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2006年09月30日
インターネット ]
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 コンテンツ制作・プロモーションのTLIPは、映像配信サイトGyaOを通じてオリジナルのショートアニメーションの無料配信に特化した映像配信サービス「a-i-r(エア)」(Animation×Internet×Revolution)を開始する。「a-i-r」は、10月6日よりGyaOのインターネット放送局アニメ専門9chで放送される。
 TLIPはUSENグループのなかで、映像制作、CG制作のほかキャラクター企画の製造・販売を行っている企業である。

 「a-i-r(エア)」の特徴は、配信される作品がオリジナル作品だけである点にある。また、クリエーターや有名プロダクションにスポットをあて、ショートアニメとインターネット放送という形態を利用した自由で制約のない作品発表の場を目指している。
 作品の形式にとらわれないことから、インターネットのアニメーション表現で主流となりつつあるフラッシュアニメーションだけでない様々な作品の配信が期待出来る。

 現在プロジェクトの参加スタジオとして、大手アニメスタジオのプロダクションI.Gやフラッシュアニメーション『蛙男商会』で一躍名を上げたDEL、それにイジワルケイやbtfなどのコンテンツプロダクションの名前があがっている。
 さらに『装甲騎兵ボトムズ』のキャクターデザインで知られるべテランアニメーター塩山紀生さんの作品も配信される。
 有名プロダクションからフラッシュアニメ、大物クリエーターまで、まさに制約のない作品を目指すのに相応しい参加者である。こうした異なるもの同士のぶつかり合いが、また新たな作品を生み出す力になりそうだ。

 また、10月6日には、インタビューや制作レポートを掲載し、さらにGyaO「a-i-r」での作品発表を目指した映像作品の公募を行う公式サイトa-i-rもオープンする。
 アニメ作品の配信サイトは数多いが、a-i-rは際立った個性を発揮するプロジェクトであることから今後の動向にも目が離せない。

オリジナル・ショート・アニメーション・シアター予告 
 (10月6日に同じアドレスで公式サイトオープン)
株式会社TLIP 

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東京国際映画祭 ]
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 第19回東京国際映画祭の開催が残りおよそ3週間となり、10月23日の開催も目前に迫ってきた。本日9月30日からは前売り券の販売も開始されている。

 この東京国際映画祭の共催企画のなかでも一際注目度の高いAnimecs TIFF2006の主要な上映作品もほぼ出揃った。今回は「アニメ作家主義」をテーマに、現在活躍中の異彩を放つ作家を中心にプログラム組んでいる。
 「今敏」、「Project EMOTION~バンダイビジュアルNOW!」、「WOWOW HDTV ANIMATION 特集」の3つのプログラムによって紹介される。

 また、Animecs TIFF2006では、映画祭独自の企画として単なる映画上映にとどまらない様々な関連イベントも準備している。
 現在開催が用意されているのは、今回映画祭で最新作の『パプリカ』なども含めた特集上映も行われる今敏監督のトークイベント。さらにアニメーション制作技術の様々な試みを続けるサンライズ・エモーションスタジオのアニメーターによるシンポジウム「サンライズ・エモーションスタジオにみる3Dアニメの現在形」。
 また、クレイアニメーションの第1人者伊藤有壱氏の最新作『NORABBITS‘MINUTES』野外上映会とトークイベント、さらに「東京の情景」をテーマにしたトークイベント「東京情景学会(仮称)」も開催される。
 これらのイベントの詳細は、今後東京国際映画祭より順次発表される予定である。

第19回東京国際映画祭 
Animecs TIFF2006
 チケットの販売 

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賞/コンテスト ]
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 文化庁メディア芸術祭がこの夏インターネットを通じて一般投票を募集していた日本を代表するメディア芸術100選の100作品(各部門25作品)が決定した。
 この企画は文化庁メディア芸術祭10周年記念イベントで、アート部門とエンタテイメント部門、アニメーション部門、マンガ部門の4つから日本を代表するメディア芸術を選ぶもの。Webアンケートとメディア芸術の専門家の投票で各部門別に選出される。投票数はおよそ33,800名、延べ得票数では20万9000票を超えた。

 メディア芸術100選の公式サイトでは各部門別に選出された25作品の紹介以外に、アンケート得票上位1位から50位、さらに年代別の結果も公表されている。
 これらの作品は2007年1月21日から国立新美術館で開催される「メディア芸術祭10周年企画展」でも紹介される。

 アニメ分野では90年代に社会的現象を巻き起こした『エヴァンゲリオン』が得票数1位になったほか、2位に『風の谷のナウシカ』、3位『天空の城ラピュタ』、4位『機動戦士ガンダム』、5位は『ルパン3世カリオストロの城』であった。上位5作品のうち3つが宮崎駿監督の作品である。
 実際、100選に選ばれた25作品のうち7作品が宮崎氏によるものと実に1/4以上を占め、宮崎人気の高さが際立っている。
 さらに100選には富野由悠季監督のガンダムシリーズから『機動戦士ガンダム』、『機動戦士Zガンダム』、『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』から3本、押井守監督では『攻殻機動隊』と『機動警察パトレイバーthe Movie 2』、さらに大友克洋監督の『AKIRA』が含まれている。
 80年代から活躍するこの4人でラインナップされた作品のほぼ半分が占めることになる巨匠の強さを感じさせる。

 また、映画とテレビの2つの『鋼の錬金術師』や『涼宮ハルヒの憂鬱』、『蟲師』などの近年の作品は、現在最も旬で人気を集めている作品である。2006年という時代の空気を代表する作品と考えてよさそうだ。
 近年の作品でもなく国民的作品とも趣の異なる『かみちゅ!』や『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶオトナ帝国の逆襲』は、その作品のクオリティーの高さが広く共感を呼んだと言えそうだ。
 作品リストになかったが自由解答欄での得票の多かった、上位作品『涼宮ハルヒの憂鬱』、『COWBOY BEBOP』、『十二国記』、『プラネテス』も注目である。

 また、アニメとプラモデルで選ばれ『ガンダム』やアニメと漫画で選ばれている『鋼の錬金術師』、『AKIRA』、『ドラゴンボール』などの作品もある。メディア芸術100選のなかにも、日本のメディアの特徴であるメディアミックスの現状が伺える。

 マンガ分野の1位は『スラムダンク』、2位は『ジョジョの奇妙な冒険』、3位『ドラゴンボール』と少年ジャンプ掲載マンガが圧倒的な強さを発揮した。
 25作品には、手塚治虫の『火の鳥』や近年のヒット作『DEATH NOTE』、国民的なアニメ『ドラえもん』や『ドラゴンボール』さらに『MONSTER』や『寄生獣』などの実力派の作品までバランスのとれた選出となっている。

 一方、エンタテイメント部門には、その間口広さからCMからゲーム機器、ゲームタイトル、玩具まで様々な作品が選ばれた。1位はflashアニメーションの『やわらか戦車』。アニメーション部門でなく、エンタテイメント部門の選出であることが面白い。
 しかし、やはり目立つのは一般的に知名度も人気も高いコンピュターゲーム関連である。ゲーム機器は『ファミリーコンピュター』から『プレイステーション2』までの5つが選ばれている。ゲームソフトでは、『ドラゴンクエスト』の3タイトルを筆頭に『スペースインベーダー』から『ポケモン』、『ファイナルファンタジー』までおよそ9作品がピックアップされている。
 そのほか最近運営会社の上場で大きな話題を呼んだmixiや人気玩具の『ミニ四駆』なども含まれている。

アニメーション分野の100選 25作品
『AKIRA』/『カードキャプターさくら』/『風の谷のナウシカ』/『かみちゅ!』/『機動警察パトレイバーthe Movie 2』/『機動戦士ガンダム』/『機動戦士Zガンダム』/『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』/『銀河英雄伝説』/『紅の豚』/『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』/『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』/『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』/『新世紀エヴァンゲリオン』/『涼宮ハルヒの憂鬱』/『千と千尋神隠し』/『天空の城ラピュタ』/『となりのトトロ』/『ドラえもん』/『ドラゴンボールシリーズ』/『鋼の錬金術師』/『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』/『蟲師』/『もののけ姫』/『ルパン3世カリオストの城』

日本のメディア芸術100選 
文化庁メディア芸術祭 
新国立美術館

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2006年09月29日
行政 ]
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 9月26日新内閣を発足させた安部晋三首相は、内閣成立後初の所信表明演説を行った。安部首相はそのなかで「活力に満ちたオープンな経済社会を構築」するとして、日本経済をさらに成長させるためのイノベーション創造を行うとしている。その分野の一例として、アニメを音楽や食文化、伝統産業と共に言及した。

 首相の所信表明の言及は『アニメや音楽などのコンテンツ、食文化や伝統文化などについて、国際競争力や世界への情報発信力を強化する「日本文化産業戦略」を策定します。』というもので、コンテンツやカルチャー分野の産業としての認識やこの分野での新たな戦略の策定を視野に入れたものである。
 注目したいのは数あるコンテンツ関連産業のなかでも特にアニメに触れている点と、世界的に評価の高い食文化(日本食)や伝統文化より先にアニメを持ってきている点である。 政府のアニメ産業への高い関心を示していると考えても良いだろう。

 近年、内閣府や経済産業省、総務省などが、成長の可能性が高い産業としてアニメやゲーム、映画、音楽などに力を入れている。もともとこれらのきっかけは2002年に内閣府知的財産戦略会議でアニメやゲームの産業としての可能性に言及したのが始まりだとされている。
 産業としてのアニメの視点は小泉内閣のなかで生まれ、育ったといえるだろう。その2002年から現在まで様々な問題点は指摘さながらも、コンテンツ分野における人材教育や資金調達、さらには輸出のための支援などでは一定の成果があげられた。
 しかし、例えばアニメ制作の現場で続く厳しい労働環境やコンテンツの成果に対する利益の分配のあり方など、依然問題は山積している。

 今回の首相の所信表明で、政府が引き続き高い関心を持ってアニメにあたって行くことが明らかになった。また、マンガなどのコンテンツ分野に理解が深い麻生太郎氏が引き続き外務大臣にとどまったことも、政府のコンテンツ分野重視に影響を与えるだろう。
 新内閣には経済と外交文化の面でアニメなどのコンテンツ産業の理解と支援を期待したい。そして、新内閣が小泉内閣のもとでは実現しなかった労働問題や権利問題、利益分配などの問題解決のための指導力が発揮されることを期待したい。

首相官邸ホームページ 
 安倍内閣総理大臣所信表明演説

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2006年09月28日
賞/コンテスト ]
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 今年20年ぶりに米国で復活したSFアニメ作品『ロボテック』の劇場版新作『ロボテック:影の年代記:Robotech: The Shadow Chronicles』が、米国フェニックスで開催される国際ホラー&SF映画祭で、最優秀SFアニメーション賞を受賞する。
 授賞式は10月28日に現地で行われる上映会と合わせて行われる予定である。

 『ロボテック』は日本で製作された『超時空要塞マクロス』や『超時空騎団サザンクロス』、『機甲創世記モスピーダ』の3作品を再編集して制作された作品である。80年代にアメリカでテレビ放映されカルト的な人気を博した。
 こうした人気からこれまでも米国独自の『ロボテック』の企画は何度か浮上したが、完成までに至ったのは今回が初めてである。

 今回の『ロボテック:影の年代記』は、ファニメーションやハーモニーゴールドといった米国のアニメ関連企業が企画を行った。日本からは『マクロス』のオリジナルスタッフが製作に加わったほか、アニメの制作は韓国のDRムービーが行う、国際色豊かなプロジェクトとなっている。
 
 また、『ロボテック:影の年代記』は、既に今年のカンヌ映画祭や米国国内のいくつかの映画祭で上映されている。来年にはDVDの発売を予定しており、今回の受賞でDVDの売上げにもはずみがつきそうだ。

ロボテック公式サイト 

ファニメーション 
ハーモニーゴールド

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海外:ヨーロッパ ]
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 独特の映像表現で大きな話題となった押井守監督の『立喰師列伝』が、カタロニア映画祭の名前で知られるシッチェス国際映画祭のアニメーション部門に正式出品されることになった。
 映画祭はスペインのバルセロナ市で開催され、今年で39回目を迎える。同映画祭はファンタジー分野に特化した映画祭として広く知られており、専門映画祭のなかでも世界的に評価が高い。 

 カタロニア映画祭では近年アニメーション作品、とりわけ日本のアニメに大きな関心を向けている。昨年のアニメーション部門では上映作品4作品のうち3作品までが日本のアニメ『東京ゴッドファザーズ』、『スチームボーイ』、『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』だった。 
 また、2004年には『ハウルの動く城』が上映され観客賞も受賞するなど、日本アニメになじみが深い映画祭でもある。

 今年も『立喰師列伝』のほかに、『銀色の髪のアギト』(杉山慶一監督)、『時をかける少女』(細田守監督)、『パプリカ』(今敏監督)の3作品の上映が決まっている。いずれも今年日本で上映され話題になった作品で、さながら日本アニメ映画特集の趣を見せている。
 さらに日本の人形アニメーションを代表する川本喜八郎監督の『死者の書』も加わり、日本から出品は5作品になる。長編アニメーション部門の残りの上映作品は、アメリカのChristiane Cegavske氏の『Blood Tea and Red Strings』なので、今回も6作品のうち5作品までが日本の作品ということになる。

 一方、ヨーロッパのアニメーションは『Princess』(Anders Morgentahlers)と『Renaissance』(Christian Volckman)がファンタステック公式部門に、『Scanner Darkly』(Richard Linklater)がプレミア部門で上映される。日本アニメとこうしたアニメーション作品は有る程度住み分けが、進んでいるようだ。

第39回シッチェス・カタロニア国際映画祭 
立喰師列伝公式サイト 

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2006年09月27日
新発売/新作 ]
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 NTTは誰でも簡単にアニメーションが作れ、それをウェブ上に公開出来る新サービス「うごうごブログ」のトライアルサービスを開始した。
 「うごうごブログ」は、ユーザーが描いた絵を、その場で簡単にアニメーション化する機能を持ったブログというこれまでにないユニークな特徴を持っている。

 ユーザーは制作した作品をブログに公開することで、従来のブログやSNSサービスとは異なるアニメ制作という創作活動を通したコミュニケーションが可能になっている。
 また、RSSリーダーを使い登録したお気に入り作家の新着を確認できるシステムやコメントを利用したコミュニケーションなどコミュニティ形成のための様々な仕組みを備えている。ブログのコンセプトは「お絵描きコミニティサイト」である。

 近年のFlashアニメーションのブームには、アニメ制作ソフトの進歩がアニメーション制作の参入障壁を低くしたためとされている。アニメ制作のためのソフトもいらず、作品公開もネット上の操作だけ、「うごうごブログ」は究極のアニメ制作の簡素化かも知れない。

 NTTによればこうした試みは、現在インターネット上でFlashアニメのサイトの盛り上があがる一方で、一般ユーザーのアニメーション制作への関心が急速に高まっているためだという。そうした創作意欲満たす技術とアニメーション創作を利用した情報発信や交換に需要があると考えているようだ。
 NTTでは、当面は2006年10月2日から2007年3月31日までをトライアル期間としてサービスを提供しながら、利便性の向上を図り今後の事業化の可能性を検証したうえでビジネス展開したいとしている。

うごうごブログ 
NTT 

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賞/コンテスト ]
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 インターネットを主要なプラットホームに世界規模でショートムービーのコンテストを行う第4回CON-CANムービー・フェスティバルが、アニメーション部門の作品公募を行っている。
 アニメーション部門の応募作品はCG、3D、2Dなど制作方法やテーマ、スタイル、ジャンル、またフォーマットも問わないと応募者の自由度を広げている。ただし、映像は20分以内のオリジナル作品になる。
 審査基準は、魂の叫びが伝わる作品であること短編ならではの創造性が認められる作品であることとされている。アニメーション部門の作品募集最終日は10月20日(必着)である。

 CON-CANムービー・フェスティバルは、日本だけでなく世界に向けたショートムービーのフェスティバルである。世界各国から映像作家が参加し、日・英・中の3ヶ国語で世界に向かった映像作品と情報を配信している。
 運営は魂観メディア・プラザ(メディア総合研究所)が行っており、インターネットを通じて 世界の才能を発掘し、映像作家と世界の視聴者が短編映画に込められた思いを共有することを目的としている。

