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2006年08月31日
イベント情報 ]
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 7月20日から23日まで開催された全米最大のサブカルチャーイベントであるサンディエゴ・コミコン(コミコン)は、過去最高の昨年の人出10万4000人を大きく上回り、過去最高記録を更新したと見られている。ところが、その正式な参加者数は、未だコミコンの実行委員会から発表されていない。
 
 しかし、アメリカのコミック情報サイトコミック・レポーターによれば、コミコンの広報担当のディビッド・グレンザー氏は今年のコミコンのおよその参加者数は12万3000人だったと語っているという。
 それによれば、まだ最終的な集計結果は出ていないが、今年のコミコンの参加者数は出展企業関係者が9,000人と一般のファンが11万4000人合わせて12万3000人であった。

 また、コミコンがプレスリリースで参加者数を発表しないのは、参加者数の数え方がそれぞれのコンベンションで異なっており、他のコンベンションとの比較が困難なことを理由に挙げている。
 そのうえで、コンベンションの成功は参加人数では計れないとも述べている。

 報道から判断すると参加人数の集計方法の問題から、今後もコミコンの正式な参加人数が発表されるかどうか微妙なようだ。しかし、現在の非公式な数字からでも、多くのメディアが予測しているようにコミコンの今年の参加者人数が過去最高規模になったのは間違いなさそうだ。
 昨年は初めて10万人を超えたコミコンの参加人数は、今年はそこからさらに20%弱の増加した。6年前の2000年の4万人からは3倍まで増えたことになる。

 今回、コミコンが問題にしている参加人数の集計方法は、サンディエゴ・コミコンやNYコミコン、アニメエキスポなどが開催期間の参加者数を実数(ユニーク入場者)で発表しているのに対し、延べ人数で計算するコンベンションが少なくないことを指している。
 つまり、延べ人数であれば同じ客でも2日間参加すれば2人と数えることで、参加者を水増しすることが可能になる。こうした数え方の違いは一般には区別がつき難く、厳密な実数を発表しているコンベンションの開催規模がそうでないコンベンションと比べて相対的に小さく考えられる可能性がある。コミコン側は、それに対して不満を持っているようだ。

 しかし、一方で参加人数の非公表は、大きくなり過ぎたコミコンへの批判回避もありそうだ。急成長を続けるコミコンによる短期間の観光客の集中や運営管理のリスクなどに対する懸念が今年は広がる気配があった。
 コンベンションの急成長ぶりをアピールすることは、今後もサンディエゴ市との良好な関係を維持したいコミコンの運営者にとっては必ずしも得策でないと考えられている可能性も高そうだ。

サンディエゴ・コミコン 

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賞/コンテスト ]
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 8月23日から広島市で開催された広島国際アニメーションフェスティバルは、8月28日にコンペティション部門53作品を含む世界各国のおよそ400の作品を上映し閉幕した。
 最終日にはフェスティバルの目玉でもあるグランプリを初めとするコンペティション作品の各賞の発表と授賞式行われた。今年は応募数が過去最高の1764作品に達し、フェスティバルの拡大と知名度の高まりを印象でづけた。

 そんななかでグランプリ作品は、ロシアのアーティストであるイゴール・コバリョフさんの『ミルク』が受賞をした。ロシアのアーティストのグランプリの受賞は、第3回大会で旧ソビエト時代のアレクサンドル・ペトロフさんが『雌牛』で受賞して以来である。
 『ミルク』は崩壊寸前の家族の暗い雰囲気を描ききったと高く評価された。また、受賞の理由によれば、デザイン、アニメーション、証明、サウンド全てを見事に駆使しているという。
 
 ヒロシマ賞には韓国のヒュンユン・チャンさんのファンタジックな作品『ウルフ・ダディ』が選ばれた。こちらは、日本のCGアニメコンテストの作品賞の受賞もしており、日本でもおなじみの作品になりつつある。
 このほかデビュー賞にはマルコム・サザランドさんの『バードコールズ』、木下蓮三賞にはシモーネ・マッシさんの『ザ・メモリーズ・オブ・ドッグス』、観客賞にはアレクサンドル・ペドロフさんの『マイラブ 初恋』が選ばれた。
 また、今年から設けられたコンペティション作品のなかから最も幻想的な作品を選ぶルネ・ラルー賞は、フィリップ・グラマティコポロスさんの『ザ・レギュレーター』が、強烈なイマジネーションと白と黒の力強いグラフィックスが評価され受賞した。 

 しかし、日本からの応募作品は、アートアニメーションのベテラン山村浩二さんの『年をとった鰐』が優秀賞を受賞するだけに終わり少し寂しい結果になった。
 それは世界のインディーズのアニメーションのレベルがそれだけ高いことと広島国際アニメーションフェスティバルが海外の多くの優秀なアーティストから注目されていることも示しているだろう。

グランプリ 『ミルク』イゴール・コバリョフ
ヒロシマ賞 『ウルフ・ダディ』ヒュンユン・チャン
デビュー賞 『バードコールズ』
木下蓮三賞 『ザ・メモリーズ・オブ・ドッグス』シモーネ・マッシ
ルネ・ラルー賞 『ザ・レギュレーター』フィリップ・グラマティコポロス
観客賞 『マイラブ 初恋』アレクサンドル・ペドロフ

広島国際アニメーションフェスティバル 

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2006年08月30日
興行成績 ]
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 バンダイビジュアルは8月25日に発売開始した劇場版『機動戦士Zガンダム』3部作の最終作『機動戦士ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛』のDVDが、9月4日付のオリコンのセルDVD総合ランキングで1位になったと発表した。
 これにより劇場版『Zガンダム』のDVDは、05年10月28日発売の第1部『機動戦士Zガンダム―星を継ぐ者―』、06年2月24日発売の第2部『機動戦士ZガンダムII―恋人たち―』を含めて、シリーズ3作品の全てがオリコンDVDの総合1位という快挙になった。

 今回の初回生産分には、総監督の富野由悠季氏とテーマ曲を手がけるGacktのスペシャル対談など貴重な映像を収録した特典ディスクなどDVDならではの特典が魅力となっている。
 これまで『星を継ぐ者』と『恋人たち』の累計販売枚数は45万枚を超えている。今回の『星の鼓動は愛』の好調な出足は、この記録にさらに数字を上積みすることになるだろう。

 また、同じ9月4日のオリコン総合ランキングでは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディションII それぞれの剣』が4位、『機動戦士ガンダム MS IGLOO-黙示録0079-雷鳴に魂は還る』9位となった。
 バンダイビジュアル発売するガンダムシリーズのDVDが、ベスト10内に3作品が入る相変わらずのガンダム人気の幅広さと健在ぶりをみせつけた。

 バンダイビジュアルは先に発表をした中間決算も好調に推移している。下期は『星の鼓動は愛』をはじめとする依然好調なガンダムシリーズに加えて、好調なセールスが期待出る『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』も11月に発売される。
 さらに年末年始には『機動戦士ガンダム』のDVD BOXも予定されるなど、バンダイビジュアルの業績は下半期も好調を維持しそうだ。

劇場版機動戦士Zガンダム公式サイト 

バンダイビジュアル 

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新発売/新作 ]
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 バンダイビジュアルは、10月27日に発売を予定していたOVAアニメ作品『FREEDOM』第1巻の発売延期を決定した。『FREEDOM』は近未来を舞台にした3DによるSFアニメーション作品である。
 キャラクターデザインをアニメ界の巨匠である大友克洋氏が手掛け、大友キャラクターが3Dで動くということで高い注目を浴びている。また、日清カップヌードルとのコラボレーションで、テレビコマーシャルと世界観を共有することで最新映像がたびたびテレビに流されるなど、ビジネス面でも注目度が高い。

 しかし、バンダイビジュアルによれば、発売作品のクオリティをさらに高めるため、当初予定されていた発売日を延期する。

 これに代わりバンダイビジュアルでは、10月27日に『FREEDOM』の世界観をいち早く体験出来る映像作品『FREEDOM previsited(プレビジテッド)』を緊急販売することを決定した。こちらは初回限定生産となっており値段は1,575円(税込)になる。

バンダイビジュアル 

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2006年08月29日
海外:米国 ][ 興行成績 ]
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 アメリカの出版業界情報サイトのブックスタンダードが発表した2005年のコミックス&グラフィクノベル部門で、荒川弘さんの『鋼の錬金術師第1巻』が年間売上げ第1位になった。また、2位は『NARUTO第1巻』、3位は『NARUTO第6巻』となった。
 発刊点数が多い『NARUTO』は、ベスト10に5作品を送り出すなど数で圧倒したが1位は、『鋼の錬金術師』に譲った。

 また、日本のマンガはベスト10のうち8作品、ベスト20の15作品、さらにベスト100の80作品を占めるなど、圧倒的な勢いをみせている。
 一方、米国作品の最高位は、昨年映画化もされ話題を呼んだ『シン・シティ:ハードグッバイ』の5位と映画『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』コミック版の6位であった。

 ブックスタンダートは一般書店の流通を主に扱っている。このため今回の順位は書店流通に強いグラックノベルとそのグラフィックノベル部門の過半数を占める日本のマンガの売上が強調されている面が大きい。
 それでも、書店販売を中心とした米国での日本マンガの勢いをあらためて印象づける結果となっている。

 また、今回の順位ではベスト20に入った日本マンガ15作品は、『鋼の錬金術師』と『NARUTO』、『フルーツバスケット』の3タイトルだけで構成されている。具体的には『NARUTO』が7冊、『フルーツバスケット』が6冊、『鋼の錬金術師』が2冊である。
 この結果からは、日本マンガの売上が少数タイトルへ大きく依存していることが理解出来るだろう。この3作品以外で上位に目立った作品には、『るろうに剣心』や『D-N-ANGEL』、『犬夜叉』、『TUBASA』などがある。

*今回の調査は、書籍につけられるISBNコードがある8981の作品が対象となっている。また、ブックスタンダードによればトータルで1187万冊のコミックとグラフィックノベルを調査対象としたとしている。

ブックスタンダード
  コミックス&グラフィクノベル部門2005年間ベストセラー

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イベント情報 ]
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0513_1_0058.jpg 8月30日から世界3大映画祭のひとつヴェネチア国際映画祭が始まる。今回の映画祭では、コンペティション部門に日本から2作品が出品され注目を浴びている。

 うち1作品は、今敏監督の『パプリカ』である。今敏氏はこれまで国際アニメーション映画祭やファンタジー映画祭の出品が多く、ファンタジア映画祭最優秀アニメーション映画賞芸術的革新賞 やシッチェス・カタロニア映画祭最優秀アジア映画作品賞 、ベルギー国際アニメーションフェスティバルプリベTV映画賞などの受賞経験がある。アニメーションやファンタジー映画の世界では国際的に高い評価を受けている。
 しかし、ヴェネチア映画祭のような大規模な映画祭へのコンペティション部門の参加は初めてになる。実写映画も含めた世界の巨匠のなかでどのように今監督が評価されるか関心を集めそうだ。

 また、コンペティション部門では、日本アニメ映画の巨匠でもある大友克洋氏の『蟲師』も注目である。今回は実写映画の出品であるが、
 大友監督はマンガ家でもありアニメ作品の監督も数多くアニメ・マンガ文化とつながりが深い。また、作品自体も、人気マンガを原作に取るなどアニメ・マンガ文化と関わりが深い。
 コンペティション部門以外の公式作品では、日本からのアニメ作品では今年の夏の大ヒットした『ゲド戦記』が上映される。さらに、アニメーションならぬ独自のライブメーションを掲げる押井守監督の『立喰師列伝』など日本のアニメーションが目立っている。

 今年のヴェネチア映画祭はコンペティション外の作品も合わせると日本からは6作品の出品となる。そのなかのうち3作品がアニメーション作品、さらに1作品はアニメとつながりの深い大友克洋監督の作品である。
 日本の映画シーンにおけるアニメーションの存在の大きさをあらためて認識させる今回の映画祭だといえるだろう。

 『パプリカ』は9月2日に、『蟲師』は9月7日に現地で上映される。他のコンペティション作品と伴に金獅子賞などを争うことになる。
 今年の有力作品には、今回のオープニング作品にも選ばれたデ・パルマ監督の『ブラック・ダリア』や台湾のツァイ・ミンリャン監督の『黒眼圏』などが下馬評であがっている。

