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2010年02月03日
新発売/新作 ]
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 マッドハウスが米国のマーベル(Marvel Entertainment)と共同製作する「MARVEL ANIME」の第3弾、第4弾は、それぞれ『X-MEN』と『BLADE』で間違いないようだ。2月3日に東京で開催された「中国におけるアニメーションビジネスの潮流」の中の講演のひとつ「日中合作 劇場作品『チベット犬物語』にみる中国ビジネス」でマッドハウス北京の副経理和泉將一氏が『X-MEN』と『BLADE』に言及した。
 講演は『チベット犬物語』を中心とした中国でのアニメビジネスをテーマにしたものだが、「MARVEL ANIME」は海外との共同製作の一例として取り上げられた。この中で「MARVEL ANIME」は全12話、4つのテレビシリーズとして紹介され、『アイアンマン』、『ウルヴァリン』、『X-MEN』、『BLADE』の4作品が挙げられている。

 「MARVEL ANIME」は、米国の大手コミックス出版・キャラクターライセンスのマーベルと日本有数のアニメスタジオであるマッドハウスが手を組むことで注目されている。マーベルが自社の人気作品とキャラクターを提供して、マッドハウスが自由にクリエーションを行い日本のアニメスタイルのテレビアニメシリーズとする。
 日本では2010年から大手アニメ専門チャンネルのアニマックスで放映することが決定している。また、日本だけでなく、ワールドワイドな配給も予定している。さらに日本での商品化はマッドハウスと同じインデックスグループのアトラスが行うほか、海外での商品展開は、マーベル自身が行う。広範囲な共同製作である。

 これまで「MARVEL ANIME」の作品は、第1作と第2作がそれぞれ『アイアンマン』と『ウルヴァリン』であることが公表され、トレイラーも公開されている。また、第3作、第4作については、2009年7月に米国・サンディエゴで行われたコミック・コンベンションの会場で、マーベルとマッドハウスにより『X-MEN』と『BLADE』とあると言及された。
 しかし、日本では正式な発表は行われておらず、その詳細情報も限られていた。今回は、「MARVEL ANIME」の残り2作品が、『X-MEN』と『BLADE』であることがあらためて確認された。

マッドハウス http://www.madhouse.co.jp/

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新発売/新作 ]
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 スクウェア・エニックスは、2010年4月からテレビ東京にてテレビアニメシリーズ『HEROMAN』の放映を開始することを明らかにした。兼ねてより日本のアニメスタジオ ボンズとアメリカンコミックスの巨匠 スタン・リーさんがコラボレーションすると伝えられている意欲作である。
 スクウェア・エニックスは、テレビ放映に先行し、昨年秋より太田多門さんによるコミカライズド作品を「月刊少年ガンガン」で連載している。春以降は、テレビアニメとマンガが同時に展開することになる。少年向けの作品ということもあり、今後はさらに玩具展開なども期待出来そうだ。

 『HEROMAN』の企画が初めてメディアに伝えられたのは2年前、アニメ雑誌「Newtype5月号」(角川書店)のBONES 10周年特集である。『スパイダーマン』や『X-MEN』、『超人ハルク』など、米国のコミックス界の大ヒット作品、キャラクターを生み出してきたスタン・リーさんが原作を手がけるとして、日米双方で注目を浴びた。
 その後、作品はさらにスタン・リー氏のマネジメント会社Pow!Entertainmentの公式サイトの作品リストに、同社とボンズ、Wowmax Media!の共同プロジェクトとして紹介されて来た。その後のマンガ連載のスタートで、登場間近の期待も高まり、今回は満を持してのテレビ放映スタートになる。

 スタン・リーさんが日本の企業とコラボレーションするのは、同氏と日本の人気マンガ家武井宏之さんとのコラボレーション作品『機巧童子ULTIMO』に続くものだ。国境を越えたコラボレーションに関心が増す中で、『HEROMAN』は注目の作品である。

スクウェア・エニックス(アニメ) http://www.square-enix.com/jp/anime/
ボンズ http://www.bones.co.jp/index2.html

