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2006年02月28日
興行成績 ]
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 2月24日に発売された『機動戦士ZガンダムⅡ 恋人たち』のDVDが、前作の『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』に継いでオリコンのセルDVD総合ランキング(2月20日~26日)で第1位に輝いた。
 また同じく第2位には、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の最終巻である第13巻がランクインし、ガンダムブランドの強さを見せつけた。

 劇場版『Zガンダム』のDVDは、ジリーズ第1作『星を継ぐ者』が昨年10月24日から30日のオリコンチャートで、『バットマンビギンズ』などの有力作品を抑えて1位を獲得して話題となっている。
 バンダイビジュアルによれば、『恋人たち』のDVDは、24日の発売から現在までで早くも23万枚を突破する勢いであるという。昨年10月28日に発売された『星を継ぐ者』の累計販売数が23万枚とされているので、その勢いに翳りはない。
 
 また、『ガンダムSEED DESTINY』は今回の13巻で、最終巻となる。13巻までのシリーズ累計出荷数は、130万枚を突破している。一巻ごとの平均で10万本のDVD売上げは、テレビシリーズのDVD売上げとしては驚異的なものである。

 今回の両ガンダムのオリコンチャートランキング入りは、DVDの売上げ不振がいわれるなかで、ガンダムブランドの強さをあらためて見せつけたかたちである。また、『Zガンダム』に関して言えば、公開された2本の映画DVDの売上高はそれぞれ10億円以上、これは興行収入を大きく上回る金額になる。
 人気ブランドであれば、DVDを中心とした製作費回収のビジネスモデルがまだまだ有効であること示している。

 『Zガンダム』の劇場版は今週の土曜日3月4日から公開される。同シリーズの完結編となるため、また大きく人気を呼ぶに違いない。同時に、この3作目がさらなる利益をバンダイビジュアルにもたらすだろう。

バンダイビジュアル 
機動戦士Zガンダム 星の鼓動は愛公式サイト 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY公式サイト 

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テレビ ][ 海外:米国 ]
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 日本では今年第3シーズンに入る『ふたりはプリキュア』シリーズが、いよいよ今年秋に全米デビューする。これは、2月23日にニューヨークで開催されたICV2グラフィックノベルコンベンションのパネルのなかで、4キッズエンターテーメントのCEOアル・カーン氏が明らかにしたものである。
 4キッズエンターテイメントは、アメリカの有力アニメ流通企業のひとつで、大手地上波テレビFOXチャンネルにアニメ・カートゥーンの放映枠4キッズTVを持つことで知られている。

 パネルのなかで『ふたりはプリキュア』は、カーン氏が日本アニメのコンテンツの力について言及した際にふれられた。同氏は、日本アニメがまだまだ強力で人気があり、成功する可能性が高いと述べた。
 その例として『オジャ魔女どれみ』などを挙げ、さらに新たに日本で人気の高い『ふたりはプリキュア』のライセンスを獲得していることを明らかにした。

 アメリカでの『ふたりはプリキュア』は、土曜日午前中8時から12時までの人気放送枠4キッズTVでの放映が見込まれる。4キッズと4キッズチャンネルは、『ポケモン』と『遊戯王』を世界的な人気作品として売り出すことに成功したことで知られている。
 日本国内での『ふたりはプリキュア』の高い人気に目をつけた4キッズは、今後、積極的に同作品を売り出して行くと考えられる。

 『ふたりはプリキュア』の海外展開は、昨年9月のドイツ、10月のイタリアから始まっており、いよいよ世界最大の市場アメリカに進出するかたちになる。国内でも大人気な作品だけに、今後はさらにラテンアメリカやアジアでも積極的な展開が期待できそうだ。

ふたりはプリキュア公式サイト(東映アニメーション)
ふたりはプリキュア公式サイト(朝日放送)
4キッズエンターテイメント 
4キッズTV 
ICV2グラフィックノベル・コンファレンス 

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インターネット ]
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 大手ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントは、「goo」のなかにあるアニメ情報サイト「gooアニメ」のコンテンツを大幅に強化する。新たに提供されるコンテンツには、「アニメ最新ニュース」と「アニメ作品のテレビ放映予定」、「DVDランキング」などが含まれる。

 「アニメ最新ニュース」では、新作情報やイベント情報などが毎日更新されるほか、gooの提供するブログとの連携が可能となる。また、「アニメ作品のテレビ放映予定」では、当日から2週間先までの番組を中心とした番組案内のコーナーとなる。こちらも、gooのブログと連携が行われる。
 「DVDランキング」は、週ごとのDVD売上げランキングを提供するだけでなく、オンラインPCストア「NTT-X Store」と連携したDVDの購入が可能となる。

 最近、アニメ情報コンテンツに弱いとされてきた総合ポータルサイトのアニメコンテンツの強化が増えている。コンテンツ強化の中心は、最新ニュースの提供と動画配信が中心と言っていいだろう。
 これまであまり儲からないと考えられてきたアニメコンテンツが、ブロードバンド配信の急激な普及で注目度が増しているのも大きな理由のひとつといえる。つまり、ニュースなどでファンからのアクセスを増やし、動画配信の利用者を増加させ、そこで収益を図る戦略である。
  
 自社コンテンツの宣伝と動画配信の収入増加につながるのであれば、関連企業からも情報や画像の提供も受け易くなる。こうした試みが、個人運営サイトが強いとされるアニメ情報の分野でどれだけ存在感を発揮するかが注目である。

gooアニメ 

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2006年02月23日
新発売/新作 ]
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 セガサミーホールデンィグスは、子会社でゲーム事業を行うセガが横浜のみなとみらい21地区に新たに57街区、58街区の事業開発権利を獲得し、今後、大型のエンターテイメント拠点を開設する計画であると発表した。 
 旧セガは、既に平成16年にエンターテイメント施設の開発ために同地区の55街区と56街区の事業開発権利者に選定されている。今回、開発地区を広げることで同社による同地区の開発プランはさらに大型化する。

 計画によれば、施設には劇場や屋内型大型パーク施設、シネコンプレックス、ホテルなど商業施設のほかコンテンツ人材育のための施設も入居するとしている。また、セガの本社機能の一部移転も計画されている。

 開発費は、同地区の土地収得金額だけで約330億円、着工は2008年春ごろ、2010年の完成を目指すとされている。施設の内容や規模、投資計画の詳細は、横浜市と伴に今後さらに検討する。
 今回の開発4街区を合わせた敷地面積は4万1000 m2、延床面積は30万 m2と、完成すれば日本有数の超大型エンターテイメント施設になる。

 平16年の同地区開発権利獲得の際には、一部報道でアニメ関連の施設、ミュージアムのようなものを併設される可能性があるとされていた。しかし、今回のセガサミーの発表では開発内容は協議中としており、具体的にそうした施設が開設されるかは不明である。
 しかし、アニメ関連施設は、杉並区に本格的なアニメ関連展示施設である杉並アニメーションミュージアムがオープンし、秋葉原には間もなく東京アニメセンターが開設される。そうした意味では環境は大きく変わりつつある。

 一方で、セガとサミーの経営統合後、大手アニメ制作会社のトムスエンタテイメントもセガサミーグループの1社となっている。さらに、東京藝術大学大学院映像研究学科の設立を初め、横浜市はアニメや映像関連企業・施設のみなとみらい周辺地区への進出を強く働きかけている。
 ゲームやアニメに強みを持つセガサミーグループのみなとみらい地区進出にも、横浜市からなんらかの働きかけがあることも十分考えられるだろう。

当サイトの関連記事 みなとみらいにアニメ文化紹介施設?

セガサミーホールディングス 
セガ 
横浜みなとみらい21公式サイト

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海外:米国 ][ 話題 ]
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 最近は、日本国内だけでなく海外からも、日本のアニメやマンガ、オタクをテーマにしたツアー旅行が珍しくなっている。こうしたツアーの多くは、日本の一般的な観光地に加え、ジブリ美術館や秋葉原、中野ブロードウェイ、アニメ制作スタジオをまわるのが一般的だ。

 しかし、日本文化のアメリカに紹介を中心に行っている企業GENVID.L.L.Cの新しいツアーは一体どこを周るのだろか?
 同社が新たに企画した『伝説の戦士たち Tokyo Japan2006』ツアーは、なんと『美少女戦士セーラームーン』に特化したツアーである。このツアーの目的は4泊5日間の日本旅行の間に、『セーラームーン』に関係する場所だけを集中的に見学というものだ。

 ツアー企画するGENVIDは、もともとはツアーと同名タイトルの『伝説の戦士たちWarriors of Legend : Reflections of Japan in Sailor Moon』という日本文化の紹介本を2005年に発売している。この本は、『セーラームーン』に登場した場所を紹介しながら日本文化を紹介していくという内容である。
 いってみれば今回のツアーは、『伝説の戦士たち』の体験版と言うわけである。しかし、実際に行く場所については、本で紹介された多くの場所とだけされており、本を買って確認するしか方法はなさそうだ。

 同社のウェッブサイトの中では、サンプルとして本の内容を紹介しており、その部分はセーラーマーキュリー・亜美の思い出に地・横浜の赤い靴の像である。また、ツアーに利用する東京・芝のホテルMIELPARQUE HALL自体が、『セーラームーン』の舞台になった場所だとしている。

 ツアーの値段は航空券代含まず、4泊5日の宿泊費と夕食、交通費込みで1100ドル(約13万円)になっている。しかし、気になるのはツアーの値段でなく、果たしてツアーにどのような人が、どれ位集まるかのほうにありそうだ。
 GENVIDでは、ツアー成立の最低人数を6名と定めている。

(情報元:アニメニューズネットワーク

GENVID.L.L.C 
  『伝説の戦士たち Tokyo Japan2006』詳細 

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テレビ ]
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 東映アニメーションは、99年から02年まで4年間にわたりシリーズ作品として放映した『デジタルモンスター』の新シリーズ『デジモンセイバーズ』を、4月2日から全国フジテレビ系で放映開始する。
 『デジタルモンスター』は、育成やバトルをテーマにした対戦ゲームと連動したアニ作品で、2000年頃に大ヒットした。現在も対戦ゲームなどには根強い人気があるが、2003年以降は、2005年のフルCGアニメのスペシャル番組『デジタルモンスター ゼヴォリューション』を除くとテレビでの展開は途絶えている。

 また、『デジモン』は作品の人気は国内だけにとどまらず、海外でも人気が高いことで知られている。海外でのテレビ放映は60カ国以上で世界的な大ヒット作品である。
 とりわけアメリカでは、子供市場の大衆レベルまで人気が及んだ数少ない日本のアニメ作品である。2000年に全米公開された劇場作品『デジモン・ザ・ムービー』は、『ポケモン』シリーズ、『遊戯王』、『千と千尋の神隠し』に次ぐ、日本アニメのなかでは興行成績第6位となっている。これは、昨年の『ハウルの動く城』の興行成績を上回るものである。

 新たなシリーズ作品開始には、当然こうした海外市場も視野に入れている。そのうえで、世界的な『デジモン』の関連商品市場の再活性化も狙っていると考えられる。
 子供向けのアニメ作品は数が多いが、人気作品になるものはは限られており、過去の人気作品の再活性化は企業にとっては重要な戦略といえるだろう。特に、『デジモン』のような世界的なブランドであればなおさらである。
 これまで、デジモン関連の玩具面の展開では、玩具開発のウィズや玩具製造・販売のバンダイなどが関わっている。こうした方面での期待も高いに違いない。

東映アニメーション 
デジモンセイバーズ 
デジモンウェブ 
デジタルモンスター カードゲーム 

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2006年02月22日
イベント情報 ][ 海外:米国 ]
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 アメリカのアニメ・マンガの関連する大手コンベンションには、サンディエゴ・コミコンやアニメエキスポ、ワンダーコンなどが挙げられるが、今月24日に新たに大型イベントがニューヨークで開催される。
 このニューヨーク・コミコンは、これまでのコンベンションと違いビジネスを全面に押し出していることと、サブカルチャー全体を扱いながらもアニメやマンガといった新分野、日本のカルチャーを大きく扱っているのが特徴である。

