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2011.12.30
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frendskorea.jpg 国内では12月17日に全国公開をした、今冬の大作劇場アニメ『フレンズ もののけ島のナキ』が国境を超え人気を博している。12月27日にはお隣の韓国で、日本に引き続き大規模公開がスタートした。
 日本での公開から時間を置かない韓国での上映は、国内公開前から決定していた。子どもから大人まで幅広い世代の心を動かすストーリー、最新のフルCGを屈指した映像が高く評価された結果と言えそうだ。

 韓国での上映を手掛けるスマイルエンターテインメントは、『フレンズ もののけ島のナキ』の魅力について3点を挙げる。「キャラクターとしての可能性」、「分かり易いストーリー」、「アジア発のフルCGアイメーション」である。

そして、次の様に作品について語る。
「本作のナキやコタケといったキャラクターの愛らしい表情と話し方が韓国文化に非常にマッチしていると考えています。シュレックやカンフーパンダ等のハリウッドからやってきたキャラクターに匹敵するキャラクター力を持っており、韓国の多くの観客に受け入れられるものと考えています」
「泣いた赤鬼」という韓国人の子供たちにも受け入れられやすい童話を原作としており、ストーリーが非常にシンプルで全ての子供たちにとって理解しやすいことが韓国で受け入れられる大きな要素であると考えています」
「韓国国内では「トイストーリー3」「カールおじさんと空飛ぶ家」「ヒックとドラゴン」が韓国公開されたアニメ映画のトップ3作品です。「フレンズもののけ島のナキ」がアジア発の3DCGアニメとして未来の3Dアニメーション界を牽引するような作品となることに期待しています」

frendskorea2.jpg 『フレンズ もののけ島のナキ』は、浜田廣介さんの名作童話『泣いた赤鬼』を原作としている。多くの子どもたちを感動させてきた話を『ALWAYS 三丁目の夕日』、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』などヒット作を生み出してきた山崎貴監督とCG映画、アニメーションなどで高い実績を残してきた八木竜一監督が映像化に取り組んだ。
 最新の技術で実現した個性的なキャラクターの数々、そして原作の引き継いだテーマは、日本、そして海外の多くの子どもたちに届くに違いない

 日本、韓国に引き続き、本作は今後、台湾、タイ、インドネシアでの公開も決定している。さらに欧米での公開に向けても現在調整中とのことだ。国内では正月映画の目玉として、さらに今後は海外でも話題を呼びそうだ。

『フレンズ もののけ島のナキ』
全国東宝系にて公開中
http://www.friends-movie.jp/

"「フレンズ もののけ島のナキ」 韓国でも大型公開スタート" »
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2011.12.14
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 世界一のガンプラビルダーは一体誰なのか?バンダイは2011年12月25日に、ガンプラ世界一を決めるイベント「ガンプラビルダーズワールドカップ2011 ワールドチャンピオンシップ」をディカバリーパーク香港にて開催する。
 イベントでは、日本を含む世界13ヶ国・地域の予選を勝ち抜いた22作品が集結する。14歳以下のジュニアコース、15歳以上のオープンコースの2部門で競い合う。まさにガンプラビルダー世界一を決める場となる。

 ガンプラは、バンダイが1980年7月から日本で発売するアニメ「ガンダム」のプラモデルのことである。2011年3月末までに国内累計4億600万個が販売するロングセラーのビッグヒット商品である。海外でもアジアを地域に人気が高く、現在は世界12ヶ国・地域で販売をする。海外累計販売数は2800万個を超える。
 今回の大会の参加国も、中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、北米(アメリカ・カナダ)、イタリアとアジア・太平洋地域が中心となっている。ガンプラの人気も反映したかたちだ。ただし、当初予選大会を予定していたタイでは、洪水の影響により開催が中止となったため代表選出を見送った。

 当日は、決勝に勝ち進んだ作品が全て並べられる。ガンプラの工作技術、塗装技術、アイディアなどを基準に模型雑誌編集長、バンダイ審査員など4名の審査員が、3項目で各10点満点で採点、ふたつコースそれぞれに1位から3位までを決定する。
 すでに明らかになっている決勝進出作品は、どれも力作揃い。審査はかなり苦労しそうだ。

ガンプラビルダーズワールドカップ2011 ワールドチャンピオンシップ
 開催日: 2011年12月25日(日)
 会場: DISCOVERY PARK HONG KONG 1F スカイドームアトリウム
 スケジュール: 審査/11時~13時 表彰式/16時~17時半

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    日本・ジュニアコース代表

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    日本・オープンコース代表

"ガンプラ世界一決定 12月25日香港で各国代表対決" »
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2011.11.05
海外:アジア ]
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 日本を飛び出して、国外でも旋風を巻き起こす初音ミクが、11月11日にシンガポールでライブコンサート「初音ミク ライブパーティー 2011-39's LIVE IN SINGAPORE」を開催する。日本から離れたこのライブの様子が、ニコニコ生放送で配信されることになった。
 11月11日20時から有料でライブの様子が届けられる。ネットチケット料金は国内1100ポイント(1100円相当)、11月2日から発売している。

 合成音声の音楽ソフト・ボーカロイドのキャラクターとして誕生した初音ミクは、発売から4年、長期にわたり一大旋風を巻き起こしている。最近は仮想アイドルとして、海外での注目も増している。今年7月に米国・ロサンゼルスで行われたライブは、5000人以上のファンを集めて大成功となった。
 この熱気を新たに、東南アジアの中核シンガポールに届ける。会場は期間中3日間で8万5000人を見込む日本アニメの大型イベント、アニメフェスティバルアジア(AFA)だ。
 ライブコンサートは、今年8月に大盛況で幕を閉じた札幌公演の続編という位置付けになる。札幌公演のスタッフが再び最新鋭技術とレーザー演出を駆使したステージを演出する。シンガポールのファンだけでなく、日本のファンにとっても興味深いものになるに違いない。

 さらにライブ配信は、海外に展開するニコニコ動画向けにも行われる。こちらの価格は11ドル。国外でも熱狂的なファンを多く持つだけに、ニコニコ動画海外展開のキラーコンテンツのひとつになりそうだ。

『ミクパ♪シンガポール公演』
主催: Dentsu Singapore、SOZO
放送日時: 2011年11月11日
開演 20:00/終演 21:30(予定) ※日本時間
ネットチケット料金: 国内 1100ポイント 海外 11ドル
ネットケット発売日: 11月2日~発売終了日:11月25日

(国内) http://live.nicovideo.jp/gate/lv68885930
(海外) http://live.niconico.com/gate/lv68887322

"初音ミクのアジアライブ ニコ生でシンガポールから世界配信" »
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2011.09.27
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 11月11日から13日まで、シンガポールのサンテック・コンベンション&エキジビションホールで開催されるAnime Festival Asia(AFA)2011が開催概要を発表した。AFAは2008年に、東南アジアに日本のポップカルチャーを届ける拠点としてスタートした。アニメやマンガ、それにJ-POPなどにフォーカスした大型イベントである。
 開催は今年で4回目を迎えるが、その知名度と人気の高まりと伴にその規模も年々拡大している。また、日本の行政も東南アジアの情報発信拠点としてシンガポールを重視していることもあり、2011年はこれまでにも増して華やかなイベントとなる。

 本年、目を惹くのは、その豪華な音楽ゲストである。まず、ボーカロイドアイドルとして国内で圧倒的な人気を誇る初音ミクのコンサート「ミクパ♪」が開催される。2011年は、7月にロサンゼルスのアニメエキスポで5000人を超えるライブを成功させ、バーチャルアイドルの海外進出として話題になったばかりである。それからわずか4カ月、今度はアジアの中心都市シンガポールでライブを実現する。
 May’nさん、水木一郎さんら、イベントの常連ともなったアーティストに加え、Kalafina、LiSA、FLOW、いとうかなこさんと志倉千代丸さん、Milky Holmesが現地を訪れる。開催3日間、連日パワフルなコンサートを繰り広げることになりそうだ。

 音楽ゲストに力を入れるAFAだが、アニメのクリエイターやスタッフのゲスト参加も見逃せない。特別ゲストに『蒼穹のファフナー』や『魔法先生ネギま』などで知られるキングレコードのプロデューサー中西豪さんが招かれる。
 アニプレックスの岩上敦宏プロデューサーは、『魔法少女まどか☆マギカ』と『Fate/Zero』の特別ステージでゲスト出演する。また、アニプレックスからは齋藤俊輔プロデューサーも『あの花の名前を僕たちはまだ知らない。』のステージに登壇する予定だ。同時に『まどか☆マギカ』のステージには声優の斎藤千和さん、『あの花』のステージにはキャラクターデザインの田中将賀さんも出演するとしているから、音楽アーティストと併せてかなり豪華なゲスト陣になる。

 そのほかの企画も盛りだくさんである。東南アジアのコスプレナンバー1を決めるリージョナル・コスプレ・チャンピオンシップ2011は今年も開催、アキバ系グッズの販売ゾーン「Akiba Town」、メイド喫茶に執事カフェも出現する。アニメシアターでは『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』、『劇場版そらのおとしもの 時計じかけの哀女神』、『NARUTO-ナルト-疾風伝 ブラッド・プリズン』などの最新映画が上映される。
 開催3日間、まさに日本のポップカルチャーで埋め尽くす。海外で人気に高いとされるアニメ、マンガ、J-POPだが、アーティストやクリエイターらが現地で直接メッセージを届けることでさらなる盛り上がりが期待出来そうだ。

Anime Festival Asia(AFA)2011  http://www.animefestival.asia/

"シンガポールAFA開催内容発表 初音ミクやMay'nら豪華ゲスト" »
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2011.08.16
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 GyaOが、海外に向けた映像配信ビジネスを目指す。GyaOは8月8日より、外国語の字幕がついた海外向け正規映像配信の実験を開始した。
 まず、試験的に動画配信を行い、正規配信映像の視聴回数や視聴者層などのデータ分析をする。配信は、英語圏向けには米国のOoyala社の映像配信プラットフォームvipo presented by Yahoo! JAPANを利用、中国向けには別の動画配信プラットフォームを活用し、英語、中国語に対応する。

 日本の映像コンテンツは海外で人気がある一方で違法投稿動画による権利侵害も多い。GyaOは、この実験を通じて海外に向けた日本の映像コンテンツの正規流通の促進を目指す。

 また、動画配信にあたっては、SNSを利用したマーケットプロモーションを行う。インターネットの情報量の多さから、動画配信の作品やシステムがあっても、ファンに情報が行き届かないケースが国内外とも少なくない。
 そこでGyaOはSNSを利用する。英語圏向けにはFacebook内に公式ページを設けて、毎日英語で日本の最新エンタメ情報を配信している。ここを動画サイトへの入り口として活用する。
 中国語については、やはり中国最大のSNSサイトRenRen(人人網)に公式ページを設立した。こちらは中国語で日本のエンタメ情報を届ける。

GyaO -Japan Enteretainment News(英語版・公式Facebookページ)
http://www.facebook.com/gyao.global/
 
GyaO日本娯楽情報(中国語版・RenRenオフィシャルページ)
http://page.renren.com/600858457/
GyaO日本娯楽情報(中国語版・新浪微博公式アカウント)
http://weibo.com/gyaojapannews

"GyaO英語・中国語でエンタメ情報発信 海外向け動画配信実験で" »
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2011.06.06
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 『ほしのこえ』、『秒速5センチメートル』と、作品を発表するたびに大きな話題を集め続ける新海誠監督の最新作が『星を追う子ども』である。地下世界アガルタという新たに大きな世界を舞台に据えた、新海監督の新境地となっている。
 5月7日の劇場公開以来、多くのメディアやファンから注目を集めている。その一方で、早くもビッグな海外展開が決定した。韓国公開である。

 8月上旬より、韓国のエーワン・エンターテイメント社(AONE ENTERTAINMENT)配給で全国公開する。劇場は100館規模を予定している。韓国は日本よりも人口、映画マーケットが小さいため、同国においてはかなりの大型公開となる。国内ではミニシアターと位置づけられる映画が、海外でこの規模で公開されるのは異例のことだ。
 新海監督の作品は、日本だけでなく世界各国の映像ファン、アニメーションファンから人気が高い。韓国もそうした国のひとつで、『ほしのこえ』のDVD発売から『秒速5センチメートル』まで長年にわたり韓国のファンを着実に獲得してきた。それが今回の公開につながった。

 『星を追う子ども』は、商業シーン以外でも活躍する。映画公開に先立って、7月20日から24日にソウルで開催される第15回ソウル国際マンガ・アニメーションフェスティバル(SICAF)のオープニングフィルム作品に選ばれている。
 SICAFではこれまでにも、2005年に『雲のむこう、約束の場所』が長編部門最優秀作品を受賞、2007年には『秒速5センチメートル』がオープニングフィルルムに選ばれている。新海監督とゆかりの深い映画祭だ。
 さらにSICAFにあわせて、韓国ソウルアニメーションセンターにて新海誠作品の原画展示も開催される。この夏は、韓国で新海誠監督が注目されそうだ。

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        (c)Makoto Shinkai / CMMMY

[韓国公開についての新海監督のコメント]
「サブカルチャーがお互いに深く影響を与えあっている韓国で、『星を追う子ども』がどのように受け入れられるのかとても興味深いですね。
アニメーションという表現手段と生死を考えるというテーマ、それらは普遍に届くはずだと信じて待ちたいと思います」

『星を追う子ども』
シネマサンシャイン池袋・新宿バルト9ほかにて全国公開中
http://www.hoshi-o-kodomo.jp/

"新海誠最新作「星を追う子ども」 早くも韓国で大型公開" »
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2011.05.24
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 アラビア半島の北に位置し、紅海に面したヨルダンのリゾート都市アカバに、SF映画『スタートレック』のテーマパークを建設するプランが発表された。ヨルダンの大手メディア・エンタテイメント企業ルビコン・グループ・ホールディングス(Rubicon Group Holding)は、2009年の劇場映画『スタートレック』をコンセプトにしたテーマパークの建設に乗り出すと発表した。
 米国のCBCコンシュマー・プロダクツ(CBS Consumer Products)とライセンス契約を結び、同社がアカバに建設するリゾート レッドシー・アストリウム(The Red Sea Astrarium (TRSA))の主要施設となる。TRSAは面積184エーカー(74万㎡)にも及ぶ巨大施設だ。『スタートレック』関連のアトラクションは、パラマウント・レクリエーションが開発する。

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 ヨルダンはTRSAを、同国の観光産業開発の目玉と位置づける。ヨルダンの伝統と世界レベルのエンタテンイメントを融合させた一大リゾートを目指す。この実現で中東地域3億5000万人に加え、世界中からの観光客を期待する。
 『スタートレック』のテーマパークはこの中で、23世紀の体験を再現する。未来的な世界を提示する作品として、白羽の矢が立った。『スタートレック』をテーマにした大型施設が米国外で建設されるのは初となる。
 『スタートレック』の持つ世界的な人気、知名度も、勿論、今回の決定の背景にあるだろう。1966年に米国でSFテレビドラマとしてスタートした本シリーズは、その後今日まで多数のテレビシリーズ、劇場映画となり、コミックス、小説などにも展開している。世界的に広い世代に馴染み深い作品だ。また、「トレッキー」と呼ばれる熱烈なファンが多いことでも知られている。

 新興国の経済成長が続く中で、世界各国で大型リゾートの建設が増加している。テーマパークもそうしたひとつである。その建設にあたっては、集客の見込める海外ブランドの導入も多い。既に中国では上海ディズニーランドの建設がスタートしており、杭州では「ハローキティ」のテーマパーク計画も発表された。
 中東では現在はプロジェクトが中断しているが、マーベル作品のヒーローやニコロデオンのキャラクターに基づいた大型テーマパーク ドバイランドの計画も立てられた。今後も、こうした既存の人気キャラクターを活用したテーマパーク計画が浮上することはありそうだ。

ルビコン・グループ・ホールディングス(Rubicon Group Holding)
http://www.rubiconholding.com/

"中東に「スタートレック」テーマパーク計画 観光の目玉に" »
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2011.05.21
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 7月20日から24日まで韓国でSICAF(ソウル国際マンガアニメーションフェスティバル)2011が開催される。韓国でも最大規模のマンガとアニメーションのフェスティバルとして知られるSICAFは、今回で15回目を迎えた。

 会期中は各会場で上映以外にも様々なイベントも行われている。公式に選定されるコンペティション入選作品には、毎回日本の作品も数作見られる。昨年は長編部門で『ホッタラケの島~遥と魔法の鏡
~』が審査員特別賞を受賞した。
 今回は長編部門に『チョコレートアンダーグラウンド』、短編部門に『灯花』、テレビシリーズ部門に『たんすわらし』と『カルルと不思議な塔』と『リタとナントカ』が入選している。

 長編部門の『チョコレートアンダーグラウンド』はプロダクションI.Gとトランス・アーツの制作で2009年に劇場公開された作品、短編部門の『灯火』は飛騨国際メルヘンアニメ映像祭2010の第9回メルヘンアニメ・コンテストで最優秀作品賞となった作品だ。
 またテレビシリーズ部門の『たんすわらし』は文化庁の平成22年度若手アニメーター等人材育成事業「PROJECT A」でプロダクションI.G制作の作品、『カルルとふしぎな塔』と『リタとナントカ』は日本アニメーション制作の作品でそれぞれキッズステーションとNHKで放送された作品だ。『リタとナントカ』は例年6月にフランスで開催されているアヌシー国際アニメーションフェスティバルにも入選している。
受賞作品は会期最終日の7月24日に発表される。
【真狩祐志】

ソウル国際マンガアニメーションフェスティバル http://www.sicaf.or.kr/

当サイトの関連記事
SICAF2010の入選作品発表 「ホッタラケの島」など6作品
「ホッタラケの島」 韓国SICAFで審査員特別賞を受賞

SICAF2011 ノミネート作品(日本)

長編部門
 『チョコレートアンダーグラウンド』 浜名孝行

短編部門
 『灯花』 助川勇太

テレビシリーズ部門
 『たんすわらし』 黄瀬和哉
 『カルルとふしぎな塔』 高木淳
 『リタとナントカ』 高木淳

パノラマ(選外)
 『ベルーガ』 橋本新
 『PLUG, the New World』 合田経郎

"韓国SICAF2011 「チョコレートアンダーグラウンド」など5作品" »
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2011.03.27
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 3月20日に開幕した香港国際映画祭が、人形アニメーションの巨匠川本喜八郎監督の追悼特集上映を行っている。映画祭は期間中、500本以上の作品を上映するが、その中で毎年過去の監督の追悼する。2011年は4人の監督を取り上げているが、日本からは川本喜八郎監督と1980年に逝去した渋谷実監督の2人にフォーカスする。
 川本喜八郎監督は、人形を使ったストップモーション・アニメーションの大家として世界的に知られた存在だ。2010年8月23日に多くの人に惜しまれるなかで85歳で亡くなられた。逝去から半年余りでの追悼特集実現は、川本監督の評価の高さを感じさせる。

 映画祭は今回の特集上映について、川本喜八郎監督を「Puppet Master」と呼び、人形アニメーションに日本の伝統を注ぎ込んだと評する。とりわけ晩年の作品には人形の個性と動きに際立ったものがあったと紹介する。
 上映作品はこの晩年の大作『死者の書』(2005年)、『冬の日』(2003年)のほか、初期の代表作『花折り』(1968年)、『道成寺』(1976年)など主要な作品を網羅する。上映は3月26日と27日に行われた後、4月16日、17日にも再演する予定だ。

 今年で35回目を迎えた香港国際映画祭は、アジアを代表する国際映画祭のひとつである。本年も日本からも多数の映画が上映され、アニメではゴールデンウィークに公開される3D(立体視)のCGアニメーション『豆富小僧』がガラプレミアを行った。
 また、近年、映画祭の機能、組織を再編し、プログラムの充実に力を入れている。同時期には香港フイルム・テレビジョン・マーケット、アジア・フイルム・ファイナンス・フォーラム、アジアフィルム・アワードなど映画関連イベントが多数開催されることもあり、注目が増している。

香港国際映画祭
(The Hong Kong International Film Festival)
http://www.hkiff.org/eng/

"香港国際映画祭で川本喜八郎監督 追悼上映会開催" »
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2011.01.13
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 2010年7月から半年にわたりテレビ東京系で放映されたテレビアニメシリーズ『伝説の勇者の伝説』が、2011年3月16日から韓国のKBS1で放映されることが決定した。KBSは韓国の公共放送で、KBS1は地上波向けの中核チャンネルである。韓国で一気に幅広い視聴者にアプローチする。
 KBSはこれまでにも『ONE PIECE』や『きらりん☆レボリューション』など日本のアニメを放映している。今回は日本の放映終了から3ヶ月でのオンエアーとなる。

 製作によれば、韓国ではファンタジー作品の人気が高いという。今回の放映は作品の製作にも参加する韓国のCG・アニメーション会社SK INDEPENDENCEによる韓国版である。
 韓国声優によるアフレコのほか、オープニングやエンディングも韓国アーティストによるものとなる。大手放送局の番組放映で、共同製作や現地向けのアレンジを活かした展開だ。

 『伝説の勇者の伝説』は、富士見書房の富士見ファンタジア文庫から刊行されているライトノベルシリーズを原作としている。原作者の鏡貴也さんが2002年から執筆する人気シリーズだ。
 超絶面倒くさがりで万年無気力な主人公 ライナ・リュートが、ローランド帝国王のシオンからの命令で『勇者の遺物』を探す旅にでる。お目付け役として同行する剣の一族の娘 フェリス・エリス、そして帝国王のシオンの3人を中心に物語が展開する。
 監督は『戦国BASARA』、『鋼殻のレギオス』の川崎逸朗さん、シリーズ構成は『鉄のラインバレル』の吉村清子さん、キャラクターデザインに島沢ノリコさんが参加する。アニメーション制作はZEXCSが手がけた。