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賞/コンテスト ]
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 2月2日、映画芸術科学アカデミー協会は、今年で82回目を迎える米国アカデミー賞の受賞作品を発表した。数ある米国の映画賞の中でも特に注目が高い賞だけに、ノミネートの段階から報道機関や映画会社の反応は熱気を帯びている。
 このうち長編アニメーション部門では、ノミネート対象20作品の中から『コララインとボタンの魔女』、『Fantastic Mr. Fox』、『プリンセスと魔法のキス』、『The Secret of Kells』、『カールじいさんと空飛ぶ家』の5本が勝ち抜いた。日本アニメからのノミネートが期待された宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』は、ノミネート入りを逃した。

 前評判の高かった『カールじいさんと空飛ぶ家』が選ばれたほか、これまで他の賞で強さを発揮している『コララインとボタンの魔女』、『Fantastic Mr. Fox』もリスト入りしている。また、ディズニーが久しぶりに手がける2D長編アニメーションとして話題を呼ぶ『プリンセスと魔法のキス』も含まれた。『カールじいさんと空飛ぶ家』と合わせてディズニーとピクサーで2作品が候補作となり、アニメーション帝国ディズニーの面目躍起となった。
 今回のノミネートでのサプライズは、『The Secret of Kells』だろう。フランス、ベルギー、アイルランドのヨーロッパ3カ国共同製作による2Dアニメーションで、ヨーロッパ各地の映画祭で高い評価を受けてきた。しかし、北米ではほとんど上映実績がなく、これまで知名度の低い作品のノミネートがほとんどない米国アカデミー賞では快挙と言っていい。

 『The Secret of Kells』は、今年の米国アカデミー賞長編アニメーション部門を象徴する存在とも言えそうだ。これまで同部門では、ハリウッドメジャーの大作CGアニメーション作品が並んで来た。昨年も劇場公開では、『アイスエイジ3』、『モンスターVSエイリアン』といったビッグムービーは数多い。しかし、実際には「泣ける」と話題を呼んだ『カールじいさん』だけが今回のノミネートに残った。
 派手な演出よりストーリーや個性がより重視されたのが、今年のアカデミー賞ではないだろうか。逆に言えば、CGアニメーションの映像の驚きは、少なくともアカデミー賞の場では既になくなっていると言える。

 長編アニメーション映画は、音楽部門でも活躍している。音楽賞(Music (Original Score))には、2作品がノミネート。『カールじいさんの空飛ぶ家』と『Fantastic Mr. Fox』である。さらに歌曲賞(Music (Original Song))では、『プリンセスと魔法のキス』から「Almost There」 、「Down in New Orleans 」の2曲が選ばれている。
 『カールじいさんの空飛ぶ家』は、このほか音響編集賞、脚本賞、さらにアニメーションとしては珍しい、作品賞でのノミネートもされている。作品賞のノミネートが今年から10作品に拡大された恩恵を受けたともいえるが、長編アニメーション部門の有力候補ならの高評価である。

 短編アニメーション賞部門の候補作品も発表されている。昨年日本でも劇場公開されたニック・パーク監督の『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』をはじめとし、『French Roast』(Fabrice O. Joubert)、『Granny O’Grimm’s Sleeping Beauty』 (Nicky Phelan and Darragh O’Connell)、『La Dama y la Muerte』(Javier Recio Gracia)、『Logorama』(Nicolas Schmerkin)を含めた5作品である。国際色豊かなラインナップだ。
 また、視覚効果賞候補作品は、3回に及ぶ予備選考を経て、3作品のみが選ばれている。話題の3D映画『アバター』、『第9地区』、『スタートレック』といった派手なSF映画並ぶ。
 本年の受賞作品、受賞者は例年よりやや遅い3月7日、ハリウッドのコダックシアターで行われる授賞式で発表される。

米国アカデミー賞 公式サイト http://www.oscars.org/awards/

長編アニメーション部門(Animated Feature Film)候補作品
 『コララインとボタンの魔女 』 ヘンリー・セリック
 『Fantastic Mr. Fox』 ウェス・アンダーセン
 『プリンセスと魔法のキス』 ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ
 『The Secret of Kells』 トム・ムーア
 『カールじいさんと空飛ぶ家』 ピート・ドクター

