検索

clear.gif


カレンダー
バックナンバー

2010年02月06日
教育 ]
clear.gif

 2008年4月に国立の芸術大学・大学院に初めてのアニメーション専攻が設けられた。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻である。大きな話題を呼び、関心を集めたアニメーション専攻から、今年3月に初めての修了生が誕生する。
 その第一期生の修了制作展「GEIDAI ANIMATION 01+東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第一期生修了制作展」が、このほど開催されることになった。3月19日から22日まで、東京藝術大学横浜校地馬車道校舎を会場とする。入場は無料だ。

 東京藝術大学大学院によれば、院生たちは2年間、アニメーションとは何か、芸術におけるアニメーションの位置づけ、アニメーションである必然性、などアニメーションで表現することの意味を問うてきたという。その成果が伝えられる。

 修了制作展では修了生のおよそ10本あまりの作品を上映する。ただし、アニメーションとは言っても日本の商業アニメーションに多いセルタッチ、CGアニメーションだけでなく、様々な表現方法の作品が並ぶ。その素材は鉛筆や油彩、水彩、クレヨン、粘土、人形、実写、CGなど、芸術大学らしい多彩な手法とジャンルとなっている。
 また、会場では作品上映だけでなく、それぞれの作品の原画や人形、絵コンテ、構想メモなども展示する。これは作品だけでなく、その背景や制作した作者自身の考えなどもあわせて紹介することを目指したものだ。大学院生の修了作品というだけでなく、現在の若手アニメーション作家の創作過程をまとめて見るという点でも面白いものになりそうだ。

 会場ではこのほか、それぞれの作者のこれまでの映像作品やポートフォリオなどの展示も行う。さらに現在も大学院で研究、制作を続ける第二期生の作品上映も行う。かなり見応えのある作品展が期待出来る。

東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻
http://www.fnm.geidai.ac.jp/

GEIDAI ANIMATION 01+ 
東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第一期生修了制作展

会期: 
2010年3 月19 日~22日 13時~ 19日は17時まで
会場: 東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
主催: 東京藝術大学
協力: 横浜市
 
入場無料

[修了制作展プログラム]
  第一期生修了制作作品

 『四ッ谷いろは』 安西奈々
 『賢者の贈り物』 石井寿和
 『収集家の散歩』 大見明子
 『服を着るまで』 北村愛子
 『指を盗んだ女』 銀木沙織
 『つままれるコマ』 田中美妃
 『強迫的な秩序についてのカエル』 永迫志乃
 『CLIMBER』 野中晶史
 『PapA』 松井久美
 『Googuri Googuri』 三角芳子
 『わからないブタ』 和田淳
*アニメーション専攻第二期生の一年次修了制作作品も併せて上映

clear.gif
posted by animeanime at 15:00 | (0)
映画 ]
clear.gif

kingofthorn.jpg 日本を代表するアニメスタジオ サンライズ。その中でも『スチームボーイ』、『FREEDOM』といった最先端の映像に挑戦してきた制作チームが、最新作として岩原裕二さんのSFマンガ『いばらの王』を取り上げた。5月1日に全国公開する劇場アニメ『いばらの王 -King of Thorn-』である。
 不気味なイバラと怪物が支配する未来で、コールドスリープから目が覚めた少女カズミの極限状態で脱出劇が描かれる。CGとセルアニメーションが融合した次世代の映像も作品の見所になっている。

 そして、2月6日、映画をさらに彩る新たな才能が発表された。いま最も熱いアーティストのひとりであるMISIA の新曲「EDGE OF THIS WORLD」が、映画の主題歌に決まった。「EDGE OF THIS WORLD」は切なく美しいバラード調で始まり変幻自在に装いを変える壮大な楽曲となっており、息をつかせないドラマを繰り広げる『いばらの王 -King of Thorn-』に相応しいものだ。
 MISIAにしか出来ない表現に加え、その歌詞は監督などスタッフが「この映画の本質を、これ以上ない位に掴んでくれている」と声をあげたという。片山一良監督の「希望を感じさせる、力強い歌を歌える女性歌手を」という方向性の中、これを出来るのは「MISIAしかいない」との熱烈なるオファーにより主題歌の決定が実現した。 

