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2006年05月31日
インターネット ][ コミック ][ 新発売/新作 ]
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無料コミック表紙(C)入[1].png テレビ東京が、自社の運営するアニメサイト「あにてれ」で、自社番組と連携したオリジナルコミックの連載を開始する。事業はテレビ東京と東京ブロードバンド、読売広告社が共同で進め、プライムワークスが技術協力を行う。
 連載作品はテレビ東京系で放映中のアニメ『スパイダーライダーズ』をコミック化した完全オリジナル作品となる。

 作品の内容はテレビアニメ版の世界観を踏襲しながらも独自の展開をする。また、携帯サイト「あにてれモバイルアニメX」とPCサイト「あにてれ」だけでしか見られないインターネット専用コンテンツとなる。携帯の配信開始は5月31日、PCサイトでは6月2日である。
 テレビ東京が運営する「あにてれ」は、数あるアニメ情報のサイトのなかでも国内トップクラスの利用者を誇っている。それだけに、当初からかなりの利用者が期待できそうである。
 
 昨年までテレビ東京のアニメサイトは、自社作品の紹介が中心となっていた。しかし、昨年12月12日のサイトのリニューアル以後は、アニメの動画配信を推し進めるなど、ポータルサイトの機能を強めている。
 また、エンタテイメント系のネットコンテンツでは、携帯電話を中心にアニメより手軽にダウンロード出来るコミック配信サイトが急激にビジネスを拡大しつつある。今回の「あにてれ」のオリジナルコミックは、アニメ動画配信にコミックも加えることでより幅広いコンテンツを提供する試みと言えるだろう。

 テレビ東京によれば、これまでテレビ放映中にインターネット上だけでオリジナルコミックを連載するのは例がない。同社は今回の試みを「あにてれ」の新たなビジネスモデル開発の布石としたいとしている。
 今後も、アニメとインターネット、コミックを組み合わせた新たな試みが期待出来そうだ。
(C)大野純二/SRJP/TX

テレビ東京「あにてれ」 
スパイダーライダーズ公式サイト

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2006年05月30日
新発売/新作 ]
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 東映アニメーションと幻冬舎は、これまでのアニメや実写映画とは異なる新しい映像表現「画ニメ」の事業をはじめる。「画ニメ」は、「画」、「言葉」、「音楽」で表現する新感覚のアート映像コンテンツである。
 静止画の美しさを全面に押し出すことで、従来のアニメより遥かに少ない絵で映像を表現する。日本アニメが得意とするリミテッドアニメーションの表現をさらに推し進めたものになる。

 東映アニメーションが制作をし、幻冬舎は販売とプロモーションを担当する。まず、ファイナルファンタジーなどのビジュアルコンセプトで知られている天野喜孝氏の『Fantascope tylostoma』や俳優の佐野史郎氏が監督の『つゆのひとしずく』、雨宮慶太監督『G‐九』、さらに太宰治や森鴎外、バルザックといった文学作品を含め10作品が映像化される。発売は8月1日を予定しており、価格は3129円になる。

 日本アニメがテレビアニメ『鉄腕アトム』の誕生以来、リミテッドアニメに特化することで独特の表現を生み出してきたことはよく知られている。しかし、逆に言えば、現在までのアニメ技術の大半はリミテッドアニメの延長線上にあり、3DCGアニメーション以外には革新的な映像表現方法はあまり生まれていない。
 今回の「画ニメ」は、革新的な試みといえるだろう。また、そうした表現が視聴者にどのように受け止められ、今後、根づいていくのか興味深いところである。

東映アニメーション 
幻冬舎 

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2006年05月29日
イベント情報 ]
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 東京・青山の表参道ヒルズで、プロダクションI.Gの石川光久社長と『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズの神山健治監督が『攻殻機動隊S.A.C』シリーズとその今後の展開を語るトークライブが開催される。
 このトークライブは音響技術で知られているドルビーラボラトリーズが、表参道ヒルズで自社の技術をアピールするイベントの一環である。

 ドルビーラボラトリーズは5月15日から、『HD2 EMOTION』@表参道ヒルズと題した次世代ディスクとドルビーTrueHDオーディオを紹介するイベントを行って来た。イベントは5月28日までとされていたが、大きな反響があったことから5月29日から6月4日まで「HD2 EMOTION 特別拡張版」として座席数を増やし、デモ内容を大幅リニューアルしたうえで延長された。
 このデモをさらに充実させるため新たに『攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG』に白羽の矢があたった。会場では、HD化されたプロダクションI.Gの人気作品『攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG』の3つのエピソード1話「再起動」、4話「天敵」、14話「左眼に気をつけろ」が毎日上映される。

 今回のトークイベントは、このイベントのフィナーレを飾るものとなる。次世代の映像で紹介される『攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG』も気になるが、新作『Solid State Society』の行方も気になるところだ。プロデューサーと監督が語る制作秘話が注目である。

日時:2006年6月4日(日) 14:00~15:00
場所:表参道ヒルズ地下3F大階段裏 特設会場
出演:石川光久、神山健治
入場無料
会場の詳細はこちら  Dolby presents HD2 Emotion!

ドルビーラボラトリーズ 
プロダクション I.G 

攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG 公式サイト 

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インターネット ]
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 人気アニメ制作会社の葦プロダクションが、新たにホームページを開設した。葦プロダクションはアニメ制作会社の中では中堅であり、長い歴史を持つスタジオでもある。しかし、これまではホームページを使った広報活動は行っていなかった。
 開設されたホームページでは会社案内のほか、これまで同社が手掛けてきた人気アニメ『魔法のプリンセスミンキーモモ』や『オフサイド』、『F‐ZEROファルコン伝説』などの人気作品が紹介されている。
 また、同社は昨年バンダイナムコグループから独立をしており、玩具会社ウィズと伴に新たなビジネス展開をはじめたところである。

葦プロダクション公式サイト 

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海外:アジア ][ 賞/コンテスト ]
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 ワオ・コーポレーションが企画、ワオ・ワールド制作の長編アニメーション作品『NITABOH仁太坊 津軽三味線始祖外聞』が、5月24日から28日まで開催されたSICAF2006(ソウル インターナショナル カートゥーン&アニメーションフェスティバル)のアニメーション映画祭で長編アニメーショングランプリ賞を受賞した。
 監督は、ワオ・コーポレーションの代表取締役社長も務める西澤昭男氏でもある。『NITABOH』は幕末から明治にかけて活躍し、津軽三味線の始祖となった仁太坊の生涯をアニメ化した作品である。

 SICAFは韓国政府の支援で開催されており、アニメ・マンガの展示会や映画祭、ビジネスショウなどが組み合わせた大規模なイベントである。今年で10回目の開催になるが、規模の大きさや内容から国際的な評価も高い。
 また、アニメーション映画祭はコンペティション形式をとっており、今年から、国際アニメーション協会の公認映画祭のひとつとして認められている。

 今回の長編部門の公式作品には『NITABOH』のほか、『ファイヤーボール』(台湾)、『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』(日本)、『イミグランツ』(米韓合作)、『ペッツォンとフィンダス』(独・デンマーク・スウェーデン)の4作品がノミネートさていた。このうち、『イミグラント』は、審査員特別賞を受賞した。

 日本から出品された他の作品からは、早川貴泰氏の『可畏キモノ』が短編アニメーション学生部門の審査員特別賞を受賞した。
 また、特別招待作品に『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』が上映されたほか、イベントには人気クリエーターのCLAMPや高畑勲氏がゲストに招かれるなど日本勢の活躍も目立った。

SICAF2006 
NITABOH公式サイト

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2006年05月27日
インターネット ][ 海外:米国 ]
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 アメリカの大手子供チャンネルのカートゥーンネットワーク(CN)が、いよいよ米国のiTuneミュージックストアに番組の提供を開始する。CNは、同局の人気テレビアニメーション番組『スターウォーズ クローン大戦』を5月25日からiTuneで配信を始めた。
 番組は5分シリーズの各話が1.99ドル、しかし20話からなる第1シーズン全話数だと10.99ドルとかなりお買い得になる。