短編アニメーション賞(Short Film (Animated))候補作品
 『French Roast』 Fabrice O. Joubert
 『Granny O’Grimm’s Sleeping Beauty』 Nicky Phelan and Darragh O’Connell
 『The Lady and the Reaper (La Dama y la Muerte) 』 Javier Recio Gracia
 『Logorama』 Nicolas Schmerkin
 『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』 ニック・パーク

視覚効果賞(Visual Effects)候補作品
 『アバター』
 『第9地区』
 『スタートレック』

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賞/コンテスト ]
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 宮城・仙台アニメーショングランプリ実行委員会は、宮城・仙台アニメーショングランプリ2010の受賞作品を発表した。この宮城・仙台アニメーショングランプリは昨年より開始され、今回で2回目となった。宮城・東北地域からオリジナルコンテンツを発信する仕組みをつくることを目的としている。

 今回は前回と異なり、受賞候補となるノミネート作品のみが公開されていた。その最終12作品は昨年12月14日から今年1月14日まで公式サイトで一般投票の受付が行われていた。
 その結果、グランプリに白田明日香氏の『青いさざなみ』、優秀賞に山元隼一氏の『memory』、藤間さちお氏の『PEN』が選ばれた。
 グランプリの白田氏は昨年『ベベル・ベベル』で入選していた。今回は別の作品『ピカビアの機械』も入選となっている。優秀賞の山元氏が制作した『memory』は、昨年から様々な受賞歴のある作品である。山元氏は別の作品『熱血宇宙人』も入選となっている。

 また、インターネットによる一般投票審査で選ばれた作品に与えられる特別賞には、たかはらみのる氏と芦名みのる氏の『魔法使い!?まなみ』が選ばれた。
 受賞作品を含む各12作品は、3月に開催される東京国際アニメフェア2010の宮城・仙台アニメーショングランプリ2010ブースでプレゼンテーションおよび各企業とのマッチング支援が行われる。前回は授賞式も東京国際アニメフェアで実施されていたが、今回は宮城県内で実施される。
【真狩祐志】

宮城・仙台アニメーショングランプリ http://www.1038anime.jp/

当サイトの関連記事
宮城・仙台アニメーショングランプリ 受賞作品発表

宮城・仙台アニメーショングランプリ2010 受賞作品

グランプリ
  『青いさざなみ』 白田明日香

優秀賞 自由課題/学生部門
  『memory』 山元隼一

自由課題/一般部門
  『PEN』 藤間さちお

特別賞(インターネットによる一般投票審査) 
自由課題/学生部門
  『魔法使い!?まなみ』 たかはらみのる&芦名みのる

入選
  『モエ千代』 ステ
  『犬戦国時代・大坂夏の陣(「こじゅーろう」と「ユキムラ」)』 Kojyuro Project
  『美吉野の炎』 Kei
  『忍、くノ一軍団』 不知火模型店
  『熱血宇宙人』 山元隼一
  『ピカビアの機械』 白田明日香
  『れむくんのおはなし』 きくちゆう
  『ロボアーム君』 CG-LOVE

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インターネット ]
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doquani.jpg ニュースやウェブラジオ、動画配信からショッピングまで、アニメに関する様々なコンテンツを提供する「アニメイトTV」で、一際、異彩を放つコンテンツがウェブラジオ「どきゅあに」である。「どきゅあに」は世代やメーカーを越えた「アニメ応援ラジオ」をコンセプトにした番組で、2009年8月にスタート、毎月二回の更新でアニメへの思いを伝える。
 雑誌編集からライター、ラジオまで、アニメに関連する様々な仕事をこなす小林治さんがパーソナリティを勤める。ノンスポンサーのウェブラジオとしてほかとは少し異なった視点から、アニメやアニソン、そしてゲスト招いたトークを繰り広げる。