MISIA00.jpgMISIAさんコメント
「何を信じて、何を願うか。それは、人生の道標になりうることだと思います。
そして、どんな願いが、本当の力を持っているのか。歌の中で歌うその問いへの答えは、この映画と同じような気がしています。
『EDGE OF THIS WORLD』とは、私たちそれぞれが、人生の最後まで抱いていく願いや夢が辿り着く場所という意味で表現した言葉です。映画の主人公達の願いや皆さんの願いとリンクしながら、心に届くと嬉しいです」

「EDGE OF THIS WORLD」
(作詞:MISIA 作曲:Sinkiroh 編曲:Gomi)

MISIA 公式サイト http://www.misia.jp/

tokutenking.jpg また、2月6日からは、劇場前売り券の発売も始まっている。前売り券には「岩原裕二描き下ろし 海外コミック版逆輸入B2ポスター」が特典とされている。
 このポスターは、フランス版のコミック用に描かれたもので国内では初公開、海外でも高い評価を受けている『いばらの王』らしい特典だ。

 海外での評価の高さは映画も同様だ。作品は2009年秋のスペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭のワールドプレミアをスタートに、英国サイ‐ファイ・ロンドン・ オクトーバーフェスティバルやイタリア・フューチャー・フィルム・フェスティバル、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭などで公式上映され話題を呼んだ。
 5月1日にいよいよ日本でも登場。『いばらの王 -King of Thorn-』は、本格的なSF映画としてアニメファンは勿論、SFファン、映画ファンにも注目されるに違いない。
(c)YUJI IWAHARA/PUBLISHED BY ENTERBRAIN, INC./Team IBARA

『いばらの王 -King of Thorn–』 
5月1日(土)全国ロードショー
http://www.kingofthorn.net/

原作: 岩原裕二(エンターブレイン刊)
監督: 片山一良
脚本: 山口宏 片山一良
キャラクターデザイン: 松原秀典
モンスターデザイン: 安藤賢司
メカニックデザイン: 山根公利
総作画監督: 恩田尚之
美術監督: 中村豪希
CG監督: 中島智成
色彩設計: 中内照美
撮影監督: 佐藤光洋
編集: 掛須秀一
音楽: 佐橋俊彦
音響監修: 鶴岡陽太
主題歌 :MISIA「EDGE OF THIS WORLD」(アリオラジャパン)
アニメーション制作: サンライズ
製作: バンダイビジュアル サンライズ エンターブレイン 角川映画 テレビ東京 電通 ソニーPCL
配給: 角川映画

clear.gif
posted by animeanime at 12:10 | (0)
映画 ]
clear.gif

 人間とアンドロイドが共存する時代、そのふたつを区別せずに扱う不思議な喫茶店「イヴの時間」を取り巻く物語を描いたアニメ『イヴの時間』が3月6日に劇場公開される。未来の時代を描いた作品らしく主要なメディアにインターネット配信を利用した話題作の劇場映画化である。
 インターネット配信では、シリーズ全6話で累計300万回以上も視聴されたるほどの人気を呼んだ。今回は、6つのエピソードをリニューアル、再編集、そして新作シーンも交えて『イヴの時間 劇場版』<ファーストシーズン完全版>とする。心温まるSFドラマ、青春ドラマである作品は、劇場公開でさらに多くの映像ファンに届けられることになる。

 劇場公開まで残り1ヶ月を切るなかで、映画に合わせた企画も次々に行われる。まずは池袋テアトルで行われる吉浦康裕監督作品の特集上映「吉浦康裕監督WORKS」だ。
 監督の前作で東京国際映画祭でも上映された『ペイル・コクーン』や『イヴの時間 act01:AKIKO(オリジナルバージョン)』などが含まれる。初期の作品である『我ハ機ナリ』、『キクマナ』、『水のコトバ』などは、大画面ではなかなか観る機会のないものだ。『イヴの時間 劇場版』を観る前、そして観た後に、訪れたい。上映時間はおよそ58分、21時からのレイトショーで料金は1000円均一、時間も料金も気軽に楽しむことが出来る。

