、春休み、夏休みも加えて良いだろう。
 しかし、『星を継ぐ者』はこのいずれにも当てはまらない。少ない劇場数や劇場のキャパシティーと同様、配給を手掛ける松竹のこの作品に対する期待値の低さの現われだったといえる。
 今回の第2部『恋人たち』の公開時期も『星を継ぐ者』と同様のことがいえる。だが、こうした公開日設定の難しさは映画興行の現状も影響している。近年、邦画興行の好調な結果、アニメを含めた邦画の制作本数や封切本数が増えているからだ。それは、コンテンツビジネスブームの盛況により多くのコンテンツ制作を手掛けたいという企業の思惑もある。
 こうした状況の中、興行劇場を押さえるのに苦労する邦画のケースが増えているという。Zガンダムの公開時期も、こうしたあおりを受けた可能性が高い。しかし、今回は一部の作品を除けば同時期公開映画の多くが観客にアピール魅力にかけたことで、『Zガンダム』は興行ランキング上位に浮上した。このため大きな話題になるなど、ケガの功名ともいえる結果になった。
 10月の公開日は、公開前にはほぼ内定済であったことを考えると、むしろ気になるのは第3部の公開日である。2006年の2月以降との話も流れているが、出来れば春休みを期待したい。3部作の最後、とりわけラストが変わるかもしれないという話題性も考えれば今回ヒットした第1部以上に観客を呼べるのでないだろうか。

機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐公式サイト 

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2005年06月10日
新発売/新作 ]
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 携帯端末を利用した情報配信大手企業インデックスは、子会社インデックス・マガジンから新たなアニメ雑誌を発売する。新雑誌のタイトルは『アニメーションRE(アールイー)』で7月号からの発刊になる。キャッチフレーズは“アニメの心を取り戻すトリビュートマガジン”である。

 インデックスはアニメ制作会社マッドハウスや玩具会社タカラの大株主であり、先頃のタカラとトミーの合併では仲介役として注目を浴びた。さらに、タカラ、トミーと共同でキャラクターコンテンツの管理会社タカラトミーネットワークスの設立や大手地上波放送局とのコンテンツ提携といったアニメを含む幅広いコンテンツ産業に意欲的に取り組んでいる。今回の新雑誌創刊は、こうした流れの中でキャラクタービジネスの相乗効果を狙ったものだと考えられる。
 現在、新雑誌の情報はインデックス・マガジンには公開されていないがアマゾンドットコムでは予約の受付を開始している。アマゾンドットコムの紹介によれば、当面は隔月刊で発刊し、その後月刊化を目指すという。

 雑誌の内容は、巻頭特集が劇場版『鋼の錬金術師』と制作会社BONSEである。そのほか『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』や声優の能登麻美子、アニメーター逢坂浩司などが取り上げられる。
 表紙の見出しだけで見る限りでは、『アニメージュ』や『ニュータイプ』型の総合雑誌を目指しているようだ。しかし、総合誌ではこの2誌が安定した人気をつかんでいるほか、『アニメディア』がやや男性読者より、昨年秋創刊の『PASH!』が女性ファンよりの編集を行っており市場環境は厳しい。当初の隔月刊でこうした雑誌に対するには激しい競争が予想される。
 しかし、インデックスはマッドハウスやタカラ、トミーといった業界の有力企業との関係や大手地上波放送局との関係から魅力的なコンテンツを提供出来る可能性が高い。また、他の事業との相乗効果を狙い、豊富な資金力で長期的に雑誌を育てるつもりであれば人気雑誌に育ってくるチャンスもあるだろう。

 (情報元 編集長メモ 新雑誌「アニメーションRE」)