第63回ヴェネチア国際映画祭 

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テクノロジー ]
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 日本ではソニーや松下電器が中心となって普及を進める次世代ディスク・ブルーレイの国内のタイトル発表会が8月29日行われた。ソフトの発売では、ライバルのHD DVDに遅れを取ったが、シャープやソニー、パイオニア、日立製作所、松下電器といった国内の有力メーカーが名前を連ねるブルーレイ・ディスク陣は、HD DVD陣営より強力ではないか言われている。

 今回、ブルーレイ・ディスクの作品販売タイトルを発表したにはソフト企業は12社である。日本のDVD市場におけるアニメ作品の存在感の大きさもあり、アニメ作品に強みを見せる企業も多数含まれている。
 そうした中には、角川エンタテインメントやジェネオン・エンタテイメント、GDH、プロダクションI.G、ムービックなどの名前も見られる。

 なかでもGDHは、2000年にインエターネットで公開されたWebアニメーションで映像と音楽をブレンドした作品『Project PAPO』を11月3日に発売する。
 これは、日本で最初に発売されるブルーレイ・ディスクを利用したアニメーション作品となる。

 しかしGDHは『Project PAPO』をブルーレイ・ディスクだけでなく、そのライバルと目されているHD DVDでも同日に発売する予定である。分裂するふたつの次世代ディスクの間でビジネスの主軸を決めかねている多くのコンテンツプロバイダーを象徴するような動きといえるだろう。
 GDHにとっては、両方式で発売することはビジネスリスクを減らすだけでなく、アニメーション作品の消費者拡大も目指した重要な戦略ともいえる。

 また、現段階ではブルーレイ・ディスク、HD DVDいずれの方式も普及率も高くないことから、新作アニメについてはこれまでのDVDやUMDの発売も行われると考えられる。
 ソフトメーカーなどでは複数の作品発売方式のなかで、その発売方法巡った試行錯誤がしばらく続くだろう。

ブルーレイ・ディスクで発売するアニメ作品
 『Project PAPO』7140円(GDH)11月3日
 『BLOOD THE LAST VAMPIREデジタルマスター版』
 (アニプレックス)11月22日
 『AIR』Blu-ray Disc BOX 29800円(ポニーキャニオン)11月

ブルーレイ協会 

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2006年08月28日
新発売/新作 ]
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 不動産オークション会社のアイデイーユーとロボットに関するメディア、教育事業を行うジャイロウォークは、ロボット分野に特化した日本初のロボットミュージアム「ロボットミュージアム in 名古屋」を設立する。ミュージアムは10月上旬に名古屋の中心地である栄地区にオープンする。
 
 ロボットミュージアムのコンセプトはロボットの総合エンターテイメント、人々とロボット、研究者と消費者を結ぶつけ、世界のあらゆるロボットが集積する場を目指すものである。2階建て延床面積2,600㎡の館内にロボット博物館「ROBOTHINK(ロボシンク)」、ロボット百貨店「ロボット未来デパートメント」、そのほか、インテリアショップ、カフェレストランの4つのゾーンが設けられる。
 ROBOTHINKでは、年3回の企画展と「ロボットクロニクル」と名付けられたテーマ展が開催される。と「ロボットクロニクル」では、ロボットの想像と創造を軸にロボットの歴史が展開する。
 また、オープン記念企画展では、日本初公開になるドイツのカールスルーエを拠点に活動するアーティスト集団"robotlab"の作品が紹介される。

ロボットミュージアム in 名古屋 

アイデイーユー 
ジャイロウォーク

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映画 ][ 海外:アジア ]
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 中国の春秋戦国時代を舞台にした日本のマンガ『墨攻』(原作酒見賢一、漫画原作森秀樹)が、2007年の年明けに松竹・東急系で新春第2弾のロードショーとして公開される。
 製作は中国の華誼兄弟伝媒集団のほか、日本、香港、韓国の企業がそれぞれ投資する東アジアの国境を越えた共同製作映画となっている。制作費はおよそ1600万ドル(約20億円)と見られている。

 『墨攻』は原作が日本の酒見賢一(小説)、森秀樹(マンガ)であるだけでなく、監督・脚本に香港のジェイコブ・チャン、主演には香港スターのアンディ・ラウ、ファン・ビンビン、さらに韓国俳優のアン・ソンギが参加するなど、制作面でも国際色が強くなっている。また、音楽に日本の川井憲次が担当するのも注目である。

 既に、今年5月に開かれたカンヌ映画祭でも積極的はプロモーションが行われており大きな注目を集めた。この秋には北京でワールドプレミアも行われる予定になっている。
 その後は、東アジアを中心に大型劇場公開を目指す。

 原作に日本のマンガをとり制作の中心が中国、俳優に東アジアの人気スターを並べるのは、昨年、アジアの映画市場で大ヒットした『頭文字D』と同じパターンである。『頭文字D』の成功と、そのビジネスが『墨攻』の映画化実現にも大きな影響を与えているようだ。
 今回の製作費1600万ドルは、アジア映画の製作費としては破格の予算となっている。しかし、各国別の市場は大作映画の製作投資の回収には不十分だとしても、東アジア全域でなら回収が可能という読みが働いているに違いない。

墨攻(映画)公式サイト(日本語) 
墨攻(映画)中国サイト(中国語) 

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興行成績 ]
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 人気アニメの『ポケットモンスター』劇場版アニメシリーズを配給している東宝は、8月23日に現在公開中の劇場第9作『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』の興収が30億円を突破したと発表した。
 また、98年に始まった同シリーズ9作の累計興収は400億円を越えた。アニメだけでなく映画興行全体でも、単一シリーズが10年足らずで400億円の興収に達したのは快挙と言っていいだろう。

 劇場版『ポケットモンスター』の興収は、当初1作目『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』の75億円から次第に縮小し、5作目の『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神ラティアスとラティオス』では20億円台に落ち込んだ。
 しかし、その後の6作目からは興収は急回復し、昨年までは3作品連続で40億円を維持している。キャラクターブランド管理を行うことで、作品とキャラクターの寿命を長期化させた巧みなビジネスの結果である。
 第9作目となる今回は、昨年、一昨年の40億円台にはまだ及ばないが、9年間も続いた劇場アニメ作品としては驚異的な興収となっている。

 また、こうした劇場シリーズの好調さから、劇場作品10周年を記念した第10作目の『ポケットモンスター』の製作が既にスタートしている。記念すべき10作品目は、今年9月28日に発売される新作ゲームソフト『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の劇場版となる予定である。
 来年は10周年の節目になるだけでなく、4年ぶりの新バーズジョンのゲームソフト『ダイヤモンド&パール』がテーマになるので話題性も十分である。『ポケットモンスター』の人気はまだ当分続きそうだ。

ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ公式サイト 
ポケットモンスター ダイヤモンド&パール公式サイト  

東宝公式サイト 

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2006年08月27日
インターネット ][ 新発売/新作 ]
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 インターネットでデジタル関連の総合ニュース「Impress Watch」を提供するインプレスグループは、声優プロダクションのラムズと協力してImpress Watchの動画ニュースバージョン「Impress Watch動画ニュース~萌えバージョン」の配信を8月24日から開始した。

 「Impress Watch動画ニュース~萌えバージョン」は、月間ページビュー数1億9000万、ユニークユーザー数900万人を誇るデジタル総合ニュースImpress Watchの動画ニュース版である。ニュースはair impressが運営するインターネット放送局impress TVが、ストリーミングとポドキャスティングの双方で配信を行う。
 また、ニュースのコンテンツは、Impress Watchがインターネット上で配信しているデジタルコンテンツ分野の最新ニュースである。月曜日から金曜日まで、毎日10本から12本のニュースが発信される。番組はおよそ5分あまりとなっている。 

 しかし、この動画ニュース一番の特徴は、なんとニュースを伝えるのがメイド服を着た萌えキャラのキャスターである点だろう。デジタルニュースを伝えるメイドさんという専門ニュースと萌えのミスマッチが売りであるという。
 キャスターについては、声優プロダクションや声優専門学校で名前を知られるラムズが協力する。ラムズ所属の人気声優タレントが、月曜日から金曜日まで曜日ごとに個性が変わる5人メイドさんキャスターとしてニュースを届ける。

 一見、奇抜なアイディアであるが、Impress Watchにとっては既にテキストで放映しているニュースである。しかも、5分間のミニ番組ニュースだけでは話題性も少ない。そこで、メイドさんを訴求力にして、より多くのファンを集める方針といえるだろう。
 一方、ラムズにとっては知名度の高いインプレスとの提携は、自社の所属タレントのための効果的なプロモーションになる。双方の利害の一致が、この不思議なプロジェクトを生み出したようだ。おたく業界は奥が深い。

Impress Watch動画ニュース~萌えバージョン~ 

Impress Watch
air impress 
RAMS 
イムプレスグループ

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2006年08月26日
映画 ][ 海外:米国 ]
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 『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』の米国での劇場公開が8月25日から始まった。米国の大手アニメ流通会社ファニメーションの新たな映画配給会社ファニメーション・フィルムスが配給を行う。
 8月25日、26日には、米国各地の37館で映画が上映されている。また、映画の公開に合わせて、英語版の『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』の公式サイトもオープンするなど、同作品の本格的な米国展開となる。

 今回の『シャンバラを往く者』ような少数規模の劇場を使った公開は、米国では特定ファンに向けた限定公開と呼ばれ、2,000館から4,000館規模の全米公開とは区別されている。
 これまで日本のアニメ映画で全米公開されたのは『ポケットモンスター』や『遊戯王』、『デジタルモンスター』などのごく一部の作品しかない。そのほかの多くのアニメ作品は、今回と同様限定公開が利用されている。

 『シャンバラを往く者』のオープンニング劇場数と過去のアニメ映画を較べると、今回と同程度の公開規模には『イノセンス』の55館、『カウボーイビバップ 天国の扉』の29館、『スチームボーイ』の46館、『アップルシード』の31館などがある。
 このうち一番興収が多かったのは、ドリームワークス系の配給会社ゴーフィッシュピクチャーズを利用した『イノセンス』の104万ドルである。また、独立配給網を利用した『カウボーイビバップ』も、100万ドルと健闘している。

 一方、『アップルシード』の興収は14万ドルと苦戦している。しかし、劇場公開後の『アップルシード』のDVD売上は10万枚を超える大ヒットになっている。
 実際は、こうした日本の劇場アニメの限定公開はファンに大スクリーンに作品を楽しんでもらうと同時に、劇場公開によるメディアの注目や話題作りもある。今後発売が予定されているDVDのプロモーションの意味も強い。
 そうした点では、既に米国の有力紙ニューヨーク・タイムズが、リダーズオピニオンとして『シャンバラを往く者』を大きく取り上げるなど、メディアの露出も増えており期待した効果が現れている。
 『シャンバラを往く者』のDVDは、劇場公開後すぐの9月12日に発売が開始される。米国でも人気の高い作品だけに関係各社の期待も大きいに違いない。

ニューヨーク・タイムズの記事
   Full Metal Manga: Anime Quest Reaches Big Screen

鋼の錬金術師 シャンバラを往く者公式サイト(米国)

ファニメーション・エンタテイメント 
ファニメーション・フィルムス 

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海外:アジア ]
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 韓国のテクノロジー分野のニュース情報サイトであるエレクトロニクスタイムス・インターネットによると、韓国の放送委員会が判断する韓国企業と海外企業の共同制作アニメーションの国産判断基準が国際共同制作進展の妨げになっているという。
 同サイトはこうした例に、今月、放送委員会が『ハローキティ』のクレイアニメーションや『忍者タートルズ』を海外アニメーションと判断したことをあげている。同サイトによれば、『ハローキティ』は出資・製作・制作まで全て韓国で行われたが、日本のキャラクターであるということで海外アニメーションと判断されたとしている。
 また、『忍者タートルズ』は原作がニーュヨークのものであるとして、同じく海外アニメーションと判断された。こうした放送委員会の判断に対して、韓国の業界関係者から恣意的なものだと不満の声が高まっているとエレクトロニクスタイムス・インターネットは伝えている。