 『スターウォーズ クローン大戦』はCNの目玉番組のひとつで、アニー賞やエミー賞などの受賞もあり作品への評価も高い。CNはこのほかにも『サムライジャック』や『パワーパフガールズ』などの各話30分の人気作品を抱えているが、今後のさらなる展開は不明である。
 また、同社は『IGPX』など日本アニメの権利も持っていることから、今後、CNのビジネス展開が進めば、日本アニメ初のiTune番組提供の可能性もあるかもしれない。

 CN以外の企業では、ディズニーグループが、iTuneの事業展開に積極的である。ディズニーは、これまでにもグループ企業で子供チャンネルのJETIXから日本の特撮番組戦隊シリーズの編集作品『パワーレンジャー』シリーズの番組提供を行っている。
 米国では音楽に続き、映像コンテンツのiTune配信が拡大している。とりわけテレビ番組への関心は高い。これまで映画作品に較べて販売が難しかったアニメも含めた個別テレビ番組の流通販売チャネルとして、iTune配信ビジネスの可能性は大きいだろう。

カートゥーンネットワーク(米国)
iTuneミュージックストア(日本)

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2006年05月26日
イベント情報 ]
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 『新造人間キャシャーン』や『ガッチャマン』、『タイムボカンシリーズ』で知られるタツノコプロダクションの作品と歴史を振り返る展覧会『タツノコプロアニメ博覧会』が、5月20日から東京・杉並区の杉並アニメーションミュージアムで始まる。
 1962年に設立されたタツノコプロダクションは、日本で最も古いアニメ制作会社のひとつである。数々人気作品を生みだしているだけでなく、日本のアニメ業界にはタツノコプロダクションから巣立っていったクリエーターやプロダクションも少なくない。
 タツノコの歴史を振り返ることは日本のアニメ史の一端を探ることであり、その意味は大きい。タツノコプロダクションは、現在でも今年の東京アニメアワードのOVA部門優秀賞を受賞した『鴉‐KARASU‐』など意欲的な作品を世に送り出し続けている。

 展覧会では、『科学忍者隊ガッチャマン』や『タイムボカンシリーズ』、『鴉‐KARASU‐』を中心に作品紹介を行う。
 また、20作品を越える人気作品の毎日上映会や旧国分寺制作スタジオの紹介、「アクビちゃん」握手会、「あなたの町の“タツノコさん”写真コンテスト」など、大人から子供まで楽しめる様々なイベントが用意されている。

杉並アニメーションミュージアム 
タツノコプロダクション 
鴉‐KARASU‐公式サイト 

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新発売/新作 ]
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 オタクによるオタクための漢の雑誌をコンセプトにした『メカビ(メカと美少女)』が6月2日に発売される。近年、秋葉原・オタクブームをきっかけにオタク関連本が相次いでいるが、『メカビ』は『ガイナックス・インタビューズ』や『萌え萌えジャパン』の著者である堀田順司氏と『電波男』の著者本田透氏が手掛けるオタク本の決定版といえる。
 
 今回の目玉は、業界を越えて活躍する各界のオタク著名人へのインタビュー。その中には麻生太郎外務大臣や映画監督・樋口真嗣氏、アーティストのGakt氏、解剖学者・養老猛氏などが名前を連ねている。こうしたインタビューを通じてオタクとは何かを考察して行く。

 既にこうした内容の一部は、同誌の公式ブログサイト「メガビ‐‐オタク情報総合誌編集ブログ」で明らかにされている。ブログでは、「男性読者限定のオタク総合誌」、「本当に読みたいと思ってもらえる記事だけを集める」などとにかく熱い。
 オタク的世界の拡散化が進む2006年の現在、あえてオタクの原点というべきところに立ち返る『メカビ』の動向に注目である。

メカビ‐‐オタク情報総合誌編集ブログ 

講談社 

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2006年05月24日
新発売/新作 ]
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 押井守氏のライフワークともいうべき「ケルベロス・サーガ」の最新作が、連続ラジオドラマ『ケルベロス 鋼鉄の猟犬』として登場する。全編の脚本を押井守氏が書き下ろす予定である。
 第2次世界大戦下のロシア戦線を舞台に、長年続く押井守氏のケルベロスの世界が新たに展開する。

 第1回「装甲列車編:宣伝中隊」が、5月31日の深夜2時35分から3時まで文化放送でラジオ放映される。その後は、6月に「クルスク」、7月に「軍馬」と毎月1回最終水曜日に同じように放映される予定である。5月の第1回放送では、押井守氏のトークやこの作品の音楽を担当する川井憲次氏とのミニトークなどもある。
 さらに関係者は、ラジオを皮切りにこの作品の多メディア展開をはかるとしている。また、6月15日からは雷電が運営するウエッブサイトを利用して、インターネットラジオとしても配信される。ここでは、ラジオ放送とは違ったスペシャル画像の紹介なども行われる。将来的には、映画化も視野にいれているという。

 押井守氏のケルベロスをテーマにした一連の作品は、1987年の『紅い眼鏡』に始まり『ケルベロス地獄の番犬』、『人狼 JIN-ROH』など実写映画やアニメなど多角的に展開されている。
 今回はラジオという比較的古いメディアとインターネットという新しいメディアで同時に展開することが特徴である。いずれにしても、ファンに根強い人気のある作品群だけに、あらたなメディアをきっかけに、今後も益々世界観を広げて行きそうだ。

ケルベロス・サーガ公式サイト 

押井守公式サイト ガブリエルの憂鬱 
雷電 
文化放送 

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イベント情報 ]
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 人気クリエーターの高田明美氏とその妹美苗氏が、新作ジュエリーとその原画の作品展を5月30日から東京銀座の月光荘画室2で開催する。高田氏といえば人気アニメ『機動警察パトレイバー』や『魔法の 天使クリィミーマミ』のキャラクターデザイナーとして知られているが、近年はプリンセスをイメージしたオリジナルのジュエリーデザインで注目を浴びている。
 その作品は、社団法人日本ジュエリー協会主催の2005年ジュエリーデザインアワード新人部門に選ばれたほどである。

 展覧会では新作のジュエリーや書き下ろしイラスト、さらに妹の美苗氏の銅版画などが公開される。紹介されるジュエリーは、プリンセスや魔法、愛などが打ち出されており、幼い日に魔法少女を埋め見た女性たちに向けて送り出されている。

高田明美・高田美苗作品展「Angel Mythos 2-天使神話2」
期間:2006年5月30日から6月4日
場所:月光荘画室2 東京都中央区銀座8-7-18 1F

Angels 高田明美公式サイト 
Diakosmos 高田明美ジュエリーサイト 

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2006年05月23日
新発売/新作 ]
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 GDHは6月から発売予定するGONZO作品の廉価版DVDシリーズ「GONZO THE BEST」第1弾『サムライ 7』を大手コンビニチェーンのサークルKサンクスで発売すると発表した。
 「GONZO THE BEST」はGONZOのアニメ作品の中から人気作品を選び、廉価版として発売するものである。GDHの新たな市場アプローチとして注目されている。

 また、サークルKサンクスは、全国にフランチャイズ店を含めて6312店舗を所有する日本有数のコンビニチェーンである。「GONZO THE BEST」がこうした流通網に乗ることで、GDHは自社DVDの流通販路を一気に拡大することが可能になる。
 アニメDVDのコンビニ流通は、これまでもスタジオジブリ作品のローソン店舗における予約販売などが行なわれており、それ自体珍しいものではない。
 しかし、コンビニ流通の特徴は、少数の商品の大量に販売である。通常であれば、GONZO作品のようなマニア指向の強い作品を積極的には扱い難いはずである。