 コンペテイションはアニメーション部門のほか、フィクション部門、ドキュメンタリー部門の3つから構成されており、その特徴は、作品の審査がほとんどインターネットを通じて行われることにある。
 まず、アニメーション部門(20作品)、フィクション部門(40作品)、ドキュメンタリー部門(20作品)がインターネットでストリーミング配信される。一般視聴者が、インターネットを通じて応募作品を評価する。
 視聴者から評価の高かった作品を中心に16作品を選び出し、さらに国際的な審査委員がインターネット上で会議を開きアニメーション、フィクション、ドキュメンタリー各部門の最優秀作品と魂観大賞、魂賞授賞作品を選出する。このコンファレンスの様子もインターネットで公開される。
 最終的なインターネットコンファレンスは、来年9月22日を予定しており、9月25日にネット上で発表される。

詳細は下記サイトを確認ください。
第4回CON-CANムービー・フェスティバル
    応募要項 
メディア総合研究所

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賞/コンテスト ]
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 『機動戦士ガンダム』シリーズなどで知られる富野由悠季氏は、10月5日から19日まで米国イリノイ州シカゴで開催される第42回シカゴ国際映画祭にてアニメーション功労賞(Career Achievement in Animation Award)を受賞する。
 シカゴ国際映画祭は、富野氏がガンダムシリーズにより日本のアニメ界にイノベーションを起こし日本アニメを変えたと評価している。また、大人の視聴者がアニメを見るようになったきっかけが富野氏の『ガンダム』で、日本のアニメに革命を起こしたとも述べている。

 授賞式は10月7日に行われる『劇場版機動戦士Zガンダム』3部作の米国プレミア上映会の後に予定されている。富野氏はもともと『劇場版機動戦士Zガンダム』の米国プレミアと現地での講演会のためにシカゴを訪問する予定であった。
 しかし、今回は映画祭のレッドカーペットを歩くだけでなく、国際的な舞台で表彰を受けることになった。
 
 第42回シカゴ国際映画祭は、世界30カ国からおよそ100の長編映画と短編映画、学生の制作した映画を集めた米国有数の映画祭である。今回は日米協会シカゴ支部により日本のアニメに絞ったアニメフォーカスの企画が設けられる。
 『劇場版機動戦士Zガンダム』米国プレミア上映会はその目玉となるが、このほかシカゴ大学やコロンビアカレッジなど地元の大学などを会場に様々なイベントが展開する。また10月6日にはアニメフォーカスの一環として、地元の大学と日本貿易振興機構の協力による「巨大ロボットとサラーリーマン:アニメの社会的・経済的影響」と題した講演会も開催される。
 
第42回シカゴ国際映画祭 
日米協会のアニメフォーカスの案内 

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賞/コンテスト ]
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 世界4大アニメーション映画祭のひとつオタワ国際アニメーション映画祭が9月24日に閉幕した。24日には大会の目玉である12部門30作品以上の映画祭受賞作品が発表され授賞式が行われた。
 最も注目の高い長編アニメーション賞には独特のブラックユーモアな世界を2Dのシルエットという絵画的な手法で表現したフィル・ムロイ氏の『The Christies』が受賞した。
 英国人のムロイ氏は、過去には広島国際アニメーションフェスティバルで優秀賞を受賞したこともある。また、今年の広島では氏の特集上映企画が設けられたほか、国際審査委員も務めるなどアニメーション作家の巨匠のひとりとして知られている。

 最優秀短編賞は、英国のジョアンナ・クィーン氏が鉛筆書きの絵を動かす『Dreams & Desires: Family Ties 』が受賞した。このほか最優秀学生賞もドイツの『Mr. Schwartz, Mr. Hazen & Mr. Horlocker』(ステファン・ミラー氏)が取るなど全般にヨーロッパ勢の活躍が目立つ結果となった。
 商業アニメーションの世界では日本や米国に押され気味のヨーロッパであるが、アート系のアニメーションでは世界のトップを走っていると言っていいだろう。

 また、日本からはインディペンデント短編アニメーション賞の実験/抽象アニメーション部門で、日本のモンノカズエ+ナガタタケシさんの作品『PIKAPIKA』がHonorable Mentions:(特別賞)に選出された。  
 『PIKAPIKA』は、フラッシュライトとアニメーションをコラボレーションさせたユニークなプロジェクトである。

 オタワ国際アニメーション映画祭は、北米最大のアニメーション映画祭で、今年30回目を迎える。主にアート系のアニメーションを中心に扱い国際的に高く評価されている。
 また、受賞部門に学生部門を多数設けるほか、次世代アニメーション作家の発掘に力入れている。近年では、アニメーション領域の拡大に伴いニューメディア分野のアニメーションへの関心も強めている。世界のアニメーションシーンの最先端が現れる場所のひとつでもある。
 
第30回オタワ国際アニメーション映画祭主要受賞作品
Mercury Filmworks Prize For Animated Feature(長編アニメーション賞)
The Christies /Phil Mulloy Spectre Films(英国)
Nelvana Grand Prize For Best Independent Short Animation(最優秀短編アニメーション賞)
Dreams & Desires:Family Ties /Joanna Quinn Beryl Productions International Ltd / Wales(英国)
Grand Prize For Best Student Animation(最優秀学生賞)
Mr. Schwartz, Mr. Hazen & Mr. Horlocker/Stefan Mueller FH Wiesbaden University of Applied Sciences(ドイツ)
Grand Prize For Best Commissioned Animation(最優秀商業作品賞)
FedEx: Stick/David Hulin Framestore (米国)
Independent Short Animation Competition(インディペンデント短編アニメーション賞)
Narrative Short Animation under 35 minutes(ストーリアニメーション部門)
Here and There/ Obom National Film Board of Canada (カナダ)
  (特別賞)The Carnival of The Animals Michaela/ Pavlatova Negativ Film Productions(チェコスロバギア)
Experimental / Abstract Animation under 35 minutes(実験/抽象アニメーション部門)
Jeu/Georges Schwizgebel Studio GDS, National Film Board of Canada & Télévision Suisse Romandes (スイス)
  (特別賞)Lightning Doodle Project [pikapika] Takeshi Nagata & Kazue Monno(日本)
        Backyard Shadow Karl Staven (米国)

オタワ国際アニメーション映画祭 
トーチカ (モンノカズエさん、ナガタタケシさん)の所属するクリエイティブ・ユニット
   『PIKAPIKA』

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2006年09月26日
海外:米国 ]
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 アメリカの大手アニメ情報サイトのアニメニューズネットワークによると、9月9日にアメリカでテレビ放映を開始した『Bleach』のマンガの売れ行きが急激に伸びている。
 同サイトの記事によると既に2年以上前に発売されていた『Bleach第1巻』が『Bleach』のテレビ放映翌週にブックスキャンのグラフィックノベル売上げ第7位に登場した。また、第2巻は20位、残りの3巻から14巻からも7冊がベスト50に喰い込んできたという。

 『Bleach』の人気の高さは、マンガ単行本が米国で発売された2年前から定評があった。ここ1、2年はテレビ放映がないまま、米国の人気アニメベスト3の地位を築いている。
 それだけにテレビ放映開始も待ちに待ったもので、業界関係者のビジネスにかける期待も大きかった。今回のマンガ単行本の売上げ急進は、『Bleach』のテレビ放映がそうした期待に応えたものだったことを示している。

 逆に言えば既に人気を確立している作品でも、テレビ放映でさらに人気を伸ばすことが可能なことも示している。テレビ放映はマニアックなところ以外でファンの裾野を広げるのに大きな役割を果たしているようだ。
 アメリカのアニメ関連商品の販売は、日本と同様にテレビ放映の有無や放映量に大きく依存している。今回はマンガであるが、DVDやゲーム、フィギアも同様である。

 日本では決してメジャーとはいえない『サムライチャンプルー』のDVDが昨年、アメリカのDVDベスト10に入った例もある。昨年『サムライチャンプルー』は、放送枠の獲得競争が激しいカートゥーンネットワークのアダルトスイムでテレビ放映された。DVDの売り上げは、放映開始直後から急伸したされている。

 また、今回と似た例に、昨年の秋に『NARUTO』のテレビ放映開始がある。これは放映開始後、『NARUTO』のマンガの既刊本7冊がベスト20に、うち4冊がベスト10に入ったもので、その後の『NARUTO』のブームにつながった。
 今回の『Bleach』は、『NARUTO』に較べるとやや力不足な数字ではあるが、今後のビジネスの成功を伺わせるには十分な結果であろう。

アニメニューズネットワーク 

当サイトの関連記事 テレビ放映で加速?米NARUTOマンガ絶好調

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2006年09月25日
海外:米国 ][ 話題 ]
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 米国でオタク向けのツアーを企画するポップジャパンツアーは、新たなラインナップとして米国のやおいファン向けのツアー募集を行っている。このツアーは「やおい 美少年 ボーイズラブ ツアー:Yaoi Bishonen and Boys Love Tour」と名付けられ、東京とやおいファンのホットスポットを紹介するとしている。

 ツアーの内容は8日間のうち6日間は一般的な日本ツアーと変わらない。しかし、4日目、5日目がこのツアーの目玉となっているようだ。4日目にはいまやオタクツアーの定番になっている中野ブロードウェイをスタートに、やおいのプロダクションスタジオ(?)、池袋乙女ロードをまわる。
 さらに池袋の「Swallowtail」と「80+1」と2軒もの執事カフェに行くという、やおいテースト溢れる一日になっている。
 5日目ではさらに秋葉原観光に加えて、やおい作家の立野真琴さんのスタジオに訪れ作家に会えることが大きな目玉となっている。6泊8日で2150ドルは普通のツアーと較べて決して安くはないが、4日目、5日目の企画は個人旅行では難しいものが盛り沢山になっている。ファンにとってはなかなか魅力的に映るのではないだろうか。

 ポップジャパンツアーは、2003年から主にアニメファンなど日本のポップカルチャーを中心とした若者向けの日本ツアーの企画・催行している。これまでもアニメスタジオ訪問を含むスタジオツアーやコミケツアーなどを開催してきた。
 また、ポップジャパンツアーの運営母体は、米国でマンガ出版も行っているデジタルマンガ・パブリッシングである。同社はやおいをテーマにしたマンガ出版にも力を入れており、今回のツアーはそうしたファンの取り込みを狙ったものといえる。
 現在、ポップジャパンツアーは、この「やおいツアー」のほかに「ゴシック&ロリータツアー」や「忍者ツアー」などの募集を行っている。

ポップジャパンツアー 
  やおい 美少年 ボーイズラブ ツアー 
デジタルマンガ・パブリッシング

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インターネット ][ 新発売/新作 ]
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 バンダイビジュアルの子会社でバンダイチャンネルも出資する株式会社アニメチャンネルは、9月25日に新しい総合アニメコンテンツサイト「.ANIME(ドットアニメ)」をオープンした。「.ANIME」はアニメを中心とした映像と音楽の配信や映像ソフトなどのインターネット販売を行う。

 オープン時のインターネット販売ではおよそ2000アイテムにものぼるDVDが用意される。また、バンダイチャンネルから提供されるアニメ・特撮約300タイトル4,400話が映像配信され、音楽配信ではバンダイビジュアルのグループ会社ランティスが約200曲を提供するフルダウンロードが可能になる。これはランティスの楽曲がPCでダウンロード出来る初めてのケースでもある。
 さらに「.ANIME」は、今後はアニメ作品の分析や解説などのテキストコンテンツやネットラジオなどの音声コンテンツのサービスも行う予定である。また、現在サイトではマイページを含むファンの会員化も行っている。これについては、アニメファンの交流を目的としたSNSのような機能が目指されているようだ。
 
 アニメチャンネルは、今年7月に新たなアニメ総合サイトの運営を目的にバンダイビジュアルとバンダイチャンネルの共同出資により設立された。サイトの目的はインターネットビジネスの開拓である。
 今回の「.ANIME」のオープンで、ネットを通じた有料・無料のコンテンツ配信とDVDを中心としたEコマースのふたつがインターネット事業の中心となることが明確になった。またコンテンツ配信は、バンダイビジュアルとバンダイチャンネルがこれまで得意としてきた映像作品だけでなく、音楽、テキスト、ラジオなどの幅広い領域をカバーする。
 アニメチャンネルはアニメ関連の豊富なコンテンツを所有するバンダイナムコのグループ企業として今後の展開にも大きな期待が持てそうだ。

「.ANIME」 

バンダイビジュアル 
バンダイチャンネル 

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新発売/新作 ]
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 中古マンガ・プレミアグッズ販売のまんだらけは、先頃、取得を発表した秋葉原の神田ビルを地上7階地下1階のビルに建直し総合店舗にする方針である。
 まんだらけによれば今回の秋葉原での不動産取得は秋葉原地区での業務拡大のためで、新築ビルが完成する来年11月には新たな秋葉原店として営業を開始する。

 また、まんだらけは今回の取引が9月28日付で締結され、取得価格が16億2500万円であることも明らかにしている。現建物の解体費や新店舗の建築費は現在査定中のため、精査後確定した段階で開示する。
 まんだらけは、新店舗で年間およそ11億5000万円の売上高を見込んでいる。

 建物の立替後は現在1075㎡の延床面積は、1,200㎡に拡大する。まんだらけの現秋葉原店の店舗は360㎡であるため、新店舗の面積は一気に3倍以上に拡大することになる。
 現在のまんだらけの秋葉原店は、男性向け同人誌やトイの販売に特化しているが、新店舗は幅広い商品を扱う総合店舗になる。

 今回まんだらけが取得した千代田区外神田3丁目の神田ビルは、秋葉原のサブカルチャー文化の中心地として知られている。
 これまで建物には、長年PCパーツの専門店で情報拠点としられる俺コンハウスが店舗を構えていた。同店は、今年6月末に閉店した。秋葉原の一等地であることからその用地の去就が注目されていたが、来年秋にはサブカルチャー分野に強いまんだらけの総合店舗として生まれ変わる。

まんだらけ  

当サイトの関連記事 まんだらけ アキバの真中に自社ビル購入

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2006年09月24日
インターネット ]
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 ゲーム情報や映画情報に較べると情報発信力が弱かったアニメ関連のポータルサイトのリニューアルが続いている。リニューアルが最も早かった「まんたんウェブ」は、アニメだけでなくゲームやコミックなど周辺分野もまとめた総合エンタテイメントサイトとして今年7月にオープンした。
 リニューアルのポイントは情報発信機能の強化で、これまでとは異なった読ませる情報を中心に取り上げている。また、ニュースの配信スピードと量も大幅にパワーアップされた。

 ニュースの配信機能のアップという点は、9月8日にリニュールされた「Web Newtype」も同様である。こちらもリニューアルあわせて、配信されるニュースの量を増やしている。
 一方、9月14日にNTTグループ系のOCNも自社のアニメポータルサイトを「OCNアニメ・特撮」としてリニューアルしている。しかし、こちらは情報配信よりも動画配信とその作品検索機能に力を入れている。
 また25日にはバンダビジュアル・バンダイチャンネルの新ポータルサイト「.Anime」がオープンする。これまでの発表によればこちらも動画配信、さらにショツピングと新コンテンツの開発が中心になる。

 それぞれ目的は異なるが、こうした動きはこれまでエンタテイメントコンテンツのなかでは展開の遅れていたアニメポータルサイトの変化の兆しに見える。また、大手企業も含めた動きは、今後のネットコミニティの動向にも少なからぬ影響を与えるだろう。
 アニメポータルサイトへの注目は、アニメ分野が多くのファンを持つ巨大な市場であるにもかかわらず、これまで有力サイトが現れていないことにある。

 また、様々な企業がアニメポータルサイトのビジネスに目をつける一方で、アニメ以上に大きな市場がありながら有力な商業ポータルサイトの発達しない市場がもうひとつある。
 マンガ情報の分野である。携帯マンガやPCマンガの発達とともに、今後はアニメに加えてマンガのポータルサイトも注目を集めるだろう。

 しかし、アニメポータルサイトにしろマンガポータルサイトにしろ、商業サイトが常に想定しなければいけないのは個人情報サイトの存在である。有力な個人情報サイトは商業サイトより圧倒的に情報が早く、多くのアクセス数を持っている。
 実際にこれまで商業サイトが発達しなかったのは、そうした個人サイトが情報発信の機能を担ってきたからである。
 そして、個人サイトが成功した理由を考え、商業ポータルサイトが成功し情報発信で大きな力を持つゲーム情報サイトの経験が参考になるのではないだろうか。