 海外のアニメーション作品の放映規制を取っている国は、韓国のほかに中国やフランス、イタリアなどのEU諸国が知られている。しかし、実際にはどこの国にでも規制することの是非やその方法に置いて、業界と行政の間の摩擦がある。
 先頃、ゴールデンタイムの海外アニメーション放映規制を発表した中国でも、現地のアニメーション関係者や放送局には疑問の声も少なくないとされている。

 今回、エレクトロニクスタイムス・インターネットが取り上げた『ハローキティ』は、サンリオと韓国の投資ファンド、それに韓国のアニメーションスタジオのスタジオ・トゥモロウとの共同制作のクレイアニメーションである。製作費に対するサンリオの出資比率は3割にとどまっており、サンリオの役割はキャラクター提供の意味合いが強い。
 また、『忍者タートルズ』はアメリカのライセンス会社4キッズエンタテイメントと韓国のアニメーションスタジオ大宇アニメーションの共同製作作品である。制作の全工程を韓国で行うだけでなく、大宇アニメーションは出資を行いライセンスの一部も獲得している。
 海外からみれば韓国産アニメーションに映るが、放送委員会の判断基準は技術的なものだけでなく文化的なものも含まれるようだ。

 近年は、日本アニメなど海外アニメーションの放送規制を取っている国への進出をする時に現地企業との共同制作が有効な手段のひとつとされている。
 このため東アジアやヨーロッパに現地制作会社を立ち上げる企業も少なくない。しかし、実際にはヨーロッパでも、行政が共同制作作品の主体を判断するために用いる評価点数表を突破するのはなかなか難しい。
 今回の韓国のケースでも国産化の度合いを測る評価点数が導入されているが、その条項と配点の方法に問題あると批判されている。

 日本のアニメ関連企業にとって海外進出のための切り札のように考えられている共同制作も、決して容易なものではないようだ。

エレクトロニクスタイムス・インターネット(韓国語)  
  放送委員会のアニメーション判定機能が国際共同制作の障害に(韓国語)

当サイトの関連記事 ハローキティのクレイアニメ 韓国と合作で

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2006年08月25日
海外:米国 ]
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 米国のコミック・マンガなどの情報サイトICV2*は、来年2月23日に開催されるニューヨークコミコン(NYコミコン)で商業展示場スペースの90%が8月25日の段階で売り切れたと発表した。
 ICV2によれば、来年のNYコミコンは盛況だった今年のイベントを受けて展示場を2倍に増やしたが追いつかない状況だという。主催者は、現在は追加スペースが確保出来るか、会場となるNYジャビットセンターに問合せ中であるとしている。

 ニューヨーク・コミコンは今年の2月に第1回目を開催した。しかし、第1回であるにもかかわらず予想を上回る33,000人を超える入場者数となり、大成功を収めた。最初の開催で既に東海岸最大のコミックコンベンションになった。
 また、これまで大規模コンベンションの開催が少なかった米国の東海岸にもコミックコンベンションへの大きな需要があることも明らかになった。

 この規模は夏に開催されるサンディエゴ・コミコンの12万人*には及ばないが、シカゴのウィザード・ワールドと並び、それに次ぐ規模の大型コンベンションでもある。
 こうした今年の好調な集客が、物販を行う各企業に魅力的に映り、出展が殺到しているといえる。

 NYコミコンは、当初はコミック、映画、マンガ、アニメなど全てを扱うコンベンションとして売り出したが、今年はアニメも含めて映像関係の企業の活発な参加は見られなかった。カリフォルニアが映像系のエンタテイメントの拠点であるのに対して、ニューヨークは出版社の本拠地である。
 昨年のメインスポンサーも、マーベル、DCコミック、ダイヤモンド・コミック・ディストリビューションなどコミック出版系の企業が多かった。こう考えるとNYコミコンは、むしろコミック・マンガ系のイベントとして成長の可能性があるのでないだろうか。

*ICV2は今年のNYコミコンの主要スポンサーでもあった。
*2006年の人数は主催者より正式な発表がないが、消防法による入場制限が実施されたことから12万人を超えたのでないかとみられている。

ICV2 Space Scarce at New York Comic Con

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インターネット ]
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 GyaOを通じてインターネットでの番組無料配信を行うUSENは、全く新しいマンガコンテンツを放映する「コミックス」チャンネルを8月25日から開始した。
 コミックスチャンネルでは、これまでにない新ジャンルの漫画コンテンツ「モーション・コミックス」を提供する。GyaOは、これと別に既にアニメチャンネルやゲームチャンネルを配信している。

 モーション・コミックスとはマンガをデータに取り込み、フラッシュ制作で再構築したものである。コマ割りのスピード感に併せた効果音やBGM、声優によるセリフなどを組み込み、マンガを利用した新しい映像表現として提供する。
 原作マンガの迫力を活かしながら音と動きを兼ね備えた、全く新しいマンガコンテンツとなる。

 8月25日から提供されるのは、マンガ雑誌『週刊コミックバンチ』が提供する『天の覇王北斗の拳ラオウ外伝』や『ブレイブストーリー-新説-』などの5作品である。当初は試験的にそれぞれ5作品分が配信される。
 USENは「コミックス」チャンネルの開始で、マンガファンのGyaOの利用や視聴時間の拡大を目指す。また、同時にマンガ単行本の売上拡大や作品の認知度向上も期待しているという。

 GyaOがマンガにアニメ的な演出を加えてインターネット配信を行う一方で、携帯の世界ではアニメ作品をマンガスタイルにして、静止画の連続としてみるコンテンツが人気を集めている。
 現段階ではそれぞれの機能上の制約もあり、携帯ではマンガスタイル、インターネットでは動画スタイルがより好まれるコンテンツとなっている。
 そうしたなかで携帯向けにアニメをマンガ化する動きと、インターネット向けにマンガをアニメ的に見せる動きが同時に進んでいるといえるだろう。それは、競争の激しい両市場でコンテンツの有効活用をしたいという思惑がある。

 これらが、今後独自の表現スタイルとして進化していくのか、それとも時代の変化のずれの中で埋まれた徒花なのかはわからない。しかし、携帯とインターネットの間で、マンガとアニメの融合が進むという状況が起きている。

GyaO  コミックスチャンネル 
USEN 

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2006年08月24日
賞/コンテスト ]
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 2年に1回、広島市で開催される広島国際アニメーションフェスティバルが8月24日から始まった。広島国際アニメーションフェスティバルは、1985年に国際アニメーション協会(ASIFA)の支援のもと設立されたもので、世界4大アニメーション映画祭のひとつとされている。
 
 映画祭は、コンペティション部門作品を中心に世界中のアニメーション作品を集めた「ベスト・オブ・ザ・ワールド」や「こどものためのアニメーション」、「現代日本のアニメーション」などの様々な企画プログラムから構成される。
 また、川本喜八郎監督の『死者の書』やミシェル・オスロー監督の『アズールとアスマール』など世界の巨匠の最新作も上映される。こうした上映作品は合計でおよそ400作品に達し、まさに世界中のアート・アニメーションが集まると言える。

 コンペティション部門では、世界各国から応募された1,764作品のなかから53作品までに絞られたコンペティション作品が上映される。そして、最終日の8月28日はこのなかからグランプリ、ヒロシマ賞、デビュー賞などの主要各賞が発表され表彰される。
 前回2004年のコンペティション部門のグランプリは、日本の山村浩二監督の『頭山』だった。これ以外に日本作品では、1985年の第1回で手塚治虫監督『おんぼろフィルム』がグランプリを獲得している。

 また、映画上映以外でも、ルネ・ラルー展、フィル・ムロイ展、スイス・コミックアート展が開催される。さらにワークショップも行われるなど、開催期間5日間はアニメーション一色になる。
 世界の最高レベルのアニメーションが2年に一度だけ集まる広島国際アニメーションフェスティバルは、機会があれば是非行くべきであろう。また、こうした作品が一度に集まる場を持てる日本は幸運な国だとも言える。

 アニメーション映画祭は一般的に芸術作品の上映が多くなりがちで、一般的なファンには馴染み難い部分もある。このため幅広い人達にアニメーションに興味を持ってもらい、映画祭と連動した町おこしを目指す広島アニメーションビエンナーレも同時期に開催されている。
 広島アニメーションビエンナーレは、7月28日から8月27日までの期間で、「東映アニメーション50周年ヒストリー~白蛇伝からふたりはプリキュアまで~」などの一般向けの様々なイベントを開催している。

広島国際アニメーションフェスティバル 

広島アニメーションビエンナーレ 

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2006年08月23日
話題 ]
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 文化庁メディア芸術祭プラザで7月13日から行っている「日本のメディア芸術100選」の投票総数が8月23日に時点で27000票を超え大盛況となっている。
 日本のメディア芸術100選は、文化庁メディア芸術祭10周年記念として企画されている。アート部門、エンターテイメント部門、アニメーション部門、マンガ部門にわけて、日本代表するメディア芸術100作品を選ぼうという試みである。

 選出にあたっては、あなたが選ぶ10作品を教えてくださいと広く一般にも投票を呼びかけている。これがインターネットを使った投票の便利さや、これまでにないユニークな企画として人気を集め投票数が好調に伸びている。 

 投票は8月31日にまで行われるため、結果はまだ公開されていない。しかし、日本のメディア芸術100選のサイトでは、中間報告として投票者の声の一部を紹介している。また、各分野で専門家の選んだ10選も紹介しており興味深い。
 アニメーション分野では富野由悠季氏、マンガ部門では土田世紀氏、エンターテイメント部門では夢枕獏氏が自分の10選をあげている。富野由悠季氏の10選には、エポック・メイキングなアニメーション作品として『鉄腕アトム』から『機動戦士ガンダム』、『となりのトトロ』、『頭山』など、まさに日本のアニメーション史を代表する作品が並んでいる。
 
 投票の最終的な結果は、来年六本木の国立新美術館で開催される「文化庁メディア芸術祭10周年企画」やカタログ出版などで紹介される予定になっている。
 また、9月中旬以降ウェブサイトの文化庁メディア芸術プラザでも順次発表して行く。

日本のメディア芸術100選 

文化庁メディア芸術プラザ 
日本のメディア芸術祭 特設ブログ

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2006年08月22日
イベント情報 ]
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parcoイベント.jpg 2006年秋の新作アニメを集めた中心に、注目のアニメ作作品を集めたイベント「渋谷アニメ祭り 2006 Autumn」が10月13日から渋谷パルコで開催される。
 イベントでは、秋の新作アニメの第1話上映、さらに秋以降の新作アニメのプロモーション映像などの最新情報も公開される。
 さらに、原画、設定資料画などの制作資料の展示や出演声優や作家によるサイン会、握手会など盛沢山な内容になる。

 現在は、出展される作品は明らかにされていないが、出展予定企業には、ガイナックスやゴンゾ、プロダクション I.Gといった人気プロダクションやマーベラス、ブロッコリーといった企業が並んでいる。かなり豪華なラインナップが期待出来そうである。 
 また、会場ではこうしたイベントにはお馴染みの限定商品・先行商品を販売するブースも設置される。

■ 渋谷アニメ祭り 2006 Autumn
開催日:10月13日から10月16日
開催場所:
PARCO MUSEUM パルコミュージアム(渋谷パルコ・パート3・7F)
出展企業:
インターネットラジオステーション<音泉>/ガイナックス/キャラアニ.COM
/グッドスマイルカンパニー/コスパ/ゴンゾ/プロダクション I.G/ブロッコリー/・マーベラスエンターテイメント
主催:渋谷アニメ祭り実行委員会
企画協力:タブリエ・コミュニケーションズ/コスパ/パルコ

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イベント情報 ]
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 最近、急速に注目を集めているネットアニメの過去と現在、そして未来を語るセミナーが8月31日に開催される。
 セミナーは「インディーズアニメ進化論 ~ネットアニメの過去・現在・未来~を語る」と題されており、ゲストにルンパロ氏、竹熊健太郎氏、杉山知之氏が並ぶ豪華な顔ぶれだ。

 ルンパロ氏は、自らも優れたアニメ作家でウエブアニメの制作を続ける一方で、move on webでネットアニメの発展を目指すネットアニメ業界の重鎮である。竹熊氏は、日本で最もネットアニメの詳しい一人として、積極的に作家や作品を紹介している。
 さらに、杉山知之氏が校長を務めるデジタルハリウッドは、インディーズブームの火付け役ともなった『スキージャンプ』の真島理一郎氏ら数多くの優れたインディーズアニメの作家を輩出してきた。