インデックス・マガジン 

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海外:米国 ]
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 6月10日からいよいよ宮崎駿監督の『ハウルの動く城』の劇場公開が始まった。10日からの公開劇場数は36館に過ぎないが、米国の主要なメディアが一斉に『ハウルの動く城』の批評を発表している。近年、米国メディアに最も大きく注目された日本アニメは昨年公開の押井守監督の『イノセンス』であるが、批評の数はそれを上回っている。 
 こうした批評は概ね好意的で、平均以上、良質のファンタジーとして高い評価をくださしているものが多い。また絶賛に近い批評も幾つか存在している。こうした絶賛派は4星評価をつけたシカゴトリビューン紙(Chicago Tribune)などで、作品の芸術性への評価と伴にハリポッターシリーズよりウィットに飛び多くの点で勝っているとしている。ニューヨークタイムズ紙も星評価はないが好意的な批評であった。また、Wired Newsは、芸術と技術の共生として高く評価しており、国内のアニメーションとは異なる独自の作品でハリウッドのアニメーションの99%以上はハウルに比べることが出来ないとしている。

 批評の中で多く見られた特徴は、アカデミー賞受賞をした宮崎監督を中心に巨匠の新作という取り上げ方である。多くの批評は前作の『千と千尋の神隠し』だけでなく、『となりのトトロ』といった米国ではマイナーな作品との比較も取り上げており、米国の映画メディアにおける宮崎駿監督作品の浸透度を感じさせる。
 また、しばしば米国で日本アニメが指摘される大人にも鑑賞に堪えうるという点は、『ハウル』でも複数指摘されている。例えばOCウイークリー(ビレッジボイス)は、『マダガスカル』の後に『ハウル』を観ると米国のアニメーションがいか子供向けの作品か理解出来るとしている。一方で、ジャーナルニュースのように子供向け作品としては混乱し過ぎているとの評価もある。
 しかし、良し悪しを越えて、軽めのエンターテイメントが多い米国の3D中心のアニメーションの中でクオリティや芸術性に重きを置いた作品として住み分けに成功している。公開に合わせたニューヨーク近代美術館(MOMA)での宮崎駿、高橋勲特集など、芸術性の高いイメージで宣伝活動を行ったディズニースタジオの戦略が成功している。

 また、2Dアニメーションの技術についても大きな注目が集まった。既に、米国の大作アニメーションから消えつつある2Dだが、メディアの批評は概ね好意的である。こうした点を、クリスティアンサイエンスモニター紙は伝統的アニメーションの勝利としている。またニューヨークタイムズ紙も、世界的な巨匠の時代に逆行する試みとして大きな関心を寄せている。技術表現面においても作品の差別化は成功している。しかし、近年米国市場では劇場2Dアニメーションは興行的に苦戦しており、こうした住み分けが商業的な成功に繋がるかは判らない。例えば、ニューアークスターロダー紙は、ディズニーがこれほどまでに古いスタイルのアニメーションを賞賛するなら、なぜ自分達で2Dアニメーションを作らないのかといった疑問とともに2つ星半という厳しい評価をつけている。
 全体的には大手紙を中心に高い評価がされており、週末の興行にいい影響を与えそうだ。また、来週末から拡大公開されるその内容も期待に応えたものになるだろう。

シカゴトリビューン   4つ星
ボルチモアサン   4つ星
NYニュースデイ  4つ星
サンディエゴユニオントリビューン  4つ星
USAトゥデイ  3つ星半(4つ星中)
ロサンゼルスデイリーニューズ  3つ星半(4つ星中)
ボストンヘラルド  3つ星半(4つ星中)
NYデイリーニューズ  3つ星
CTV.Ca  3つ星(4つ星中)
トロントアイウィークリー  3つ星(4つ星中)
IGN  3つ星半(5つ星中)
ニューアークスターロダー  2つ星半

ハウルの動く城公式ページ(米国) 

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教育 ]
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 徳山大学が、蔵書数5000冊のマンガ資料室を学内の図書館に開設する。収集されたマンガは時代に親しまれたキャラクターと単行本の増刷回数をもとに選んだという。中国新聞によれば、購入総額は約300万円で主に東京の古書店で入手した。
 なぜ、大学にマンガ資料室かというと不思議ではあるが、徳山大学では今年の4月よりマンガ・アニメ戦略を学ぶことを目標に経済学部ビジネス戦略学科知財開発コースを新設している。客員教授に漫画家の弘兼憲史氏などのクリエーターも招いている。
 また、昨年は全国の中学・高校生を対象に徳山大学マンガコンテストも開催されている。マンガ図書館はこうした教育の一環といえるだろう。

