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2007年03月30日
TAF2007 ]
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 徳間書店のブースでは「徳間アニメ新世紀宣言」と題し、押井守監督の『天使のたまご』以来の徳間書店製作のアニメの年譜を掲載していた。
 この中には他に類を見ない長編OVAシリーズの『銀河英雄伝説』や『紺碧の艦隊』を紹介していた。

 今年のブースで最もフィーチャーしていたのは磯 光雄監督の『電脳コイル』である。本作で磯さんは、原作・脚本・監督を務める。ブースでは監督のメッセージや、絵コンテ、台本の他、オープニングの映像も公開されていた。
 磯さんは『御先祖様万々歳!』『新世紀エヴァンゲリオン Air 』『ラーゼフォン』など、アニメーター、演出家、脚本家として業界内外に多くのファンを持つ。そもそもの発端は6年前に「絵を中心とした企画書風の読み物」を作ったところから始まる。
 舞台は「お化けの見える“電脳メガネ”が発売された時代のお話し」である。このメガネはネットに接続してあり、仮想空間のお化けを現実世界に電脳ペットとして映し出す装置である。
 これが現代の携帯電話のように子どもたちに普及している世界で、性格の全く違う二人の“ユウコ”が電脳空間でさまざまなフシギを体験するというストーリーである。ブースには電脳ペットの一人、「サッチー」の等身大のフィギュアも飾られていた。
 
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 『ラーゼフォン』などでデジタルワークスを担当した磯さんによる上記のような設定だと、ついデジタルらしい画面を想像してしまうかもしれない。だが、むしろ画面からは“古き良き”昭和的で温かい雰囲気が画面や小道具や色遣いから伝わってくる。
 参加するアニメーターも豪華で、キャラクターデザイン・作画チーフにリアル系の作画が人気の本田雄さん、普段は劇場版の大画面で数々の名シーンを描いてきた井上俊之さんや、『鉄コン筋クリート』作画監督の久保まさひこさんらの名前がすでに挙がっている。
 本作は製作が決定してから、監督のウェブサイトで大々的にアニメーターを募集しており、監督を慕う業界の名アニメーターが集結することもあり、さながら『AKIRA』のような状況になっているのかもしれない。作画ファンはもちろん、アニメーションにまだ意識的ではない人に、本作でアニメーションの面白さを見て欲しい作品である。

 本作について監督は「人と人との間には必ず距離があり、たどり着くには細い迷い道を歩いてゆかなかればならない。(中略)でも、つながっていない道は絶対になくて、いつかきっと辿りつける。そんな気持ちを込めたつもりです。(中略)前半はおもしろおかしく不真面目に楽しんでもらえればそれで十分だと思います」とメッセージを寄せる。

 テレビでの放送は2007年5月12日(土)よりNHK教育で18時30分から。なお、本作の小説版は「NHK 連続テレビ小説」で脚本を手がけ、監督の信頼も厚い宮村優子さんが執筆し、放送よりも一足早い4月18日に徳間書店から発売される。
(日詰明嘉)

電脳コイル 公式ページ http://www.tokuma.jp/coil/index.html      

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TAF2007 ]
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 3月22日に東京国際アニメフェアの特設ステージで「やわらか戦車史上最大の作戦」の記者発表を行ったファンワークスは中京テレビとライブドアで連合軍でブース出展していた。
 あらたにサクセスと共同戦線を張ることになった『くわがたツマミ』のほか、『やわらか戦車』、『暗黒キャット』、『くりぐま』などのlivedoorネットアニメでお馴染みのキャラクターが並ぶ。さらに中京テレビが制作するストリートダンスバラエティー「スーパーチャンプル」やTV・パソコン・ケータイとのメディアミックスデジタルバラエティー「ウキ→ビジュ」、そしてlivedoorネットアニメとlivedoorデイリー4コマの展示が行われていた。

 今回東京国際アニメフェアの会場内で開催された第5回インディーズアニメフェスタにて、『5iVESTAR』で松倉賞を受賞したユニットHTMKのうちの1人森井ケンシロウ氏はライブドアネットアニメとデイリー4コマで『さかな&ねこ』を連載している。
 また、TOKYO MX他で放送されているショート DE アニメ魂でも『猫ラーメン』の制作に参加していた。 

