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2007年03月18日
イベント情報 ]
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 3月17日、18日に岐阜県高山市で子供のためのアニメーションをテーマに、第5回飛騨国際メルヘンアニメ映像祭が開催された。
 映像祭はメルヘンアニメの上映を中心に、第5回メルヘンアニメコンテスト、飛騨パラパラマンガコンテストのふたつのコンペテション、さらにアニメ歌手影山ヒロノブさんのコンサートやアニメ監督押井守さんの世界を紹介する特別展示「押井守ワールド」などが行なわれた。

 岐阜県は現在、マンガやデジタル・コンテンツを中心に産業や文化の普及、啓蒙、振興を進めている。映像祭がとりわけメルヘンに注力するのは、飛騨地方に民話と伝説、神話などの物語が多いことに基づいている。
 今年で開催5年目を迎える映像際は、そのユニークな切り口で自治体主導のアニメ関連イベントのなかで高く評価されている。

 今年の上映作品にはディズニーアニメーションの『ライアンを探せ』や『時をかける少女』、『アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』などがある。
 また、メリヘンアニメコンテストは「心にひびく、良質で物語性ゆたかなアニメーション」をテーマに作品を募集したところ、募作品は合計204作品に達した。これは昨年の180作品を上回っただけでなく、半分近い98作品が海外からの応募という国際色豊かなものである。
 そうした応募状況も反映して、受賞13作品のうち海外からの応募が10作品と大半を占めた。最優秀作品賞には、ロシアのOleg Uzhinovさんの『Zhiharka』が、優秀作品賞には韓国のChang Hyung Yunさんの『Wolf Daddy』が選ばれた。

飛騨国際メルヘンアニメ映像祭 
  
《第5回メルヘンアニメコンテスト主な受賞作品》
最優秀作品賞 
『Zhiharka』     ロシア   Oleg Uzhinov
優秀作品賞
『Wolf Daddy』   韓国    Chang Hyung Yun
奨励賞
『ONE-TWO-THREE』  ハンガリー Keresztes Dora
『蒲公英(たんぽぽ)の姉』 日本  坂本 友介
審査委員特別賞
『Little bear』   ロシア   Natalie Besezuvaja
『Burning safari』 フランス Vincer Aupeti Florent/Delataille Jeanne/rzenski Maxime/maloo Avrelien/Predal Claude William/Trebutiew
『Emergence』  フランス  Jerome Boulbes

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イベント情報 ]
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 往年の東宝の人気ホラー映画をテーマにしたアートエキシビションUNNON×TOHO「The Horror Show」が東京・恵比寿のギャラリーポイントで開催されている。
 この企画は、クリエイター集団UNNONと東宝のコラボレーションによって生まれたものである。『マタンゴ』や『美女と液体人間』『電送人間』『ガス人間第一号』など1960年代の東宝の傑作特撮ホラー作品をテーマに、伊藤桂司さん、草野剛さん、日野日出志さん、井口弘史さん、広岡毅さんらがグラッフィックアートを制作、展示する。
 アーティスト達は、これらの作品を独自の視点で捉え直しシルクスクリーンポスターを制作した。古き傑作が新しいアートとして現代に復活することになる。

 昨今は、ガンダムと現代美術、ドラえもんと現代美術といった最先端の現代アートが、人気アニメなどと結びついたアート企画は少なくない。しかし、今回の特集は日本のポップカルチャーのなかでもよりマイナー特撮映画、しかも60年代のホラー作品である。あまり見られない企画だけに、それだけ興味も惹きそうだ。
 『マタンゴ』や『ガス人間第一号』、『透 明人間』は観たことのある人であれば、誰もが傑作として知っている作品群である。アートエキシビションで販売される限定商品伊藤桂司さんのカラーリングのマタンゴや参加アーティストによるシルクスクリーンポスターは、そうしたコアなファンに人気を呼びそうだ。
 エキビションは毎日12時から19時まで、3月17日に始まり24日まで開催される。

ギャラリーポイント 
UNNON 
東宝 

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映画 ]
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 有名な楽曲にあわせて踊るペンギンの物語で見事アカデミー賞長編アニメーション賞を獲得した3DCGアニメーション『ハッピーフィート』は、日本では3月17日に公開されて話題を呼んでいる。
 この作品の監督ジョージ・ミラー氏は、次回の候補作品のひとつとして日本のアニメとコラボレーションを検討しているようだ。

 これはミラー監督がオーストラリアのメディアに自ら語ったものである。海外メディアの現在の最大の関心事は、ミラー監督の代表作『マッドマックス』シリーズの新作続編である。しかし、それに対してミラー監督は主演のメル・ギブスン氏の年齢や役割の問題もあり当面は製作に入れないと次回作としては否定的に語っている。
 そのうえで次回作には、『ハッピーフィート』の続編か日本のアニメを念頭に置いているとしている。同氏は日本アニメのミニマルなスタイルに興味を持っており、日本のアニメの監督とコラボレーションがしたいと述べている。

 日本のアニメ・マンガに対するハリウッドのプロデューサーや監督の関心は、日本作品のリメイク作品に向うことが多い。しかし、これまでにも『アニマトリックス』のようにハリウッドのコンセプトと日本のアニメのクリエイターとのコラボレーションによる全く新しい作品の制作の試みも存在する。
 今回のミラー監督の発言はあくまでも検討中、希望に過ぎない。しかし、海外からの日本のアニメに対する関心は、現在注目されがちな個性的な原作に加えてアニメの技術や表現方法にも向いつつあるようだ。自分のアイディアを、日本のアニメで実現したいというわけである。

 こうした試みはテレビアニメでは、プロダクションⅠ.Gの『IGPX』やゴンゾの『アフロサムライ』、ハルフィルムメーカーの『オーバンスターレイサーズ』などの企画の一部に既に現れている。 
 しかし、劇場映画での試みはこれまでにない。今回のミラー監督の例に限らず今後は、劇場映画でもこうしたケースが登場する可能性も高そうだ。

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