徳山大学 

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2005年06月07日
興行成績 ]
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 興行成績の好調が伝えられているZガンダムの劇場作品『機動戦士ガンダム‐星を継ぐ者‐』の6月第1週の興行ランキングは先週の第3位からは順位を落としたがランキング5位と好調さを保った。
 6月第1週は新たな封切映画が一挙に5作品ランキングに登場するなど順位に大きな変動が見られた。1位は、社会現象といえほど話題になった『電車男』の映画版が新たに登場し、さらにジュリアン・ムーアの新作スリラー『フォーガットン』が3位に入ってきた。さらに、絶好調と言われる『交渉人真下正義』が2位、『ミリオンダラー・ベイビー』が4位で、『Zガンダム』は5位となった。
 週末にかけて都市部など一部で『Zガンダム』の上映劇場をより大きな劇場へ差替えたようだが、上映館数自体は相変わらず少ないままである。先週末封切のブルース・ウィルス主演の『ホステージ』やウィル・スミス主演の『最後の恋の行方』などより上位にランクされたのは大健闘といえる。6位の『ホステージ』は、松竹系の劇場も含めた250館規模の公開なので5位の『Zガンダム』と興行成績で逆転した形となる。公開当初は限定グッズやパンフレットの売り切れが続出した『Zガンダム』だが、封切後の勢いはしばらく続きそうな気配である。

興行成績はmovie@Niftyで確認出来ます。
http://movie.nifty.com/as/column/movie_685/1.htm

機動戦士ガンダム‐星を継ぐ者‐公式サイト 

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2005年06月04日
イベント情報 ]
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 6月6日より、フランスのアヌシーにて世界で最も大きな国際アニメーションフェスティバルのアヌシー2005が開幕する。アヌシーは今年で46年目になり、6日間の会期中に10万人を超える人出が見込まれている。イベントではアニメーション産業関係者、クリエーター、アニメーション分野の教育関係者のほか、一般にも向けて多彩なプログラムから構成されている。

 こうした幅広いイベントの中で、最も重要かつ有名なのがアヌシーを代表する国際アニメフィルムフィスティバルと業界向けの国際アニメーションフィルムマーケット(MIFA)の存在である。40年を超える歴史を誇るフェスティバルでは、今年は短編映画や劇場映画、委託作品、テレビ映画、学生作品、インターネット作品などから230作品が上映される。日本からの参加作品はあまり多くないが、2003年に短編映画部門で『頭山』でクリスタル賞を受賞して話題を呼んだ山村浩二氏が本年も『年をとった鰐』でコンペティションに出品し、その成果が期待されている。しかし、フィスティバルの作品はどちらかといえば芸術色が強く、より商業的な部分は主にフィルムマーケットが担っている。
 フィルムマーケットはアニメーション関係に絞った世界でも数少ないフィルムマーケットで、世界各国から様々な作品が持ち込まれ権利売買が行われる。世界的なアニメーションビジネスの成長と伴に近年その規模を拡大している。
 また、専門家のためのプロフェッショナルミーティングでは、アニメーションの制作技術やビジネス、芸術などをテーマにした様々な話題が討論される。今年は、アニメーションの将来のほか3Dなどの技術的な問題、さらにビデオオンデマンドなどが話題とされている。さらにクリエーターのためのクリエティブフォーカス、ジョブフェアや各制作プロダクションによる新作発表会なども予定されている。

アヌシー2005 

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2005年06月02日
海外:中国 ]
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 昨日、6月1日から5日までの予定で『第1回中国国際アニメマンガフェスティバル』が中国浙江省杭州市にて開催されている。これは、中国が国家レベルで企画した初のアニメ、マンガ関連のイベントで、中国国家放送映画テレビ総局と浙江省政府が主催している。1日から3日までがビジネスデイになり、4日、5日が一般デイとなる。日本のキャラクターも出品され人気を集めているとのことである。期間で20万の人出を見込んでいる。