 つまり、このセミナーはアニメ制作と評論、教育とそれぞれが異なる分野の第一人者が揃ってネットアニメを語る滅多にない機会となる。
 さらに、進行役の服部健太郎氏は、先頃ラレコ氏の『やわらか戦車』の商品化で大きな注目を浴びたファンワークスに所属するから、ビジネスサイドの見方も加わり、トークにも深みが出るだろう。

 近年ブームともいえるほど露出度が拡大し、地上波テレビ進出や商品開発などビジネス展開も進むネットアニメ。しかし、その全体像を語る機会はこれまで少なかったような気がする。
 今回のトークでは現在の状況のなかで、ネットアニメの過去・現在を振り返りつつ未来を読み解いていくとしている。ネットアニメ初心者にも、既によくわかった人にも楽しめる有意義なセミナーになるだろう。なお、参加費用は無料だが定員は150名となっている。

■デジハリ×FANWORKS共催セミナー
「インディーズアニメ進化論 ~ネットアニメの過去・現在・未来~」
ゲスト
ルンパロ(アニメ作家/move on web.実行委員会代表) 
竹熊健太郎(評論家)
進行:服部健太郎(株式会社ファンワークス) 
主催:デジタルハリウッド株式会社/株式会社ファンワークス

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イベント情報 ][ 東京国際アニメフェア ][ 東京国際映画祭 ]
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 8月22日の産経新聞によれば、経済産業省は毎年秋に開催されている東京国際映画祭を来年度からテレビ番組、アニメ、ゲームも含めた総合的なイベントの国際コンテンツカーニバルに衣替えする。

 国際コンテンツカーニバルは、これまでも経済産業省の報道発表で何度か言及されている。経産省の新経済産業成長戦略(平成18年6月)や経済成長戦略大網(平成18年7月)などに盛り込まれている。
 その内容は東京国際映画祭の積極的拡大やゲーム・アニメ産業の競争力強化、国際共同製作の推進、著作権制度の整備、コンテンツポータルサイトの構築などである。
 
 また、二階経済産業大臣は自身のホームページで「国際コンテンツカーニバルの開催 2015年 20兆円産業に」という構想を発表している。
 二階大臣のホームページによると国際コンテンツカーニバルの目的は、2015年までに約20兆円に拡大する日本のコンテンツ産業を発信する場としている。
 これは5月18日に開催された経済財政諮問会議で最初に提案された。その後、イベントの実現に向けた経済産業大臣の諮問機関コンテンツ関連有識者会議が開催されている。

 これまでに複数の日刊紙などが、国際コンテンツマーケットで東京国際映画祭と東京ゲームショウの統合が行われると報道している。これまで経済産業省は公式に東京ゲームショウとの統合に言及していないが、その可能性を検討しているとみて間違いないだろう。
 また、同時期に行われるもうひとつのゲームビジネスイベントであるアミューズメントマシンショウも統合の可能性があるだろう。

 しかし、当初の産経新聞などで報じられた東京国際アニメフェアとの統合は、最近の報道では、触れられなくなっている。国際コンテンツカーニバルの対象範囲にアニメも含まれているが、少なくとも来年の国際コンテンツカーニバルでの東京国際アニメフェアとの統合は行われない。
 これは、東京国際アニメファアが来年3月に向けて会場の手配から予算組みまで既に終わっていることに理由があるだろう。現段階での両者の統合は物理的に不可能であるためだ。

 もし、来年の国際コンテンツカーニバルがアニメも対象にすれば、来年はアニメのビジネスショウが年2回開催されることになる。出展を求められる参加企業の資金面、物理面での負担を大きくする可能性が高い。そうなれば企業関係者は頭を悩ますことになりそうだ。
 さらに先の話になるが、国際コンテンツカーニバルが再来年に向けて東京国際アニメファアとの統合を目指すことは十分にありえるだろう。

 東京国際映画祭は、一昨年よりビジネス機能とフィルムマーケット機能を持ったイベントとの方向性を明確にしている。カンヌやベネチアのような世界的に注目度が高く、かつビジネストレードの機能を持つイベントが手本になっている。
 そのためにの魅力的なコンテンツのラインナップや他の映画祭との差別化のために、国際映像市場で競争力の高いアニメやマンガ・ゲームを取り入れていることが不可欠になっている。

 現状でも東京国際映画祭は、既にアニメ専門の企画を設置している。また、昨年の映画企画の売り込みの場として設立されたTokyo Project Gatheringの提案企画はほとんどがアニメ作品であった。
 アニメ抜きの国際コンテンツカーニバルはありえない。来年、再来年に向けた国際コンテンツカーニバルの動きは目が離せない。

産経新聞 東京国際映画祭 

東京国際映画祭公式サイト 
東京ゲームショウ公式サイト  
アミューズメントマシンショウ公式サイト 
東京国際アニメフェア公式サイト 
Tokyo Project Gathering

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2006年08月19日
新発売/新作 ]
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 アニメイトの運営するアニメ情報サイトのanimate.TVによると、8月19日に千葉県・幕張メッセで開催されたC3×HOBBY キャラホビ2006のトークショウ「『装甲騎兵ボトムズ』&『装甲騎兵ボトムズ コマンドフォークト』」にて、アニメ監督・高橋良輔氏が2007年に『装甲騎兵ボトムズ』の新シリーズの制作をすると発表した。
 詳細は未定だが、監督はこれまでもシリーズの監督を行ってきた高橋良輔氏になるとしている。

 『装甲騎兵ボトムズ』は、1983年に日本サンライズ(現サンライズ)によって制作されたロボットアニメで、ガンダムのヒットで築かれたリアルロボットアニメの傑作とされている。
 初放映から既に20年以上経つが、現在に至るまで根強い人気を持っている。また、米国でも、今年になって『装甲騎兵ボトムズ』のDVDが新たに発売されるなど、その人気は衰えを見せていない。

 このためこれまでも続編や外伝など幾つかの新作アニメも制作されてきた。しかし、アニメによるシリーズは、1994年の『装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端』が最後の作品となっている。2007年にアニメ作品が登場すると13年振りの復活となる。
 現在は、アニメでなく小説版の続編『孤影再び』が日経エンタテインメント!にて高橋良輔氏の手で連載されている。しかし、今回の新作アニメとの関連は不明である。

animate.TV 【C3】『装甲騎兵ボトムズ』新シリーズ発表 

装甲騎兵ボトムズ公式サイト 
装甲騎兵ボトムズ公式ブログ 

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映画 ]
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 NTTレゾナントは、自社の運用するポータルサイトgooのなかで、9月2日から公開される映画『アキハバラ@DEEP』のプロモーション企画を様々なかたちでコラボレーションする。
 『アキハバラ@DEEP』は、石田衣良さんの原作で今ではオタクの街として世界的に知られるアキハバラを舞台に5人の若者がベンチャー企業アキハバラ@DEEPを設立するドラマである。近年のアキバブームも背景に作品は大きな注目を浴びて、今年6月にはテレビドラマ化もされている。

 今回、NTTレゾナントがこの映画と協力するのは、映画のなかで出てくる会社アキハバラ@DEEPが、大企業を相手に世界一の国産検索エンジンを作るため。これが同社の国産ポータルサイトでの独自サービス提供の考え方と一致するためだとしている。
 gooでは『アキハバラ@DEEP』公式サイトのほか、ポータルサイトの機能を生かした様々サービスを行うとしている。

 一方、今回の実写映画やテレビドラマとは別に、『アキハバラ@DEEP』のアニメ化企画も進んでいる。こちらはテレビシリーズだが、製作は米国の大手テレビ局のニコロデオンとなっている。
 作品はフル3DCGアニメーションで、3DCGアニメーションでは世界的に有名な日本のスタジオのポリゴンピクチャアズが制作を行う。サイバーなオタク世界が、最先端のアニメーションで繰り広げられる。
 
 二コロデオンは子供向けの大手テレビチャンネルも系列に抱えていることでも知られている。しかし、カートゥーンネットワークなど米国の他の子供チャンネルがプログラムに日本アニメを大きく取り入れる中で、これまでは日本アニメの導入を全く行っていなかった。
 それだけに今回の日本アニメを買うのではなく、自ら製作する動きにでたのは注目である。作品はニコロデオンが持つ全世界の放映局でも放映される見込みで、アキハバラの世界的な知名度がさらに高くしそうだ。

goo映画のアキハバラ@DEEP公式サイト 
NTTレゾナント 

ニコロデオン(日本) 
ポリゴンピクチャアズ 

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2006年08月18日
映画 ]
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 米国で『鋼の錬金術師』の劇場公開が近づいている。この劇場映画『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』の公開にあたって、『鋼の錬金術師』を米国で展開するファニメーションが劇場公開の新しい試みに挑戦している。

 それは、映画公開にあたって独自の映画配給チェーンを築く動きである。このプロジェクトはすでに今年の春から明らかにされており、その事業は同社が新しく設けたファニメーション・フィルムが手掛けている。
 日本の劇場アニメは映画流通会社にマイナー作品と考えられることが多く、通常は劇場配給にのらないか、仮に配給されても数館から数十館レベルに留まることが多い。ファニメーションは、自ら配給を行うことで、こうした慣習に挑戦しているといえるだろう。

 そのファニメーション・フィルムの公開初作品がどうやら『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』になるようだ。現在、ファニメーション・フィルムのウェブサイトを見ると40館ほどの劇場の名前があがっている。これらの劇場を通じて『劇場版ハガレン』を国内の様々な地域に送り出すわけである。
 ただし、現在確認出来る限りではこれらの劇場で上映される回数は大半が1回から数回の規模にとどまっている。こうした上映方法をどう評価するのかは難しいところだ。

 しかし、ファニメーションが目指すのはいわゆる全米公開規模の大チェーンではない。ファニメーション・フィルムのウェブサイトによれば、DVD発売前のプレビューとしている。
 その目的は、劇場公開することによる話題性とそれを利用したDVD販売のプロモーションである。例え数回でも上映されれば、映画評でも雑誌や新聞プレビューや批評でも取り上げられる可能性は高い。ファニメーションが狙うのはそうした効果だと言っていいだろう。


ファニメーション・フィルム
 

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海外:米国 ][ 興行成績 ]
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 アメリカの書籍ベストセラーで最もポピュラーな指標とされる「USAトゥディ今週のトップ150」の今週(8月7日-8月13日)のランキングで、日本のマンガ『フルーツバスケット14巻』(高屋奈月)がマンガ作品としては過去最高の24位にランキング入りした。
 「USAトゥディ今週のトップ150」は、あらゆるジャンルのフィクションやノンフィクションを含んだ総合書籍ランキングである。このランキングは日本の多くのベストセラーランキングと異なりマンガ(グラフィックノベル)をランキングから除外しないため、同じベストセラーには『ハリーポッター』や『ダビンチ・コード』などが並んでいる。
 
 『フルーツバスケット14巻』は、8月10日に米国の大手マンガ出版社Tokyopopから公式発売された。先週(7月31日-8月6日)のトップ150に29位で初登場しており、今週はさらにランクを上げマンガ単行本として過去最高の順位を獲得した。
 これまでのマンガ単行本の最高順位は、今年3月の『NARUTO10巻』の29位と先週の『フルーツバスケット14巻』29位である。今年に入ってから『NARUTO』、『フルーツバスケット』以外にも『ツバサ』や『Bleach』が相次いでランキング入りして、あらためてマンガ販売の成長を印象づけている。
 しかし、記録更新が『フルーツバスケット』であったことは、納得であると同時に驚きでもある。

 『NARUTO』はアニメ化され、関連商品の売上が極めて好調な作品として話題を呼んでいる。しかしその一方で、『フルーツバスケット』はアニメ化はされているが本格的なテレビ放映はされたことがない。
 アニメやゲームなどと連動するメディアミックスを中心とした作品が影響力を強めている米国のマンガ作品のなかで、異例な人気作品といえる。
 さらに、日本では決して人気ナンバー1でない作品の作った今回の記録は、アメリカのマンガ市場が日本の読者と異なった嗜好の読者によって構成される市場であることをあらためて認識させるものである。