アニメ 『伝説の勇者の伝説』 公式サイト http://www.denyuden.jp/

"アニメ「伝説の勇者の伝説」 3月から韓国KBSで放送" »
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2011.01.10
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 1月12日からベトナムの首都ハノイで、日本のアニメを特集するイベント日本アニメーション映画祭「発見! 日本アニメーションの魅力」が開催される。5日間にわたるイベントは、文化庁主催、国際交流基金ベトナム日本文化交流センターが共催する大掛かりなものだ。日本のアニメ映画が本格的にハノイで紹介される初の機会となる。
 今回の映画祭は、文化庁が2004年より進めている「アジアにおける日本映画特集上映事業」の一環だ。同事業はアジア地域での日本文化への理解の深まりなどを趣旨に行われている。2010年度は昨年11月に韓国・ソウルでも行われた。ハノイでは過去10年間に制作されたアニメーション映画にフォーカスしたプログラムになった。
 ベトナムでも人気の高い日本のアニメだが、これまで日本の劇場アニメは十分紹介されて来なかった。今回はそれらをまとめて紹介する貴重な機会となる。

 上映される8作品は、いずれも国内外で高い評価を受けたものばかりだ。映画祭のオープニングは原恵一監督の『カラフル』、上映にあたっては日本から訪れた原監督による挨拶もある。
 原監督以外のゲストも豪華だ。『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督、『昆虫物語みつばちハッチ〜勇気のメロディ〜』のアミノテツロ監督は、舞台挨拶と上映後のトークも行う。2010年に逝去された今 敏監督の『千年女優』では、マッドハウスの丸山正雄プロデューサーが舞台挨拶を行う。このほかの上映作品は『千と千尋の神隠し』、『マインド・ゲーム』、『サマーウォーズ』、『REDLINE』などである。
 また、声優の斎賀みつきさんによるトークとミニライブも予定されている。ベトナムに日本の声優が訪れることはまだまだ珍しいだけに人気を呼びそうだ。

 ベトナムは中国の陰になり目立ちにくいが、人口およそ8600万人を擁する東南アジアの大国のひとつだ。近年、その豊かな人資源と経済成長により、日本からの進出も増加している。また、親日的な国としても知られている。
 今回の日本アニメーション映画祭も、そんな両国の交流を親しみやすいアニメを通じてさらに深めるものと言えそうだ。

日本アニメーション映画祭「発見! 日本アニメーションの魅力」
                       
主催:  文化庁
共催:  ベトナム文化スポーツ観光省映画局、国立映画センター、一般社団法人ジャパン・イメージ・カウンシル、国際交流基金ベトナム日本文化交流センター
後援: ベトナム日本国大使館
協力: 日本アニメーション協会、一般社団法人日本映画製作者連盟、一般社団法人日本動画協会、 公益財団法人ユニジャパン 

会期: 2011年1月12日(水)~16日(日)
会場: 国立映画センター

"ベトナム初の日本アニメーション映画祭 斎賀みつきさんライブも" »
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2010.12.12
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 今年夏、水戸現代美術センターで開催された「新次元 マンガ表現の現在」展は、マンガ作品を新たな視点で捉え直し、3次元の空間・インスタレーションとして表現する試みで高い評価を得た。この展覧会の海外巡回展がこの12月からスタートした。
 12月4日よりソウル・アートソンジェセンターにて公開が始まり、日本を代表するマンガとアートの融合が披露されている。日本マンガの人気の高い韓国ではあるが、これまでとは異なったプレゼンテーションがどの様に受け止められるか気になるところだ。

 展覧会は2011年2月13日までソウルで展示された後、2011年4月16日から6月26日までオーストラリア・シドニー近郊にあるペンリス・リージョナル・ギャラリーに会場を移す。さらに2011年8月15日から10月1日には、フィリピン・マニラのアラヤ美術館でも披露される。アジア・太平洋の各国で、現代日本文化をアピールする。
 海外での積極的な紹介は、「新次元 マンガ表現の現在」が国際交流基金と各美術館の協力により主催されているためである。国際交流基金は日本の視覚文化を代表するマンガやアニメが世界的に注目を集めていることから、これらを通じた国際文化交流に力を入れており、本企画展もその一環となっている。

 国際交流基金によれば、「新次元 マンガ表現の現在」は2000年代以降の若者対象の作品群に焦点を当てたものだ。閉塞的とされる日本の社会と向かい合う若者の多種多様な心情を映し出す「2000年代のリアリティ」の視点から分析を進めた。
 展示作品は『ソラニン』(浅野いにお)、『シュガシュガルーン』(安野モヨコ)、『海獣の子供』(五十嵐大介)、『センネン画報』(今日マチ子)、『駅から5 分』(くらもちふさこ)、『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子)、『BECK』(ハロルド作石)、『ナンバーファイブ』(松本大洋)、『神のみぞ知るセカイ』(若木民喜) の9作品、いずれも「マンガ表現の今日的可能性」というテーマに沿って展示される。

国際交流基金 http://www.jpf.go.jp/j/

「新次元 マンガ表現の現在」展

[韓国]
 会期: 2010年12月4日~2011年2月13日
 会場: ソウル・アートソンジェセンター http://artsonje.org/asc/
 主催: 国際交流基金、アートソンジェセンター
 企画: 国際交流基金、SAMUSO
 企画協力: 水戸芸術館現代美術センター

[オーストラリア]
 会期: 2011年4月16日~6月26日
 会場: ペンリス・リージョナル・ギャラリー(シドニー近郊)
 主催: 国際交流基金、ペンリス・リージョナル・ギャラリー

[フィリピン]
 会期: 2011年8月15日~10月1日
 会場: マニラ・アヤラ美術館
 主催: 国際交流基金、アヤラ美術館

"「新次元 マンガ表現の現在」 韓国、豪州、フィリピンへ" »
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2010.10.08
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 アニメ企画・製作の創通は、日本のアニメのキャラクターを一同に集めた大型イベントC3 in HongKong 2011(C3 日本動玩博覧2011)を開催すると発表した。2009年の香港で行なわれたC3 in HongKong 2009に続くもので、2年ぶり2回目のイベントとなる。来場者数5万人以上となった2009年の成功を受けてのものである。
 2011年の開催は3月11日から13日までと前回同様3日間となるが、会場は前回の香港国際展貿中心 HITECからよりコンベンション施設HongKong Convention and Exhibition Centre(香港會議展覧中心)に移す。香港を代表する場所を会場に動員目標数を10万人とし、大幅な動員増加を狙う。

 C3 in HongKong 2011の主な内容は、日本企業を中心とした出展ブースでキャラクターグッズの展示・販売がや映像作品の上映、日本人アーティストによるライブなどになる。日本の最新のアニメキャラクターカルチャーを現地に届ける。
 コンシュマー向けの企画を数多く用意する一方で、アニメファンや関連企業が多数集まる中で、アジア地域のキャラクタービジネス展開の振興も目指す。会場には現地企業と出店者との交流の場を設ける予定だ。日本のアニメやキャラクターの海外進出の足掛かりとなるイベントを目指す。

 C3は国内でも毎年夏に開催されるアニメのキャラクターやホビーをコンセプにした大型イベントで、毎年人気を集めている。C3 in HongKongは、こうしたブランドを使うことで、日本から直接送り届けるといった点を強調し、現地のイベントと差別化狙うようだ。
 海外では日本アニメやマンガをテーマにした大型イベントが開催され、人気を呼んでいる。パリのジャパンエキスポや米国のアニメエキスポなどである。こうしたイベントの多くは現地の日本アニメ・マンガファンにより設立され、運営されて来た。
 しかし、近年はそのイベントの巨大さやビジネスの可能性から、企業による商業イベントとして始められるものが増えている。国際展示会の大手リードエグジビジョンが2007年にスタートしたニューヨークアニメフェスティバルや電通とSOZOが運営するシンガポールのアニメフェスティバル・アジア、またこの10月には英国でHYPER JAPAN LondonがEAT-JAPAN、クロスメディア社によって立ち上げられている。企業が関わることでイベントの規模は短期間で急成長する傾向があり、今回のC3 in HongKongも含めて今後の動きが見逃せない。

創通 http://www.sotsu-co.jp/

C3 in Hong Kong 2011(C3 日本動玩博覧2011)
開催日時:
2011 年3 月11 日(金)15:00~21:00
12 日(土)11:00~21:00
13 日(日)11:00~19:00
開催会場: 香港會議展覧中心 3FG
主催: C3 in Hong Kong 実行委員会
後援: 日本国経済産業省、日本商品化権協会(予定)

"香港に再び人気アニメが集合 C3 in HongKong 2011開催" »
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2010.09.14
海外:アジア ]
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 2008年、2009年、シンガポールで開催され、大盛況となったAnime Festival Asia(AFA)が、2010年の公式サイトをオープンした。また、これに合わせて主要なプログラムと昨年同様の豪華なゲスト陣が明らかにされた。
 ミュージックゲストでは、世界各地でライブコンサートを行い大人気を博しているJAM Projectが、東南アジア初のコンサートを行なう。また、2008年、2009年とAFAに参加したMay‘nが今年もシンガポールに駆けつける。さらにSCANDAL、angelaと注目のアーティスト、アニソン界の大御所 水木一郎さんと豪華なゲスト陣だ。現在最も注目を集める声優のひとり花澤香菜さん、Milky Holmesも参加、多彩なゲストがイベントを盛り上げる。

 さらに特別企画では、『涼宮ハルヒの消失』の東南アジアプレミア、『劇場版 機動戦士ガンダム00 A Wakening of the Trailblazer』の上映を実施する。また、執事喫茶「アトリエ・ロワイヤル」が今回初めて登場、東南アジア ナンバー1のコスプレイヤーを決める「リージョナル・コスプレ・チャンピオンシップ」と日本のポップカルチャーが展開する。
 企業ではCOSPAが出展、Kadokawa World Tour 、Evangelion Storeとして、最新のキャラクターアイテムをシンガポールのファンに届ける。ブシロードはカードゲーム「ヴァイスシュバルツ」で参戦、期間中シンガポールとマレーシアのグランプリ大会を開催する。

 AFAは日本のポップカルチャーをテーマに、2008年から開催されている。現地での日本カルチャーの高い人気もあり、2008年には約4万6000人、2009年はおよそ5万6000人のファンが集まった。2010年は、イベントの規模を拡大し、開催期間3日間でおよそ7万人の人出を見込む。日本のポップカルチャーに特化したイベントとしては、東南アジア有数の規模となる。
 イベントは電通と現地のエンタテイメントマーケティング会社SOZOが主催するほか、バンダイがメインスポンサーとなっている。海外の多くの日本アニメ・マンガイベントに較べて、日本企業のサポート色が強いのが特徴だ。

Anime Festival Asia(AFA)2010 http://www.animefestival.asia/

"シンガポールの大型イベントAFA今年も開催 豪華ゲストも" »
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2010.08.24
海外:アジア ]
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 現在美術の企画展覧会で定評のある水戸芸術館現代美術ギャラリーが、8月14日より「新次元 マンガ表現の現在」を開始した。展覧会は国際交流基金と水戸市芸術振興財団の主催によるもので、9月26日まで開催される。
 「新次元 マンガ表現の現在」は、日本のソフト・パワーとして国内外で存在感が増しているマンガの表現方法にフォーカスした企画である。これまでのマンガ関連の展覧会に多かった作家中心の個展や回顧展とは切り口を変えて、「マンガ表現の今日的可能性」というテーマに沿った展示をする。

 展覧会で取り上げる作品にもテーマが持たされている。展示されるのはいずれも2000年代に話題になったものばかりだ。また、若者を対象とした作品で、五十嵐大介 『海獣の子供』二ノ宮知子 『のだめカンタービレ』ハロルド作石 『BECK』など全部で9作品となっている。現在の文化という面が強く打ち出されるようだ。
 これらの作品は原画や執筆のための資料の展示だけでなく、インスタレーションや映像、空間を利用して多角的にマンガの世界を体験出来る。水戸芸術館では、二次元の芸術であるマンガを三次元の展示空間にすることで、日本マンガのメディアとしての面白さや新たな感動を発見して貰えるとしている。

 展覧会は水戸芸術館開催後、海外での巡回展を行う。まず、12月4日から韓国・ソウルのアートソンジェセンターでおよそ2ヶ月間の展示を行う。さらに8月からは、フィリピン・マニラのアヤラ美術館に場所を変えて展示する。海外で幅広く現代のマンガ文化が紹介される。

水戸芸術館現代美術ギャラリー
http://www.arttowermito.or.jp/art/

「新次元 マンガ表現の現在」展
会期: 2010年8月14日~9月26日
会場: 水戸芸術館現代美術ギャラリー
主催: 国際交流基金、水戸市芸術振興財団
企画: 高橋瑞木(水戸芸術館現代美術センター学芸員)
空間構成: 豊嶋秀樹(ジーエム・プロジェクツ)

[韓国] ソウル
会場: アートソンジェセンター http://www.artsonje.org
会期: 2010年12月4日~2011年2月13日
主催: アートソンジェセンター、国際交流基金

[フィリピン] マニラ
会場: アヤラ美術館 http://www.ayalamuseum.org/
会期: 2011年8月~9月(予定)
主催: アヤラ美術館、国際交流基金

[参加作家・作品]
 ■ 浅野いにお 『ソラニン』 (小学館、2005-2006)
 ■ 安野モヨコ 『シュガシュガルーン』 (講談社、2003-2007)
 ■ 五十嵐大介 『海獣の子供』 (小学館、2006-)
 ■ 今日マチ子 『センネン画報』 (太田出版、2008-)
 ■ くらもちふさこ 『駅から5 分』 (集英社、2007-)
 ■ 二ノ宮知子 『のだめカンタービレ』 (講談社、2001-2010)
 ■ ハロルド作石 『BECK』 (講談社、1999-2008)
 ■ 松本大洋 『ナンバーファイブ』 (小学館、2000-2005)
 ■ 若木民喜 『神のみぞ知るセカイ』 (小学館、2008-)

"水戸芸術館でマンガ表現テーマに展覧会 海外巡回も" »
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2010.08.23
海外:アジア ]
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 インド最大の都市ニューデリーで、日本のアニメとマンガを紹介する大規模なイベント「Anime Cine Experience」が8月20日から22日まで開催された。イベントはインド映画団体Cinedarbaarと日本大使館、国際交流基金、インド政府映画祭局(Directorate of Film Festivals)、日本人会の協力によって実現した。
 3日間にわたるイベントは、日本のアニメ、マンガ、ポップカルチャーを扱ったなかでは最大規模のものである。会場となった複合文化施設シリフォートオーディオトリウムでは、アニメ映画上映のほか、講演会やワークショップが行われた。また、マンガやゲーム機の展示、体験コーナーも設けられた。

 会期中上映された作品は、これまでにも海外で多く紹介されてきたものが多い。細田守監督の『時をかける少女』、高畑勲監督『火垂るの墓』、新海誠監督『秒速5センチメートル』などである。またテレビアニメからは『ちびまる子ちゃん』がプログラムされた。
 また、日本のアニメやゲームについて地元の専門家が講演し、ワークショップでは日本と世界のアニメーション、3Dと2D、アニメーション産業などがテーマとなる。かなり多角的に日本のアニメを分析する。
 
 さらにイベント開催後、Cinedarbaarの関連団体である映画ジャーナルIndian Auteurが、国際交流基金の協力を得て、日本アニメ特集を組む。この特集では宮崎駿監督、今 敏監督、押井守監督、新海誠監督らを取り上げる。
 Indian Auteurはインドと世界の映画について特化した唯一つのウェブジャーナルとしており、その成果はインターネット上でも読むことが出来そうだ。さらにこの特集号は紙媒体でも発行され、インド国内の文化機関、教育機関に配布される。日本アニメの本格的な研究が、インドで幅広く紹介されることになる。

 インドは世界で2番目に大きな人口を持つ国で、テレビ放映などを通じて日本アニメに一定の人気がある地域でもある。そうした人気にも関わらず、これまで日本のアニメ、マンガを通じた文化交流はなく、市場としても考えて来られなかった。今回の「Anime Cine Experience」は、そうしたこれまでの関係に一石を投じるものにもなりそうだ。

Indian Auteur
http://www.indianauteur.com/
インド政府映画祭局Directorate of Film Festivals 
http://dff.nic.in/welcome.html

"インド初の日本アニメフェスティバル開催 「時かけ」等上映" »
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2010.03.29
海外:アジア ]
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sengokumeikyuu.jpg 本格的な3D(立体視)実写映画では国内初となる『戦慄迷宮3D』が、様々な話題を振りまいている。3D映像への関心が高まるなか、国内での先駆的な試みがあらためて注目されたかたちだ。
 こうした勢いは台湾にまで及んでいる。3月20日から劇場公開がスタートした同国では、3月20日と21日の週末興行で初登場2位となり、1位のティム・バートン監督『アリス・イン・ワンダーランド』に肉薄した。劇場数が12館と少なかったこともあり、スクリーンごとのアベレッジではダントツの1位となった。
 日本映画の人気が高い台湾だが、それでも『戦慄迷宮3D』の人気は群を抜く。今年公開の邦画では、現地で公開3週目となった『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』の累計興収を3日で越えるほどである。

 『戦慄迷宮3D』の海外公開は、監督が『呪怨』シリーズで世界的に名前をしられた清水崇監督であることも大きいかも知れない。既にウォン・カーウァイ監督作品などのプロデュースも行うFORTISSIMO FILMSが作品の世界配給権を獲得している。現在は世界50カ国での配給が既に決定している。
 今回の台湾公開はその第1弾となる。世界展開に向けて幸先のよいスタートとなった。

 一方国内では、3月3日に発売されたDVD「戦慄迷宮 3Dプレミアム・エディション」の売れ行きが好調だ。アマゾン・ドットコムでは、発売直後に商品が売り切れてしまうほどである。
 DVDの特徴は、最新技術を使い通常のテレビによる3D映像体験を実現したことである。作品への注目に加えて、敷居の低い3D映像体験が人気を呼んだと見られる。

戦慄迷宮 3Dプレミアム・エディション【初回限定生産】
発売中 価格: 4935円(税込)
Disc1(2D本編+特典映像)
Disc2(3D本編)
※DVD専用3Dメガネ2個封入
※3D方式は劇場版とは異なります。

発売:アスミック 販売:角川映画 

"「戦慄迷宮3D」台湾で大ヒット 世界50カ国で配給へ" »
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2010.02.28
海外:アジア ]
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 2月20日、21日にタイ・バンコクで日本のアニメ・マンガをテーマにしたイベント コミックパーティー19(Comic Party 19th)が開催された。イベントではファッションフォトコンテスト、フリーマーケット、ライブといったファンが楽しめる企画が多数行われた。
 このイベントの目玉企画が、アニメソングアワードとアニメダンスアワードである。それぞれのコンテストにエントリーした参加者のパフォーマンスが、福岡県の運営するジャパンポップカルチャーの多言語情報配信サイト「アジアンビート」で公開されている。

 公開されているのはアニメソングアワード20人、アニメダンスアワード15組である。ユーザーはエントリー者たちのパフォーマンスを見て、よいと思ったパーフォーマーに投票が出来る。投票の結果上位1名を優勝者として日本に招待する予定だ。優勝者は3月に北九州市で行われるアニソン大型イベント「アニうた KITAKYUSHU 2010」を観覧する。
 投票は日本からも可能、タイのアニメファンのパフォーマンスを楽しみながらイベントの一部に参加出来る。受付は2月25日から3月1日まで、3月2日にネット上で発表する。

 こうした試みはコミックパーティー19の主催者ねぎぼうずタイランドと日本大使館、それに福岡県庁協力したものだ。コンテストを通じて、福岡県とタイの若者が直接結びける試みのひとつである。
 福岡県は今回、国内のコスプレ大会の優秀者をコスプレ大使として、イベントに派遣している。今回は、逆にタイのパーフォーマーを日本に招くというわけである。
 近年、世界各地で開催される日本アニメ・マンガのイベントが関心を集めている。しかし、そうしたイベントを通じて地方自治体が海外との文化交流をするのは珍しい。今後の展開も注目される。

アジアンビート http://asianbeat.com/ja/
ねぎぼうず http://negibose.jp/

    thai-fukuoka.jpg

当サイトの関連記事
福岡県 タイのアニメイベントにコスプレ大使を派遣

"タイのアニソン&ダンスコンテスト ウェブ投票で日本招待者を決定" »
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2009.11.09
海外:アジア ]
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makino-yui-san.jpg 7月のフランス ジャパン・エキスポ、9月のニューヨーク・アニメフェスティバルと海外での活動を積極的に広げている牧野由依さんが、年末に今度はシンガポールのファンの前に姿を見せる。12月26日にシンガポールの国立図書館ドラマセンターで開催される日本カルチャーイベントエンド・オブ・イヤー(End of Year Cosplay Event:EOY)のメインゲストとしてコンサートを開催する。
 牧野由依さんはジャパン・エキスポ、ニューヨーク・アニメフェスティバルのほか、今年の夏には中国・北京でもテレビ番組のための公開生番組でライブを行っている。EOYは海外ライブとして今年で4回目、アジアでは2ヶ所目という活躍ぶりである。

 EOYは1999年に、日本のアニメやマンガ、ファッション、フィギュアをテーマにして開催されている。シンガポールを代表する日本のポップカルチャーイベントで、特にコスプレのメッカとして人気を呼んでいる。
 今年は会場を昨年より25%増加して、4500名の動員を見込んでいる。また、本年より音楽分野にも本格的に取り組むとしている。その目玉企画として、グローバルに活躍する牧野由依さんに白羽の矢が当たった。コンサートは夜の19時から20時半を予定、チケットの購入者はEOYへ無料で入場することも出来る。
 