 アメリカには数多くのこうしたイベントがあるが、不思議なことに大きなイベントのほとんどが、純粋なビジネス目的で始まったものでない。例えば、全米最大のアニメコンベンションとされるアニメエキスポは、ファンによる日本アニメ上映会から始まったものである。今でこそ企業レセプションなどもあるが、ファンイベントの色彩は未だ強い。
 同様に、アメリカのサブカルチャービジネスに大きな影響力を持つようになったサンディエゴ・コミコンもコミックファンのイベントから始まったものである。
 また、ビジネス分野からの参加も多いCGアニメーションの一大イベントSIGGRAPHに至っては、米国計算機学会の学術分科会である。

 今回のニューヨーク・コミコンは、それらとは対象的に当初からビジネス目的を明確に打ち出している。また、主催は世界最大の展覧会ビジネス企業のリードである。リードはTV番組トレードのMipcomやブックショを開催し、またエンターテイメント業界情報誌のヴァラエティの親会社としても知られている。
 今回は、第1回開催ながらアメリカの主要コミック・マンガ出版をほとんど全て集めている。また、アニメ流通の大手ADVやファンニメーション、セントラルパークメディアなど、広いサブカルチャー分野からも多くの企業を集めている。

 また、ニューヨーク・コミコンの前日には、コミック・マンガ・アニメの業界情報企業ICV2の主催によるグラフィックノベル・コンファレンスの開催も予定されている。
 こちらは、アメリカのコミック、グラフィックノベルの分野で勢いを増すマンガを中心に、流通や小売など幅広い業界関係者を集めたイベントである。

 今、アニメーションだけでなく、コミックやマンガ、VFXなど幅広いサブカルチャーが、巨大産業として益々注目されている。今回のイベントは、こうした業界がさらに一段と産業として飛躍するかの試金石になるだろう。

ニューヨーク・コミコン 
ICV2 グラフィックノベル・コンファレンス 
リード エグジビジョン ジャパン(日本語)


* アニメ!アニメ!は、ニューヨーク・コミコンとグラフィックノベル・コンファレンスの現地取材を行い、レポートを予定しています。

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ゲーム ]
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 ゲーム業界団体の社団法人コンピューターエンターテイメント協会(CESA)は、これまでのゲームソフトの利用対象年齢を定めていた年齢区分に「18歳以上のみ」のZ区分を新設し、強い販売規制を導入することを発表した。これにより、「18歳以上のみ」Z区分の作品を販売する際には、区分陳列と年齢確認も厳格化される。
 今回の18歳以上のみは、暴力表現や性的表現を審査の対象としており、審査は今年3月から始まり、5月には審査後のゲームが店頭に並ぶ。

 新区分の導入は、過激な内容が子供に相応しくないもっと厳格な販売規制の導入をとして、首都圏の自治体を中心に家庭用ゲームソフトの過激な暴力表現、性表現を批判することが高まっていたことが背景にある。
 今回のレーティング区分の変更は、そうした批判を受けた業界の自主的な対応といえる。今後は、より年齢に相応しいコンテンツを販売する動きがが強まりそうである。

 しかし、これまでその表現のありかたと消費者の年齢について強く批判されてきたゲーム業界だが、実際には様々なコンテンツのなかではレーティングを厳格に定めている数少ない業界でもある。
 例えば、アニメやマンガについては各社のメディアごとの自主的な基準はあるものの、業界を通じたレーティングは存在しない。それは、ゲームソフト以外にも、映画・アニメDVD販売・マンガなどに細かくレーティングを明示する欧米とは大きな違いがある。

 今回、世間の批判と青少年の健全な育成という理念のもとでの新レーティングの導入に至るまでの流れは、今後こうした事態がマンガやアニメにも起こりうるのでないかと考えさせるものでもあった。

社団法人コンピューターエンターテイメント協会 

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2006年02月21日
賞/コンテスト ]
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 2005年のイギリスで最も優れた作品を選出する2005年英国アカデミー賞で、クレイ・アニメーション作品『ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』が並いる実写作品を退けて作品賞を受賞した。アニメーション作品が同賞を受賞するのは初めてである。
 アメリカでは1991年にアニメーション映画『美女と野獣』がアカデミー賞作品賞候補にあがったことはあるが未だ作品賞の受賞はなく、世界的にみても快挙といえる。

 今回の受賞は同作品が優れた作品であるというだけでなく、アニメーション作品の映画興行や映画界における存在感が急激に高まっていることを示しているともいえる。それは、日本の作品で言えば2002年の『千と千尋の神隠し』のベルリン金熊賞の受賞や2004年の『イノセンス』のカンヌ映画祭コンペティション作品選出などに現れている。

 『ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』は、2月3日に発表された米国アニー賞でも10部門受賞の快挙を成し遂げたばかりである。それに引き続いて、英国アカデミー作品賞受賞は、米国アカデミー賞長編アニメーション賞への受賞にもはずみをつけた。
 これまでアニー賞の長編アニメーション賞の受賞作品は例外なくアカデミー賞を受賞しているが、今回の受賞で、地元イギリスの期待は益々高まるに違いない。
 また、同作品は、日本では3月6日のアカデミー賞は発表後の3月18日に公開を予定している。こうした賞レースでの健闘は、興行面で大きな期待を集めそうである。

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TM&(c)2005 Aardman Animation Ltd.
(c)2005 Dream Works Animation L.L.C and Dream Works L.L.C

ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!公式サイト

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2006年02月20日
海外:アジア ]
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 日本でアニメ専門チャンネルとして人気の高いアニマックスは、東南アジアやラテンアメリカでも放映され高い人気を集めている。そうした人気から、先日も新たに韓国での放映開始も決定している。
 しかし、このアニマックスがインドでも放映され人気を集めていることはあまり知られていない。これまでインドは日本のアニメーションとはあまりつながらない国だと考えられてきたからだ。
 最近でこそ、3Dアニメーションのアウトソーシング先として注目されているインドだが、アニメの消費地として考えられることは今でも少ない。

 このインドのアニマックスが放映開始から1年半足らずでインドの1000万世帯を以上で視聴され、放映は快調だという。インドのアニマックスは、ソニー系のソニーピクチャーズ・エンターテイメント・インターナショナルが放映しており、英語とヒンズー語の2ヶ国語で、もちろん作品の中心は日本アニメである。

 そうした状況をインドのテレビ業界情報サイトのテレビビジョンポイントは、2月20日の記事“Animax to lure Kids with 3 new anime's”のなかで、アニマックスはカートゥーンネットワークとポゴ、ディズニーチャンネルが支配する領域に乗り出しつつあるとしている。
 また、同記事は同局が子供をさらにひきつける為に、新番組にゲーム情報番組の『ゲームマックス』とアニメ番組の『乱馬1/2』と『十兵衛ちゃん』の放映を開始するとしている。
 しかし、急激に人気を獲得しつつあるにもかかわらず、アニマックスのチャンネルシェアは未だ1%にも達していないという。中国と並ぶ巨大市場だけに、全国的な影響力となると、一朝一夕には行かないということだろうか。

アニマックス・アジア 

テレビビジョンポイント
 

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イベント情報 ]
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 『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインや作画・マンガなどで知られる安彦良和氏の大規模な原画展が、島根県出雲市の出雲市立平田本陣記念館で4月1日から開催される。
 原画展では1970年代に手掛けた『勇者ライディーン』など初期の作品から、最新コミックの『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』までおよそ300点の原画が集められる。展示品のなかには、アイデアスケッチや設定画、漫画原稿等のほか、映像像展示やキャラクターフィギア等の造形展示も行なわれ安彦良和氏の展覧会としてはこれまでにない規模となる。会期中には、同氏の講演会とサイン会も予定されている。

 安彦良和氏は、『機動戦士ガンダム』や『アリオン』などのコミックで高い知名度を持つ一方で、近年は、神戸芸術工科大学先端芸術学部の教授として教壇に立つなど幅広い活動をしている。
 しかし、これまでは大規模な回顧展はあまり開催されてこなかった。今回展覧会は、そうした安彦氏のこれまでの仕事を振り返る良い機会となるだろう。

 出雲市立平田本陣記念館は、出雲市にある旧家を移築・保存した美術館で、日本絵画や美術品を中心に所蔵・展示を行なっている。展覧会は、5月28日までおよそ2ヶ月間開催される。
  
出雲市立平田本陣記念館 
安彦良和原画展 

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映画 ][ 海外:米国 ]
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 アメリカの映画情報サイトのエンターテイメント・ウィークリーによると、木城ゆきと原作、ジェームス・キャメロン監督のもとで製作中の実写版『銃夢』の公開は、2009年を予定している。
 これはキャメロン監督が、エンターテイメント・ウィークリー誌に明らかにしたものである。同氏は20世紀フォックスとの契約で現在ふたつの映画を制作中で、ふたつの映画は同じ技術を使って制作されており、両映画は不可分の関係にあるという。

 また、同監督による次の公開映画は『銃夢』ではなく、もひとつの映画プロジェクト「880」だという。また、両作品とも出演俳優は完全に決まっていないが、「880」は2007年、あるいは2008年に公開を目指し、『銃夢』は2009年に公開されるだろうとしている。
 
 これまでの実写版『銃夢』については流動的な話が幾つもあり、監督自身も様々なメディアで断片的な話をして混乱している。特に、次に公開される映画については『銃夢』と「880」のいずれかについて揺らぎ続けている。
 しかし、現在確認出来る最新の情報は、次回作はプロジェクト「880」で、『銃夢』は2009年のようだ。また、公開順番の揺らぎは、未だ詳細がほとんど明らかにされていない「880」と『銃夢』が、同じ技術でほぼ平行して制作されていることにあり、公開順序はあまり意味をなしていないようである。

エンターテイメント・ウィークリー  He'll Be Back

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2006年02月19日
海外:アジア ]
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 2月18日の日本経済新聞の報道によれば、『ハローキティ』などの人気キャラクター知られるサンリオは、韓国の投資会社と共同で『ハローキティ』のクレイアニメーションを制作する。記事によれば制作費1億6000万円のうち、サンリオが約3割、韓国の投資会社が約6割、残りを映像制作会社のスタジオ・トゥモローが出資する。
 作品は全26話で2月中に完成する。世界15カ国での放映を見込んでいるという。

 企画されている作品は、予算規模から考えると比較的小品のアニメーションになる。しかし、近年、日本と韓国のアニメーション制作の強力が増えているが、日本の既存のキャラクターをベースにした作品に韓国企業が資金だけ提供するのは珍しいケースである。
 現在、サンリオは、自らアニメーション製作は手掛けていないが、サンリオキャラクターを利用したアニメでは、ウィ-ブの企画・製作よる『マイメロディ』のアニメ化作品が放映中である。また、昨年春には、今後、サンリオ自身が製作費5億円規模で複数の劇場映画の製作を行うとの発表もされている。

 キャラクターの人気を長く持続させるには、アニメやマンガなどを利用したマルチメディア戦略も必要とされる。今回のクレイアニメのキティちゃんも、そうしたサンリオのキャラクター多角化戦略の流れにあるのかもしれない。

日本経済新聞 サンリオ、韓国企業と共同でアニメ制作

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2006年02月18日
イベント情報 ]
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 2月18日の日本経済新聞によれば、昨年夏の愛・地球博で開催された『ポケットモンスター』をテーマにした遊園地「ポケパーク」が2010年までの5年間の予定で世界各地を周ることになった。世界各地の異なる地域で、それぞれ1年間づつ展開する予定だという。
 まず、台湾の台北市で3ヶ月間限定公開し、期間中100万人の動員を見込むという。その後は、アメリカ、ヨーロッパ、中国・上海での開催を検討している。
 また、パークの運営は『ポケットモンスター』のライセンス管理会社、株式会社ポケモンとイベントの企画会社アイ・ワークスが行い、遊戯機械設置・保守は、サノヤス・ヒシノ明昌が担当するとされている。

 昨年夏に愛・地球博の関連イベントとして別会場で開催された「ポケパーク」は、ポケットモンスターの世界をベース統一された移動式遊園地として高い人気を集めた。パークの会期中半年間の来場者は415万人を越えている。
 パークでの観覧車やジェットコースターなどの各アトラクションなどの評価は高く、これまで博覧会終了後の「ポケパーク」の行方が注目されていた。結局、今回、日本を飛び越え世界ツアーに出掛ける結果になった。