 GDHは『サムライ7』については、新DVDのリーズナブルな価格設定やNHKの地上波放送を行うなど、一般層へのアピールを積極的に進めている。一方で『サムライ7』の内容は、GONZOの得意とするハイオリティ、マニア向けの作品に近い。
 こうしたことを考えると、GDHによる一般層へのアプローチは、これまでとは異なった新しいもので、新しいマーケティングとして興味深いところだ。つまり、マーケティングのやりかたでこうした作品が一般層に到達出来るのであれば、アニメの市場はこれまで考えられているより規模を拡大することが可能であるからだ。

サムライ7公式サイト 

GDH 
GONZO 
サークルKサンクス  

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テレビ ][ 新発売/新作 ]
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 日本の人気ユニットPUFFYを主人公にした米国カートゥーン『ハイ!ハイ!パフィー・アミユミ』が、米国で大人気なのは今ではすっかり有名である。この『ハイ!ハイ!パフィー』の米国で放映されたオリジナル版が、6月5日から日本のカートゥーンネットワーク(CN)で放映される。

 『ハイ!ハイ!パフィー・アミユミ』は、米国の人気子供チャンネルのカートゥーンネットワークで2004年11月から放映された。日本人のPUFFYを主人公にしているが、純粋な米国産のアニメーションである。
 日本人が主人公であることや日本と米国のカルチャーギャップが積極的に取り入れられていること、日本アニメのスタイルを一部取り入れたことで注目されている。また、カートゥーンネットワークの児童層視聴率で市場最高をマークしたなどの話題も尽きない。

 これまでも『ハイ!ハイ!パフィー』は日本でも放映されてきたが、本国版と異なる日本編集版であった。日本版には、米国でPUFFYブームの拡大に貢献したとされる実写パートが含まれていない。
 実写パートではPUFFYがショートコントやゲームをしたり、ヴァラエティ番組のような構成になっている。
今回のオリジナル版では、この実写パートを含めた本来の『ハイ!ハイ!パフィー』がバイリンガルで放映される。オリジナル版を観ることで、「PUFFY」がアメリカで受けた理由も判るかもしれない。

ハイ!ハイ!パフィー・アミユミ公式サイト
カートゥーンネットワーク(日本) 

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映画 ][ 海外:ヨーロッパ ]
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 アメリカの映画業界情報誌ヴァラエティの報道によれば、大手映画会社のワーナーブラザーズは日本の劇場アニメ作品『ブレイブストーリー』のドイツでの映画上映・配給権を獲得した。これは『ブレイブストーリー』の国際販売が成功した最初のケースになる。

 ワーナーブラザーズは既に『ブレイブストーリー』の日本配給を決定しており、7月8日から劇場公開を行う。また、日本以外の国については、海外配給の優先交渉権を保有していた。しかし、実際の上映・配給の権利販売が決まったのは今回が初めてである。
 製作費10億円と言われる『ブレイブストーリー』は、当初より日本国内だけでなく、海外展開を視野に入れて製作を行って来た。今回の決定で、そうした計画にはずみがついたことになる。

 また、現在フランス・カンヌでは、世界最大の映画祭と映画ビジネスショーであるカンヌ映画祭が開催されている。このなかでフジテレビは、5月22日に『ブレイブストーリー』のプロモーションを兼ねた試写会を行った。今回の決定は、そうした宣伝の成果ともいえるだろう。

ヴァラエティ 

ブレイブストーリー公式サイト 
フジテレビ 
カンヌ映画祭 
GDH 
GONZO 

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2006年05月22日
興行成績 ]
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 5月19日から始まった米国週末映画興行は、超話題作の『ダヴィンチ・コード』一色であった。しかし、同じ週末にドリームワークスアニメーション(DWアニメ)の大作劇場映画『森のリトル・ギャング:OVER THE HEDGE』も公開されている。
 DWアニメは『シュレック2』や『マダガスカル』などの大ヒットアニメーションで知られている。それに加えて年に2本しか長編映画を製作しないので、作品の当たりはずれによるビジネスへの影響が大きい。それだけに様々な面からこの作品は、アメリカのアニメーション業界の注目を浴びていた。

 その『森のリトル・ギャング』の興行成績は、1位で7700万ドルを稼いだ『ダヴィンチ・コード』に次ぐ2位であった。興収3729万ドルは『ダヴィンチ・コード』が強すぎるため目立たないが、通常なら1位になっても不思議はない数字である。
 しかし、それでもこれまでのDWアニメのアニメーション作品に較べると力不足感が否めない結果である。DWアニメで最もヒットした『シュレック2』のオープニング週末興行は1億800万ドルには及ばないとしても、昨年の『マダガスカル』の4720万ドルやあまりぱっとしなかった『シャークテイル』の4760万ドルにも及んでいない。
 同じ3DCGアニメでFOXが製作し、3月に公開された『アイスエイジ2』が6800万ドルと好調だっただけに、その差が際立つ。

 『森のリトル・ギャング』は、DWアニメの技術を駆使した高い映像表現が当初から話題を呼んでいた。しかし、結果は高い技術ほどには一般の観客の関心を集められなかったことになる。
 逆に言えば、次々と高度な3Dアニメーションが公開されるなかで、技術の目新しさでは客を呼べなくなっている。また、今年以降、3Dアニメーションの公開は急増する。今後は、3Dアニメーションのブロックバスター的なヒットはこれまで以上に難しくなって来るかもしれない。

森のリトル・ギャング公式サイト 

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イベント情報 ][ 映画 ]
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 国内外の映画祭で大きな話題を呼び、DVDの売上も好調な『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』が、韓国最大のアニメ・マンガイベントのSICAFで特別招待作品となった。SICAFの国際映画祭部門である2006SICSF映画祭で、5月24日の7時から上映される予定である。
 『アドベントチルドレン』は、これまでも2年連続のヴェネチア映画祭の出展、東京国際映画祭の出展など数多くの映画祭に出品し、高い評価を得てきた。こうした一連の映画祭出品記録の中に韓国も加わったことになる。

 『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』は本格的な劇場公開をしない一方で、世界各地の有力映画祭を総なめ状態にしている。限定公開を続けることでファンの飢餓感を煽り、DVDの販売実績に結びつける企業側の戦略も見え隠れする。
 そして、今後もこうした戦略は続くようだ。今回のSICAFの特別上映のほかに、同作品はアメリカのCGアニメーションの頂点とも言うべきSIGGRAPHで今年は上映が予定されている。まさに「映画祭ハンター」の面目躍起といえるだろう。

ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン公式サイト 

SICAF2006 
SIGGRAPH2006 

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新発売/新作 ][ 映画 ]
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 GDHと映画会社のギャガコミニケーション(GAGA)は、共同でフランスのベストセラー小説『ペギー・スー 蜃気楼へ飛ぶ』(セルジュ・ブリュソロ著)の劇場アニメを制作すると発表した。GDHのアニメ制作子会社のGONZOが制作を行い、2008年下半期の全国拡大公開を目指す。

 『ペギー・スー 蜃気楼へ飛ぶ』は、フランスで人気のある冒険ファンタジーで、今回アニメ化されるのは、その第2作目にあたる。家族愛や蜃気楼の国といった幻想的な世界が、この作品のアニメ化の決め手になったと考えられる。
 これまでもGDHはアニメの原作を、日本のアニメや映画制作で一般的なマンガ原作以外から採用するケースが多い。この夏公開される劇場映画第1弾の原作は、宮部みゆきの人気小説『ブレイブストーリー』であった。
 それ以外にも、黒澤明の時代劇『七人の侍』から取った『SAMURAI7』、フランスの古典『モンテスト伯』を原作とする『巌窟王』など、同社が力を入れる作品の原作は、通常のアニメ作品から考えると異例なものが多い。
 こうした方針は、権利獲得争いの激しいマンガ原作を避ける一方で、作品の世界市場売出しを狙った際に普遍的な内容を求めた結果であるといえる。

 今回、GAGAとGDHが選んだ『ペギー・スー』も、ヨーロッパの原作といった点で、より世界市場を意識したものである。また、ファンタジーを題材にするのは、『ハリーポッター』や『ロード・オブ・ザリンク』の成功が念頭にあるのは間違いない。今回の作品の原作決定は相当練られた結果であろう。

