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2006年06月30日
話題 ]
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 あらたなアニメ雑誌として昨年7月に創刊された「アニメーションRE」が、休刊することになった。“アニメの心を取り戻すトリビュートマガジン”をキャッチフレーズに新たな総合アニメ誌を目指したが、創刊から3号でその短い歴史を閉じることになった。
 休刊の理由は売れ行き不振とされており、アニメ雑誌の世界で長らく続く「ニュータイプ」と「アニメージュ」の2強体制を打ち崩すことが出来なかった。
 これまで新しいアニメ雑誌は何度となく創刊されてきたにも関わらず、トータルのアニメ雑誌の数にはあまり変化がみられない。これはアニメ雑誌を講読するアニメファンの人口が、長い間大きな変化をしていないことを表しているのかもしれない。

 出版元はアニメ制作会社マッドハウスをグループに持ち、先頃は竜の子プロダクションに出資したばかりのインデックスグループのインデックス・マガジンズである。今後はグループ内のコンテンツ資産を活用した展開も期待できただけに、早過ぎる決断は残念でもある。
 同じアニメ雑誌ではアニメだけでなく映像やゲームなどにも視野を広げ、ビジネス的な観点から捉えることで注目を浴びていた「日経キャラクターズ」が、今年に入って発売の間隔を隔月刊から季刊に変えている。
 また、オタクのための総合誌を目指した「オタクエリート」は、創刊早々に出版元のビブロスが倒産するなど、アニメ系、おたく系の新雑誌の受難が続いている。

この情報は桀紂屋さんの「アニメーションRE休刊」の記事を参考にさせていただきました。
桀紂屋 アニメーションRE休刊

インデックス・マガジンズ 

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イベント情報 ]
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 6月末から7月初旬にかけて世界各地で日本のアニメやマンガをテーマにした大型イベントが相次いで開催される。なかでも日本でも広く知られているのが米国最大規模と形容されることの多いアニメエキスポである。
 今年で15周年を迎えるアニメエキスポは、毎年ロサンゼルスを中心とした地域で開催される。日本から有名アーティストを招くなどの派手なイベントで知られており、今年は7月1日から4日の独立記念日まで開催される。本年はCLAMPや『鋼の錬金術』の水島精二監督などが招かれている。
 イベントの一部はインターネットを通じてライブ中継される予定である。
Stickamのアニメエキスポ特設サイト http://www.stickam.com/profile/animeexpo

 アメリカのアニメエキスポに負けない規模を持つのが、フランスのパリ郊外で7月7日から開催されるヨーロッパ最大の日本ポップカルチャーイベントのジャパンエキスポである。こちらは開催3日間で、アニメエキスポを上回る6万人の人出を予想している。ヨーロッパ広くから日本アニメやマンガのファンが集まる。
 ジャパンエキスポもここ数年間で急激に成長しており、昨年は増えすぎた参加者の対策を検討する必要から開催を休止している。今回は2年ぶりの開催と言うこともあり盛り上がりそうだ。

 一方、アジア地域では中国ポップカルチャー文化の中心でもある上海で、6月28日と29日に大規模なイベントが相次いで開催された。28日から始まった『第2回中国国際マンガ・アニメ・ゲームフォーラム』は中国の文化政策を担う文化部が、『2006上海カートゥーン総動員』は中国の大手メディアグループ上海メディアグループが主催をする。
 中国のイベントは日本コンテンツのみに絞っているわけではないが、日本のアニメ・マンガがイベントの大きな部分を占めている。

アニメエキスポ2006 
ジャパンエキスポ 

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海外:ヨーロッパ ]
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 アメリカでアニメと音楽の流通を行っているジェネオンUSAとアニメ製作会社のプロダクションI.Gは、フランスのポップ界で圧倒的な人気を持つ女性アーティストのミレーユ・ファルメールの最新ビデオクリップをアニメ作品として制作する。
 このビデオクリップは完全なアニメ作品となり、ジェネオンUSAとプロダクションI.Gが企画・開発・制作を行うことで合意した。
 今回の共同事業で両社は、ファルメールの最新音楽ビデオ『Peut-etre toi』をアニメ作品として制作する。
 
 ジェネオンUSAは日本の電通と三菱商事の合弁会社で、米国ではアニメDVDの流通・販売で有力な会社のひとつである。
 また、プロダクションI.Gは『攻殻機動隊』や『イノセンス』などのハイクオリティーな作品で世界的に知名度が高い。同社はこれまでも、クエンティン・タランティーノ監督作品の『キル・ビルVOL 1』のアニメパートを制作するなど、海外との異業種コラボレーションにも実績がある。 

 ミレーヌ・ファルメールは、ケッベック生まれのカナダ人で退廃的な独特の世界観を持ち味としておりフランス語圏では絶大な人気を誇るシンガーである。代表作に「Desenchantee」などがある。

 海外のアーティストが、ビデオクリップに日本のアニメを採用することはこれまでにもある。代表的な例では、松本零士がフランスのアーティストダフトパンクとコラボレーションしたアニメーションオペラ「インターステラ5555」が知られている。
 世界的にはポップの最先端というイメージを持つ日本アニメは、海外のポップカルチャーと相性がいいと言えるだろう。

ジェネオンUSA 
プロダクションI.G

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2006年06月29日
イベント情報 ][ テクノロジー ][ 海外:米国 ]
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 7月30日から8月3日までアメリカ・ボストンで開催されるコンピューターグラフィックスの国際会議SIGGRAPH2006(第33回国際コンピューターグラフィクス&インタラクティブテクニック・コンファレンス&エキジビション)の基調講演にディズニーグループのエグゼクティブ・デザイナー兼副社長のジョー・ロード氏が決まった。
 ロード氏は、ディズニーグループのクリエイティブ部門の中心であるウォルト・デイズニー・イマジニアリングで新テーマパークの「アニマルキングダム」のデザインと開発を担当している。同氏は『神話から山々へ:仮想プレイスメイキングの洞察:From Myth to Mountain: Insights Into Virtual Placemaking』と題した基調講演でエンターテイメントのクリエイティビテイについて語る予定である。

 コンピューターアニメーションの最大祭典であるSIGGRAPHだけに、その基調講演は毎回大きな注目を浴びている。昨年は映画『スターウォーズ』シリーズで有名な映画監督ジョージー・ルーカス氏、一昨年は、サイバーパンクのSF作品で有名な作家ブルース・スターリング氏であった。
 今回のロード氏は、日本では必ずしも知名度が高いわけではない。しかし、ロード氏の所属するウォルト・デイズニー・イマジニアリングは、ディズニーグループで様々な計画のマスタープランの作成からクリエイティブ開発、デザイン、技術、研究などを担当する。その範囲はテーマパークのアトラクションから都市開発にまで及びまさにディズニーグループのアイディアの中核といえる。
 同氏のクリエイティビテイの秘密を知ることは、劇場映画からキャラクター商品、テーマパークまであらゆる分野で圧倒的な人気を誇るディズニーのクリエイティビテイの秘密を知ることでもある。

SIGGRAPH2006 
Walt Disney Imagineering 

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アニメ音楽 ]
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 ノートや教科書のすみに絵を描いて、ページをめくりながら動かすパラパラマンガをやったことのある人は多いだろう。その「パラパラマンガ」のための専用ノートというユニークな商品をコクヨS&Tが開発し、さらにそれに合わせたイベント「秋葉原パラパラマンガフェスタ」が秋葉原で開催される。

 このノートは手のひらサイズで裁断面を斜めにした「キャンパスノート(パラクルミニ)」で、絶妙なページめくりを実現する。また、使われる用紙もほどよく下の絵が映るなど、まさにパラパラマンガ仕様そのものである。
 「秋葉原パラパラマンガフェスタ」の目玉はこのパラパラマンガ用ノートを使ったパラパラマンガのコンテスト「やくみつるのパラパラマンガ道場」である。審査委員長のマンガ家やくみつる氏を中心に、東京アニメセンターやコクヨ、デジタルハリウッド、代々木アニメーション学院などのスタッフが審査にあたる。

 考えてみればこのパラパラマンガは、連続した絵を動かしてみせるアニメーションの原理そのものである。そうしたわけもあり今回「やくみつるのパラパラマンガ道場」で殿堂入り作品に選ばれた作品は、秋葉原の東京アニメセンターで作品上映もされる。
 最近はハードとソフトの進歩で個人でもアニメーションを作り易い時代になったとされる。しかし、誰でも出来るといった意味で、パラパラマンガは究極の個人制作のアニメーションと言えるだろう。

コクヨ 
東京アニメセンター  

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イベント情報 ]
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 毎年、アート・マンガ・アニメーション・ゲームなどの日本のメディア芸術の育成を目指し顕彰する文化庁メディア芸術祭が、8月1日から平成18年度第10回の公募作品の募集受付を開始する。

 メディア芸術祭は様々なコンテンツをメディア芸術とくくることで、アート・マンガ・アニメーション・ゲームが領域を越えて一同に会するユニークなイベントである。また、商業作品とアマチャア作品、アート作品を 同列に扱い、従来の枠組みにとらわれないのも大きな特徴である。 
第1回開催よりイベントの注目度はしだいに高まっている。現在は、毎年2月に開催される受賞作品展やシンポジウムが、メディア芸術における大きなイベントのひとつとして知られている。
 
 今回のアニメーション部門の審査は、昨年に引き続くアニメ監督の富野由悠季氏のほか、映画監督樋口真嗣氏、多摩美術大学教授片山雅博氏、アニメーション作家山村浩二氏、映像クリエーター寺井弘典氏の5氏が行う。
 商業アニメーション、芸術アニメーション、アカデミックな視点など、バランスの取れた布陣となっている。商業作品とアマチュア作品を同列に取り上げるメディア芸術祭の真価が発揮されそうだ。
 いっぽう、マンガ部門はマンガ評論家の米沢嘉博氏以外はさいとうたかを氏、モンキー・パンチ氏ら全て現役のマンガ家である。こちらはプロの目による厳しい審査になるかもしれない。
 ゲーム部門には、石原恒和氏や水口哲也氏など人気のゲームプロデユーサー、クリエーターが審査にあたる。全体の審査委員長は東京大学大学院の浜野保樹教授が務める。

 募集は8月1日から10月20日(必着)で、平成17年10月21日から平成18年10月20日までに完成し発表された作品であればプロ・アマを問わずに応募できる。また、応募作品とは別に、文化庁メディア芸術祭のウェッブサイトでは、8月1日から9月30日の間、一般推薦も受けつける。

文化庁メディア芸術祭公式サイト 
 募集要項 
 事務局ブログ

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2006年06月28日
アニメ音楽 ]
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 6月28日の日本経済新聞によるとアメリカを中心に広く漫画ビジネスを展開するTOKYOPOPは、マンガ関係の音楽を中心に音楽配信ビジネスに進出する。
 報道によれば、TOKYOPOPは今年7月には自社の音楽制作レーベルを立ち上げる。また、米国の音楽配信会社デジタル・ライツ・エージェンシーと組みアップルやナップスターを通じて米国を含む世界15か国にマンガ関連音楽を配信する。
 日本ではフォーサイド・ドット・コムのサービスを利用する。配信音楽は音楽CD20枚分程度とされているが、具体的なタイトルは挙げられていない。

 TOKYOPOPは、米国での日本マンガの販売・流通の大手企業として知られている。しかし、近年は、日本マンガだけでなく韓国マンガやアメリカ人が英語で制作するマンガの開発などに取り組んでいる。
 また、アニメ映画の製作企画やマンガの新聞連載の売込みなど、積極的な多角化を進めている。今回の企画もマンガを軸にしているが、これまで行って来なかった音楽ビジネスへの取組みとしてその成果が注目されるだろう。