 日本のマンガやアニメの世界には、今回の『ポケットモンスター』をはじめ世界各国で人気のあるキャラクターが数多い。当然、そうした市場を狙ったテーマパークといった構想を考えられ、今回の「ポケパーク」の世界巡業はそうした可能性を探るものにもなりそうだ。

 また、『ポケットモンスター』については、今年の1月1日よりこれまで別管理であった日本とアジアを除いた『ポケットモンスター』のライセンス権利と管理が、株式会社ポケモンに統一されている。こうしたライセンス関係の状況も、今回のツアーを後押ししたといえるだろう。
 世界市場では、一時のブームが去った感のある『ポケットモンスター』であるが、今回のツアーも含めて、今後、世界市場でのブランド再構築が行われそうだ。

日本経済新聞 「ポケモン」の移動式遊園地、世界各地で展開・任天堂

ポケットモンスター公式サイト 
ポケットモンスター公式ファンクラブ ポケモン大好きクラブ

株式会社ポケモン 

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イベント情報 ]
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 NPO法人コミュニティー・サポーターズ/University Studioが運営する「インディーズアニメフェスタ2006」が、2月25日に東京・三鷹市にて開催される。      
 インディーズアニメフェスタは、アニメーション業界の活性化を目的に、三鷹市とNPO法人コミュニティー・サポーターズが、2002年から開始したもので、全国からアマからセミプロまで数多くのインディーズクリエ-ターの作品を上映紹介する。今年で4回目を迎えるが、既にインディーズアニメの上映と表彰を行うイベントとして、インディペンドアニメの世界ではお馴染みになっている。

 フェスタは、毎年、第一線で働くアニメ監督や演出家が審査員に招かれ、それぞれの作品について丁寧な講評を行うのが特徴となっており、上映作品のなかから最終的にインディ-ズアニメ大賞を選出する。今年は、全部で14作品が上映され大賞を争う予定である。
 本年は、プロダクション I.Gのプロデューサー森下勝司氏、マッドハウスのアニメーターいしづかあつこ氏、さらに「警察戦車隊TANK S.W.A.T01」監督のロマのフ比嘉氏、move on web.実行委員会のルンパロ氏が審査委員を務める。
 
 また、当日は、海外からの招待作品も上映され、上映作品を中心に海外招待アーティストとのトークセッションも準備されている。さらに、「自主制作アニメーションの将来的可能性」と題されたシンポジウムも行われるなど盛りだくさんの内容となっている。
 イベントは、日本のインディーズアニメーションの現在と海外の現状に多方面から触れることの出来るよい機会になりそうである。詳細は、インディーズアニメフェスタ2006公式サイトにて確認出来る。

【インディーズアニメフェスタ2005】
日時:2月25日(土)  会場:三鷹市芸術文化センター
国内作品上映、海外招待作品上映&トークセッション、
ゲストシンポジウム「自主制作アニメーションの将来的可能性」

インディーズアニメフェスタ2006 

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2006年02月17日
新発売/新作 ]
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 バンダイビジュアルが、先日発表した第3次中期経営計画の説明会の動画を公開している。説明会の内容はバンダイビジュアルの今後3年間の経営方針が中心であるが、ファンにとって注目はクロスコンテンツ特命担当の渡辺繁専務が説明するクロスコンテンツ戦略の部分にある。

 渡辺氏は、この中で「独創的なフラッグシップ作品創出」として、現在バンダイビジュアルの中で進めているフラッグシップになり得る代表的なプロジェクトを列挙している。その多くが、これまで公表されていない大型アニメーションプロジェクトであった。

 真っ先に言及されたのは、バンダイビジュアルとは映画『スチームボーイ』で関わりの深い大友克洋監督関連の作品。説明によれば、現在、大友克洋監督関連の作品は4ラインが同時進行しており、そのうち2作品は今年中にリリースされる。
 また、もうひとつの目玉企画として『美少女戦士セーラームーン』や『ケロロ軍曹』で知られる佐藤順一監督が、ピクサータイプの3DCGアニメーションを手掛けるというものである。この作品は、劇場映画とテレビシリーズと両方を準備しているとしている。
 日本企業の間では、まだ制作実例の少ない子供向けの3DCGアニメーションに同社が本格的に乗り出すもので、非常に注目すべき動きである。
 さらに、サンライズ関連では、ガンダムシリーズでパワフルは作品が出てくるだろうとも述べている。

 サンライズ以外の協力制作会社については、ボンズ、プロダクションI.G、ガイナックスの名前を個別に言及している。そのうえで、どの会社とも劇場、テレビを含めてかなり強力な作品が出来ると自信を見せている。
 特にプロダクションI.Gについては、『立喰師列伝』以降の押井守監督として大作アニメーション映画の企画が進んでいると述べている。また、これまで業績に大きく貢献してきた『攻殻機動隊』は、今年から来年にかけて次の展開があるともしている。

 正直、これだけでも怒涛のようなプロジェクトなのだが、説明会によればこれ以外にも説明出来ない多数のプロジェクトが存在するという。こうした計画の詳細については、3月末の東京国際アニメフェア以降順次発表して行きたいと話を結んでいる。

バンダイビジュアル 
 第3次中期経営計画説明会(動画) 

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テクノロジー ][ 映画 ][ 海外:米国 ][ 賞/コンテスト ]
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 アメリカのビジュアル・エフェクト協会が、毎年優れた映像効果を達成した作品を表彰するVESアワードが2月16日に発表された。最も注目される映像効果中心の映画部門でピーター・ジャクソン監督の『キングコング』が、『スターウォーズ エピソード3』や『ナルニア国物語』、『ハリーポッター 炎のゴブレット』などの有力候補を退けて受賞した。
 『キングコング』は、1933年公開された作品を現代の技術で再現するなど、そのストーリーと技術力が高く評価されていた。
 『キングコング』はこのほか、実写映画の中のアニメーションキャラクター賞、実写映画の中の環境創造賞と計3部門を受賞している。また、一般映画の映像効果賞ではリドリー・スコット監督の『キングダム・オブ・ヘブン』が選ばれている。

 VESアワードは今年で4回目と歴史は浅い。しかし、近年、映画制作の現場で映像効果の重要性が急激に高まっているにもかかわらず、映画祭の賞レースではこの分野はあまり省みられていない。
 そうしたなかで、映画からテレビ、ゲーム、ミュージックビデオまで幅広く映像効果だけに特化した賞として注目を集めている。

 また、今回、アニメーション映画のなかのアニメーションキャラクター賞で、『ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』が受賞をしている。純粋なアニメーションで受賞作品に選ばれたのは『ウォーレス』だけである。
 しかし、最も優れた才能に与えられる個人賞のジョージ・ミレイ賞には、ピクサーの映画監督ジョン・ラセターが選ばれている。『トイストリー』や『ファインディング・ニモ』といった優れたアニメーション映画を作り出してきたラセター監督だが、アニメーションだけでなく映像効果全体でも高く評価されていることが判る。

 ちなみに今回ベスト映画に輝いた『キングコング』の映像効果を手掛けたのは、実写版『エヴァンゲリオン』の制作を行うとされているWETAワークショップである。こんなところも、今回の受賞で目が離せない点といえるかもしれない。


キングコング公式サイト 

ビジュアル・エフェクト協会 
 賞の詳細一覧

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教育 ][ 行政 ]
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 3月7日に経済産業省と特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)の主催で、コンテンツ分野の人材育成システム構築を目指したフォーラム「コンテンツ インターンシップ フォーラム 2006 ~産学連携人材育成システムの構築に向けて~」が東京で開催される。

 近年、コンテンツ産業の支援・育成・拡大の一環として、この分野の人材育成が注目されている。ここ数年で、大学や大学院で相次ぎ設立されたアニメやマンガ、デジタルアート系新学部、学科もそうした流れのなかにある。
 しかし、コンテンツ分野の人材は現場の中で育つという意見は根強い。そうした問題を解決する方法として、学生が、実際の現場に行き現場の仕事を学ぶインターシップ制度は、各教育機関でも積極的に取り入れられ始めている。

 今回のフォーラムは、昨年夏に映像産業振興機構が経済産業省から受託し、実施したコンテンツ人材育成総合プログラムの三方得インターンシップを中心に、インターシップの量的拡大と質的拡大を検討する。また、産学連携に基づいた新しい人材育成システムの構築を目指したいとしている。
 
 フォーラムでは映像産業振興機構のインターシップの取り組みのほか、コンテンツ分野におけるインターシップの現状報告、さらに業界関係者と教育の現場を交えた座談会「コンテンツ産学連携人材育成システムの構築に向けて」が行なわれる。
 座談会には、映画監督林海象氏、プロダクションI.G社長石川光久氏、ゲームクリエーター遠藤雅伸氏、ユニバーサルジャパン平野澄人氏といった産業人と映像作家で早稲田大学大学院教授の安藤紘平氏と東京大学の馬場章教授が参加する。

 コンテンツ産業と高等教育のギャップを埋める手段とされるインターシップであるが、アニメやゲームに代表されるコンテンツ産業は、インターシップの受け入れ経験はこれまでほとんどない。まだまだ課題も多いのが現状である。
 しかし、これまではこうした問題が集中的に語られてきたことは少ない。今回のフォーラムは、そうした点からも意義の大きいものだといえるだろう。

日時: 2006年3月7日13時半~17時半  場所:東京大学本郷キャンパス
主催: 経済産業省、特定非営利活動法人 映像産業振興機構
共催: 東京大学

詳細は下記サイトで 
コンテンツインターシップフォーラム2006 
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
  三方得インターンシップ 

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映画 ][ 海外:米国 ]
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 2007年に公開を目指すとされている実写版『トランスフォーマー』のマイケル・ベイ監督は、同作品の撮影を今年5月から開始する。『アルマゲドン』、『パールハーバー』の製作/監督で知られるマイケル・ベイ氏は、スティーブン・スピルバーグのもと、この作品の監督を行うことは、既に決まっていた。
 しかし、具体的な製作状況が明らかになったのは、今回が初めてである。

 今回の撮影開始は、ベイ氏が自らのウェッブサイトで語ったものである。同氏によれば、自分の次回作は実写版『トランスフォーマー』になるとし、既に9ヶ月の間この仕事に関わっているとしている。
 また、脚本は完成に近づきつつあり、脚本には『ミッション・インポスィブル3』のアレック・カフマンとロベルト・オーキーが参加しているだけでなく、スティ-ブン・スピルバーグも深く関わっているとしている。そのうえで、5月の終わりには撮影が開始され、当初予定通りの2007年7月4日の劇場公開を視野に入れている。

 『トランスフォーマー』は、1980年代に放送を開始したアニメ作品である。アメリカでは大手玩具メーカーハスブロと提携することで爆発的な人気を呼び、現在に至るまでシリーズが続いている。今回映画化されるのは、そのうち最も人気が高いシリーズ第1作目。
 スピルバーク総指揮、ドリームワークス制作の大作映画として2004年より注目を浴びている。

 映画は実写映像とされているが、実際には実写映像にCGアニメーションを大幅に取り入れた作品になるとされている。
 今回、撮影開始が決まったことで、日本アニメの実写リメイク作品としては最も劇場公開が早い作品になる可能性が強まった。

マイケル・ベイ.COM(マイケル・ベイの個人サイト)

当サイトの関連記事 トランスフォーマー実写映画化 (04年7月24日)
             実写版トランスフォーマー続報(05年3月15日)

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ゲーム ]
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 ソフトバンク系のエンターテイメント会社MOVIDA HOLDINGS(モビーダ・ホールディングス)は、オンラインゲームの運営・販売・マーケティングに特化した全額出資の子会社「ELEVEN-UP(イレブンアップ)」を設立し2月16日から営業を開始した。

 モビーダグループには、これまでオンラインゲームの企画・開発・運営プロデュースを行なうモビーダ・ゲームスが存在するが、両社は企画・開発と運営・販売で事業を住み分ける。また、両社合わせることで、一体的なオンラインゲームビジネスを手掛けることになる。
 イレブンアップは、モビーダ・ゲームスの開発したロールプレイングゲーム『ベルアイル』の運営を受託し、2月16日よりクローズドβテストを開始している。