 牧野由依さんはテレビアニメ『ARIA』シリーズのオープニングなどの音楽活動や『ツバサ・クロニクル』のサクラ役や『宇宙をかける少女』河合ほのか役などの声優活動で人気を集めている。その人気は国内だけでなく海外にも広がり、2009年は海外でのライブに力を入れた。EOYはそうした今年の活動の最後を飾るのに相応しいものとなりそうだ。
 一方で国内の活動も同様に力が入っている。10月7日にはニューシングル「たんぽぽ水車」を発売し、好評を博している。12月2日には東京・九段会館で、「牧野由依コンサート~So Bright~」も開催される。チケットは現在発売中となっている。

エンド・オブ・イヤー(End of Year Cosplay Event) http://www.theeoy.com/

牧野由依ブログ http://ameblo.jp/yui-makino/
牧野由依オフィシャル http://www.bgbcom.com/makino-yui/
牧野由依myspace http://www.myspace.com/makinoyui

牧野由依コンサート~So Bright~
日時: 2009年12月2日(水) 開場 18:30/開演 19:00
会場: 九段会館
料金: 4800円(税込) 全席指定
主催/主催・企画制作: BGBカンパニー/キャピタルヴィレッジ
問合せ: キャピタルヴィレッジ Tel.03-3478-9999

"牧野由依 海外活動アクティブに 12月にシンガポールへ" »
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2009.10.09
海外:アジア ]
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 11月21日、22日に、シンガポールで大型アニメイベント「アニメフェスティバルアジア2009(AFA2009)」が開催される。その中で、初音ミクと『けいおん!』のライブパフォーマンスを行うことが明らかになった。
 初音ミクは21日の「アイ・ラブ・アニソン ミュージックコンサート: Love Anisong” music concert」で、『けいおん!』は22日の「ライブけいおん!エクスピアレンス LIVE! KON Experience」に登場する。いずれもイベントの目玉のひとつとなる。

 初音ミクはよく知られるように、クリプトン・フューチャー・メディアが生み出したボーカロイドアイドルである。ライブパフォーマンスとされているが当然生身のミクは存在しない。シンガポールのステージでは何か特別な方法で登場することになりそうだ。
 主催者は日本国外初の公式ステージとしており、今年夏にさいたまスーパーアリーナで行なわれたアニメロサマーライブを踏襲する可能性が高い。日本に続いてシンガポールでも、ボーカロイドアイドルのステージが大きな話題を呼ぶ。

 一方、『けいおん!』は、日本の声優陣によるパフォーマンスとなる。国内でブームを引き起こした桜高軽音部が登場する。「ライブけいおん!エクスピアレンス」で声優陣は、アフレコ風景をその場で再現するほか、質問コーナーでファンたちとの交流を図る予定だ。
 日本以外で初のお披露目となるだけに、シンガポールのアニメファンから人気となることは間違いないだろう。

 AFA2009は、東南アジア地域の大型アニメ・マンガ イベントを目指して、昨年から行われている。開催2回目となる今年は、さらに大きな力を入れる。今回発表された初音ミク、『けいおん!』以外に、既に中川翔子さん、May‘nさん、水木一郎さん、福山芳樹さんのライブ開催も発表されている。
 このほかコスプレ大会やガンプラコンテスト、メイド喫茶など、盛り沢山の企画が予定される。開催までおよそ1ヶ月半、今後もまだイベントの数は増える気配だ。

 また、AFA2009はコンシュマーイベントだけでなく、ビジネスイベントにも力を入れる。前日の11月20日には関連企画としてAnimation Asia Conference 2009 (AAC09)を開催する。
 さらに会場にはインダストリー・ショーケースが設けられ、既にタツノコプロダクションとマッドハウスの出展が決まっている。主催者によれば、今後、さらに多くの日本のアニメスタジオの参加を発表する予定だという。東南アジア最大の日本アニメイベントを目指すAFA2009の動向は今後も要チェックだろう。

アニメフェスティバルアジア2009(AFA2009)
http://www.afa09.com/

"シンガポール 初音ミクライブと「けいおん!」イベント開催" »
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2009.09.15
海外:アジア ]
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 10月3日から日本テレビ、10月5日から讀賣テレビで放映が始まる新テレビアニメシリーズ『犬夜叉 完結編』が、日本と同時にアジア全域で展開する。
 アジア地域で日本アニメを放映するアニメ専門チャンネル アニマックス・アジアは、10月からの新番組として『犬夜叉 完結編』を放映する。
 この放送は日本の放映から5日以内に行われ、日本の放送とほぼ同時に、各国のファンに最新のアニメが届けられる。

 現在、『犬夜叉 完結編』を新番組として紹介しているのは、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシアなど東南アジアのほか、インド、パキスタン、バングラデッシュなどをカバーするアニマックス・インディア、それに台湾アニマックス、香港アニマックスとアジアの広い地域に及ぶ。
 アニマックス・アジアの視聴世帯は、およそ3000万世帯とされている。日本での視聴者に匹敵する規模のアジアのファンが、『犬夜叉 完結編』を楽しむことになる。

 『犬夜叉 完結編』は、テレビアニメが原作に追いついてしまったことから放映を終えたとされる前作『犬夜叉』の物語を引き継ぐ。高橋留美子さんの原作が2008年6月に終了したのを受けてのものだ。
 作品のタイトルどおり、前作テレビシリーズ終了後から、物語の最後までをアニメ化するべく、4年ぶりの新作となってテレビに登場する。人気シリーズだけに、持ちに待ったアニメ化と言っていいだろう。

『犬夜叉 完結編』 公式サイト(YTV) http://www.ytv.co.jp/inuyasha/
『犬夜叉 完結編』 公式サイト(サンライズ) http://www.sunrise-inc.co.jp/yasya-kanketsu/

■ より詳しい記事は下記サイトで
アニマックス・アジア「犬夜叉 完結編」日本放送終了後に放映

"「犬夜叉 完結編」アジア各国で日本と同時展開決定" »
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2009.09.03
海外:アジア ]
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 11月21日、22日にシンガポールのサンテック国際会議展示場で開催されるアニメ・フェスティバル・アジア(Anime Festival Asia) 2009に合わせて、アニメーション・アジア・コンファレンス2009(AAC09)が開催される。
 AAC09はアニメ・フェスティバル・アジアに先立つ11月20日に、同じサンテック国際会議展示場を会場として行われる。今年から新たに始まるアニメーションをテーマにしたビジネスイベントである。

 イベントは知的財産をテーマにし、日本と東南アジア地域から専門家をゲストに招くとしている。そして、デジタル世代の若者に人気の高い日本製コンテンツのブランドやマーケティングについて講演を行うとしている。
 アニメ・フェスティバル・アジアでは、AAC09は国際的なビジネスの場を提供し、人脈を築き、また様々な知識を得る場を目指す。今後は、監督やプロデューサー、クリエイター、ブランドマーケター、代理店、そして学生たちが必ず来なければ行けないような会議に成長させたいとする。

 近年、海外では日本のアニメやマンガなどのポップカルチャーをテーマとした大型イベントが急成長している。しかし、その多くはアニメファン、マンガファン向けのイベントである。こうしたビジネスイベントを併設するのは極めて珍しい。
 日本のアニメだけに限れば、東京国際アニメフェアのみと言っていいだろう。アニメーション関連に広げれば、アジアでは韓国のSICAF、中国の中国国際動漫節などがあるが、いずれもビジネス機能はまだまだ弱いとされている。

 シンガポールは近年、アニメーションやCGの産業育成に大きな力を入れている。また、東南アジアだけでなく、世界的に注目されるアニメーション産業の成長市場、中国やインドともつながりが深い。
 AAC09はアニメ・フェスティバル・アジアと併せて開催されるが、会議のタイトルが「Anime」でなく「Animation」となっている。アニメや日本のコンテンツに限定したものではないようだ。
 アニメーションのビジネス会議とすれば、市場は一気に広がる。国際的なコンベンションシティとして国際会議に実績の高いシンガポールだけに、スタートは小さなAAC09だが今後のさらなる成長のチャンスは小さくないだろう。

アニメ・フェスティバル・アジア(Anime Festival Asia) 2009 
http://www.afa09.com/

"シンガポールでアニメーションビジネス会議 アニメイベントと連動" »
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海外:アジア ]
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 11月21日、22日、シンガポールの日本アニメ大型イベント アニメフェスティバル・アジア2009(Anime Festival Asia 2009)の開催が9月1日に発表された。記者会見がシンガポールのサンテック国際会議展示場で開かれて、メイド達も登場する中で2009年の開催概要が明らかにされた。
 アニメフェスティバル・アジアは、東南アジア地域に日本のアニメ・マンガ文化を発信するべく、2008年にスタートした。同地域に日本アニメ・マンガをコアとしたイベントが少ないことから、地域の中心都市シンガポールで東南アジア最大規模のイベントを目指している。

 イベントは現地企業に加えて運営に電通が参加、バンダイやアニマックスなどの支援も受けている。2008年はゲストに水木一郎さん、May’nさん、大河原邦男さんらを招き、スタート当初から大型イベントとして注目を浴びた。
 2年目になる今年は、昨年と同じく会場をサンテック国際会議展示場とするが、さらに充実したイベントになるようだ。音楽ゲストには、昨年参加した水木一郎さん、May’nさんに加えて、人気タレントの中川翔子さん、JAM Projectのメンバーとして活躍する福山芳樹さんが決定している。中川翔子さんは昨年、ロサンゼルスのアニメエキスポの大型コンサートを成功させたばかり、JAM Projectの海外での活躍もよく知られている。海外慣れしたアーティストたちが、イベントを大きく盛り上げそうだ。

 アニメだけでなく、ポップカルチャー文化も広く取上げられる。期間中は秋葉原の萌え文化を伝えるべく、メイド喫茶「Moe Moe Kyun Maid Café」が開店する。
 さらに、世界的にも益々注目が増しているコスプレについては、リージョナル・コスプレ・チャンピオンシップ(REGIONAL COSPLAY CHAMPIONSHIPS)を開催する。東南アジア各国のトップコスプレイヤーが、同地域ナンバーワン・コスプレイヤーを目指して競演する。

 ガンプラコンテストや子供たちのゾーン「BANDAI KIDS LAND」など展示ゾーンも充実する。さらにイベント前日の11月21日には、ビジネスコンファレンス「ANIMATION ASIA CONFERENCE 2009」も開催する。
 様々なニーズに応える大型アニメイベントとして、アニメフェスティバル・アジア2009は今年も賑わいそうだ。

アニメフェスティバル・アジア2009(Anime Festival Asia 2009)
http://www.afa09.com/
Moe Moe Kyun Maid Café  http://www.afa09.com/afa09_maid_cafe.html

"シンガポールのアニメイベントにMay’nやしょこたん メイド喫茶も登場" »
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2009.08.16
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 2008年11月22日と23日にシンガポールで開催されたアニメフェスティバル・アジアが、今年も11月21日、22日に開催される。シンガポール中心部の国際展示場サンテック・シティ・コンベンション、エキビジョンセンターで行う予定だ。
 アニメフェスティバル・アジアは、日本のアニメ、マンガなどポップカルチャーの最新情報を紹介すべく2008年に始まった。世界各地で人気を集めるコンシュマー向けた日本のポップカルチャーイベントのひとつである。今年はその第2回目となる。

 昨年は、アニメ歌手の水木一郎さんやMAY‘Nさん、メカデザイナーの大河原邦男さんなど日本からの豪華なゲストが招かれている。アニメ上映会や企業のブースの設置、コスプレ大会、イラスト大会、さらにガンダム特集や少年ジャンプワールドツアーなど豪華企画が相次ぎ大きく盛り上がった。
 また、他の多くの日本ポップカルチャーイベントと違い、ビジネスゾーンが設けられたのも特長となっている。こちらには、日本とシンガポール両国から7つの企業が出展を行っている。

 一見すると、他の多くのアニメ、マンガイベントと同じに見えるアニメフェスティバル・アジアだが、ビジネスゾーンの設置はこのイベントが他から一線を画したものであることを示している。イベントが日本の企業や行政から強い後押しを受けているためである。
 欧米地域には日本のポップカルチャーに特化した大型イベントは多いが、実は距離的に近い東南アジアには地域を代表するイベントがない。そこで東南アジアの文化の拠点であるシンガポールに、日本のポップカルチャーに特化したイベントを築くことで、現地の関連産業を盛り上げる狙いがある。

 海外の日本ポップカルチャーイベントの運営組織の多くは、ファン組織の中から生まれている。これに対しアニメフェスティバル・アジアの運営は、シンガポール政府ともつながりの深い現地の大手イベント業者i‐PROMOが行う。日本側のパートナーとして電通も協力しており、運営の枠組みの強力さが窺える。
 企業主導のイベントは、例えば米国のニューヨーク・アニメフェスティバルがファンのニーズの把握に苦労するなど、難しい面もある。一方で、ファンコンベンションの運営体制の弱さが各地で問題とされているなか、専門企業による運営は、企業からのイベントへの信頼性を向上させる。
 シンガポールで生まれた新しいタイプのアニメ・マンガイベントの方向性は、2回目を迎える今年により明確になるだろう。アニメフェスティバル・アジアの開催は、今年も目が離せない。

Anime Festival Asia 2009 http://www.afa09.com/

"シンガポール アニメフェスティバル・アジアを11月21日、22日開催" »
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2009.06.18
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 今年で13回目を迎えた富川国際ファンタステック映画祭が、10日間の会期で7月16日に韓国で開幕する。1997年にSFやファンタジー、ホラー、アニメーションなどの所謂ジャンル映画専門の映画祭としてスタートしたが、既にこの分野でアジア最大、海外からも注目されるイベントに成長している。
 その映画祭のオープニングを、手塚治虫原作のマンガを実写映画化した日本映画『MW』が飾る。日本では7月4日公開予定のプレミア上映となる。原作はその生々しい表現から手塚治虫の異色作、意欲作のひとつとされる。話題の映画に相応しいデビュー舞台と言えるだろう。

 地理的にも近いアジアで開催されることから、富川国際ファンタステック映画祭には日本からの作品も少なくない。その中でも特に注目されるのが、アニメーション映画に特化した企画上映部門Ani Fantaだ。この部門では毎年エッジの利いた作品が取り上げられる。
 今年は5つの上映作品のうち4本が日本の劇場アニメーションとなった。なかでも注目は『劇場版NARUTO-ナルト-疾風伝 火の意志を継ぐ者』である。日本の公開は8月1日であるが、それより早いワールドプレミアが富川で行われる。世界中で人気のアニメの最新作が、いち早く登場する。

 また、日本でも6月13日に劇場公開されたばかりの『宮本武蔵-双剣に馳せる夢-』、そして国内ではシリーズ最高のヒットとなっている『名探偵コナン 漆黒の追跡者』とこちらも絶好調の『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』と最新作、話題作ばかりが集まった。
 残りの1作品は中国の『風雲決 ストームライダーズ』である。作品は中国の巨大コングロマリット上海メディアが製作した初の長編アニメーションである。日本でも昨年10月の秋葉原エンタまつり2008で上映され話題を呼んだ。今回は韓国プレミアとなり、中国アニメーション界の意欲作がいよいよ韓国に上陸する。

 このように富川国際ファンタステック映画祭が、アニメーション映画に力を入れるのは、富川市の地域性にもよるものだ。会場となる富川市は、韓国のマンガやアニメーションの拠点として知られているからだ。
市ではアニメーション、マンガ関連企業の誘致が積極的進められているほか、韓国最大のアニメーションミュージアムとカートゥーンミュージアムの双方が富川に立地する。
 また国際マンガサミットの会場となったことがあるだけでなく、さらに若い才能の発掘を目指した富川カートゥーンフェスティバルを開催する。行政と企業、クリエイターが一体となった、マンガとアニメーションの振興に力を入れる。ファンタステック映画祭自身が、市のコンテンツ関連産業推進の一環だが、そこにまたアニメーションが結びついているというわけだ。

富川国際ファンタステック映画祭 公式サイト 
http://www.pifan.com/eng/index.asp

"富川国際ファンタステック映画祭 OPに「MW」 アニメ映画も上映" »
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2009.04.17
海外:アジア ]
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coffeesamurai.jpg コミックス・ウェーブ・フィルムが配給する『わたしのコーヒー・サムライ ~自販機的な彼氏~』が、5月31日にアニマックスで放送される。
 韓国のアニメーション作家チャン・チュンユン氏が監督したこの作品は、テレビでの放送が初となる。放送はビッグサンデーズの枠内で、22時10分からとなっている。

 チャン氏の作品はハートフルコメディが多く、独特のキャラクター設定が特徴的だ。前作の『ウルフ・ダディ ~パパが必要なの~』では、小説家を目指すオオカミの元に訪れた女性達から少女や小動物が押し付けられ、共に生活をするというユニークな世界観となっていた。
 『ウルフ・ダディ ~パパが必要なの~』は、第11回広島国際アニメーションフェスティバルでヒロシマ賞、東京国際アニメフェア2006の第5回東京アニメアワード公募部門で一般部門優秀作品賞などを受賞した。

 最新作の『わたしのコーヒー・サムライ ~自販機的な彼氏~』は2007年に完成した作品で、国内では昨年『武林一剣の私生活』として渋谷のアップリンク・ファクトリーで初上映された。また昨年は、ソウル国際マンガアニメーションフェスティバル(SICAF)2008の短編部門で特別賞などを受賞している。
 『わたしのコーヒー・サムライ ~自販機的な彼氏~』も、サムライの生まれ変わりであるコーヒー自販機という斬新なキャラクターが登場する。

 同じ5月31日のアニマックスのビッグサンデーズでは、先に新海誠監督の『秒速5センチメートル』が21時から放送される。『秒速5センチメートル』はアニマックスでは初めての放送となる。
【真狩祐志】
(c)Chan Hyung Yun

アニマックス http://www.animax.co.jp/
コミックス・ウェーブ・フィルム http://www.cwfilms.jp/

当サイトの関連記事
韓国のインディーズアニメ特集上映 Link into Animated Korea
TAF コミックス・ウェーブ・フィルム「アジール・セッション」等アピール

"韓流アニメ「わたしのコーヒー・サムライ」 アニマックス5月31日放送" »
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2009.04.01
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 アニメ企画などの創通は、4月24日から26日までの3日間、香港国際展貿中心 HITECを会場に、日本のアニメやキャラクターを集めた大型イベント「C3 in HongKong 2009」を開催する。 
 「C3 in HongKong 2009」は、創通がアスキー・メディアワークスやホビージャパンと伴に2001年から国内で開催する大型キャラクターイベント「C3×Hobby」(キャラホビ)の経験を活かしたものとなる。これは創通が海外で主催する初のアニメキャラクターイベントになるだけでなく、日本企業が海外で主催する初めての大型キャラクターイベントでもあるという。
 
 キャラホビは国内有数の規模を誇るキャラクターイベントで、アニメファンやフィギュアファンなどに高い人気を誇っている。2009年は、8月29日と30日に幕張メッセ 国際展示場で開催されることが既に発表されている。
 「C3 in HongKong 2009」で、このノウハウがイベント作りに活かされる。会場では企業などの出展ブースが設けられるほか、キャラクターグッズの展示・販売が行なわれる。
 さらに香港初公開のテレビアニメ作品の上映などを行う。この中には『機動戦士ガンダム00』、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『Yes プリキュア5』、『バスカッシュ!』といった人気作品が含まれる。

 また、コスプレショーやアニメ原作者のサイン会といったライブイベントも充実する。人気歌手のコンサートも目玉になるだろう。日本から伊藤由奈さん、栗林みな実さん、腐男塾/中野腐女子SISTERS、SKE48らが香港を訪れる。
 イベントのチケットは、通常入場券が30香港ドル、特典グッズ付入場券は60香港ドル、コンサート座席付入場券は300香港ドルとなる。期間中は10万人の動員を目標とする。
 
 近年、映像や音楽などのメディアコンテンツが容易に複製コピー出来るなか、世界的に映像・音楽のパッケージの売上が減少している。そうした中で音楽の世界では、ライブな経験を収益とするコンサート興行が新たな収益源として期待されている。
 アニメ関連市場についても、日本アニメ関連のイベントは世界的に成長している。今後、収益化可能なビジネスとして注目が高まる可能性が強い。今回は、そうした分野にいち早く目をつけたかたちである。
 創通は、今後もイベントを通じた海外事業展開を進めていく方針である。また、アジアのキャラクターファンとの交流の場を提供することで、日本のアニメキャラクターの普及、文化の育成への貢献を目指す。

C3 in Hong Kong (C3 日本動玩博覧2009)
公式サイト http://www.C3-HK.com.hk

開催日時: 2009年4月24日(金)・25日(土)・26日(日)
        11時~22時 但し26 日(日)は20時
開催会場: 香港国際展貿中心 HITEC 3F
チケット:
通常入場券30HK$、特典グッズ付入場券60HK$、コンサート座席付入場券300HK$
小学生以下無料
主催: C3 in Hong Kong 実行委員会
後援: 日本国経済産業省、日本商品化権協会、コンテンツ海外流通促進機構
動員目標: 10万人
出演歌手: 伊藤由奈、栗林みなみ、腐男塾/中野腐女子SISTERS、SKE48
上映作品:
「機動戦士ガンダム00」、「らき☆すた」、「涼宮ハルヒの憂鬱」、「聖闘士星矢 冥王ハーデス エリシオン編」、「Yes プリキュア5」、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」、「しゅごキャラ!!どきっ」、「バスカッシュ!」、「ひぐらしのなく頃に」 (予定)