当サイトの関連記事 毎日新聞 アニメ・マンガ・ゲームの新情報サイト

まんたんウェブ 
Web Newtype  
OCNアニメ・特撮 

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2006年09月23日
賞/コンテスト ]
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 デジタルコンテンツ協会が実施するデジタルクリエイターズコンペティション2006が、現在応募者を募集中である。デジタルクリエイターズコンペティションは、コンテンツ産業の活性化と国際競争力強化を目的とし、次代クリエイターの発掘を目指して開催されている。
 このため応募資格は30才以下されているが、コンペティションだけでなくクリエイター育成のための様々な支援が盛り込まれている。

 コンペティションは金の翼賞、銀の翼賞、優秀賞、韓国文化コンテンツ振興院長賞があり、昨年の受賞作はSIGGRAPH会場や愛知万博、東京アニメフェアでも上映された。また、昨年は3Dや2Dなど数多くのCGアニメーション作品が受賞をしている。
 審査員には、東北新社で広告制作を統括する委員長の中島信也氏をはじめプロダクション・アイジーの石川光久氏、白組小川洋一氏、ポリゴン・ピクチュアズ塩田周三氏、イディオッツ真島理一郎氏、GDH村濱章司氏、イマージュ結城徹氏といずれもデジタル映像制作のトップを走る企業のエグゼクティブが並んでいる。

 募集作品はアニメーションやCGを含むデジタル技術や手法を利用して制作された作品で、作品は3分以内の動画、非商業作品出あれば既発表作品でも構わない。
 応募締め切りは10月29日、1月26日に授賞式と作品上映会が行われる予定である。

 近年は数多くのデジタル映像やアニメーション作品のコンテストが行われている。そのなかでデジタルクリエイターズコンペティションは、応募者の映像制作技術と知識の向上を大きな目的とするところに特徴がある。
 コンペティション応募者の中からクリエイター育成のためのフォローアッププログラムの参加者が選らばれ、参加することが出来る。
 このプログラムは経済産業省が行う平成18年度クリエイター人材育成支援事業の一環で、受講者に無料でプロとしてのコンテンツ制作の基礎知識と作品制作工程を身につけることを目的としている。

 プログラムは、06年12月から07年3月まで開催される。コンテンツ産業の構造やコンテンツ制作の知識を学ぶ基礎プログラムとクリエイターのそれぞれの条件に合わせた個別プログラムの二つが実施される。
 個別プログラムには、クリエイターのキャリアに応じて新作制作や作品のブラッシュアップからインターン、CGスキルアップまで様々なメニューが用意されている。
 これまでの指導には、アニメーション作家の山村浩二氏や編集MAのソニーPCLあるいはインターンシップではアニメスタジオのゴンゾなどが参加している。どの指導者、企業も専門分野で高い評価を受けているとろこである。

詳細は下記サイトで確認ください。
デジタルクリエイターズコンペティション2006 
デジタルコンテンツ協会 

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新発売/新作 ]
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 9月22日から幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2006で、カプコンが開発する人気ゲームシリーズ『Devil May Cry』が、テレビアニメ化されと発表された。また、同日にアニメ版『Devil May Cry』の公式サイトもオープンした。

 監督は『砂ぼうず』や『BLACK CAT』の板垣伸氏、キャラクターデザインには、『ちょびッツ』、『ガンスリンガー・ガール』の阿部恒氏、シリーズ構成は井上敏樹氏が務める。製作は、このとこ話題作を次々に送り出しているマッドハウスである。
 作品は12話で構成されアニメ作品に力を入れているWOWOWが、2007年春から自局で放映する予定である。

 『Devil May Cry』は、カプコンの人気アクションゲームシリーズのひとつ。今回の東京ゲームショウではその最新作『Devil May Cry4』の公開が話題となっていた。しかし、思わぬ関連企画の発表に多くのファンが驚かされた。
 また、『Devil May Cry』のビデオゲームは海外でも人気が高いことから、アニメ版の製作には当然海外市場も視野に入れたものになるだろう。

 カプコンはこれまでにも『ロックマンエグゼ』や『ビューティフルジョー』など、ゲームとアニメを連動させた企画で海外でも特に高い実績を残している。しかし、これらはいずれも低年齢向けのゲームであり、高い年齢層をターゲットにした『Devil May Cry』のアニメ化の試みは今までの経験を生かすと同時に新たな挑戦ともなる。
 海外では『バイオハザード』や『サイレントヒル』など日本の人気ビデオゲームを原作に映像化し大ヒットした作品も少なくない。国内外を含めてこうした市場をいかに確保出来るかが、作品成功の鍵となるだろう。

カプコン 
アニメ版『Devil May Cry』公式サイト

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東京国際映画祭 ]
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 東京国際映画祭の特集上映企画animecs TIFF2006に、新たな上映プログラムと作品が追加発表された。今回新たに加わったプログラムは「Project EMOTIONバンダイビジュアル NOW!」と「WOWOW HDTV ANIMATION特集」のふたつである。
 また、これらの上映日時も決定しており、9月30日にはチケットぴあを通じて前売り券販売が始まる。

sos tokyo.JPG それぞれの企画はバンダイビジュアルとWOWOWが企画に参加した作品からラインナップされ、未公開作品なども含まれた魅力的なプログラムである。
 バンダイビジュアルNOW!には『新SOS大東京探検隊』と『オーバン スターレーサーズ』、WOWOW ANIMATIONには『シュヴァリエ』、『太陽の黙示録』、『TOKYO TRIBE2』、『ケモノヅメ』の4作品が含まれている。作品は先に企画が決まっていた今敏特集も含めて、六本木ヒルズのTOHOシネマズ六本木ヒルズで上映される。

 今回発表された作品のなかでも『新SOS大東京探検隊』は、注目作品である。原作は1996年の大友克洋氏のマンガである。それを『スチームボーイ』の制作に参加した高木真司氏が監督・絵コンテ・演出を手掛けて映像化する。『スチームボーイ』での経験を生かした最新のCGアニメーションの成果が注目される。
 作品は未公開のため、いち早く作品を観るチャンスとなる。また、『新SOS大東京探検隊』は、昨年の東京国際映画祭の関連企画Tokyo Project Gatheringでもプレゼンテーションが行われている。東京国際映画祭での上映に相応しい作品と言えるだろう。

wowow 01.JPG 『オーバン スターレーサーズ』は、日仏合作の大作SFアクションのTV作品である。近年は海外と合作アニメが増えているが、その中でもヨーロッパ企業との合作の成果が確認出来そうだ。
 WOWOWからの作品にも魅力的な作品が並んでいる。『太陽の黙示録』は同社が開局15周年の記念番組として、人気マンガ家かわぐちかいじ氏の原作をもとに製作した特別番組である。
 さらに『シュヴァリエ』、『TOKYO TRIBE2』、『ケモノヅメ』は、現在量産されているテレビアニメ作品のなかで、極めて高いクオリティを維持している作品群。日本のテレビアニメの力をあらためて確認できる上映になるだろう。

画像左上 ©2006 大友克洋・講談社/バンダイビジュアル・サンライズ
画像右下 ©冲方丁・Production I.G/「シュヴァリエ」製作委員会2006

上映作品一覧
今敏特集
『パプリカ』 10/21 11:20 - 12:50(開場11:00)
『妄想代理人』 10/21 23:00 - 28:55(開場22:40)
『パーフェクト ブルー』 10/23 14:20 - 15:41(開場14:00)
『千年女優』10/24 12:00 - 13:27(開場11:40)
『東京ゴッドファーザーズ』 10/24 14:30 - 16:00(開場14:10)
EMOTIONバンダイビジュアル NOW!
『新SOS大東京探検隊』 10/27 18:20 - 19:22(開場18:00)
『オーバン スターレーサーズ』 10/26 15:30 - 16:22(開場15:10)
WOWOW HDTV ANIMATION特集
『シュヴァリエ』 10/21 14:50 - 17:26(開場14:30)
『太陽の黙示録』 10/28 14:20 - 17:04(開場14:00)
『TOKYO TRIBE2』 10/28 18:20 - 20:20(開場18:00)
『ケモノヅメ』 10/28 18:20 - 20:20(開場18:00)

東京国際映画祭 
 animecs TIFF2006 

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イベント情報 ][ 東京国際映画祭 ]
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 10月21日から29日まで開催される東京国際映画祭の協賛企画の秋葉原エンタメまつり2006の公式サイトがオープンした。サイトでは、21日から29日まで秋葉原で開催されるイベントの一部が公開されている。

 現在、明らかになっているイベントは、特設ステージを利用した「ケロロ軍曹ステージ(仮)」、「電撃文庫スペシャルイベント(仮)」、「PS2『みんなのテニス』ゲーム大会」などである。
 また、28日、29日には発売前のプレイステーション3の試遊が出来る「PLAYSTATION3」体験会、協賛店舗で実施される豪華商品があたる「DVDまつり・ゲームまつり」やポストカードがあたる「コミックまつり」も行われる。
 さらに、昨年までは六本木ヒルズで行われていた東京国際映画祭のアニメ上映企画animecs TIFFの企画の一部がが東京アニメセンター内の3Dシアターでも開催される。アニメのお祭りとしての秋葉原エンタメ祭は昨年よりさらに盛り上がりそうである。

 秋葉原エンタメまつりは、国際的に認知度の高いアニメの分野から東京国際映画祭を盛り立てようと昨年から始まったイベントである。
 昨年は、映像作品だけでなく声優イベントやサイン会など多彩なプログラムで、イベントを盛り上げた。今年は開催2年目でもあり、さらに充実した内容が期待出来そうだ。

 また、メディアワークスの公式サイトでも「今年もメディアワークス参戦!」と同社が企画する秋葉原エンタメまつり関連イベントの告知を始めている。現在、メディアワークスが発表しているのは、10月21日17時からUDXビル2F AKIBA_SQUARE特設ステージで開催される「電撃文庫スペシャルイベント(仮)」と10月28日、29日の原作本サイン会。
 電撃文庫スペシャルイベントでは、「灼眼のシャナ」や「キノの旅」、「いぬかみっ!」の人気声優などが登場する予定である。また、原作本サイン会では同じく3作品の作家の有沢まみずさん、高橋弥七郎さん、いとうのいぢさん、時雨沢恵一さんらが参加する豪華な顔ぶれとなっている。

秋葉原エンタメまつりENTAMATSURI2006 公式サイト

メディアワークス 今年もメディアワークス参戦!! 秋葉原エンタまつり 

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2006年09月21日
テレビ ]
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 NTT東西のフレッツを利用した映像オンデマンド・サービス「オンデマンドTV」の基本チャンネルに、アニメチャンネルのキッズステーションなど2チャンルが11月1日から加わる。
 オンデマンドTVの利用者は、基本月額料金内でキッズステーションの番組が見放題で利用できるようになる。作品ラインナップには、『ポケットモンスター』、『ルパン三世』、『NARUTO』」などの人気アニメ番組が多数含まれている。

 オンデマンドTVは、NTT東西のフレッツサービスを利用して家庭のテレビに直接番組を提供するサービスで、2005年3月に開始した。現在は、5000作品の番組リストと今回の2チャンネルを加えた29ベーシックチャンネルと7つの有料チャンネルからなる。
 また、サービスは好きな番組だけを選択するビデオサービスと専門チャンネルを放映するチャンネルサービスの2種類分かれており、今回キッズステーションが加わるのはこのチャンネルサービスである。
 アニメ関連のチャンネルでは、これまでアニマックスとカートゥーンネットワーク、トゥーン・ディズニーも配信されている。今回のカートゥーンネットワークの追加により日本の主要なアニメ・アニメーションのチャンネルが全てそろったことになる。

 米国では大手の通信会社が、光ファイバーを使ったオンデマンド型の番組配信サービスを拡大しており、既存の放送局と番組放映と市場の争奪を始めている。一方、日本のオンデマンド・サービスではこれまでヤフーやGyaOのようなインターネット関連企業が、こうした分野を開拓していた。

 しかし、日本でも通信業界の大企業であるNTT東西が、この分野への進出に意欲を高めているようだ。とりわけネットを通じた番組配信サービスのなかでは、アニメ作品は需要が高い。
 アニメ番組に強みを持つキッズステーショやアニメックスを並べるオンデマンドTVは、インターネット配信サービスだけでなく、地上波放送局やケーブル放送局の手強いライバルになる可能性を秘めている。

オンデマンドTV 

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新発売/新作 ]
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 7月に公開され大きな話題となった劇場長編アニメ『ブレイブストーリー』の映像パッケージが、ワーナーエンターテインメントジャパンから11月23日に発売される。 
 今回はこれまで一般的であったDVDやUMDフォーマットに加えて、次世代映像ディスクのブルーレイ・ディスクとHD DVDでもパッケージを発売する。

 次世代映像ディスクは今年になってハード機の発売されたことや、11月11日にブルーレイの再生に対応したPS3がソニー・コンピュータ エンタテインメント発売される。こうしたことから新ディスクでのソフトの発売が相次いでいる。
 既にアニメ作品でも『イノセンス』や『AIR』などの作品の発売が決まっている。しかし今回の様にDVDなどの発売と同時に、ブルーレイ・ディスクとHD DVDの2種類のパッケージを発売するのは初めてのケースである。

 さらに11月23日には、レンタル店向けに『ブレイブストーリー』のDVDとVHSも発売される。つまり、11月23日にはDVDとUMD、ブルーレイ・ディスク、HD DVDにVHSと実に5種類のメディアを利用した『ブレイブストーリー』が商品として発売されることになる。
 映像ソフトメディア交代の過渡期の出来事ではあるが、メディア間の競争の激しさを示しているとも言えるだろう。

 発売価格は視聴がPSPに限定されているUMDが1500円と安くなってほか、DVDの期間限定版が2,980円、特別版が3,980円、コレクターズBOXは9,800円である。
 一方、ブルーレイ・ディスクとHD DVDは、DVDの期間限定版と同じものが4,980円と若干高い価格設定となっている。ディスクの普及が進み量産効果が出るまではDVD並みの価格とは行かない様だ。

ブレイブストーリー公式サイト 

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テクノロジー ]
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 大手ゲーム情報サイトのSlash Gamesが9月19日より英語サイトをオープンし、日本のゲーム関連ニュースを世界に向けて発信を始めた。これは、同社のサイトのリニューアルにあわせたものである。
 Slash Gamesは、インターネット総合研究所のグループ会社であるIRIコマースアンドテクノロジーが運営するインターネット情報サイトのひとつである。特にオンラインゲーム情報に強みを持っている。

 今回の英語サイトの特徴は、新サービス「Slash Games 翻訳Wiki」である。このシステムはボランティアベースの翻訳を利用して翻訳記事を生成する。
 多くの日本企業がサイトの英語化を考えた際に大きな障害となる翻訳の問題を、Wiki式のインタラクティブな機能で解決しようとしている。この方法は登録した会員が自分が選んだ任意の記事を翻訳し、直ぐに結果をネット上に反映できる。

 世界のゲーム産業のなかで日本のゲーム産業の地盤沈下も言われる昨今だが、実際には海外からの日本のビデオゲームシーンに対する関心は依然高い。とりわけ、新しいゲーム機やゲームソフトのイノベーションに対する日本への評価は高い。
 世界にはゲーム情報やゲームビジネスの情報サイトは数が多く、その記事に占める日本に関する情報は一般に想像しているより多いだろう。

 しかし、それだけ大きな関心を持たれているにも関わらず、日本から直接海外に向かって情報を発信する例はこれまでほとんどなかった。これには日本語から外国語への翻訳の手間とコストの問題が大きい。
 ゲーム業界は一般的な翻訳家にとっては特殊な用語が多く、通常の翻訳以上の難易度を持っている。また、日本語から外国語への翻訳料は安くなく、企業にとっては当面利益回収の見込めない海外向けの情報サイトに進出するモチベーションは大きくない。

 今回のSlash Gamesの試みは全く新しい方法で、こうした国際的な情報の流通不足を補う試みだと言えるだろう。今後の大きな発展を期待したい。

Slash Games 
Slash Games 翻訳Wiki 
IRIコマースアンドテクノロジー

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2006年09月20日
イベント情報 ][ 海外:米国 ]
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 9月30日にニューヨーク市のセントラルパークで開催される音楽祭で、アニメ制作会社GONZOが制作したテレビアニメ『アフロサムライ』の先行試写が行われる。
 『アフロサムライ』は日本のマンガ家岡崎能士原作の新作アニメ作品で、この秋に米国の有力ケーブル放送局スパイクTVで放映される予定となっている。