日本経済新聞 TOKYOPOP漫画関連の音楽を15カ国で配信

TOKYOPOP 
デジタル・ライツ・エージェンシー 
フォーサイド・ドット・コム 

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イベント情報 ]
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 ゲーム開発の最新情報を集めたコンファレンス、CEDEC2006(CESAデベロッパーズカンファレンス2006)が、8月30日から9月1日まで東京・世田谷の昭和女子大学で開催される。 
 CEDECは毎年夏にゲーム開発のテクノロジーとビジネスをテーマに、主にゲーム業界関係者が集まり、最新の情報を発表・討論するものである。その規模と参加者の専門性の高さで、日本を代表するゲーム関連のコンファレンスとして高く評価されている。
 このCEDEC2006の公式サイトが6月26日にオープンし、開催プログラムが公開された。

 CEDECのプログラムは、ゲーム制作のテクノロジーだけでなくゲームのプロデュースやビジネス、アート、アカデミックといったような分野も含む幅広いカテゴリーを取り込んでいる。今年も既に様々な分野から80を越えるプログラムが既に準備されている。
 こうしたなかには3Dアニメーション分野のプログラムも毎年用意されており、アニメーション分野からも注目されるものも少なくない。ゲーム関係者だけでなくCGアニメーションに関心がある人にとっても貴重な会議だと言えるだろう。

 基調講演にはスクウェアエニックスの和田洋一社長の「日本のゲーム産業の今後」とエンターブレイン社長の浜村弘一氏の「ゲーム産業次世代への展望と、そこに求められる開発者の資質とは」が決まっている。

CEDEC2006公式サイト 
CESA(社団法人コンピューターエンターテイメント協会)

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2006年06月27日
イベント情報 ]
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 この夏、北九州で個性的なふたつのプログラムからなる「北九州アニコン2006」が開催される。イベントは2部構成で、第1部はmove on webが送る九州初のWEBアニメ上映会、第2部はインターネットラジオステーション「音泉」による『スクラン二学期 ウィークエンド』の公開録画である。

 WEBアニメは個人制作によるアニメーションで、現在、インターネットを中心に新しいアニメーションの動きとして大きな話題を呼んでいる。しかし、ネット以外の上映会は首都圏や関西圏以外では少なく、今回の上映会は九州でWEBアニメが紹介される貴重な機会になる。また、上映会では人気作家よるWEBアニメの見所の紹介も行われる。

 一方、『音泉』は声優などを中心とした豊富なアニメ関係のラジオ番組をネット配信する人気サイトである。今回、公開録音がされるのは、人気TVアニメ『スクールランブル2学期』の声優が出演する番組 『スクラン二学期 ウィークエンド』。
 出演は、同番組の高野晶役の清水香里さんとサラ・アディエマス役の福井裕佳梨さんとなっており、こちらも人気声優と交流出来る貴重な機会になりそうだ。
 定員は300名と限られているためメールかはがきによる事前の申込みが必要となっている。

「北九州アニコン2006」
《申込方法》
名前・住所・メールアドレス・アンケートの回答(①Webアニメ ②インターネットラジオのどちらに興味があるか)を記入のうえ、下記の申込先まではがきかメールにて申込み。
後日、チケットを郵送。
お申込は先着順で受け付け、定員になり次第、締め切りとさせていただきます。

《申込・問合せ先》
お問合せは、郵便かメールでお願いします。
〒803-8501北九州市小倉北区城内1番1号
北九州市企画政策室国際政策課内『北九州アニコン2006』係
メール: anicon2006@anicon.org、

move on web 
音泉 

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2006年06月25日
イベント情報 ]
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 今年15年目を迎える全米最大のアニメイベントのアニメエキスポ(AX)は、本年の新たな試みとして主要なイベントをインターネットで配信する。また、それとは別にコムキャスト系の番組配信サービスがビデオ・オン・デマンド(VOD)で特別番組を配信する。

 インターネット配信は、AXと動画配信サイトStickamとの提携で実現したもので、主要イベントのライブ放送が提供される。Stickamは無料の専用ソフトをダウンロードすること、様々な無料コンテンツを配信するサービスで、日本語サイトも運営している。
 現時点では、オープニングセレモニー、クロージングセレモニー、マスカレード(コスプレ大会)、チャリティーオークションなどメインホールで行われる主要イベントが配信リストに挙がっている。

 VODは、米国のコムキャストが行っている「セレクツ オン デマンド」で配信される。デジタルネットワークを通じた新しいタイプの番組放送である。
 AX特別番組はこの中の「アニメ・セレクツ オン デマンド」で、7月1日から3日までの予定で配信される。こちらは日本からアクセス出来ないが、AXに参加できない多くの米国のアニメファンがAXを知る機会となりそうだ。内容はライブ中継というよりも、番組仕立てになっているものが多い。
 主な番組は、大手アニメ情報サイトのアニメニューズネットワークが3日間行う「AXその日のニュース」や『エウレカセブン』の紹介などで、多彩なプログラム構成となっている。
 注目は『カウボーイビバップ』のヒロイン・フェイ・ヴァレンタインの女装コスプレで米国オタク業界に有名な「マンフェイ」がホスト役となる特別番組である。一時はインターネットを通じてAX批判も行っていたマンフェィだけに、今回の公式な?AX参加で何が起こるのか注目である。

 様々なメディアの進歩によって、これまでAXに関心はあるが参加することが難しかった多くの人がAXに触れる機会が増えつつある。こうした背景には、全米最大のアニメイベントというブランドを確立したAXへの関心が益々高まっていることにあるといえるだろう。
 同時に、様々なメディアを利用して、その認知度とブランドをさらに拡大するAXの戦略といっても良いだろう。

アニメエキスポ2006 

Stickam公式サイト(日本語サイト) 
コムキャスト・オン・デマンド

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インターネット ]
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 インターネットを利用したマンガ作品の投稿とその無料閲覧を行うマンガ市場ドットコムは、これまでのマンガ作品に加えて個人作家のアニメ作品の投稿と配信を開始した。
 マンガ市場ドットコムのこれまでの仕組みは、個人から投稿されたマンガ作品をインターネットで紹介し、出版・販売のための出資を募るものである。確実に購入する読者を確保することで、これまで商業化出来なかった作品の出版を可能にするシステムである。これまではマンガ作品で行っていたこの仕組みを、近年急激に制作者が増えている個人アニメ作家にも応用する。

 マンガ市場ドットコムを運営するアジャストは、こうした個人作家のアニメの動きにいち早く対応したとしている。また、現在は投稿可能な作品は15分までだが将来的には、長編アニメの配信も視野に入れている。

 これまで個人作家によるアニメ分野は、マンガ同人誌などに較べると発表や紹介、作品の流通のシステムも整って来なかった。しかし、今年に入って「livedoorネットアニメ」が個人作家によるアニメ作品の投稿とネットでの発表を行なうなど、様々な展開が急激に進んでいる。
 今回のマンガ市場ドットコムの市場参入によって、こうしたインディーズアニメの活性化がさらに進むだろう。しかし、今後はインディーズアニメにおけるビジネス競争も激化しそうである。

マンガ市場ドットコム 
アジャスト 
 
livedoorネットアニメ 

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2006年06月24日
新発売/新作 ]
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 この夏にセガは、同社の展開するカードゲーム『オシャレ魔女 ラブandベリー』をテーマにした海の家「オシャレ魔女 ラブandベリー ビーチハウスin江ノ島」をオープンする。ショップアは神奈川県の片瀬海岸に置かれ、7月10日から営業を開始する。
 海の家ではカードと同じデザインの水着や洋服、『ラブ&ベリー』の浮き輪やビーチボールなどのサマーアイテムなども販売される。また、海の家では等身大のラブとベリーも登場する。
 そして、やはり『ラブ&ベリー』を初めとするセガのカードゲーム機も置かれる。設置されるのは「オシャレ魔女 ラブ and ベリー」4台、「甲虫王者ムシキング」1台、「古代王者恐竜キング」1台、「甲虫王者ムシキング~ポポの冒険編~」1台となっており、現在展開中の人気ゲーム機がそろい踏みとなる。

 今回の海の家のプロジェクトだけでなく、『ラブ&ベリー』は3月にはアパレル商品の展開開始のほか、CD化や文具展開などここ数ヶ月で矢継ぎ早に新商品やプロジェクトが投入されている。そして、トムスエンタテイメントによるアニメ化の計画も進んでいるとされている。
 セガの展開するカードゲーム機では、圧倒的な人気を誇った『ムシキング』もそろそろピークを迎えたのではないかとの声がある。一方で、女の子の対戦ゲームカードという新分野を開拓した『ラブ&ベリー』が勢いを増している。アニメ展開も含めた今年のセガのカードゲーム機は、『ラブ&ベリー』を中心にまわりそうだ。

オシャレ魔女 ラブandベリー公式サイト 

セガ 

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海外:アジア ]
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 昨年、愛・地球博で大きな話題となった『ポケットモンスター』のテーマパーク「ポケパーク」が、開催地を台湾に代えて再オープンした。これは今後予定している世界各地での「ポケパーク」開催の第1弾で、6月23日から9月24日までの94日間台北市で営業をする。
 ポケパークが置かれるのは台北市北西部の芸術センター予定地の約3万9000平方メートル。園内には台湾オリジナルを含む9種類のアトラクションのほか、イベントステージやショップが展開される。
 世界各国で人気のある『ポケットモンスター』だが、そのなかでも台湾は特に人気の高い地域にひとつである。日本でも高い評判を呼んだイベントだけに台湾でも子供たちの人気を集めそうだ。

ポケパーク公式サイト 
ポケパーク公式サイト(台湾) 

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教育 ][ 海外:米国 ]
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 カリフォルニア大学アーバイン校の社会人向けのエクステンションスクールが、今年の10月からマンガとアニメのビジネスに関するコースを開始する。「マンガとアニメの爆発:何が?なぜ?どうして? Manga & Anime Explosion: What, Why, How & Wow!”」と題されたこのコースでは、米国のメインカルチャー産業におけるアニメとマンガへの関心の高まりを背景に日本のアニメとマンガの現状を学ぶ。
 コースは9月26日から毎週火曜日の19時から22時まで5週間続き、授業料は185ドルである。講師のディビィス・ノースロップ氏は、名の知れた脚本家であると同時に日本のマンガの専門家としても知られている。同氏は『銃夢』の映画化企画をFOXに持ちかける実績など日本のマンガビジネスとの係りも深い。
 講義では自らのビジネスの経験を生徒に紹介するだけでなく、マンガ出版社やアニメ制作会社からのゲストも招くとしている。

 カリフォルニア大学アーバイン校は、日本でもよく知られたUCLA(ロサンゼルス校)やUCバークレイ(バークレイ校)と同じカリフォルア大学のグループ校である。同校は数百コースからなる社会人コースを提供しており、今回の「マンガとアニメの爆発」もその中のひとつとなる。
 エクステンションスクールは、日本で言えば大学が設ける社会人向けのコース。日本の大学の社会人向けのコースが実用的な知識や趣味・教養の分野に重点を置いているのと同じように、米国のエクステンションスクールもそうした分野を重視している。
 このため教育の中で日本アニメがどの程度認知されているのかはわからない。しかし、一般に広く開かれたコースで、アニメやマンガが取り上げられることは、文化や社会現象としての「ANIME」、「MANGA」が広く認められていると言えるだろう。

カリフォルニア大学アーバイン校エクステンションスクール公式サイト

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2006年06月23日
新発売/新作 ]
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 講談社の運営するアニメ・特撮情報サイトMouRa FRAMESは、いま大きな注目を集めているFlashアニメを紹介する新連載『CloseUp Flash』を開始した。
 Flashアニメは作画や動画などを使わずに比較的容易にアニメーションを制作出来ることから、近年ここ数年で急増している。また、様々なメディアでの注目度も増している。しかし、大きな注目を浴びているにもかかわらず、どんな作品があり、何を観ればいいのかわからないことも多い。
 『CloseUp Flash』ではFlashアニメは話題になって興味はあるけれど何からどう観ていいか判らない初心者向けに、いまが旬のFlashアニメの作家たちをわかりやすく紹介していく。