 この「どきゅあに」が、2月2日より新たにスタッフブログ「どきゅあにBlog」をスタートさせた。最新の情報や番組の紹介、ラジオでは伝えきれない情報を伝える。
 また、これまで配信した番組のテキストデータをブログとして保存する。これまでのウェブラジオと合わせて活用すると楽しみかたも広がりそうだ。

 「どきゅあに」の魅力のひとつは、多彩なゲスト陣。2月2日配信の第22回では当サイト(アニメアニメ)の数土直志が出演しているのでやや恐縮だが、それ以外は非常に豪華かつ魅力的な出演者が並ぶ。
 配信は3ヶ月間限定となっており、現在聴取可能なのは、第12回以降、『TRIGUN』の作者内藤泰弘さんをはじめ、「月刊アフタヌーン」吉田昌平編集長、バーナムラボラトリー里見哲朗さん、檜山修之さん、メディアファクトリー鶴岡信哉さん、芦田豊雄さん、吉浦康裕さん、田中公平さん、マンガ翻訳家詩文奈スタンザーニさんらといった面々だ。
 2月9日には、マンガのカリスマバイヤーとして知られるCOMIC ZINの塚本浩司さんが出演予定。今後も、アニメを多角的な方向から応援することになりそうだ。

アニメイトTV  http://www.animate.tv/
「どきゅあに」 http://www.animate.tv/radio/dqani/
どきゅあにBlog  http://dqani2.blog.so-net.ne.jp/

[番組スタッフ]
パーソナリティ: 小林治 
ディレクター: 児玉拓己
タイトルコール: 片霧烈火
イラスト: 磯本つよし
メインデザイン: 渡辺正也
プロデューサー: 小川雅広

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賞/コンテスト ]
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 2月2日、六本木・東京ミッドタウンにて、文化庁メディア芸術祭の受賞者贈呈式が行われた。贈呈式には、アートやゲーム、テクノロジー、アニメーション、マンガなど幅広い範囲から受賞者や審査員といった関係者が集まった。
 この多彩な分野のアーティスト、クリエイターに、文部科学省や文化庁など行政関係者も加わる。メディア芸術祭の目指すクロスオーバーは、芸術表現だけでなく、人の交流にも及んでいるかのようだ。
また、海外作品の受賞が増えていることから、海外からの出席が目立った。それはは過去13年間で、メディア芸術祭が、これまでにないグローバルな存在へと広がった表れでもある。

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 登壇する受賞者たちの姿も様々で、ラフなジーンズ姿や正装まで、それぞれの考え方や自己表現のあり方を伺わせて興味深いものだった。なかでもユニークだったのがマンガ部門大賞を受賞した『ヴィンラド・サガ』の幸村誠さん。中世のヨーロッパ風のヘルメットにマント姿は、まさに『ヴィンラド・サガ』の中で描かれたヴァイキングの装いである。
 幸村誠さんは「今回は非常に厳粛な式と聞いて、正装をしてきました」と、茶目っ気を見せる。そして、作品の完成にあたっては、ふたりのアシスタント、編集者、出版元である講談社、家族のおかげと話す。「そして何よりもファンのおかげです」と作品に関わった全ての人に感謝を述べた。

 アニメーション部門でも、大賞の細田守監督が挨拶を行った。「『サマーウォーズ』は、インターネットで起きた出来事に、日本の田舎の大家族が立ち向かう親戚の物語」と作品のコンセプトを説明する。そして、「奥さんや家族から多くのインスピレーションをいただいた。優秀なスタッフたちのおかけで完成した」と周囲に助けられてことに触れた。

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 一際高い拍手を浴びたのは、功労省の宮本茂さんと特別功労賞の故金田伊功さんの代理として受賞式に出席した牧子夫人である。ゲームとアニメとジャンルは異なるが、両人とも、西洋からの強い影響で生まれたカルチャー領域で、日本独自のスタイルを築いた人物である。
 もし、クールジャパンが本当に存在するのなら、それは宮本茂さんや金田伊功さんのようなクリエイターたちによって生み出されと言っていいだろう。大きな拍手は、日本のメディア芸術の原点はそこにあるという会場の一致した思いである。

文化庁メディア芸術祭 http://plaza.bunka.go.jp/festival/

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