 この音楽祭は東西文化の交流を目指したニューヨーク-東京ミュージックフェスティバル2006である。音楽祭には日本からはエレクトニク音楽のHIFANAやMIGHTY CROWNが、米国からはTALIB KWELIやA-TRAKが参加し、ニューヨークのマンハッタンにあるセントラルパークで行われる。
 また、音楽祭にはゲーム部門やアニメ部門が設けられている。『アフロサムライ』はこのアニメ部門の代表としておよそ1時間にわたり作品上映を行う予定である。音楽祭の入場は無料となっており、マニアなアニメファンだけでなく、一般的なニューヨーカーが作品にふれるよいチャンスにもなりそうだ。

 もともと『アフロサムライ』は米国のブラックカルチャー音楽の利用を全面に押し出している。実際に、作品の音楽には米国ヒップ・ホップの人気グループRAZの音楽が起用されている。
 サムライという日本の文化と米国のブラックカルチャーの融合を目指した『アフロサムライ』は、今回の音楽祭にまさに相応しい作品であると言えるだろう。

 『アフロサムライ』の映像は、7月にカリフォルニア州サンディエゴで開催されたコミックコンベンションでも紹介されている。コミコンでも大きな話題になったと伝えられている。今回の音楽祭での上映も含めて、着々と話題づくりに取り組んでいるようだ。
 日本国内での公開は2007年以降とされているが、それまでに米国での評価も出てくるに違いない。

ニューヨーク-東京ミュージックフェスティバル2006

GONZO 

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インターネット ]
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 プロダクションI.Gが制作した人気アニメ作品を中心に映像ファンのための様々なコミュニケーション機能を持つコミニティサイト「Clappa」が、サイトオープンからおよそ2ヶ月の9月15日にβ版をオープンした。

 今回のβ版の特徴は、これまでの作品資料や情報提供に加えて、コミュニケーション機能が大幅に強化されていることにある。あらたに導入された機能には、現在公開されている用語集にユーザーのコメントがつけることやユーザーが自ら新たなコミュニティを立ち上げること、ユーザー間のメッセージのやりとりが出来ることなどがある。
 インターネットならではのインタラクティブな機能が強化された」と言ってよいであろう。また、コミュニティの検索や作品紹介、用語集の連動といった検索機能も強化されている。
 全体としてこれまでの運営者から提供される情報を楽しむファンサイトから、方向性がSNS(ソーシャルネットワークシステム)的なものに変わりつつあるようだ。

 「Clappa」はインターネット企業のトランスコスモスと人気アニメ製作会社のプロダクションI.Gの共同出資によって設立されたanimo LLPが運営を行っている。
 プロダクションI.Gに関係の深いアニメ作品のほかにはない多くの情報を得ることが出来るサイトである。現在、「Clappa」では、一日5000人のユーザーの利用があるという。

 しかし、I.Gの人気アニメという優良コンテンツを抱えているとはいえ、「Clappa」のビジネスに全く心配がないわけでない。特に今回、サイトの方向性がSNSに向かったたことで、今後の同業他社との競争激化は避けられないだろう。
 現在、インターネットの世界ではSNS最大手のmixiのビジネスの成功から、新規にSNS事業に乗り出す企業が相次いでいる。特に、アニメ・マンガ・ゲームの分野でその傾向が強く、マンガやオタク、ゲーム、萌えなどに特化したSNSの数は少なくない。

 そうしたなかで「Clappa」が他のSNSより成功するには、アニメファンの間で人気の高いプロダクションI.Gのコンテンツを全面に押し出す現在の方法が最も効果があるのは間違いない。しかし一方で、それはコミュニティの参加者をI.Gファンに限定してしまい、サイトの規模の拡大の限界ともなる。
 「Clappa」の成功の鍵はI.Gのファンを確実に取り込むこと、その先の展開としていかに周辺ファンを取り込んで行くかにあるだろう。

Clappa 
プロダクションI.G  
トランスコスモス 

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2006年09月19日
イベント情報 ][ ゲーム ]
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 9月14日から16日まで開催された第44回アミューズメントマシンショーの3日間の来場者数は46,716人と主催者の当初目標にした4万人を大きく越える盛況となった。
 来場者の内訳は、14日と15日の業者招待日のビジネス関係者が合計で27,104人、16日の一般公開日の来場者数は、19,231人である。また、プレスは3日間通じて381人である。

 今年は一般来場者数が前年の15,450人から大きく伸びたのに対して、ビジネス関係者は昨年に較べて伸び悩んだ。また、プレスは業者招待日の14日は前年より増えたが、2日目と一般公開日は逆に減っており、マスコミ取材は初日に一極集中したようである。

次回のアミューズメントマシンショーの開催は、9月13日から15日までを予定している。

第44回アミューズメントマシンショー 

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賞/コンテスト ]
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 9月14日にカナダのアニメーション業界とゲーム業界で最も権威があるとされているエレクトニク&アニメーションアート・カナダ賞(Canadian Awards for the Electronic and Animated Arts:Elan賞)が発表された。
 このうちアニメーション部門では、メインフレーム・エンターテイメントの『トニーホーク・イン・ブームブーム・サボタージュ』が長編映画賞を受賞した。同作品は作曲賞も受賞した。
 また、テレビアニメーション賞はクッキージョー・エンタテイメントの『Caillou』であった。

 さらにバンクーバーに拠点を持つアニメスタジオのStudio Bが、9部門のうち含む4部門を獲得した。Studio Bは1988年に設立された子供向けのアニメーションを得意とする制作会社である。現在は、8つのテレビアニメーションをテレビ放映中で、カナダの大手スタジオとして知られている。
 今回はテレビシリーズの『クラス・オブ・ザ・タイタン』がストーリーボード賞を、『ビイング・イアン』が脚本賞、効果賞、監督賞を獲得している。このほか同社が制作に協力したUbisoftの『プリンス・オブ・ペルシャ 二つの魂』や『ピータージャクソンのキングコング』が軒並み受賞作になるなど、注目度が高かった。

 ゲームの分野ではこのUbisoftが存在感の大きさを示している。ゲーム分野で最も注目されるコンソールゲーム賞が同社の『プリンス・オブ・ペルシャ』だったほか、『ピータージャクソンのキングコング』がイノベーティングゲーム賞、グラフィック賞、キャラクターデザイン賞の3部門を受賞した。
 さらにモーショングラフィック賞を受賞した『ファー・クライ・インスティンクト・プレデター』も含めると13部門のうち5部門を獲得したことになる。

 そのほか主要な賞では、ベストPCゲーム賞がバトルゴート スタジオの『スプリーム・ルーラー2010』、ベストモバイルゲーム賞にはブエナビスタ・ゲームスの『キム・ポスィブル:キムニケーター』が選ばれている。
 さらに、ゲーム・オブ・ザ・イヤーは、リリック・エンタテイメント(THQ)の『The Outfit』であった。

エレクトニク&アニメーションアート・カナダ賞 

メインフレーム・エンタテイメント 
クッキージョー・エンタテイメント 
Studio Bプロダクション 
Ubisoft 
バトルゴート スタジオ  
  スプリーム・ルーラー2010 
ブエナビスタ・ゲームス 
リリック・エンタテイメント 
  The Outfit 

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2006年09月18日
話題 ]
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 9月16日に香港行政府が行った車のナンバープレートのオークションでアルファベットの並びが「GUNDAM(ガンダム)」となったものが、11万香港ドル(約166万円)で落札された。 
 香港では車のナンバープレートは個人所有物で、縁起の良いナンバープレートが高値で取引されることは良く知られている。これまでのナンバープレートは2文字の英語と数字の組み合わせが用いられていた。しかし、近年アルファベットだけの組合せも認められたことから、これまでの縁起担ぎだけでなく語呂あわせの幅が広がっている。
 そうした中で今回の「GUNDAM」のような人気キャラクターの単語や、「1 LOVE U」のような小さな文章になるナンバープレートも登場するようになっている。

 今回のオークションでは「GUNDAM」のほかに、この「1 LOVE U」や「HANDSOME」、「BEATLES」、「BABYFACE」など、210のナンバープレートが一緒に出品された。出品された全てのプレートは5000香港ドルからスタートし、最も高くなったのは「1 LOVE U」の140万香港ドル(約2100万円)だった。オークションは全体で1125万香港ドルを売り上げたという。

 ポップカルチャーの分野では「BEATLES(ビートルズ)」の落札価格が37万香港ドルと最高であった。それに次いだのが今回の「GUNDAM」となっている。両者とも、香港在住のファンの落札でないかと考えられる。

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2006年09月16日
海外:米国 ]
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 アメリカのコミック・マンガ、アニメの業界情報サイトICV2によると、今月アメリカで発売された米国版『百獣王ゴライオン』の『ボルトロンVoltron: Defender of the Universe』の売上げが予想を上回る好調だという。

 『ボルトロン』は『百獣王ゴライオン』など複数の日本のロボットアニメをアメリカで独自に再編集した作品で、1984年にリリースされている。これまでビデオは発売されていたが、DVDは発売されていなかった。今回はアニメDVDの流通をするメディア・ブラスターがあらたに販売を行った。
 正式な発売日は9月24日だが既に一部では発売されており、ベストバイ・オンラインショップなど一部の小売店では売り切れになっている。ICV2は、このDVDBOXの売上げが2日間でメディア・ブラスターの当初予想の115%に達し、同社の新記録になったと伝えている。

 アメリカでは、『ロボテック』や『トランスフォーマー』といった80年代の日本のロボットアニメが根強い人気を持っている。今回の『ボルトロン』のDVDの販売好調は、同作品が他の2作品と同様、依然大きな人気誇っていることを証明した。

 現在、米国の大手映画製作会社のニューライン・シネマは、『ボルトロン』の実写映画企画を進めており、映画公開に向けて大きな支援材料になったといえるだろう。
 映画作品については、『ロボテック』が今年完全新作の劇場アニメーションを、『トランスフォーマー』については、来年7月に実写版劇場作品が全米公開される予定である。

ICV2 'Voltron' Blows Away 'Invader Zim
メディア・ブラスター 

 

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東京国際映画祭 ]
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 東京国際映画祭に合わせて開催される映像作品のプレゼンテーション企画Tokyo Project Gathering(TPG)でプレゼンテーションされる28作品が発表された。TPGは東京国際映画祭と併設して開催される映画マーケットTIFCOM2006の一部で、企画中の映像作品の製作出資などを募るものである。

 TPGは昨年の東京国際映画祭で初の試みとして行われ6企画がプレゼンテーションされた。今年は昨年のこの6企画を大きく上回る28企画が発表される。これらの企画は応募された約90企画から選考されたもので、出品会社の国籍は9カ国に及ぶ。また、出品企業のなかには東映などの大手企業の名前も見受けられる。
 また、作品のスタッフには三池崇史さんや河瀬直美さんなどの国内有名監督のほかに、香港のウォン・ジンポー監督(『ベルベット・レイン』)、フランスのマルク・キャロ監督(『デリカ・テッセン』)といった海外の有名監督の名前も見られる。

 昨年のTPGはアニメーション作品の数が多かったが、今年もアニメーション作品と思われる作品は少なくない。現在発表されている企画の情報は、タイトルとプロデューサー、スタッフ、企画会社だけであるが、それでもアニメーション作品と思われる企画が数多い。

 まずは、昨年は米国のマンガ『プリンセス・アイ』の劇場アニメ企画を取り上げたTokyopopの企画『羊のうた』である。『羊のうた』は冬目景さんの描くマンガ作品で、現代の吸血鬼が主人公とされている。
 Tokyopopはこのマンガの英語版を海外で発売しており、アニメ化企画の可能性が高いだろう。

 ANONピクチャーズの『Be Rockin’』は、昨年の東京コンテンツマーケットで 動画部門特別賞を受賞したアニメ作品である。既に、様々な分野で実績を築きつつあるが、若手クリエーターの商業進出として注目される。
 ミコット・エンド・バサラの『BAD GIRL』やポリゴンピクチュアズの『3bowlers』は、企画会社が共に3DCGアニメーションに定評のあるスタジオである。CGアニメーションの企画が期待出来そうだ。
 さらに、海外からはフランスのプラネット・ネオ・アニメーションの『NELLY&CEZAR』とHeavy Metal video/Wowmax Media が『Lost Angels』を発表する。海外で異彩を放っているのは、フランスのSYSTEM Bが企画する『鉄腕アトムの1世紀』である。監督、プロデューサーとも外国人となっており、『鉄腕アトム』がどのような形で取り上げられるのか気になる。

 これらの企画は今後Webサイトとカタログに概要が掲載されるほか、10月22日にTPG参加者に対してプレゼンテーションが行われる。その後は、企画提案者と企画に関心を持つ参加者との間で個別ミーティングが設けられる。
 数多くの優れた企画が出品されるだけに、数年後にはこのリストの中から実際に映像が公開される企画も幾つか出現するに違いない。

Tokyo Project Gathering(TPG)
 出品企画一覧 

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テレビ ]
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 NHK総合チャンネルの土曜日7時半からの30分のアニメ番組放映枠NHKアニメ劇場が12月末で終了する。現在放映中の『少女チャングムの夢』が12月末で終了するのに合わせてアニメ番組以外の放送枠に変わる。
 1月からは『少女チャングムの夢』後番組として、子供向けのクイズ番組『クイズ モンスター(仮題)』が始まる。この番組は子供たちに人気の高い対戦型のカードゲームの仕組みを取り入れたもので、アニメ番組の放送枠がゲーム中心の番組に入れ替わったかたちになる。これによりNHK総合でのアニメ番組の放映は、現在、深夜放映中の『SAMURAI7』だけになる。

 NHKアニメ劇場は、2004年4月に9年ぶり復活したNHK総合のアニメ放送枠として注目されていた。最初の作品は『火の鳥』で、当初は土曜日7時半から放映された。
 その後、放送時間を日曜日7時半に変えるなどしながら『名探偵ポワロとミス・マープル』、『雪の女王』などが放映されたが、3年弱で幕を閉じることになる。

 一方で、NHK教育や衛星放送といったほかのNHKのチャンネルでは、数多くアニメ番組が放映されている。NHKのアニメ番組放映は、総合チャンネルでない他のチャンネルを中心に展開という流れがより強まる。
 現在、NHK教育テレビでは平日5時50分から『おじゃる丸』、6時10分から『忍たま乱太郎』、土曜日の6時から『メジャー』、6時半から『ツバサ・クロニクル』が放映されている。また、衛星テレビでは衛星アニメ劇場、BSアニメ劇場などで、再放送作品も含めて複数のアニメ番組の放映が行われている。

NHKアニメワールド 

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2006年09月15日
話題 ]
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 マンガ・アニメ関連の中古品や同人誌、プレミアグッズを販売するまんだらけは、秋葉原のなかでもアニメ・萌え文化の中心地とされる外神田3丁目に自社ビルを購入することを発表した。
 同社が購入するのは、秋葉原の中央通りから一本奥に入った通りの角にある神田ビルとされており、現在のまんだらけの秋葉原店からも程近い。現所有者のスズデン株式会社から購入する。
 土地面積はおよそ231㎡、建物の延床面積は1075㎡となるが、購入価格や購入後の使用目的は発表されていない。延床面積の規模や地の利から考えると、小売店舗として利用されることが考えられる。

 秋葉原店はまんだらけのなかでも男性向け同人誌とTOYに特化している。しかし、現在の秋葉原店は、同じ外神田3丁目だがビルの5階にある空中店舗で比較的目立ち難くなっている。
 もし新店舗となれば同社の秋葉原店の利便性は大きく改善される。また、300坪を超える大型店舗ともなる。
 
 現在、まんだらけは、秋葉原店を含めて全国に11箇所で店舗を展開している。同社はこれまでも大都市圏を中心に大型店舗の出店を行いたいとしてきた。しかし、平成17年4月の宇都宮店の出店以降は新たな出店は行っていない。
 今回の動きは売上げが好調で、近年のメディアの注目で人出が増えている秋葉原店の拡大に動いていると考えてよさそうだ。
 さらに外神田3丁目は、メイド喫茶なども集中するいわゆる萌え文化の中心地としても知られる地域である。サブカルチャー分野を得意とする同社のフラッグシップの意味合いも強そうだ。

まんだらけ 

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2006年09月14日
インターネット ][ 海外:米国 ]
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 アメリカのアニメ流通会社のひとつセントラルパークメディア(CPM)は、大手ポータルサイトのGoogleが運営する映像サイトGoogle Videoを通じてアニメ番組を販売すると発表した。
 その最初の作品として『ブラックジック』と人気ゲームのアニメ化作品『闘神伝』が提供される。

 Google Videoはテレビ番組の映像や利用者が投稿した動画像をみることの出来るサービスである。今年1月からは有料の動画配信もスタートしており、商業化も進展している。今回、CPMがアニメ番組の販売を行うのはこの有料の動画販売のサービスを利用したものである。