"4月末 香港でアニメイベントC3初開催 動員10万人目指す" »
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2008.12.29
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 韓国の公営放送KBSなどの報道によれば、北条司の人気マンガが韓国と米国の共同製作によりテレビドラマ化されるという。韓国のプロダクションSSDと米国のFOXテレビスタジオが、共同出資、製作、流通を行うとしている。
 作品は1シーズン13話の数シーズンから構成され、『私の頭の中の消しゴム』に出演したチョン・ウソンが主人公冴羽獠演じるとしている。放映チャンネルは未決定だが、米国での放映が期待されている。来年から東京とソウルで撮影に入ると伝えている。

 『シティハンター』は北條司さんの代表作で、1985年から91年にかけて週刊少年ジャンプに連載された人気作品である。凄腕の始末屋「シティハンター」こと冴羽獠が、依頼された仕事をこなすアクションマンガだ。少しスケベな主人公とパートナーの香を中心に、ハードさとコメディがミックスされ魅力的な作品となっている。
 作品は日本だけでなく、海外、特に東アジアの各国で人気が高い。これまで国内で度々アニメ化されたほか、1993年には人気俳優ジャッキー・チェンが主役、ゲストヒロインを後藤久美子が演じた実写映画版が製作されている。今回のドラマ版が実現すれば、香港と韓国の2カ国で実写化されたユニークな作品となりそうだ。

 SSDは韓国のプロダクションで、日本でも人気を呼んだテレビドラマ『太王四神記』の出資企業として知られている。また、FOXテレビスタジオは、ニューズグループの映画事業部門FOX系のテレビ番組プロダクションである。
 チョン・ウソン主演のテレビドラマ『シティハンター』は、2007年にも日本のテレビドラマとして今回と異なる企業の枠組みで製作されると報道されたことがある。その際の企画が、今回異なるかたちで復活したとみられる。

 韓国では日本のマンガを原作にした実写映画『オールドボーイ』が国際的に高く評価されているなど、日本のマンガ、映画、テレビドラマを原作とする映像作品が少なくない。特に最近は『花より男子』のテレビドラマ化のほか、『西洋骨董洋菓子店』の実写映画製作、『神の雫』のドラマ化決定など話題作が相次いでおり、日本コンテンツの映像化に加速がついている。
 今回のSSDと米国のFOXテレビスタジオの『シティハンター』のテレビドラマ化は、それがさらに海外共同プロジェクトに広がったかたちである。

KBS  http://english.kbs.co.kr/
Chung Woo-sung First Asian Actor to Star in American TV Drama

"「シティハンター」 韓米合作でテレビドラマ化 " »
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2008.11.08
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 香港で松山ケンイチ主演の映画『デトロイト メタル シティ』が人気を呼んでいる。現地で10月30日に26館で劇場公開されたが、週末興行で初登場1位にランキングされた。これは前週に公開された『ハイスクール・ ミュージカル/ザ・ムービー』を2位に抑えてのものである。
 また、同じ週に公開が始まった人気ホラー映画シリーズ『SAW5』やSFファンタジー『City of Ember』をも大きく上回った。

 香港で今年邦画が週末興行の第1位になるのは初めてである。9月25日には『20世紀少年 第1章』も劇場公開されているが、こちらはランキング2位に留まっている。また、オープニングの興行成績も『20世紀少年』が248万香港ドルに対して、『デトロイト メタル シティ』は316万香港ドルと上回っている。
 しかし、オープニングの興行収入だけを見ると『デトロイト メタル シティ』は、2008年の香港での邦画の中で第2位である。2月第2週に公開された『L change the WorLd』が、興収ランキングは4位にとどまったが328万香港ドルで1位となる。

 『デトロイト メタル シティ』も『L』もいずれも主役は、松山ケンイチさんである。香港では2006年に、『L』がスピンオフしたもとの映画である『デスノート』と『デスノート the Last name』もやはり大ヒットしている。
 『デトロイト メタル シティ』の作品の魅力に加えて、これらの作品を通じて築かれた松山ケンイチさんの人気がヒットにつながったと見られる。

 『デトロイト メタル シティ』の原作は、若杉公徳さんの描くギャグマンガ。自分の意に反して悪魔系デスメタルバンド「デトロイト メタル シティ」のボーカルを務め主人公根岸崇一を中心にテンションが高いストーリーが繰り広げられる。
 映画は日本では8月23日に公開され、興収は20億円を超える大ヒットになった。この夏には実写映画のほかに、全12話24エピソードからなるアニメ版もスタジオ4℃が制作している。
 香港の映画興行では日本アニメも人気があり、今年は、『ドラえもん』、『クレヨンしんちゃん』、『ケロロ軍曹』、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』などが週末興行ランキングのトップ10に名前を連ねている。

デトロイト メタル シティ 公式サイト http://www.go-to-dmc.jp/

"「デトロイト メタル シティ」 香港週末興行1位 邦画で今年初" »
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2008.10.14
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 インドのメディア産業情報サイトのTelevisionpoint.comによれば、同国の映画・タレントマネジメント会社であるアライアンス メディア&エンタテインメントが、スタジオジブリの劇場11作品のインドにおける権利を獲得した。
 報道によれば、アライアンスは映画の上映に加えて、テレビやビデオでの展開も考えているという。アライアンスが権利獲得に要した資金は800万米ドル(およそ8億円)とされている。
 また、同社はジブリ作品の展開に合わせて、新たに子供向けブランド「Junior」を設立するとしている。子供市場参入にあたり、フラッグシップタイトルとしてジブリ作品に白羽の矢を立てたかたちである。

 アライアンスはインドの映画会社で、映画製作、配給、タレントマネジメント、それに世界各国からの映画権利の買付けを行っている。
 映画製作では、クオリティの高い映画に特化したHandmade Filmsが有力ブランドとなっている。また、映画配給では、質の高いドキュメンタリー映画として話題を呼んだ『皇帝ペンギン』やミッシェル・オスロ監督による劇場アニメーション『アズールとアスマール』などを取り扱っている。
 日本では『アズールとアスマール』の配給は世界の優れたアニメーションの紹介を行う三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーが行っている。

 今回のインド配給決定は、こうしたアライアンスの持つクオリティの高い映画を扱う方向性が、スタジオジブリ自身の方向性と一致したとも言えるだろう。
 エンタテインメントやアニメーションの市場として、中国やインドなどの新興国が注目されるようになっている。しかし、インドは中国に較べて、日本のアニメのマーケットと考えられることはこれまで少なかった。日本を代表する劇場アニメであるジブリ作品の進出は、日印間の新たなアニメーションの流れを生み出すかもしれない。

Televisionpoint.com  http://www.televisionpoint.com/
Alliance Media enters into animated deal with Studio Ghibli

アライアンス メディア&エンタテインメント http://alliancemedia.in/

"インドの映画会社 ジブリ作品11本の権利を獲得" »
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2008.08.30
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 韓国の複数メディアの報道によると、国内で大ヒット上映中の『崖の上のポニョ』が、韓国でも12月のクリスマスシーズンに劇場公開される。
 韓国でジブリ作品を展開する大元グループが、12月24日前後の公開を予定しているという。

 宮崎監督の前作『ハウルの動く城』や『千と千尋の神隠し』も、これまで韓国でロードショー公開されており、これらに続くものとなる。両作品は韓国で公開された日本映画のなかで際立った興行成績を残している。
 『千と千尋の神隠し』は観客動員数200万人、『ハウルの動く城』の劇場数は200館以上観客動員数が300万人といった記録を達成している。また、 『ハウルの動く城』の韓国での劇場公開は2004年12月24日だったが、今回もこれと同様クリスマス向けの大作映画として売り込むことになりそうだ。韓国でも『崖の上のポニョ』は、前2作同様の高いセールスが期待されそうだ。

 また北米公開については、鈴木敏夫プロデューサーが7月初めの映画の完成報告会で、既に配給の交渉を行っていることを明らかにしている。順当に行けば、これまでジブリ作品を北米で展開してきたウォルト・ディズニーが配給を行うとみられる。
 特に今回注目されるのは興行の規模である。これまでのジブリ映画で最も上映規模が大きかったのは、『千と千尋の神隠し』の約700館、一方『ハウルの動く城』は200館規模、『もののけ姫』は100館強である。いずれも日本アニメとしては異例の規模だが、全国ロードショーとしては必ずしも大きくない。
 鈴木敏夫プロデューサーは、北米市場は力を入れたいとしているだけに、宮崎監督が子どものために作ったという『崖の上のポニョ』が、これらを上回る規模の公開となるかが注目される。

 さらに米国では、来年とみられる全国公開に先駆けて、今年中にロサンゼルス地区で限定公開が行われるという観測もある。これは今年のアカデミー賞ノミネート条件である「2008年中にロサンゼルス地区で商業公開」をクリアーするためである。 
 しかし、こうした可能性について、これまで正式な発表はない。また、これまでの興行の実績から台湾やフランスでの劇場公開も可能性が高いが、公開日程のリリースはされていない。現時点では、今回明らかになっている韓国が、海外初の『崖の上のポニョ』の公開になりそうだ。

崖の上のポニョ 公式サイト http://www.ghibli.jp/ponyo/

"「崖の上のポニョ」 12月に韓国公開 " »
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2008.06.29
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 7月5日から6日までタイ・バンコクで、同国最大の同人誌即売会・ファン交流会第11回コミック・パーティー(Comic Party)が開催される。この会場で同国での「ドラえもんアニメ文化大使」お披露目式が行われる。
 「ドラえもんアニメ文化大使」は、今年3月19日に海外での日本のアニメと文化への理解を深めること目的に高村正彦外務大臣が任命をした。以来、既にシンガポールとドイツで『劇場版ドラえもん のび太の恐竜2006』の上映会開催などの活動を行っている。

 7月5日11時から開催されるお披露目式では、タイ政府代表と日本の小林駐タイ大使が挨拶を行う。また、「ドラえもんアニメ文化大使」も挨拶をする予定である。
 タイは世界の中でも日本のアニメやマンガの人気が特に高い地域のひとつで、「ドラえもん」も古くからタイの人にとって馴染み深いキャラクターのひとつである。「ドラえもんアニメ大使」の今後のさらなる活動も期待出来そうだ。

 今回お披露目式の会場なるコミック・パーティーは、タイで最も大きなアニメ・マンガ関連イベントである。
 タイで日本のアニメ・マンガ事業を展開する株式会社ねぎぼうずが主催し、日本大使館と日本貿易振興機構(JETRO)、日本政府観光局(JNTO)が後援する。

 開催2日間の間、東京国際アニメフェアの関連映像放映やチャリティーオークション、クイズ大会、カラオケ大会などが行われる。また、コスプレイヤーも多く、コスプレ撮影フォトコンテストも行われる。同人誌では、地元のファンが制作した同人誌を作る同人ブースがおよそ200スペース設けられる。
 企業ブースは10社程度、このほか日本から京都精華大学がこのイベントに参加する。京都精華大学は、マンガに関する本格的な教育カリキュラム、研究で知られている。国際的な場でマンガ教育の実績をアピールすることになりそうだ。

コミック・パーティー Comic Party(日本語情報) http://negibose.jp/cp11.htm

"タイ最大の同人誌即売イベントにドラえもんアニメ文化大使登場" »
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2008.06.15
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 7月18日から27日まで韓国富川市で開催される富川(プチョン)国際ファンタステック映画祭で、アクションアニメ『ストレイト・ジャケット』が正式招待作品として上映される。
 富川(プチョン)国際ファンタステック映画祭は、今年で開催12回目を迎えるアジア最大規模のファンタステック映画祭で毎年200作品以上が上映される。『ストレイト・ジャケット』は、このなかのアニメーション映画企画部門であるアニメファンタ部門で正式招待作品となる。

 『ストレイト・ジャケット』は、小説家榊一郎さんの原作をアニメ化した作品。銃と魔法が同居する世界で繰り広げるアクションアニメに仕上がっている。原作はシリーズ累計50万部以上、アニメは日米共同企画作品としても注目を浴びている。
 作品はこれまでOVAシリーズとして展開していたが、今回新たに『STRAIT JACKET International ver.』として劇場映画に再編集された。この劇場版は日本では6月28日から六本木シネマート、梅田ブルク7で公開される。
 今後は、北米を中心とした海外展開も予定されているが、今回の映画祭への招待は作品の認知度を挙げる役割も果たすことになるだろう。

 映画祭が開催される富川市はソウル郊外にある街で、コンテンツ関連産業の振興に力を入れている。アニメーション制作会社の集積も進んでおり、毎年秋には国際学生アニメーション映画祭も開催される。
 国際ファンタステック映画祭も、そうした地域行政の強い後押しで行われている。アニメーション関係者多い場所だけに、『ストレイト・ジャケット』の上映も注目を浴びることになるだろう。

ストレイト・ジャケット 公式サイト http://www.straitjacket.jp/
富川(プチョン)国際ファンタステック映画祭 http://www.pifan.com/

"「ストレイト・ジャケット」富川国際ファンタステック映画祭に招待" »
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2008.05.23
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 荒木飛呂彦さんの人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』を原作とするOVAに、イスラム教の聖典・コーランの「雷電章」の一部が描かれていたことが問題となっている。
 この問題について作品の原作発売元の集英社とアニメを制作したA.P.P.Pは、不適切な表現を認め、DVDの出荷停止を発表するとともに謝罪の文章を発表した。

 問題となったのはOVA6巻で描かれた、登場人物の悪役ディオが書物を読んで主人公らを殺害する命令を下すシーンである。この書物に書かれていたものがコーランの一説であった。これについて集英社側は、「舞台がアラビア語圏だったためアラビア語の文章を探していた現場スタッフが『コーラン』の一部だとの認識を欠いたまま転写」したためとウェブサイトに掲載された日本語と英語の文章中で説明している。
 また、これとは別に原作マンガ・アニメ両方で対決シーンにおけるイスラム寺院のモスクの描写に不適切なものがあったとして原作・アニメとも出荷を停止することを発表した。

 この事件は、中東諸国のウェブサイト上にDVDの画像がアップロードされて広がったもので、当該箇所について現地のファンが「コーランを読めば悪者になるというイスラムへの攻撃」と非難の声があがった。
 これに対し、イスラム教スンニ派教学の最高権威機関アズハルの宗教勧告委員長アトラシュ師も、「イスラムに対する侮辱と冒涜」と発言した。

 今回、現地で広まった画像は、2007年ごろからアラビア語の字幕をつけた海賊版(ファンサブ)で広がったものである。イスラム地域へのローカライゼーションを集英社や制作会社が行える状況がないまま現地へ届いてしまったことが理由となる。
 しかし、今回の出来事からイスラム教について過剰な忌避感を持つことは得策ではないだろう。イスラム教と一口にいっても過敏なところから、比較的寛容な地域まで様々である。地域によっては、近代化が進み資本が集まっている地域では文化的な寛容性も高くなっている。

 2007年にアラブ首長国連邦のドバイで開催された第4回ドバイ国際映画祭では原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』が上映された。
 また、アラブ首長国連邦のドバイに拠点を持つアル・アハリ・グループ(AAG)は、ドバイで進めている大型テーマパークの計画でアメリカの大手コミック出版社マーベルや子供向けチャンネル・ニコロデオンと提携し、テーマパークでのキャラクタービジネスを展開する。
 このように、一概に日本やアメリカのアニメと、イスラム文化圏は全ての面で折り合いが悪いわけではてない。

 今回の事件は、著作権の問題、表現の自由と宗教の問題を別に考えると、逆に日本のアニメにファンサブを付けてでも見たがる層が存在することが明らかになったともいえる。それは新しいビジネスの発見である。
 ネットワークの発達によって実際の製作や流通に関わらず、作品と名前は世界に広まるのが現状である。今後もこのような事件が起こらないためには、製作側は宗教的に比較的寛容な日本とは意識を異にして世界基準のコンテンツ製作を行う必要があるだろう。
 そして、それが表現の幅を狭めることではないのは、これまで日本で作られたいくつもの名作アニメが証明している。

追記(2008.5.26):
なお、『ジョジョ』について最初にネット上で現地のファンからあがった抗議の声について「コピー&ペースト」を繰り返していた1人の人物によるものであることがで報じられている。これについて、事件の最初の報道を行った共同通信側はこれを認知している。本件の発端については信憑性を考えて読んで頂きたい。
共同通信へのインタビューは下記のサイトで読むことが出来る。
UGS日記のこもれ火 http://d.hatena.ne.jp/SHIKAIKILYOU/20080525/p1

【日詰明嘉】

集英社 http://www.shueisha.co.jp

当サイトの関連記事
ドバイ国際映画祭で「河童のクゥと夏休み」上映
2011年 ドバイにスパイダーマン、スポンジボブのテーマパーク

参考:JAPAN TODAY
http://www.japantoday.com/category/national/view/publisher-to-suspend-cartoon-sales-after-muslims-say-it-insults-islam

"「ジョジョ」が提起したアニメの宗教と海外ビジネス問題" »
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2008.04.28
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 日本でも人気の高い『名探偵コナン』の劇場シリーズ6作目『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』が、5月1日から韓国でロードショー公開される。配給は韓国の配給会社ONMEDIAで、韓国最大規模のロッテシネマにて、ソウル市を含む全国25館の劇場で上映される。
 『名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』は、日本では2002年に公開されている。興行収入が33億円を超えるシリーズ最大のヒット作である。19世紀のロンドンを再現した仮想空間を舞台に、主人公コナンたちが人工頭脳ノアズ・アークを相手に活躍する。

 公開にあたって作品は全てニュープリントされた。また、韓国版の吹き替えがつけられる。配給を行うONMEDIAは、傘下のアニメーションチャンネルTooniverseを通して、テレビでも『名探偵コナン』の吹替版放送を展開している。
 今回のロードショーでは、映画の声優にテレビシリーズと同じ声優を起用する。人気の高いテレビ放送のお客を中心に、幅広くアピールすることを目指している。作品の高い人気から、劇場でも大きな成果が期待出来そうだ。

 作品の製作メンバーであるトムス・エンタテインメントは、今後も韓国で劇場シリーズ『名探偵コナン』のロードショーを継続的に行って行きたいとしている。今回の劇場公開はそのための布石である。
 一方、日本では、4月19日からシリーズ第12作目となる『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』の公開が始まったばかりである。劇場公開最初の週は、興行収入1位で登場した。日韓両国で同じシリーズ作品が公開されることで、『名探偵コナン』のブランディング強化も目指している。
 
 韓国での日本アニメの劇場上映は、2006年に全面解禁されたばかりである。現地での日本アニメの高い人気もあり、これまでに『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』や『時をかける少女』などが劇場公開をされている。いずれの作品も韓国で高い人気を集めた。
 『名探偵コナン』は国内では12年続く人気劇場アニメシリーズだけに、大きな期待もかかりそうだ。
   
トムス・エンタテインメント http://www.tms-e.co.jp/ONMEDIA http://www.onmedia.co.kr/
Tooniverse http://www.ontooniverse.com/

"劇場版「名探偵コナン」 5月1日から初の韓国ロードショー" »
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2008.04.24
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 5月21日から25日まで、韓国のソウルで開催されるアニメーションとマンガ・コミックの祭典であるSICAF(Seoul International Cartoon & Animation )のアニメーション映画祭に『東京マーブルチョコレート』が公式出品される。
 出品されるのは長編アニメーション部門である。ノミネート作品は全部で5作品、『東京マーブルチョコレート』のほかに、スペインの『RH+ セルビアの吸血鬼:RH+ El Vampiro de Sevilla』(監督:Antonio Zurera)、米国の『Delgo』(監督:Marc F. Adler)、ロシアの『ウラジミール王子:Kniaz Vladimi』(監督:Yury Kulakov, Yury Batanin)、フランスの『太陽の王女:La Reine Soleil』(監督:Philippe Leclerc)が候補作品となっている。国際色豊かなライナップとなっている。

 『東京マーブルチョコレート』は、プロダクション I.GとBMG JAPANがともに創立20周年となるのを記念して製作された作品である。恋に悩む一組のカップルの物語を、男性と女性のそれぞれの視点から描いた2本の物語「マタイアマショウ」、「全力少年」から構成される。
 制作はプロダクション I.G、監督は塩谷直義さん、キャラクターデザインは人気マンガ家の谷川史子さんが行っている。

 SICAFはエンタテインメントコンテンツの振興に力を入れる韓国政府が後押しをする、アニメやマンガ・コミックなどの大型イベントである。ビジネス向けの見本市、企画マーケット、アニメーション映画祭、それに一般向けの企画がある。
 アニメーション映画祭は世界4大アニメーション映画祭に次ぐ存在として、世界からの関心も増している。

 今回のアニメーション映画祭は、28カ国から137作品が上映されるが、長編映画部門以外でも日本の作品がノミネートされている。
 Commissioned映画部門では、中澤一登さんの『ASIENCE~髪は女の命』と後藤 章治さんの『OOIOO "UMO"』、Goh Fujitaさんの『World Soccer Winning Eleven 2008』の3本が公式出品された。また、コンペティションの対象にはならないパノラマ部門で、山村浩二さんの『こどもの形而学』、三宅佑治さんの『ケイコワ』、山路直樹さんの『Un-Pitsu』が上映される。

東京マーブルチョコレート 公式サイト http://www.tokyomarble.com/
SICAF2008  http://www.sicaf.or.kr/2008/eng/