Dashan's note http://dashan.jugem.cc/
現地でイベントに参加されているダーシャンさんがレポートをしております。

中国国際アニメマンガフェスティバル公式サイト(英語) 

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 かねてよりアニメーションミュージアム設立を提唱し、準備室を設けているアニドウがアニメ関連企業や研究者、コレクター、ファンに対してアニメ関連の資料の寄付を呼びかけている。『アニメーションミュージアム準備室に資料をご寄贈ください!』と題した呼びかけの中で、アニドウが受け入れる資料は制限がないとあらゆるアニメ関係の寄付を募集している。具体的には、設定資料、絵コンテ、雑誌、セル画、背景、アフレコ台本、原画、動画、ポスター、ビデオ、おもちゃといったものが挙げられている。しかし、現在の収蔵品と重複しているものがある場合は、断る場合もあるとしている。

 アニドウの進めているアニメーションミュージアムは既に長いことが続いている。計画は、アニメ関連情報の収集、保存だけでなく、制作活動の支援や研究活動の支援さらには国内外の交流など壮大なものである。アニメ関連資料の収集については、実際にアニメミュージアム準備室が紹介ページで述べているように、資料の散逸はかなり進んでいると言って間違いないだろう。アニメ関連の初期の作品の中には資料がほとんど残っていないものも多い。おそらく、現状では昔の関係者やそうした資料のコレクターの手元にある可能性が一番高い。
 現在は、系統だって保存している機関や企業は現在存在しないため、アニメーションミュージアムの設立が実現すれば、状況は大きく改善するに違いない。アニメーション文化の保存・育成のためにこうした活動がより広がっていくことを期待したい。 

(情報元 アニオタフォース) 
 
アニドウ ミュージアム資料募集のお知らせ
 アニメーションミュージアム準備室 
http://www.animation-museum.com
*ミュージアム準備室の更新が出来ないため現在の最新情報はアニドウさんのサイトでされています。

アニドウ 

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イベント情報 ]
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 毎年世界各地の優れたアニメーションを紹介しているラピタアニメーションフェスティバルの今年の開催が決まった。今年も東京杉並区阿佐ヶ谷の映画館ラピュタ阿佐ヶ谷で11月13日から12月17日の予定で開催される。
 今年で開催は6回目になるが、これまでどおり世界の新作アニメーション上映とアニメーション作家の作品に対するコンペティション第6回ユーリー・ノルテンシュタイン大賞の実施が予定されている。さらに、アニメ作家の巨匠であるノルテシュタイン氏から直接指導を受けられる「ノルシュテイン直接指導アニメーション講座」が行われる。

コミックボックス 第6回ラピタアニメーションフェスティバル紹介記事
ラピュタ阿佐ヶ谷 
ラピタアニメーションフェスティバル 

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2005年06月01日
興行成績 ]
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 5月28日、29日の週末に驚異的な稼働率で週末の興行ランキング3位に登場した『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』であるが、バンダイビジュルは自社サイトのIRのページで全国6つの劇場で興行収入が日計新記録であったことを伝えている。
 この記事は「全国各地でファンの長蛇の列が出現『機動戦士Zガンダム―星を継ぐ者―』好スタート!」で、その中でシネリーブル池袋、新宿ジョイシネマ、シネリーブル梅田、パラダイススクエア(大阪)、シネリーブル神戸、シネリーブル博多といった都心を中心とした6館で新記録を樹立したと伝えている。日計記録は1日の興行収入の合計であり、この記録の達成は、劇場の定員に対する入場者数や上映回数が極めて高かったことを示している。
 
 また、映画情報サイトのエイガドットコムは、5月31日発表の興行成績のコメントで『Zガンダム』の週末2日間の興行が83スクリーンで1億6074万円、最終予想は10億円前後、スクリーン数に対する興行は記録破りとしている。

バンダイビジュアル http://www.bandaivisual.co.jp
機動戦士Zガンダム―星を継ぐ者―公式サイト
http://www.z-gundam.net
エイガドットコム http://www.eiga.com

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