 現在、オンランゲームの世界では、ゲーム開発者以上にオンラインゲームの運営やマネジメントのノウハウを持った人材の不足が問題になっている。こうした論点は、先日東京で開催されたアジアオンラインゲームカンファレンス東京でも度々論題として取り上げられていた。
 それはこれまでの売切り型のパッケージゲームとは異なる、持続型のオンラインゲームが生み出した新しい職業分野であるからだ。こうした状況を背景に、ゲームの運営やマーケティングを専門に行なう企業の誕生は期待されていたし、確かな需要もあるといえるだろう。

 今回の発表では触れられなかったが、今後同社が幅広いソフトバンクグループやグループ以外からも、複数のオンラインゲームのマネジメントを受託するケースは考えられるだろう。それは、マネジメント業務の集中化によって効率を高め、イレブンアップや受託を依頼する企業にとっても利益になるに違いない。

モビーダ・ホールディングス 
モビーダ・ゲームス 

ベルアイル公式サイト 
ベルアイルGM情報局 

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2006年02月16日
イベント情報 ]
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 毎年秋に開催されるゲーム業界の大イベント東京ゲームショウ2006の開催日が正式に発表された。今年も例年通り9月、22日から24日の3日間の日程で千葉の幕張メッセを会場に開催される。昨年は、企業出展131社、来場者17万6000人を集め大盛況のうちに終了した。

 今年は、昨年暮れに発売されたXBOX360に加えて、ソニーコンピュターエンタテイメントのPS3や任天堂のリボリューションなど次世代ゲーム機が出揃う可能性が高く、昨年以上に盛り上がりそうだ。
 東京ゲームショウでは、本年の目標を来場者16万人以上、出展社数140社、出展小間数1500小間とし、「世界一のコンピュターエンターテイメントショウ」を目指すとしている。
 東京ゲームショウは、世界市場における日本のゲームソフト業界の地盤沈下にもかかわらず、近年、海外からの取材が増える傾向にある。こうした追い風を生かせれば、世界的なコンピュターゲームショウも必ずしも夢ではないだろう。

 また、社団法人コンピュターエンターテイメント協会(CESA)は、毎年都内で開催している「CESA GAME AWARDS」を東京ゲームショウ2006の会場内でショウの初日に行うことを決定した。同賞は、コンピューターエンターテイメントソフトウェアの中から優秀作品を選考し、表彰するものである。今回、東京ゲームショウと同時開催することで、相互にいい影響を与えそうである。

開催要項
東京ゲームショウ2006(TOKYO GAME SHOW 2006)
主催:社団法人コンピュターエンターテイメント協会(CESA)
共催:日経BP社 後援:経済産業省(予定)
会期:2006年9月22日(ビジネスデイ) 23日、24日(一般公開日)
会場:幕張メッセ

東京ゲームショウ2006 
社団法人コンピュターエンターテイメント協会 

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インターネット ][ 海外:米国 ]
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 アメリカのアニメ・ゲームの情報サイト「クレイジー・ゲーマース」によると、アメリカでアニメ流通大手の一角を占めるジェネオン・エンターテイメントUSAは、アップルが開発したiTunes向けのポドキャストを利用したプロモーション映像の配信を開始する。
 当初は、アメリカでも人気の高い『サムライチャンプルー』や『ビューティフルジョー』などのトレイラーが配信されるほか、今後も各作品の映像を追加して行く。また、今後はメイキングシーンなども追加していく方針としている。

 近年、アメリカでもブロードバンドの普及が進んでいることや新しい技術の登場により、ダウンロード型のアニメ作品のプロモーションが急激に注目されつつある。
 例えば、流通会社のひとつADヴィジョンは、プロモーションにファイル交換ソフトのビットレントの利用を昨年から開始している。また、別の流通会社のひとつセントラルパーク・メディア(CPM)は、PSP向けの配信やポドキャストを利用した映像配布を既に行っている。その中には、サービス期間を区切った1話まるごとサービスさへ含まれている。

 今回のジェネオンの動きはこうした流れの中にあり、インターネットを利用したプロモーション映像配布の流れを決定づけるものといえるだろう。
 しかし、現在のところこうした映像の配布は、プロモーション利用にとどまっており、ダウンロード販売は行われていない。CPMなどが、アップルと正式のポッドキャストを交渉中と伝えられるが、その中に有料販売が含まれるかは定かではない。

 もし、有料のダウンロード販売が始まれば、それは日本市場にも大きな影響を与えるに違いない。現在の日本のインターネットでは、アニメ配信はストリーミングが中心で、コンテンツ自体は利用者の手に残らない。また、他のメディアへの移し替えや持ち運びも不可能である。

 しかし、ダウンロードによる動画の買い切り販売が可能になれば、現在でも大きく動いている日本のコンテンツ配信のビジネスモデルを大きく揺るがすことになる。これは、アニメ作品に限ったものでもない。そうした意味で、今後、日本のコンテンツであるアニメが、iTunes向けに有料販売されるかどうかは大きな意味を持っているといえる。

クレイジー・ゲーマース Geneon Brings Anime to Podcasts
ジェネオン・エンターテイメントUSA 
アップル ポッドキャスト 

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テレビ ]
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 衛星放送のWOWOWOは、松竹と新作アニメの共同開発を手掛ける。WOWOWOは開局15周年記念番組として、藤沢とおる氏原作の人気コミックで月刊アフタヌーン連載中の『TOKKO 特公』をアニメ化し、4月15日から放送を開始する。

 同社はこの作品の開発で、大手映画会社のひとつである松竹と共同開発にあたると発表した。これまでもWOWOWOは、有力コンテンツとしてアニメ作品に注目しており、『星界の紋章』シリーズや昨年の『強殖装甲ガイバー』などオリジナルアニメの開発に取り組んできた。
 今回の新作アニメ『TOKKO 特公』もそうした流れの中にあると考えてよいだろう。 WOWOWOは、今回、既に同作品の日本国内での番組販売権も収得している。

 一方、松竹は、昨年は『機動戦士Zガンダム』の劇場版2作品や『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』といったヒット作品など数多くのアニメ作品の劇場配給などは行っている。しかし、これまでは自社開発のアニメーション作品で目立った作品は少ない。
 アニメ分野では、ライバルの東宝がジブリ作品で成果をあげているほか、東映はグループ会社に東映アニメーションを持つなどしている。これまでは、松竹のアニメ分野への取り組みの遅れが目立っている。
 そうしたなか松竹は、一昨年にアニメ事業の強化を狙い、アニメ事業本部を設立している。今回のアニメ番組の共同開発で、そうした動きが加速することになりそうだ。今後の松竹の動きは、注目と言ってよいだろう。

 両社によれば共同開発の第2弾も用意されているが、『TOKKO 特公』の詳細と合わせて来月23日から26日に開催が予定されている東京国際アニメフェアで発表されるという。

WOWOWO 
松竹 
TOKKO 特公 公式サイト 
東京国際アニメフェア2006  

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行政 ]
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 日本のクレイアニメーションの第一人者と知られる伊藤有壱氏の会社アイトゥーンが、横浜みなとみらい地区に程近い横浜市中区海岸通に移転する。
 これは、横浜市の映像文化都市構想やナショナルアートパーク構想に基づいた「映像コンテンツ制作企業立地促進制度」を利用した第1号となる。

 アイトゥーンと伊藤氏は、日本を代表するクレイアニメーションのクリエーターとして知られている。これまでに、テレビコマーシャルやNHKの教育番組を中心に数々の作品手掛けてきた。現在、同社は東京・渋谷のNHKに程近い場所に本拠を構えている。

 同社が新たに拠点を設けるのは、港湾流通会社の国際コンテナターミナルが横浜港と馬車道近くに所有する万国橋倉庫になる。横浜市のナショナルパーク構想に賛同した国際コンテナターミナルが、アート系企業をコアテナントにする「創造空間 万国橋SOKO」としてこれを貸し出している。
 今回の第1号に決まったアイトゥーン含めて、デザイン企業やデジタルアーカイブなど5企業が入居する。

 横浜市馬車道地区は、企業のほか東京藝術大学大学院映像研究科も昨年からキャンパスを開設し、映画教育を始めている。来年春には、新たにアニメーション学科も開設される予定である。
 これまでは映画関連やアニメ関連企業は、東京一極集中とされてきた。しかし、埼玉県のSKIPCITYや今回の横浜市のように、環境にやさしく文化的イメージも漂う映像関連企業を自治体が誘致する動きが増えている。
 今後は、こうした自治体の優遇政策によってコンテンツ関連企業立地の分散化が進むかもしれない。
 
アイトゥーン 
横浜市 
国際コンテナターミナル 
東京藝術大学大学院映像研究科 

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2006年02月14日
テレビ ][ 海外:米国 ]
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 アメリカの大手アニメ流通企業のファニメーション・エンターテイメントは、人気アニメ『ドラゴンボールZ』を大手子供チャンネル・カートゥーンネットワークでの再放送を開始すると発表した。
 放映されるのは月曜日から木曜日まで、夜10時半からと再放送としては恵まれた時間帯である。
 ドラゴンボールシリーズは、ファニメーションがアメリカでの権利を持つ最も有力なアニメ作品のひとつである。また、テレビ放映終了後も新作アニメーションを上回る高い人気を維持し続けている。

 今回の再放送は、新作アニメに爆発的な人気作品がなかなか現れないなか、確実に人気が取れる旧作アニメの再放送で手堅いビジネスを行いたいというファニメーションの思惑があると言っていいだろう。
 そうしたビジネスは、当然『ドラゴンボール』のキャラクターを利用した商品展開が中心となる。また、今回の決定は、昨年アメリカで好調な売上げを記録した『ドラゴンボールZ』のゲームソフトの存在も念頭にあるに違いない。

 先週の日曜日、12日からニューヨークでは、各玩具メーカーが2006年クリスマス商戦に投入するキャラクター商品を事実上決めるトイフェアが始まっている。今回の発表のタイミングは、それを意識したものでもあるともいえる。

 『ドラゴンボール』は、ここで再び大きく取り上げられることによって、アメリカでのキャラクターとしての寿命がさらに拡大することが可能になる。そして、そこからさらに目指すべきは、ディズニーのように何十年にわたり愛されるキャラクターなのかもしれない。

ファニメーション 
カートゥーンネットワーク 
トイフェア2006

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新発売/新作 ]
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 スタジオジブリの名前を冠したオリジナルファッションブランドの仕立屋STUDIO GHIBLIが、2月11日に新しく出来た東京・青山の表参道ヒルズ内にオープンした。
 仕立屋STUDIO GHIBLIは、スタジオジブリのアニメ作品『紅の豚』の主人公ポルコが着たら似合いそうな洋服をテーマにした大人の男性のための服。アパレル企業のプライムゲートとスタジオジブリの協力のもと、2004年の11月17日より展開している。
 これまでは大手百貨店のインショップ形式で出店を行ってきたが、今回の表参道ヒルズ店で、街中へ進出することになる。

 表参道ヒルズは、趣のあった昭和初期の建築・青山同潤会アパートの敷地跡に、六本木ヒルズやアークヒルズの開発で知られる森ビルが開発した。建築設計は、世界的に名の知れた建築家・安藤忠雄が手掛け、今、最も話題を呼んでいるショッピングスポットである。
 開発にあたっては、これまでにない新業態の魅力的な店舗を導入する方針が打ち出されていた。そんなところから、今回の出店がスタジオジブリの持つ高いブランド力を期待してものだと判るだろう。

 日経BP社が毎年行っているブランドジャパンというブランド価値を探る調査では、2005年にスタジオジブリはソニー次ぐ第2位となっている。これは、ディズニーやトヨタを上回るものである。
 昨年の愛知地球博後に、関連自治体が繰り広げた「サツキとメイの家」の誘致合戦もこうしたブランド価値のなせる技といえるだろう。アニメという枠さえも超えるスタジオジブリのブランド価値は、今後も多くの企業や自治体にとって大きな魅力として映るに違いない。

仕立屋STUDIO GHIBLI 
スタジオジブリ 
表参道ヒルズ 
森ビル 

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映画 ]
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 スタジオジブリは、この夏公開する大作アニメ映画『ゲド戦記』の声優に俳優の岡田准一と菅原文太を起用する発表した。岡田准一が声をあてるのは主人公になる王子アレン、また、菅原文太は映画のタイトルにもなっている大賢人ゲドの声を担当する。

