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2007年12月15日
海外:ヨーロッパ ]
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 2006年の大型劇場映画『ブレイブ・ストーリー』が、2008年2月6日からフランスで劇場公開される。『ブレイブ・ストーリー』は、宮部みゆきさんの人気ファンタジー小説を原作に、GONZOがアニメ制作を行った。
 作品は、当初より海外市場を狙っていたと見られ、海外の国際映画祭に度々出展をされている。そうしたなかでの作品評価の積み上げが今回の劇場公開につながったと見られる。

 劇場配給はもともとはアニメDVD流通会社であるKAZEが配給を行う。KAZEは来年1月9日からは、映画『Death Note』の前編・後編を合わせた劇場公開も予定している。同社による日本の劇場映画への積極的な取り組みが目立っている。
 しかし、同社はアニメDVD流通の大手だが、劇場配給の経験は多くないため、公開は小規模なものにとどまるとみられる。
 それでもフランスは、世界的にみれば、日本の映画の劇場公開本数がかなり大きな国である。今回の両作品の公開は、日本映画好きの多いフランスだからこそ実現したとも言える。

ブレイブ・ストーリー公式サイト(フランス) http://www.bravestory-lefilm.com/
Death Note公式サイト(フランス) http://www.deathnote-lefilm.com/

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海外:ヨーロッパ ]
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 イギリス初の本格的なアニメチャンネルとして今年9月に放映を開始したアニメセントラル(Anime Central)が好調である。同局は、毎日夜9時から朝の6時まで、日本のアニメだけを放映し続ける有料衛星チャンネルである。
 ヨーロッパでは珍しい大人向けのアニメをコンセプトにスタートしたが、11月のアニメセントラルのコメントによれば、同局の視聴率は当初の見込みより遥かに高いという。

 アニメセントラルは、こうした人気により、放映番組のライナップを増やしている。現在は、開設当初の『攻殻機動隊 Stand Alone Complex』や『鋼の錬金術師』、『プラネテス』、『天空のエスカフローネ』などに代わり、『カウボーイビバップ』、『攻殻機動隊 S.A.C 2nd Gig』、『ウルフズレイン』、『.hack//Sign 』といった作品を放映している。
 こうしたなかでアニメセントラルは、2008年新たに『機動戦士ガンダムSEED』、『スクライド』、『ウィッチハンターロビン』の放映を開始すると発表した。いずれの作品もイギリス初放送になる。
 また、クリスマス前後には「カウボーイビバップ マラソン」と「鋼の錬金術師 マラソン」、年末年始には「Bleach マラソン」を行う。

 これまでイギリスは、ヨーロッパやアメリカに較べて日本アニメの普及が進んでいないとされてきた。しかし、アニメセントラルのラインナップは、ヨーロッパのテレビ放映のアニメとしても野心的な作品が多い。
 そうした作品が好調であることは、イギリスでの日本アニメを巡る環境が変わりつつある兆しといえるだろう。

アニメセントラル(Anime Central) http://animecentral.com/

機動戦士ガンダムシリーズ公式サイト(全ヨーロッパ向け)
http://www.beez-ent.com/msgundam/

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イギリス初の日本アニメ専門チャンネル アニメセントラル放映開始

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教育 ]
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 学習院大学文学部は、2008年の1月10日と17日の2回にわたって「線で捉え、描き、動かす セル・アニメーション映画における身体表現」と題した無料の講演会を開催する。
 講演会の講師は、数多くのアニメ作品の監督や作画を行ってきたスタジオジブリの高畑勲氏と、日本を代表するアニメーターである大塚康生氏が行う。大塚氏は、現在、テレコム・アニメ塾の塾長としてアニメーター教育にも携わっている。
 
 講演では東映動画の創成期から50年近くアニメ界を牽引してきた両氏が、現場体験からアニメーション映画における身体表現を語るとしている。
 講演会は各回2時間半、合計5時間とかなり時間が取られている。それだけに、絵を動かす技術に定評のある両氏の深い話を聞くことが出来そうだ。

 この講演会は学習院大学文学部が、来年4月から新しく人文科学研究科身体表象文化学専攻が開設するのに合わせて開催されるものである。身体表象文化学専攻では、舞台芸術や映像芸術、マンガ・アニメーションを研究対象とする。高畑勲氏はこの身体表象文化学の特別研究員でもある。
 このほか、マンガ研究で知られる夏目房之介氏が教授に就任するほか、アニメーション史研究の津堅信之氏も教壇に立つ。