 まず第1回は、先日、地上波放送に進出したことで大きな話題を呼んだ蛙男商会=FROGAMAN氏と現在、最も注目されている作家ラレコ氏である。FROGAMAN氏からは、テレビで放映されたその作品『秘密結社鷹の爪』と『古墳ギャルコフィー』の2作品が紹介される。
 また、ラレコ氏の作品からは、知名度も高い『やわらか戦車』、携帯ゲームにも進出している『くわがたツマミ』が観ることが出来る。サイトは毎週水曜日に更新され、作品だけでなく、イベントレポート報告なども行う予定である。

MouRa FRAMES 
CloseUp Flash

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新発売/新作 ]
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ju_main02.jpg より幅の広い視聴者から支持されるアニメ作品を目指したフジテレビの「ノイタミナ」枠第4弾『獣王星』のDVDが、7月28日からリリースされる。『獣王星』は原作が樹なつみさんの人気SF少女マンガ、制作に評判の高いBONES、主人公の声に人気アイドルの堂本光一さんが参加するなど様々な面で話題となった。
 また、11話のミニシリーズながら、硬派な物語とレベルの高い作画と高いクオリティを実現している。放映は6月22日に終了したが、DVDでもう一度観ることが出来そうだ。
 今回発売されるDVDは、堂本さんを含むメインキャストのインタビューやメイキング映像などが特典としてつく。また、10月17日に発売される第4巻には、アニメ化のために原作者の樹なつみさんが描き下ろした完全新作ドラマCDが収録される。

 「ノイタミナ」は昨年4月の開始以降『ハチミツとクローバー』、『Paradise Kiss』などの少女マンガ原作のアニメを放映してきた。その後はホラー作品の『怪‐ayakashi‐』、今回のSF少女マンガと作品の領域を広げているが、いずれも高視聴率を維持しながら野心的な試みも続けている。
 今回の『獣王星』も、一般受けが難しいとされるSF作品で高い人気を維持するなど、新しい試みで成功していると言えるだろう。
(C)1993,2006 INA, Inc / 白泉社/ 獣王星製作委員会

獣王星公式サイト 

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イベント情報 ][ 海外:米国 ]
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 昨年日本で大ヒットして話題となった『劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』の大型プレミア上映会がアメリカで開催されることになった。プレミア上映会は、7月1日から始まる全米最大のアニメイベント・アニメエキスポ2006の3日目(7月3日)12時から14時まで5000人収容のAXのメインホールで開催される。
 プレミア上映会には、日本からのスタッフとして水島精二監督、エド役の声優朴路美さん、それに同作品の制作会社BONESの南雅彦社長が特別ゲストで参加する。さらにアメリカ側のスタッフからは、米国版エド役の声優ビック・マグナグナさんと英語吹替え版『シャンバラを往く者』のマイク・マクファーランド監督が参加する。
 日米双方の監督とエド役の声優が揃い踏みする貴重なイベントになる。上映会のあとには、この豪華なゲストとの質問コーナーも予定されている。

 また、ファニメーションの映画部門であるファニメーション・フィルムス(FUNimation Films)がこの英語版『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』の劇場公開を予定している。公開予定日は本年9月8日で、ファニメーション・フィルムスを通じた複数の劇場が利用される見込みである。 
 ファニメーション・フィルムスは今年から始まったプロジェクトで、劇場公開されることの少ない日本アニメを全米規模で紹介することを目的としている。現在は、『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』以外に、実写映画の『SHINOBI』の公開も予定している。

 『鋼の錬金術師』は、現在、アメリカで最も人気のあるアニメ作品のひとつである。また、マンガの販売も好調である。それだけに、今回の完全吹替え版の『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』は、イベントの目玉として大きな注目を浴びそうだ。

鋼の錬金術師公式サイト(米国) 

アニメエキスポ2006 
ファニメーション 
アニメーション・フィルムス 

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2006年06月22日
テレビ ]
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 ゲーム会社のコナミは同社が出資する新作テレビアニメ『おとぎ銃士 赤ずきん』が7月1日よりテレビ東京系列で放映開始されると発表した。コナミによればコナミ発のアニメシリーズとして、作品の映像や音楽、出版、玩具、ゲームなどで幅広い分野での多面的な展開を目指す。
 『おとぎ銃士 赤ずきん』は、2005年にOVAとして発表された作品のテレビシリーズ化である。魔法を使う少女たちが活躍する物語で、視聴者のターゲットは女児層となる。
 同作品は、コナミにとっての本格的なアニメ市場への参入であると同時に、未開拓の女児市場への進出でもある。様々な意味での同社の新しい挑戦と言えるだろう。

 コナミは、これまで得意として来たゲームや健康分野以外の総合エンタテイメント分野への事業拡大を進めている。なかでも、映像やアニメ分野に重点に投資が行なわれている。本年の東京国際アニメフェア2006では、同社はアニメ作品として8つのタイトルを挙げている。
 今回はそのなかの1作にあたるが、今後も同社が開発した大ヒットゲームタイトル『ときめきメモリアル』のアニメ化など話題作が控えている。今後は、かなりハイペースでテレビアニメ番組の放映も進められそうだ。 

 近年アニメ製作に進出する企業が増加する傾向にある。しかし、多くの企業はアニメ製作のための優れた原作の調達に苦労することが多い。
 そうしたなかで、ゲーム開発を通じて養われた同社のオリジナル作品の開発能力や既に数々の人気ゲームソフトを所有している点が、ほかの新興企業に較べて有利だと言えるだろう。

コナミデジタルエンタテインメント 
おとぎ銃士 赤ずきん公式サイト 

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インターネット ][ テレビ ]
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 USENグループが製作を進めているアニメ作品『NIGHT HEAD GENESIS』が、USENの無料ネット配信GyaO以外のBS日テレなど様々なメディアで展開される。『NIGHT HEAD GENESIS』は1992年にフジテレビ放映されカルト的な人気を誇ったSFドラマである。
 USENグループのギャガ・コミニケーションが製作する初のアニメ・シリーズ作品として話題を呼んでいる。インターネットの無料動画配信を行う「GyaO」が、第1話を6月17日より公開しており、第2話以降は7月30日から毎週放送される。
 
 今回、このインターネットでの番組配信と連動するかたちで、BSデジタル放送のBS日テレでも、放映されることになった。BS日テレは、7月29日23時半より毎週『NIGHT HEAD GENESIS』を放映する。
 また、BS日テレ以外にも、CSのアニメ専門チャンネルのアニマックスや有料動画配信Show Timeでも、8月から作品が公開されることが決まっている。インターネットの力が増しているといっても、地上波テレビでの放映に較べるとその認知度は、まだまだ弱い。
 今回は、様々なメディアを利用することで、作品の認知度をあげることを目指している。

NIGHT HEAD GENESIS公式サイト 

GyaO 
BS日本 
Show Time 
アニマックス 

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2006年06月21日
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 6月16日に掲載しました「AX2006出展企業最高に」の記事について訂正させていただきます。
 当記事は、当初、アニメエキスポ実行委員会の広報からの情報により、スクウェア・エニックスが今年からアニメエキスポ2006の展示場に出展すると掲載しました。
 しかし、その後スクウェア・エニックスが同イベントに出展する計画はなく、記事の内容は誤報であることがわかりました。このため上記に関連する記事について訂正・削除をさせていただきました。利用者の皆様には誤った情報を掲載してしまい深くお詫び申し上げます。
 また、同社の原作がもととなる『鋼の錬金術師』のアニメについては、同作品の現地で許諾を受けたFUNimationが、ブース出展ならびにイベント展開を行います。

AX2006出展企業最高に(6/16)

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2006年06月20日
イベント情報 ]
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 7月1日から劇場公開されるピクサーの新作アニメーション『カーズ』にあわせて、六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリーが大規模なピクサー展を開催する。
 この展覧会「ピクサー展~『トイ・ストーリー』から最新作『カーズ』まで」は、昨年12月からニューヨーク近代美術館(MOMA)とロンドンの科学博物館を巡回した話題の展覧会である。会期は7月1日から8月27日まで、映画の公開と夏休みに合わせている。

 展覧会のテーマは、世界ナンバー1の人気を誇るピクサーの過去20年間の歩みの紹介である。展覧会ではこれまで未公開であった作品制作に用いられた様々なコンセプト・アートやスケッチ、ストーリーボード、マケットなどが公開される。
 また、キャラクターや作品のコンセプトが映画作品として完成されていく過程を楽しめるように企画され、大人も子供も楽しめる内容となっている。

 展覧会の企画はニューヨーク近代美術、ピクサー・アニメーション・スタジオなどである。森アーツセンターは美術館設立当初より展示計画やキュレーションの分野でMOMAと連携をしてきた。今回の特別展の実現もそうした両者の協力関係により実現したものであろう。

ピクサー展~『トイ・ストーリー』から最新作『カーズ』まで
2006年7月1日~ 8月27日 森アーツセンターギャラリー:森タワー52F
主催:毎日新聞、シーボルト財団
企画:ニューヨーク近代美術館、ピクサー・アニメーション・スタジオ、財団ハタステフティング

ピクサー・アニメーション・スタジオ 

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興行成績 ]
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 スクウエア・エニックスは自社の人気ゲームをアニメ化した『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』のDVDとUMDの売上枚数が、北米を中心とした英語圏で累計140万枚を突破したと発表した。 同作品は国内では既におよそ100万枚の売上を実現しており、世界での累計販売枚数は240万枚を超える。

 4月に発売された英語版は北米での売れ行きが極めて好調で、発売当初はニールセン調査による全米DVDチャートの総合部門で2位に入るなどその人気をみせつけた。これまでの北米での英語版の累計売上高は130万枚を超え、さらにヨーロッパでも10万枚以上を記録している。
 劇場での興行成績が重視される北米のDVD販売市場では、劇場での公開のない長編作品としては異例の売上記録となっている。
 また、日本のアニメ作品のビデオグラムとしては記録的な100万枚突破を短期間で実現している。今年4月までに米国アニメ作品の売上ランキングでは、前評判の高かった『ハウルの動く城』を大差で抑えて1位となり、今年度のアニメDVDの売上1位になるのではないかとされている。

 スクウエア・エニックスは国内と英語版に続いて、6月7日にはフランス語版を発売した。さらにヨーロッパ地域での各国語版の発売も予定しており、今後も売上枚数はまだまだ伸びそうである。
 『アドベントチルドレン』は、スクウエア・エニックスの前期の業績が思わしくないなかで、同社の業績を大きく牽引した。海外の『アドベントチルドレン』発売枚数は、前期の国内販売枚数を既にかなり上回っており、同社の業績に大きく貢献するだろう。

スクウエア・エニックス  
ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン 

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イベント情報 ]
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 2003年7月から千葉県・JR松戸駅前でバンダイグループが運営してきた「バンダイミュージアム」が、2006年8月31日で松戸での営業を終了する。
 営業終了は栃木県壬生町で来年オープンに向けて開発中の「おもちゃのまちバンダイミュージアム」の移転のためであり、しばらくの間バンダイミュージアムの公開は休止することになる。

 これまでバンダイミュージアムは、都市近郊型のテーマパーク型の施設として愛されてきた。しかし、移転後は今までよりスケールアップした観光地型のテーマパーク施設となりそうだ。また、現在展示されているガンダムミュージアムの展示品の一部は、今年3月に完成した静岡県静岡市の「バンダイホビーセンター」に移される。
 「バンダイホビーセンター」は、バンダイのフィギア分野の工場だが、こちらも申込み制で広く見学者を受け入れおり展示品も充実している。

 バンダイミュージアムは、開設当初からガンダムを初めとするバンダイ作品の世界が楽しめる施設として大きな人気を集めてきた。ガンダムの胸像などのある「ガンダムワールド」や「ワンダータウン」、「キャラクターワールド」、ガンダムなどにちなんだユニークなメニューで話題を呼んだカフェ「プロムナード」などからなる。
 また、シアターB-oneでの特別上映を出発点としたガンダムシリーズ『機動戦士ガンダム MS IGLOO ―1年戦争秘録―』などイベントも豊富であった。