eveSQEX.jpg 作品の展開は映画だけにとどまらない。2月19日に発売されるスクウェア・エニックスのマンガ雑誌「ヤングガンガン」で、太田優姫さんによるコミカライズ作品の連載が開始する。また、3月19日には小学館 ガガガ文庫から小説版「イヴの時間another act」が発売となる。こちらは水市恵さん著、イラストを茶山隆介さんが手掛ける。いずれも原作は吉浦康裕さん、『イヴの時間』の新たな世界が広がりそうだ。
 また、ユニークな試みでは、劇中に登場する店「イヴの時間」のオリジナルブレンドコーヒー「EVLEND(イヴレンド)」が、UCCフードサービスシステムズとシャディの協力により商品化される。物語でも重要な役割を占めるアイテムだけに、その味は一体?ファンには気になるところだ。
画像:コミカライズ版『イヴの時間』
(c)Yasuhiro YOSHIURA/DIRECTIONS,Inc.
(c)YUUKI OHTA/SQUARE ENIX

イヴの時間 劇場版」公開記念
【吉浦康裕監督WORKS】
2月27日(土)~3月12日(金)

池袋テアトルダイヤ レイトショー(21時~)
料金: 1000円均一
【上映作品】
『我ハ機ナリ』/『キクマナ』/『水のコトバ』/『ペイル・コクーン』
『イヴの時間 act01:AKIKO(オリジナルバージョン)』
『イヴの時間 劇場版<予告編>』  (合計 約58分)
詳細は http://www.cinemabox.com/ にて

『イヴの時間 劇場版』 http://timeofeve.com/
3月6日(土) 池袋テアトルダイヤ
春休みテアトル梅田

原作・脚本・監督: 吉浦康裕
キャラクターデザイン・作画監督: 茶山隆介
音楽: 岡田徹
主題歌: Kalafina 「I have a dream」(SME Records)
アニメーション制作:スタジオ六花  制作:ディレクションズ
配給: アスミック・エース

clear.gif
posted by animeanime at 11:30 | (0)
海外:ヨーロッパ ]
clear.gif

 今年で開催50周年を迎えるフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭は、世界で最も古い国際アニメーション映画祭である。また、歴史の長さだけでなく、応募・上映作品のクオリティーの高さ、見本市、コンファレンス、ワークショップといった内容の豊かさから、世界で最も影響力のあるアニメーション映画祭となっている。
 この映画祭がインターネット上の新しい映像メディア 動画投稿共有サイトのYouTubeとコラボレーションする。アヌシー映画祭が開催50周年を迎えるのを記念して、YouTubeを利用した短編アニメーションの募集を開始した。

 募集要項は、YouTubeにて2分弱の動画で紹介されている。言語は全て英語とフランス語だが、内容は極めて簡単だ。アヌシー映画祭50周年を記念した短編アニメーションを制作し、YouTubeのアヌシー映画祭チャンネルから投稿するだけでいい。いとも簡単に世界最高峰のアニメーション映画祭に応募出来てしまう。
 応募された作品は視聴者投票が行われ、その中から10作品が選ばれる。さらに審査員が3つを優秀作品として選考する。3つの作品の作者は交通費、宿泊費全額無料で6月7日から12日まで開催されるアヌシー映画祭に招待される。また、作品はクロージングセレモニーの際に上映が行われる。アニメーションクリエイターにとっては、なかなか魅力的な特典だ。

 募集される作品のテーマは「ハッピーバースデー、私の映画祭(Happy Birthday, My Festival)」、これを基に5分以内の短編アニメーションを制作し、5月1日までに投稿しなければいけない。
 勿論日本からも応募可能である。アヌシーまで無料で行けて、作品も上映されるチャンス、是非トライしてみてはどうだろうか。

アヌシー国際アニメーション映画祭
http://www.annecy.org/home

YouTubeアヌシー国際アニメーション映画祭チャンネル
http://www.youtube.com/annecyfestival

clear.gif
posted by animeanime at 01:30 | (0)