 展示の中でも特に『やわらか戦車』のクレーンゲームは、ゲーム参加が無料ということもあり行列が出来ており大好評だった。
 また、ショウワノートノブースでは『やわらか戦車』のステーショナリー、ジェネオンエンタテインメントのブースでは『やわらか戦車』のDVD、キングレコードのブースでは『くわがたツマミ』のDVDフライヤーがそれぞれフィーチャーされていた。作家ラレコさんの勢いは留まるところがないようだ。
(真狩)

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ファンワークス  http://www.fanworks.co.jp/
中京テレビ放送  http://www.ctv.co.jp/
ライブドア  http://www.livedoor.com/

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テクノロジー ]
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 バンダイビジュアルの子会社で総合アニメサイト「. ANIME」を運営するアニメチャンネルは、3月30日から自社の展開するアニメ映像配信サービスをマイクロソフトの提供するWindows Media Player 11日本語版のオンラインストアに移行した。
 バンダイビジュアルによれば「. ANIME」がWindows Media Player 11に参加することで、ユーザーはこれまでよりシームレスに映像配信サービスを利用することが出来る。

 Windows Media Player 11は、マイクロソフトの開発した音楽・映像などの統合メディア再生ソフトである。今年2月に新発売となったマイクロソフトのOSソフトVistaにも標準装備されている。
 ユーザーはWindows Media Player 11を利用することで、Webブラウザーに依存することなく映像のダウンロード・視聴・購買など一連の作業をこれまでより簡単に行える。また、アップルのiTunesストアのようにコンテンツを専用端末に移し替え、持ち運びを可能とする。
 アニメ作品を持ち運び可能にする点で、アニメ映像配信ビジネスのなかでは画期的な試みと言えるだろう。

 「. ANIME」を運営するアニメチャンネルの親会社であるバンダイビジュアルは、次世代ディスクのHD DVDについてマイクロソフトとの技術協力も行なっている。今回、「. ANIME」の映像配信サービスにWindows Media Player 11を全面的に取り入れたことから、映像技術でのバンダイビジュアルとマイクロソフトの協力はより深くなったといえる。
 国内有数のアニメ映像パッケージ企業と映像配信技術でトップ水準を持つマイクロソフトの連携は、今後のインターネットを通じたアニメ映像作品の配信技術の未来にさらに大きなインパクトを与えることもありそうだ。

「. ANIME」
Windows Media Player 11 

バンダイビジュアル 
マイクロソフト 

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海外:米国 ]
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 ブラジルのアニメ情報サイト「PAPO DE BUDEGA」によれば、4月30日からブラジルを含むラテンアメリカのアニマックス・チャンネルで『十二国記』、『BLOOD+』、『巌窟王』が新番組として始まる。
 ラテンアメリカアニマックスはソニーピクチャーズ・テレビジョンのグループ会社で、アニメーション専門チャンネルとして、日本アニメを中心に中南米地域で広く放映事業を展開している。 
 『十二国記』は4月30日の夜8時から、『BLOOD+』が夜9時から、『巌窟王』は夜10時から放映されるとしている。

 一方、同じPAPO DE BUDEGAによれば、ラテンアメリカのカートゥーンネットワークは『NARUTO』の52話分の放映権を獲得済みであるとしている。
 また『NARUTO』については、マンガの出版権もブラジルの出版社が獲得しており、マンガ出版が間もなく開始される。このためマンガとアニメがほぼ同時期に展開されることになりそうだ。

 日本アニメの専門チャンネルとして知られるアニマックスは東アジアから南アジア、さらに中南米に広く展開している。しかし、北米やヨーロッパには展開していない。また、日本を除くアジアのカートゥーンネットワークは、日本のアニメをほとんど放映していない。
 このためラテンアメリカでは、日本アニメを放映するアニマックスとカートゥーンネットワークの2大局が激しい競争を繰り広げる特異な市場となっている。

PAPO DE BUDEGA New anime will be airing on Animax Channel

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