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2007年07月30日
東京国際映画祭 ]
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 7月30日に今年の開催概要を発表した第20回東京国際映画祭(10月20日~28日)は、東京国際映画祭animecs TIFF2007のプログラムの一部としてProduction I.G 20周年記念作品の上映を発表した。
 今回発表された上映作品は中村隆太郎監督の『神霊狩/GHOST HOUND』と塩谷直義監督の『東京マーブルチョコレート Tokyo Marble Chocolate』の2作品である。
 『神霊狩/GHOST HOUND』は、『攻殻機動隊』などで人気の士郎正宗さんとプロダクション I.Gが原作となる話題のアニメである。また『東京マーブルチョコレート Tokyo Marble Chocolate』は、SEAMOやスキマスイッチといった人気アーティストとコラボレーションを行う作品となっている。

 東京国際映画祭は世界12大映画祭のひとつで、国内最大の国際映画祭として知られている。animecs TIFFはこの東京国際映画祭の自主企画で、アニメに特化した主要プログラムとして毎年開催されている。その個性的なプログラムにより、毎回大きな注目を集めている。昨年は、世界的に注目が高まっているアニメ監督の今敏氏の作品の集中上映で話題を呼んだ。
 プロダクション I.Gは、国内外のアニメファンには御馴染みのアニメスタジオである。『攻殻機動隊』や『イノセンス』などその作画と物語の高いクオリティーで、世界中のアニメ-ション・映画の関係者から注目を集め、影響を与えてきた。そのプロダクションI.Gの20周年記念作品の上映は、大きな話題を呼びそうだ。

 東京国際映画祭では、このほかアニメやマンガ、ゲームなども含んだコンテンツマーケットTIFCOM2007(10月22日~24日)やアニメやマンガなどの多彩なプログラムから構成される秋葉原エンタ祭り(10月20日~28日)も行われる。
 今年の東京国際映画祭は、大規模なコンテンツ統合イベント「コ・フェスタ」のクロージングイベントも兼ねている。映画祭自身も今回が20回目と記念すべき年となり、例年にないビッグなイベントとなることが予想される。
 そうしたなかで今後もさらに発表されるであろうanimecs TIFF2007のプログラムは、今年も目が離せない。

当サイトの関連記事
インタビュー 東京国際映画祭 animecs TIFFのみどころ!(2006年)

東京国際映画祭公式サイト http://www.tiff-jp.net/ja/
プロダクション I.G http://www.production-ig.co.jp/

神霊狩/GHOST HOUND公式サイト
http://www.ghosthound.tv/
東京マーブルチョコレート Tokyo Marble Chocolate公式サイト
http://www.tokyomarble.com/

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イベント情報 ]
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 日本科学未来館では、8/29(水)~9/2(日)「ジブリの絵職人 男鹿和雄作品から考える~人と自然の未来~」を開催する。
 この催しは8×18メートルの高精細大画面に『となりのトトロ』などスタジオジブリの映画で使われた男鹿さんの背景画を映し、自然や未来について考える内容のイベントとなっている。

 男鹿さんは、美術監督の小林七郎さんに師事し、背景美術として1998年の「となりのトトロ』以降、『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』などのスタジオジブリ作品を中心に活躍している。
 東京都現代美術館では、7月21日から9月30日(日)まで、スタジオジブリ作品の背景画を中心に作品点数600点以上の規模で「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」を開催している。

 一方で、8月30日から9月3日まで横浜で行われる「第65回世界SF大会/第46回日本SF大会 Nippon2007」のエキシビジョン展示ホールでは『ゲド戦記』で使用された背景アート(美術監督:武重洋二さん)が展示される。
 このほか、『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』で美術監督を務めた山本二三さんの初監督作品『ミヨリの森』が8月25日、フジテレビの「土曜プレミアム」枠で放送される。
 8月末はスタジオジブリの美術スタッフの仕事ぶりを目にする機会が多くなるだろう。

ジブリの絵職人 男鹿和雄作品から考える~人と自然の未来~
開催日:2007年8月29日(水)~9月2日(日)
※上映は開館時随時。 解説員による解説上映は1日2回を予定。
開催場所:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンb
参加費:無料(入館料のみ)

日本科学未来館
http://www.miraikan.jst.go.jp/

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海外:米国 ]
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 米国で7月27日に公開されたアニメーション映画『劇場版シンプソンズTHE SIMPSONS MOVIE』が記録破りの興行スタートになっている。
 7月27日から金曜、土曜、日曜の3日間の興行で7185万ドル(約85億円)を稼ぎ出した。2007年でもトップクラスの大ヒット映画になるのは間違いない。また、2Dアニメーションで歴代トップクラスの興行成績となりそうだ。