 また現在、大学のホームページでは、身体表象文化学専攻の所蔵文献リストの一部を公開している。
 リストのなかにはアニメーションだけでも、大藤賞全集やディズニー、フライシャーといった古典作品に関する書籍、押井守などのクリエイターの著書、各種作品論、さらには雑誌『オトナアニメ』から『「メイドさん」大全』、『鬼畜ゲーム大全』、『声優アイドルのつくりかた』といった分野にまで及んでいる。
 身体表象文化学の研究領域が、従来のアカデミックを超えた多様な分野に及んでいることを伺わせる。

学習院大学文学部人文科学研究科身体表象文化学専攻
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/cult/index.html

高畑勲氏・大塚康生氏の講演会
「線で捉え、描き、動かす-セル・アニメーション映画における身体表現」

2008年1月10日(木)・1月17日(木) どちらも17:30~20:00
【場所】 学習院大学 西2号館501教室
【講師】
高畑勲
(アニメーション映画監督、学習院大学・身体表象文化学プロジェクト特別研究員)
大塚康生(アニメーター、テレコム・アニメ塾塾長)
※事前申し込み不要・無料

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海外:中国 ]
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 12月7日から9日までニューヨーク市のジャビット・センターで、日本のアニメとマンガに対象を絞った第1回ニューヨーク・アニメ・フェスティバルが開催された。このNYアニメフェスティバルの入場者数がおよそ15000人に上ったと、米国のアニメーション情報サイトのTOON ZONEが事務局の話として伝えている。NYアニメフェスティバルからの正式な発表は行われていない。
 またTOON ZONEは、既に来年の開催についてふれており、来年の開催は9月に変更されるとしている。NYアニメフェスティバルを運営するリード・エグジビジョンは、2月にポップカルチャーの大型コンベンションのニューヨークコミコンも主催するため、2つのイベントの開催時期のバランスを取ることが目的と考えられる。

 NYアニメフェスティバルは当初、来場者数を1万人~1万5000人と見込んでいた。今回はその最大予想値になったことで、イベントは大きな成功になった。1万5000人の動員数は、北米のアニメコンベンションではカリフォルニアのアニメエキスポ、ボルチモアのオタコンに次いで3番目の大規模コンベンションとなる。
 リード・エグジビジョンは、昨年アニメ・マンガも含めた幅広いポップカルチャーイベントであるニューヨークコミコンを開催し2万人の来場者を集めた。また、開催2回目の今年は4万人の来場者数となり、大きな成功を収めている。今回はそれに次ぐ成功だけに、同社のポップカルチャー系のコンベンション運営に対する評価がさらに高まりそうだ。

 また、今回はアニメ・マンガ系のコンベンションとして初めて、本格的にビジネス面に取り組んでいる。ビジネスアワーやビジネスパネルを多数設けたことも目を惹いた。これはNYアニメフェスティバルが、ボランティアやNPOでない営利企業であるリード・エグジビジョンが運営することで実現している
 さらに今回のコンベンションは、アニメ以外のメディアで報道される機会が多かった。これは、ニューヨークが北米の出版メディアの中心であること、リード・エグビジョンが出版社とコネクションが強いことも理由にある。

 リードグループは、情報出版部門で既に出版業界情報のパブリッシャーウィクリーやエンタテイメント業界情報のバラエティ誌を発行している。さらにアニメ番組の売買でも重要な、テレビ番組のトレードショーMIPCOM(フランス)、MIP(イタリア)も運営している。
 業界情報誌、番組トレードショー、国際ブックショーに加えて、ポップカルチャーのファンコンベンションが事業のラインナップに加わったことになる。

 一方今後の課題もある。ひとつは商業運営のため、通常のファン運営によるコンベンションに較べて、ファンの微妙なニーズに対してややずれを感じる点である。
 また今回は大型イベントにしては、日本からのゲストが寂しかったことも気になる。日本からどれだけ大物ゲストを呼べるかはコンベンションの人気を左右するだけに無視出来ない。

 特にTOON ZONEの報道どおり来年の開催が9月に移動すれば、7月のアニメエキスポや同じ東海岸で開催される8月のオタコンとの競合も考えられるからなおさらである。
 いずれにしても開催が全米最大の都市ニューヨークで、消費者人口も多いことから、来年以降も大型アニメコンベンションとして定着して行きそうだ。

TOON ZONE  http://www.toonzone.net/
New York Anime Festival Draws 15,000 Attendees

第1回ニューヨーク・アニメ・フェスティバル
http://www.nyanimefestival.com/en-us/japanese.cfm

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posted by animeanime at 21:00 | (0)