USAトゥディ今週のトップ150 

フルーツバスケット公式サイト(日本) 
Tokyopop 

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インターネット ][ 海外:中国 ][ 行政 ]
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 中国の新華社などの報道によれば、中国のメディア関連を統括する国家ラジオ・映画・テレビ総局は、政府の許可がない個人が制作するショートムービー映像作品のインターネット配信に新たな規制を導入することを決定した。
 新たな規制では、行政府が現在リストアップしている新浪や捜狐、網易など政府の許可があったインターネットポータルサイトのみがショートムービーの配信を許される。規制は8月下旬か9月から導入されるとしている。

 現在、中国では個人作家のよるショートムービーが急激に増え、ブームの様相をみせている。しかし、新華社によれば今回の処置は、こうしたショートムービーの中に政府を皮肉ったパロディー作品や過去の作品の引用があるなどそのモラルが問題にされている。
 そうした例として、中国の革命時代のフィルム『Sparkling Red Star』を利用したパロディー作品などを紹介している。

 また、規制の対象となる映像作品のなかには、中国でも最近盛り上がりをみせているウェブアニメーションも多数含まれている。このため中国のウェブアニメーションのクリエーターは、今後は作品発表の場を大きく制限される可能性が高くなっている。

 中国におけるウェブアニメーションへの関心は、日本以上に高いと言われており、数多くのクリエーターが既に出現している。現在、中国製の商業テレビアニメーションは、政府の方針に準じた教育的な内容が多くなっている。
 その中で、これまで多彩なアイディアとクリエイティビテイが表現される中国のウェブアニメーションの可能性に注目する向きも少なくなかった。
 しかし、今回の新たな規制の導入で、こうした作品の発表の場が大幅に縮小することになる。今後、作品の発表の場が国外のサイトやPier to Pierに移る可能性もあるため、これらの作品は発表にどの程度の影響が出るかは9月以降になってみないとわからない。

 今回の決定は、先日、明らかになった海外アニメーションのゴールデンタイムでの放映禁止などと同様、中国行政がインターネットも含めたメディア統制の強化に乗り出していることを表しているだろう。

新華社(英語版)
   New regulation to monitor online video spoof craze

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2006年08月17日
イベント情報 ][ インターネット ][ 海外:米国 ]
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 9月20日からカナダのオタワで開催されるオタワ国際アニメーション映画祭2006が、作品の映像紹介を含む様々な情報をiTunes向けのPodcasts配信で行っている。このサービスは「アニキャスト(Anicast)」と名付けられており、オタワ国際アニメーション映画祭の今年からの新たな試みとなる。
 映画祭によれば、映画祭やプログラムをより深く知ってもらうために、利用してもらいたいとしている。コンテンツは全て無料で、映像とテキストから構成されている。iTunes用とされているが、ダウンロードiTunesというソフトを利用すればPCでも観ることも可能である。

 現在は、過去の映画祭の宣伝用のアニメーション映像やカナダのアニメーション作家ジョン・ストレイトンのインタビューなどが提供されている。映画祭の開幕に向かって今後もコンテンツは増やされていく予定である。
 映画祭で上映される作品や作家がアニキャストで紹介されるかは、現在のところは分からない。しかし、インターネットを利用した新しい実験として、今後の展開に期待したいところである。

オタワ国際アニメーション映画祭 
 Podcasts紹介ページ

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2006年08月16日
イベント情報 ][ 海外:米国 ]
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 全米第2位の規模を持つアニメコンベンションであるOTAKONの今年の参加者数が発表された。今年の参加者数は22,302人と事前に設定された参加人数の上限23,000人を下回った。
 また、これは参加人数の上限が22,000人とされていた昨年を302人上回る数字で、これまで急成長を遂げてきたOTAKONの参加者の伸びが事実上止まったことになる。

 イベントの成長が止まった理由は、事前に参加人数の上限を設けることに大きな理由がありそうだ。参加するかどうか悩んでいるファンや当日になって参加を決めるファンを取り込めなくなっている可能性が強い。
 しかし、アメリカのコンベンション情報サイトのAnimeCons.comは、昨年のOTAKONの事前登録者が19,900人だったのに対して、2006年は17,500人に減っていたと指摘している。
 そのうえでAnimeCons.comは、参加費用やホテル代の高騰を参加者の伸び悩みの理由に挙げている。人が増えたことによるホテル代や業者が展示場に払う費用が高騰して、参加するメリットがなくなってきたためとしている。

 一方、カリフォルニア州アナハイム市で開催されるアニメエキスポ(AX)は、全米最大という肩書きと今回はカリスマ的な人気を誇るCLAMPのゲスト参加によって、前年比24%増と依然大きな成長となっている。
 当初発表された41000人を若干下回り、AX実行委員会が掲げた目標値の下限でとどまったが、アメリカのアニメコンベンションとして初めて参加者数が4万人を超えた。
 しかし、AXにとってはむしろ来年こそが今後の行方を占う分岐点となりそうだ。来年AXが開催されるロングビーチ周辺は、アナハイムよりホテル数が限られている。また、一般的なホテルの宿泊費はアナハイムより高いと見られる。OTAKONが抱えている問題は、AXでも同様と言える。

 さらに、誰もが持っている疑問、アニメコンベンションの量的な拡大がどこまで続くのかという問題もある。
 既に、4万人規模にまで成長したアニメエキスポに今以上の成長の余地はあるのだろうか。増えるとしてどこまで可能なのだろうか。

 アニメエキスポに対抗し、一昨年から始まったパシフィックメディアエキスポは、一昨年のアナハイム・コンベンションセンターから昨年はロングビーチ・コンベンションセンター、さらに今年はロングビーチ・ヒルトンホテルと年々その開催規模を縮小させている。
 アニメエキスポの拡大には、コンベンションの一極集中といった側面も抱えているといえる。

OTAKON 
アニメエキスポ 
パシフィックメディアエキスポ 

AnimeCons.com 

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2006年08月15日
映画 ]
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 7月に公開されたジブリ映画『ゲド戦記』に対する原作者ウルスラ・K・ル・グイン氏による見解(第一印象)が彼女のウェッブサイト「ウルスラ・K・ル・グイン公式サイト」にて公開されている。
 この見解は、日本にいる多くの原作ファン(ル・グイン氏のファン)に対して、自分が映画『ゲド戦記』についてどう考えるかを書いたものであるとしている。

 文章は当初の『ゲド戦記』の映画化を許諾した理由から始まり、監督が宮崎駿氏から吾朗氏に代わった理由、さらに完成した映画を観た感想に至る経緯を含むかなりの長文になっている。
 しかし、文章の中心はその冒頭で語られている多くの映画作品の原作者は映画の製作にはほとんど口を出すことが出来ない、映画『ゲド戦記』と自分の『ゲド戦記』は別物であるという考え方に貫かれている。
 映画についてもよい点と悪かった点を挙げるほか、色の使い方や物語についてなど様々な細かな批評を行っている。それでも、別作品と考えて欲しいというのが彼女の基本的なメッセージと言えそうだ。

 ル・グイン氏の見解は出来るだけ公平性を保とうとしているが、それでも映画『ゲド戦記』やスタジオジブリに対する厳しい見方や失望が垣間見える。
 例えば、当初は宮崎駿氏が監督するはずだった映画が吾朗氏に変わったことについては、駿氏が引退すると聞かされたためであるとしており、監督が代わったことと宮崎駿氏が現在も映画の仕事を続けていることについて失望を表明している。
 また、グイン氏は自分が吾朗氏に個人的に述べた見解が、吾朗氏のブログに公表されたことに当惑を示している。そして、これが映画『ゲド戦記』に関する彼女の第一印象を公表する理由だともしている。

 ル・グイン氏が述べているように、作者がどんなに愛している作品であっても、一旦、作者の手を離れて映像化される作品は、作者に制御出来ない。そして、今回のように当初の期待や思惑がすれ違うケースも少なくない。
 原作者と映画化する人たちの不幸なすれ違いは、これからもまだまだ続くのかもしれない。

ウルスラ・K・ル・グイン公式サイト(英語) 
 映画ゲド戦記に関するル・グイン氏の見解 

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海外:中国 ]
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 8月15日の日本経済新聞によると、先頃明らかになった中国での本年9月1日からのゴールデンタイムの海外アニメーション放映禁止には、海外アニメーションの紹介番組も含まれるとしている。また、海外との合作アニメーションについても、中国行政府の認可が必要になる。

 今回、海外アニメーションの紹介番組を禁止したことは、日本アニメにとって大きな意味があるだろう。なぜなら、日本アニメの新作番組の放映がほとんど出来なくなっているなか、これまでアニメ作品紹介番組がその抜け道としてしばしば利用されてきたからである。
 主要チャンネルのゴールデンタイムに設けられたこうした番組は、各地で行われている日本アニメのイベント紹介やコスプレ紹介など、日本アニメ文化を紹介する人気番組となっている。
 それだけでなく番組紹介という名目で、数多くの日本アニメ作品を長時間にわたって放映している。そのためこれまでは、日本アニメは放映されていないはずなのに、テレビで目にする機会は多かった。

 しかし、今回海外アニメーションの紹介番組を禁止することで、こうした抜け道が利用できなくなる可能性が高い。また、紹介番組の禁止が事実上は日本アニメをターゲットにしたものであるので、中国の行政が日本アニメに対して強い警戒感を持っていることも示している。
 さらに抜け道を封じることは今回の決定が単なるポーズでなく、強い実行力を伴った政策であることが理解出来るだろう。
 
日本経済新聞 

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インターネット ][ 新発売/新作 ]
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gunhead.jpg バンダイビジュアルは、9月25日にオープンする子会社アニメチャンネルが運営する「.ANIME(ドットアニメ)」を通じて、「.ANIME(ドットアニメ)」専用販売商品としてDVD-BOX 「機動戦士ガンダムDVD‐BOX RX‐78 2ヘッド付限定版」 を限定生産で発売する。

 この商品は12月22日と07年1月26日に発売される「機動戦士ガンダムDVD‐BOX」をガンダムヘッド型のDVDボックスに納めたものである。
9月1日から11日までインターネットの専用サイトで予約を受付ける。また、8月23日から30日まで池袋のサンシャインシティで開催される「ガンプラEXPO」でも受付を行う。

 商品自体も個性的なものだが、今回注目すべきなのはこの限定DVD-BOXの販売がバンダイビジュアルとバンダイチャンネルが共同で設立した新子会社アニメチャンネルの事業とされていることである。
 今回の発表によればアニメチャンネルは、9月25日に新たに総合アニメコンテンツサイト「.ANIME(ドットアニメ)」をオープンする。今回の商品はこの総合アニメコンテンツサイト「.ANIME(ドットアニメ)」専用販売商品とされている。公式サイトオープンはまだ先になるが、今回の企画は新会社アニメチャンネルが手掛ける最初のものになる。
 これまでアニメチャンネルの方向性は、インターネットでのコンテンツの開発とそれに連動した商品の開発、物販販売とされている。今回の企画商品からも、新サイトが物販機能と商品開発を大きく取り込んで行く方向性持っていることがわかる。 
(C)創通エージェンシー・サンライズ

バンダイビジュアル 
予約受付サイト 

ガンプラEXPO 

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映画 ]
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 『攻殻機動隊 S.A.C』を特集したオールナイト上映会「攻殻機動隊S.A.C.オールナイト~公安9課 24時」が、テアトル新宿で9月9日の夜24時から(開場23時30分)から開催される。
 上映ラインナップには、『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』と『攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG』から、それぞれ3エピソードが選ばれて上映される。
 また、DVDブック「攻殻機動隊S.A.C.プロダクションノート」に収録された作曲家菅野よう子さんへのインタビュー『S.A.C.サウンドメイキング~菅野よう子の世界』も同時上映される。

 しかし、最大の目玉は、9月1日からスカパーでのPPV放送、11月からのDVD発売開始と公開までカウントダウンに入った『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の最新作『Soiled State Society』の上映が行われることであろう。
 『Soiled State Society』は、劇場作品並みの高いクオリティーを持つとされながら現在は劇場公開を予定されていない。同作品をいち早く大スクリーンで観ることの出来る、数少ない機会になる。
 また、上映会では制作スタッフの神山健治氏(監督・脚本)、後藤隆幸氏(作画監督・キャラクターデザイン)、櫻井圭記氏(脚本)、菅正太郎氏(脚本)のゲストトークも予定されている。 