 首都圏では三鷹の森ジブリ美術館や杉並アニメーションミュージアムと並ぶアニメがテーマとされた数少ない観光地で、オタク・アニメ関連のツアーのなかにも組み込まれることが多かった。
 より充実した施設を目指すための移転ではあるが、首都圏で手軽に行けるアニメ関連施設がなくなり、多少残念である。
 
バンダイミュージアム公式サイト 
バンダイホビーセンター 

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2006年06月19日
コミック ][ 教育 ]
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 東京・中野にある東京工芸大学は、2007年4月を目標にマンガ学科の開設を目指している。さらに現在あるアニメーション学科の中にゲームコースを設けるとしている。
 マンガ学科の設立は、昨今、マンガがメディア芸術として認知されるようになったことや世界競争力のあるコンテンツとしての漫画評価の高まりを反映したものだという。
 4年生の大学のマンガ学科は、現在、京都精華大学のマンガ学部などが知られている。しかし、これまで東日本にはこうした学部・学科は存在しなかった。このため設立が認められれば、首都圏で初のマンガを学べる大学となる。

 東京工芸大学は工学部と芸術学部からなるユニークな大学として知られている。情報メディアとテクノロジーに強いだけでなく、それらを映像や写真、アートと融合させているからである。同大学は、こうした環境の中で日本国内の数少ないアニメーション学科の教育を行って来た。

 構想されているマンガ学科のカリキュラムは、制作とビジネス・知識の3パートに分かれている。制作ではデッサン、マンガ表現論、マンガ制作演習などの科目が用意をされており、実践的なカリキュラムを通じてマンガ家デビューを目指す。
 ビジネスの部分は、編集・出版概論、マンガプロデュース論マンガと知的所有権、マンガ取材論などから構成される。こちらはマンガを描くというよりもマンガのプロデュースに力点が置かれているようである。
知識では、マンガ史、マンガ芸術論、マンガ文化論、作家作品研究、外国マンガ論、マンガ批評論を学ぶ。制作とビジネスのためのバックグランドを築くものと考えて良いだろう。いずれも、第一線で活躍してマンガ家や編集者にとる実践的な講義を目指している。
 また、アニメーション学科ゲームコースは、学問としてゲームを学ぶと同時に、ゲームプランナーや、プロデューサー、ディレクターなどを目指す。

 近年、こうしたアニメ、ゲーム、マンガ、映像系の大学教育機関は徐々に増える傾向にある。しかし、アメリカやフランス、韓国に較べてまだまだその絶対数は少ない。こうした高等教育が必要されているのは間違いないだろう。
 しかし、一方でこうした大学で学んだことが、就職に直結していないことも事実である。こうした教育と現場のミスマッチの改善が、こうした教育機関を生かす今後の鍵となるだろう。

東京工芸大学 

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2006年06月18日
映画 ][ 海外:米国 ]
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 米国のアニメニュースサイト、アニメニューズネットワークによれば、アメリカの大手アニメ流通会社のファニメーションはGONZO制作の劇場アニメ『銀色の髪のアギト』の米国ライセンスを獲得した。DVDの発売や劇場公開などの日程については、発表されていない。

 ファニメーションは近年、GONZOとその親会社のGDHの作品を積極的に取り扱っており、今回のライセンス獲得にも違和感はない。『アギト』も、同社を通じて今年後半から来年にかけて米国で積極的にプロモーションされそうだ。
 しかし、ファニメーションはこれまで本格的な劇場公開作品を手掛けたことがなく、現状では『アギト』の大規模な全米公開の可能性は低い。劇場公開があるとすればDVDのプロモーションを兼ねた限定公開となるだろう。

 『銀色の髪のアギト』は、GONZOの製作した初の長編劇場アニメである。5月には韓国のアニメーション映画祭SICAF、6月にはフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭の長編アニメーション部門で公式ノミネートされるなど、様々な機会を利用した海外展開を図っている。
 またGDHはすでに今年1月に、『銀色の髪のアギト』を中国で大規模な劇場公開をすると発表している。こちらは中国の大手映画配給会社中国電影集団公司によって6月20日より公開が開始される。

アニメニューズネットワーク 

銀色の髪のアギト公式サイト 

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2006年06月17日
イベント情報 ]
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 6月17日から神戸市・長田区でマンガ家故横山光輝氏の人気作品『鉄人28号』とその世界を紹介する「鉄人28号特別展」が始まった。「鉄人28号特別展」は、鉄人28号を中心とした作品紹介やフィギア展示、特別展のみの限定グッズの販売を行なう。2世代で楽しめる展覧会を目指すとしている。
 展覧会は、6月17日から7月2日まで神戸市長田区の新長田アートギャラリーで行われる。入場は無料となっている。(詳細は下記「KOUBE鉄人プロジェクト」サイトで確認ください。)

 この展覧会は、神戸で横山光輝氏の記念館の設立を目指している「KOUBE鉄人プロジェクト」の一環として開催されている。これは横山光輝氏が神戸市出身であることを縁にしており、「KOUBE鉄人プロジェクト」は神戸の新たな文化施設として「横山光輝記念館」をオープンすることを最終目的としている。
 現在は、JR新長田町駅前に鉄人28号のモニュメントを作るための寄付金の募集なども行っている。

KOUBE鉄人プロジェクト 
  鉄人28号特別展 

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2006年06月16日
テレビ ]
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 FLASHアニメーションだけで30分番組を実現することで大きな話題を呼んだ蛙男商会の『THE FROGMAN SHOW』が6月15日に終了した。『THE FROGMAN SHOW』は、テレビ朝日系列で深夜2時40分から放映されたが、3ヶ月間、毎週30分番組にFLASHアニメーションを製作・提供しただけでなく、視聴率も好調に推移したという。
 昨年から今年にかけてインディーズアニメーションの注目が高まるなかで、それを象徴する動きだったといえるだろう。深夜枠とはいえ、これまでインターネットやアニメーション上映会でしか観る機会のなかったFLASHアニメーションが地上波放送に進出した意味は大きい。

 この蛙男商会が番組終了と伴に、今度はTBS系列『NEWS23』のなかでレギュラー枠を持つ。このコーナーでは、時事ネタをFLASHショートで斬ることになるという。
 今回は毎週でなく月1回になるので、クリエーターはこれまでよりは多少楽になりそうだ。こちら深夜でなく視聴者も多い夜の23時台、蛙男商会の快進撃はまだまだ続きそうだ。

蛙男商会公式サイト 
Frogman on the wave!! 蛙男、電波に乗る 

NEWS23
 

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テレビ ][ 海外:米国 ]
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 アメリカの子供向け有力ケーブル放送局のカートゥーンネットワーク(CN)は、この秋のシーズンから『ポケットモンスター』の新シリーズ(第9シーズン)『ポケモン:バトルフロンティア』の放映開始をすると発表した。これは先日発表したミニシリーズ『ポケモン・クロニクル』に次ぐもので、CNがポケモンの新シーズンを最初に放映する初めてのケースになる。
 これで『ポケモン』の放映は、第8シーズンまで放映をしていたKidsWBから完全にCNに移行することになる。こうした放映会社変更の布石は既に打たれており、今年に入ってCNでは『ポケモン・クロニクル』のほか新作の『ポケモン』特別番組の放映も行っている。

 今回の『ポケモン』の放送局移動は、米国におけるポケモンライセンスの移動を反映している。『ポケットモンスター』のマスターライセンスは昨年暮れから、これまでの4キッズエンタテイメントからポケモンUSAに移っているからである。
 このため4キッズから放映権を獲得していたKidsWBの『ポケモン』のライセンスもライセンス期限完了と伴に失効したと考えられる。そして、ポケモンUSAはあらたなテレビ放送のパートナーとしてCNを選んだことになる。

 『ポケモン』ブランドはここ数年アメリカでは弱まっているが、日本では依然大きな力を持っている。また、アメリカでも今年に入ってからゲームなどを通じた積極的なプロモーションが行われており、今回のライセンスの移動を機会にブランドの再活性化が期待される。
 こうした有力ブランドはCNにとっても魅力があり、あらたな『ポケモン』放映のための有力放送局を探していたポケモンUSAと利害が一致したといえるだろう。

カートゥーンネットワーク 
KidsWB 

ポケットモンスター公式サイト 
株式会社ポケモン 

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イベント情報 ][ 海外:米国 ]
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 7月1日から米国・アナハイム市で開催されるアニメエキスポは、展示場の出展企業数と展示面積が史上最大規模になると発表した。AXによれば昨年113社であった企業出展は、今年は現段階で128社となっており、さらに増える見込みである。
 これに対応してこれまで1ホールの利用であった展示場は、2ホールに拡大される。本年、あらたに出展する企業にはDCコミックなどの大手企業が含まれている。

AX 海賊商品完全追放を目指す
 また、今回の発表と同時にAX事務局は、AXを最も安全なアニメ・マンガのコンベンションにするとしている。具体的には、展示場から海賊商品とグレーゾーンの商品を完全に追放するとしている。AXによれば、これはクリエーターとイベントの良好な関係を保つために必要だという。
 万が一、海賊商品を販売している出展企業をみつけた場合は、会場からの即刻退場を求める。また、その場合、今後最低5年間は、出展を認めないという厳しい指針を打ち出している。
 ただし、こうした反海賊版の動きはここ2、3年で急激に進んでおり、今回の発表はそうした一連の動きの追認といえるだろう。

(記事の訂正について)6月21日

 当記事は、当初、アニメエキスポ実行委員会の広報から情報により、スクウェア・エニックスが今年から展示場出展すると掲載しました。
 しかし、その後、スクウェア・エニックスが出展する計画はなく、記事の内容は誤報であることがわかりました。また、同社が原作もととなる『鋼の錬金術師』のアニメについては、同作品の現地で許諾を受けたFUNimationが、ブース出展ならびにイベント展開を行います。

アニメエキスポ2006 

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2006年06月15日
コミック ][ 学問 ][ 行政 ]
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 京都新聞の報道によると京都精華大学国際マンガ研究センターは、平成18年度の文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業として総合マンガ研究を手掛ける。予算規模はおよそ5億円とされており、異例の規模の予算であるとしている。
 また、研究拠点は今年11月に京都市にオープンする京都国際マンガミュージアム(仮称)のなかに置くとしている。
 
 文部科学省のオープン・リサーチ・センター事業は、私立大学の大学院や研究所のなかから、多様な人材を受け入れ、研究者の人材養成や研究成果を公開するなど公共価値の高い研究組織を選定し重点的に支援する事業である。
 また、京都国際マンガミュージアムは、マンガとアニメを総合的に研究する機関として、京都市と京都精華大学の協力によって設立される。所蔵品として40万点をこえるマンガを収蔵するほか、マンガ史やマンガ研究、さらにマンガやアニメも含めた人材養成も目指している。
 京都精華大学はかねてより日本マンガの研究に積極的に取り組んできた。同大学はこの4月から日本初となるアニメ学部を設置しマンガ学科、マンガプロデュース学科、アニメーション学科を開始した。学内にマンガ文化研究所を設けているほか、アニメ・マンガ評論誌『KINO』を発行するなど積極的な取組みを行っている。また、日本マンガ学会でも中心的な活動を担っている。
 学問としてはまだまだ確立していないマンガ分野のアカデミックでの拠点となっている。今回の決定は、こうした京都精華大学のこれまでの成果が評価されたものだといえるだろう。

京都新聞 総合的漫画研究を本格化 京都精華大 次世代コンテンツ開発へ

京都精華大学  マンガ学部 
京都精華大学表現研究機構マンガ文化研究所

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行政 ]
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 『名探偵コナン』の生み親マンガ家青山剛昌氏の故郷鳥取県北栄町(2005年10月北条町と大栄町合併)が、『名探偵コナン』を利用した街おこしを活発化させている。

 日本海新聞によると、北栄町議会は現在ある大栄歴史文化学習館を全面リニューアルし、「青山剛昌ふるさと館」(仮称)を設立する。設立は、青山氏からも了承済み展示内容は小学館と協議中だという。また、同紙は総事業費12億円、財源には公募債や民間資金を導入するとも伝えている。