 岡田准一はアニメの声優は初めてだが、菅原文太は同じジブリ作品『千と千尋の神隠し』の釜爺役で既にアニメの声優を経験済である。また、ジャニーズ出身者を主人公の声優に起用するのは、ジブリ作品では昨年の『ハウルの動く城』でハウル役を演じた木村拓哉に続いて2作品連続となる。 
 今でこそ有名俳優を、人気アニメの声優に起用するのは国内・海外とも珍しくないが、スタジオジブリは、1980年年代から始まり、この道の開拓者である。

 また、同じ今年7月公開予定の大作ファンタジーアニメで、フジテレビやGONZO、ワーナ・ブラザーズが製作する『ブライブ・ストーリー』が、主人公ワタル役の松たかこや常盤貴子、ウエンツ瑛士などの豪華な声優陣を既に発表している。
 7月には『ゲド戦記』と『ブレイブ・ストリー』の間で、ジブリvs GONZO、日本テレビ vs フジテレビといった熱い戦いが繰り広げられることが予想される。それに加えて、人気俳優による声優陣の戦いも注目を浴びそうだ。

スタジオジブリ公式サイト 
 ゲド戦記制作日誌  監督日誌 
ブレイブ・ストーリー公式サイト 

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テクノロジー ][ 映画 ][ 海外:米国 ]
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 アメリカで、久々に2Dの味わいを残したアニメーション映画が大規模な全米公開をされ話題を呼んでいる。この映画は『キャリアス・ジョージ』といいい、絵本作家H・A・レイとマーガレット・レイが1941年に生み出した子ザルを主人公にした人気絵本を原作としている。
 製作はユニバーサルとイマジン・ネットワークで、監督は『リトル・マーメイド』などで知られるマチュー・オカラガンである。

 近年、2Dアニメーションは客が入らないとされ、ハリウッドの大手スタジオはアニメーション制作の中心を軒並み3Dアニメーションに移している。実際に、『スポンジボブ』や『遊戯王』、『サウスパーク』など、TVアニメーションから派生したアニメーション以外で興行成績上位に作品はほとんどない。
 近年、興行成績で上位になったのはドリームワークスの『シンドバット 七つの海の冒険』(2003年7月)やウォルト・ディズニーの『トレージャー・プラネット』(2002年11月)などがある。しかし、いずれも巨額の制作費を回収出来ず、両社が2Dアニメーションから撤退する引き金ともなっている。 

 2月10日に全米2566館で公開された『キャリアス・ジョージ』は、最初の週末で興行成績第3位。これは、今年1月に公開された3DCGアニメーション『フードウィンクド』の初登場と同じ順位である。
 しかし、それでも『キャリアス・ジョージ』の宣伝費を含まない製作費は、5000万ドルである。最初の週末の興行収入1470万ドルとはほど遠い。これをどう判断するかは難しいところだろう。

 それでも昨年は、パペット・アニメーションの『コープス・ブライド』やクレイ・アニメーションの『ウォーレスとグルミット』が大ヒットをしている。また、アカデミー賞も、これに2Dアニメーションの『ハウルの動く城』を加えたものとなっている。
 本来アニメーションの面白さは、制作方法によらないはずである。久々の2Dアニメーションの成果に期待したい。

キャリアス・ジョージ公式サイト 
ユニバーサル 
イマジン・エンターテイメント 

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2006年02月13日
新発売/新作 ]
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 携帯電話向けの動画配信を行うデジタルスナック・FLUX(フラックス)は、2月14日よりアニメーション作品『イーオン・フラックス』の配信を始める。
 『イーオン・フラックス』は、3月11日より東宝洋画系で公開されるSF映画『イーオン・フラックス』のオリジナル・アニメーションとして知られている。90年代にアメリカMTVで放映され熱狂的なファンを生んだ。

flux.jpg 作品の監督は、『アニマトリクス』の設定・監督・脚本も手掛け世界的に名前が知られたピーター・チョン氏。
 チョン氏は、1998年の日・米・韓合作作品として大きな話題を呼んだ『アレクサンダー戦記』のキャラクターデザインを手掛けるなど、日本のアニメマニアの中でも人気が高い。


 今回、携帯電話向けに配信されるのは、このアニメーション版『イーオン・フラックス』全24話。2月14日を皮切りに毎火曜日に1エピソード配信する。配信キャリアは、au EZwebとi-modeの2種類である。
写真 (C) MTV Networks

デジタルスナック・FLUX(フラックス) 
映画『イーオン・フラックス』公式サイト 

アクセス方法:
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2006年02月12日
教育 ][ 海外:中国 ]
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 2月12日の日本経済新聞によれば、システム開発のソランとクリエーター教育のデジタルハリウッドは、中国でアニメーション分野の人材育成事業を開始する。両社は、中国・天津市にある南開大学が9月から始めるコンテンツ技術者養成の大学院を運用する会社に出資する。
 新会社「天津ソランデジタルメディア」は、南開大学との共同設立となる。資本金は2億1000万円、出資比率はソランが81%、デジタルハリウッドと南開大学が9.5%になり、今後5年間で13億円の売上げを見込むという。

 南開大学は、中国で3番目の都市・天津で最大の大学で、周恩来も輩出した名門大学として知られている。また、天津市は大都市ではありながら、これまで上海や北京に較べてアニメやコンテンツの分野では遅れを取っている。
 海外の技術を取り入れることで、こうした格差を縮めたいという思惑がありそうだ。

 一方、ソランの事業は、主にシステムコンサルティングなどネットワーク事業が中心である。実際のクリエーター教育のノウハウは、共同事業者のデジタルハリウッドが担当することになるだろう。
 そのうえで、教育を終えた学生を中心に中国でアニメーション関連の新事業に乗り出すことを目指すと思われる・

 また、デジタルハリウッドは、コンテンツクリエーターを中心とした人材教育にこれまで実績がある。近年は、専門学校教育にとどまらずデジタルハリウッド大学やデジタルハリウッド大学院などの高等教育への進出も行っている。
 アニメ制作会社ボンズがプロデュースする教育プログラムなど現場教育への関心も強めており、クリエーター教育を海外にまで拡大する方針といえる。

 中国の大学でのアニメーション分野の教育は、先日、日本エンタープライズと中国江蘇省の江南大学との提携が発表されたばかりである。教育分野は、深刻なクリエーターの人材不足を前に、現在、中国が最も日本に望んでいる分野といえる。
 逆に言えば、現状では、アニメーションの分野で中国市場にビジネスチャンスのある数少ない分野であるとも言えるだろう。

日本経済新聞  ソランとデジハリ、中国でアニメ人材育成

当サイトの関連記事
  中国の大学とデジタルアニメ提携 日本エンタープライズ
 
ソラン 
デジタルハリウッド 
南開大学 

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新発売/新作 ]
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 アニメやキャラクターの企画事業を行うウィーヴは、『新世紀エヴァンゲリオン』を主題にしたパートワーク(分冊百科)の出版予定を発表した。同社はガイナックスより、パートワークに関わる許諾を正式に受けた。
 現在、ウィーヴは発行時期、流通形態は未定としている。しかし、シリーズのコンセプトは、『エヴァンゲリオン』のテレビ、映画のストーリーやキャラクターを詳細に解説するガイナックス公式設定集を完成させるものになるとしている。また、パートワークスの出版も同社が自ら手掛ける。

 パートワークス(分冊は)、テーマを決めた分野を雑誌形式の百科事典として定期的に刊行していく出版物である。日本では美術館の案内などから始まり、現在ではポピュラーな出版形態として定着している。
 近年アニメやマンガ分野でもパートワークスの発売が相次いでおり、小学館の「ぼく、ドラえもん」などが有名である。
 これまでにもウィーヴは、全121巻の『週刊スター・ウォーズ‐ファイルファクト』や現在刊行中で人気の高い『週刊ガンダム‐ファクトファイル』の編集などを手掛け、好評を博してきた。
 こうした実績を背景に、今回は人気作品『エヴァンゲリオン』を、出版を含めて自ら行う。

 『新世紀エヴァンゲリオン』は、テレビ放映から10周年を迎えるが依然人気は高い。特に、海外での実写映画化をはじめとして、10周年を向かえて再び注目度も高まっている。 
 こうした人気が今回のパートワーク計画の背景にあると言っていいだろう。

ウィーヴ 
ガイナックス 
新世紀エヴァンゲリオン公式サイト 

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2006年02月09日
海外:米国 ][ 話題 ]
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 アメリカは、日本と異なって子供の頃からの投資のやり方を教育すると言われている。しかし、なんと「投資の神様」と呼ばれる現役の投資家がアニメーション化されテレビを通じて子供たちに正しい投資を教えることになった。

 アニメーション化されるのは、アメリカの保険会社バークシャーハザウェイ経営者のウォーレン・バフェット氏。同氏の経営するバークシャーハザウェイは、保険会社というより投資会社として有名である。また、バフェット氏は、長年、アメリカの長者番付で、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏に継ぐ2位を維持してきた。
 アニメーションは、『億万長者クラブの秘密:The Secret Millionaire's Club』と名づけられ、バフェット氏が、5歳から12歳までの子供に投資のやりかた語りかけるものになる。制作はアメリカの大手アニメーション制作会社DICエンターテイメントで、13回シリーズを予定している。
 また、現在はテレビ放映の予定はなく、DVDでの販売のみを予定しており、第1弾は今年の秋発売予定だ。

 バフェット氏は、市場で過小評価されている株を大量に買い込むバリュー株投資で有名である。そして、大株主として経営に介入することで、株式価格の向上を目指す。最近、日本でも増えてきた投資ファンドに似ているのが、決定的に違うのは一度購入した株は長期間保有し続け、滅多に売却しないことである。
 バークシャーハザウェイの有名な投資には、コカコーラやワシントンポスト、ウォルト・ディズニーなどが知られている。

 日本では小学生などに株式の仕組みや売買を教えることには、まだまだ抵抗が大きい。しかし、バフェット氏の主張する割安株への投資、長期間保有は、金融の世界では低リスクで比較的リターンが大きいとして知られている。
 むしろ、そうした株式の基礎を学ぶことで、将来、デイトレーディングに熱中し、特定の株で大損するようなことを避けることが可能でないだろうか。
 このアニメーションが日本での発売されるどうかは不明だが、日本の子供たちにも是非観て欲しい変り種のアニメーションである。

DICエンターテイメント 
バークシャーハザウェイ

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コミック ][ 海外:米国 ]
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 北米のアニメ情報サイトのアニメニューズネットワークによると、アメリカのマンガ出版社のデジタルマンガ・パブリッシングは、「June」と名づけたやおいマンガ専門のレーベルを開始する。
 記事によれば、同社は今でもやおいマンガを刊行しているが、新レーベルはこの分野をより専門化するのに適切な方法であるためとしている。同社は今後、やおいマンガを「June」の名前で発売し、既存のやおいマンガも新レーベルに統合される。

 これまでにも、やおい専門のマンガレーベルには、セントラルパークメディアの「Be beautiful」が存在する。また、Tokyopopも「Blu」というやおい専門レーベルの流通を取り扱っている。相次ぐやおい専門ブランドの設立は、この分野のマンガ出版数拡大のほかブランドイメージで読者を囲い込み、ブランドロイヤリティーを高める目的も理由にあるだろう。
 また、通常のマンガ以上に過激な表現の多いやおいマンガをレーベルによってによって分離することで、子供向けのマンガも多く含む一般ブランドのイメージ低下を防ぐ狙いもあるだろう。

 しかし、そうしたブランドイメージの問題より重要なのは、成長しつつあるアメリカのやおいマンガ市場が、早くも過当競争に入っているのではないかという懸念である。
 幾らやおいマンガが人気であるとはいえ、この分野がアメリカ文化の中では、ニッチ(隙間)市場である少女マンガのさらにニッチな市場であることは確かである。そして、既にTokyopopやセントラルパークメディアが進出しているこの分野に、さらなる新レーベルが参入する余地があるのかといった問題もある。
 業界全体が急成長とされるこの分野を、さらに成長させることが出来れば問題はない。しかし、市場の伸びが一旦止まれば、過当競争は必至である。
 
 これは、アメリカの漫画市場全体にも共通する問題でもある。好調と伝えられるアメリカのマンガ出版であるが、実際には市場はまだ小さく、必ずしも多くの利益が出ているわけでない。この市場をうまく育てることが出来れば良いが、実際には自由競争のもと過当競争に突入しそうな気配がある。
 こうした状況が、マンガ市場よりさらに小さなやおいマンガの市場で、顕著に現れていると思うのは考えすぎであろうか。