"韓国のアニメーション映画祭に『東京マーブルチョコレート』ノミネート" »
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2008.03.12
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 2007年10月に劇場公開された3Dアニメーション映画『EX MACHINA-エクスマキナ-』が、3月17日から開催される香港国際映画祭に公式出品される。
 作品は映画祭のなかでも特にアニメーション作品を紹介するAnimation Unlimitedの企画の目玉作品として3月22日と27日に上映される。
 
 『エクスマキナ』はマンガ家士郎正宗氏の代表作『アップルシード』を原作に、映画監督に荒牧伸志氏、プロデュースにジョン・ウー氏を起用した作品である。2004年に本格的な3DCGアニメーションとして話題を呼んだ『アップルシード』の続編である。
 前作からさらに進化したCGアニメーションだけでなく、音楽監修の細野晴臣さんら豪華な音楽アーティスト陣、PRADAのデザイナー ミウッチャ・プラダさんの衣装デザイン、そして息をつく暇もないストーリー展開と見所の多い作品である。

 香港映画祭では、今年12回目となる映画作品の見本市香港フィルムマートも開かれる。香港フィルムマートは、東京国際映画祭併催のコンテンツマーケットTIFFCOMと協力したJAPAN DAYを開催し日本と香港の共同の取り組みを行う。
 『エクスマキナ』のプロデューサーをするジョン・ウー氏は香港出身だから、日本・香港の共同によるクリエイティブといった点で、まさに映画祭に相応しい作品と言っていいだろう。

 また『エクスマキナ』は既に2007年の釜山国際映画祭、ハワイ国際映画祭、今年1月のロッテルダム国際映画祭など各国の映画祭でも注目を浴びている。こうした背景には前作『アップリシード』の高い評判と、それを引き継いだ『エクスマキナ』への期待がある。
 2004年の『アップルシード』は、映像パッケージの販売で、国内DVD17万枚、北米売上42万ユニットという記録的な数字を達成しているからだ。

 そして今回の 『エクスマキナ』のDVDが、国内では3月14日からプレミアム・エディションとスタンダード・エディションで発売開始する。
 また、北米では日本よりやや先行して3月11日からDVDとブルーレイの双方でリリースを開始している。

EX MACHINA-エクスマキナ-公式サイト http://www.exmachina.jp/
香港国際映画祭 http://www.hkiff.org.hk/eng/

"『エクスマキナ』香港国際映画祭公式出品 日米でDVD発売開始" »
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2008.03.07
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 国際交流基金は、韓国の若手・中堅の著者・翻訳者を顕彰する「国際交流基金ポラナビ/翻訳賞」を今年から開始した。その第1回の受賞作品に日本アニメの分析・批評を行ったキム・ジュニャンさんの『イメージの帝国:日本列島上のアニメーション』が選ばれた。
 授賞式は3月5日に、国際交流基金ソウル文化センターで行われた。キム・ジュニャンさんは、正賞(賞状)と副賞1000万ウォンを受け取った。

 賞は毎年異なったテーマを設け、その分野で日本に関する候補作品を選び、受賞作・受賞者を決定する。日本の文化と社会に対する理解を深めることに役立つ良著の普及を促進することを目的とする。
 第1回のテーマは「エッセイ・評論・伝記等」とされていたが、137冊の候補作品から3回の選考を経て、キム・ジュニャンさんが見事受賞した。国際交流基金によれば、『イメージの帝国:日本列島上のアニメーション』は、著者の問題意識の深さ、内容のバランス感覚、本の完成に費やした努力の3つの点で抜きん出ていると評価された。

 本書は、2006年に韓国のハンナレ出版から刊行されている。日本語翻訳での発売されていないようだ。作品の中でキムさんは、戦前から現代に至るまでの日本アニメの歴史、アニメーションとマンガの関係、リミテッドアニメーションから歌舞伎、無国籍論といった様々観点から日本アニメの特徴を分析する。
 さらに作品論、作家論を盛り込み『鉄腕アトム』から、『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』、『エヴァンゲリオン』、『火垂るの墓 』、今敏、押井守まで幅広く取り扱われる。日本のアニメを包括的に取り扱った意欲作である。

 アニメ全般について正面から取り組んだ評論、分析は、日本国内でも数が少ない。
 また、内部から見た視点と外部から見た視点は、しばしば大きく異なることが多く、そうした外部の視点を知ることから得るものも多いだろう。賞をきっかけに翻訳出版の機会があることを期待したい。

国際交流基金 http://www.jpf.go.jp/j/

"韓国の評論著作対象のポラナビ賞で 日本アニメ評論が受賞" »
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2008.02.04
映画 ][ 海外:アジア ]
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 昨年9月に公開されて大きな話題を呼んだ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が、先月末、韓国で日本国外では初となる劇場公開を開始した。
 日本では、日本映画製作者連盟が発表した2007年の興行成績で20億円の大台を実現しているだけに国外初の興行にも注目が集まった。

 その韓国での興行の出足は、劇場数10館でスタートした1月18日から20日の週末は興行ランキング15位で初登場となった。劇場数が31館に拡大した1月25日から27日の週には興収ランキングを11位に上げている。27日までの累計興収はおよそ3000万円である。
 ハリウッドや韓国内の大作映画に較べてスクリーン数の少ない『ヱヴァンゲリヲン』は、1スクリーン平均の売上では、この週は韓国映画で興収1位の『私たちの生涯最高の瞬間』とハリウッドのSF怪獣映画『Cloverfield』に次ぐ第3位となっている。韓国でも日本と同様、事前の予想を上回る人気と考えてよさそうだ。

 韓国で好評を博した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』であるが、こうなると気になるのは韓国以外の今後の世界展開である。しかし、現在のところ韓国以外での劇場公開やDVDリリースは発表されていない。
 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』作品は、昨年10月に開催された東京国際映画祭併設のコンテンツマーケットTIFFCOM2008で、日本テレビの販売する主要タイトルのひとつになっていた。もしそこで海外向けライセンス販売が決まっていれば、本年の後半以降、映画もしくはDVDで他国でもリリースされるだろう。逆に言えば、他国ではもう少しリリースに時間がかかりそうだ。
 韓国では昨年10月12日に釜山国際映画祭で、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』がクロージング作品として上映されている。そうした環境が今回のスピード公開につながったとも言える。

 しかし一方で、映画作品と興行情報に定評のある米国の映画情報データサイトのIMDbでは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』のリリース予定欄に、韓国の2008年1月24日に加えて米国の2008年2月22日を掲載されている。
 現段階で、米国公開の情報は確認されていないので不明だが、今月中に映画祭などで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が米国紹介される可能性もある。

"エヴァ新劇場版 海外初公開の韓国で順調なスタート" »
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2008.01.24
海外:アジア ]
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 アニメ監督新海誠さんが1月16日から2月11日までおよそ1ヶ月間近く、中東のヨルダン、カタール、シリアの3カ国でアニメ制作のワークショップを開催している。
 この企画は国際交流基金と各国の在日大使館が共催する。さらにはヨルダンの王立映画協会、カタールのカタール大学、カーネギメロン大学、シリアのダマスカス首都祭実行委員会が協力する。

 ワークショップでは、参加者がストーリーの作成、ロケハン、背景、動画などを組み合わせて、ビデオコンテ制作を行なう。またワークショップには新海誠監督のほか、コミックス・ウェーブ・フィルムの川口典孝代表取締役らのプロデューススタッフも加わる。アニメの技術や表現だけでなく、ビジネス面でのワークショップも行われる。
 期間中は一般や学生向けの講演会やアニメ作品の上映会も行う。新海監督の『ほしのこえ』、『雲のむこう、約束の場所』、『秒速5センチメートル』ではアラビア語字幕で上映を行う。

 国際交流基金は、日本の文化を世界に広く紹介する活動を続けている。その分野は伝統芸術だけでなく、アニメやマンガといったポップカルチャーにも及んでいる。これまでにも東南アジアや北アフリカにアニメのクリエイターやプロデューサーを派遣してきた。
 今回の企画もそうした一環であり、インディーズアニメ出身の新海監督を紹介する意欲的な試みとなっている。

 新海誠監督は、最新作『秒速5センチメートル』で、先頃、アジア太平洋映画祭の最優秀アニメーション映画賞、イタリアのフューチャーフィルム映画祭グランプリを立て続けに受賞するなど、国際的な活躍の場がさらに広がっている。今回も、新海監督の活動がさらに広がるチャンスになりそうだ。
 また日本のアニメ全体にとっても、中東地域でのアニメ文化紹介として意味がある。これまでアニメは東アジアや欧米で認知度が高くなっているが、最近は東欧や中近東、インドといった地域での注目も増している。
 しかしこうした地域では日本アニメが海外で紹介される機会は増えているが、日本企業の進出はなく、日本アニメを扱う現地企業も少ない。きちんとしたかたちで日本のアニメが紹介される数少ない機会である。

国際交流基金 http://www.jpf.go.jp/j/index.html
新海誠サイト http://www2.odn.ne.jp/~ccs50140/
コミックス・ウェーブ・フィルム http://www.cwfilms.jp/

在ヨルダン日本大使館の紹介(英語)
Visit to Jordan of Director Makoto Shinkai in January 2008
ヨルダンタイムズの関連記事(英語)
Japanese filmmaker showcases anime in Jordan

"新海誠監督 中東3カ国でアニメ制作ワークショップツアー" »
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2007.12.11
海外:アジア ]
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 来年1月19日と20日の2日間、東京・渋谷のアップリンク・ファクトリーで、韓国のインディーズアニメーションの特集上映「Link into Animated Korea」が開催される。「Link into Animated Korea」は、これまで日本ではまとまって紹介されることの少なかった韓国のインディーズアニメーションを40作品以上集めて紹介する。
 紹介される作品は、韓国初にして唯一のインディーズアニメーションの映画祭である「インディ・アニフェスト(Indie-AniFest)」の過去3年間の上映作品を選りすぐったものである。韓国の最も新しいインディーズアニメーションの作品群と言っていいだろう。

 作品は「Up-to-date」、「Passion」、「~ing」、「Communication」、「Screening & talk」の5つのプログラムに分けられる。
 トークイベントには、広島国際アニメーション映画祭や東京アニメアワードなどで数々の受賞経験があり、日本でも御馴染みの『ウルフ・ダディ』のチャン・ヒョンユン監督が登場する。また、監督の新作が日本で初公開される。また『彼女の家で』のキム・ジュン監督が、制作秘話を語る。

 アニメーション制作技術の発展で、日本国内のインディーズアニメーションはこれまでになく注目を浴びている。しかし、こうした状況は日本だけに限らない。現在、世界各地でインディーズアニメーションがアニメーションの世界で大きな潮流になりつつある。
 そうしたなかでも、近年大きく注目されているのが韓国のインディーズアニメーションである。実際に、ここ数年、アヌシー国際アニメーション映画祭やSIGGRAPHなどの国際的な舞台で、韓国のインディーズアニメーションが様々な受賞をするケースは増えている。
 しかし、そうした結果として韓国のインディーズアニメーションの動きを知ることは出来ても、実際の作品を観る機会は少ない。今回は、そうした韓国のインディーズアニメーションをまとめて観ることが出来る貴重な機会になりそうだ。

Link into Animated Korea公式サイト(日本語)
http://www.geocities.jp/ako790107/ianifest/index.html
インディ・アニフェスト(Indie-AniFest)公式サイト(韓国語)
http://www.ianifest.org/

Aプロ:Up-to-date(67min/10作品)
Bプロ:Passion(64min/11作品)
Cプロ:~ing(65min/10作品)
Dプロ:Communication(70min/8作品)
Eプロ: Screening & talk(about 90min/4作品)上映&監督トークイベント

【日程】
1月19日(土)、20(日)2日間
■19日(土)
11:00/Cプロ 13:00/Dプロ 15:00/Bプロ 17:00/Aプロ 19:00/Eプロ
■20日(日)
11:00/Dプロ 13:00/Cプロ 15:00/Eプロ 17:00/Bプロ 19:00/Aプロ

【入場料】 1プログラム 1,500円
(UPLINKホームページにて予約された方は1,300円)
【会場】 アップリンク・ファクトリー(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階)
【共同主催】
有限会社UPLINK、韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)
【後援】
韓国文化観光部 駐日韓国大使館 韓国文化院

         avendingmachine.jpg

     武林一剣の私生活/A Coffee Vending Machine and Its Sword」
     チャン・ヒョンユン/2007/30min/2D
     「レター」「ウルフ・ダディ」などを制作した、チャン・ヒョンユンの新作。

"韓国のインディーズアニメ特集上映 Link into Animated Korea " »
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2007.12.05
海外:アジア ]
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 アラブ首長国連邦のドバイ首長国にて11月9日から16日まで開催されている第4回ドバイ国際映画祭で、原恵一監督の『河童のクゥと夏休み』が上映される。
 『河童のクゥと夏休み』が紹介されるのは映画祭が設けている9つの特集プログラムのうちの「子供の映画」である。このプログラムでは、米国ドリームワークスアニメーションの『ビームービー』など5作品で組まれている。
 それぞれの作品が日本、米国、インド、カナダ、ドイツからとなっており、国際色豊かなラインナップである。最近では中近東地域でも日本アニメファンは現れ始めているが、日本の劇場アニメが同地域の劇場で公式に上映されるケースはほとんどない。

 ドバイは日本での知名度は必ずしも高くないが、過去10年間で中東の金融都市、観光都市として急成長しており、こうした面で注目が増している。これに加えて近年は、映像・音楽、キャラクターなどのコンテンツ分野でも中東の主導を握れる文化大国を目指している。
 同国では、既に、マーベルとニコロデオンという米国のキャラクタービジネスの巨大企業と手を組んだドバイランドの建設が始まっている。さらに今年の10月にはドバイ初のキャラクタービジネスショーである「キャラクタードバイ:ドバイ国際キャラクター&ライセンシングフェア」を開催した。同イベントは国際的なライセンスビジネス団体LIMAにも加盟した。

 ドバイ国際映画祭もこうした流れのなかで開催されている。近い将来、ドバイが中東の金融ビジネスの入り口であるように、アニメやコンテンツビジネスの中東での入り口になる可能性は高い。

河童のクゥと夏休み公式サイト http://www.kappa-coo.com/
ドバイ国際映画祭 http://www.dubaifilmfest.com/en/

"ドバイ国際映画祭で「河童のクゥと夏休み」上映" »
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2007.10.26
海外:アジア ]
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 NPO法人 映像産業振興機構(VIPO)は11月14日から18日までの間、韓国ソウルで「表現の力」をテーマに日本映画18作品を上映する。これは、文化庁が日韓の文化交流の増進を目的に2004年より続いている日本映画上映事業で、VIPOはそれを引き継いだ形となる。
 共催は文化庁と韓国のシネコン会社のメガボックスである。会期中は講演やシンポジウムが予定されており、青木文化庁長官ほか多数の映画関係者の訪韓が予定されている。

 今回の構成は、「アニメーション映画」と「マンガ原作」の実写作品を中心にラインナップしている。これまで開催された3回では新旧織り交ぜた実写作品が中心となっており、韓国の若者に人気のあるアニメやマンガがフィーチャーされるのは初めてとなる。
 オープニングプレミア上映は、2007年夏に公開され感動的なストーリーが話題を呼んだ『河童のクゥと夏休み』である。このほか、『AKIRA』『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』『マインドゲーム』など8作品が上映される。

 マンガ原作の実写作品としては、1980年公開の『翔んだカップル』から、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』まで、10作品が上映される。『ALWAYS 続・三丁目の夕日』は日本で11月3日から公開されるが、この特集上映が世界へ向けてのインターナショナルプレミアとなる。
 韓国においてアニメーション映画が全面的に開放されたのは2006年1月であり、韓国のアニメファンはまだまだ劇場作品に触れる機会が少ない。解禁前の作品で、国際映画祭で受賞していない作品の中にもアニメ映画の名作は多い。今回の上映会は韓国のアニメファンに対して大きく重要な意味を持つだろう。

映像産業振興機構(VIPO) http://www.vipo.or.jp/

【上映作品】

翔んだカップル
恋する女たち
毎日が夏休み
鮫肌男と桃尻女
blue
釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?
鉄人28号
スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ
キャプテン
ALWAYS 続・三丁目の夕日
キャプテン劇場版
じゃりン子チエ
うる星やつら2 ビューティフルドリーマー
銀河鉄道の夜
AKIRA
マインド・ゲーム
TOKYO LOOP
河童のクゥと夏休み

"VIPO ソウルで日本映画集中上映 アニメとマンガ原作作品を特集" »
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2007.08.29
イベント情報 ][ 海外:アジア ]
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 10月4日から12日まで韓国・釜山市で開催される第12回釜山国際映画祭は、映画祭のオープニング作品に中国映画の『Assembly』(馮小剛監督)、クロージング作品に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』を上映すると8月29日に発表した。
 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』(総監督庵野秀明、監督鶴巻和哉、摩砂雪)は日本の劇場アニメで、1995年に社会現象までになった『新世紀エヴァンゲリオン』のリメイク劇場映画である。

 日本では今週末9月1日から全国ロードショーされる。今回の映画は旧作映像のほとんどに手を加えており、全く新しい映画になっていると公開前から大きな話題となっている。
 また釜山国際映画祭でのクロージング上映は、日本国外では世界初でワールドプレミアでもある。

 釜山国際映画祭は、国際映画製作連盟の定める世界12大映画祭に次ぐ位置づけにある大規模な映画祭で、アジアでは東京国際映画祭、上海国際映画祭に次ぐ規模である。
 『エヴァンゲリオン』は日本だけでなく、世界のアニメファンにカルト的な人気を誇っている。世界的な舞台でのクロージング上映ということもあり、作品は日本だけでなくグローバルな話題を呼ぶことになるだろう。

第12回釜山国際映画祭  http://www.piff.org/eng/
ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序 公式サイト  http://www.evangelion.co.jp/

"釜山国際映画祭 クロージングに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」上映" »
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2007.08.24
海外:アジア ]
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 押井守や北野武の研究などで知られる明治学院大学の四方田犬彦教授が、インドネシアで日本の映画に関する講演を連続して行う。これは国際交流基金の主催によるものである。
 講演のテーマには川端康成と伊豆の踊り子のほか、日本の怪獣映画の歴史を語る「ゴジラから現在に至る怪獣映画の歴史」と日本とインドネシア両国のホラー映画の歴史について語る「日本とインドネシアのホラー映画の歴史」が含まれる。

 四方田氏は比較文学や映画史を中心に研究を行っており、押井守、北野武などの日本映画を専門とする。また日本映画とアジア各国の映画と関係性にも着目している。
 今回の講演は四方田氏が、インドネシアの映画史を実地調査する目的で同国に訪れたのに合わせて実施するものである。
 講演は「ゴジラから現在に至る怪獣映画の歴史」がインドネシア大学日本文化センターで、「日本とインドネシアのホラー映画の歴史」についてはジャカルタ芸術大学映画テレビ学部となる。いずれも日本文化や映画を本格的に学ぶ高等教育機関でのものとなる。

《講演のタイトル》
8月29日  「川端康成・伊豆の踊り子1993~2000」(予定)
9月11日  「ゴジラから現在に至る怪獣映画の歴史」(予定)
9月13日  「日本とインドネシアのホラー映画の歴史」(予定)
講演の詳しい内容は国際交流基金のサイトで確認ください。

国際交流基金 http://www.jpf.go.jp/j/
  四方田犬彦講演会「ゴジラから現在に至る怪獣映画の歴史」など

"四方田犬彦氏 インドネシアで怪獣映画やホラー映画を語る(8/24)" »
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2007.08.21
東京国際アニメフェア ][ 海外:アジア ]
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 東京アニメアワードフィルムフェスティバルは、東京アニメセンター アキバ3Dシアターで韓国の人気アニメ9作品の上映を行う。
 上映期間は東京アニメアワードフィルムフェスティバルの開催されている8月24日、25日、26日の3日間、それぞれ3作品ずつが上映される。また、会期中の入場は無料となっている。

 今回の上映は韓国文化コンテンツ振興院との協力により実現するものである。NHKでも放映された『少女チャングムの夢』のほか、日本ではあまり観る機会のない韓国の商業アニメーションを幅広く紹介している。
 韓国文化コンテンツ振興院によれば、今回紹介されるのは子供向けの作品が多く、日本人にも馴染みやすい絵柄が特徴だという。また上映作品のうち2作品は日本語吹き替え、1作品は日本語字幕で上映される。韓国語のみの作品も当日、日本語の解説が配布される。

 24日には子供向けのファンタジーアドベンチャー『グリーンナイツ』、オンラインゲームからアニメ化された『クンヤ クンヤ』、日韓共同制作でオンラインゲームやカードゲームでも同時展開した『ミックスマスター』が上映される。
 25日は『少女チャングムの夢』のほか、『漢字王朱豪』、『アニ・フランチェスカ』といずれも人気ドラマからアニメ化された作品である。さらに26日は『イソップシアター』や『Z-Squad』、『ポンポンポロロ』と子供向けの3DCGアニメーションが集められている。

 全て観ることで韓国アニメーションの全体像を知ることも出来る。しかし、それぞれの日が興味深いテーマに分けられており、個別のテーマを追うことも可能だろう。
 詳しい上映スケージュールは、東京国際アニメフェア公式サイトで確認出来る。

韓国文化コンテンツ振興院  http://www.koreacontent.org/officelan/frontjp/
東京国際アニメフェア公式サイトのスケージュール表
http://www.tokyoanime.jp/ja/information/news/filmfes_schedule.html

"東京アニメセンター 3Dシアターで韓国アニメ特集上映(8/21)" »
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2007.08.18
海外:アジア ]
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 東映アニメーションとアニプレックスが、米国の大手アニメーションチャンネルのカートゥーン ネットワークと共同製作したテレビアニメ『出ましたっ!パワパフガールズZ』が韓国のカートゥーンネットワークで放映を開始した。8月10日から毎週金曜日夕方18時から放送されている。