 マンガ家青山氏を全面的に押し出す今回の記念館設立であるが、実際には今回の決定は、現在行っているプロジェクトの拡大といった面が強そうだ。北栄町と合併する大栄町はこれまでも『名探偵コナン』を全面的に押し出した街おこしを行って来たからだ。
 これまで同町は、同町出身の青山氏にちなんで、「コナン通り」や「コナン大橋」を作り、関連イベントを多数開催してきた。また、今回リニューアルされる大栄歴史文化学習館では『名探偵コナン展』が開催され、青山剛昌氏の常設コーナーも既に持っている。
また、昨年12月には北栄町は、『名探偵コナン』のイラスト入り証明書の発行などユニークな試みを行っている。
 地方自治体が、地元出身の人気作家を利用するケースは少なくない。しかし、ここまで広く利用されてケースは少ないだろう。それだけ『名探偵コナン』が人々にアピールする力が強いことの証明だともいえるだろう。
 
日本海新聞 
  コナン中心にミステリー仕立て「青山剛昌館」開設へ 

北栄町  
コナンに会えるまち 大栄商工会 
商工会議所のウエッブサイトであるが、名探偵コナンが全面に押し出されている。「コナンイラストコンテスト」から「青山剛昌とコナンファンの集い」まで。
コナン探偵社 
 地元有志で作るコナンショップ。コナン通りに面しておりコナンのキャラクターグッズを販売する。
大栄歴史文化学習館 

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イベント情報 ][ 海外:中国 ]
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 中国のアニメ産業の中心地のひとつ上海で相次いで大型アニメイベントが開催される。ひとつは、6月28日から7月3日まで開催される『2006上海カートゥーン総動員』、ひとつは、『第2回中国国際マンガ・アニメ・ゲームフォーラム』で6月29日~7月3日まで開催される。

 現在、中国では、主要都市にアニメやゲーム・マンガなどの産業振興を目的とした産業基地が設立されている。また、それぞれの都市が行政において、大きな裁量権を持っている。その結果行政レベルのアニメ・マンガイベントが、毎年数多く開催されている。
 これに加えて企業レベルの大型イベントも含めると、その数は日本に勝るとも劣らない。このため中国のイベントでは、どのイベントが本当に重要なイベントが把握し難い。

 そうした中で今回開催されるイベントは、『2006上海カートゥーン総動員』の主催者が中国有数のメディアグループである上海メディアグループ、対する『第2回中国国際マンガ・アニメ・ゲームフォーラム』の主催は、日本の文部科学省にあたる文化部である。
 ともに中国でのアニメ文化に対する影響力は非常に大きい。こうしたことから両イベントは、中国でも有数の規模を誇るアニメイベントといえる。イベントの内容はファンイベントが中心だが、中国でも最も注目度の高いアニメイベントといえるだろう。

* この記事は「ダーシャンの中国動漫(アニメ・マンガ)ニュース」さんの「6月末、上海2大アニメイベントの対決」の情報を元にしております。詳しい内容は下記リンクを参照ください。

「ダーシャンの中国動漫(アニメ・マンガ)ニュース」 
  6月末、上海2大アニメイベントの対決 

上海メディアグループ(SMG) 
   SMGアニメ関連サイト 
中華人民共和国文化部 

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2006年06月14日
話題 ]
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 6月5日からフランス・アヌシーで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭は、今年度の特別企画として「アニメーションの世紀 100作品」を発表した。この企画はアヌシーとバラエティの共同企画で、過去100年間で最も気に入っている短編アニメーション作品をまとめあげたものである。
 選出方法は、まずアヌシーとバラエティが、世界中からアニメーションの専門家30人を選び出した。その30人それぞれが挙げたアニメーション作品をさらに100作品に絞ったものである。

 作品のリストはアニメーション作品の創始者エミール・コールの古典『ファンタスマゴリー』 (1907)やウィンザー・マッケイ『恐竜ガリティ』(1914)などから始まり、2002年の山村浩二の『頭山』、クリシトファー・ヒルトン『Flux』まで、100年近くの世界のアニメーションの歴史が凝縮している。
 その間をウォルト・ディズニー『蒸気船ウィーリー』といったエンタテイメント作品も織り交ぜながら、テックス・アベレイやユーリ・ノルシュテイエンやさらに東西ヨーロッパの巨匠達が埋めている。

 選ばれた作品はアニメーション映画の歴史が古いことから、欧米諸国の作品が圧倒的に多い。しかし、作品の母国はアメリカや英国、ドイツ、フランスといった西ヨーロッパの主要国に加えて、チェコスロバギアなどの東欧諸国の作品も数多く、この地域のアニメーションが過去100年の長いアニメーションの歴史に大きな貢献をしてきたことがわかる。
 また、フランスのほかカナダの作品が多いのは、カナダがアヌシーの開催されるフランスと同じフランス語圏であることを多少割り引く必要があるかもしれない。

 こうした欧米の作品が中心となるなかで、日本からは4作品が選ばれている。川本喜八郎『道成寺』、手塚治虫は『ジャンピング』、『おんぼろフイルム』の2作品、それに選出作品の中では最も新しい作品となった山村浩二の『頭山』である。
 今回の作品は短編作品が中心となっているため、日本が誇るジブリ映画作品やテレビアニメーションは入っておらず、『白蛇伝』や『太陽の王子ホルスの冒険』といった作品も入っていない。
選出されなかった日本の短編作品のなかには、入ってしかるべき作品は少なくない。しかし、それでも欧米以外では唯一複数作品を送り込んだ日本もまた、アニメーションの歴史に貢献しているではないだろうか。

アニメーションの世紀 100作品 
アヌシー国際アニメーション映画祭 

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イベント情報 ]
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 昔からSF作品のイラストレーションは、国内外を問わずその作品のイメージをある程度規定する。また、本の中身を見ずに表紙が気に入って本を購入するケースも少なくない。広大なフィクションの世界を描くSF作品にとって、想像する力を手助けするイラストレーションは普通の書籍以上に重要なパートを占めている。
 しかし、一般にイラストレーションは本の付属物と見られがちで、真鍋博氏や天野善孝氏といった一部の人気アーティストを除くとその名前が知られているケースは少ない。

 そうしたなかで6月19日より東京・銀座で、「エロチックSFアート展」と題して星恵美子氏、金森達氏、岩淵慶造氏の3人のSFアートを取り上げた展覧会が開催される。いずれも古くから日本のSF界で活躍しているベテランアーティストである。
 展覧会のテーマは、SF作品で活躍する美女たちのコスチュームが、ボディラインを強調した妙にエロチックであるものが多いことに由来しているようだ。展覧会は東京・銀座のヴァニラ画廊で、6月19日から7月1日のおよそ2週間開催される。

 紹介される作家のうち星恵美子氏は、SFファンタジーから時代物まで幅広い分野で活躍しているアーティストである。代表作に、新井素子氏の『ディアナ・ディア・ディアス』や『ラビリンス─迷宮─』、D.J.レイク『ジューマの神々』などのイラストレーションがある。
 また、金森達氏は早川書房から発刊されている文庫版『スタートレック』シリーズが有名である。岩淵慶造氏は、1960年代に人気SF雑誌『SFマガジン』の表紙を担当した。ほかにも児童書などの分野でも活躍している。

 SF作品に限らずよく知っているようで意外に知らないのが、書籍のイラストを手掛ける作家たち。今回は、そうした作品を新たな眼で見ることの出来る機会となる。
 また、展覧会ではこうした作品の原画も販売する予定になっており、かつて憧れたSF作品のイラストを手に入れる貴重な機会にもなりそうだ。

星恵美子・金森達・岩淵慶造「エロチックSFアート」展

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2006年06月13日
イベント情報 ][ 海外:米国 ]
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 6月16日からニューヨークで開催されるニューヨーク・アジア映画祭2006で、日本の3DCGアニメーションの傑作『スキージャンプ・ペア』シリーズが紹介される。ニューヨーク・アジア映画祭2006は、米国にアジア映画を広く紹介するイベントとして2002年から始まっており、その良質な作品選択に定評がある。
 『スキージャンプ・ペア』は、もともとCGアニメーション作家真島理一郎氏が2002年に独力で制作した『スキージャンプ ラージヒル・ペア』が原点にある。その後、そのユニークなアイディアが大きな話題を呼び長編映画『スキージャンプ・ペア~Road to TORINO 2006~』を生みだした。今回上映されるのは、この長編アニメーション『Road to TORINO 2006』とその後の最新作『SKI JUMPING PAIRS 2007: FLYING TEST』である。
 日本のインディーズアニメーションが生みだした人気作家が、日本の実写映画に混じって評価されることになりそうだ。

 2006年のニューヨーク・アジア映画祭では、およそ30の上映作品のうち日本の作品は14作品、その中でアニメーション作品はこの『スキージャンプ・ペア』シリーズの2作品だけである。このインディーズから始まった、このユニークな作品への関心の高さが理解出来るだろう。
 これ以外の日本作品には、山崎貴監督がゲスト参加する『三丁目の夕日』や『魁!!クロマティ高校』、妖怪大戦争』、『SHINOBI』などが含まれている。

ニューヨーク・アジア映画祭2006 

スキージャンプ・ペア実行委員会公式サイト 
スキージャンプ・ペア~Road to TORINO 2006~公式サイト 

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映画 ]
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SUB2_rgb.png この夏に劇場公開される期待のアニメ作品『時をかける少女』の公開日が7月15日に決まった。
 今年の夏も日本の映画市場は人気アニメーション作品が目白押しだが、『時をかける少女』は公開日が正式発表されていなかった最後の話題作になる。

 『時をかける少女』は、同じ7月に公開される『ゲド戦記』、『ブレイブストーリー』、『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』と較べると中規模な公開となりそうだが、作品への注目度はほかの3作品に劣らない。監督は『ONE PIECE THETHE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』やルイ・ヴィトンのプロジェクト『SUPERFLAT MONOGRAM』を手掛けていまアニメ業界で最も注目されている細田守氏、キャラクターデザインがガイナックスの看板アニメーター貞本義行氏である。
 さらに筒井康隆氏の名作SF小説を原作に取り上げながら、主人公たちを原作で活躍したキャラクターの一世代下に置くという斬新な試みを行っている。夏休みのアニメ映画というと子供向けの作品が中心となりがちである。そのなかで若い世代からかつての若者たちも含めた幅広い世代で楽しむことの出来る貴重な作品である。
©『時をかける少女』製作委員会2006

時をかける少女公式サイト 
時をかける少女公式ブログサイト 

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2006年06月12日
海外:米国 ][ 興行成績 ]
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 6月9日に全米公開されたピクサー制作の3DCGアニメーション『カーズ』が予想通りの圧倒的な強さを発揮している。アメリカの映画興行情報サイトBOX OFFICE MOJOによると公開第1週6月9日から11日の週末3日間の興行成績は6億2800万ドルとなり、2位の『ザ・ブレイク・アップ』の2億400万ドルをおよそ3倍引き離している。
 公開最初の週の興行成績としてはアニメーション映画としては歴代5位、ピクサーの映画としては歴代3位となる。
 一方、5月に公開されたドリームワークス・アニメーションの『森のリトル・ギャング』は大ヒットながらも期待されたレベルに届いていない。こうした比較から、今回はピクサーのブランド力をあらためてみせつけたかたちになっている。

 しかし、近年、ピクサーやドリームワークスの成功もあり、米国で劇場3DCGアニメーションの公開が急増している。今回の『カーズ』は今年に入ってから劇場で公開される大型3DCGアニメーションとして6作目にあたる。
 また、『カーズ』の興行第1週の成績は一昨年の『Mr.インクレディブル』やその前作『ファインディングニモ』からは10%以上下回っている。今後の展開によって成績は変わるにしても、大型3DCGアニメーションだけで観客を呼ぶ右肩あがりの時代が終わりつつあることもまた確かなようである。
 こうした現象が日本でも起こるかどうかも興味深いところである。日本では『カーズ』の公開は7月4日、『森のリトル・ギャング』の公開は8月5日である。ちょうど日本の大作アニメ『ブレイブ・ストリー』、『ポケットモンスター』、『ゲド戦記』の公開を挟むかたちとなっており、競合することを避けているのもまた興味深い。

