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2007年07月11日
コミック ]
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 日本のマンガ文化が世界各地に広まるに連れて、近年注目されているのが、世界各地で自国のアーティストがマンガスタイルで描く作品である。
 米国ではOEL(オリジナル・イングリッシュ・ラングエッジ)と呼ばれるこのマンガの代表作『メガトーキョーMegatokyo』が講談社から発売されることが決定した。

 原作は米国のコミック出版社ダークホースコミックが発売している。日本の大手出版社が、米国産マンガを日本語に翻訳出版する初のケースとして米国で話題となっている。
 作品は今年9月、講談社が発刊する文芸雑誌「ファウスト」に、作家レッド・ギャラハー氏の紹介と伴に紹介される。その後、単行本として発売される予定である。 

 『メガトーキョー』は、米国人のフレッド・ギャラハー氏が2000年に発表したウェブコミックが基になっている。ウェブでの高い人気を受けてその後単行本化された。作品は現在急増しつつある米国産マンガの先駆けであるだけでなく、最も人気のある作品のひとつでもある。
 『メガトーキョー』の作画は、日本のマンガや他の米国産マンガに較べてさえもうまいとは言い難い。しかし、人気の秘密はそのストーリーにあるとされており、ストーリーマンガを王道とする日本のマンガに通じる部分もある。

 海外でも日本発のマンガこそがマンガであり、他国の作品は積極的に認めない風潮もある。また、日本国内ではマンガ作品同士の競争が激しく、一部の東アジアの作家を除くと日本での海外作家の成功は稀である。
 こうしたなかで日本に進出する『メガトーキョー』の評価は、今後の国際舞台でマンガの行方に影響するといっても差し支えないないだろう。
 また、海外で制作されつつある新たなマンガは、日本人に対して大きな刺激を与えるに違いない。『メガトーキョー』の日本での発売は、グローバル化するマンガ文化の象徴と言える。

メガトーキョーMegatokyo公式サイト http://www.megatokyo.com/
講談社 http://www.kodansha.co.jp/

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映画 ]
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 この夏の注目SFアニメである『ベクシル─2077日本鎖国─』が、スイスで開催される第60回ロカルノ国際映画祭のオープニング上映作品に決定した。
 『ベクシル』は映画祭の初日、8月1日にヨーロッパ最大の野外シアターPiazza Grandeで、ワールドプレミア上映される。作品は既に世界75カ国で公開されることが決まっており、ワールドワイドな映画に相応しいプレミア上映となる。

 ロカルノ国際映画祭は、世界で最も長く続く映画祭として知られている。世界10大映画祭のひとつでもあり、大作映画から野心的な小品まで多彩な映画を紹介するなど、その評価は極めて高い。
 SFアクションの大作映画がオープニング作品に選ばれることも多く、これまでに『MATRIX』や『X-MEN』などが上映された。世界の映画界における『ベクシル』の注目度はかなり高そうだ。

 映画は70年後、ハイテク技術を極めた日本を舞台に本格的なアクション映画となる。作品はフル3Dアニメーションで、まだあまり多くない日本のフル3Dアニメーション映画の技術を知る機会ともなる。
 また、黒木メイサさんや谷原章介さん、松雪泰子さんらの豪華俳優による声の出演に加えて、日本の声優界を代表する大塚明夫さん、朴王路美さん、櫻井孝宏さん、森川智之さん、柿原徹也さんら総出演するのも話題である。
 8月18日の全国公開に先立って、8月9日にはジャパンプレミアも決定している。

ベクシル─2077日本鎖国─公式サイト  http://www.vexille.jp/
ロカルノ国際映画祭  http://www.pardo.ch/

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       (c)2007「ベクシル」製作委員会

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新発売/新作 ]
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 アニメ製作会社のプロダクション I.Gと大手音楽出版のBMG Japanは、両社の会社設立20周年になることを記念したアニメ作品『東京マーブルチョコレート』を製作する。
 作品はBMG Japanの2大アーティストのスキマスイッチとSEAMOの楽曲にインスパイアされたものとなる。スキマスイッチは、2003年デビューの男性二人組ポップス・ユニット、SEAMO は日本のHIP HOPシーンをリードし、いずれも熱狂的なファンが多い。

 今回は、SEAMOの「マタアイマショウ」と、スキマスイッチの「全力少年」の2つの楽曲に乗せたふたつの物語のアニメ化となる。また、両ミュージシャンは、アニメ作品の中でもキャラクターとして登場する。
 プロダクションI.Gは、この作品を現代の若者に向けたラブストーリーとして、アニメファンの裾野を広げるヒット作品を目指したいとしている。作品はDVD化され、本年12月5日にBMG Japanから発売される。

 アニメの制作と原作は、プロダクション I.Gが手がける。監督には塩谷直義氏、作画監督には『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズなどの作画を担当した浅野恭司氏など若手クリエイターを起用している。
 さらにキャラクターデザインに、『おひとりさま物語』のマンガ家谷川史子氏、シナリオに『大奥・華の乱』などの尾崎将也氏など、これまでのアニメ以外の分野から幅広い参加を行う。

東京マーブルチュコレート公式サイト http://www.tokyomarble.com/
プロダクション I.G  http://www.production-ig.co.jp/
BMG Japan  http://www.bmgjapan.com/

《主要スタッフ》
原作: プロダクションI.G
監督: 塩谷直義
脚本: 尾崎将也
キャラクターデザイン: 谷川史子
キャラクターデザイン・作画監督: 浅野恭司
色彩設定: 広瀬いづみ
美術監督: 小林七郎
3DCGI: 佐藤 敦
撮影監督: 笹川恵介
主題歌:SEAMO「マタアイマショウ」 /スキマスイッチ「全力少年」
アニメーション制作:プロダクション I.G
制作:東京マーブルチョコレート製作委員会

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テレビ ]
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 NHK-BS2で毎月最終火曜日深夜に放送している『アニメギガ』で、8月5日からの特別プログラムとして7夜連続の押井守監督特集が組まれる。
 同番組は「月刊アニメージュ」や「月刊ニュータイプ」の編集長を務めた渡邊隆史さんが司会をするアニメ監督・声優へのインタビュー番組で、40分の枠をじっくり使った内容が好評である。

 今回のスペシャルでは押井監督の初期のテレビ演出作品からOVA、劇場作品までの放送に加え、監督自身が「自作を語る」コーナーを加えて7夜連続、合計で23時間45分放送する。
 また、番組公式サイトでは「押井守全作品人気投票」と『うる星やつら』TVシリーズの中から押井さん演出回の人気投票を実施している。投票の結果は初日と、3夜目の8月7日に放送される『うる星やつら』特集回でそれぞれ発表される。

 8月10日には新作『スカイ・クロラ』を語るコーナーも予定されており、ファンは特に必見の内容と言えるだろう。
 最終日の8月11日は人気が高い『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を放送するほか、スタジオに寄せられたFAXやメールを紹介しながら午後10時~午前5時まで徹夜で生放送を行う。

 なお、レギュラーの『アニメギガ』7月18日の放送では『河童のクゥと夏休み』『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』の原恵一監督をゲストに迎える。また、同日のBS-Hiでは声優の緑川光さんを迎えた6月20日の回を再放送する。

アニメギガ 公式サイト http://www.nhk.or.jp/animegiga/

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