 『出ましたっ!パワパフガールズZ』は、カートゥーンネットワークが製作する人気アニメーション『パワーパフガールズ』を、東映アニメーションが日本のアニメとしてリメイクした。世界的に人気の高いアメリカの作品が日本アニメに生まれ変わると企画発表当初より大きな話題を呼んでいた。
 番組は日本では昨年夏よりテレビ東京系で放映されたほか、AT-Xや日本のカートゥーンネットワークでも放映され好評を博している。しかし、これまでは海外での放映はなく、今回の韓国での放映開始が海外での初のケースとなる。

 韓国のカートゥーンネットワークでは、現在ウェブサイトの全面に『出ましたっ!パワパフガールズZ』を押し出しているほか、壁紙配布のキャンペーンが行っている。目玉番組のひとつとして同作品に大きな力を入れている様子が伺える。また、同局は現在オリジナルの『パワーパフガールズ』の放映も同時に行っている。
 今後も作品のキャラクターの知名度とカートゥーンネットワークが持つ世界的なネットワークを利用して、さらに海外での放映が拡大することも期待出来そうだ。

 アニメ作品の国際的なリメイク企画と言うと日本アニメ・マンガが、ハリウッドでの映画というケースが注目されることが多い。今回のような海外のキャラクターを日本でリメイクして、それがさらに海外市場に出て行くケースは珍しい。
 近年、日本のアニメ関連企業は様々なタイプの海外共同製作を行っているが、ビジネスモデルのひとつとして注目される。今後の海外での作品に対する評価も気になるところである。

カートゥーン ネットワーク(韓国) http://www.cartoonnetworkkorea.com/
出ましたっ!パワパフガールズZ公式サイト(韓国)

出ましたっ!パワパフガールズZ公式サイト(東映アニメ) 
出ましたっ!パワパフガールズZ公式サイト(アニメプレックス) 
出ましたっ!パワパフガールズZ公式サイト(テレビ東京) 

"パワパフガールズZ 海外初 韓国で放映開始(8/18)" »
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2007.08.09
海外:アジア ]
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 インドのアニメーション情報サイトAnimation Expressによると、インドの有力子供チャンネルであるHungamaTVは、8月6日から日本のギャクアニメ『天才バカボン』の放映を開始した。『天才バカボン』は、月曜日から金曜日まで平日の夕方6時から毎日放映される。

 『天才バカボン』はマンガ家赤塚不二夫さんの原作を映像化したもので、これまで度々アニメ化されている。日本では世代を超えて人気のある作品である。
 しかし、『ドラえもん』や『遊戯王』といった作品と異なり、国際的には比較的知名度の低い『天才バカボン』のインドでのレギュラー放映はやや驚きである。

 HungamaTVは2004年に設立されたインドの有力な子ども向けチャンネルである。英語でなくヒンディ語で放映するのが特徴となっている。同社は2006年の夏に、米国のウォルト・ディズニー・インターナショナルに3050万ドルで買収されている。
 現在はディズニーチャンネルが運営するディズニー系の放送局だが、日本のアニメ番組の放映が多い。放映番組のなかには、『天才バカボン』のほか『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、『遊戯王』などがある。

 ディズニーの子供向け番組放送は、ファミリー向けのエンターテイメントの印象が強い。しかし、ディズニーグループは、インドのHungamaTVのほかにも、2005年にはヨーロッパの子供向けチャンネルでアクション番組に強いJETIXの買収も行っている。
 近年のディズニーの子供向け番組放送のビジネス展開は、従来の枠組みを越えはじめている。

Animation Express http://www.animationxpress.com/
  Tensai Bakabon to tickle Hungama TV

Hungama TV  http://www.hungamatv.com/

"インドのディズニー系チャンネルで「天才バカボン」放映開始(8/9)" »
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2007.06.06
海外:アジア ]
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 6月5日のヤフーニュース(配信元NNA)の「【シンガポール】日本アニメ販売大手、海賊版に法的措置も」の記事によると、シンガポール最大の日本アニメの販売会社オデックスは、ネットの海賊版アニメファイルのダウンロード利用者を提訴する構えを見せているという。
 報道によれば、オデックスは既に5月に住所、氏名の明らかになった違反者に警告文を郵送しており、違法が減らない場合は警察に通報し家宅捜査の要請をする方針だと伝えている。

 日本アニメは世界各国で人気があるが、その人気に比例して各国で海賊版コンテンツも多い。ここ数年は、企業や業界団体の活動により、DVDの日本アニメ海賊版は中国市場を除くと大幅に減少しつつあり、状況は大幅に改善していると見られている。
 一方で、近年各国でインターネット上の違法なアニメ作品のアップロードとダウンロードが増加しており、そちらに関心が移りつつある。しかし、ネット上の海賊版はDVDに較べて問題が多く、これまでは法的な手段はほとんど取られていない。
 こうした理由には、国境を越えた問題であることや利用者間に金銭のやりとりが発生しないこと、ファンの抗議活動に対する懸念、取締りのための手間の複雑さなどがある。
 多くの企業は現在は、法的な手段よりもマーケティングの手法や商品の内容を工夫することでDVDの売上高を増やすことを試みている。

 今回、オデックスは、違法ファイルを配布する側でなく、利用者側を取り締まるということでも従来と全く異なるものである。
 これまで日本アニメの違法ファイルについて、発信者側に警告を出すことはあっても、利用者側に警告を与えることは、日本や北米・アジアの他の国ではなかった。

 これにはオデックスの厳しい経営状態が、今回の警告の背景にあるとみられる。オデックスはシンガポールのアニメDVD市場のほとんどを占める最大のアニメDVDの流通会社であるが、近年、急激に売上を減らしている。2005年以降は一部の人気作品のDVD以外は、発売を取りやめている。
 同社は、その原因をインターネット上の違法ファイルにあると考えている。ネット上の違法ファイルとDVDの売上高の相関関係は不明な点も多い。しかし、一部の国ではアニメDVDの売上高が、正規のライセンス企業の経営を追い詰めるほど減少していることは確かなようだ。

ヤフーニュース
【シンガポール】日本アニメ販売大手、海賊版に法的措置も

オデックス Odex http://www.odex.com.sg/

"シンガポール アニメの違法ファイルの利用者を告発の動き(6/6)" »
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2007.05.17
海外:アジア ]
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 韓国最大のアニメーション・マンガのイベントであるSICAFが5月23日から27日の日程で開催される。SICAFは韓国の東京国際アニメフェアにあたるもので、企業向けのビジネストレードショーと国際アニメーション映画祭、ファンイベントが統合されている。韓国のアニメーションビジネスの中心をなすイベントである。
 このSICAFの主要イベントのひとつアニメーション映画祭のオープニング上映作品に、新海誠監督の最新作『秒速5センチメートル』が選ばれた。独特の世界観とインディーズアニメから羽ばたいた新海監督に対する韓国での高い評価と人気が伺える。

 『秒速5センチメートル』はオープニング上映されるだけでなく、24日には新海監督を招いたトークイベントも開催される。こちらでは映画の上映とともに、新海監督の生の声が韓国のファンに届きそうだ。
 この特別なトークイベントは、このほか開催中にさらに2つ用意されている。ひとつは中国発のフル3D劇場アニメーションとして世界的に注目を浴びた『メビウス・ストリップ:Thru the Moebius Strip』に焦点をあてたものである。原作者でフランスのコミック界の巨匠でもあるメビウスさんと『オールドボーイ』などで著名な韓国のパク・チャヌク監督が対談する。
 最後のひとつは『時をかける少女』と細田守監督である。『時をかける少女』は、昨年の釜山国際映画祭とシッチェス・カタロニア国際映画祭から始まり、アジア、ヨーロッパ各国、米国各地も周り、それに合わせて細田監督も世界各地を転戦した。今回はあらためて、韓国で自作を語ることになりそうだ。
 
 映画祭のコンペティション部門では、昨年日本の劇場アニメ『NITABOH』(監督西澤昭男・ 製作ワオ コーポレーション)が、グランプリを獲得している長編部門には今年は日本からの出品はなかった。しかし、短編アニメーション部門やテレビアニメーション部門には日本からの出品も多数見受けられる。
 特にインターネットアニメーション部門は、17ある出品作品のうち5作品が日本からで、国別で最大の勢力となっている。テレビアニメでは『やさいのようせい』と『シュヴァリエ』が日本から出品されている。

SICAF2007 

秒速5センチメートル公式サイト http://5cm.yahoo.co.jp/

"韓国SICAF オープニングに『秒速5センチメートル』(5/17)" »
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2007.04.17
イベント情報 ][ コミック ][ 海外:アジア ]
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 ポスターや写真、マンガ、映画といった大衆芸術作品を中心にアプローチする川崎市民ミュージアムが、施設のリニューアルを終えて4月21日に本格的に再オープンをする。そのリニューアル後の第1弾の企画として「韓国現代マンガ展」を開催する。
 「韓国現代マンガ展」日本ではあまり知られることのない、1980年代以降の韓国の現代マンガを紹介する企画である。この企画はミュージアムのリニューアルに加えて、川崎市と韓国・富川市との友好都市提携10周年を記念するものでもある。会場には今回新設された企画展示室2が利用される。

 富川市は市内に大規模な漫画情報センターを持ち、富川国際コミックブックフェアーや富川国際学生アニメーションフェスティバルを開催している。韓国のなかでも特にマンガやアニメーションに力を入れていることで知られている。また、川崎市も川崎市民ミュージアムを通じたポップカルチャー分野に力を入れている。今回の企画は、両市が持つこうした持ち味を互いに活かすことで実現した。
 会場には韓国を代表するマンガ家30人の約60点の作品と韓国のキャラクターが紹介される。さらにマンガだけでなく、展示コーナーにはアニメーションルームも設けられ、韓国のアニメーションの紹介も行なう。

 また、開催期間中には韓国からキム・ドンファさん、イ・ヒジェ さん、クォン・カヤさん、イ・ビンさん、パク・ソヒさん、シン・ミョンファンさんら6人の有名マンガ家が来日をする。
 ゲストのマンガ家によるサイン会のほか、会場でマンガの制作過程を紹介するライブ・ドローイングなどが行なわれる。

 韓国は日本からの影響もあり、世界でもマンガ創作の盛んな国のひとつである。その作品は、アメリカやヨーロッパ地域にも広く輸出されているが、日本国内ではこれまで紹介されることが少なかった。
 今回の展覧会は、国内ではあまり知られることのなかった韓国マンガをまとまって観ることの出来る貴重な機会となる。また、企画に富川市漫画情報センターが参加することで、日本からの一方的な見方でない、韓国マンガ独自の文脈も知ることが出来るだろう。

韓国現代マンガ展
2007年4月21日~ 6月3日
会場: 川崎市市民ミュージアム
主催: 川崎市、富川市、川崎市教育委員会
後援: 駐日韓国大使館 韓国文化院、韓国文化コンテンツ振興院、日本マンガ学会
企画: 川崎市市民ミュージアム、韓国・富川市漫画情報センター
協力: 株式会社キャストネット、新書館、小学館
詳しくは川崎市民ミュージアムの公式サイトを確認ください。
http://www.kawasaki-museum.jp/

富川国際コミックブックフェアー 

"川崎市民ミュージアムで韓国現代マンガ展開催(4/17)" »
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2007.04.10
イベント情報 ][ 海外:アジア ]
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 4月26日から5月4日まで韓国の全州市で開催される全州国際映画祭は、押井守監督の特集上映を行う。全州国際映画祭は日本では知名度があまり高くないが、釜山国際映画祭や光州国際映画祭などと並ぶ韓国4大映画祭のひとつである。
 特に他の映画祭に較べて芸術性の高い作品に力を入れる傾向があり、韓国の映画ファンに人気が高い。

 押井守監督の特集上映は、映画祭が特に力を入れているMidnight Obsession部門で開催される。Midnight Obsession部門は、熱心な映画ファンのためオールナイトで上映するプログラムとなっている。
 そうした映画祭とMidnight Obsession部門傾向を反映してか、「Amazing World of Mamoru Oshii」題された今回の特集上映は文字どおりなかなかアメージングである。今回ラインナップにあがった3作品は、1984年制作で押井監督の出世作ともなった『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』、1990年のOVAのSFコメディアニメ『御先祖様万々歳!」』を劇場用に再構成した『MAROKO 麿子』、1992年の実写映画でアニメの制作現場が舞台となる『Talking Head』である。
 うしろの2作品は日本でも劇場で観る機会が少なく、3作品揃えて一晩で観るには充分過ぎるぐらい濃い内容となりそうだ。

 また映画祭では巨匠の新作映画を集中して取り上げるCinemascape部門でも、押井守監督の最新映画『立喰師列伝』を上映する。こちらは『立喰師列伝』の韓国プレミアにもなる。
 さらに広い観客にアピール作品を上映するCinema Palaceでは、マイケル・アリアス監督の『鉄コン筋クリート』が取り上げられる。Cinema Palaceでは、観客の投票によるオーディエンス賞が予定されている。

全州国際映画祭 http://english.jiff.or.kr/

"韓国 全州国際映画祭 押井守特集「うる星やつら2」など(4/10)" »
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2007.04.08
海外:アジア ]
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 映画やアニメーション、音楽に至るまで次世代のエンタテイメント市場として、依然中国が大きな注目を浴びている。そして、中国のエンタテイメント市場への参入を狙う企業は多い。
 しかし、奇抜なビジネスで有名なイギリスのヴァージン・グループは中国ではなく、もうひとつの大国インドのエンタテイメント市場に力を入れている。

 ヴァージン・グループのコミック出版社ヴァージン・コミックスは、人気俳優ニコラス・ケイジを主役に自社コミック『The Sadhu』を原作にした映画制作をインドで行なうと発表した。映画はインドで撮られるだけでなく、原作もインドを舞台にしたもので、コミック原作もインドで制作されている。
 ヴァージン・コミックスはインド企業と合弁により、現在インドのハイテク都市と知られるバンガロールで今回の『The Sadhu』を始めとする数々のコミックを生み出している。しかし、作品はインド市場だけでなく、インド発でアメリカ、さらには全世界の市場を目指している。

 今回の映画化発表で、あらためてヴァージン・コミックスの今後の市場戦略にスポットがあたっているが、意外なことにここでは日本のアニメ・マンガも関係してくる。
 これまでヴァージン・コミックスは、インドでアメリカン・コミックのスタイルのコミックを開発してきた。ヴァージン・コミックスはこれらの作品を、さらにポケモンのような日本スタイルのアニメかマンガとしてキャラクター開発するプランを持っているのである。
 ヴァージン・コミックスによればその理由はシンプルで、こうした日本スタイルはアメリカをはじめとする世界中の子供たちに馴染み深いものだからである。
 
 現在、東アジアからヨーロッパ、アメリカまで広がりつつある日本スタイルのアニメ、マンガの自国での開発は、遂にインドにまで達したようだ。そして、さらにそこから世界に向けて発信される。
 こうした現象は日本人のちょっとした愛国心を満足させる一方で、日本企業にとってはビジネス上の大きな課題を含んでいる。こうした日本スタイルの作品は、これまで世界のテレビアニメーションやマンガ(コミック)市場の大きなシェアを占めてきた日本オリジナルの作品の手強いライバルとなる可能性があるからだ。
 日本スタイルが広まれば広まるほど、逆に日本のコンテンツが世界の市場から締め出されるかもしれないという皮肉な状況になっている。

ヴァージン・コミックス http://www.virgincomics.com/

"ヴァージンコミックスが狙う インド発の日本アニメスタイル(4/8)" »
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2007.03.29
イベント情報 ][ 海外:アジア ]
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 4月4日に台湾アニメーション上映会と台湾を含む韓国、中国の東アジアのアニメーションビジネスの事情を紹介するイベントが開催される。
 このイベント「アジアのアニメビジネス・レポート アジア市場に挑む台湾アニメとその舞台裏 ~2006年度版」は、東アジアのアニメーションの調査・紹介に広く取り組んでいるアジアITビジネス研究会とデジタルハリウッドのコラボレーションによって実現した。

 イベントはまず「アジアのアニメビジネス事情の紹介」と題して、中国・韓国・台湾のアニメーションビジネスの状況について紹介を行なう。タイトルは東アジアとなっているが、注目はアニメーション産業の話題でこれまで言及されることの少ない台湾について大きくふれることである。
 東アジアのアニメーションビジネスでは、日本との比較で国家主導型の韓国や中国が注目を浴びることが多い。一方で、台湾のアニメーションは日本型の民間主導型である点や、2Dアニメーションよりも3Dアニメーションを得意とする点、オリジナル作品が比較的少ないことなどから見落とされがちであった。
 しかし、その高い技術力は、日韓に劣らない水準にあり、今後はより注目されて行く可能性が高い。

 イベントの第2部では、その台湾アニメーションの話題作、注目作が勢ぞろいする上映会が行なわれる。まず、台湾でも指折りの大作映画として話題を呼んだワンフィルム社によるフルCG劇場アニメーション『ファイヤーボール』、日本でもTV放映をされ話題となったスプリングハウス社の『アークエ(阿貴)』、日本型のゲーム玩具と連動するTVシリーズでホンイン社の『チェスマスター』などである。
 また、台湾最高峰のアニメーション学科とされるデジタルコンテンツ学院の卒業生の作品も紹介される。今後の台湾アニメーションの動向を占ううえでも要注目であろう。

 イベントは4月4日の19時から神田駿河台のデジハリ東京本校 セミナールームで開催される。参加は無料だが事前の予約が必要となる。

イベントの詳細は下記リンクを参照ください。
http://animeanime.jp/release/archives/2007/03/post_30.html

"台湾アニメの全貌知る特別イベント デジハリで開催(3/29)" »
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2007.03.21
海外:アジア ]
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 東映アニメーションと韓国の公営放送である韓国公社(KBS)が共同で製作した新作TVアニメシリーズ『太極千字文(たいちせんじもん)』が、4月14日からKBSで放送を開始する。 
放送時間は土曜日の朝7時40分からで、韓国の子供たちに広くアピールすることを目指している。
 作品は漢字をテーマにしたアドベンチャー作品となり、東映アニメーションは作品製作の一部出資も行っている。

 『太極千字文』は今年創立50周年を迎えた東映アニメーションの記念事業のひとつとして進められてきた。韓国の公営放送局との共同製作は、東映アニメが進めている事業の海外展開の役割も担っている。
 一般にアニメの海外事業は、欧米での活動や事業が注目されることが多い。しかし、事業進出に規制がある場合も少なくないが、日本のアニメの人気が圧倒的に高いアジア各国の市場は今後も重要市場といえる。
 そうしたなかで、東映アニメーションは同じKBSで『ワンピース』の放映も実現しているなど韓国市場で着実に実績を重ねている。こうした努力は日本のアニメにとってこれから益々重要になってくる海外のアニメ市場での事業に大きな価値をもたらすに違いない。

当サイトの関連記事
東映アニメ 韓国KBSとアニメ共同製作

東映アニメーション 
KBS(韓国放送公社) 

"東映アニメの韓国合作「太極千字文」韓国KBS4月放送開始(3/21)" »
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2007.03.08
映画 ][ 海外:アジア ]
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3月12日追記

SLAM DUNKの実写映画の記事の訂正とお詫び

 当サイトは3月8日に「SLAM DUNK 台湾史上最高予算で実写映画化 08年冬公開」で、台湾及び中国の企業により井上雄彦先生原作のコミック『SLAM DUNK』が実写映画化されるとの記事を掲載しました。
 この記事は米国のエンタテイメント情報企業ヴァラエテイやそのほかのメディアの報道を基にしたものでした。しかし、当サイトは現在、井上雄彦先生が著作の『SLAM DUNK』についていかなる実写化許諾も行なわれていないことを確認しました。
 このため3月8日の記事の『SLAM DUNK』の実写化映画の記事は、完全な誤報となります。井上雄彦先生並びの『SLAM DUNK』のファンのかたがた、関係者の皆様には大変ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。
 今後はこうした間違いのないよう充分気をつけたいと思います。

                                株式会社アニメアニメジャパン

該当記事は削除させていただきました。


3月10日追記
「下記の記事は、3月7日のヴァラエティの報道記事「Duo boards Slam Dunk」の事実をもとに作成しております。また他に複数の海外サイトが「SLAM DUNK」の映画化として、下記映画を取りあげています。
 しかし、日本において下記内容が確認できないことから、今回の映画は正式な映画化権をとった映画化でない可能性があります。記事を読んでいただいたかたには大変申し訳ありませんが、内容を確認させていただくまでしばらくお持ちください。
 誤報の可能性もあるということも含めて、このままオリジナルの記事を残させていただきます。
 また、下記、情報についてご存知のかたがおりましたら、事実をご指摘いただければ幸いです。」

"SLAM DUNK 台湾で実写映画化(削除訂正とお詫び)" »
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2007.03.05
海外:アジア ]
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 3月20日から4月11日まで開催される第31回香港国際映画祭のアニメーション部門に日本から『立喰師列伝』(押井守監督)、『鉄コン筋クリート』(マイケル・アリアス監督)、『Tokyo Loop』の3作品が出品される。
 香港映画祭は、同時期に世界の映画市場で急激に存在感を高めるフィルムトレードショーの香港フィルムマートもあることから、アジア有数の映画祭として近年注目が高まっている。さらに今年は初めての試みとして、アジア映画賞(Asian Film Awards)を創設している。

 このアニメーション部門「アニメーション・アンリミテッド」に出品される日本アニメ3作品は、いずれもエンタテイメントでありつつ実験的な要素も強い作品である。
 日本の上記3作品のほかは、デンマークの話題作『PRINCESS』(Anders Morgenthaler監督)やフランスの巨匠シェル・オスロの最新作『アズールとアスマール』、ノルウェーの3DCGアニメーション『FREE JIMMY』(Christopher Nielson監督)が紹介される。