デジタルマンガ・パブリッシング 
 デジタルマンガのやおいセクション やおいマンガ.com

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2006年02月08日
テレビ ][ 海外:米国 ]
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 テレビ番組業界情報のC21メディアが、C21キッズウィクリーにて、カートゥーンネットワーク(CN)の上級副社長ジム・サンプレス氏とのインタビューを交えたCNの特集を組んでいる。
 記事は「Cartoon Network: Keeping up with the kids」と題されており、日本のアメリカにおけるアニメビジネスに欠かすことの出来ない放送局だけに興味が尽きない。

 CNは、現在、日本のアニメ関連企業にとってはアメリカで最も重要な放送局といっていいだろう。新作日本アニメの大半が、カートゥーンネットワークで放映されているだけでなく、視聴世帯の多さとアメリカの一般家庭における影響力で圧倒的な存在だからだ。
 実際に、カートゥーンで放映されるかどうかで日本が得意とする関連商品の販売動向も大きく変わってくる。

 このインタビューは、主にそのCNのビジネス戦略を中心に扱っている。例えば、従来はあまり重視されていなかった2歳から7歳の市場に進出する理由や、広告との関わりについてなどである。
 そうした中に、今までとは違う視点もあり、新たに気づかされることも多い。例えば、アメリカの地上波放送局でのアニメを初めとする子供番組枠の撤退が続く現状についてである。今では、地上波放送の子供番組枠の撤退は、放送局がよりスポンサーのつきやすい大人向けの番組が求めるためとすることが多かった。
 しかし、サンプレス氏は、それはカートゥーンネットワークのような子供専門チャンネルとの競争激化による脱落だと指摘している。また、子供においてもTVの視聴時間は減る傾向にあり、新しいプラットフォームがより重要になっているという指摘も新鮮である。
 レポートの中で気になった部分を幾つかピックアップしてみた。これが全部ではないが、CNの大まかな方針として参考になるのではないだろうか。

1.ビデオオンディマンドに対する高い関心(広告効果が高い)
2.独自のキャラクタービジネスの拡大(『Ed, Edd and Eddy』、『パワーパフガールズ』)
3.今後も、実写番組の放映枠は10%から20%の間を超えないだろう
4.2006年に『IGPX』のような日米合作アニメを複数発表することになる
5.NARUTOの視聴者の男女比率は6:4

C21メディア 
C21メディア キッズ 
  Cartoon Network: Keeping up with the kids
  (直リンクが貼れないので、上記サイトのweeklyアーカイブ2月7日を参照ください) 

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2006年02月07日
テレビ ][ 海外:米国 ]
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 日本アニメと日本文化をパロデイーにして話題を呼んでいるアニメーション『カッパ・ミッキー Kappa Mikey』が、2月25日からアメリカで放映を開始する。
 放映するのは、アメリカではMTV系列の大手子供チャンネルのニックトゥーン、世界レベルではニッケルオデオン・インターナショナルとなる。アメリカでは、金曜日と土曜日のゴールデンタイムに放映するなど、かなりの力の入れようだ。

 物語は、往年の日本の人気アニメの主役に抜擢された主人公が、作品の人気を復活させつつも日本のカルチャーギャップに悩むというコメディーもの。ニッケルオデオンの元、アメリカのアニメーション制作会社アニメーションコレクティブが全編を手掛ける。
 こうした作品が大手放送局の目玉作品にされていること以上に面白いのは、この作品がアジア以外で制作された米国産初の『ANIME』として大きく宣伝されていることだ。
 日本アニメ以外のアニメーションが『ANIME』になるのかといった問題は、ここでは深くふれない。しかし、少なくともこの作品の制作者たちは、これがアニメだと考えているようだ。また、アジア以外の国で初めての『ANIME』と言うからには、韓国産や台湾産のアニメは前提として存在するのだろう。

 公式サイトで見る限り、当初公開されていたフラッシュアニメーションのトレラーよりも作画は大幅にクリーナップされている。主人公以外のキャラクターは、確かにアニメ的ではある。
 しかし、これをアニメと呼ぶべきかどうか、正直、何とも言えない。それは観る人の判断に任されるだろう。

 ニックトゥーンは、『スポンジボブ』や日本アニメからも影響を受けたとされる『AVATAR』などの人気アニメーション多数放映している大手子供チャンネルである。アメリカの子供向け市場に対する影響力は強い。
 しかし、これまで日本アニメは、ほとんど放映していない。そこで、今回、日本アニメより先に日本アニメのパロディアニメが大々的に売り出されるという奇妙な事態になっている。

 だが、これは現在のアメリカの放送局の日本アニメや「ANIME」に対する一般的な考え方を反映してもいるのだろう。つまり、アメリカの放送局が欲しいのは、マニア受けする日本アニメでなく、大衆受けする日本アニメ風の作品「ANIME」というわけである。
 そして、実際に日本アニメ風を取り入れたとされる『テーンタイタンズ』や『トータリー・スパイズ』が広い人気を獲得していることがそれを証明しているだろう。

カッパ・ミッキー公式サイト 
ニックトゥーン 
アニメーションコレクティブ 

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ゲーム ][ 映画 ][ 海外:米国 ]
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 『タミネーター』や『タイタニック』などの監督で知られるジェームス・キャメロンは、アメリカのビジネス誌ビジネスウィークに、現在「Project880」と呼ばれる映画の脚本に取り掛かっていると語った。その作品はMMOゲーム(大規模多人数参加オンラインゲーム)と連動したインタラクティブな作品になるという。
 このプロジェクトの特徴は、劇場公開された映画を基にゲームを作るのでなく、映画と同時並行して製作をする。また、劇場公開と同時にMMOゲームも発表するとしている。つまり、ゲームは、映画の派生でなく、相互の補完関係になる全く新しいものになる。

 現在、アメリカでは大ヒット映画をモデルにしたゲームが大きなビジネスになっている。SF映画やファンタジー映画、アニメーション映画で、当初からゲーム展開を念頭に入れた映画製作が増えており、劇場公開からゲーム発売までの期間も急激に短くなっている。
 しかし、映画と同時にゲーム製作を行い、それがインタラクティブなMMOゲームとされるのは初めての試みになる。映画製作に新たなテクノロジーを導入することで知られるキャメロンらしい野心的な試みである。

 さて、ジェームス・キャメロンといえば気になるのは、木城ゆきと原作の大作映画『銃夢』の現状である。今回、MMOゲームと連動すると発表された「Project880」は、2008年の公開を目指し、ゲームの発表も同時期だとされている。
 そうなれば、公表されている『銃夢』の公開予定2007年は、既に視野に入っていると考えても良さそうだ。『銃夢』は、昨年暮れに既にヒロインのオーディジョンも行なわれており、これまでのところ順調に製作に向かって進んでいる可能性が高い。

 それでも、2007年と2008年に連続した大作映画の公開、かつMMOゲームの開発も進めるとすれば、キャメロンが物理的に対応出来るかの疑問もある。そうすれば『銃夢』、「Project880」のいずれか、あるいは両方の完成が遅れる可能性もあり予断は許さない。
*ここで述べられている「Project880」は、映画のタイトルでなく極秘プロジェクトの暗号コードである。

ビジネスウィーク James Cameron's Game Theory

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2006年02月06日
教育 ]
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 東映アニメーションは、同社グループの人材育成機関「東映アニメーション研究所」を、今年4月より製作スタジオのある大泉に移転すると発表した。
 東映アニメーション研究所は、これまで11年間東京・御茶ノ水で、志望職種ごとのコースを設けて教育を行ってきた。今回の移転は、これまでの教育プログラムを発展させ、実践的な教育、訓練、研修を通じて、即戦力のプロフェッショナルな人材の育成を目指すためである。

 新研究所の特徴は、入学時点では専攻別の募集を行わず、2年間の教育プログラムを通じてディレクターコース、アニメーターコース、アートデザイナーコースの各専攻に分かれていくことにある。
 また、大泉にある東映アニメーションの製作スタジオと連携し、現役のクリエーターが講師として参加する。アニメ製作に実績のある東映アニメーションならではの他の教育機関にはない実践型の教育が可能になるとしている。

 アニメーション関連の人材教育においては、内閣府の知的財産戦略本部でも教育機関と製作現場との連携不足が指摘されている。実際に多くの教育機関で、現場との連携方法や卒業後の現場で必要とされる技術や知識のギャップに悩んでいる。
 また、現在盛んになっている高等教育機関でのアニメ関連の人材教育には、人材は現場でしか育たないとの強い批判も存在する。講義と現場での教育を組み合わせた東映アニメーション研究所の試みは、こうした批判にも応えたものともいえるだろう。
 新たなアニメーション人材教育の必要性が叫ばれるなかでの、東映アニメーション研究所の試みは今後の注目といえるだろう。

東映アニメーション研究所 
東映アニメーション 

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2006年02月05日
新発売/新作 ]
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 ミクシィやグリーといったソーシャルネットワーク(SNS)が人気を集めている。そうした会員だけのコミニテイの長所を生かし、アニメ・声優等の公式ファンクラブだけを集めたコミュニティサイト「BEWE」が、2月10日からオープンする。

ss_toppage.png サポーターズコミュニティを名乗る「BEWE」は、アニメ作品や声優の公式ファンクラブサイトの集合体になる。
 コミュニティの特徴はコミュニティ内に数多くのアニメや声優の公式ファンクラブを設けて、登録した会員だけがサイトにアクセス出来ることにある。会員制のファンクラブにすることで、ファン同士の仲間意識を高めることが目的である。

 参加無料のスタンダード会員は、各FCブログを無料で閲覧出来るだけでなく、サイト内にマイページを持つことが出来る。さらに、月300円(登録初回500円)を支払うプレミア会員は、ブログへの書き込みやプレミアコンテンツの入手、限定イベントの参加が可能になる。
 会費の一部は限定イベントなどの運営費として積み立てられ、会員が増えるほど多くのイベントが出来る仕組みである。

 現在、公式サポーターズクラブの設置を予定しているアニメ作品は『カレイドスター』、『トップをねらえ!シリーズ』、『ソルティレイ』など。また、声優・アーティストでは佐藤ひろ美、榎本温子、徳永愛などの人気スターが登場する。
 「BEWE」を運営するのは、インターネットラジオステーション「音泉」も運営するタブリエである。キャラクターや声優関連に強みを発揮する会社だけに、今後も数多くの人気作品やスターが登場する予定である。また、事業が拡大すれば、スポーツやアーティスト、ドラマなどにもコンテンツを拡大したいとしている。

ss_mypage.png 今回の試みで、これまで採算面から設立の難しかった多くの作品で公式ファンクラブの設立が可能になりそうだ。また、インターネットで展開することで、参加するファンも入会手続きの煩雑さが避けられるメリットがある。

 しかし、一方で入会の敷居の低さから、従来のよりも作品やアイドルへの執着が薄いファンが増加することも予想される。今後は、そうした予想される緩いつながりをより強固にする試みが必要になるだろう。
 その鍵は、同社が会員限定で行なうとしているイベントやプレミアムコンテンツの内容の質にかかっているだろう。
写真上 BEWEのトップページ/ 下マイページ

サポーターズコミュニテイサイト「BEWE」 
 運用・登録開始は2月10日から 

タブリエ  音泉 

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映画 ][ 海外:米国 ][ 賞/コンテスト ]
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 2月4日に発表されたアニメーション作品を対象とするアニー賞は、長編アニメーション映画賞に『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』を選出した。そのほかの部門賞でも圧倒的な強さを発揮して、長編アニメーション映画関連の全部門賞を独占した。 
 作品でなく個人に与えられる部門賞も含めて『ウォレスとグルミット』が、受賞したのは、アニメーション映画のアニメ効果賞、キャラクターアニメーション賞、キャラクターデザイン賞、監督賞、音楽賞、プロダクション・デザイン賞、ストリーボード賞、声優賞、脚本賞の各賞である。
 映画関連部門賞の独占受賞は、昨年の『Mr.インクレディブル』に続いて2年連続となる。これにより長編アニメーション映画賞以外で宮崎駿監督らが監督賞、脚本賞でノミネートされていた『ハウルの動く城』は、いずれも受賞を逃した。