 『ペギー・スー 蜃気楼へ飛ぶ』はGDHにとっては『ブレイブストーリー』に続く劇場大作アニメ、昨年から映像製作に力を入れているGAGAにとっては初の劇場アニメになる。新興企業による大きなアニメ制作プロジェクトが増加しているが、この作品はその中でも大きな注目を浴びそうだ。

GAGA 
GDH 
GONZO 

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2006年05月21日
イベント情報 ][ 海外:アジア ]
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 5月24日から韓国で開催されるアニメーションとマンガのイベントのSICAF(ソウル国際カートゥーン&アニメーションフェスティバル)で、日本の専門家も加わったアニメとマンガのビジネス会議が行われる。

 これらはSICAFで作品の企画や映像のビジネスを行うSPP(SICAFプロモーション・プラン)の企画の一環で、アニメーションとマンガのふたつの会議からなり、ともに25日に開催される。「ニューデジタルメディアを通じたマンガの拡大」は、主にマンガをモバイルなどのニューメディアに載せる時の出版メディアとの協力のあり方がテーマになる。
 日本から編集プロダクションのスタジオハードデラックスの高橋信之社長がパネリストとして参加するほか、韓国大手ポータルサイトや中国からも議論に参加する。

 また、アニメーション会議のほうは、国際化の進展で行われているアニメーション共同製作の際の問題になっている賃金や流通コスト、投資環境、法律などの各国の違いについて取り上げる。問題を話し合うことで、解決の方向性を見出したいとしている。
 議論には、日本、中国のアニメーション制作会社のほか、スペインのアニメーション制作会社や韓国の制作会社も加わる予定である。

「ニューデジタルメディアを通じたマンガの拡大」
パネルスピーカー
高橋信之氏(スタジオハードデラックス:日本)
デン・ウェイ・フェン氏(Snail Cultural Communication:中国)ほか

「国際共同制作の問題と未来の方向性」
パネルスピーカー
カルロス・ビエルン氏(BRBインターナショナル:スペイン)
若菜章夫氏(スタジオギャロップ:日本)
ユ・ジェイ氏(上海メディアグループ:中国)ほか

SICAF コンファレンスの紹介 

スタジオハードデラックス 
スタジオギャロップ 

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2006年05月19日
賞/コンテスト ]
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 一年間の音楽著作権の使用料の分配金が額によって決定する2006年JASRAC賞が社団法人音楽著作権協会から発表された。このうち海外からの著作権使用料の最も大きかった作品を表彰する国際賞に5年連続で『ポケットモンスター BGM』が選ばれた。
 国際賞の2位以下は、2位『名探偵コナンBGM』、3位『BACKGROUND MUSIC (HAMTARO BGM)』、4位『新機動戦記ガンダムW BGM』、5位『ドラえもん BGM』と続き10位まで全てアニメ作品のBGMが独占した。昨年は1位から9位までがアニメ作品であったが、今年は残りのひとつもアニメ作品となり完全制覇となった。

 これは日本のアニメ作品は海外のテレビ局で放映されることが多いためである。アニメの音楽使用料はテレビ放映されるごとに発生するため、その額が膨らみがちである。このためベスト10は海外での人気アニメ作品というよりも、むしろ番組の放映回数ランキングの趣になっている。

 また、昨年は『機動戦士ガンダムSEED BGM』が銅賞(3位)になった国内作品部門は、今年は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY BGM』の5位が最高であった。昨年より順位は落としたが、今年も『ガンダムSEEDシリーズ』が国内アニメ最高位を維持した。
 ベスト10に他のアニメの楽曲はなく、ガンダムシリーズのブランドの強さを見せつけた。

社団法人音楽著作権協会 

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2006年05月17日
新発売/新作 ]
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 週刊少年ジャンプ連載マンガで、カルト的な人気を誇る大場つぐみ原作、小畑健漫画の『デスノート』が、テレビシリーズアニメ化されることが決定した。これは、今週発売の少年ジャンプ5月29日号の発表によるもで、アニメ作品は日本テレビ系で放映される予定である。
 『デスノート』は既に実写映画化が行われ、今年6月と10月には2部構成の実写映画が上映される。今回の発表によると、この実写映画やアニメに加えて2006年冬にはゲーム化、今年8月には西尾維新氏による小説化も行われる。
 原作となるコミック版『デスノート』は、まさに今回の発表があった今週号が最終回であった。コミックの終了と伴に、様々な『デスノート』のプランが一斉に動き始めているようだ。

週刊少年ジャンプ 
映画版デスノート公式サイト  
コミック版デスノート公式サイト

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教育 ]
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 京都の立命館大学は2007年4月開設を目標に映像学部映像学科の設立構想をまとめた。立命館大学によるとこの学部は、映像コンテンツ産業を担う人材育成を目的としている。
 アートとテクノロジー、ビジネスが融合した幅広いコンテンツ分野が研究対象となる。映画やゲームのほかにCGアニメーション、コンテンツプロデユースやコンテンツマーケティングといった分野もカリキュラムに含まれている。
 
 大学は今年5月に文部科学省に開設届出を出し、うまくいけば来年4月から京都・衣笠キャンパスで新しい映像教育が始まる。新学部は、1学年150名、4学年で600名を予定している。近年、コンテンツビジネスの現場での人材ニーズの高まりにより、大学・大学院でコンテンツ系学部・学科の開設が相次いでいる。
 しかし、総合大学で600名規模のコンテンツ関連学部・学科の開設はほかに例がない。立命館大学は、これまでもゲーム研究などコンテンツ系の研究には実績があるだけに、今後の取り組みが注目される。

 こうした新学部の開設を念頭に、立命館大学と映画会社の松竹、松竹京都映画会社は、この開設予定の映像学部で産学連携の人材教育を行う合意を行った。
 松竹は映像学部で山田洋次監督による講座を開設するほか、「松竹株式会社および立命館の産学連携シーズの調査検討」といった大学との共同調査プログラムも検討する。

立命館大学 
松竹 

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2006年05月14日
海外:米国 ][ 興行成績 ]
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 4月25日に発売後、その週の米国ビデオスキャンの総合DVDチャート2位に登場し注目を浴びた日本アニメ『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』の販売が依然好調である。
 翌週の5月7日付のビデオスキャン総合DVDチャートでも同作品はチャート6位と健闘し、2週間連続でベスト10入りを果たした。『アドベントチルドレン』の売上が瞬間風速でないことを示した。
 今週1位になったのは、3DCGアニメーションで昨年12月に全米公開された『HOODWINKED』である。赤ずきんちゃんをモデルにした作品で、全米で5000万ドルを越える売上を記録している。先週1位であった『イーオン・フラックス』も、今週は5位と健闘している。

 これまでの好調な売上で『アドベントチルドレン』は、『ハウルの動く城』を押さえて2006年の米国の日本アニメDVD売上げ年間1位になる可能性が強まった。
 また一方で、今回の『アドベントチルドレン』の好調な売れ行きは、現在の米国における日本アニメDVDのトレンドを示している。
 現在、アメリカではテレビアニメシリーズのDVDの売れ行きが落ちている。『鋼の錬金術師』や『NARUTO』、『犬夜叉』といった一部の作品だけが例外とされている。

 替わって人気を集めているのが、DVD化された長編劇場アニメ作品である。昨年最も米国で売れたDVDは、『風の谷ナウシカ』であった。『ナウシカ』のDVD流通は、強力な流通網を持つブエナビスタだが、それだけが理由ではない。
 昨年発売された劇場アニメの『スチームボーイ』や『アップルシード』のDVDの売上も好調であったからだ。
 ここで、興味深いのは劇場作品であっても、劇場ヒット作であるかは無関係である点だ。『風の谷のナウシカ』はアメリカで本格的な劇場公開のない旧作品、『スチームボーイ』、『アップルシード』もアメリカでは限定公開で観客動員は少なかった。
 特に『アップルシード』のDVD売上10万枚以上は、劇場の観客動員数1万数千人をはるかに上回っている。