 今年に入ってから相次ぐアメリカの大手インターネット企業の映像配信・販売ビジネスの参入拡大が、アニメーション作品の流通にも変化をもたらしている。
 これまでアメリカの映像配信サービス事業は、日本に較べて普及が送れているとされてきた。しかし、ここにきて大手ネット企業を巻き込むことで急展開を始めたようだ。

 今回のGoogle Videoのほかにも、ディズニーがアニメーション作品を提供するアップルのiTunesや9月7日にアマゾン・ドットコムが開始した映像作品の配信・ダウンロードサービス「アマゾン・アンボックス」などがある。「アマゾン・アンボックス」では米国のカートゥーンネットワークなどがアニメーション作品を販売するだけでなく、日本のバンダイチャンネルも専用サイトを設けて日本アニメを販売している。
 またその映像作品の販売は、日本で主流のスリーミングなどの配信サービスと同時にダウンロード販売が主流になりつつある。こうした状況は、今後は米国のアニメ市場の主要事業のひとつであるDVD販売ビジネスに大きな影響を与える可能性も高い。

セントラルパークメディア 
Google Video 

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映画 ]
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 香港に拠点を持つCGアニメーション会社IMAGIアニメーションスタジオは、手塚治虫氏の名作マンガ『鉄腕アトム』の劇場版CGアニメーションを製作するオプション権利を獲得した。同社は2009年の公開に向けて企画を進行中である。
 この新アトムはIMAGIの米国スタジオでこれまでとは異なる物語を練ったあと、香港のスタジオでCGアニメーション化される見込みである。

 IMAGI社は香港に本社を持つCGアニメーションの有力企業で、『時空冒険記ゼントリックス』などの代表作がある。また、現在は2007年3月に全米公開されるフル3DCGアニメーションの『忍者タートルズ』を製作中である。
 さらに今年6月には、日本の往年の人気アニメ『科学忍者隊ガッチャマン』のCGアニメーション化の権利獲得を発表したばかりである。

 これで同社の『忍者タートルズ』、『科学忍者隊ガッチャマン』、『鉄腕アトム』と米国で知名度の高い2Dアニメーションを劇場向けの3DCGアニメーションにリメイクするビジネス戦略が明確になったといえるだろう。 
 また、米国で高まる日本のマンガ・アニメ原作への関心という潮流をうまくビジネスに取り込みつつある。映画の原作を日本、制作を香港、市場を米国と使い分けているわけである。

 これまで『鉄腕アトム』の劇場映画は、ソニーピクチャーズによる実写版の製作企画があるとされていた。しかし、脚本段階のストーリー作りで難航し、また、2004年に米国で放映された新作アニメーション『鉄腕アトム アストロボーイ』のビジネスが好調とはいえず、製作の動きは止まっているようだ。
 企画は多いがなかなか実現しないとされる日本アニメ、マンガ原作のハリウッド大作映画に対して、IMAGIのビジネスは思わぬ伏兵といえそうだ。

IMAGIアニメーションスタジオ 
手塚プロダクション 

当サイトの関連記事 ガッチャマン 香港社が劇場映画化

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イベント情報 ]
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 ラピュタアニメーションフェスティバルの開催などで知られる東京・杉並区のラピュタ阿佐ヶ谷は、この秋にアニメーションと特撮の本格的連続講座を開催する。

 ひとつは2007年春からラピュタ阿佐ヶ谷が開校するアート・アニメーションのちいさな学校開校記念として企画された特別講座「様々なアニメーション手法 ワークショップ」である。
 この講座では日本のアニメーション制作を代表する10人のアニメーション作家が1回ずつ、自らのアニメーション手法を講義するものである。10月21日の久里洋二氏を第1回に隔週で全10回を予定している。
 講師陣は講座のタイトルどおり2D、3D、アートからコマーシャル、人形などなど様々な分野から招かれ、実験アニメーションの小林準治氏や白組代表の島村達雄氏、大地丙太郎氏といったかたが参加する。

 また、特撮の分野では日本の特撮研究の第一人者池田憲章氏の「池田憲章の特撮研究」が開催される。こちらは10月2日から隔週の月曜日夜9時からで、全20回という重量級の内容になっている。
 講義では国内外の特撮の歴史や作品、現在の日本の状況から未来への俯瞰まで、この講座だけで、特撮の世界が全て理解できそうだ。池田氏は特撮関係の様々な評論を行っている。かつて雑誌「アニメック」に長期連載された「SFヒーロー列伝」はファンの間で特に知られている。
 
 ラピュタ阿佐ヶ谷は、今年の11月12日から12月9日までの間、第7回ラピュタアニメーションフェスティバルの開催を予定している。このため上記2つ以外にも、フェスティバルに連動した様々な講座や企画が計画されている。
 詳細は下記リンクで確認ください。

ラピュタ阿佐ヶ谷 
第7回ラピュタアニメーションフェスティバル 
アート・アニメーションのちいさな学校 

■池田憲章の特撮研究
10月~07年8月 隔週(全20回)
 http://www.laputa-jp.com/school/open/ikeda/
■様々なアニメーション手法:
  10月~07年2月(全10回/希望回のみの参加も可能)
講師:久里洋二/鈴木伸一/小林準治/片渕須直/保坂純子/島村達雄/真賀里文子/石之博和/古川タク/大地丙太郎
 http://www.laputa-jp.com/school/open/anime_ws/

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賞/コンテスト ]
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 アメリカのアニメーション分野で最も知られたアニメーション分野の映画賞であるアニー賞が2006年度の候補作品の募集を開始した。また、ノミネート作品の発表、授賞式の発表日も合わせて発表されている。
 アニー賞のエントリーは審査員側が勝手に選ぶのでなく、応募作品のなかから選ばれる。そのため作品の応募がなければ、どんな評価の高い作品でもノミネートにすら選ばれない。
 その応募受付は既に開始されており、締切りは10月6日となっている。さらに10月27日までに審査のための資料を送付することが必要になる。

 その後、国際アニメーションフィルム協会ハリウッド支部(ASIFAハリウッド)の審査を経て、12月4日にノミネート作品が発表される。
 このノミネート作品のなからASIFAハリウッドのメンバーが投票によって受賞作品を決めることになる。受賞作品の発表と授賞式は、2月13日を予定している。

 今年の日本アニメのノミネートの可能性については、あまり高くないと考えられる。賞の目玉でもある長編アニメーションのエントリー条件は、2006年の1月1日から12月31日の間に米国で劇場公開されていることが条件になるが、現在のところその条件に合致する作品はほとんどないからだ。
 また、今年は大作3DCGアニメーションの当たり年とされている。ピクサーの『カーズ』や20世紀FOX『アイスエイジ2』、ソニー『モンスターハウス』、ドリームワークス『森のリトルギャング』などの有力作品だけでノミネート5作品の枠を超える勢いである。
 おそらくノミネート作品の大半はこうした大作3DCGアニメーションで占められることになるだろう。そして、受賞作品の最有力候補はその高い評価と興行成績の裏づけから『カーズ』であることも間違いない。

 一方、他のテレビアニメーションやCMアニメーションについては、アニー賞がアメリカのアニメーション業界人に選ばれることもあり日本アニメへの関心は必ずしも高くない。
 また、通常は日本のアニメから候補作品へのエントリーも多くないため、こちらも日本アニメの活躍はあまり期待出来ない。

 そうであっても短編アニメーション部門や個人賞、特別賞も含めて、世界の最大のアニメーション市場の業界人がどういった基準でアニメーション評価するのか知る機会になる。それは受賞作品だけなくノミネート作品などを見るとことでもきっと理解出来るに違いない。
 

10月6日 候補作品受付最終日
12月4日 ノミネート作品発表
2007年2月13日 アニー賞授賞式

アニー賞公式サイト 
国際アニメーションフィルム協会ハリウッド支部(ASIFAハリウッド)

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2006年09月13日
モバイル ][ 海外:米国 ]
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 アメリカでアニメビジネスを展開するWowmax Media!とKadokawa Shoten Publishingは、北米で携帯コンテンツサービスを行うFunMobilityと携帯電話向けに日本の人気アニメのイメージ画像のライセンシングを行うことで合意した。
 FunMobilityは、自社の提供する携帯電話向けサービスのメニューのひとつとして、『Anime Newtype』と名付けたコーナーを設け、今年の10月までにこのサービスの提供を開始する。
 
 この『Anime Newtype』からは、『新世紀エヴァンゲリオン』や『ケロロ軍曹』といった日本の人気アニメの画像コンテンツがダウンロード出来るようになる。
 これらのイメージは日本のアニメ雑誌Newtypeが運営するNewtypeモバイルで提供されているものと同じものが中心となる予定である。
 
 携帯電話向けのサービスは北米地域では日本に較べると、まだそれほど活発と言えない。今回のFunMobilityによる日本アニメの画像サービスも、日本アニメの画像サービスが北米で展開される数少ないケースである。
 しかし、現在は米国でも高機能の携帯電話の普及が進んでおり、今後、携帯電話向けのコンテンツサービスが大きな市場に成長することが期待されている。日本のアニメコンテンツを利用した北米での携帯電話向けのビジネスは、特に若者の利用が多いと見られるこのサービス利用者に大きくアピールするだろう。
 こうした北米市場での携帯向けアニメコンテンツサービスは、今後も拡大するに違いない。

 今回の新しい事業についてFunMobilityのCEOであるアダム・ラビン氏は、日本のポップカルチャーを自分たちのユーザーに提供できることに興奮している、北米には日本のポップカルチャーに影響をうけた若い世代のための巨大な市場が存在していると述べている。
 また、Wowmax Media!の海部正樹代表は、FunMobility と一緒にアニメコンテンツをアメリカのモバイルマーケットに持ち込むことができ、とてもうれしく思いますと語っている。

FunMobility 
Wowmax Media! 
角川書店 

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ゲーム ]
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 大手ゲーム会社のセガは、同社が展開する対戦型の人気カードゲーム『古代王者 恐竜キング』を原作としたテレビアニメ番組を2007年春から放映する。
 アニメ作品の製作会社は発表されていないが、セガと同じセガサミーグループのトムス・エンタテインメントが行うと見られる。

 『恐竜キング』は、同社がこれまで企画してきた子供向けの対戦型カードゲーム機の最新作である。ゲームするごとに獲得が出来るカードを使い対戦ゲームを行う。ゲームプレイやカードのコレクションが魅力で小学生の男児子供たちに高い人気がある。
 セガはこれまでに同様のゲーム機として男児向けの『甲虫王者ムシキング』と女児向けの『オシャレ魔女ラブandベリー』を展開しており、いずれも大ヒットとなっている。『ムシキング』は、昨年4月からアニメ作品がテレビ放映され今年の3月に終了している。さらに05年12月には劇場アニメ映画も公開されている・
 『ムシキング』はアニメの展開だけにとどまらず、様々な関連ビジネスを展開することで商業的にも大きな成功を収めた。しかし、アニメ番組も終了したことから、今年に入ってからはその人気もピークを過ぎつつある。

 そこで現在セガでは、『ムシキング』の後継作品として今回の『恐竜キング』の展開に力を入れている。『恐竜キング』は昨年9月に商業展開後、既に今年8月末でゲーム機の国内出荷台数は7000台、カードの出荷枚数も4500万枚を越えている。
 今回のテレビアニメ放送開始で、『ムシキング』のような一大ムーブメントを目指して今後は様々な商業展開が増えそうだ。

古代王者恐竜キング公式サイト 

セガ 
甲虫王者ムシキング公式サイト 
オシャレ魔女ラブandベリー公式サイト 

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2006年09月12日
ゲーム ][ モバイル ]
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 コナミグループのコナミデジタルエンタテイメントは、自社の保有する人気ゲームタイトルをマンガ化し携帯電話で配信する。このためにコナミは携帯電話向けに新しいサイト「デジタルコミックス」をオープンする。
 この「デジタルコミックス」を利用して、同社のゲームタイトルのマンガ作品が、毎週配信される。また、ゲーム作品以外の新作のオリジナルマンガも配信され、コナミの携帯デジタルマンガ市場への本格的な進出となる。

 現在、配信が決定しているのは、家庭用ゲームソフトから『サイレントヒル』、『ときめきメモリアルGirls Side』、アーケードゲームからは『クイズマジックアカデミー』、『ポップンミュージック』などいずれも大ヒットした人気ゲームタイトルである。
 これらの作品が月額315円(税込み)で全て利用できる。配信を開始はVodafone live!が9月13日から、iモードは9月19日から、EZwebは9月21日からとなる。

 マンガ化したゲームタイトルの配信は一見は不思議なビジネスだが、これにはゲーム会社やコンテンツポータルサイトのビジネス上の理由も影響していそうだ。一般にゲーム会社は、インターネット上でコンテンツポータルサイトを展開する際にゲーム以外の人気コンテンツを保有していない。
 そのため人気コンテンツの調達に苦労することが多い。そうしたなかで、人気のある自社ゲームコンテンツの多メディア利用はひとつの解決策といえる。コナミがすでに人気ゲームタイトル『ときめきメモリアル』のアニメ化を行っていることからもこうした事情は理解出来るだろう。

 さらに携帯電話のブロードバンド化も進んできたとはいえ、現状では動画コンテンツよりテキストコンテンツ、静止画像のほうが携帯電話ではまだまだ多く利用されている。実際に携帯でのコンテンツ利用はアニメ番組視聴よりも携帯マンガの利用率のほうが遥かに多いだろう。
 こうした状況を見て、最近ではアニメ作品を静止画にコマ割りして、マンガ風に提供するサービスも現れている。今回のゲームのマンガ化もこうした試みの延長線上にある。
 いずれにしても今回のコナミのビジネスには、ゲームからネット、アニメなど幅広いエンタテイメントコンテンツへの進出という挑戦の一環にあると考えられる。

コナミデジタルエンタテイメント 
デジタルコミックス 

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東京国際映画祭 ]
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 10月21日から29日まで開催される東京国際映画祭では、アニメ映画を集中的に上映するanimecs TIFF2006を特別企画として行う。そのanimecs TIFF2006の企画プログラムのひとつとして、アニメ監督今敏氏を特集した「animecsTIFF Program今敏」が行われる。
 今監督は、先頃イタリアで開催された第63回ヴェネチア映画祭のコンペティション部門に最新作の『パプリカ』が出品され高い評価を得た。今回はその国際的にも評価の高い監督の作品をまとめて紹介する。

 注目は先のヴェネチアで上映された『パプリカ』である。今回の上映は、世界ではヴェネチアに次ぐもの日本では初の国内のプレミア上映会となる。また、この上映はanimecsTIFF2006のオープニング作品でもある。
 これ以外の作品ではこれまで今氏が監督した作品1997年の『パーフェクトブルー』から『千年女優』、『東京ゴッドファザーズ』までの全ての作品が上映される予定である。さらに、2004年に制作された全13話のテレビシリーズ『妄想代理人』も加わり、今監督のアニメワールドが一望出来る企画となっている。
 これまで今監督の作品がここまでまとめられて紹介されたことはなく、ヴェネチア国際映画祭の凱旋に相応しい貴重な企画といえるだろう。

 「animecs TIFF Program今敏」以外の企画上映については9月下旬の発表を予定にしておりまだ明らかになっていない。しかし、実行委員会では今年のテーマを「アニメ作家主義」とし、現在の日本アニメ界の様相を伝えるとしている。今敏氏以外にも、クリエーターごとに括られた特集上映が行われる見込みである。
 また、個人を含むアニメ作家を取り上げるとしており、昨今話題になることの多いインディーズアニメが視野に入っているようだ。

東京国際映画祭 

パプリカ公式サイト

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2006年09月11日
イベント情報 ]
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 次世代クリエーターの発掘とビジネス支援を目的に10月27日と28日に開催される東京コンテンツマーケット2006(TCM2006)の詳細が決定した。今回新たに発表されたなかで注目は、2日間にわたって開催されるクリエーター向けのシンポジウムである。
 TCMのシンポジウムは毎年充実した内容のものが多く、またその時々のトレンドを反映している。今回のシンポジウムも、TCMのコーディネーターによるシンポジウムのほか、コンテンツ流通変化、ブロードバンドビジネス、そして、ネットアニメのビジネス化など、昨年から今年にかけてのコンテンツビジネス変化を意識した内容となっている。

 27日の「近未来技術がコンテンツ流通を変える」では、東芝でデジタルメディアを担当する片岡秀夫氏やNTTのプロデューサー伊能美和子氏、P2Pのデジタルコンテンツ配信システムを事業とするドリームボードの加藤弘幸氏らが登場する。
 ゲストの顔ぶれからみて、インターネット上でのデジタルコンテンツの配信が中心となりそうだ。インターネット上のコンテンツ流通が大きく変わっているというわけである。