 さらに34部門におよぶ特集上映部門のなかに、香港でも積極的にビジネスを展開する日本アニメ専門チャンネル・アニマックス提供によるアニマックスシアター部門も設けられている。
 この部門では映画ではなく、ややマニマ向けなアニメ番組『Fate/ stay night』、『ガラスの艦隊』、『びんちょうタン』の3作品が紹介される。香港のアニメファンにはうれしいプログラムとなりそうだ。

 香港国際映画祭はアジア有数の映画祭ということで、アニメも含めて日本映画の上映は各部門合計で20作品に及んでいる。このなかには、ガラプレミアの『さくらん』、『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』、『武士の一分』やI See It My Way部門の『蟲師』、Auteurs部門の『叫』などが含まれる。
 また、『武士の一分』は同時期に開催されるアジア映画賞の作品賞にもノミネートされている。アニメ作品では『ゲド戦記』の寺嶋民哉氏が作曲賞で候補にあがっており活躍が期待される。さらにアニメ・コミック関連では、『DEATH NOTE the Last name』の実写映画の脚本賞で候補になっている金子修介、大石哲也両氏が注目であろう。

第31回香港国際映画祭 
アジア映画賞公式サイト 
    ノミネート一覧 

立喰師列伝公式サイト 
鉄コン筋クリート公式サイト 
Tokyo Loop公式サイト 

"香港国際映画祭に「立喰師」「鉄コン筋」 アニマックス部門も(3/5)" »
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2007.02.01
海外:アジア ][ 海外:ヨーロッパ ]
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 日本テレビは、マンガや実写映画でも大人気の『DEATH NOTE』のアニメ版の世界配給を決定した。
 日本テレビはこれまで北米での番組配給は、米国サンフランシスコに本社のあるアニメ・マンガの流通会社VIZメディアが行なうとしていた。VIZメディアはこの北米に加えて、ヨーロッパでも『DEATH NOTE』アニメ版の流通を行う。
 
 VIZメディアが欧米地域で獲得した『DEATH NOTE』アニメ版の権利には、放映権のほかにビデオグラム化権、インターネット配信権、商品化権などが含まれている。
 これを受けてVIZメディアはこの春から、北米で『DEATH NOTE』のインターネット配信サービスを開始する。さらにその後はテレビ放映を開始し、DVDや商品の展開も行なう。ヨーロッパ地域でも同様の展開を目指す予定である。

 VIZメディアは既に欧米での『DEATH NOTE』のマンガの権利も獲得し、発売を行なっている。テレビとマンガ両方の権利を獲得することで、テレビ放映とDVD、インターネットにマンガ、商品展開とより統合的な展開を目指すことになるだろう。
 また、同社は今年よりヨーロッパ本社をアムステルダムからパリに移動している。ヨーロッパ地域でも今まで以上に、積極的な作品展開を行なうとみられる。

 アジア地域(一部地域を除く)については、台湾に本社を持つアニメ流通会社マイティメディア(MIGHTY MEDIA:曼迪傳播有限公司)に放送権とビデオグラム化権、商品化権を許諾した。
 マイティメディア1月30日に台湾で『DEATH NOTE』のDVDの正規発売を行なった。さらに今後は、テレビ放送や商品展開も行なう。また、香港はじめとするアジア地域で『DEATH NOTE』の事業を拡大する予定である。
 マイティメディアは台湾の有力アニメ流通会社で、『NARUTO』や『犬夜叉』、『あずまんが大王』、『X』といった日本で人気のアニメを数多く展開している。

 日本では『DEATH NOTE』は、日本テレビとNTTドコモの出資するコンテンツファンドの最初の案件という新しい製作の枠組みも注目されている。一方北米では、番組のインターネット先行展開という今までにないビジネスで話題を呼んでいる。
 大人気作品であると同時に、新しいビジネスモデルとしても期待されることが多くなっている。
 
テレビアニメ版「DEATH NOTE」公式サイト 
日本テレビ放送網 

VIZ Media 
MIGHTY MEDIA(曼迪傳播有限公司)  

"DEATH NOTEアニメ版世界展開決定 ヨーロッパ・アジアも(2/1)" »
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2007.01.30
海外:アジア ]
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 韓国の映画市場で韓国産のアニメーションの活躍が話題になっている。ひとつは30年ぶりにデジタルリマスターで復元されたロボットアニメーションの『ロボットテコンV』、もうひとつはファンタジー作品の『千年狐』である。

 『ロボットテコンV』は1976年に、日本アニメの影響を受けて制作された作品である。韓国のアニメーション産業初期の作品として注目を浴び、観客動員も好調である。1月21日の劇場公開の週には興収第7位で登場し、韓国アニメーションの興収歴代1位になる勢いとなっている。
 しかし、作品自体が古いこともありイベント的には注目だが、韓国のアニメーションの現状を考えるうえではあまり参考にならない。
 
 むしろ注目は、興行的には『ロボットテコンV』を下回るが、イ・ソンガン監督の『千年狐』のほうである。イ・ソンガン氏はフランスで開催されるアニメーションフェスティバルのアヌシー国際アニメーションフェスティバルの2002年の大賞受賞経験がある。
 今回の映画はこの実績をもとに、韓国アニメーションとしては破格の27億ウォン(約3億5000万円)の製作費が投じられている。
 興行成績は好調とされているが、必ずしも韓国内の映画興行だけでは採算ラインに乗っていない。しかし、今後は国内での実績をもとに海外への販売を狙って来ると考えられ、そこで収益化を目指すことになりそうだ。

 韓国で劇場アニメーションの大作が近年少なかったのは、2003年の劇場SFアニメーション『ワンダフルデイズ』の国内外での興行的な失敗のためだとされている。
 しかし、今回の『ロボットテコンV』の興行的な成功と『千年狐』の制作は、そうしたこれまでのムードを払拭する役割を果たしそうだ。

"韓国 劇場映画で韓国産アニメーションに注目(1/30)" »
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2007.01.27
海外:アジア ]
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 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、「料理と漫画で本格的日韓食文化に親しむ」と題した文化交流イベントを2月2日から2月14日まで韓国ソウル市で開催する。
 このイベントがユニークなのは、世界でも関心の高い「日本食」と「漫画」というふたつの文化を組み合わせて紹介することである。会期中は日本料理の紹介やワークショップ、講演会が開催されるほか、料理をテーマにした漫画で知られる漫画家寺沢大介氏の様々な関連イベントを行なう。

 日本には、料理や食をテーマにした漫画が数多く、一ジャンルを築いている。寺島氏はそのなかでも特に名前が知られた漫画家のひとりである。代表作に『ミスター味っ子』、『喰いタン』、『将太の寿司』などがある。これらの作品は韓国でも高い人気を誇っているという。
 『ミスター味っ子』と『喰いタン』はテレビアニメ化されているほか、『将太の寿司』はテレビドラマ化されており、今回はこれらの作品上映会も行なわれる。

 このほか漫画関連のイベントでは、『喰いタン』の原画30点を展示する作品原画展、寺沢大介氏のサイン会、さらに料理漫画対談が予定されている。
 料理漫画対談では漫画コラムニスト宣政佑氏の司会のもと、寺沢氏と韓国の漫画家許英万氏が日韓の食と漫画について語り合う。宣氏は第9回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館展示「おたく:人格=空間=都市」で、「おたくのオンライン・コミュニティ」を出品した経験がある。また、韓国での日本のアニメ・漫画を紹介と日本での韓国漫画とおたく文化の紹介を行うなど日韓漫画・アニメ文化の造詣が深い。
 日本料理については日本の辻調理師専門学校と韓国の韓昌恵料理学院の協力で、「日本料理ワークショップ」と辻調理師専門学校の畑耕一郎先生氏の講演「日本料理の魅力」が行なわれる。

 料理と漫画、全く異なるものでありながら、今日の世界での日本文化イメージを築く大きな役割を担っている。
 そしてそのふたつの意外な接点を利用した今回のイベントは、ユニークであると同時に今後もまた注目出来るテーマでないだろうか。

「料理と漫画で本格的日韓食文化に親しむ」
2007年2月2日~2月14日
場所:在大韓民国日本大使館公報文化院/韓昌恵料理学院/国際交流基金ソウル日本文化センター
主催:国際交流基金
共催:辻調理師専門学校/講談社/韓昌恵料理学院/在大韓民国日本大使館
詳細は下記サイトで確認ください。
国際交流基金  料理と漫画で本格的日韓食文化に親しむ

"漫画と料理で文化紹介 韓国で『味っ子』の寺沢大介展など(1/27)" »
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2006.12.15
海外:アジア ]
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 『スキージャンプ・ペア』シリーズで知られる真島理一郎氏は、韓国のアニメーション映画祭「アニインパクト」で『インディーズ3Dアニメーションの可能性』と題したが講演会を行なう。「アニインパクト」は12月14日からソウルで始まり、その後、光州と順天を巡回する。
 このうち真島氏はソウルと光州で、講演を行なう。真島氏の作品は、インディーズアニメーションも多様な展開を行なうことで商業的に成功出来る代表的な例として韓国でも関心が高い。そうしたことから今回の企画が実現した。

 講演会はアニインパクトと日本国際交流基金ソウル文化センターが主催するもので、講演会以外に真島氏の作品を中心とした上映会も行なわれる。
 『スキージャンプ・ペア~Road to TORINO 2006』など真島氏の全作品およそ20本と、デジタルハリウッドのアーティストの代表作品約30本がまとめて上映される。日本のインディーズアニメーションを韓国に紹介する数少ない機会となる。

 真島氏はデジタルクリエイターの養成などで知られるデジタルハリウッドの卒業生で、同校の卒業制作として最初の作品『スキージャンプ・ペア』を制作した。その後、広島国際アニメーションフェスティバルやアヌシー国際アニメーション映画祭などでも受賞するなど注目を集めた。
 そのユニークなアイディアから多くのファンを持ち、エイベックスから発売されたDVDは、累計売上枚数が50万枚を超えるなどこれまでのインディーズアニメーションの考え方を大きく変えている。近年のインディーズアニメに対する注目のきっかけのひとつにもなっている。
 また、最近では2006年1月に劇場映画として長編バージョンが制作されたほか、パチンコ機『CRスキージャンプ・ペア』の導入や、プレイステーション2へのゲーム展開、着ムービーなどの多様な展開で、さらに新しい可能性をみせている。

スキージャンプ・ペア公式サイト 
デジタルハリウッド

"韓国で真島理一郎氏講演会 デジハリ特集上映も(12/15)" »
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2006.12.08
海外:アジア ]
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 北朝鮮といえば核問題や拉致問題で揺れる国として、国内、国外とも政治問題以外で注目されることはほとんどない。
 しかし、アジア圏のニュースをアジア9ヶ国語(日本語は含まれない)と英語で独自に配信するRFA(Radio Free Asia)が、北朝鮮のアニメーション産業の意外な姿をレポートしている。
 このレポート「北朝鮮 アニメ産業主要国として静かに浮上する:North Korea Quietly Emerges as Major Player in Animation Industry」によると、北朝鮮は過去10年間で世界のアニメーション産業で重要な国のひとつになりつつあるというのだ。

 レポートによれば北朝鮮の映画産業とアニメーション産業の発展は、金正日の個人的支援が大きな影響を与えている。このため従業員1600人を抱える国営アニメーション制作会社SEKを中心に、北朝鮮のアニメーションの制作技術は非常に高いという。
 韓国のアニメーション関係者も、同国のアニメーション制作技術が高いと考えて、実際に韓国のアニメーション『ポロロ 小さなペンギン』などではその制作の一部を北朝鮮に発注している。
 また、レポートによれば同国のアニメーション企業は、欧米企業や日本企業の下請けも行っている。その中には『ライオンキング』や『ポカポンタス』、『忍者タートルズ』なども含まれている。
 しかし、現状では北朝鮮の企業とコミュニケーションを行うことが極めて難しいことが、海外とのビジネスを行う妨げになっているとしている。 

 現在の北朝鮮の状況が続く限り、日本がアニメーションに限らず同国と何らかのビジネスを行うことは困難だろう。しかし、日本のアニメ業界では、韓国や中国へのアニメ制作のアウトソーシングが必ずしもコスト低下につながらないとの指摘もある。
 もし、北朝鮮の現在の状況に何らかの変化があれば、その時に北朝鮮が日本のアニメ制作の新たなアウトソーシング先として注目されることがないとは言い切れない。
 いずれにしてもRFAのレポートは、世界で最も閉ざされた国の意外なアニメ産業事情を伝える興味深いものである。

RFA North Korea Quietly Emerges as Major Player in Animation Industry

"知られざる北朝鮮のアニメーション産業(12/8)" »
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2006.12.05
コミック ][ モバイル ][ 海外:アジア ]
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 米国のエンタテイメント業界情報サイトのヴァラエティは12月4日付で、大手の英語版マンガ出版社Tokyopopが東南アジア地域で携帯マンガの配信を行うと報じている。
 記事によれば、Tokyopopはタイのモバイルコンテンツ配信会社ムービーサー(MovieSeer)を通じて、東南アジア全域とオ-ストラリア、ニュージーランドにマンガコンテンツを供給する。
 コンテンツのなかには、『プリンセス・アイ』『@Large』『Shutterbox』などの60作品があり、マンガ以外に映像や音楽、ゲームも配信するとしている。

 同社は事業の多角化と国際化に力を入れており、既に米国内でも大手のモバイルコンテンツ企業ユークリックとの提携を通じてマンガの携帯配信を始めている。これは米国で独自のマンガ閲覧ソフト「マンガビューアー」を利用するもので、『プリンセス・アイ』『Shutterbox』などの作品が含まれている。
 こうしたタイトルから考えれば、今回のビジネスが米国内の事業の海外への展開だと考えられるだろう。
 米国の携帯コンテンツ配信ビジネスは未だ市場立ち上がりの初期段階で、市場は決して大きくない。そうした意味では、多機能携帯電話が受け入れられやすい東南アジアのほうが、目先のビジネスチャンスは大きいとも考えられそうだ。

 問題は同社がユーザーにとって魅力のあるコンテンツを提供出来るかにかかっている。しかし、今回のヴァラエティ誌が触れている作品は全て、Tokyopopがグローバル・マンガと呼ぶ米国産のマンガである。
 日本のマンガが含まれていないのは、Tokyopopの出版する日本マンガの出版ライセンスが北米地域に限定されているためと思われる。逆に言えば日本のマンガについては、今後、日本の出版社が自ら手掛ける可能性が大きい。
 今後の東南アジア地域の携帯マンガ市場は、スピードのTokyopopと豊富なコンテンツを保有する日本の出版社との競争になることもありそうだ。

ヴァラエティ Mobile firm Thai'd with Tokyopop
  
Tokyopop 
MovieSeer 

"TOKYOPOP携帯マンガで東南アジア進出(12/5)" »
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2006.12.01
海外:アジア ]
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 11月29日からシンガポールで開催されたアジア・テレビジョン・フォーラム2006で、日本のアニメ制作会社AIC(アニメ・インターナショナル・カンパニー)とシンガポールのナンヤン工科大学が共同制作したアニメーションのプロモーションが上映される。

 この作品『Justeen』は、ナンヤン工科大学が開発した新しいソフトウェアを利用して同大学のコンピューター工学部とAICが共同制作している。シンガポール政府はこのソフトウェアがアニメーション制作の環境を劇的に変えると評価し、同国は輸出可能なクオリティーの高いアニメの制作を実現するとしている。作品は1話30分の全13話、来年には完成し、日本国内での放映も見込まれている。
 また、このプロジェクトは同国を代表する海外とのコンテンツ制作のプロジェクトとしても、シンガポール内で大きな注目を浴びている。

 AICは国内では『天地無用』や『GUN×SWORD』などの人気アニメの制作で知られる老舗のアニメスタジオである。
 また、ナンヤン工科大学はシンガポールの技術系総合大学として、同国の高等教育を支えている。
 
 アジア・テレビジョン・フォーラムは、大手コンベンション会社リードが運営している。・フォーラムの目的は、東南アジア地区のテレビ番組とアニメーションのフィルムトレードであり、地域のコンテンツ産業の活性化である。
 期間中はフィルムトレードショーのほか、ビジネスコンファレンスやHDTVなどをテーマにした技術コンファレンス、ワークショップなども開催される。さらに「AAN Conference-Putting Asian Animation on the World Map‐」と題された、アジア地区のアニメーションの状況を巡る講演会とパネルディスカッションも用意されている。

 今年で5年目を迎えるフォーラムは、シンガポール政府のコンテンツ産業育成政策「クリエイティブ2006」の主要イベントともされている。
 現在は東南アジアを代表するフィルム・マーケットとなっており、昨年の期間内取引は3300万ドル(約38億円)に達している。

当サイトの関連記事 AIC シンガポールの大学とアニメ共同制作

アジア・テレビジョン・フォーラム2006 
AIC(アニメ・インターナショナル・カンパニー) 
ナンヤン工科大学コンピューター工学部 

"AICのシンガポール合作アニメ AMFでプレミア紹介(12/1)" »
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2006.11.29
海外:アジア ][ 賞/コンテスト ]
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 韓国のエンタテイメントコンテンツの振興を行う韓国文化コンテンツ振興院は11月23日に韓国マンガ・アニメ・キャラクター大賞(大統領賞)の各受賞作を発表した。

 このうちアニメーション部門の大賞には、日本でもNHKでテレビ放映されている『チャングムの夢』が受賞した。『チャングム』は各国で人気のテレビドラマのアニメ版で、実写版と同様日本や台湾、香港などに輸出され人気を集めている。

 また、キャラクター大賞には、テレビアニメ『ポロングポロングポロロング』が選ばれた。韓国の大手放送局EBSで放映されたアニメーション作品だが、こちらもフランスや中国といった国をはじめ世界各国への輸出で大きな成功を収めた。
 作品は、子ども向けのフル3DCGのテレビアニメーションである。韓国は日本に較べて、マニア向けの作品や2Dアニメの製作に弱い。一方で、近年、韓国のアニメーション業界は、3DCGアニメーションの輸出向けに力を入れており、児童向けの市場で実績を見せ始めている。
 韓国は国策として、アニメーションの海外輸出に大きな力を入れている。このため『チャングム』や『ポロングポロングポロロング』の大賞受賞には、作品の海外での実績が大きな影響を与えていると考えられる。

 また、マンガ部門の大賞には、ヤン・ヤンスンの『千一夜物語』が選ばれた。作品は『アラビアン・ナイト』をテーマに、独自のアレンジを加えたものである。ここで興味深いのは、この作品が最初はインターネットポータルサイトの連載作品であった点である。
 インターネット発の作品が政府系のマンガ大賞に選ばれることは、インターネットビジネスの盛んな韓国ならではの結果といえる。一方で、それは同国のマンガ商業誌の弱さを示している。
 こうしたことは、韓国のマンガ文化が日本とは異なる独自のビジネス構造を持っている現われでもある。

韓国文化コンテンツ振興院 
チャングナムの夢公式サイト(NHK) 

"韓国のアニメーション大賞にチャングムの夢(11/29)" »
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2006.11.11
海外:アジア ]
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 米国や日本、ヨーロッパなど世界各国で放映され、高い人気を集めているアニメーション専門チャンネルのカートゥーンネットワークが11月11日に韓国で放映開始した。
 同局はアメリカのカートゥーンネットワークと韓国のメディアコングロマリット中央日報グループの合弁会社である。

 韓国のカートゥーンネットワークの番組編成は、米国のカートゥーン作品が大半を占めており、それを少数の日本アニメと韓国アニメが補うかたちとなっている。
 日本アニメでは『出ました!パワパウガールZ』や『ジャングル大帝』といった番組が放送される。米国の番組では『BEN10』や『トムとジェリー』、『ティーンタイタンズ』、『デクスターズラボ』などがラインナップされている
 
 カートゥーンネットワークは、米国本国では米国のカートゥーン作品と同時に日本アニメを多数組み入れることで成功している。しかし韓国では、カートゥーン中心の編成となりそうだ。
 これは韓国には、既にアニマックスやトゥーンバスといった日本アニメを得意とするアニメ・カートゥーンの専門の有力なチャンネル放送局が存在するためである。
 このため人気日本アニメの新たなライセンス獲得は難しい。韓国カートゥーンネットワークは日本と同様に、カートゥーン番組に特化することで視聴者の獲得を目指していると思われる。

韓国カートゥーンネットワーク 

当サイトの関連記事 韓国でカートゥーンネットワーク放映開始

アニマックッスコリア 
トゥーンバス 

"韓国カートゥーンネットワーク 11月11日放映開始(11/11)" »
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2006.11.06
イベント情報 ][ 海外:アジア ]
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 11月2日から韓国の富川市で富川国際学生アニメーション映画祭が開幕した。富川国際学生アニメーション映画祭は、学生が制作をした作品に特化したアニメーション映画祭である。今年で8回目を迎え、6日まで開催される。
 韓国の富川市はソウル郊外にあり、アニメーションなどのコンテンツ産業の育成に熱心な自治体である。日本のアニメ製作会社GDHの韓国の制作子会社も、富川市にある。富川国際学生アニメ映画祭の運営も、こうした人材発掘と育成を目指した産業政策の一環でもある。

 映画祭は学生に特化したアニメーション映画祭として、近年その存在を高めつつある。特に今年の映画祭では、世界有数の国際アニメーション映画祭であるフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭との提携を発表し、その国際的知名度の向上に意欲を見せている。 
 また、日本との交流もシンポジウムの参加など様々な分野にわたっており、日韓のアニメ―ション分野の文化交流に一役買っている。映画祭では、アニメーション制作教育で日本有数の東京工科大学による作品発表も行われる。 