カーズ公式サイト 
森のリトル・ギャング公式サイト 

BOX OFFICE MOJO 

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インターネット ][ 海外:米国 ]
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 アメリカのアニメ流通・インターネット販売小売企業のライト・スタッフ・インターナショナルが行うiTunesを利用した無料アニメ情報番組が人気を呼んでいる。ライト・スタッフが提供するのは「Anime Today」と題したアニメとマンガの情報番組で、最新のアニメ・マンガ情報やアニメDVDの批評、アニメ業界の内側、アニメ・マンガに関するQ&Aなどである。その内容はまさに音によるアニメ情報サイトとなっている。
 番組は今年の1月に配信を始め、現在の16号まで隔週で新たな番組を追加している。6月10日に配信された第16号では、「アニメとゲームファンのための日本の鉄道利用の知恵」、「ミニ日本語講座」、「アニメの世界の最新情報」といった番組が用意されている。

 番組はアップルiTunesが公表するテレビ&映画部門のトップ100ポドキャストにもランクインしている。大手メディアのカートゥーンネットワークやFOX、HBOに混じり、アニメファンパワーの存在感を表している。
 こうした番組はiTunesのユーザーであれば、ダウンロードにお金はかからず無料で提供される。日本でも「音泉」などインターネットを通じた無料のアニメ関連番組は少なくない。
 しかし、iTunesのように携帯して持ち運べるものは、今のところはない。今後は日本でも、iTunes型のアニメ番組の利用も増えてくる可能性は高いだろう。

ライト・スタッフ・インターナショナル 

音泉 

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インターネット ][ ゲーム ]
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 『デ・ジ・キャラット』や『ギャラクシーエンジェル』などブロッコリーの人気キャラクターが、この夏アバター・サービスで登場する。提供するのはオンラインゲーム会社大手のガンホー・オンラインエンターテイメントの子会社であるガンホー・モードである。

 ガンホーによれば、ガンホー・モードはアニメ・ゲーム・キャラクターの企画・開発を行っているブロッコリーとの間で、ブロッコリーの所有するコンテンツ資産のアバターアイテム化の独占的許諾権を獲得した。これによりガンホー・モードは、ブロッコリーの持つキャラクターをアバター・サービスに利用できることになった。ブロッコリーの人気コンテンツ作品には、『デ・ジ・キャラット』や『ギャラクシーエンジェル』、『クロスワールド』などが含まれている。
 ガンホー・モードはこの夏、これまでガンホー・エンターテイメントが提供しているMMORPGとは異なるカジュアルゲーム中心の「ガンホーゲームズ」のオープンを予定している。ブロッコリーのコンテンツを利用したアバター・サービスは、その目玉となる。

 ブロッコリーは昨年11月に、それまでの親会社であったタカラからガンホーやその関連企業アジアングルーヴや投資事業組合に買収された。実質ガンホーやソフトバンクのグループ企業となっている。買収の目的は、当初からブロッコリーの持つ人気コンテンツとオンラインゲーム事業の融合と見られていた。
 今回の発表によりブロッコリーのコンテンツ資産は、ガンホーグループのなかで生かされることになる。ガンホー・モードは、手始めに『デ・ジ・キャラット』や『ギャラクシーエンジェル』をアバターとして利用する。また、今後も対象コンテンツ随時増やし両社の持つ顧客の共有化を目指す。ブロッコリーの事業は、また新たな展開に向かっているようだ。

ガンホー・モード 
ブロッコリー 
ガンホー・エンターテイメント 

デ・ジ・キャラット公式サイト でじこのへや 

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2006年06月11日
海外:ヨーロッパ ][ 賞/コンテスト ]
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 6月5日から10日までフランス・アヌシーで開催されていた国際アニメーション映画祭のコンペティション作品の受賞作が決定した。最も注目される長編アニメーション部門では、フランス作品でクリスチャン・ボッルクマン監督の『ルネサンス:Renaissance』がクリスタル賞に選ばれた。

 『ルネサンス』は、未来のパリで繰り広げられるアクションSFドラマをモノクロの3Dアニメーションで見せるスタイリッシュな野心作である。フランスでは3月に公開されたばかりである。
 ノミネート5作品の中には、昨年から今年にかけて主要なアニメーションの受賞を総なめにした『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』とフランスの人気コミックを原作とする『アステリスクとバイキング』も含まれていた。有力作品を押しのけて貴重な受賞である。このため長編アニメーション賞にノミネートされていた日本の『銀色の髪のアギト』や『xxxHOLiC真夏ノ夜ノ夢』も受賞を逃した。
 ボッルクマン氏は、1995年に同じアヌシーで『Le cobaye』で審査員賞を受賞している。また、1999年のアニメーション映画『Maaz』では、世界のアニメーションフェスティバルで30を越える賞を受賞した経験がある。

 また、短編アニメーション作品部門では、アヌシークリスタル賞にフランスのレジーナ・ペッソア監督の『ハッピーエンドになった悲劇的な話:Histoire tragique avec fin heureuse』が、テレビ部門のクリスタル賞にはスペインの『友達と間に起きる小さなこと:A Little Something Between Friends』が選ばれた。
 このほか上映作品全279作品から20の賞が選出されたが、残念ながら日本からの出品作からの受賞はなかった。

アヌシー国際アニメーションフェスティバル公式サイト
 
パリ2054 ルネサンス公式サイト 

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2006年06月10日
イベント情報 ]
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 杉並アニメーションミュージアムが現在開催中のタツノコプロアニメ博覧会の特別企画として、「あなたの町の“タツノコさん”コンテスト」の応募者を募集している。コンテストは、文字どおりタツノコプロダクションの人気キャラクターのそっくりさんの募集で、人物、動物、もの、コスプレは一切問わない。自薦、他薦も問わないとしている。
 募集概要には、「担任の先生が南部博士にそっくり」、「友達がアンドロー梅田似」、「ウチの花瓶は魔法のツボと瓜二つ」といったユニークな?事例が紹介されている。

 応募方法はエントリーシートと写真を7月31日までに、杉並アニメーションミュージアムに送るだけである。(詳細は下記の杉並アニメーションミュージアムで確認ください)応募された写真は、ミュージアムの中に展示され来館者の投票によって「真のタツノコさん」が決定される。

 ミュージアムではこのほか、『未来警察ウラシマン』のキェラクターデザインや作画監督などでタツノコ作品に係りの深いアニメーター加藤茂さんを迎えた「~アニメーターになろう~『ハクション大魔王』の描き方講座」が7月9日に開催される。
 これ以外にも7月には、恒例の声優講座(講師:榎本温子さん、佐々木望さん)、シナリオ講座(講師:松崎健一さん)もありミュージアムは盛り沢山の企画が並んでいる。

杉並アニメーションミュージアム 
  タツノコプロアニメ博覧会 
  あなたの町の“タツノコさん”コンテスト 
  ~アニメーターになろう~『ハクション大魔王』の描き方講座 

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行政 ]
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 アニメ監督の高畑勲氏が北アフリカにあるチュニジアとモロッコで5月2日(チュニジア・チュニス)、5月6日(モロッコ・メクネス)に講演を行った。これは国際交流基金(ジャパンファウンデーション)が進めている平成18年度 日本紹介文化人派遣事業の一環である。

 両国と日本は、今年で外交関係樹立50周年になる。これを記念してモロッコでは日本アニメーションをテーマにした映画祭「メクネス国際アニメーション映画フェスティバル」が、チュニジアでは「日本アニメーション映画の日」が開催された。
 この映画祭のなかで高畑監督作品の映画上映会と講演会が開催され、それぞれ日本アニメを通じた文化交流が行われた。チュニスでは『ホーホケキョとなりの山田くん』、モロッコでは『山田くん』加えて『平成狸合戦ぽんぽこ』、『セロ弾きのゴーシュ』が紹介された。
 国際交流基金の日本紹介文化人派遣事業プロジェクトでは、昨年秋にもテレコム・アニメーションフィルム社長の竹内孝次氏が東南アジア4カ国で日本アニメの講演会を行っている。

 高畑氏はアニメ監督のスタジオジブリの創立者の1人でもあり、高畑氏のアニメ作品は、『火垂るの墓』などを始め海外でも評価が高い。今年2月にも、ベルギーのブラッセルで開催されたアニメーション映画祭アニマ2006に特別ゲストとして招かれ講演会を行っている。映画祭は高畑氏の特集企画を組み、『ホーホケキョとなりの山田くん』や『平成狸合戦ぽんぽこ』などが上映された。
 また、5月の末には、韓国ソウルで開催されたソウル インターナショナル カートゥーン&アニメーションフェスティバル(SICAF)にもゲストとして招かれている。これも韓国で大規模な高畑監督アニメーション作品の上映会が韓国で行なわれたのに関連したものである。
日本を代表するアニメ監督として、今後も同氏の国際的な活躍が期待されそうだ。

国際交流基金(ジャパンファウンデーション) 

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2006年06月09日
インターネット ]
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 スタジオジブリにまつわる様々な映像を紹介するジブリチャンネルが、6月1日にオープンした。サイトは日本テレビ系のウェッブサイト企画・制作会社のフォアキャスト・コミュニケーョンズが行い、スタジオジブリがそれに協力する。

 番組内容は、チャンネルと呼ばれる7つのテーマから構成されている。スタジオジブリを巡る話題がムービーで伝えられる。現在は各チャンネル、1番組から数番組が用意されているのみだが、最新情報や過去の秘蔵映像なども予定しているようである。今後のコンテンツの拡大が期待できそうだ。
 現在あるコンテンツのなかでは、『ゲド戦記』監督の宮崎吾朗氏のインタビューなどの発言が注目である。同氏は、これまでスタジオジブリの公式ブログ以外で公に考えを述べることがあまりなかっただけに同氏の肉声を聞くことの出来る貴重なムービーになるだろう。

 これらのムービーを観るためには、無料の会員登録が必要となる。また、ジブリチャンネルによれば公開されるムービーには期間限定のものもあり、こまめなチェックが必要だとしている。
 スタジオジブリは昨年12月の自社サイトの大幅なリニューアル以降、ウェッブの公式サイトと複数のブログを使いアニメ制作の現場の声を直接ファンに伝える動きを強化している。
 今回のサイトは、スタジオジブリは協力のみで運営には係っていないが、生に近いジブリの姿をファンに届けたいと考えるスタジオジブリの考え方が反映しているだろう。

ジブリチャンネル 

フォアキャスト・コミュニケーョンズ 
スタジオジブリ 

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映画 ][ 海外:アジア ]
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 香港のアニメーション制作会社が往年の人気アニメ『科学忍者隊ガッチャマン』をCGアニメーションとして劇場作品にリメイクする。製作を行うのは香港に本拠を持つイマージ・アニメーション・スタジオである。親会社のイマージ・ホールディングは香港市場に上場している。
 1983年に設立されたイマージグループはCGアニメーションを得意とし、日本でも放映されたテレビアニメシリーズ『時空冒険記ゼントリックス』の製作などの実績がある。

 同社は日本の竜の子プロダクションから、同作品の劇場映画化権を獲得し、これをもとに劇場公開を目指したCGアニメーションを制作する。同社によれば、映画は完全新作となり、キャラクターデザインは一新され、新しいキャラクターも導入される。 
 タツノコプロダクションのアニメ作品は、1960年代から70年代にかけてアメリカなどで放映され世界的に人気が高い。作品には数多くの熱心なファンが存在する。タツノコ作品のひとつ『マッハGOGOGO』は、1993年にはアメリカでリメイクのテレビアニメシリーズも作られている。また、ハリウッドで劇場実写映画の企画が持ち上がっている。