 劇場公開のない今回の『アドベントチルドレン』の大ヒットも同じ流れで考えることが出来そうだ。つまり、劇場公開されたかどうかや劇場公開の規模とは別に、質の高い劇場アニメのDVDには、人気が集まる傾向が強い。

ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン公式サイト(米国)

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2006年05月12日
賞/コンテスト ]
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 講談社は、平成18年度第30回の講談社漫画賞4部門の受賞者を発表した。講談社漫画賞は、その年に最も活躍したマンガ家とその作品を表彰する賞である。講談社以外の出版社から発表された作品も候補の対象になっている。
 しかし、実際には同社に貢献した人気作家を表彰する面が強く、これまで受賞作品は同社から出版された作品が中心となっている。

 今回、一般部門には昨年テレビアニメ化もされ人気を呼んだ漆原由紀の『蟲師』(アフタヌーン掲載)が選ばれた。アニメ版『蟲師』はフジテレビ系で放映されたが、深夜3時、4時という放送時間帯にもかかわらず、ファンから高い評価を得た。また、業界での評価も高く2006年東京アニメアワードのテレビ部門の優秀作品賞を受賞している。
 さらに現在は、劇場版実写映画がアニメの巨匠と知られる大友克洋監督によって進められるなど話題の作品といえる。

 また、少年部門には、少年マガジン連載で大暮維人『エア・ギア』が選ばれた。こちらも、東映アニメーションがテレビアニメ化し、この春からテレビ東京系で放映を開始している。人気マンガとアニメ化の密接な関係が伺える。
 少女部門はすえのぶけいこ『ライフ』(別冊少女フレンド掲載)、児童部門は原作小林深雪、マンガ安藤なつみによる『キッチンのお姫様』(なかよし掲載)であった。今回の受賞者贈呈式は、6月22日に東京プリンスホテルで行われる予定である。
(敬称略)

講談社漫画賞 

蟲師公式サイト(アニメ) 
エア・ギア公式サイト(アニメ) 

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新発売/新作 ]
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 東映アニメーションは、米国のカートゥーン『パワーパフガールズ』のリメイク作品『出ましたっ!パワパフガールズZ』を7月1日からテレビ東京系で放映する。
 同作品の製作発表は昨年と今年の東京国際アニメフェアで行なわれている。アメリカの人気カートゥーンを日本で最も歴史のあるアニメ制作会社が、日本アニメ風にリメイクすることで早くから高い注目を集めていた。

 作品は、東映アニメの50周年記念の一環でもある。また、今回のプロジックトは、東映アニメのほか、アメリカでオリジナルの『パワーパフガールズ』を製作したカートゥーンネットワーク(CN)と日本のアニメ製作会社のアニプレックスが加わっている。
 東映アニメは日本最大のアニメ制作会社、CNはアメリカで最も人気のある子供向けチャンネル、さらに世界のエンターテイメントビジネスのリーダシップを取るソニーグループのアニマックスと、まさに強者連合といえるチームになっている。
 また、日本アニメ化したカートゥーンが日本でどう評価されるのか、またアメリカを初めとする海外でどう評価されるのかも注目である。

 日本のアニメ制作会社とCNの本格的なコラボレーションは、昨年のCNとプロダクションI.Gの共同制作『IGPX』に次ぐものである。近年、CNによる日本のアニメ制作会社とのコラボレーションへの積極的な姿勢が目立つ。
 また、東映アニメーションは、今回の『パワパフZ』を海外企業とのコラボレーション第1弾としている。今後も、海外への取り組みを積極的に行うようだ。

出ましたっ!パワパフガールズZ公式サイト 
東映アニメーション 
カートゥーンネットワーク 
アニプレックス 

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2006年05月11日
イベント情報 ][ 海外:米国 ]
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 日米の文化交流を目的とするシカゴ日米協会は、今年10月にシカゴで開催される第42回シカゴ国際映画祭の関連企画として富野由悠季監督をゲストに招き劇場版ガンダムの特別上映会を行う。
 今回、劇場公開されるのは『劇場版機動戦士Zガンダム』3部作『星を継ぐ者』、『恋人たち』、『星の鼓動は愛』、それに『機動戦士ガンダム』3部作、『機動戦士ガンダム逆襲 のシャア』と『機動戦士ガンダムF91』の合計8作品になる。劇場版Zガンダムが、アメリカの劇場で上映されるのははじめてである。

 富野監督は映画上映にあたって、映画やそれにまつわる講演を行う。シカゴの地でも、富野節が炸裂しそうだ。シカゴ国際映画祭は今年で42回目を迎えるアメリカでも歴史のある映画祭のひとつで、10月5日から19日に開催される。富野監督の講演会は10月7日に開催されるとしているが、最終的な調整が終わっておらず変更される可能性もある。
 富野監督はこれまでにも度々海外で講演をしており、2002年のニューヨークで開催されたビッグアップルアニメフェスティバルや2004年ヒューストン大学の講演会が知られている。

シカゴ国際映画祭
シカゴ日米協会 
  アニメフォーカス 

劇場版機動戦士Zガンダム公式サイト
機動戦士ガンダム公式サイト 

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コミック ][ 賞/コンテスト ]
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 日本の漫画家業界団体である社団法人日本漫画家協会は、5月10日に第35回日本漫画家協会賞の各賞を発表した。大賞には勝又進氏の『赤い雪』と自費出版で毎月発行される秋竜山氏の『秋竜山マンガ通信』が選ばれた。
 また、特別賞は京都精華大学でマンガを学びながら日本でも活躍の場を広げているチョン・イキョン氏の『ドキュメント2005』と、日仏16人のマンガ家によるアンソロジー『JAPON』が受賞した。さらに長年のマンガ家として活動に加えて、マンガ文化の発展や啓蒙活動に意欲的取り組んでいる里中満智子氏が文部科学大臣賞を受賞した。

 日本漫画家協会は勝又氏の受賞理由として、4コママンガの雄はストーリー漫画の雄になり難いにも関わらずそれを打破した作品、マンガ本来の絵の素晴らしさも継承しているとしている。また、秋竜山氏については、月1回で現在18号まで続いている『秋竜山マンガ通信』がそのセンスで毎回読者を驚かせているとした。

 日本漫画家協会賞はそのユニークな受賞作品から毎回注目されている。また、マンガ家が選ぶマンガ賞という点でも、他のマンガ賞とは違う個性を発揮している。

財団法人日本漫画家協会 

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2006年05月10日
賞/コンテスト ]
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 朝日新聞社が主催し、その年の最も優れたマンガ作品を選ぶ第10回手塚治虫文化賞のマンガ大賞に吾妻ひでお氏の『失踪日記』が選ばれた。表現方法の斬新さに注目する新生賞にはひぐちアサ氏『おおきく振りかぶって』、短編賞には『女いっぴき猫ふたり』や『おいピータン!!』、『おんなの窓』などの一連の作品の成果に対して伊藤理佐氏が選ばれた。
 また、作品ではなくマンガ文化に対する貢献の特別賞は、長年に亘る海外コミックの紹介と評論活動を評価して、映画評論家・漫画研究家の小野耕世氏に決まった。

 手塚治虫文化賞は手塚治虫の業績を記念し、1997年にマンガ文化の発展と目指して設立された。今年で10回目を迎えるが、選考委員によるポイント投票が特徴的である。これまでの大賞授賞者には藤子・F・不二雄氏、浦沢直樹氏、諸星大二氏、井上雄彦氏など、様々な領域のマンガが選ばれている。 
 今回のノミネート候補作品にも、昨年大ヒットした『NANA』や『のだめカンタビーレ』、『リアル』など人気も実力も高いマンガ家の11作品が並んでいた。そのなかで最も既存のマンガコミニティから離れた雰囲気を持った『失踪日記』が大賞を受賞したことは、こうした手塚治虫文化賞の幅の広さの拡大に貢献するであろう。