 ネット上のコンテンツ流通と言えば、ブロードバンドビジネスは切り離せない。それについて特に取り上げるのは「ブロードバンド流通ビジネス最新事情」である。
 ゲストには大手地上波放送局が行う画像投稿サイトと話題になったフジテレビラボ代表の時澤正氏、東映アニメーションの大山秀徳氏、オンラインゲーム大手のジークレスト社長の長沢潔氏が登場する。大手放送局と大手アニメ制作会社が、今後ブロードバンドをどのように活用して行くのかに触れそうだ。
 また、今後数年、アニメやゲームにとってインターネットは今以上に重要になるだけに、放送局、アニメ制作会社、ゲーム会社という組み合わせは面白い討論になりそうだ。

 インターネットとコンテンツといえば、最近のネットアニメの活発な動きは見逃せない。こちらはネットアニメのコンテンツを企業がまとまって売り出して行くユニークな試み「やわらか戦車連合軍」が中間報告というシンポジウムが開催される。
 やわらか戦車連合軍のコーディネーターともいえるファンワークスの高山晃社長を中心に、連合軍参加企業が軒並み参加するだけに見逃せないシンポジウムになりそうだ。

東京コンテンツマーケット2006 
場所:TCM2006会場六本木森タワー「六本木アカデミーヒルズ40」
10月27日
「近未来技術がコンテンツ流通を変える」15時~16時半
10月28日
「ブロードバンド流通ビジネス最新事情」12時半~14時
「やわらか戦車連合軍 中間報告」14時半~16時 

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インターネット ]
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 景気の回復と伴に様々な産業分野で人手不足が言われようになっている。史上空前のアニメ制作ブームを迎えているアニメーション制作についても、アニメ制作会社の公式サイトで人材募集の記事を見かけることも少なくない。アニメクリエーターでも制作現場の人手不足は益々深刻な問題になっている。

 しかし、これまでアニメクリエーターの募集は、自社サイトでの広告や一般的な求人広告のなかで行われることが多かった。アニメーション関連の人材は、多くの場合は特殊技能を必要とされているが、そうしたニーズに特化した求人方法はなかった。

 そうした現状に目をつけて、アニメクリエーターの人材募集に特化した求人サイトがオープンを予定している。このサイトは、大阪に本拠を持つWebやコンテンツ関連の事業を行うXartsが運営する「アニクル」である。「アニクル」は、現在、β版が稼動中となっており、記念キャンペーンを行っている。
 同社によれば日本のアニメ制作の抱える問題点は、プロダクションとクリエーターの就職のマッチングがうまく行ってないことにあるという。アニメ制作現場で人手不足が言われる一方で、アニメ制作に携わりたいというクリエーターの数は多いとしている
 こうした状況を踏まえて、同社は今回のアニメ関連の専門人材サイト「アニクル」を開発した。

 アニクルは、今後アニメ制作に関わりたい人やアニメ会社で働きたい人、そしてプロダクションのための求人サイトを目指す。それと同時に、アニメ好きのためのコミュニティーサイトを構築するという。サイトの登録者はサイト内で自分の作品をアップし紹介したり、ブログを書くことも可能になる。

 若者の就職におけるインターネットの重要性は、近年急激に高まっている。アニメクリエーターについてもそれは同様であろう。そうしたなかで始まった「アニクル」の試みに注目したい。

アニクル 
Xarts

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2006年09月10日
海外:米国 ]
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 今年で6回目を迎えるアメリカのヤオイコン(YAOI-CON)が、サンフランシスコのエアポートホテルで10月20日から22日の予定で開催される。
 ヤオイコンは、その名前の通り日本のマンガやアニメ、ゲームなどやおいと呼ばれる男性同士の恋愛や少年愛に特化したイベントである。米国のアニメ・マンガの間でも決して主流とは言えないジャンルであるが、手堅いファン層とここ数年のやおい関連マンガなど出版物の増加や関心の高まりにも助けられて順調に成長している。

 コンベンションが扱うテーマの性格上、コンベンションの参加者が18歳以上に限定されているが、18歳以上限定のサブカルチャーのコンベンションは米国でも珍しい。そうした意味でもヤオイコンは数あるアニメコンベンションの中でも異彩を放っている。
 しかし、プログラムの内容は講演会形式のパネルイベントやゲームルーム、コスプレやアニメ・ミュージック・ビデオコンテスト、アーティストアレイと一般的なコンベンションと同じものも多い。

 その一方で、今年から新たに登場するヤオイコン限定の「執事カフェ」などヤオイコンならではのユニークな試みもある。この執事カフェ「Café Verführen」は、既に独自の公式サイトもオープンするなど力が入っている。
 メイド喫茶ですらアメリカに進出していない現状で、快挙ともいえる注目イベントでないだろうか。それ以外にも「Bishounenオークション」、「Bishounenビンゴ」、「confessionコンテスト(告白大会?)」なる謎の企画も目白押しで、興味は尽きない

 9月8日には、公式ゲストとして日本からわたなべあじあさんの招聘が発表された。わたなべさんは2002年デビュー後、「花音」や「June」など、少年愛を中心とした雑誌に連載をしており『恋愛相姦図』や『男のコだからね』などの作品がある。

 また、ヤオイコンの公式サイトではコンベンションの情報だけでなく、日本でも門外漢にはわかりにくい「やおい」をQ&Aコーナーにおいて説明するなど米国における「やおい」の普及に熱心に活動している。

ヤオイコン2006公式サイト 
YAOI-CON情報ブログ(日本) 
HONEYCOMBCHILD わたなべあじあ公式サイト 

これが米国の執事カフェ!
Café Verführen公式サイト 

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映画 ]
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 2005年にテレビ放映開始後、一大ムーブメントを築きあげた人気アニメの『新世紀エヴァンゲリオン』が、劇場用の新作アニメーションとして2007年に復活することになった。

 この新作は、『エヴァンゲリオン新劇場版 REBUILD OF EVANGERION』(仮題)で、前作では明かされなかった真実を含めて、新たな世界観と新たな展開、新たに登場するキャラクター、新たなエンディングとして4部作になる。
 また、これまで監督をつとめた庵野秀明氏は総監督になり、監督は『トップを狙え2!』や『フリクリ』の監督で知られる鶴巻和哉氏がする。さらにキャラクターデザインには、貞本義行氏、メカニックデザインには山下いくと氏と旧作の主要スタッフが参加する。

 現在発表されている劇場公開スケジュールは、次の通りで前編、中篇は各90分、後編と完結編は45分づつの同時公開となる。

『エヴァンゲリオン新劇場版 前編 REBUILD OF EVANGERION:01』(仮題)07年初夏公開
『エヴァンゲリオン新劇場版 中編 REBUILD OF EVANGERION:02』(仮題)08年春公開
『エヴァンゲリオン新劇場版 後編+完結編 REBUILD OF EVANGERION:03、04』(仮題)08年初夏公開

 『新世紀エヴァンゲリオン』は言うまでもなく、90年代に最もヒットしたアニメ作品のひとつである。その影響は当時のアニメファンだけでなく、その後のアニメ文化やアニメビジネスの有り様に大きな影響を与えた。
 さらに、その難解な内容や多様に解釈出来る物語はアニメといったジャンルを超えて広く語られ社会現象となり、90年代のサブカルチャー文化を象徴する作品となった。

 また、そうしたビッグタイトルだけにビジネス面での波及効果も大きい。例えば、これまでの劇場映画は『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 まごころを、君に』がおよそ25億円の興収、『DEATH & REBIRTH シト新生』はおよそ19億円とマニア向けのSFアニメ作品の興収としては桁違いに大きなものとなっている。
 この数字は、近年のマニア向け劇場アニメのヒット作である『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』の12億円の興収や『劇場版機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』の8億5千万の興収に較べるとその大きさが理解できるだろう。

 現在でも『エヴァンゲリオン』関連のビジネスは、ゲームソフトやマンガ、フィギアなどで依然好調に推移している。それだけに今回の劇場版新作についてもビジネス面での期待も大きなものがあると予想される。
 しかし、10年を超えて復活する『エヴァンゲリオン』が、以前とは異なるこの時代に新ためて制作し、世の中に問うことには、ビジネス面以外の大きな意図があるに違いない。
 『エヴァンゲリオン』のファンの多くは、かつての人気作品が現代の最新の技術で蘇ることと、これまでにはない新たな物語を期待しているに違いない。

GAINAX公式サイト 
 エヴァンゲリオン<新劇場版>REBUILD OF EVANGELION(仮題)全4部作、製作発表! 
庵野秀明公式Webサイト 

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2006年09月09日
インターネット ]
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 iTunesミュージック・ストアは、同ストアを通じて世界でも代表的なインディーズアニメーション10作品の販売を始めた。
 これは世界各国の短編映画を管理するショート・インターナショナルが作品を提供する。同社は世界中の短編映画を管理しており、その中には世界各国の有名映画祭に出品された作品や有名監督による作品も少なくない。

 今回、その中から傑作とされるインディーズアニメーション10作品がiTunes を利用して販売される。作品のほとんどはここ2、3年に発表されたもので、長さは10分から30分程度である。
 2006年のアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したジョン・カンメーカー氏監督の『THE MOON AND THE SON: AN IMAGINED CONVERSATION』などを中心に、アカデミー賞のほか世界各国のアニメーション映画祭に出品された作品が多い。

 これらの作品は日本のiTunesミュージック・ストアでは購入出来ない。また作品の中には日本のアニメーション作品は含まれていないなど残念な点も多い。
 しかし、これまではDVDパッケージ向きでなかった短編アニメーションをインターネットでダウンロード販売することは、新しいビジネスとして興味をひく点が多い。

 つまり、現在の日本のインディーズアニメについてもこれと同様のビジネスガ成り立つと考えられるからだ。最近、インターネットビジネスの場でしばしば言及されるニッチな市場のビジネスを積み重ねることで大きな利益を得るロングテール・マーケティングに通じるものがある。 

 日本のインディーズアニメは比較的短い長さの作品が多く、多くの作品は視聴者層が限られている。また、インディーズアニメの作家がDVD制作をするには、ある程度の長さと作品の数が必要とされてきた。パッケージ制作の手間やコストがかかることも、DVD制作は短編アニメーションの作家にとって敷居の高い理由である。
 しかし、短編を1本、1本個別に販売することが可能であれば、DVDに必要な長さの作品を無理に準備する必要がない。ダウンロード販売はインディーズアニメに適したものと考えらる。また、購入する側も自分の欲しい作品を比較的低額で購入することが可能になる。
 国内外ともまだ始まったばかりの映像作品のダウンロード販売だが、インディーズアニメにとっては大きな可能性を秘めていそうだ。

ITunesで販売される世界のインディーズアニメーション
『THE MOON AND THE SON: AN IMAGINED CONVERSATION』John Canemaker
『THE MYSTERIOUS GEOGRAPHIC EXPLORATIONS OF JASPER MORELLO』
Anthony Lucas
『THE FAN AND THE FLOWER』
『Smile』  Chris Mais
『BUTTERFL』Y Corin Hardy
『BADGERED』 Sharon Colman
『THE FREAK』  Aristomenis Tsirbas
『THE MANTIS PARABLE』Josh Staub
『THE UNSTEADY CHOUGH』Sam Leifer 、Jonathan van Tulleken
『OOLA OOP L'EAU DE OHH』Carolle-Shelley Abrams

ショート・インターナショナル 

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海外:米国 ]
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 米国でマンガ・アニメの流通・販売を行う大手企業Vizメディアは、2005年に日本で大ヒットした映画『電車男』(監督:村上正典)の映画配給を行うと発表した。配給を行うのはVizメディアのグループ会社であるVizピクチャーズである。
 Vizによれば『電車男』は、9月12日にニューヨークのイマジンアジア・シアターでプレス試写会を行う。その後、9月22日から同劇場で一週間上映される。さらに、ニューヨークでの上映後は、オレゴン州ポートランドやシカゴ、シアトルほか全米の主要都市を巡回する予定となっている。
 Vizメディアは10月3日にはコミック版の『電車男』(画:原秀則)の米国発売も行う。さらに、2007年1月にはDVDの販売も予定している。今回の映画上映はこれらのプロモーションを兼ねているだろう。

 VizピクチャーズはVizメディアの行う新規事業で、主に米国での展開が難しいとされる日本の実写映画を米国で紹介する目的で設立された。同社社長の堀淵清治氏は、Vizメディアの前身であるViz.LLCの設立者で、現在はVizメディアの会長も務めている。
 同氏は8月に、Vizメディア設立から現在までのビジネスの軌跡を追った『萌えるアメリカ米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか』を出版している。本のなかでは、Vizピクチャーズの目的や設立の経緯についても詳しく触れられている。
 今回の『電車男』の公開は、そのVizピクチャーズにとって最初の本格的なプロジェクトになる。

Vizメディア 

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テレビ ][ 海外:ヨーロッパ ]
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 海外で大きな人気となっているアニメ作品『NARUTO』が、この9月にスペイン、イタリア、ドイツで相次いで放送を開始する。スペインでは大手チャンネルのクアトロ、イタリアではイタリア1が、それぞれ9月2日と9月5日に放映を開始した。
 また、ドイツでは日本のアニメを大量に放映することで知られるRTL2が9月18日から放映を開始する。

 これまで『NARUTO』は、韓国や香港、マレーシアなど東アジアの各国で放映されたあと、05年秋に米国、カナダで放送を開始している。また、オーストラリアやブラジル、アルゼンチンといった国でも既に放映が行われている。
 今年に入ってからは、1月にフランス、2月にイギリスで放映が始まっており、今回のドイツ、イタリア、スペインの放映開始で、現在、日本を含めた世界の主要アニメ市場のほとんどで『NARUTO』は大手テレビ局で放映されていることになる。
 新たにテレビ放映がされる地域では、アニメ放映に先立って『NARUTO』のマンガ単行本が既に発売されている。マンガを通じてこうした地域でも『NARUTO』の人気は、確立している。

 しかし、米国で『NARUTO』のテレビ放映開始直後に、マンガ単行本の売上げが急進したように、アニメ作品のテレビ放映はマンガや関連商品の売上げに大きな影響がある。
 世界主要各国でテレビ放映が出揃ったことで、『NARUTO』の世界市場での関連ビジネスは、今年から来年にかけてさらに拡大することが予想される。
 
NARUTO公式サイト

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インターネット ]
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 米国でカートゥーン・ネットワーク(CN)やアダルトスイムといったアニメーションチャンネルを運営するターナーブロードキャスティング(TBS)は、アマゾン・ドットコムを通じて自局のアニメーション番組を販売すると発表した。

 TBSがアニメーション作品を販売するのは、アマゾン・ドットが新たに始めた映画・テレビ番組の販売サイト「アマゾン・アンボックス」である。この9月7日から始まったアマゾン・アンボックスは、DVDの販売や番組のインターネット配信に加えて、独自の番組ダウンロード販売に注目が集まっている。
 サービス開始時には、FOX、CBS、MTVなど米国の有力放送会社からおよそ数千本の番組を集め、番組1話1.99ドルでダウンロード販売を行っている。これは既に映像作品のダウンロード販売を行っているアップルが運営するiTunesに続く大手インターネット企業の映像ダンロード販売ビジネスでもある。

 このうちターナーブロードキャスティングが販売するのは、CNとアダルトスイム(AS)で放映されている人気6作品である。この中には、日本でも人気の『パワーパフガールズ』(CN)のほか『Foster’s Home for Imaginary Friends』(CN),『Johnny Bravo』(CN)、『Girls and Codename: Kids Next Door』(CN)、『Aqua Teen Hunger Force』(AS)、『Sealab 2021』(AS)が含まれている。
 米国のカートゥーン・ネットワークとアダルトスイムは、米国でも有数の人気アニメーションチャンネルである。両局では日本アニメも多数放映されているが、日本アニメのほとんどは自社製作の番組でないこともあり、今回のダウンロード販売には含まれていない。また、今後も販売される可能性は低いと考えられる。

 アニメーション関連では、既にiTunesがディズニーグループのテレビ番組のダウンロード販売を行っている。その中には、ABCなどで放映されるアニメーション番組が含まれている。
 今回、ワーナーグループのTBSがそれに追随することで、ディズニーとワーナーの2大グループがアニメーションのダウンロード販売に乗り出しことになる。米国ではアニメーションのテレビ番組をインターネットを通じて販売する時代に本格的に突入したといえそうだ。
 日本のコンテンツに関して言えば、今後は、米国でも人気の高い日本アニメを扱う各企業がこうした動きに追随するかどうかが鍵になるだろう。