 このオープニングの数字は映画興行の歴代23位にあたるだけでなく、アニメーション作品では『シュレック3』とか『シュレック2』に次いで歴代3位、『ファインディング・ニモ』や『カーズ』、『Mr.インクレディブル』など大ヒットアニメーションで御馴染みのピクサーの全てのCGアニメーションのオープニング興行を上回っている。
 さらに2Dアニメーションで過去最高であった『ライオンキング』を70%以上超え、2Dアニメーションのオープニング興行記録を13年ぶりに更新した。

 作品は製作予算が7500万ドル、オープニング劇場数は3922館という大作映画ではあるが、劇場用の2Dアニメーションの時代は終わったと言われる米国において大きな事件である。
 アメリカのアニメーション業界では、劇場用オリジナルのアニメーションがテレビアニメーションより格上といった風潮があり、これまでは、一部の作品を除くと興行面でもオリジナルの長編アニメーションが上位を占めてきた。また2000年以降はセルタッチの2Dアニメーションの興行の不振が顕著になり、ハリウッドのメジャースタジオの多くが2Dアニメーションから撤退している。

 『シンプソンズ』はアメリカを代表するテレビアニメーションの長寿作品でもある。さらにその辛口な内容はしばしば大人のためのアニメーションとされている。
今回の『劇場版シンプソンズ』の大ヒットは、大人はアニメーションを観ない、劇場アニメーションに足を運ばないとされる米国のアニメーション映画界の認識を大きく変えそうだ。テレビアニメーション発の2Dアニメーションの大ヒットは、過去には『劇場版ポケットモンスター』の例もあるだけに日本のアニメ関係者にも見逃せない事象であろう。
 
シンプソンズ公式サイト
http://www.foxjapan.com/tv/bangumi/the_simpsons/contents.html

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イベント情報 ]
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 アニメに関する文化知識についての初の検定として、2007年11月23日に開催される「全国総合アニメ文化知識検定知識」(アニメ検定)に向けて、8月から11月にかけて、アニメ業界の著名人を招いた講演が開催される。

 このイベントはアニメ検定の受験対策としてすでに発売されている『アニメ検定公式問題集2007』の項目に沿って行われるもので、テーマは「作品と物語、作家とスタジオ」「原作とアレンジ、歴史と発達史」「産業と市場、商品と流通」など多岐にわたる。

 8月4日に開催される第1回目では「声優と音響、音楽と主題歌」をテーマに、声優の桃井はるこさんが講演を行う。桃井さんは、現在放送中の『瀬戸の花嫁』に声優として参加し、オープニング主題歌の『Romantic summer』の作詞作曲、編曲から歌唱までを担当している。ソロ活動以前の2002年から2004年までは“萌えソング”ユニット「UNDER17」として、数多くのアニメ・ゲーム作品の主題歌を務めた。
 また、パーソナリティを務めるラジオや、雑誌記事において自身のルーツとしてアイドルファンであることを公言している。ファンとしての作品・人物知識や、音響現場での知識まで幅広い講義を行ってくれるだろう。


アニメ検定トークセッション
【実施概要】
会場:文京学院大学・文京学院短期大学 本郷キャンパス(文京区向丘1-19-1)
定員:100名
料金:3500円
主催:アニメ検定実行委員会
協力:文京学院大学・文京学院短期大学 コンテンツ多言語知財化センター
【スケジュール】
第1回 8月4日(土)13時30分~ テーマ「声優と音響、音楽と主題歌」
     桃井はるこ

(以下、スケジュールは変更になる可能性があります)
第2回 9月2日(日)テーマ「作品と物語、作家とスタジオ」
     古里尚丈(サンライズプロデューサー)
第3回 9月22日(土)テーマ「原作とアレンジ、歴史と発達史」
第4回 9月29日(土)テーマ「技術と科学」
第5回 10月6日(土)テーマ「産業と市場、商品と流通」
第6回 10月13日(土)テーマ「脚本と演出、美術と設定」
第7回 11月3日(土)テーマ「海外への進出、世界の動向」
     氷川竜介(アニメ評論家)
第8回 11月10日(土)テーマ「企業とレーベル、地域と地誌」
第9回 11月17日(土)テーマ「アニメ検定試験直前対策」

アニメ検定公式サイト http://aniken.jp/
   アニメ検定トークセッション http://aniken.jp/seminar.html

文京学院大学・文京学院短期大学公式サイト
 http://www.u-bunkyo.ac.jp/

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