 料金は当日券のみの2,500円、当日の17時から劇場窓口にて整理番号付き当日券を販売。深夜上映のため18歳未満の入場は出来ない。

テアトル新宿 
  「攻殻機動隊S.A.C.オールナイト~公安9課 24時」 

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映画 ]
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 これまで数多くの劇場アニメ上映やアニメ関連の企画イベントを行って来た映画館テアトル池袋が8月末日で閉館する。
 映画館の所有者である東京テアトルによると、所有不動産の収益性の向上を鑑みた結果としており、テアトル池袋の収益が長年低迷してきた様子が伺われる。
 その歴史は26年間に及ぶが、8月12日から上映しているアニメーション映画『森のリトルギャング』とレイトショーの『時をかける少女』が、同館の最後のロードショー上映作品となりそうだ。

 また、8月26日からはクロージングスペシャルとしてこれまで得意としていたアニメ映画の特集企画『テアトル池袋 LAST ALLNIGHT』を行う。
 この企画では、同館の上映作品のなかで最も人気の高かった『AKIRA』、『老人Z』、『東京ゴッドファザーズ』をオールナイトで上映する。

 東京テアトルは1980年に開館以来、アニメ映画専門館やアジア映画専門館、新人作家発掘専門館など、様々な興行形態を展開してきた。
 アニメファンにとっては、豪華なゲストを招いたアニメの企画イベントが数多く行われてきたことで知られる。また、上映館の少なくなりがちなマニア向けの劇場映画の上映でもおなじみであった。

 しかし、東京テアトルによると同館は映画館エリアからはずれた地域であること、ビル8階の単独館であることから業績が伸び悩んでおり今回の閉館の決断となった。閉館後は飲食店のテナントを誘致するため、今後は映画館として利用されることはない。

東京テアトロ CINEMA BOX.com   
 『テアトル池袋 LAST ALLNIGHT』

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2006年08月14日
海外:中国 ][ 行政 ]
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 中国新聞社など中国の主要メディア各社の報道によると、中国行政府の国家ラジオ・映画・テレビ総局は9月1日より夕方の5時から8時までゴールデンタイムのテレビ放送で、日本アニメを含む全ての外国製アニメーションの放映を禁止する方針を明らかにした。
 この方針は正式には発表されていないが、行政府によって各放送局に通達としてだされているという。放映禁止作品のなかには海外との合作アニメーションは含まれない。

 国内のアニメ市場で海外アニメーションの寡占化が進み、自国のアニメーション産業の保護育成をする必要があることが今回の決定の理由とされている。中国は現在、大学などでのアニメーション教育の促進や、国内にアニメーション産業基地を設けるなどアニメーション産業の育成に大きな力を入れている。
 今回の決定は産業保護の導入による、産業育成の支援の一環だとみられている。また、今回の決定は2000年以降から強化されつつある、海外アニメーション規制の一連の流れでもある。
 既に、海外アニメーションの放映は2000年に行政府による許可制になっており、近年は日本アニメに関していえばほとんど放送許可は下りていない。
 また、2004年には外国アニメーションと国内アニメーションのテレビ放映の割合を4:6以下に制限する放送の総量規制も導入されている。

 ゴールデンタイムの海外アニメーションの放送禁止は、昨年の6月に中国行政府の方針として既に明らかにされていた。しかし、これまでは具体的な禁止処置がないまま、放映が継続されてきた。
 今回の決定は先に発表されていた方針をあらためて確認し、さらに実施期限を明確にすることで政策方針の実行を求めることになりそうだ。
 
 しかし、こうした保護育成策が中国国内のアニメーション産業の育成につながるのかは、中国国内のメディアやアニメーション関係者の間でも疑問投げかけるものが少なくない。また、実際に行政でなく地方レベル、放送局レベルでは視聴率の高い海外のアニメーションのニーズは高いとされている。
 こうした規制がどの程度実行力を持って、どの位の期間実施されるのかが今後の鍵になるであろう。

 また、この禁止処置は日本アニメだけでなく、中国以外の国で製作された全てのアニメーションが対象になる。このため既にゴールデンタイムで放映されることが少なくなっている日本アニメ以上に、それ以外の国のアニメーションの影響が大きいだろう。
 米国のメディアは、現在、中国のゴールデンタイムで放映されている『シンプソンズ』などが、締め出される懸念があると報じている。

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2006年08月13日
海外:米国 ]
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 米国のコミックやマンガ・アニメの情報サイトICV2によると、米国の大手トレデイングカードゲーム(TCG)企業スコア・エンターテイメントは日本アニメ『Bleach』のTCGの権利を獲得し、来年に向けて発売する。

 『Bleach』は既にマンガ単行本を米国展開しており、アニメ作品は9月9日から米国のカートゥーンネットワークのアダルトスイムで放映開始される。まだテレビ放映の始まっていない作品のTCG化を決定するのは珍しい例だろう。
 また、同じICV2の情報によれば、このほかにもトイナミ、グレートイースタンといった会社が『Bleach』のフィギアや小物を中心とした様々なキャラクター商品のライセンスを獲得済みである。
 これは、マンガなどを通じて米国のアニメファンなどの間でも『Bleach』が圧倒的な人気を誇っていることに理由があるだろう。その高い人気から『Bleach』は、ポスト『NARUTO』の呼び声も高いからだ。

 スコアは既に『犬夜叉』のTCGで、日本アニメのTCG化に大きな成功を収めた経験がある。また、『ドラゴンボール』や『名探偵コナン』などTCGも手掛けている。そうした点が、スコアが今回の販売会社に選ばれた理由と考えられる。
 一方、『NARUTO』のほうは、バンダイ・エンタテイメントがTCGを発売している。こちらは、今年の春に売り出されたが一時は品切れになるほどの人気を呼んでいる。
 米国のキャラクターTCGの市場はおよそ1000億円(米国産キャラクターも含む)とされており、マンガやアニメDVDより遥かに大きな市場となっている。日本アニメのライセンス展開における最も重要な市場のひとつとみなされている。 

 ただし、現在予定されている『Bleach』の放映時間帯は、アダルトスイム枠の土曜日夜11時半となっている。放映の前後の時間帯は『トリニティブラッド』や『サムライチャンプルー』、『交響詩篇エウレカセブン』などで固められている。明らかに高年齢向けの作品と位置づけられている。
 このため比較的放映時間の早い『NARUTO』のような児童層視聴者への到達度では不利と考えられる。『NARUTO』は、子供向けの放送枠TOONAMIで土曜日9時から放送されており児童層からも大きな人気を得ている。
 このため『Bleach』はハイティーン以上の視聴者層にとどまり、『NARUTO』のような爆発的な人気にはならない可能性もあるだろう。

スコア・エンターテイメント 
アダルトスイム 

NARUTO公式サイト(CN) 
NARUTOカードゲーム公式サイト 

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2006年08月12日
ゲーム ]
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 オンラインゲーム運営大手のガンホー・オンライン・エンターテイメントは、韓国の大手オンラインゲーム会社グラヴィティとグラヴィティの開発したオンラインゲーム『ラグナロクオンラインⅡ』を日本で独占的に配信する覚書を交わした。
 現在、既に展開中の『ラグナロクオンライン』の契約更新も含めて本年9月末日までに、正式契約を締結する見込みである。

 『ラグナロクオンライン』はオンラインゲームを代表するタイトルで、東アジアを中心に高い人気を誇っている。ガンホーにとっては、『ラグナロクオンライン』関連売上高は平成17年12月期で連結決算の80%以上を占めている。
 また、今回あらたに独占配信が決定した『ラグナロクオンラインⅡ』は、コミュニティ機能をより強化しておりコアユーザーからライトユーザーまで幅広い利用者を想定している。
 同ゲームのBGMには『カウボーイビバップ』や『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』などの音楽で世界的に知られる菅野よう子さんが参加することでも話題を呼んでいる。

 グラヴィティは、昨年秋にソフトバンクグループに事実上買収されているため、今回の契約と契約更新には違和感はない。それでも、事業の中心となるゲームの確保が確かになったことと人気作品の続編の権利を手にしたことで、ガンホーの事業にはポジティブな影響があると考えられる。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント 
グラヴィティ 

ラグナロクオンライン

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2006年08月11日
インターネット ]
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 インターネットでの世界ではmixiを中心としたSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が勢いを増している。SNSが一般化する一方で、最近は特定の分野やテーマに特化した様々なSNSが次々に登場をしている。

 そうしたなかで8月10日からマンガを専門に扱ったSNSした「マンガ読もっ!」がプレオープンした。「マンガ読もっ!」は、SNSの機能をもとにユーザー間の交流と知識の共有化を目指した新しいSNSになる。
 「マンガ読もっ!」が特に力を入れているのは、Wikiの技術を利用としたネット上でのテキスト作成の共同作業とオリジナルマンガ作品の公開/閲覧/批評システムを利用したマンガ家志望者の発掘や育成、支援を目指している点である。
 マンガといったテーマに特化すると同時に、クリエイティビティを導入することでこれまでのSNSと差別化されている。

 SNSの運営は、新潟のベンチャー企業の株式会社ファンタジスタが行う。当面の収益は、SNSで制作したマンガ辞典とアマゾンのアフィリエイトを組み合わせることで実現するとしている。
 年内2万人の無料会員の登録を目指しており、来年末時点で20万人を目標とする。 

 これまでアニメ・マンガ関連などのマニア向けのSNSでは、オタク層に特化した「OTABA」や声優や人気アニメ作品の公式サイトを集めた「BEWE」などが存在する。しかし、マンガというキーワードで打ち出したSNSは今回が初めてのケースになる。
 日本のマンガ同人誌にみられるマンガ文化の裾野は広大であるだけに、今後の活躍が期待されるだろう。

マンガ読もっ! 
ファンタジスタ 

OTABA 
BEWE 

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2006年08月10日
イベント情報 ][ 海外:中国 ]
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 杉並アニメーションミュージアムは4月から5月にかけて中国の杭州市と上海市で開催し好評を博した「手塚治虫のアトムと孫悟空展~『アトム』のルーツは中国アニメにあった?」の凱旋企画展を8月月29日から11月26日まで開催する。

 この企画展は、今年の4月28日から5月3日まで中国浙江省で開催した「第2回中国国際アニメマンガ祭」の展示場と5月8日から22日まで上海当代芸術館で紹介されたものである。手塚治虫の名前は中国でもよく知られており、企画展はいずれの現地でも大きな反響を呼んだ。
 今回は中国で成功したこの企画展を日本の杉並アニメーションミュージアムで装いも新たに凱旋展として紹介する。
 
 これまで手塚治虫のアニメ制作における『白雪姫』や『バンビ』などディズニーアニメーションの影響はしばしば語られている。しかし、この企画展ではこれまであまり知られることのなかった手塚治虫のアニメ制作における中国アニメーションの影響を紹介したものである。
 展覧会では手塚治虫に影響を与えた1941年制作の中国アニメーション『西遊記 鉄扇の公主の巻』を展示するほか、この作品にインスピレーションを受けて制作された『ぼくの孫悟空』を中心に手塚アニメの新たな魅力を紹介する。
 また、手塚治虫の直筆のスケッチや『鉄腕アトム』のセル画や直筆原稿も展示される。

 このほか『西遊記 鉄扇の公主の巻』と『ぼくの孫悟空』を含む手塚治虫の代表的なアニメ作品の上映会も行われる。
 さらに、講演会「鈴木館長が語るアトム」では、鈴木伸一杉並アニメーションミュージアム館長が、幻のアトム作品と知られる『鉄腕アトム』第34話「ミドロが沼」の思い出を語るなど、期間を通して盛りだくさんの企画が用意されている。

杉並アニメーションミュージアム 

開催期間:2006年8月29日~11月26日(毎週月曜日休館)
開館時間:午前10時から午後6時(入館は5時半まで)
運営:中間法人日本動画協会
企画:㈱手塚プロダクション

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イベント情報 ][ 海外:米国 ]
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 7月、8月は米国ではアニメーション・コミック・マンガ関連の大型イベントの開催時期である。そのイベントラッシュも、8月3日に終ったSIGGRAPHと6日に終ったOTAKONでほぼ完了した。
 こうしたイベントシーズンの熱気も冷めないうちに、既に来年のイベントの日程が相次いで発表されている。

