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2007年03月31日
インターネット ]
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 京都アニメーションは『Kanon』や『AIR』の丁寧な作品制作、そして昨年の『涼宮ハルヒの憂鬱』の大ヒットで、現在もっとも人気の高いアニメ制作会社のひとつである。
 この京都アニメーションが、自社企画のオリジナルコンテンツだけを集めたオンラインマガジン「京アニBON」を創刊し大注目である。

 オンラインマガジンといっても内容は、オリジナルのコミックやアニメではなく、そのもとになるアニメの企画が中心である。京アニの才能あるクリエイターが主体となってこれまで生みだしてきた100本にも及ぶ企画のなかから、特に際立ったものを10本紹介している。
 武本康弘さんの読みきりマンガ『恋は猪突モーシン!』(仮)はあるものの、大半は見開き2ページのアニメ企画の概要となっている。なかには既にパート2まで作られた京アニのオリジナル企画『MUNTO』の第3弾などもあり、これらの企画がまさに検討されている実現性の高いものだとわかる。

 ファンにとっては、憧れのクリエイターの頭の中を覗くような楽しさのあるオンラインマガジンである。その一方で、京都アニメーションによれば、「京アニBON」の目的はそうした企画を公開することで、ユーザーからの生の声を聞くことであるとしている。
 ユーザーの声を聞くことで、こうしたオリジナル企画をさらに練り優れた企画にすること、あるいは企画が実現した際の人気をはかるプレマーケティングの役割を目指しているようだ。
 しかしその内容もオリジナルなら、インタ-ネットでの公開という方法や、公開目的も非常にユニークで、まさに京アニファンが期待するものだといえるだろう。

 近年アニメ制作会社のなかにはオリジナル作品を制作し、自ら権利ビジネスに乗り出そうとする会社が増えている。しかし、原作アニメがアニメ化前にマンガや小説の段階で厳しい競争を勝ち抜いてきたのに対して、オリジナル作品は競争が少なくヒットする確立が原作つきの作品より低いとされている。
 ヒットする確立を高めるためにはオリジナル企画をなんらかの方法で選別し、クオリティーを上げる必要がある。今回の「京アニBON」は、まさにそうした目的も兼ねたものといえる。
 「京アニBON」に掲載された企画は、どれもそれぞれに魅力的である。近い将来このなかからブラッシュアップされ、映像化される作品が出てくること期待したい。

京都アニメーション 
京アニBON 
マカイブログ

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話題 ]
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 4月20日、横浜みなとみらいに『それいけ!アンパンマン』に基づいたテーマパーク型の施設「横浜アンパンマンこどもミュージアム」が開設される。
 このなかの施設のひとつとして、『アンパンマン』をテーマにしたキッズ専用のヘアサロン「アンパンマンヘアサロン」がオープンする。

 「アンパンマンヘアサロン」は、大手玩具メーカーのバンダイが運営する。0歳から6歳までの未就学児を対象に、『アンパンマン』の世界観で演出した店内で、子供が飽きることないヘアサロンのサービスを提供する。
 サービスメニューの価格は、シャンプー・カット・ブロー・セット込みのヘアカットが4500円から、ヘアセットが1500円からである。バンダイは来年3月末までに4000万円以上の売上高を見込んでいる。

 同じ「横浜アンパンマンこどもミュージアム」には、バンダイが運営するアンパンマンの子供服専門店「アンパンマンキッズコレクション」も併設される。文字通り頭の先から足元まで『アンパンマン』のイメージでトータルコーディネイトが出来ることを狙っている。
 今回の出店は、バンダイが力を入れているキャラクターアパレル事業展開のひとつでもある。バンダイのアパレル事業はキッズ向けキャラクター衣料を中心に、衣服からタオル、寝具までフルカテゴリーで展開している。
 今回の「アンパンマンヘアサロン」はそうした事業のコンセプト店とも言えるだろう。また、バンダイが同社の事業のなかで比較的弱いとされる未就学児童向けの市場開拓の役割も担っていると考えられる。

 「アンパンマンキッズコレクション」はバンダイの直営店舗として、これまで全国に16店舗出店してきた。年間の売上高はおよそ8億円となっている。未就学児童に圧倒的な人気を誇るキャラクターだけに、今後のさらなる事業拡大も期待できそうだ。
 また、「アンパンマンヘアサロン」が設置される横浜アンパンマンこどもミュージアムは『アンパンマン』のキャラクター事業を行う22社による製作委員会により企画・運営される。およそ6,800㎡の施設内には、このほかにも『アンパンマン』をテーマに様々な施設・ショップが予定されている。