 『失踪日記』は昨年大ベストセラーになっただけでなく、17年の文化庁メディア芸術祭のマンガ部門大賞と第34回日本漫画協会賞大賞にも選ばれている。昨年から今年にかけて漫画関係の有力な賞を総なめにしている。数多い吾妻ひでお氏の作品の一番の代表作品と言っても差支えないだろう。

手塚治虫文化賞公式サイト 

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2006年05月09日
テレビ ][ 海外:米国 ]
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 アメリカのカートゥーンネットワーク(CN)は、大人向けアニメ・カートゥーンを放映するアダルトスイム局が、4月の視聴率で18歳から34歳の視聴者層で1位になったと発表した。アダルトスイムは子供向けチャンネルのカートゥーンネットワークとチャンネルを共有しており、平日の22時半以降(土曜23時以降、日曜22時以降)に放映されている。
 放映される番組には、『サムライチャンプルー』や『エヴァンゲリオン』、『犬夜叉』、『カウボーイビバップ』などの日本アニメが数多く含まれている。アメリカにおける日本アニメ放送の主要な放送局として知られる。

 CNによればアダルトスイムが視聴率1位になったのは、無料ケーブルテレビ番組の18歳から34歳、18歳から24歳、18歳から34歳(男性)、18歳から24歳(男性)の4部門である。データはニールセンメディアリサーチによるものである。
 アダルトスイムは、昨年4月の同調査でも18歳-34歳で視聴率1位になっており、4月の視聴率1位は2年連続である。日本アニメを含んだ大人向けのアニメーションは、アメリカの若い世代に依然高い支持を受けているようだ。

 一方、アダルトスイムではない子供向けのカートゥーンネットワーク(Toonamiブロック)で放映されている『NARUTO』の視聴率も相変わらず好調が伝えられている。CNによれば、『NARUTO』の4月土曜9時からのテレビ放映は、9歳から14歳の少年層でプライムタイム視聴率1位を獲得した。この順位には、地上波放送を含む全てのテレビ放送局が含まれている。
 『NARUTO』は、昨年4月の同時間帯との比較で、9歳から14歳の少年層の視聴者数が46%の増加、視聴率が47%増加となっている。

アダルトスイム 
カートゥーンネットワーク 
Toonamiブロック 

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ゲーム ][ 学問 ]
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 5月19日に日本のデジタルゲームのアカデミックな研究する研究者が集まる日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)の設立総会が東京・本郷の東京大学で開催される。デジタルゲーム学会は、ビデオゲームなどで知られるデジタルゲーム研究の発展と普及、啓蒙、交流を目指して設立される。

 ゲームのアカデミックな研究は、欧米など海外では研究の盛んな領域となっている。その研究領域には、ゲームの産業や経済、文化、教育、さらに産学連携など様々な方面からのアプローチが行われている。すでに、ゲーム研究の国際団体である国際学会DiGRA(Digital Games Research Association)が設立されており、国を越えた研究のやりとりも盛んに行われている。
 今回の日本デジタルゲーム学会の設立は、2007年9月にこのDiGRAの国際学会が、東京で開催されることに呼応している。日本デジタルゲーム学会は、この国際学会の運営の母体となる予定である。
 また、日本デジタルゲーム学会はこの国際学会に合せて発表論文の募集も行っている。論文の提出締切は、2007年2月頃を予定している。

設立総会、論文の詳細については、下記日本デジタルゲーム学会サイトを参照ください。

日本デジタルゲーム学会 
DiGRA(Digital Games Research Association) 
DiGRA2007log 

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インターネット ][ 新発売/新作 ][ 映画 ]
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 映画の製作・流通のギャガ・コミニケーションズは、新たな映画事業として同社初のアニメ製作『NIGHT HEAD GENESIS』の映像化に取り組む。これは同社が2005年から進めている映画自社製作プロジェクトの一環で、製作資金は昨年USENと大和証券SMBCが設立した総合コンテンツファンドを利用される。
 『NIGHT HEAD GENESIS』は、1990年代にテレビ放映された人気SF作品『NIGHT HEAD』のリメイクである。今回はアニメで製作することで、実写では難しいアニメならではの表現を実現する。
 また、かつてのコアなファンを取り込むだけでなく若年層を初め幅広い年齢層をターゲットとし、前作を越えるヒットを目指すとしている。さらに、世界的に評価が高いアニメを用いることで、海外市場の開拓も目指す構えである。

 『NIGHT HEAD』は1990年に、斬新な映像と表現でカルト的な人気を集めた。当時、この作品の主演をきっかけに武田真治や豊川悦司といった人気スターが生まれた。今回、武田真治はオープニングナレーションを務める。監督は『劇場版ベイブレード』の総監督などの竹内啓雄が行う。

 総合コンテンツファンドは、アニメだけでなく映画・ドラマ・音楽・携帯コンテンツへの投資を目的にUSENと大和証券SMBCが50%ずつ出資して設立した。ファンドは最大300億円までとされており、 USENグループのインターネットの無料配信事業であるGyaOや音楽会社エイベックス、今回のギャオなどとの連携を目指している。
 実際に『NIGHT HEAD GENESIS』は、GyaOでの無料配信も視野に入っている。さらに、今年3月にUSENと業務提携を発表したライブドアとも連携して、ライブドア内で公式ブログを開設するなど従来の枠組みから広がった展開をする予定である。
 ギャガは、今後はさらに映画の自社製作を進め、世界市場を視野に入れたコンテンツの流通を目指すとしている。

当サイトの関連記事 300億円映像ファンド USEN・大和SMBC アニメも投資

NIGHT HEAD GENESIS公式サイト 
NIGHT HEAD GENESISブログサイト 

ギャガ・コミニケーションズ 
USEN 
大和証券SMBC 

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2006年05月08日
新発売/新作 ]
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 バンダイは25年前にテレビで放映されおもちゃが大ヒットしたアニメ作品『黄金戦士ゴールドライタン』の超合金を復活させる。バンダイの品質の高い玩具を企画する「魂ウェッブ」の一環で、主な購買ターゲットは20代から30代の男性としている。
 『黄金戦士ゴールドライタン』はアニメ作品としては、あまり大きな印象を残さなかったが、ライターがロボットになるというそのユニークなアイディアと形態で注目を浴び、多くの人の記憶に残っている。その変形を見事に再現したおもちゃは当時の子供たちの間では、大きな人気を呼んだ。

 今回復活する『超合金魂ゴールドライタン』は、1981年当時のデザイン感を踏襲しながらもよりスタイリッシュに変形も完全なものになる。さらにボディは18金で完全メッキと通常の玩具であまりない高級仕様となっている。価格は6,300円で、バンダイは5万個の販売を目標としている。
 また、今回のクリーンナップされたバージョン以外に、昔ながらのデザインによる完全復刻版の6体セット(予価28,500円)も発売する。こちらは、ウェッブサイト「魂ウェッブ」での限定生産となる。

 「魂ウェッブ」はバンダイが大人向けに、クオリティの高い玩具を企画販売することを目的としたラインである。これまでにも仮面ライダーの変身ベルトを忠実に再現した「コンプリートセレクション仮面ライダー新1号変身ベルト」など細かいディティールに凝った数々の玩具を企画し、大きな話題となってきた。
 バンダイがこうした玩具に力を入れるのは、子供人口が減り玩具市場が縮小するなかで大人市場を開拓するためである。子供市場の縮小は今後も続くため、玩具会社によるかつての子供に向けたこうした高額玩具の販売戦略は今後も続きそうである。

バンダイ 
魂ウェッブ 

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2006年05月07日
新発売/新作 ][ 映画 ]
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 かねてより続編の噂が絶えなかった人気アニメシリーズ『機動戦士ガンダムSEED』の劇場映画化が決定した。この情報は、4月10日より『ガンダムSEED』シリーズの公式総合サイトとして公開している『Xplosion!GUNDAM SEED』やサンライズ公式サイトで「『機動戦士ガンダムSEED』映画化決定」として発表されている。ただし、映画の内容や公開時期、スタッフなどの詳細は、発表されていない。