 このほか、カプコンの『バイオハザード4』がノミネート5作品のひとつに挙がっていたゲームソフトアニメーション賞では、『アルティメット スパイダーマン』が受賞をした。
 テレビアニメなどのそのほかの部門では、日本の作品はいずれもノミネートされていない。このため、昨年に続き今年も全体でも日本作品からの受賞はなかった。
 テレビアニメーション部門の作品賞には、カートゥーンネットワーク・スタジオの『スターウォーズ クローン大戦21話-25話』が選ばれている

 アニー賞は、今年で33回目を迎えるアニメーション作品にしぼられた賞である。アニメーションの分野では、最も権威のある賞のひとつとされている。
 しかし、運営するのは国際アニメーション映画協会のハリウッド支部(ASIFAハリウッド)で、賞の選出はASIFAハリウッドの投票による。また、その対象もアメリカで発表された作品に限定されている。

アニー賞公式サイト 各部門賞一覧 
ASIFAハリウッド 
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!公式サイト

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賞/コンテスト ]
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 国際アニメーション映画協会(ASIFA)ハリウッド支部は、年間のベストアニメーションを選出するアニー賞の2005年アニメーション映画部門に、ニック・パーク監督の『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』を選んだ。
 『ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ!』は、イギリスのアニメーション制作会社アードマンによるクレイ・アニメーション。ニック・パーク監督によるこの作品は、短編映画では過去にも同賞を受賞しているが、今回、初めての長編映画で再びアニー賞に輝いた。

 劇場映画は、当初からその技術や物語に対する評価が高かった。また、ドリームワークスの配給により、当初の予想を上回る大ヒットとなり、アニメーション映画部門の有力候補とされていた。
 今回は、前評判通りの強さを発揮し、ライバルと目されていた宮崎駿監督『ハウルの動く城』やティム・バートン監督『コープス・ブライド』を退けての受賞となった。

アニー賞公式サイト 
ASIFAハリウッド 
ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ!公式サイト 

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ゲーム ][ 海外:米国 ]
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 検索エンジンサイトのライコス英語版が発表する2005年の最も検索されたゲームソフトのベスト10で、日本のゲームソフトが健闘している。ライコスは、同じ検索エンジンの中でも、マニアな利用が多いとされている。
 それでも、現在の北米市場で各ゲームソフトタイトルの販売本数が必ずしも多くない日本ゲームのソフトのランキングでの人気は、今後の明るい材料と言えるだろう。

 ランキングは1位こそ『RuneScape』に譲ったが、2位に『ドラゴンボールZ』、3位に『NARUTO』、4位『ファイナルファンタジーⅦ』、5位『犬夜叉 奥義乱舞』となり、ほぼ上位は独占状態である。
 注目は、4位の『ファイナルファンタジー』以外は、9位にランキングされた『ガンダム』も含めて全てテレビアニメ作品から派生していることである。また、『ドラゴンボール』と『ファイナルファンタジー』以外は、アニメゲームでは人気ソフトだが、ゲームソフト全体では目立った実績を残していない。

 ライコスの検索エンジンが、日本アニメの検索によく使われる事情はあるにしても、マニア層では日本アニメの派生ゲームが考えられている以上に人気持っているといってよさそうだ。
 そして、マニア層の流行が大衆の人気を先取りすると考えるなら、日本のキャラクターゲームには今後の海外市場開拓の余地がまだありそうだ。
 実際に、海外では『スパイダーマン』や『ハリーポッター』といったキャラクターゲームは、巨大市場である。日本のゲーム会社が海外でさらに事業拡大を考えた時に、日本アニメのキャラクターゲームは無視出来ない存在といっていいだろう。

ライコスの2005年最も検索されたゲームソフトベスト10
1. RuneScape
2. ドラゴンボールZ
3. NARUTO ゲーム
4. ファイナルファンタジーⅦ
5. 犬夜叉 奥義乱舞
6. シム2
7. グランド・ティーフ・オート
8. Warcraft3
9. ガンダム
10. DIABLO3
ライコスのデータより

ライコス 

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海外:米国 ]
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 大手検索エンジンのひとつライコスが発表する、検索ワードランキングライコス50で日本アニメの特徴を示す面白い結果がでている。それは2005年に、最も検索されたテレビ番組ランキングである。
 しかし、テレビ番組ランキングといっても普通のランキングではない。ライコス50は、このTV番組ランキングを人気作品の集まるプライムタイム(ゴールデンタイム)とそれ以外の時間帯の番組に分けているのだ。
 より一般的なプライムタイムのランキング1位は同じアニメーションでも『シンプソンズ』、2位には『ティーンタイタンズ』、さらには3位にドラマから『アメリカン・アイドル』が入るなどごく普通である。

 ところが、プライムタイム以外になると様相は一変する。日本アニメが席巻しているからだ。ベスト10のうち8位の『スポンジボブ』を除く9作品全てが日本アニメという凄まじさだ。
 最も日本アニメが圧倒したのは、プライムタイム(ゴールデンタイム)以外のテレビ番組であるから、日本アニメはアメリカのメインカルチャーからはまだ距離があるといえるだろう。しかし、逆に言えば日本アニメは、アメリカのサブカルチャーで大きな影響力があると言っていい。

 しかし、ライコスが『NARUTO』の人気急上昇をあらためて取り上げているとはいえ、ベスト10入りした作品のほとんどが、5年前とほぼ同じ顔ぶれである。こんな場所でも、最近の大ヒット作品に欠ける日本アニメの現状が伺える。

2005年ライコス プライムタイム以外で最も検索されたTV番組
1. ドラゴンボール
2. ポケットモンスター
3. 犬夜叉
4. 美少女戦士セーラームーン
5. NARUTO
6. 遊戯王
7. ガンダム
8. スポンジボブ
9. デジタルモンスター
10. るろうに剣心

ライコス ライコス50 2005's #1 TV Show Online - The Simpsons

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2006年02月04日
映画 ][ 海外:アジア ]
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 韓国の情報サイトiNEWS24.comによると、韓国で2007年の公開を目指して新たな大作アニメ映画の制作が計画されている。制作を行うのは、2004年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルの長編映画部門のグランプリ受賞作でソン・ベクヨップ監督の『五歳庵』を制作したアニメーション制作会社マゴ21である。
 物語は、神話的な世界をモチーフにしたもので、予算規模は50億ウォン(約6億円)。これは、韓国ではかなりの大作アニメーションになる。

 iNEWS24.comも伝えているように、韓国の劇場用大作アニメーションは、2003年公開の『ワンダフルデイズ』以来途絶えている。その理由は、行政からの資金も含めて100億ウォン以上をかけて制作した『ワンダフルデイズ』が、興行的に振るわなかったことによる。
 このため『ワンダフルデイズ』以後、多くの韓国企業が大作劇場アニメーションに及び腰となっていた。
 『ワンダフルデイズ』は日本やアメリカでも劇場公開されたが、韓国同様に興行成績は芳しくなかった。
 実際、日本、アメリカとも『ワンダフルデイズ』に限らず、SFアニメは、劇場公開でさほど多くの観客動員力はない。むしろこうした作品は、テレビアニメやOVA向けの作品といえる。

 今回、マゴ社が手掛けるのは『ワンダフルデイズ』のような娯楽大作ではなく、神話をモチーフにした少女の物語とされている。また、アヌシーで高い評価を受けた『五歳庵』の経験を参考にするともしている。
 『五歳庵』は童話をもとにした秀作アニメーションであったため、今回の作品はより低年齢で一般向けの作品になる可能性が高そうだ。そして、実際に、劇場アニメーションでの成功を考えるならば、それが最も現実的といえそうだ。

iNEWS24.com 
ワンダフルデイズ公式サイト 

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2006年02月03日
映画 ][ 海外:米国 ]
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 1982年の人気ファンタジー映画『ダーククリスタル』続編の監督に、人気カートゥーンを数多く送りだしているゲンディ・タルタコフスキー氏が決まった。カルト的な人気を誇る『ダーククリスタル』の続編の話は、昨年の春に浮上していた。しかし、これまで制作がヘンソン社、脚本にデイビッド・オデル氏、アネット・ダフィ氏とだけされており監督は未定とされていた。
 
 タルタコフスキー氏が監督するのは、前作から数百年後、世界が再び暗黒に閉ざされようとしている時代を舞台にした『パワー・オブ・ダーククリスタル』と名付けられた続編である。キャラクターデザインは、前作のブライアン・フラウドが手掛けるが、今回はアニマトロニクスの技術に加えてCGアニメーションも導入される。
 
 タルタコフスキー氏は、アニメーション版『スター・ウォーズ』の『スター・ウォーズ クローン大戦』の監督として有名である。『クローン大作戦』は短編シリーズながら、短い話の中に『スター・ウォーズ』の世界観を盛り込んだ内容で評価が高い。
 また、人気カートゥーンの『サムライ・ジャック』や『パワーパフガールズ』、『デクスターズラボ』を次々に手掛けている。現在、ハリウッドのカートゥーン業界で最も才能のある人物とされている。カートゥーンの世界の才能が、名作ファンタジーをどのように演出するか気になるところである。

 また、ヘンソン社によれば、今回の続編映画以外にも『ダーククリスタル』関連の様々な企画が進んでいる。そうしたプロジェクトの中には、テレビアニメーションシリーズやTokyopopによるマンガの出版、さらに関連商品の販売が含まれている。
 20年以上ぶりに復活する『ダーククリスタル』であるが、これまで考えられている以上に大掛かりなプロジェクトのようだ。そして、監督にタルタコフスキーを迎えることで、よりアニメーションよりの企画に進みそうな気配だ。

当サイトの関連記事 ダーククリスタル 23年ぶりの続編
 
ヘンソン社 

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2006年02月02日
賞/コンテスト ]
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 今年の8月に開催される第11回広島国際アニメーションフェスティバルが、2月1日よりコンペティション作品の応募受付を開始している。募集作品は、開催まで直近2年間の間に完成した30分以内のアニメーション作品である。また、国籍やアマ・プロといった応募資格制限は特にない。
 応募された作品の中から選考委員によって選考審査が行われ、本審査に進んだ作品は本年8月24日から28日に開催されるフェスティバルで上映される。上映作品の中からグランプリやヒロシマ賞などの各賞が決定する。

 広島国際アニメーションフェスティバルは、アヌーシー、ザクレブ、オタワなどと並ぶ国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)が公認する世界4大アニメーションフェスティバルのひとつで、アニメーション界の中では評価が高い。
 名の知れた国際フェスティバルでの作品上映や受賞は、作品や作家のキャリアにとっても大きな意味がある。ところが、通常、海外のフェスティバルは、英語をはじめとする外国語で応募になるため敷居が高いと見られがちだ。
 しかし、広島国際アニメーションフェスティバルなら日本語での応募が可能だ。そうした意味で、他のフェスティバル以上に日本のアーティストの活躍が期待出来そうだ。

詳細は公式サイトで
広島国際アニメーションフェスティバル

関連企画 広島アニメーションビエンナーレ2006

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イベント情報 ][ 賞/コンテスト ]
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 今年で9回目を迎える文化庁メディア芸術祭が、東京・恵比寿の東京都写真美術館で今年も開催される。期間は2月24日から3月5日までの10日間と決して長くはないが、作品展覧会と多彩なシンポジウム、上映会、イベントと充実の内容となっている。

 メディア芸術祭は対象作品をメディアの枠組みでまとめ、アニメーションやゲームソフト、マンガ、さらにはファインアートまで幅広い分野を取り扱っている。多くのコンペティションと違い優秀作品の顕彰だけでなく、作品の紹介に力を入れている特長がある。
 それぞれの分野が互いに重なりあっていることはよく知られているが、実際にそれらを並べてみる試みは少なく、貴重なイベントである。
 芸術祭にふれることで、2005年のメディア芸術の全体像を感じることが出来るだろう。そして、そうしたメディア芸術全体の中でのアニメーションの位置づけも知ることが出来るに違いない。