ターナー・ブロードキャスティング・システムズ 
カートゥーン・ネットワーク 
アダルトスイム 

アマゾン・アンボックス(Amazon Unbox) 
アダルトスイムショップ 
カートゥーンネットワークショップ

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2006年09月08日
イベント情報 ][ 海外:ヨーロッパ ]
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 日本最大のオタクイベントは「コミックマーケット」、アメリカは「アニメエキスポ」、フランスなら「ジャパンエキスポ」である。それでは、世界3大経済大国でもあるドイツ最大のアニメイベントは何であろうか?
 あまり知られていないが、これは9月15日から17日までドイツのカッセルで開かれる「コンニチ:Connichi」である。ドイツ最大と言っても、ドイツの日本アニメの普及は他のヨーロッパ諸国より遅かったこともあり、イベントの開始は2002年で今年は開催5年目に過ぎない。
 しかし、2002年の開始時に1500人の規模で始まったコンベンションは、4年目の2005年には参加者9200人とドイツ最大の日本アニメ関連のイベントに成長した。これには10万人の登録会員を抱えるドイツ最大のアニメ情報サイトAnimexxの働きが大きい。

 今回のコンニチの目玉は、日本の人気アニメスタジオのガイナックスから多くのゲストが招かれていることである。ガイナックスの社長の山賀博之氏やアニメーターの貞元義行氏、赤井孝美氏、佐伯昭志氏らと豪華な顔ぶれとなっている。
 これは『エヴァンゲリオン』の海外での展開を行っている(そして実写版『エヴァンゲリオン』の企画を進めている)ADヴィジョンがイベントのメインスポンサーであることに関係がありそうだ。

 これ以外のゲストには、ボーイズラブ系のマンガ家で『CUTE×GUY』などの代表作がある立野真琴氏、さらに変わったところではネット発の米国産マンガ『メガ東京』でベストセラー作家になった米国人マンガ家フレッド・ギャラハー氏が招かれていることである。
 また、開催期間中は、ほかの大会と同様コスプレ大会やアニメミュージックコンテストなど数々のイベント行われる。

コンニチ:Connichi2006公式サイト(日本語) 
Animexxe.V(ドイツ語) 

ガイナックス公式サイト 
メガ東京公式サイト 

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テレビ ]
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 CSアニメ専門チャンネルのアニメシアターX(AT-X)は、10月から女性視聴者をターゲットにした放映枠「アニメ女子部」を設ける。この放送枠は10月20日から開始し、金曜日の10時と21時、火曜日の14時と24時に設置される。
 放映枠は女性向けのアニメ作品のバックアップを目指したもので、毎月80作品以上のアニメ作品を放映するAT-Xにとっても初めての戦略的な編成枠の設置となる。

 編成枠の初の作品には女性向けの携帯向け恋愛シュミレーションゲームを原作とする『マージナルプリンス 月桂樹の王子達』が放映される。同作品の製作はGONZINOと東京キッズが行っている。
 またアニメ本編の放映前後には、「アニメ女子部」の魅力をアピールするコーナーが設けられ谷山紀章さんがナビゲーターを務める。さらにAT-X公式ページ上では「アニメ女子部会員」募集し、会員専用のメルマガ配信などを行うなど、様々な面から女性視聴者向けのサービス向上を目指す。

 AT-Xはテレビ東京系の有料チャンネルで、テレビ東京の作品や新作アニメ、OVA、アニメ情報番組などを放映している。主にマニア向けのアニメチャンネルと位置づけられており、子供向けでないコアなアニメファンをターゲットとしているという。
 現在、そうしたコアなアニメファンのなかにおける女性比率は低くない。今回はそうしたコアな女性アニメファンの取り込み狙った有料アニメチャンネルのユニークな試みといえる。

アニメシアターX 

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2006年09月06日
海外:アジア ]
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 クリエーターの仲介・エージェント業務を行うクリーク&リバー(C&R)が、韓国の人気マンガ家イ・ヒョンセ(李賢世)氏と専属エージェント契約を結んだことが9月6日の日本経済新聞で明らかになった。
 日本経済新聞によればこれはC&Rの韓国法人が契約を行ったもので、今後も同国でマンガ家、脚本家、作家らと契約を結びテレビ局や映画会社への売込みをはかるとしている。

 C&Rはテレビ番組やゲーム制作、Web、広告・出版、モバイルなどの幅広い分野で、30,000人を越えるアーティストと契約を結び、様々な企業に仕事を仲介している。
 クリエーターのエージェントとして働くほか、アウトソーシング先として番組制作やゲーム制作などの一括受注なども行っている。

 また、海外進出にも熱心で、今回の韓国のほか米国と台湾でも事業を行っている。特に、韓国については大手放送局との取引を中心に業績を伸ばしている重点市場となっている。
 イ・ヒョンセ氏は『南伐:ナンブル』、『恐怖の外人球団』などの大ヒット作を持つ韓国の大御所マンガ家である。また、韓国のマンガ家協会会長などもつとめるなど存在感も大きい。今回は有名マンガ家との契約をもとにさらに事業の拡大を狙っていると思われる。

 C&Rは、アニメーション制作についてもエージェント業務を行うとしている。アニメーターや制作進行などの人材の派遣を行っているが、これまでのとことは映像番組、ゲーム制作、Web制作部門に較べると事業部門は大きくない。 

日本経済新聞 C&R、韓国で著作権管理事業・人気漫画家と契約 

クリーク&リバー 

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教育 ][ 海外:米国 ]
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 カリフォルニア大学の有力校のひとつアーバイン校(UCI)は、9月26日から10月24日まで社会人向けエクステンション・スクールで、日本アニメとマンガに関する講義『マンガとアニメの爆発:何が、何故、どうして:Manga & Anime Explosion: What, Why, How & Wow!』を開講する。
 講座は米国で拡大するアニメ・マンガ産業の現象とその理由に迫るもので、各回3時間の合計5回の講義が行われる。脚本家でディレクター、マンガの専門家であるディヴィス・ノースロップ氏がUCIのキリアン・ロックフェラー部長と協力して企画を実現させた。

 今回の企画は日本のアニメとマンガに集中するというユニークなもので、カリフォルニア大学だけでなく、全米的にも珍しい講座だといえるだろう。そのためUCIも今回の講座に注目しており、2度にわたってプレスリリースを出す力の入れようである。

 その8月31日のプレスリリースでは、今回の講座のゲスト講師陣が発表されている。このゲスト講師陣にもUCIの力の入れ方が現れており、ロサンゼルス地区の有力アニメ・マンガ関連企業のエグゼクティブが並ぶ豪華な顔ぶれとなった。
 その中にはバンダイエンタテイメントやプロダクションI.G、GONZO、Tokyopopなどの地元でもよく知られた企業の名前が見られる。エクステンション・スクールであるが、大学の中で講義されるアニメ・マンガに対する大学の関心の高まりが現れているといえるだろう。

マンガとアニメ爆発:何が、何故、どうしてのゲスト陣
エリック・カルデロン(GONZO)
マキ・テラシマ=フルタ(Production I.G. LLC)
スティーブ・ギャロウェイ(Tokyopop)
ヒカル・ササハラ(Digital Manga, Inc.)
エウジェン・ソン(アニメライター)
ジョン・ハーベイ(Beyond Time, LLC)
ロバート・パレス・ナプトン(Bandai Entertainment)
エリック・P・シャーマン(Bang Zoom! Entertainment)

カリフォルニア大学アーバイン校 エクステンション・スクール

UC Irvine Extension Announces Unprecedented Guest Speakers For New Course On Manga & Anime 

当サイトの関連記事 カリフォルニア大学でアニメを学ぶ

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話題 ]
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 日本経済新聞社の調査した首都圏住民がこの夏に訪れた地元観光地の第8位に秋葉原がランキングした。(日本経済新聞9月6日)
 この調査は、日本経済新聞社がヤフーリサーチを利用して調査したもので、首都圏在住の1099人から回答を得たものだという。調査によれば全回答者の14.8%が、夏休みの間に秋葉原を訪れたという。これは、7位の伊豆・箱根方面に次ぐ人気となっている。
 1位は横浜(みなとみらい、元町、中華街)、2位はお台場、3位は東京ディズニーリゾートであった。

 今回の日本経済新聞の調査で気になったのは、秋葉原が観光地として調査されている点と一般層の調査での高い訪問率である。観光地という点では、調査結果に新宿、渋谷、池袋としたターミナル駅は入っていないので、秋葉原はそうした一般的な商業地とは区別されているようだ。
 また、調査は一般の首都圏在住者の10人に1人以上がこの夏一度は秋葉原に遊びに行くという驚く結果でもある。
 調査は観光スポットに行く目的までは明らかにしていないが、これといった観光施設やヨドバシカメラ以外の巨大商業施設が存在しない秋葉原で一般の観光客が何を楽しんだかは気になるところだ。

 これまで海外からの観光客にとっては、秋葉原は家電製品やハイテク製品、キャラクター商品を中心とし長い間観光地であり続けた。しかし、日本人とりわけ首都圏在住者にとっては、秋葉原は商業地ではあっても観光地という意識はあまりなかっただろう。
 昨年の『電車男』ブームに代表されるアキバブームは、アキバツアーなるものも実施されるなど大きな盛り上がりをみせている。しかし、今回の調査とその結果は、これまで思っている以上に秋葉原の一般層への浸透と観光地化が進んでいるようだ。

 こうしたアキバムーブメントは、国土開発庁などが行う秋葉原の観光プロジェクトと地域活性化プランなどにも影響を与えている。今後もこうした観光地としての秋葉原への関心はまだまだ続きそうだ。
 そうした動きは、秋葉原の消費地としての拡大に今後も貢献するだろう。しかし、そもそも秋葉原が当初の注目された個性的なエネルギーの溢れる場といった特徴は人が増えることで希薄化して行く可能性もあるのではないだろうか。
 少なくとも、これまでマニアのための街と考えられていた秋葉原はしだいに変容しつつあることは確かであろう。 

当サイトの関連記事 関東運輸局 アニメと秋葉原の観光調査企画募集

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2006年09月05日
話題 ]
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 GDHとHISは、HISのツアーに参加したファンを抽選でGONZOの新作アニメ出演させる企画を行う。この企画は「アメリカに行って、アニメに出演しよう!」キャンペーンで、HIS東日本の店舗でアメリカ本土への旅行を購入したお客の希望者のなかから抽選で行われる。
 この抽選で選ばれた12名が、アニメーターによりキャラクター化され10月から放送予定のGONZOの新作アニメ『RED GAREDEN』に登場する。実際に登場するのは1月から3月の放映分で、当選者は番組出演のほかエンディングクレジットの名前の表示やアフレコ台本、DVDなども受けとることが出来る。

 『RED GAREDEN』は、ニューヨークの学園を舞台に少女たちが活躍するホラーSF作品である。アメリカが舞台ということもあり今回の企画が実現したようだ。

 GDHはこれまでも「アキバ初心者救済ツアー」など、アニメ作品と旅行のタイアップ企画を行っている。また、アニメと様々なエンタテイメントとのコラボレーションに熱心な企業である。

RED GAREDEN公式サイト 
キャンペーン特設サイト 

GDH 
HIS 
GONZO

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2006年09月04日
海外:米国 ]
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 8月第2週に『フルーツバスケット14巻』(高屋奈月)が米国総合書籍ランキング24位に入って話題を呼んだ「USAトゥディ今週のトップ150」で、またマンガの記録が更新された。記録を更新したのはマンガのベストセラーとしてはお馴染みになった『NARUTO』の11巻である。
 8月24日に発売された『NARUTO11巻』は、8月第4週の米国総合書籍ランキングで先週の33位からランキングを21位まであげ、マンガ単行本としては米国の総合書籍ランキングでの過去最高となった。

 これまでの過去最高は、先の『フルーツバスケット14巻』の24位である。しかし、『フルーツバスケット』は8月第2週に達成した過去最高の座をわずか2週間で『NARUTO』に明け渡すことになった。
 『NARUTO』は今年3月に第10巻が総合ランキング第29位になり当時のマンガとしての最高ランキングとなり、大きな注目を浴びていた。その後、『フルーツバスケット』に記録を抜かれたが、今回再び過去最高を取り返しことになる。
 今年に入ってから相次ぐ日本マンガのランキング記録の更新は、米国市場でのマンガ販売が未だ成長を続けていることを示しているだろう。

 『NARUTO』のマンガの販売の好調さは、昨年秋のテレビ放映以降の人気爆発以来たびたび伝えられている。しかし、現在の『NARUTO』のランキングの特徴は、1巻から11巻まで既刊本が全て安定的に売れ続けていることにある。これは『NARUTO』の読者が未だ増え続けていることを意味している。
 新刊のベストセラーランキングが、しだいに高順位に上昇していく背景にはこうした理由もあるだろう。

USAトゥディ今週のトップ150 

NARUTO公式ページ(米国マンガ)

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モバイル ]
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 ウォルト・ディズニー・ジャパンは、9月4日から日本で携帯向けにアニメーション作品の番組配信を開始する。9月4日にiモードのディズニー公式携帯サイト「Disney-i」でサービス開始後、9月14日からはauのEZweb、9月27日にはVodafone live!でも展開する。

 今回の新たなサービスの特徴は、現在、テレビ放映中のディズニー・チャンネルで登場した人気のアニメーション番組がそのまま携帯で視聴可能なことである。
 配信される作品は『キム・ポッシブル』や『リロ アンド スティッチ』『ディズニークラシック短編集』などの3作品で、最大20分のフルエピソード(1話完結)が視聴出来る。ディズニーのアニメーション番組が携帯で視聴できるのは、世界的にみても初めてのケースとなる。

 サービスは、ディズニーの公式携帯サイトのディズニー・モバイルのディズニー・チャンネルonモバイル」として展開する。番組視聴のほかミニゲームや人気キャラクターの待受画像、着メロ、着ボイスなどのサービスも提供される。

 ディズニーグループは、近年世界レベルで二ユーメディアを利用した自社番組の配信に積極的に乗り出している。例えば、米国ではアニメーションを含めたテレビ番組をiTunes向けに有料販売している。また、インターネットを利用したニュービジネスの取組みにも積極的である。

 今回の携帯向けの番組も、そうしたディズニーグループの大きな戦略の流れにあると考えてよいであろう。そのなかで日本では携帯での番組配信を先行させたことは、日本のメディアにおける携帯電話の重要性を考えた結果に違いない。
 また、日本のアニメ作品を中心に急激に進みつつある、携帯向けのアニメ配信の流れに乗り遅れないという考えもあるだろう。

ディズニー・チャンネル

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賞/コンテスト ]
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satoshi kon.png 9月2日、イタリアで開催されているヴェネチア映画祭で、日本映画の先陣を切って今敏監督の『パプリカ』が上映され現地で高い評価を受けた。
 『パプリカ』は、ヴェネチア映画祭に出品される日本アニメ作品では、『ハウルの動く城』以来2作品目である。

 監督の今敏氏は映画専門家やアニメーション関係者では国内外で高く評価されている。しかし、これまでは必ずしも一般的に知られて来たわけでない。また、今回のコンペティション唯一のアニメーションという異色作でもある。
 ところが、およそ1000人を収容する会場のチケットは1時間で売り切れるなど作品への関心は極めて高かった。
 さらに公式上映後の会場では、大歓声とともにスタンディングオベレーションが5分間以上続くなど高い熱気に包まれたという。また、それと伴に地元マスコミからの評価も高まっている。映像の手法でなく、作品が優れていれば自然に評価されるごく当たり前のことを国際的な舞台で証明したかたちとなった。

 これまで上映された主なコンペティション公式作品のなかでは、オープニング作品にもなった『ブラック・ダリア』は事前の期待ほどの評判を得ることは出来なかった。一方で、ダイアナ妃とエリザベス女王に関する話を扱った英国の『クィーン』が、熱狂的な支持を集めている。
 今後の上映作品の反応にもよるが、現段階では『パプリカ』は上映作品のなかで高い評価を得た作品のひとつになっている。