 今回、『ガチャマン』の劇場映画化の権利を獲得したイマージ・アニメーション・スタジオは、既にアメリカで人気の高い2Dアニメのテレビシリーズ『忍者タートルズ』を2007年世界公開に向けて製作中である。
 今回の企画は2DアニメーションをCGアニメーションとしてリメイクする第2弾として用意されるようだ。また、映画『ガッチャマン』の脚本も『忍者タートルズ』の監督兼脚本のケヴィン・モンロー氏が行う。
 『忍者タートルズ』はもともとの企画はアメリカにあるが、実際の制作は韓国のアニメ制作会社が行なっている。このため両作品ともアジアのアニメコンテンツのCGアニメ化という共通点がある。

 ハリウッドでは、数多くの日本アニメやマンガ原作の映画化が浮かんでは消えていく。このため現在、実現に向かって実際に動いている作品はさほど多くなく、また動いているものについても数年がかりの大型プロジェクトとなっている。
 一方、アジアの映画製作会社は『頭文字D』の実写映画化でみてもわかるように、大作映画を短期間に作る傾向が強い。今回の『科学忍者隊ガッチャマン』も、意外に早く劇場で観ることが出来るかもしれない。

イマージ・ホールディング 
竜の子プロダクション 

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2006年06月08日
アニメ音楽 ][ 賞/コンテスト ]
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 アニメ製作会社のアニプレックスと声優プロダクションのボイス&ハートは、新しい声優の才能を発掘する声優オーディション「スーパー・ボイス・オーディション2006」を開催中である。
 スーパー・ボイス・オーディションは、その目的を「“本気”の「歌える声優」を発掘する」としている。声をあてられるだけでなく、歌うことも出来る幅広い才能を求めているようだ。

 応募要項は、年齢不問、性別不問と間口はかなり広くなっているが、こうした才能の持ち主を幅広い人材の中から見つけ出したいとする意欲の表れといえる。
 応募方法は、決められた応募書類と自分がPRしたい声の資料を合わせて応募締切りの7月10日(当日消印有効)までに送る。書類選考の1次審査から2次審査、3次審査まであり、オーディション合格者は無料レッスンを受けたうえで、ボイス&ハート所属としてアニプレックスの作品に参加することが出来る。

 アニプレックスは、『鋼の錬金術師』などの人気アニメ作品を世に送り出しているアニメ製作会社である。合格者は人気作品でのデビューも夢ではない。
 近年、声優の地位が確立され、またアニメ制作作品の本数が増加するなかで、本格的な声優の需要は増している。しかし、アニメ製作会社も含めたかたちで、広く世間で声優のオーディションが行われる機会はさほど多くない。今回のオーディションは、声優のプロになる道も用意された貴重な実践型のオーディションといえるだろう。

詳細はスーパー・ボイス・オーディション2006公式サイトにて確認ください。
スーパー・ボイス・オーディション2006公式サイト 

アニプレックス 
ボイス&ハート 

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新発売/新作 ]
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 『新世紀エヴァンゲリオン』放送10周年記念として企画された分冊百科『エヴァンゲリオン・クロニクル』が、いよいよ7月1日から書店に並ぶ。分冊百科『エヴァンゲリオン・クロニクル』はアニメ関連企画のウィーヴが発刊するもので、全30巻960ページにわたり『エヴァンゲリオン』の世界が展開する。
 本の中身は作品世界の紹介に加えて、新たに大量の描き下ろしイラストが投入される。また、創刊記念キャンペーンとして創刊号から4号まで、人気原型師集団ケルベロス・プロジェクトによる綾波レイと惣流アスカ・ラングレーの限定フィギュアの通信販売が行なわれる。
 創刊号はオールカラー32ページで590円(税込)、2号以降は690円(税込)である。

 一冊ごとの価格は決して高くない分冊百科(パートワーク)だが、どんなシリーズも全巻をそろえるとなるとかなりの金額になる。また、最近は拡大する分冊百科市場への関心と市場参入が続き、競争相手も増えている。そうしたなかで、多くのファンを持ち長期間にわたり読者の関心を惹きつけられるコンテンツは貴重になっている。
 サブカルチャー系の分冊百科は、これまで『機動戦士ガンダム』や『スターウォーズ』などのヒット作がある。今回の『エヴァンゲリオン』は、そうした作品に匹敵するコンテンツと言ってよいだろう。
 シリーズの発刊は月2冊のペースを予定している。全巻発刊完了まで1年あまり、エヴァファンにとっては長い付き合いになりそうだ。

新世紀エヴァンゲリオン公式サイト 

ウィーヴ 
ガイナックス 

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新発売/新作 ][ 映画 ]
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 ハイレベルなアニメ作品を制作することで知られるスタジオ4℃の最新作『ガラクタの町』が、7月1日より東京渋谷で公開される。
 『ガラクタの町』は、7月1日から渋谷Q-AXシネマで行われる『ディープ・イマジネーション‐創造する遺伝子たち‐』と題したオムニバス形式の劇場ロードショー5作品のうちひとつとして紹介される。
 ほかの4つの作品もスタジオ4℃の制作した作品で、2001年から隔月刊で発売されたDVD『Grasshoppa!』で公開されたものである。いずれも大画面で観る機会が少ないので、今回の新作アニメ公開と同様に劇場で観られる貴重な機会になるだろう。

 『ガラクタの町』の監督を務めるのは『マインド・ゲーム』や『スチームボーイ』の原画を担当した伊東伸高氏である。アニメーター出身ということから、密度の高い作品が期待できそうだ。
 作品はおよそ13分半の小品で、機械を次々に食べて成長するロボットとそれを拾った少年の友情を描く。

 スタジオ4℃と言えば、昨年は劇場映画『マインド・ゲーム』が大きな話題を呼び数多くのアニメ映画祭で主要な賞を獲得した。また、映画『マトリクス』の世界観をアニメで表現したオムニバス形式の『アニマトリクス』も記憶に新しい。さらに、テレビアニメシリーズ『魔法少女隊アルス』の評価も高かった。
 いずれも密度の濃い作画と芸術性、そしてエンタテイメントを同時に実現した作品群である。一方で、数あるアニメ制作会社のなかでは寡作なスタジオでもある。それだけに短編ではあるが、今回の4℃の新作アニメ『ガラクタの町』は待ちに待った作品といってよいだろう。

『ディープ・イマジネーション‐創造する遺伝子たち‐』
小原秀一監督『ダンペトリー教授の憂鬱』
小林治監督『End of the World』
中澤一登監督『COMEDY』
村木靖監督『彼岸』
伊東伸高監督『ガラクタの町』

STUDIO4℃ 

渋谷Q-AXシネマ 

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2006年06月07日
話題 ]
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 日本アニメの製作会社など48社で構成されるアニメーション製作の業界団体である中間法人日本動画協会が6月5日に事務局を移転した。これまでは東京都高田馬場に事務局を置いていたが、あらたに東京千代田区の秋葉原駅から程近い秋葉原UDXビルの4階に移転する。

 日本動画協会はアニメ製作の同業者団体としてこれまで東京国際アニメフェアの運営に協力するほか、東京杉並区の杉並アニメーションミュージアムの運営を行などの活動を行って来た。それ以外にも、アニメ文化と産業の振興のため様々な試みを続けている。活動拠点を新たにすることで、今後のさらなる活躍も期待できる。
 同じビルのフロアには、秋葉原から日本アニメの情報発信を目的にした東京アニメセンターや毎年春に開催されるアニメ作品のトレードショウ・イベントである東京国際アニメフェアの事務局も既に拠点を構えている。日本のサブカルチャー文化の拠点ともいうべきアキバの地に、アニメ情報の重要拠点が集まるかたちになっている。

中間法人日本動画協会 

東京アニメセンター
東京国際アニメフェア 
杉並アニメーションミュージアム 

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2006年06月06日
イベント情報 ]
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 8月24日から28日まで開催される広島アニメーションフェスティバルが、主要な開催プログラムを発表した。広島アニメーションフェスティバルは2年に一度開催され、世界4大アニメーションフェスティバルのひとつとされている。1984年に開始されたが、質の高いプログラム構成で国際的にも評価が高い。

 フェスティバルはグランプリやヒロシマ賞からなるコンペティション部門が中心となっている。そのほか、複数の特集企画、それに特別プログラムとして、川本喜八郎監督の『死者の書』が特別上映される。

 今回発表されたのは、この企画特集である。まず、先年亡くなったフランスの巨匠ルネ・ラルー氏の回顧特集がある。これは今回より設けられ「ルネ・ラルー賞」を記念したものでもある。
 また、フェスティバルの審査委員長も務めるノーマン・ロジェ氏の上映会とセミナーからなるノーマン・ロジェ特集やフィル・ムロイ氏のセミナーと上映のフィル・ムロイ特集もある。
 さらに、マーシィ・ペイジ氏のセミナーと上映会やスイスアニメーションの世界を特集するスイス特集、差異のある学生作品を紹介する学生優秀作品集などが用意されている。

 このほかサブイベントとしてビジネス向けの作品上映界やプロを目指す若手クリエーターのための上映会、パソコンによるアニメーション制作教室なども行われる。これ以外にも、今後多数のプログラムが発表される予定である。一週間足らずの期間には、十分過ぎるくらいの内容と言っていいだろう。
 今年の夏、広島ではアニメーションフェスティバル開催に合わせ広島アニメビエンナーレも行われる。広島の街がアニメ一色で覆われそうだ。

広島アニメーションフェスティバル2006公式サイト
広島アニメーションビエンナーレ公式サイト 

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海外:米国 ]
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 アメリカのアニメ・コミック情報サイトのICV2の報道によれば、7月1日から4日間開催されるアメリカ最大のアニメイベントのアニメエキスポ(AX)は、今年の参加者数を4万人から4万7000人と見積もっている。

 この人数は昨年の参加者の3万3000人の21%から42%の増加を見込んでいることになる。また、AXでは参加者を延べ人数でなく実数で数えているため、延べ人数で試算する場合は10万人を超える規模の大イベントとなる予定である。
 AXは1992年に初めて開催され当初の参加者は1750人であった。2000年以降に参加者数が急増し、昨年は目標にしていた参加者3万5000人には達しなかったものの前年比32%増との高い伸びを見せた。
 今年は設立15周年でもあり例年になく各開催イベントに力が入っている。こうした記念的な意味も含めて初の4万人突破を狙っているようだ。

 既にイベントの目玉として、CLAMPや出渕裕氏、京田智己氏、水島精二氏、コゲどんぼ氏、朴路美氏らのゲスト参加が発表されるなど準備も周到である。
 近年、アメリカのアニメイベントの競争が激しくなるなかで、イベントで人気を呼ぶ日本からゲスト招致が白熱化している。AXのライバルになり、およそ一ヵ月後のボルチモアで開催されるOTAKONでも、平野耕太氏や結城信輝氏、丸山真男氏、木内秀信氏らがゲストとして招かれている。

アニメエキスポ2006 
OTAKON2006 

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2006年06月04日
テレビ ][ 海外:米国 ]
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 6月3日から米国の大手ケーブル放送のカートゥーンネットワーク(CN)で、『ポケットモンスター』の新シリーズ『ポケモン・クロニクルス』が放映開始された。このシリーズは、従来の作品の人気キャラクターに新しいキャラクターも加わった22話からなるミニシリーズである。
 放送時間帯は土曜夕方19時から同局の人気放送枠Toonami枠で放映されるほか、ウィークデイも毎日放映される。『ポケモン』はこれまでもCNで放映されてきたが、新エピソードの初出がCNというのは初めてのケースになる。今後は視聴者にどういった影響を与えるかが注目である。

 『ポケモン』は1998年から現在まで、ワーナーブラザーズ系の地上波放送KIDS!WBと大手ケーブル放送のカートゥーンネットワークの有力2波で同時に放映される状況となっている。
 そのうちKIDS! WBは、児童層を中心とする土曜日午前のテレビ放映枠となっている。『ポケモン・クロニクルス』が放映されるCNのToonamiよりも対象年齢はやや低いと見られる。また、KIDS! WBでは現在、『ポケモン』以外の日本アニメ作品では『遊戯王』と『ビューティフルジョー』を放映している。また。今月17日からは新たに『スパイダーライダー』の放映が始まる予定である。