 『機動戦士ガンダムSEED』は、全く新しいガンダムとして、2002年に1年シリーズのテレビアニメとして放映を開始した。当初より高い人気を収めDVDのほか関連音楽CD、キャラクター商品と商業的にも大きな成功を収めている。
 その後、続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が作られ、現在は外伝にあたる『ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-』といったプロジェクトなどもあり、その世界が広がりつつある。
 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、バンダイ、バンダイビジュアルや創通エージェンシーなど作品に関わる企業に大きな利益をもたらした作品だけに、ビジネスでも今後大きな影響があるだろう。逆に言えば、そうしたビジネスでの成功があってこそ実現した映画化と言えるに違いない。

Xplosion!GUNDAM SEED公式サイト 

機動戦士ガンダムSEED公式サイト 
機動戦士ガンダムSEED DESTINY公式サイト 
機動戦士ガンダムSEEDASTRAY公式サイト 
ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-公式サイト 

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2006年05月05日
海外:米国 ][ 賞/コンテスト ]
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 アメリカのSF・ファンタジー・ホラー映画アカデミーが選出する第32回サターン賞のSF映画賞に『スターウォーズ エピソード3/シスの復讐』、ファンタジー映画賞に『バットマンビギンズ』、ホラー映画賞に『エミリー・ローズのエクソシズム』が選ばれた。
 ベストアニメーション賞は『ティム・バートンのコープスブライド』になり、ノミネート作品にあがっていた『ハウルの動く城』は受賞を逃した。また、ホラーゲーム賞は日本の人気ゲームシリーズの『バイオハザード4』が受賞した。

 サターン賞は、アメリカの非営利団体SF・ファンタジー・ホラー映画アカデミーが毎年選び今年で32回目を迎える。受賞作品はアカデミー会員の投票により、SF・ファンタジー・ホラー特定分野の賞として広く知られている。過去には、日本アニメの『千と千尋の神隠し』も受賞したことがある。

主な作品賞一覧
SF映画賞:『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』 
ファンタジー映画賞:『バットマン・ビギンズ
ホラー映画賞:『エミリー・ローズ
アクション・アドベンチャー・スリラー映画賞:『シンシティ』
アニメーション映画賞:『:『ティム・バートンのコープスブライド』 
ネットワークテレビ賞:『LOST』 
シンジケート/CATV賞『宇宙空母ギャラクティカ
SFビデオゲーム賞:『スターウォーズ バトルフロント2
ファンタジーゲーム賞:『ゴッド・オブ・ウォー』 
ホラーゲーム賞:『バイオハザード4』 
他の賞の詳細は受賞一覧から 

SF・ファンタジー・ホラー映画アカデミー公式サイト 

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2006年05月04日
イベント情報 ]
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 今や日本の主要都市には必ずあると言っていいほどまでブームとなっているメイド喫茶、その女性向け版ともいえる執事カフェが人気を集めていること知っている人は多いだろう。
 正装した執事が、お客(=お嬢様)に至れり尽くせりの優雅なサービスを振舞うものである。

 この執事喫茶をテレビアニメとコラボレーションさせる企画が早くも現れた。そのイベントは、この春から放映の始まったスペースオペラアニメ『ガラスの艦隊』と執事喫茶のなかでもトップクラスの人気を誇る池袋の『Swallowtail』のコラボレーションによる「ガラ艦café in 執事喫茶」である。
 この企画は特別イベントとして6月24日、25日に、『Swallowtail』にて開催される予定だが、詳しい内容はまだ発表されていない。詳細については、今後の発表を待つしかないが、華麗な衣装で繰り広げる物語が『ガラスの艦隊』の持ち味だけに、イベントの華やかさも期待出来そうだ。

 『ガラスの艦隊』は、5月6日、7日にアニメ制作会社GONZOが秋葉原で開催する『GONZO解体新書in AKIBA_SQUARE』にも出展される。

ガラスの艦隊公式サイト 
執事喫茶『Swallowtail』 

GONZO 
GONZO解体新書in AKIBA_SQUARE 

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海外:米国 ][ 興行成績 ]
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 発売予定日の変更でアメリカのFFファンをやきもきさせていた『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』が4月25日に無事発売された。
 5月3日に公表されたアメリカのビデオスキャンの総合DVD週間売上げチャートランキング(4月30日)で、この『FFⅦアドベントチルドレン』が2位につけ、予想外の結果として現地を驚かせている。1位には日本でも3月に劇場公開されたシャーリーズ・セロン主演のアメリカンコミックス実写化映画『Aeon Flux』、3位には『ナルニア国物語』がつけている。
 
 劇場公開もテレビ放映もされていない作品がDVDの総合チャートの上位を占める例は少ない。そうした点から『アドベントチルドレン』の総合DVDチャート2位というのは快挙といっても良いだろう。
 1990年代以降、日本アニメがアメリカで人気を獲得するようになったとされているが、劇場用の長編アニメーションは日本作品がなかなか攻略出来ない市場とされてきた。また、日本アニメ作品全体でも1996年に押井守監督の『攻殻機動隊』がビルボードのDVDランキングで1位になった以外では、DVDチャートで目立った作品はこれまでにない。
 近年、最も好調であった宮崎駿監督の『ハウルの動く城』は、ビデオビジネスのDVD総合チャートで最高9位であった。

 しかし、実は『アドベントチルドレン』の高い人気は突出したものでなく、日本のゲームコンテンツの根強い人気の現れの一端もいえる。それは、『バイオハザード』や『サイレントヒル』といった実写映画化された日本ゲームコンテンツの作品の高い人気からも判るだろう。
 ものごとは正面切って狙いに行くとなかなかうまく行かず、思わぬところから成功することがある。今回の『アドベントチルドレン』の快挙も、日本アニメの思わぬ成功と言えるだろう。

ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン公式サイト
ニールセンビデオスキャン 

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2006年05月03日
海外:米国 ]
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 マンガ・アニメ・コミックなどの業界情報サイトICV2によると、4月28日に北米で専門店向けに発売された『NARUTO』のCCG(コレクティブルカードゲーム:トレーデングカードゲーム)の売れ行きが好調である。ICV2は『NARUTO』のCCGの売り行きが、発売元バンダイの予想を遥かに超えており、現在ほとんどの小売店で品切れ状態になっていると伝えている。
 また、『NARUTO』のCCGの注文は初動段階で注文の半分しか満たしておらず、一般市場向けの展開は6月まで行われないともしている。

 CCGと呼ばれるコレクティブルカードゲームは、北米ではキャラクター玩具関連の主要市場のひとつと考えられている。このため、日本アニメのカードゲームについても、日本国内以上に力を入れて販売するケースが多い。
 例えば、北米でのカードゲームの売上が好調な『犬夜叉』では、日本国内でも見られない『犬夜叉』の原作者高橋留美子氏の直筆サイン入りのカードといったものも登場している。レア感や競争意識を煽ることでコレクションを活性化させているわけである。

 こうした理由もあり日本アニメのキャラクターを利用したカードゲームは、『ワンピース』や『金色のガッシュベル』、『鋼の錬金術師』など数多くが展開されている。
 また、企業がカードゲームに力を入れるのは別の理由もある。高価な金型が事前に必要なキャラクターフィギアに較べて、印刷が主体のカードゲームは比較的ビジネスリスクが低いからだ。今回の『NARUTO』を発売したバンダイも、昨年からビジネスの主力をフィギアからカードゲームに移行したばかりである。
 それだけに『NARUTO』CCGの好調な出足は、『NARUTO』のアメリカでの高い人気を再確認すると伴にバンダイの戦略がうまく当たったともいえる。また、『NARUTO』のCCGが高い人気を誇る現在の2大ブランドの『遊戯王』と『マジック・ザ・ギャザリング』にどこまで迫れるか、今後の展開は目が離せない。