 また、公式上映に先立って公式記者会見も開催されている。記者会見のなかでは、ヴェネチア映画祭への印象や筒井康隆氏の原作について、『千年女優』でも見られた映画の中で展開する映画についてなどの様々な質問がだされた。
 今監督は物語の多重構造については、生活の中の現実と頭の中で行っている事は同じではなく、現実の進行と夢の中をパラレルで同時進行させることに興味があると説明した。

papurika venice.jpg また、これまでもしばしば今監督の作品に投げかけられる「なぜ実写でなくアニメかなのかという質問にも答えている。それに対しては「肖像写真と肖像画があるようにそれぞれが写真でしか表現できないもの、絵でしか表現できないものがある。パプリカを実写にすることは可能だと思うがアニメの呼吸をフィルムにしたかった。」という。
 想定する客層については「商業的な味覚は得意な方ではない。むしろどこかにいる自分のような人に対して作っている。すると自分が年をとればもっとおとな向けになるのだろうか?決して子供向けではないので、せめて高校生から上だろうか?」と、今回の作品が大人向けの作品であることを述べた。

パプリカ公式サイト

ヴェネチア国際映画祭 

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2006年09月03日
コミック ]
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 インターネットでマンガやDVDを買うのは珍しくなくなったが、8月1日から全巻セットの中古マンガだけを扱うちょっと変わったインターネットショッピングサイトがオープンしている。サイトは「MANGA-ZENKAN.COM」で、中古マンガ全巻セットのみをインターネットで販売している。

 「MANGA-ZENKAN.COM」を運営する株式会社TORICOによれば、「気になっていたあのコミックを一気に読みたい。」、「なつかしいあの漫画を読み返したい。」、「自宅でゆっくりとあの名作を読み浸りたい。」という需要に応えることを目的としている。
 また、まんが喫茶でなく、家でじっくりとマンガを読み浸りたい人のための大人のコミック専門書店を目指している。

 確かに気になったコミックはいっきにまとめて全巻読みたいことが多い。しかし、その一方で、新刊書店や古本屋で、思った作品が必ずしも全巻揃って売られているとは限らない。
 そして何よりも、人気マンガの多くは10巻以上、時には数十巻にも及び、買って帰るにはしんどいものがある。
 そういった点で、シリーズマンガをまとめて郵送するインターネットショップはありがたい存在である。まとめて買うと顧客の購買単価もあがるから目のつけどころがいい。

 しかし、本のなかでもマンガに特化、さらにその隙間のマンガ全巻セットは究極のニッチ(隙間)ビジネスである。ここまでニッチになったビジネスが成立するかは興味深いところだ。
 インターネットならで究極のニッチビジネス、今後の展開が気になるところだ。

MANGA-ZENKAN.COM 

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コミック ]
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 9月6日から10月4日までカナダ・トロントの国際交流基金トロント日本文化センターで、日本の少女マンガを紹介する展覧会「SHOJO MANGA! GIRL POWER!」が開催される。
 展覧会では少女マンガの表現するものや日本女性の役割や願望の変化、さらに日本のマンガに対する影響や貢献度、今後の動向について紹介する。

 紹介される作家は手塚治虫さんからはじまり、里中満智子さんや池田理代子さん、山岸涼子さん、さらによしながふみさんまで、日本の少女マンガ文化を代表する23人。
 それぞれの作家の原画や複製原画と伴に、日本の少女マンガを、第1期(戦後~60年代):近代少女マンガの曙、第2期(60~80年代):近代少女マンガの発展と展開、第3期(80年代~現代):近代少女マンガ次なる世代へと分けて、その概要を展示する。

 展覧会の企画はカリフルニア州立大学の徳雅美準教授が行っている。徳準教授は展覧会のオープニング記念講演も行う予定である。
 今回の展覧会は昨年の10月から今年の夏まで、アメリカのカリフォルニア州立大学を中心にニューヨーク、シカゴ、ニューメキシコなどを既に巡回している。
 米国のコミック出版では日本の少女マンガの急激な成長により、少女マンガの文化、ビジネスの両面での関心も増している。そうした事情もあり企画展は、米国では大きな成功を収めた。今回は、それをさらにカナダで紹介することになるが、こちらも大きな反響を呼びそうだ。

SHOJO MANGA! GIRL POWER!(日英二ヶ国語対応)
トロント文化センター 

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2006年09月02日
新発売/新作 ]
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 パッケージソフトの流通会社ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテインメントは、次世代光ディスクのブルーレイ・ディスク最初のタイトルとしてアニメ映画『イノセンス』を12月6日に発売する。
 『イノセンス』は2005年の劇場公開された長編アニメ作品で、そのハイクオリティな映像表現が大きな話題を呼んだ。高品位の画像を再現するブルーレイ・ディスクにとって、最初に発売するのに最も相応しい作品といえるだろう。

 また、今回発売されるディスクには、映画本編に加えて世界各国で公開された際の各国言語の字幕で楽しめる『GHOST IN THE SHELL2:INNOCENCE INTERNATIONAL VERSION』と押井守氏の世界と川井憲次氏のサウンドが融合したミュージックリップ『イノセンスの情景』が収録される。
 DVD発売時にはそれぞれ別に販売されたもので、実質3作品を収録するブルーレイ・ディスク版の税込み8,190円はお買い得感もある。

 11月11日には、既にブルーレイ・ディスクのハードを搭載したPS3もソニー・コンピュターエンタテインメントから発売されている。DVD版でも高い人気を呼んだ作品だけに、人気ゲーム機の発売との相乗効果も期待出来そうだ。

 『イノセンス』以外のアニメ作品では、同じプロダクションI.Gの人気作品『BLOOD THE LAST VAMPIREデジタルマスター版』がソニー・ミュージックエンタテインメントから、『AIR Blu-ray Disc BOX』がポニーキャ二オンから発売される。

イノセンス公式サイト 

ブエナビスタDVD公式サイト 

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インターネット ]
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 10月5日よりMBS・TBSの深夜アニメとしてテレビ放映を開始する『コードギアス 反逆のルルシュー』が、NECビッグローブのインターネット動画ポータルサイト「BIGLOBEストリーム」のアニメチャンネルで無料配信される。

 『コードギアス 反逆のルルシュー』は、SFアニメを得意とするサンライズが制作する。監督に『無限のリヴァイアス』や『プラネテス』の谷口悟朗監督、キャラクター原案にCLAMP、シリーズ構成に大河内一楼氏、さらにキャラクターデザイン木村貴宏氏、メカデザイン原案安田朗氏といった豪華なスタッフを集めた大型作品として注目を浴びている。
 BIGLOBEストリームはテレビ放映終了後の一週間限定で、『コードギアス 反逆のルルシュー』の無料配信を行う。無料配信話数はテレビ放映の更新と伴に入替わってゆき、一週間を過ぎた作品は、視聴料1話100円の有料配信になる。

 BIGLOBEストリームが新作のアニメ作品の地上波放送とインターネットの同時展開を行うのは、『BLOOD+』に次いで2作品目になる。いずれもMBSが製作委員会に加わった作品である。
 また、MBSが製作委員会に参加するほかの作品では、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのNTT西日本・東日本や『交響詩篇エウレカセブン』とUSENなどが同様の地上波放送とインターネット無料配信を同時展開している。
 地上波放送のキー局のなかにインターネットとの競合に対する警戒感がまだまだ少なくないなか、地上波放送とインターネットとの連携に積極的なMBSのアニメ作品での動きは際立っている。

 今後、こうした展開がMBS以外の放送局に広がっていくためには、テレビ放映とインターネットの同時展開が継続的に成果を出すことが必要になるだろう。
 少なくとも、MBSの試みは、これまでは一定の成果がでていると考えられている。

 『コードギアス 反逆のルルシュー』がこれまでのMBSの作品と異なるのは、この作品が深夜放送の作品であること、DVD販売で収益を目指すビジネスモデルを取っていることである。
 今回の試みは、深夜放送作品のDVD販売とインターネット無料配信がビジネスとして両立するのかが問われてもいる。

コードギアス 反逆のルルシュー公式サイト 

BIGLOBEストリーム アニメチャンネル
MBS(毎日放送) 

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モバイル ]
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 携帯ブロードバンド放送「Quick. TV」を運営するフロントメディアは、この秋の新作アニメ『BLACK BLOOD BROTHERS』の地上波放映直後に携帯向けに無料の番組放送を行う。
 これはフロントメディアと携帯向け動画配信会社jig.jpが共同で行う携帯放送事業の第1弾として企画されたものである。日本と香港を舞台に吸血鬼の主人公たちが活躍するSFアクション作品『BLACK BLOOD BROTHERS』は、東芝エンタテインメントが提供する。

 番組の第1回は9月8日の深夜から東京MXテレビとキッズステーションで放映される。この9月8日の放映直後に、Quick. TVは携帯向けの放送を開始する。
 番組のダウンロードのためには、会員登録とjig.jpが開発した高画質再現のための動画アプリケーションのダウンロードが必要になる。

 作品の放映が地方放送局やケーブルテレビに限られていることもあり、番組製作側にとって携帯向け無料放送は番組認知度を向上させる大きなメリットがあるだろう。
 また、Quick. TVにとっては完全新作のアニメ作品の無料放映は、放送サービスの認知度と利用者の増加に向けて大きくアピールするに違いない。

 これまで、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズや『エウレカセブン』など、地上波放送を行った作品のPC向け無料配信は数多い。また、そうした試みのいくつかはインターネットの無料配信と高視聴率、好調なDVD販売を実現させている。
 今回の試みはこのPC向けのサービスを携帯向けのサービスに置き換えたものである。

 携帯向けのインターネットサービスは、PC向けのインターネットと並ぶ、ネットサービスの主要な事業である。しかし、これまでは携帯放送はダウンロードのスピードや画質、画面の大きさなどの問題もあり、PC向けほどは活発ではなかった。
 PCとは異なる性格を持つ携帯向けサービスで、30分のアニメ番組の無料放送がどの程度利用者に受け入れられるのか興味のあるところだ。 

 しかし、今回のような試みが増えることで、携帯向けのアニメ放送の状況が変りつつあるのは確かである。こうしたビジネスが始まること自体が、アニメ番組を観る媒体として携帯の役割が大きく注目されていることを示している。
 2005年は、インターネットの無料アニメ配信が急増した年であったが、2006年は携帯向けのアニメ無料配信の元年になるかもしれない。

BLACK BLOOD BROTHERS公式サイト 

フロントメディア 
jig.jp 
東芝エンタテインメント 

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2006年09月01日
海外:米国 ]
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 アメリカで最も古く最大の日本アニメ専門チャンネルアニメネットワークの視聴可能世帯が4千万世帯を突破した。これは8月30日のアニメネットワークの発表によるものである。
 同社によれば、最近のワイド・オープン・ウエストやハロン・コミニケーション、サービスエレクトリック、ケーブルビジョンなどとの契約によりこの大台を達成した。

 この世帯数は2年前のおよそ2.3倍にあたり、アニメネットワークの配信ネットワークが過去2年間で急拡大していることを示している。
 アニメネットワークの番組放映は一般的なケーブル放送のほか、視聴者の選択によって観たい作品を配信するビデオ・オン・デマンド(VOD)のふたつの方法から構成されている。こちらのネットワークも拡大しており、アニメネットワークは米国ではあまり一般的でないこのVODにも大きな力を入れている。

 しかし、同社が発表する視聴可能性世帯数は、あくまでも視聴しようと思えば出来る世帯数に過ぎない。ケーブルテレビにおいて、ベーシックチャンネルでない有料チャンネルの契約率は一般にさほど高いわけでない。
 このため視聴可能世帯の拡大が、アニメネットワークのビジネスの結びついているのか知るには視聴可能世帯4千万世帯のうちどの位が、アニメネットワークと契約しているか知る必要がある。
 しかし、残念なことにこうした数字は公開されていない。現状で日本アニメ専門チャンネルがどの程度北米市場で支持をされているか知ることは出来ない。

 アニメネットワークは米国最大のアニメDVDの流通会社ADVフィルムや最大のアニメ雑誌ニュータイプUSAと同様、ADVグループに属している。このためアニメネットワークの番組は、『エヴァンゲリオン』や『聖戦士ダンバイン』、『ロボテック』などADVが権利を持つ作品が多くなっている。

 同局は1日およそ20作品、朝8時から深夜4時まで、日本アニメだけを放映し続けている。また、番組全体はオールドスクールと言われる旧作アニメやアニメ映画、アクションゾーン、プライムタイム・アンコールなどの幾つかの放送ブロックからなっている。
 どちらかと言えば、『ポケットモンスター』や『ドラゴンボ-ル』などの大衆的な作品とは異なるマニア向けの作品が大半を占めている。そうした作品から構成される放送局への評価も気になるところである。

アニメネットワーク 

ADVフィルム 
ニュータイプUSA 

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賞/コンテスト ]
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 昨年夏に劇場公開をされ話題よんだ長編アニメ『xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』(水島努監督)が、9月26日から10月6日までスペインのマドリッドで開催される第7回マドリッド国際アニメーション映画祭(アニマドリッド2006)のコンペティションに出品されることが決まった。
 
 アニマドリッド2006は、長編アニメーション、短編アニメーション、テレビアニメーション、児童向け部門など複数のコンペティション部門から構成され、世界の主要なアニメーション映画祭のひとつとして知られている。
 昨年はオープニング作品として『ハウルの動く城』が上映するなど、日本のアニメ作品も既にお馴染みとなっている国際アニメーション映画祭である。

 『xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』が出品される長編アニメーション部門には、今回6つの作品が公式作品として選ばれている。日本からは『xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』のほかに、川本喜八郎氏が監督をした人形アニメーションの『死者の書』も出品される。
 『xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』は、世界で最も知られているフランスのアヌーシアニメーション映画祭でも、既に長編部門のノミネート5作品のひとつに選ばれている。海外での映画祭での評価が高まっている作品となっているようだ。

 近年、商業分野、アマチュア分野を問わず、海外の有力アニメーション映画祭で、日本からの作品応募が増加しつつある。これは制作した作品のアニメーション映画祭での宣伝効果の期待や、国際的な視点からの評価を受けることを期待したものである。
 こうした制作者の出品努力は、実際に具体的な成果として現れている。例えば、今年開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)やSICAF(韓国)、今回のアニマドリッドのように長編アニメーション部門で、複数の日本アニメが同時にノミネート作品されるケースが増えている。

 国際アニメーション映画祭における認知度の向上は、日本アニメをテレビやDVDとは違う新たな層に届けることにもなる。個々の作品自体だけでなく日本のアニメーション文化の普及といった点からも意義があり、そのための大きな役割を果たしているといえるだろう。

第7回マドリッド国際アニメーション映画祭(アニマドリッド2006)

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イベント情報 ]
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 7月1日から8月27日まで森アーツセンターギャラリーで開催され好評を博した「ピクサー展『トイ・ストーリー』から最新作『カーズ』まで」が、12月2日から神戸市の兵庫県立美術館でも開催されることが決まった。

 この展覧会は『トイ・ストーリー』や『ファイディング・ニモ』などアニメーションで世界的に人気のあるピクサースタジオの創立20周年を記念したものである。展覧会は東京で開催された森アーツセンターギャラリーのほか、ニューヨーク近代美術館とロンドンの英国科学博物館も既に巡回している。
 展覧会の企画はニューヨーク近代美術館が行い、これまでは非公開であった映画制作のための様々な資料が公開される。また、ピクサーをテーマにした美術展としては過去最大のものでもある。
 今回神戸での開催決定は、こうした貴重な展覧会が関西でも開催されることは大きな意味があるだろう。開催は来年1月14日までを予定している。

 また、これとは別に東京都現代美術館ではディズニーアニメーションの展覧会として史上最大規模となる『ディズニーアート展』も開催されている。こちらはウォルト・ディズニー在命中に作られたディズニーの黄金期のセルアニメーションの名作の様々な制作資料を展示している。開催は9月24日までなので、まだまだ観にいくチャンスもある。
 この夏はセルアニメーションとCGアニメーションという違いはあるが、ディズニー、ピクサーとアメリカを代表するアニメーションスタジオの美術展が競演していたことになる。神戸の『ピクサー展』と合わせて観ることが出来れば、新旧の作品を通じてアメリカのアニメーション美術を掴むことが出来るだろう。

 偶然ではあるがこの6月にディズニーは、株式交換によりピクサーを吸収合併したばかりである。このふたつの新旧アニメーションスタジオは、今後は伴に歩んで行くことも考えながら見るとまた感慨深いものもあるだろう。

ピクサー展公式サイト 
場所:兵庫県立美術館 
会期:2006年12月2日~1月14日
主催:読売テレビ、シーボルト財団、株式会社ジェイコム
企画:ニューヨーク近代美術館、ピクサー・アニメーション・スタジオ、財団ハタステフティング

ディズニーアート展公式サイト 
東京都現代美術館

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