注目のAX2007開催地移転
 来年のアニメ関連イベントでの大きな事件は、これまで4年間カリフォルニア州アナハイム市で開催されていたアニメエキスポが5年ぶりにロングビーチに移動することである。
 前回の2002年のロングビーチ開催時には1万人規模のイベントに過ぎかっただけに、今年4万人を超えたビッグイベントの移転は注目である。
 ロングビーチでは、ロングビーチコンベンションセンターのスペースを全て借り切る予定である。そのなかにはコンサートやコスプレ大会、セレモニーに利用される12,000人収容のアリーナも含まれる。また、開催日はこれまでの独立記念日を挟んだ日程でなく、6月29日から7月2日に若干前倒しされる。

 一方、東海岸にあるもうひとつの大型アニメコンベンションのオタコンも、開催日が8月から7月に繰り上がる。
 開催日は7月20日から22日まで、今年と同じボルチモア市のコンベンションセンターが利用されるので、今年や昨年と同様に参加人数に上限が設けられる可能性が高い。

サンディエゴにはコミコンとSIGGRAPH 
 2007年の注目は、7月末から8月初旬にかけてのサンディエゴだろう。7月26日から29日まで、例年通り全米最大規模のファンイベントのサンディエゴ・コミコンが開催される。
 それに加えて8月5日から9日まで、コンピュターグラフィックスのコンファレンスSIGGRAPH2007が開催されるからだ。
 かたやファンコンベンションから一大エンタテイメントビジネスの情報発信拠点に成長した大イベント、もう片方は学術的なアプローチからビジネス面でも影響力を持つようになったイベントである。この対照的なイベントが、わずか一週間を前後してサンディエゴで開催される。

ゲームショウの行方は?
 また、先週、開催規模の縮小を発表したゲームトレードショウのE3は、これまでと同じロサンゼルスで行われると見られる。開催期間も今年と同じ5月頃と考えられるが、企業展示会場の廃止などもありこれまでのようなお祭り気分はなくなるだろう。
 その代わりに、3月5日から9日にサンフランシスコで開催されるゲーム開発者会議2007がこれまでより注目されるかもしれない。

 それぞれのイベントはその由来や目的は大きく異なるが、文化やビジネスの最新情報を発信する点では共通している。
 また、例年の大盛況にもかかわらず規模の縮小を発表したE3のように、イベント経営自体がビジネス的な側面を持っている。そして、それぞれのイベントの盛衰がその産業の勢いをも示している。
 そうした意味では、成長するアニメ、CG、コミック、ゲーム関連のイベントは、北米でこれらの産業の影響力が依然拡大している現れといえる。

ゲーム開発者会議(GDC)2007
 3月5日~9日(サンフランシスコ市・モスコニーセンター・ウエスト)
E3 5月?(ロサンゼルス市?)
アニメエキスポ2007
 6月29日~7月2日(ロングビーチ市コンベンションセンター)
OTAKON2007 7月20日~22日(ボルチモア市コンベンションセンター)
サンディエゴ・コミコン
 7月26日~29日(サンデェゴ市コンベンションセンター)
SIGGRAPH2007 8月5日~9日(サンデェゴ市コンベンションセンター)

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2006年08月09日
コミック ]
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 出版取次会社中央社のサイトの「雑誌インフォメーション」8月7日の情報によれば、日経BP社のアニメ雑誌「日経キャラクターズ」が現在発売中の8月号を最後に休刊となる。
 同誌は2003年6月に「日経エンタテインメント!」の増刊号として発売され、2004年5月からは隔月刊として発売されていた。増刊号の時代から数えると3年以上の歴史を持っていた。今年の3月からは季刊発売とされていたが、休刊することになったようだ。

 「日経キャラクターズ」は、ビジネス出版社の日経BP社が発刊するアニメ雑誌として、経済的な側面からコンテンツを評価するなど独特の視点が高く評価されていた。
 また、雑誌の内容は大人のための総合情報誌としており、アニメや特撮、ゲーム、フィギアなどを中心に幅広いエンタテイメントを取り上げていた。現在注目される大人向けのコンテンツ・エンタテイメント雑誌の先駆けでもある。

 しかし、映画・アニメなどのコンテンツやオタクに向けた大人向けのコンテンツ・エンタテイメント市場を狙った雑誌が相次ぎ、限られた市場を取り合うかたちになったことが同誌の休刊の理由となったと考えられる。
 アニメ雑誌では今年6月にもインデックス・マガジンの発刊する「アニメーションRE」が休刊を決めている。また、オタクのための総合雑誌を標榜していた「オタクエリート」は、発行元の倒産により廃刊になっている。
 アニメ雑誌の創刊は現在でも少なくないが、限られた市場を取り合う昔ながらの構図からはなかなか抜け出せないようだ。

中央社 

 日経BP社  日経キャラクターズ!

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2006年08月08日
映画 ]
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 ネットや口コミで高い評判となっている細田守監督の『時をかける少女』が順調である。この夏は『ゲド戦記』や『ブレイブ・ストーリー』、『ポケモン』、『カーズ』など、大作アニメーションが次々と公開されるなか小規模公開の『時をかける少女』の認知度不足が当初は心配されていた。
 しかし、それは杞憂に終わったようだ。映画を観た人の高い満足度が口コミとなり、インターネットなどを通して急激に認知度を高めているからだ。

 『時をかける少女』は当初から実力派監督の細田守氏の新作劇場アニメ作品として、ファンの間で注目浴びていた。しかし、ファンの期待を裏切らないハイレベルな仕上がりが大きな評判となり、観客を集めている。
 通常のアニメ映画は上映最初の週でスタートダッシュをかけて、その後急激に観客動員を落としてくが、『時をかける少女』は既に上映4週間目に入るが客足が衰える気配がないという。 クオリティーの高いロングランタイプの映画パターンにはまりつつあるようだ。

 そうしたなかで『時をかける少女』の上映館数も拡大しつつある。6月13日の公開日決定の段階では劇場数は17館、その後順次拡大予定とされていた。
 それが現在では、角川へラルドのウェッブサイトの劇場リストで33館の名前があがっている。公開前からおよそ2倍まで劇場数を増やしたことになる。
 これまで1館しか上映館がないと不満の多かった東京地区も8月12日からテアトル池袋(レイトショー)、8月26日よりシネセゾン渋谷と都内3館体制に拡大される。特にシネセゾン渋谷は、これまで映画はみたいけれど新宿は遠いと思っていた都内南西部在住のファンにアピールしそうだ。

 これだけ劇場数を増やしても、300館、400館体制の『ゲド戦記』や『ブレイブ・ストーリー』には、興行収入では遥かに及ばないだろう。
 それでも観る人の評価によって、通常の興行パターンを覆した『時をかける少女』は、この夏最も人気を獲得し、成功したアニメ映画だといえるのではないだろうか。

時をかける少女公式サイト 
時をかける少女公式ブログ 

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インターネット ]
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 大手アニメ製作会社の東映アニメーションは、8月から11月にかけてインターネットやCATVを利用したアニメ番組配信事業(VOD配信事業)を大幅に拡大する。
 現在、東映アニメは「東映アニメBB」を通じて期間限定のアニメ番組とエピソードを提供している。今回、これを「東映アニメBBプレミアム」として、提供する作品数とエピソード数を大幅に拡大する。

 「BBプレミアム」では今期中だけで、テレビアニメと劇場アニメあわせて約40タイトル、エピソード数で1200以上の作品を配信する予定としている。新しいサービスでは、拡大した豊富なラインナップから自由に視聴が可能になる。作品1話が100円になるほか、パック料金なども用意されている。
 サービス開始当初には、『北斗の拳』、『スラムダンク』、『銀河鉄道999』、『キャプテンハーロック』、『おジャ魔女どれみ』などの人気作品が数多く並ぶ。

 サービスは8月8日の楽天ダウンロード、ビデックスJPを皮切りに、BBTVやOCNシアターなど15社の大手動画配信サービスが参加する。
 この秋以降にサービスが本格化した際には、視聴可能ユーザーはPCで数百万人、セットアップボックスで約130万人になる。また、スタート時に行うキャンペーンの到達範囲は数千万人規模となる。

 現在、アニメ作品の番組配信事業は数多くの企業が手掛けているが、成功している事業はさほど多くない。その理由は、多くの配信事業者の作品コンテンツの量が限られているためだとされる。
 アニメ番組の配信ビジネスの成否は、どれだけ有力なコンテンツを集め、提供出来るかにかかっている。これまで最も成功したバンダイチャンネルの成功は、ロボットものを中心とした豊富なラインナップにあるとされている。

 そうした意味で、東映アニメが所有する日本最大のアニメ作品のライブラリーの存在は大きい。
 同社が現在保有するアニメ作品は、テレビシリーズだけで168タイトル、劇場アニメ185作品、エピソード数では9100本にも達する。そうしたなかには『ドラゴンボール』や『999』、『スラムダンク』など大ヒット作品が多数含まれている。
 今回、こうした作品の多くが配信されることは、事業を進めるうえで大きな優位性を持つ。

 今後、アニメ番組の配信サービスをする動画配信企業は、自社のラインナップを充実させるために「東映アニメBBプレミアム」を組み込むことが必須となるだろう。一方で、そうした番組販売の窓口の拡大は、「東映アニメBBプレミアム」の利用者の伸びに直結する。
 東映アニメは、今回の新VOD事業の開始で次年度に6億円、次々年度には10億円の売上高を見込んでいる。

東映アニメーション 

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2006年08月07日
コミック ][ 海外:米国 ]
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 アニメ情報の大手英語サイトのアニメニューズネットワークによれば、米国の独立系のマンガ出版社デジタルマンガは、あらたにハードコアなやおい作品だけを扱う新会社801メディアを設立する。
 会社はデジタルマンガのスタッフに運営されるが、現在のマンガ出版部門のデジタルマンガ・パブリッシャーとは別会社として運営されるとしている。新しい出版社が扱う作品のタイトルや、現在のデジタルマンガの作品や作家が新会社に移行するかどうかも明らかにされていない。

 デジタルマンガは米国では中堅のマンガ出版社で、『ベルセルク』や『ヘルシング』といったマンガ作品を扱っている。ボーイズラブの作品を多く導入しており、「June」と名付けられた専門レーベルを既に持っている。
 また、デジタルマンガ・パブリッシャーは、セントラルパークメディアと並んでボーイズラブや、やおい分野で最も人気のある出版社となっている。 

 現在、米国ではやおい専門出版として、独立系のYaoi pressやセントラルパークメディアの「Be beautiful」、Tokyopop系の専門レーベル「Blu」などが存在する。いずれも一般的なマンガ出版社が扱う作品より高い年齢層に向けた作品が主流となっている。
 今回、デジタルマンガが別会社を設立するのは、こうした作品がポルノ作品と見なされる可能性が高いためだと考えられる。これらの作品の出版を別会社に切り離すことで、会社のブランドイメージを保つ狙いがあるだろう。

 やおいマンガは米国で少女マンガの市場が広がるに合わせて、少女マンガの一分野として米国でも広がっている。しかし、こうした分野のマンガが一般書店の流通にのり、書店の棚に並ぶ可能性は低い。
 ブームとはされているが、現段階ではマイナージャンルと見なされる少女マンガのさらなるサブカテゴリーだからだ。また、倫理的にも一般書店が扱うのは抵抗が大きいだろう。
 このため、大人向けのレーティング貼られるやおいマンガの多くは、当初からヒット作になることが見込めない。それでも別会社を設立してまでやおいマンガを扱うのは、少ないながらも確実な読者がいるためリスクが小さく確実に儲かると思われているからだろう。

アニメニューズネットワーク 

デジタルマンガ 
デジタルマンガパブリッシング 
Juneマンガ 

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イベント情報 ]
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 8月6日に名古屋・大須で開催された世界コスプレサミット2006チャンピオンシップは、優勝者にブラジル代表で『天使禁猟区』のロシエルとアレクシエルを演じたマウリシオ・ソメンザリ・L・オリバスさんとモニカ・ソメンザリ・L・オリバスさんの兄妹が選ばれた。
 世界コスプレサミットは、今年で4回目を迎える。当初5カ国の参加で始まったイベントは、年々参加国も増えている。今年は新たにタイ、シンガポール、ブラジルの3カ国が加わり、全9カ国となった。ブラジル代表は、今回の初参加で優勝の栄冠を勝ち取った。