ICV2 'Naruto CCG' Sells Out at Wholesale
 ICV2によるバンダイの『NARUTO』CCG担当者へのインタビュー 

バンダイコレクティブルゲームス  『NARUTO』CCG公式サイト 

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賞/コンテスト ]
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 今年で18回目を迎えるCGアニメーションコンテストの受賞作品が決まった。本年の応募総数441作品は、国内最大規模の自主アニメのコンテストになる。CGアニメコンテストは、毎年、クオリティーの高いアニメーション作品が集まることも注目されている。
 しかし、全応募作品のトップになるグランプリ作品は、該当作品なしとされた。

 主要各賞には、作品賞に韓国から応募したチャン・ヒュンユン『パパが必要なの』、映像賞にはメテオール『モンスターブーツ』、グラフィック賞には丸山薫『吉野の姫』が受賞した。
 また、佳作3作品は入地有海『魔法の椅子』、児玉徹郎『FLY』、吉田暁『花の翳』が選ばれた。選外にはなったが埋もれさせるには惜しい作品を選出する外伝大賞は、アホボーイ☆ヒロシの『スペード5.2』であった。

 グランプリ作品がなかったのは残念であるが、これは今回の応募作品の質に問題があるということではない。主要部門を受賞した3作品はいずれも極めてレベルが高く、映像でも物語でも多くの商業アニメーションを凌駕するものであった。 
 むしろ、レベルが高いものが集まるからこそ高くなる同コンテストの選考基準の厳しさを表すものであろう。審査の講評によれば、『モンスターブーツ』、『吉野の姫』は極めて完成度が高いが、パーソナルCGアニメとしての独自性、新規性が見えなかった、『パパが必要なの』は、独自性はあったが、完成度が及ばなかったとされている。

 作品は、5月3日に東京・中野の第18回入選作品上映会で上映されたほか、5月7日にも大阪で上映会が開催される。

第18回CGアニメコンテスト 

グラフィック賞 『吉野の姫』  丸山薫
映像賞 『モンスターブーツ』 メテオール
作品賞 『パパが必要なの』 チャン・ヒュンユン
佳作 『魔法の椅子』 入地有海、『FLY』 児玉徹郎、『花の翳』 吉田暁
外伝大賞 『スペード5.2』 アホボーイ☆ヒロシ
入選 『ふりっじ』タナベフジオ、『ルール』かみやろん、『通勤大戦争』塚原重義、『装脚戦車の憂鬱』塚原重義、the camelots『コリー』椙本晃佑、『春』西あすか、『クロと僕とダンスを』杉浦裕次郎、『反重力ブーツで学校に行こう』スタジオぽぷり、『将棋アワー』青木純、『星宿海』丸山薫、『バブルス』512kb

(敬称略)

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2006年05月01日
イベント情報 ]
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 大手旅行会社のHISは、タイトーが展開するカード対戦ゲーム「ダイノキングバトルカードゲーム」に連動した中国ツアー「H.I.S.オリジナル恐竜発掘in中国『ダイノキングツアー』」
を開催する。
 「ダイノキング」は、数多くの恐竜のカードを用いた対戦型カードゲームを中心に展開をする人気ゲームである。今回のツアーでは、ゲームを通じて恐竜に興味を持った子供が、中国で化石発掘体験や恐竜Q&Aなどに参加する。
 ツアーは、6月3日から9月30日まで行われ4泊5日で、1人139,000円から202,000円となっている。

 こうしたサブカルチャーをテーマにした海外企画ツアーは、最近は増える傾向にあるようだ。
 顧客対象はもっと狭いが少しマニアックなツアーなら、先日発表された「アニメ『ウィッチブレイド』presents Anime Expoツアー2006」がある。こちらはアメリカのアニメ会社見学とアニメイベント参加が目的である。
 また、トップツアーはパリでアニメイベントに参加する「パリコスプレ/イベントツアー」を企画している。こちらは、フランスのアニメ・マンガイベントに参加するものである。目玉は、ベルサユウ宮殿庭園やエッフェル塔、シャンゼリゼ大通りでのコスプレ撮影会である。

 個性的な旅行を求める旅行者や激しい競争を続ける海外旅行業者の差別化が進んでいる。その一方で、日本のサブカルチャー文化の海外進出も広がっている。こうしたなかで、今後もこうしたユニークな企画ツアーはさらに増えるかもしれない。

ダイノキング 昆明・広州5日間 

HIS 
タイトー 
ダイノキング公式サイト 
アニメ『ウィッチブレイド』presents Anime Expoツアー2006
パリコスプレ/イベントツアー 

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行政 ]
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 昨年、2000万人を超える人出で賑わった愛・地球博の長久手会場跡地が、愛地球博記念公園として7月15日にオープンすることが決まった。公園の愛称は、博覧会の人気キャラクターであったモリゾーとキッコロにちなんで「モリコロパーク」となる。
 モリゾーとキッコロは、博覧会会期中にテレビアニメも放映されるなど人気の高いキャラクターだった。公園のマスコットとして復活することで、今後は息の長いキャラクターになりそうだ。

 今回の開園は、記念公園の全体の面積のうちごく一部であるが、博覧会会期中に人気が殺到した劇場アニメ『となりのトトロ』に出てきた「サツキとメイの家」も今回の公開部分に含まれる。「サツキとメイの家」は今年の1月6日に、財団法人2005年日本国際博覧会がスタジオジブリの同意もと正式に愛知県に譲渡している。
 譲渡価格は無償で、今後の施設運営は愛知県があたる。記念公園のなかでも「サツキとメイの家」の公開がいち早く行われるのは、同施設が博覧会のなかでもひと際高い人気を誇っていたことに加えて、建物の耐用年数にも理由がありそうだ。

 一般住宅を再現した「サツキとメイの家」は、大量の観客が来ることを想定して作られていない。現状では観客を受け入れた場合の建物の耐用年数は5、6年程度とされている。また、再建となれば億単位の資金が必要となる。
 このため7月に復活する「サツキとメイの家」は、記念公園の中では長期間の暫定施設と考えたほうが良さそうだ。

愛地球博記念公園公式サイト愛知県 
スタジオジブリ 

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 マンガ出版で日本有数の集英社は、5月1日から携帯電話でマンガを読める新サービス「集英マンガカプセル」を始める。スタート開始時は少女マンガ、女性マンガの配信に集中し、『NANA』、『花より男子』、『有閑倶楽部』、『ラブ★コン』、『ハチミツとクローバー』といった人気作品を並べる。
 現在のマンガ作品と80年代、90年代のヒット作を並べることで、幅広い女性層を顧客ターゲットにする。今後は、青年コミックや少年コミックにも進出する予定だという。

 利用価格は月額315円(税込)と525円(税込)の月額課金コースのほかに、個別に購読料を課金する個別課金コースのモノクロ版1ファイル31円(税込)とカラー版1ファイル105円(税込)とからなっている。
 集英社によれば、同社は2005年からヤングジャンプの作品を販売し大きな成果をあげている。今回の携帯マンガ配信ビジネスは、そうした成功をもとにした本格参入となる。

 ネットにおけるマンガ配信は、先日も講談社がPCでマンガを提供する新リニューアルサイト「MiChio!」を開始するなど、大手各社が力を入れている。
 こうしたネット配信マンガの盛況は、現在のマンガ購読者のトレンドとも関係があるだろう。現在、マンガ雑誌の売上は長期低落傾向が続いている。その理由として、雑誌連載でいろいろな作品を観るのでなく、自分の好きな作品だけを単行本で読みたいという利用者の意識の変化もあるとされている。
 自分の好きな個別の作品だけに、お金を払う携帯配信やネット配信は、意外に利用者にとって馴染みやすい。いずれにしても、ネットでのマンガ公開が今後も増加傾向が続く一方で、紙媒体の魅力をネット上に完全に再現出来ないこともまた事実である。
 今後は、作品の見せ方と同時に、ネット特有のマンガ表現の発達がどこまで進んで行くかが、ネット上のマンガ配信の鍵になるだろう。

集英マンガカプセル 
集英社 

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