 『ポケモン』の日本・アジアを除くマスターライセンスは、昨年暮れにアメリカの大手流通会社の4キッズエンタテイメントから、ポケモンUSAに移管された。
 これにより、ポケモンのテレビアニメ版の編集権も、ポケモンUSAが保有するようになっている。既に、今年の春の『ポケモン』10周年記念特別番組とこの新シリーズからは、米国版の声優も一新されている。今回の新シリーズの放映は、こうしたポケモンUSAがビジネスをする最初の『ポケモン』テレビシリーズ放送になる。

Toonami 
KIDS!WB 

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2006年06月03日
映画 ][ 海外:米国 ]
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 GDHが米国の放送局向けに製作中の『アフロサムライ』のサウンドトラック用の楽曲提供に米国のヒップ・ヒップ音楽のアーティストRAZが決まった。
 これまで『アフロサムライ』は、アフリカンアメリカのサムライが活躍するアニメ作品でラップやヒップ・ホップの音楽がテーマになるとされていたから、今回の発表で音楽面でのサポートが確実になった。
 
 GDHが行う大型アニメ企画の『アフロサムライ』あるが、話が断続的に発表されるのでやや混乱気味だ。話が判りにくくなっているのは、アニメ作品の企画とそれをもとにした実写版の企画のふたつがある点である。
 特に、有名プロデュサーで俳優でもあるサミュエル・ジャクソン氏がこの両方に出演するために話が混乱しがちになる。実際は、同氏はアニメ版の声優と実写版の主人公の両方を勤める予定である。

 先に公開されるのはテレビのシリーズアニメのほうで、今年の秋にアメリカの有力ケーブルテレビでMTVの傘下にあるスパイクTVが放送を開始する。今回RAZの楽曲使用が決まったのもこのアニメ版のほうである。
 また、アニメ版については、米国のファニメーションが2007年春にDVDの発売をするスケジュールも決まっており視聴者の手に届くのもそう先ではない。
 一方、実写劇場版については、公開は2007年とされているが、こちらのほうは情報不足で現状で進行具合はあまり発表されていない。

アフロサムライ公式サイト 
GDH 
ファニメーション 

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2006年06月02日
海外:米国 ][ 賞/コンテスト ]
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 シアトルにあるSF博物館&SFの殿堂は、2006年の「SFの殿堂」入りする新しいメンバー4人を発表し、6月17日表彰式を行う。2006年の殿堂入りには、ジョージ・ルーカス氏、フランク・ケリー・フレアス氏、アン・マキャフィ氏、フランク・ハーバド氏の4名が選ばれている。

 ジョージ・ルーカス氏は、『スターウォーズ』を生み出したことやSFスペースオペラ映画の祖と知られている。また、フランク・ケリー・フレアス氏は、50年代から70年代にかけてSF小説の挿絵画家として一斉風靡をした、アン・マキャフィ氏は『パーンの竜の騎士シリーズ』など多くのファンタジー小説シリーズを書いている。
 フランク・ハーバド氏は、デビット・リンチ監督のSF映画でも有名な『砂の惑星 デューン』シリーズなどで知られている。

 SFの殿堂は、1996年にマイクロソフトの共同経営者ポール・アレン氏の資金提供によって始まった。2004年にはシアトル市内に大規模な博物館施設もオープンしている。毎年、SFの殿堂入りのメンバーを発表しており、数多くのSF界の有名人がリスト入りしている。
 ルカース氏のライバルとされているスティーブン・スピルバーグ氏も昨年殿堂入りをしており、これでライバル同士晴れて殿堂入りしたことになる。

SF博物館&SFの殿堂 

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映画 ]
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 この夏に注目のスタジオジブリ新作アニメ『ゲド戦記』の公開日が、7月29日に決まった。前回のジブリ作品『ハウルの動く城』が、制作の遅れから大作アニメ映画として例のない11月20日であったのに較べると夏休みの真ん中という万全の体制である。
 ゲド戦記の劇場公開日決定で、この夏公開のアニメ・アニメーション映画の劇場公開日は『時をかける少女』を除くとほぼ出揃った。

 ディズニーとピクサーの最新フル3DCGアニメーションで、擬人化された自動車たちが活躍する『カーズ』が、7月入ってすぐの1日公開。GONZO制作でフジテレビが力を入れている『ブレイブストーリー』が翌週の7月8日になる。
 さらに翌週は、毎年40億円の興収を稼ぎ続けている『ポケットモンスター』の新作劇場映画『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』となっている。『ゲド戦記』はこの『ポケモン』から遅れること2週間で7月最終週に登場する。
 同じ東宝系で『ポケットモンスター』が15日とゲド戦記29日と2週間ずれているは、劇場館数の確保の問題や時期をずらすことで両作品での大ヒットを狙うことなどがあるだろう。

 この4作品が今年の夏のアニメーション映画の興行の中心として、ハイレベルの競争を繰り広げることは間違い。
 作品別に見れば、前売り販売を中心とする『ポケモン』は昨年とあまり大きな違いはないと予想される。いっぽう、ジブリ作品、ピクサー作品としてブランド価値の高い『ゲド戦記』や『カーズ』も、どこまで、動員数を伸ばせるかということはあっても大きな失敗はないだろう。
 一番の注目は、大作アニメ初挑戦のフジテレビと劇場アニメの経験の少ないGONZOが組んでいる『ブレイブストーリー』の結果でないだろうか。

ゲド戦記公式サイト 
カーズ公式サイト 
ブレイブストーリー公式サイト 
ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ公式サイト

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2006年06月01日
イベント情報 ][ インターネット ]
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 大手ポータルサイトのBIGLOBEは、東京コンテンツマーケット・アワードに出品された次世代クリエーターの優れたアニメ作品をプロモーションする特別サイトを開設した。
 サイトでは昨年のコンテンツマーケット2005に出展された作品のなかから、特に優れた作品がネットを通じて無料配信される。紹介されるのは、アノン・ピクチャーズの『Be Rockin'』やさるちんの『サルチン』など4作品で、全てアニメーション作品である。

 東京コンテンツマーケットは、次世代のクリエーター育成を目的に2002年から毎年ブロードバンドコンソーシアムジャパンによって開催されている。若手コンテンツクリエーターのためのコンペティションやクリエーターの紹介が主な内容である。
 一般に若手クリエーターの作品はコンペティションなどで受賞をしても、それだけでは作品が広く紹介されることが少ない。今回、こうしたサイトを開設することで作品の露出が高まり、知名度が高まることも期待できるだろう。

紹介される作品
「Be Rockin`」    (有)アノン・ピクチャーズ
「ディスタンス・オブ・ディザイア」    (株)ウィンキーソフト
「NINI LETTER~いつかみた夢 涙の記憶~」    (有)ジョーズ
「サルチン」   (株)さるちん

Next Age Creators公式サイト 
東京コンテンツマーケット  

アノン・ピクチャーズ 
 Be Rockin'公式サイト 
ウィンキーソフト 
ジョーズ 
 NINI LETTER 
さるちんカンパニー 

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インターネット ][ 新発売/新作 ]
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 アニメ製作会社のアニプレックスは、インターネットと携帯電話向けのコンテンツ配信とライセンス管理をする子会社番町製作所の設立した。
 また、この番町製作所を通じてアニメをコミック仕様に仕立て携帯電話向けに配信する新サービス「ぱらぱらアニメ」を6月1日から開始した。

 番町製作所は、アニプレックスがこれまで行って来たインターネット事業を主に担当する。同社のネットワーク事業戦略子会社と位置づけられている。
 携帯電話向けデジタルコンテンツの制作と販売、サイトの運営、それに海外向けの携帯電話向けコンテンツの販売を2大事業として展開する予定である。会社は4月12日に既に設立済みで、資本金は1億円、全額アニメプレックスが出資する。

 その番町製作所が行う最初の事業が、人気アニメをコミックス形式にして携帯向けに配信する「ぱらぱらアニメ」である。6月1日より既に、よりボーダフォンライブ!で提供を開始している。
 サービス開始時には、アニプレックスの持つ作品のなかから「BLOOD+」、「かみちゅ!」、「R.O.D」などの人気アニメが提供されている。アニプレックスは、今年中に10数タイトルまで追加したいとしている。

 「ぱらぱらアニメ」は、いわば携帯向けフィルムコミックといえるだろう。動画配信が増えてきたとはいえ、携帯コンテンツの配信はまだまだ静止画が主流を占めている。こうしたアニメコミックは、そうしたストレスなく携帯電話でアニメをみたいニーズに応えたものである。
 また、携帯コミックの普及と伴に、新たな成長分野として注目されている分野である。

アニプレックス 

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イベント情報 ]
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 人気マンガ家で『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインや作画監督でも知られる安彦良和氏の大規模な展覧会が東京八王子の八王子夢美術館で7月28日から9月18日まで開催される。
 展覧会ではアニメ作品のアイディアスケッチから設定、原画、さらに漫画原稿まで、およそ300点が展示され過去30年間にわたる安彦氏の業績を紹介する。参考展示として氏の関わった映像作品の展示やキャラクターフィギアの展示も行い、安彦良和氏の原画展としては過去最大規模になる。
 期間中は、ギャラリートークや講演会、サイン会、関連作品の上映会などのイベントも多く設けられる。特にSF作家高千穂遥氏と『ガンダム』シリーズのメカデザインで知られる大河原邦男氏をゲストに迎えた講演会は滅多にない顔ぶれが揃う注目のイベントであろう。

 トップクラスのアニメーターは、ファンからの人気が高く、原画展などもしばしば開催される。しかし、こうした過去の業績を展望する大規模な展覧会は決して多くない。今回の展覧会は、人気アニメーターからイラストレーター、漫画家と幅広い分野で活躍するクリエーターの世界を知る意味でも価値があるだろう。

詳細は八王子夢美術館

■安彦良和原画展
平成18年7月28日~9月18日 八王子市夢美術館
主催 財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団

安彦良和ギャラリートーク 
 7月28日午後7時30分~(はがきによる抽選)
安彦良和講演会 
 8月27日午後1時~ いちょう小ホール(はがきによる抽選)
 出演者:安彦良和氏、高千穂遥氏、大河原邦男氏
安彦良和サイン会 
 8月27日2時~

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教育 ][ 裁判 ]
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 東京都杉並区がアニメーター人材育成を目的に平成14年度から実施する「杉並アニメ匠塾」の第5期塾生募集を6月1日から開始した。
 「杉並アニメ匠塾」は、日本のアニメ産業のクラスター(産業集積地)である杉並区が、区内のアニメ産業活性化を目的にアニメーターの人材育成事業を行っている。これは、アニメの動画・原画の人材不足に対する問題意識から始まったプロジェクトである。

 研修は、杉並区内にあるアニメスタジオ(杉並アニメ振興協議会の加盟スタジオ全22社)のクリエーターを講師に、制作スタジオの現場で動画などの制作技術取得を目指す。現場に密着した教育体制で実践的な力を目指す。
 研修期間は平成18年10月から6ヶ月、杉並区内にあるアニメスタジオを中心に週5日6時間の研修となる。研修費用は無料となっているが、講座終了後に区内のアニメスタジオで働く意思があることが条件になる。

 アニメーターの制作現場はよく知られているように、大変厳しい環境にある。実際にこうした環境を目の当たりにすることで、業界を去っていくアニメーターも少なくないという。そうしたなかで、「杉並アニメ匠塾」出身が業界で活躍しつつあり、人材育成の成果も出始めている。今では、人気作品の原画を担当する修了生も誕生している。
 密度の濃い研修内容を実現するために、各期の募集人数は8名程度と決して多くはない。しかし、こうした地道な取り組みが、制作現場の人材育成につながるだろう。

杉並区 募集の詳細

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