 勿論、全体とは関係なく個別のイベントを楽しむことも可能である。アニメファンに注目なのは、アニメーション部門で優秀作品賞に選ばれた作品の上映会と関連のシンポジウムである。
 上映作品には、『機動戦士Ζガンダム 星を継ぐ者』や、『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』、『雲のむこう、約束の場所』など昨年、劇場公開され作品が含まれている。もう一度大画面で鑑賞するよい機会になりそうだ。
 また、OVA作品の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』や芸術性の高い『死者の書』、『年をとった鰐』などの作品上映もある。
 そのほか、短編アニメーション優秀作品や学生CGコンテスト動画部門の優秀作品も上映される。さらにアメリカのSIGGRAPH、韓国のSICAF、オーストラリアのArs Electronicaといった海外のフェスティバルの作品の紹介もある。

 シンポジウムでは、アニメーション部門の審査主査の富野由悠季氏と受賞者のシンポジウムや川本喜八郎監督と山村浩二監督の対談がある。また、マンガ部門で大賞をとった吾妻ひでお氏に、マンガ部門の審査主査の里中満智子氏、漫画評論家の米沢 嘉博氏が加わったシンポジウムも注目であろう。 

 2月1日からは、メディア芸術祭の情報をタイムリーに配信するメディア芸術祭特別ブログも開始されている。詳しい情報はそちらで確認出来る。

文化庁メディア芸術祭 
 文化庁メディア芸術祭特設ブログ 
 上映会詳細シンポジウム詳細

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2006年02月01日
海外:ヨーロッパ ]
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 英国の大手民放ITVは、文化やアーティストなどを紹介するカルチャー番組『ザ・サウスバンク・ショウ』の2月19日放映で、日本のマンガとアニメを特集として取り上げる。
 この番組は『Manga』とタイトルされているが、番組紹介によれば特集の中心はマンガだけでなく、そこから広がるアニメやゲーム文化全体が取り上げられる。
 番組は、西洋社会と異なるこうした文化がハリウッドやイギリスに与えている影響にもふれる。また、サウスバンク・ショウは東京・国分寺のプロダクション I.Gを訪問するほか、宮崎駿や大友克洋、押井守、小池一夫、玖保キリコ各氏などから話を聞くとしている。

 『ザ・サウスバンク・ショウ』は、これまでもポール・マッカトニーやジョージ・マイケル、シェールなどの人気アーティストが登場している。また、『ディズニー』をテーマにした特集を組んだこともある。

ITV The South BANK SHOW『Manga』

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海外:米国 ][ 賞/コンテスト ]
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 1月31日に、第78回アカデミー賞のノミネート作品が発表された。長編アニメーション賞は、日本アニメの『ハウルの動く城』もノミネートもあり話題を呼んでいる。しかし、あまり目立たないもうひとつのアニメーション部門賞の短編アニメーション映画賞のノミネート作品も発表されている。
 現在ではアカデミー賞の主要部門のひとつとされている長編アニメーション賞だが、賞が設けられたのは2001年からと意外に歴史は浅い。一方、短編アニメーション賞は、現在では影が薄いが、タイトルを変えながらも、アカデミー賞初期の1931年から途切れることなく続く伝統ある賞である。
 初期は、ウォルト・ディズニーなどの短編セルアニメーションが中心となっていたが、近年ではCGアニメーションや芸術性の高いアニメーションの選出が目立っている。

 今年のノミネートは、様々なタイプのアニメーション5作品である。まず、イギリスの国立映画・TV学校の『Badgered』、ジョン・カンメーカー・プロダクションの『The Moon and the Son: An Imagined Conversation』、オーストラリア作品でアヌシーのグランプリに輝いた『The Mysterious Geographic Explorations of Jasper Morello』、また、Shane Acker氏の『9』は、昨年のシーグラフでベストアニメーション賞を受賞している。
 注目は、今年は劇場公開作品がなく長編アニメーション部門にノミネートがなかったピクサー・スタジオの『One Man Band』だろう。4分33秒時間のなかでストリートミュージシャンの競演を描いたユーモア溢れる作品である。今年の公開予定の長編映画『Cars』との同時上映が予定されている。

短編アニメーション賞候補作品
『Badgered』  国立映画・テレビ学校 シャロン・コルマン
『The Moon and the Son: An Imagined Conversation』
ジョン・カンメーカー/ペギー・スターン
『The Mysterious Geographic Explorations of Jasper Morello』 A 3Dフィルム・プロダクション アンソニー・ルーカス
『9』  Shane Acker
『One Man Band』 
ピクサーアニメーションスタジオ Andrew Jimenez and Mark Andrews

 また、映像効果部門は、『ナルニア国物語』、『キングコング』、『宇宙戦争』の3本がノミネートされた。こうしたビジュアル・エフェクトは3DCGアニメーション技術と関わりが深く、実写映画の中のアニメーション部門と言ってもいいだろう。
 注目は、実写版『エヴァンゲリオン』の制作をするとされているWETAワークションップがビジュアル・エフェクトを手掛ける『キングコング』である。

アカデミー賞 

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映画 ]
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 劇場映画の統計資料を公表している社団法人日本映画製作者連盟が、2005年の日本映画産業の統計を発表した。統計によれば、2005年の映画入場者数は1億6045万人(前年比94.3%)、興行収入は1981億6千万円(前年比94%)と前年より減っている。
 こうした減少は主に洋画の大ヒット作本数の減少によるもので、邦画だけを取ると前年比103.4%の817億8千万円と好調であった。この結果、興行収入に占める邦画と洋画の比率は、41.3%と58.7%と邦画が8年ぶりに4割を超えた。

 好調な邦画におけるアニメ映画の存在感は相変わらず大きく、邦画興行収入第1位は2004年11月に公開され引き続き人気を集めた『ハウルの動く城』の興収196億円である。2位は『ポケットモンスター』の新作劇場アニメで、興収は43億円であった。
 しかし、好調とされた邦画の中では、10億円以上の興収をあげたアニメ作品は、2004年は11本だったのに対して、2005年は7本にとどまった。また、興収10億円以上の作品の興収合計は、2004年はおよそ360億円に対して、2005年はおよそ290億円と落ち込んでいる。

 こうした傾向はシリーズ作品の興行成績に現われている。『ポケットモンスター』と『クレヨンしんちゃん』は、前年とほぼ同じ水準であったが、『名探偵コナン』は28億円から21.5億円、『ワンピース』は18億円から12億円、『NARUTO』が13.7億円から11.8億円とそれぞれ前年から大きく落ち込んでいる。
 毎年公開され安定した興収を稼いでいた『ドラえもん』の劇場公開作品がなかったことも、アニメ映画全体の落込みの一因となっている。
 かわって注目されたマンガ原作映画は、『NANA』が40.3億円、『ALWAYS 三丁目の夕日』が32.3億円、『タッチ』が12億円とそれぞれ健闘した。そのほか、それぞれの作品は興収10億円に届かなかったが、『機動戦士Zガンダム』と『ふたりはプリキュアMax Heart』が、2本ずつ劇場公開し貢献した。

 海外アニメーションでは、『Mr.インクレディブル』が興収53.5億円の大ヒットとなった。しかし、2004年の『ファインディングニモ』のおよそ半分のレベルで、こちらも2004年度比で大きく落ち込んだ。
 配収10億円を超えた作品は、このほか『マダガスカル』、『シャークテイル』、『ロボッツ』、『コープス・ブライド』と合計5作品。これは、2004年の4本より多かった。

 全体的にみれば、2004年より邦画、洋画ともアニメーション作品の興収が縮小していることが判る。また、アニメーション映画のほとんどが児童向けのアニメーションで、劇場アニメーションの主要顧客は子供といっていいだろう。
 また、2005年は邦画の復活の年ともいえるが、アニメーション映画の分野では実写映画以上に邦画の強さが目立っている。

2005年邦画・洋画アニメーション作品の興行上位作品
1位 ハウルの動く城(196億円)
2位 Mr.インクレディブル(52.6億円) 
3位 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波動の勇者ルカリオ(43億円)
4位 マダガスカル(22.5億円)
5位 名探偵コナン 水平線の陰謀(21.5億円)
6位 シャークテイル(18.8億円)
7位 ロボッツ(14億円)
8位 クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ快進撃(13億円)
9位 鋼の錬金術師 シャンバラを往く者(12.2億円)
10位 ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(12億円)
11位 NARUTO 大激突!幻の地底遺跡だってばよ(11.8億円)
12位 ティムバートンのコープス・ブライド(10億円)
(上記社団法人日本映画製作者連盟の資料よりアニメ!アニメ!が作成)

社団法人日本映画製作者連盟 

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インターネット ][ テレビ ]
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 テレビアニメの放映に強いテレビ東京の公式アニメサイト「あにてれ」は、2月1日よりアニメ作品を中心とした有料動画配信サービスを始める。
 同サイトは、これまでプロモーションムビーなどのアニメ映像を配信する「あにてれムビー」を提供してきた。新サービスはこれに有料コンテンツを加え、「あにてれシアター」と生まれ変わる。

 テレビ東京とサイト運営関連会社テレビ東京ブロードバンドは、昨年12月にアニメサイトのコンテンツ強化を狙ってリニューアルをしたばかりである。サイトリニューアルの当初より、動画配信事業の強化が目指されていた。今回のあにてれシアター開始もこうした狙いに沿ったものといえる。 

 当初の配信作品は、『ノワール』や『トライガン』など9作品。2月中に10作品に増やされる。また、今後もアニメ作品を中心にラインナップは強化する方向である。
 同サイトでは、今後はアニメ作品以外に、テレビ東京で放映するアニメ作品のオリジナルのアニメ情報番組の配信も予定している。

 気になる利用料金は、税込みで1話105円、3話252円、1クール(13話)なら1092円である。まとめて観るほど安くなる点と、30分作品1話当たり100円程度という価格設定は、現在のインターネット動画配信の標準的な価格といえる。
 また、この価格はレンタルビデオ(DVD)と較べても十分価格競争力がある水準である。あとは視聴者がお金を出しても観たいと考える作品が、どの程度揃えられるかにかかっている。

 ネットを利用したアニメ作品の有料配信サービスは、現在でも多くの企業が行なっている。人気アニメが利用者を惹き付ける有力なコンテンツになることがよく知られているためである。
 しかし、実際にアニメコンテンツの配信で利益をあげている企業はごくわずかとされている。利益があがるまでの利用者数の確保は、数多くの人気アニメ作品が必要になるからだ。
 現在のシステムでは、自局で放映したアニメ作品の全てが自社でインターネット配信出来る訳ではない。それでも日本の新作テレビアニメ放映の半分を提供するテレビ東京が、他の配信業者よりも人気作品の確保で有利な位置にいることは間違いないだろう。

あにてれシアター 2月配信作品
『ガングレイブ』(26話)、『ノワール』(26話)、『トライガン』(26話)
『スレイヤーズ』(26話)、『スレイヤーズNEXT』(26話)
『スレイヤーズTRY』(26話)、『ロストユニバース』(26話)
『コスモウォーリア零』(13話)、『バビル2世』(13話)、『ペコラ』(26話)
*このほかテレビ東京が深夜枠で放映している大人向けの特撮作品『牙狼』の第1話を無料配信している。

あにてれ 
テレビ東京 
テレビ東京ブロードバンド 

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賞/コンテスト ]
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 第78回アカデミー賞の長編アニメーション部門のノミネート作品として、日本の宮崎駿監督の『ハウルの動く城』が選出された。今回のノミネート作品は、3作品だけのため、激しい競争が予想されていため大健闘である。
 『ハウル』は興行収入が大きくない点が作品評価にあたって心配されたが、ハリウッドでも高い知名度を誇る宮崎駿監督の名前が生かされたといえる。
 ほかのノミネート作品には、イギリスのアニメーションスタジオのアードマンとニック・パーク監督の手によるクレイアニメーション『ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』とティム・バートン監督のパペット・アニメーション『コープス・ブライド』が選ばれた。

 この結果、近年、ハリウッドで一大潮流となっている3DCGアニメーション映画は、ノミネート作品にひとつも入らなかったことになる。今年は、例年にも増して多数の3DCGアニメーションの劇場公開が予定されている。今回のノミネート作品群はこうした風潮に一石を投じそうだ。
 また、3月に発表される長編アニメーション賞には、作品の評価と人気から依然『ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』が最も有利であると考えられる。

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アカデミー賞公式サイト 
ハウルの動く城公式サイト 
ウォーレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ公式サイト 
コープス・ブライド公式サイト 

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