 大会は8月6日のチャンピオンシップのほか、8月5日には名古屋のアキハバラとも言われる大須商店街でのコスプレパレードが行われた。大会は愛知万博で開催された昨年に引き続き多くのファンやメディアの関心を集め、今では夏の名古屋の恒例の人気行事となっている。
 また8月2日には、東京・秋葉原でも世界コスプレサミット2006の記者会見とお披露目が行われている。日本でもコスプレは大人気だが、拡大する世界コスプレサミットは世界中で人気の広がるコスプレを象徴するイベントと言えそうだ。

世界コスプレサミット公式サイト 
 コスプレサミット報道するブラジルの公式サイト 

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2006年08月05日
イベント情報 ]
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honpen.jpg 8月は夏休みということもあり、一年を通じて最もアニメイベントが多いシーズンである。様々イベントを巡るファンにとっては大忙しのシーズンでもある。
 その数多いイベントのなかでも特に注目度が高いの「コミックマーケット」、「ワンダーフェスティバル」、そして8月19日、20日幕張メッセで開催される「C3×HOBBY キャラホビ2006」である。
 キャラホビはアニメやキャラクターを主役に、華やかなイベントが目白押しのビッグイベントとして毎年高い人気を集めている。

 この注目イベントに9月からスカイパーフクトTV!で放映される大型長編アニメ『攻殻機動隊 Stand Alone Complex 』の特別ブースが設けられる。
 ブースではこれまでの作品映像や絵コンテ、台本などの制作資料、さらに設定資料や立体造形などの展示が行われる。また、先頃発表され話題となっているプロダクションI.Gと日産自動車のコラレボレーションに使われたコンセプトカー「SPORTS CONCEPT」も登場する。

 さらに19日、20日の両日には、特設ステージで『攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society』の神山健治監督などを招いた特別ゲストトークショーが行われる。
 19日14時からは神山監督とタチコマ役の玉川紗己子さん、脚本の櫻井圭記さんが出演(予定)、20日12時からは神山監督にキャラクターデザインの後藤隆幸さん、バトー役の大塚明夫さん、素子役の田中敦子さんが出演(予定)といずれも滅多に実現しない豪華なメンバーとなっている。

 ブースでは勿論『攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society』の最新映像の一部を観ることが出来る。また、両日とも先着2000名に来場特典のプレゼントが用意されている。
 キャラホビ2006の攻殻機動隊S.A.C特設ブースは、この夏休みに話題の大作アニメにいち早く触れることの出来る貴重な機会となるだろう。
(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会

C3×HOBBY キャラホビ2006
  攻殻機動隊 S.A.C.ブース情報ページ

攻殻機動隊 攻殻機動隊 S.A.C meets NISSAN
プロダクションI.G 

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2006年08月04日
新発売/新作 ]
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kokaku24.jpg 日本のアニメ界を代表するプロダクションI.Gと自動車業界を代表する日産が、新作長編アニメ『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』の中でコラボレーションをする。 

 今回のコレボレーションでは、日産が開発した2台のコンセプトカー日産「スポーツコンセプト」とインフィニティ「クラーザ」が、重要な役割を担って『攻殻機動隊S.A.C S.S.S』の劇中にデザインもそのままで登場するのだ。
 未来都市のなかで次世代をテーマにした実在の車が活躍する、まさにSFの世界が実現するユニークな企画となっている。

 今回の試みは、アニメの世界と自動車の世界の全く異なった世界の一見奇妙なコラボレーションに見えるかもしれない。
 しかし、自動車もアニメもいまや日本代表する輸出産業である。そして、両社ともその産業を代表する企業であることが共通点である。
 また、高い技術力と品質で海外の顧客にアピールすることも両社に共通している。そうした意味では両社は意外に近いスピリットを持っており、それが両社を引き合わせたのかもしれない。

kokaku16.jpg 今回のコレボレーションは劇中のなかだけにとどまらず、リアルな世界にも飛び出すことになっている。8月5日(土)から14日(月)までの間、日産自動車・銀座ギャラリーでは、今回のコラボレーションを記念する『攻殻機動隊S.A.C meets NISSAN』を開催する。
 特別展示は今回のコレボレーションの主役となった日産「スポーツコンセプト」のほか、解説パネル、作品の原画や絵コンテの展示が行われる。
 また、『攻殻機動隊S.A.C S.S.S』の本編予告編映像が放映されているのも注目である。映像と制作資料、そして作品に登場するコンセプトカーとでいち早く作品の世界を味わうことが出来るだろう。

 さらにその後は、8月19日、20日に幕張メッセで開催されるC3×HOBBY キャラホビ2006でも、このコンセプトカーは登場予定である。
 実際の作品は9月1日からスカイパーフェクトTV!のパーフェクトチョイスで放映され、そこで視聴することが出来る。
 また、11月24日からは様々な特典をパッケージしたDVDの販売もされる。
k_kokaku06.jpg 映画、テレビ、DVDと常に大きな話題をさらい大ヒットをしてきたシリーズだけに、今回も大きな期待がかかる。


       (c)士郎正宗・ProductionI.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会

プロダクションI.G 
日産自動車 

日産ギャラリー 
C3×HOBBY キャラホビ2006 

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2006年08月03日
おもちゃ ]
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 バンダイは大型キャラクターモデル「HYPER HYBRID MODEL」シリーズの最新作として「HYPER HYBRID MODEL 1/12 RX78-2 GUNDAM」を12月6日から35万円(税込)で発売する。商品は初代『機動戦士ガンダム』に登場するガンダム(RX78-2 GUNDAM)を1/12スケールで再現したもので、全高約1.5mになる。
 20代から40代の大人の男性を主要な購買層として想定しているという。
 
 今回のガンダムは、2001年に販売された「HYPER HYBRID MODEL 1/12 MS06S ZAKUⅡ」に次ぐものである。同商品は207900円(税込・送料込)にもかかわらず、約1500体を売るヒット商品となった。
 今回は、可動部分を改良したことで、ポージングの自由度が格段に上がっているほか、バルカン砲内部や目の部分などを点灯・点滅させたり、機動音やバルカン砲音などの効果音を楽しめるなどグレードがアップしている。

 実際の商品は、8月19日、20日に幕張メッセで開催される「C3×HOBBY キャラホビ2006」に展示予定で、会場にて確認することが可能である。

バンダイ新規事業室公式サイト 
バンダイ 

C3×HOBBY キャラホビ2006 

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2006年08月01日
ゲーム ][ 海外:米国 ]
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 米国の大手映画会社ドリームワークスは、アードマンやAOL、マーク・バーネット氏と協力して同社初のオンラインゲームを開発する。このゲームは11月3日に公開予定のドリームワークス/アードマン製作の新作劇場アニメーション『スプラッシュド・アウェイ:Flushed Away』がテーマとなった『スプラッシュド・アウェイ 地下の冒険:Flushed Away Underground Adventure』である。
 ゲーム内のアニメーションは3D映像を豊富に盛り込んだものとなり、映画とは別のオリジナル映像として制作される。

 ゲームの企画には、AOLでインタラクティブゲームの『ゴールドラッシュ』を成功させた辣腕プロデュサーのバーネット氏が協力する。ゲームはAOL利用者限定コンテンツとなり、映画公開直前の今年10月に一般公開される。
 ゲームの特徴は、これまでのオンラインゲームがハイティーン以上の限られた世代をメインターゲットにしていたのに対して、子供も含めた幅広い世代を対象としていることである。親子で遊べるオンラインゲームがコンセプトとなる。ゲーム内にはパズルゲームなども用意され、それを利用したコンテストなども行われる。

 子供向けのアニメーションとオンラインゲームについては、先日、カートゥーンネットワークが自社のキャラクターを利用した大規模な子供向けオンラインゲームの開発を発表したばかりである。
 これまで米国でも、日本同様にオンラインゲームの利用者はMMORPGに代表されるハイティーン以上の層が多かった。しかしオンラインゲームをより一般化するために、子供が楽しめるオンラインゲームが新たなトレンドとなりつつあるようだ。

スプラッシュド・アウェイ 地下の冒険公式サイト
スプラッシュド・アウェイ公式サイト

ドリームワークス
アードマンアニメーション 
AOL 

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東京国際映画祭 ]
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 10月21日から29日まで東京・六本木と渋谷で開催される東京国際映画祭は、開催の概要と現時点で上映の決まっている作品を発表した。
 コンペティション部門の審査委員長に『男と女』などで知られるクロード・ルルーシュ氏が決まったほか、黒澤明賞に市川崑氏が選ばれた。
 また、オープニング作品の『父親たちの星条旗』(クリント・イーストウッド監督)、クロージング作品の『犬神家の一族』 (市川崑監督)ほか、現在上映が決まっている15作品が発表されている。

TEKKONKINKREET_rgb.jpg このうち特別招待作品には、アニメ作品『鉄コン筋クリート』が選ばれている。同作品は原作が松本大洋氏の同名の人気マンガである。
 監督に『アニマトリクス』のプロデユーサーであったマイケル・アリアス氏、制作は『マインドゲーム』の製作で話題を呼んだ4℃という異色作。日本では既に12月23日から松竹・東急系で全国公開が決まっている。

 また、今敏監督の『パプリカ』が、注目のアニメーション作品を集中上映する「animecs TIFF1」で上映される。昨年の「animecs TIFF」では、PIXER短編特集やProduction I.Gスペシャルほか、様々なサブカテゴリーが設けられた。
 パプリカは、先のヴェネチア映画祭のコンペティション部門出品に次ぐ国際映画祭の出品となる。また、アメリカの映画情報サイトtwitchによれば、パプリカは来年3月にソニー系で米国劇場公開される見込みだとしている。  

 コンペティション部門の出品予定作品にアニメ作品はなく、現在はこの2作品が公式上映作品にあがっているのみである。しかし、今後は「animecs TIFF」を中心にアニメ作品の上映作品が増えそうだ。
(C)2006松本大洋/小学館、アニプレックス/アスミックエース、BeyondC

第19回東京国際映画祭 
鉄コン筋クリート公式サイト 
パプリカ公式サイト 

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テレビ ]
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 東映アニメーションは、ディズニーグループのウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパン(WDTI‐J)と新作テレビアニメーションの共同製作をする契約を7月に結んだ。
 両社が製作するのはテレビアニメーションシリーズ『ロボディーズ(仮)』で、CGと実写を組み合わせた作品になる。作品はWDTI‐Jが運営するアニメーションチャンネル「トゥーン・ディズニー」内の「ジェティクス」と呼ばれるアクション・アドベンチャーの番組枠で放映される。
 さらに、80カ国2億7900万世帯が視聴する世界の「ジェテックス」でも放映をされる予定である。
 
 今回の共同製作は、米国最大のアニメーション会社と日本最大のアニメーションスタジオの提携となる。近年、アニメーション作品における日米連携は増加しているが、それを象徴する出来事になるだろう。
 また、『ロボディーズ』は東映アニメーションにとっては、初のCGを活用したテレビアニメシリーズとなる。今回のプロジェクトは、事業の国際化と同時にアニメーション制作CG化のトレンドも表れている。それは東映アニメーションの目指す今後の方向性と重なっている。

 さらに、今回の製作は共同製作であるため作品の権利を東映アニメーションとディズニーが共同で保有すると見られる。米国では、大手メディアに対する番組制作は権利まるごと買い上げが一般的である。
 例えば1980年代のトップクラフトなどに代表される日本のアメリカ向けのアニメーション制作は、製作の下請けで日本側に作品の権利が残ることはなかった。しかし、昨年のプロダクションI.Gとカートゥーンネットワークの『IGPX』など、権利を双方で所有する共同製作が近年増加しつつある。
 
 これまで日本企業はアニメにおける海外企業との交渉があまり得意でないとされてきた。しかし、近年は日本企業の交渉力はかなり進歩している。
 これは日本企業の海外市場での経験が増していることに加えて、米国企業からみた日本のアニメやアニメ制作会社の製作能力に対する評価が高いことに理由があるだろう。

東映アニメーション 
ウォルト・ディズニー 
トゥーン・ディズニー 
ジェティクス 

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