バンダイ  http://www.bandai.co.jp/
横浜アンパンマンこどもミュージアム公式サイト
 http://www.yokohama-anpanman.jp/

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海外:米国 ]
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 アメリカのオンラインマガジンのニューヨークビジネス・ドットコムは、ニューヨーク・マッンハッタンのロックフェラーセンターで25年間以上にわたり営業を続けてきたニューヨーク紀伊國屋書店がこの秋に店舗拡張のため移転すると伝えている。
 新店舗は現在のロックフェラーセンターから南に6ブロック先のブライアント・パークに面しており、タイムズスクエアからもほど近い。既にニューヨーク紀伊國屋書店は、2200㎡を越える店舗の15年契約リースを結んでいる。

 ニューヨークビジネス・ドットコムによれば、今回の移転はニューヨーク紀伊國屋の顧客層変化のためである。20年前までは売上げのほとんどを占めていた日本語の書籍は、いまでは半分以上が英語の書籍に変わっているという。またなかでも、日本のファッション誌とグラフィックノベル(マンガ単行本)が人気となっている。
 新店舗は公園に面したカフェのほか、ファッションとアニメ、音楽の部門を拡充する予定であると伝えている。

 紀伊國屋書店は国内有数の書店チェーンだが、日本以外に東南アジアやオーストラリアにも店舗を展開している。また、米国では西海岸に6店舗、ニューヨークで2店舗を展開している。 
 これらの店舗はもともと現地在住の日本人や日本語学習者などに向かって日本の書籍・雑誌などを販売してきた。しかし、近年は日本のマンガやアニメDVD、雑誌を多く扱っていることから、日本のポップカルチャーに関心がある現地の一般的な市民の人気を集めている。

 紀伊國屋の各店舗はマンガやアニメの商品が豊富な商品として、日本のポップカルチャー販売の重要な拠点となりつつある。近年は、ロックフェラーセンターの店舗では、ボーイズラブ作家のこだか和麻さんや新田祐克さんのサインが開かれ、多数の現地ファンが詰め掛けたことで話題になったこともある。
 今回の移転はこうした変化の表れのひとつで、米国のほかの店舗も同様の状況になっている。

ニューヨークビジネス・ドットコム 

紀伊國屋書店  http://www.kinokuniya.co.jp/

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インターネット ]
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 東映アニメーションは、電子書籍サイト国内最大手のeBookJapanを運営するイーブック イニシアティブ ジャパンと電子書籍の販売で提携を行なう。具体的には現在東映アニメーションが運営するアニメ動画配信サイトの東映アニメBBプレミアを通じて、イーブック イニシアティブ ジャパンの提供する電子書籍の販売を行なう。
 販売は3月30日から開始されており、1話42円(税込)から、もしくは1冊210円(税込)からの提供を行っている。
 
 東映アニメーションのアニメ作品には『銀河鉄道999』や『北斗の拳』、『スラムダンク』など、マンガを原作とするものも多い。イーブック イニシアティブ ジャパンの運営するeBookJapanは、マンガタイトル数の取り扱い国内最大で、こうした作品の原作マンガをほとんど提供出来る。
 このため東映アニメBBプレミアは、自サイトでアニメを観たユーザーをさらに電子マンガの購買に誘導することで利益を最大化することが可能になる。
 また、eBookJapanはマンガとの親和性の高いユーザーの多いアニメ動画配信サイトからのユーザー拡大を期待できる。こうしたことから両社は、今後もアニメと漫画を連動させた特集を展開し、作品の魅力をユーザーに伝えるキャンペーンを予定している。

 東映アニメBBプレミアは、昨年8月にそれまでの東映アニメBBを一新して誕生した。国内最大のアニメ作品のライブラリーを誇る同社の主要コンテンツを、いつでも視聴出来ることが魅力となっている。
 プレミア開始後にユーザーを着々と増やしており、バンダイチャンネルと並ぶアニメ番組供給の有力プレイヤーとなっている。
 今回はアニメだけでなく電子マンガを扱うことで、サイト内のコンテンツのバリエーションを拡大する。また、そうすることによって他のアニメ動画配信サイトとの差別化も可能になるだろう。

東映アニメBBプレミア http://www.anime-bb.com/
イーブック イニシアティブ ジャパン http://www.ebookjapan.jp/

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