 映画祭は学生が制作したアニメーションのコンペティションのほか、一般のアニメーション作品の上映も行う。今年は日本アニメの『トップをねらえ2!』の上映が目玉のひとつとなっている。
 また、コミックスウェーブが『ほしのこえ』や『はなれ砦のヨナ』など自社の作品をまとめて紹介する。

第8回富川国際学生アニメーション映画祭 

"韓国の学生アニメ映画祭 トップをねらえ!も(11/6)" »
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2006.10.23
海外:アジア ]
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 東映アニメーションの人気アニメ『ワンピース』の劇場版が、10月26日より韓国で劇場公開される。公開されるのは同シリーズの最新作『ワンピースTHE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵』になる。作品は国内では今年3月に劇場公開をされ、国内の興収は10億円程度だったと見られている。

 『ワンピース』は国内ではフジテレビ系列で放映され、今年で放映開始8年目となっている。東映アニメーションだけでなく、現在の日本を代表するアニメ作品のひとつでもある。
 また、作品は海外でも広い地域で大きな人気を集めている。韓国では2003年5月から地元大手放送局KBSで放送を行っている。

 韓国では既にスタジオジブリの長編アニメ作品などが劇場公開されており人気が高い。しかし、これまで日本ではポピュラーなテレビアニメの劇場シリーズ作品の上映はなかった。今回の『ワンピース』の劇場公開で、日本アニメの劇場公開はさらに一般化し人気を呼びそうだ。
 また、日本のアニメはテレビ放映については世界各地で強みを発揮しているが、劇場興行では大型の公開が少なく目立った成功は多くない。今回の東映アニメーションのビジネスは、海外の劇場アニメーション市場の開拓と言う点でも大きな意味があるだろう。

ワンピースTHE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵公式サイト
東映アニメーション 

"ワンピース 韓国で大型劇場公開(10/23)" »
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2006.09.06
海外:アジア ]
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 クリエーターの仲介・エージェント業務を行うクリーク&リバー(C&R)が、韓国の人気マンガ家イ・ヒョンセ(李賢世)氏と専属エージェント契約を結んだことが9月6日の日本経済新聞で明らかになった。
 日本経済新聞によればこれはC&Rの韓国法人が契約を行ったもので、今後も同国でマンガ家、脚本家、作家らと契約を結びテレビ局や映画会社への売込みをはかるとしている。

 C&Rはテレビ番組やゲーム制作、Web、広告・出版、モバイルなどの幅広い分野で、30,000人を越えるアーティストと契約を結び、様々な企業に仕事を仲介している。
 クリエーターのエージェントとして働くほか、アウトソーシング先として番組制作やゲーム制作などの一括受注なども行っている。

 また、海外進出にも熱心で、今回の韓国のほか米国と台湾でも事業を行っている。特に、韓国については大手放送局との取引を中心に業績を伸ばしている重点市場となっている。
 イ・ヒョンセ氏は『南伐:ナンブル』、『恐怖の外人球団』などの大ヒット作を持つ韓国の大御所マンガ家である。また、韓国のマンガ家協会会長などもつとめるなど存在感も大きい。今回は有名マンガ家との契約をもとにさらに事業の拡大を狙っていると思われる。

 C&Rは、アニメーション制作についてもエージェント業務を行うとしている。アニメーターや制作進行などの人材の派遣を行っているが、これまでのとことは映像番組、ゲーム制作、Web制作部門に較べると事業部門は大きくない。 

日本経済新聞 C&R、韓国で著作権管理事業・人気漫画家と契約 

クリーク&リバー 

"C&R 韓国マンガ家とエージェント契約(9/6)" »
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2006.08.28
映画 ][ 海外:アジア ]
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 中国の春秋戦国時代を舞台にした日本のマンガ『墨攻』(原作酒見賢一、漫画原作森秀樹)が、2007年の年明けに松竹・東急系で新春第2弾のロードショーとして公開される。
 製作は中国の華誼兄弟伝媒集団のほか、日本、香港、韓国の企業がそれぞれ投資する東アジアの国境を越えた共同製作映画となっている。制作費はおよそ1600万ドル(約20億円)と見られている。

 『墨攻』は原作が日本の酒見賢一(小説)、森秀樹(マンガ)であるだけでなく、監督・脚本に香港のジェイコブ・チャン、主演には香港スターのアンディ・ラウ、ファン・ビンビン、さらに韓国俳優のアン・ソンギが参加するなど、制作面でも国際色が強くなっている。また、音楽に日本の川井憲次が担当するのも注目である。

 既に、今年5月に開かれたカンヌ映画祭でも積極的はプロモーションが行われており大きな注目を集めた。この秋には北京でワールドプレミアも行われる予定になっている。
 その後は、東アジアを中心に大型劇場公開を目指す。

 原作に日本のマンガをとり制作の中心が中国、俳優に東アジアの人気スターを並べるのは、昨年、アジアの映画市場で大ヒットした『頭文字D』と同じパターンである。『頭文字D』の成功と、そのビジネスが『墨攻』の映画化実現にも大きな影響を与えているようだ。
 今回の製作費1600万ドルは、アジア映画の製作費としては破格の予算となっている。しかし、各国別の市場は大作映画の製作投資の回収には不十分だとしても、東アジア全域でなら回収が可能という読みが働いているに違いない。

墨攻(映画)公式サイト(日本語) 
墨攻(映画)中国サイト(中国語) 

"日本漫画のアジア映画「墨攻」国内07年公開(8/28)" »
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2006.08.26
海外:アジア ]
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 韓国のテクノロジー分野のニュース情報サイトであるエレクトロニクスタイムス・インターネットによると、韓国の放送委員会が判断する韓国企業と海外企業の共同制作アニメーションの国産判断基準が国際共同制作進展の妨げになっているという。
 同サイトはこうした例に、今月、放送委員会が『ハローキティ』のクレイアニメーションや『忍者タートルズ』を海外アニメーションと判断したことをあげている。同サイトによれば、『ハローキティ』は出資・製作・制作まで全て韓国で行われたが、日本のキャラクターであるということで海外アニメーションと判断されたとしている。
 また、『忍者タートルズ』は原作がニーュヨークのものであるとして、同じく海外アニメーションと判断された。こうした放送委員会の判断に対して、韓国の業界関係者から恣意的なものだと不満の声が高まっているとエレクトロニクスタイムス・インターネットは伝えている。

 海外のアニメーション作品の放映規制を取っている国は、韓国のほかに中国やフランス、イタリアなどのEU諸国が知られている。しかし、実際にはどこの国にでも規制することの是非やその方法に置いて、業界と行政の間の摩擦がある。
 先頃、ゴールデンタイムの海外アニメーション放映規制を発表した中国でも、現地のアニメーション関係者や放送局には疑問の声も少なくないとされている。

 今回、エレクトロニクスタイムス・インターネットが取り上げた『ハローキティ』は、サンリオと韓国の投資ファンド、それに韓国のアニメーションスタジオのスタジオ・トゥモロウとの共同制作のクレイアニメーションである。製作費に対するサンリオの出資比率は3割にとどまっており、サンリオの役割はキャラクター提供の意味合いが強い。
 また、『忍者タートルズ』はアメリカのライセンス会社4キッズエンタテイメントと韓国のアニメーションスタジオ大宇アニメーションの共同製作作品である。制作の全工程を韓国で行うだけでなく、大宇アニメーションは出資を行いライセンスの一部も獲得している。
 海外からみれば韓国産アニメーションに映るが、放送委員会の判断基準は技術的なものだけでなく文化的なものも含まれるようだ。

 近年は、日本アニメなど海外アニメーションの放送規制を取っている国への進出をする時に現地企業との共同制作が有効な手段のひとつとされている。
 このため東アジアやヨーロッパに現地制作会社を立ち上げる企業も少なくない。しかし、実際にはヨーロッパでも、行政が共同制作作品の主体を判断するために用いる評価点数表を突破するのはなかなか難しい。
 今回の韓国のケースでも国産化の度合いを測る評価点数が導入されているが、その条項と配点の方法に問題あると批判されている。

 日本のアニメ関連企業にとって海外進出のための切り札のように考えられている共同制作も、決して容易なものではないようだ。

エレクトロニクスタイムス・インターネット(韓国語)  
  放送委員会のアニメーション判定機能が国際共同制作の障害に(韓国語)

当サイトの関連記事 ハローキティのクレイアニメ 韓国と合作で

"韓国 海外共同アニメ制作の判断基準に批判(8/26)" »
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2006.06.24
海外:アジア ]
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 昨年、愛・地球博で大きな話題となった『ポケットモンスター』のテーマパーク「ポケパーク」が、開催地を台湾に代えて再オープンした。これは今後予定している世界各地での「ポケパーク」開催の第1弾で、6月23日から9月24日までの94日間台北市で営業をする。
 ポケパークが置かれるのは台北市北西部の芸術センター予定地の約3万9000平方メートル。園内には台湾オリジナルを含む9種類のアトラクションのほか、イベントステージやショップが展開される。
 世界各国で人気のある『ポケットモンスター』だが、そのなかでも台湾は特に人気の高い地域にひとつである。日本でも高い評判を呼んだイベントだけに台湾でも子供たちの人気を集めそうだ。

ポケパーク公式サイト 
ポケパーク公式サイト(台湾) 

"ポケパーク 台湾でオープン(6/24)" »
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2006.06.09
映画 ][ 海外:アジア ]
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 香港のアニメーション制作会社が往年の人気アニメ『科学忍者隊ガッチャマン』をCGアニメーションとして劇場作品にリメイクする。製作を行うのは香港に本拠を持つイマージ・アニメーション・スタジオである。親会社のイマージ・ホールディングは香港市場に上場している。
 1983年に設立されたイマージグループはCGアニメーションを得意とし、日本でも放映されたテレビアニメシリーズ『時空冒険記ゼントリックス』の製作などの実績がある。

 同社は日本の竜の子プロダクションから、同作品の劇場映画化権を獲得し、これをもとに劇場公開を目指したCGアニメーションを制作する。同社によれば、映画は完全新作となり、キャラクターデザインは一新され、新しいキャラクターも導入される。 
 タツノコプロダクションのアニメ作品は、1960年代から70年代にかけてアメリカなどで放映され世界的に人気が高い。作品には数多くの熱心なファンが存在する。タツノコ作品のひとつ『マッハGOGOGO』は、1993年にはアメリカでリメイクのテレビアニメシリーズも作られている。また、ハリウッドで劇場実写映画の企画が持ち上がっている。

 今回、『ガチャマン』の劇場映画化の権利を獲得したイマージ・アニメーション・スタジオは、既にアメリカで人気の高い2Dアニメのテレビシリーズ『忍者タートルズ』を2007年世界公開に向けて製作中である。
 今回の企画は2DアニメーションをCGアニメーションとしてリメイクする第2弾として用意されるようだ。また、映画『ガッチャマン』の脚本も『忍者タートルズ』の監督兼脚本のケヴィン・モンロー氏が行う。
 『忍者タートルズ』はもともとの企画はアメリカにあるが、実際の制作は韓国のアニメ制作会社が行なっている。このため両作品ともアジアのアニメコンテンツのCGアニメ化という共通点がある。

 ハリウッドでは、数多くの日本アニメやマンガ原作の映画化が浮かんでは消えていく。このため現在、実現に向かって実際に動いている作品はさほど多くなく、また動いているものについても数年がかりの大型プロジェクトとなっている。
 一方、アジアの映画製作会社は『頭文字D』の実写映画化でみてもわかるように、大作映画を短期間に作る傾向が強い。今回の『科学忍者隊ガッチャマン』も、意外に早く劇場で観ることが出来るかもしれない。

イマージ・ホールディング 
竜の子プロダクション 

"ガッチャマン 香港社が劇場映画化(6/9)" »
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2006.05.29
海外:アジア ][ 賞/コンテスト ]
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 ワオ・コーポレーションが企画、ワオ・ワールド制作の長編アニメーション作品『NITABOH仁太坊 津軽三味線始祖外聞』が、5月24日から28日まで開催されたSICAF2006(ソウル インターナショナル カートゥーン&アニメーションフェスティバル)のアニメーション映画祭で長編アニメーショングランプリ賞を受賞した。
 監督は、ワオ・コーポレーションの代表取締役社長も務める西澤昭男氏でもある。『NITABOH』は幕末から明治にかけて活躍し、津軽三味線の始祖となった仁太坊の生涯をアニメ化した作品である。

 SICAFは韓国政府の支援で開催されており、アニメ・マンガの展示会や映画祭、ビジネスショウなどが組み合わせた大規模なイベントである。今年で10回目の開催になるが、規模の大きさや内容から国際的な評価も高い。
 また、アニメーション映画祭はコンペティション形式をとっており、今年から、国際アニメーション協会の公認映画祭のひとつとして認められている。

 今回の長編部門の公式作品には『NITABOH』のほか、『ファイヤーボール』(台湾)、『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』(日本)、『イミグランツ』(米韓合作)、『ペッツォンとフィンダス』(独・デンマーク・スウェーデン)の4作品がノミネートさていた。このうち、『イミグラント』は、審査員特別賞を受賞した。

 日本から出品された他の作品からは、早川貴泰氏の『可畏キモノ』が短編アニメーション学生部門の審査員特別賞を受賞した。
 また、特別招待作品に『ファイナルファンタジーⅦ アドベントチルドレン』が上映されたほか、イベントには人気クリエーターのCLAMPや高畑勲氏がゲストに招かれるなど日本勢の活躍も目立った。

SICAF2006 
NITABOH公式サイト

"「NITABOH」 韓国SICAFでグランプリ受賞(5/29)" »
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2006.05.21
イベント情報 ][ 海外:アジア ]
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 5月24日から韓国で開催されるアニメーションとマンガのイベントのSICAF(ソウル国際カートゥーン&アニメーションフェスティバル)で、日本の専門家も加わったアニメとマンガのビジネス会議が行われる。

 これらはSICAFで作品の企画や映像のビジネスを行うSPP(SICAFプロモーション・プラン)の企画の一環で、アニメーションとマンガのふたつの会議からなり、ともに25日に開催される。「ニューデジタルメディアを通じたマンガの拡大」は、主にマンガをモバイルなどのニューメディアに載せる時の出版メディアとの協力のあり方がテーマになる。
 日本から編集プロダクションのスタジオハードデラックスの高橋信之社長がパネリストとして参加するほか、韓国大手ポータルサイトや中国からも議論に参加する。

 また、アニメーション会議のほうは、国際化の進展で行われているアニメーション共同製作の際の問題になっている賃金や流通コスト、投資環境、法律などの各国の違いについて取り上げる。問題を話し合うことで、解決の方向性を見出したいとしている。
 議論には、日本、中国のアニメーション制作会社のほか、スペインのアニメーション制作会社や韓国の制作会社も加わる予定である。

「ニューデジタルメディアを通じたマンガの拡大」
パネルスピーカー
高橋信之氏(スタジオハードデラックス:日本)
デン・ウェイ・フェン氏(Snail Cultural Communication:中国)ほか

「国際共同制作の問題と未来の方向性」
パネルスピーカー
カルロス・ビエルン氏(BRBインターナショナル:スペイン)
若菜章夫氏(スタジオギャロップ:日本)
ユ・ジェイ氏(上海メディアグループ:中国)ほか

SICAF コンファレンスの紹介 

スタジオハードデラックス 
スタジオギャロップ 

"韓国SICAFでアニメとマンガのビジネス会議(5/21)" »
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2006.04.29
テレビ ][ 海外:アジア ]
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 日本のアニメ専門チャンネルであるアニマックスの韓国版が、4月29日から韓国でスタートする。新放送局は、アジアとラテンアメリカ地域でアニマックスを運営しているソニー・ピクチチャー・テレビ・インターナショナル(SPTI)と韓国の大手衛星放送会社スカイライフの合弁会社アニマックス・コリアが運営する。新会社の出資比率はスカイライフ51%、SPTIが49%で、日本のアニマックスと同様に24時間のアニメ専門チャンネルとなる。

 韓国のアニメチャンネルでは、日本アニメ作品を豊富に揃えるトゥーンニバースやチャンプが既に大きな人気を集めている。スカイライフはこれまでアニメの展開では遅れており、アニマックスの豊富な作品とネットワークと結ぶことで巻き返しを図ろうとしている。
 今回の放映作品の中には『今日からマ王』や『御伽草子』、『魔法少女アルス』、『巌窟王』、『カードキャプターさくら』、『ギャラクシー・エンジェル』など日本でも人気の作品が用意されており、巻き返しのためには十分なラインナップである。

 SPTIは、既にアニマックスアジアを通じて東南アジアとインド市場には進出済である、また、ラテンアメリカでも事業展開を行っている。今回のアニマックスの韓国進出も、そうした事業の世界展開の一環である。
 しかし、韓国のテレビ放映では生産国別のアニメーション放映の割当性があるため、日本アニメだけでなく、韓国やアメリカのアニメーションも放映される予定である。

アニマックス・コリア 
アニマックス(日本) 

スカイライフ 
ソニー・ピクチチャー・テレビ・インターナショナル 

"韓国アニマックス 本日29日からスタート(4/29)" »
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2006.04.12
映画 ][ 海外:アジア ][ 賞/コンテスト ]
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 4月8日に、香港で最も権威があるとされる香港電影金像賞(香港アカデミー賞)の新人賞で、劇場映画『頭文字D』の藤原拓海を演じた周杰倫( ジェイ・チョウ)が選ばれた。また、助演男優賞では、藤原文太役の黄秋生(アンソニー・ウォン)が受賞するなど、東アジアの中国語圏で大ヒットしたこの作品の人気と実力を見せつけた。
 映画『頭文字D』の原作はしげの秀一の人気マンガである。国内では、エイベックスを中心にテレビアニメシリーズ化もされている。アニメと音楽のコラボレーションにより、一般層へ浸透し人気が高い。

 『頭文字D』は、東アジアでも高い人気がある。今回の映画は香港のメディアアジアが出資し、人気と実力の両方で知られたアンドリュー・ラウが監督をする大作映画となった。また、そうした期待にも応え、東アジアの各地で高い興行成績を上げている。
 ジェイ・チョウは台湾出身の人気歌手で、本格的な演技ははじめてであった。しかし、その演技は評価が高く、今回の香港電影金像新人賞の受賞でその評価を確かなものにした。

 このほか『頭文字D』は、音響賞、映像効果賞も受賞している。また、アジア映画部門ではノミネート作品のひとつに、『ハウルの動く城』が候補にあがっていたが、受賞作品には至らなかった。

第25回香港電影金像賞 
頭文字D公式サイト(映画) 
頭文字D公式サイト(アニメ) 

"香港電影金像賞 頭文字Dの周杰倫が新人賞(4/12)" »
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2006.03.31
イベント情報 ][ 海外:アジア ]
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 5月24日から5月28日まで韓国で開催されるアニメイベントSICAF2006(第10回ソウル国際マンガ・アニメーションフェスティバル)に、日本の人気創作グループCLAMPが招かれ、特別イベントが多数開催される。
 イベントはSICAFの開催されるソウル貿易展示場で5月27日に行われる。サイン会のほかCLAMP16周年スペシャル映像とCLAMP制作紹介映像の上映、ファンとの懇親会、コスプレイベントなどが企画されている。当日はCLAMPデイとして、他にも様々なイベントが用意されているという。
 また、このイベントは同じ構成のものが同日に2度行われ、それぞれ150名のファンが招待される。

 CLAMPは『カードキャプターさくら』、『X』、『ツバサ・クロニクル』などの人気マンガで知られる創作ユニットである。アニメやマンガを通じて、アジア各国や北米でも高い人気を誇るが、海外でサイン会を行うのは今回が初めてになる。

 SICAFは、韓国で最大規模のアニメ関連のイベントとして知られている。アニメーションの展示会やファンイベント、アニメーション映画祭や作品企画のプロモーションなど、ビジネスと映画祭、ファンイベントが一緒に行われる大掛かりなものである。
 そうしたなかでイベントの目玉として招かれるCLAMPの現地での人気の高さが伺いしれる。

 また、SICSFの映画祭では、長編映画部門ノミネート5作品のなかに日本の作品から水島精二監督の『鋼の錬金術師』と西澤昭男監督の『NITABOH』が選ばれている。
 そのほかテレビアニメ部門の『IGPX』や短編アニメーション・プロ部門の『ペイル・コクーン』など、日本からの作品は各部門でノミネートされている。

SICAF 
 SICAFコンペティション部門の作品リスト 

CLAMP-NET.COM

"韓国SICAFでCLAMP特集イベント開催(3/31)" »
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2006.03.29
海外:アジア ]
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 韓国メディアのスポーツ朝鮮によると、韓国のGNGエンターテイメントは日本のカルチャー・コンビニエンス・クラブに、30話から構成されるシリーズアニメ『ごめんね、愛してる』を輸出するという。
 販売額は、韓国のアニメーションシリーズとしては史上最高の800万円(ミニマムギャランティ)である。記事では、韓国のアニメが完成前に日本に販売されるのは極めて異例として高く評価している。作品は、6月初めにポータルサイトで発表されるとしている。

 近年、韓国アニメーション産業は、新しい輸出産業としてアニメーションの海外輸出に力を入れている。政府の後押しもあり、最近ではアメリカやヨーロッパで、大型商談も現われ始めている。しかし、アニメーション大国のひとつである日本では、作品間の競争が激しくあまり成果が出ていない。
 そうした点で、今回の輸出は意味のある成果だといえる。しかし、それでも今回の『ごめんね、愛してる』は、韓国ドラマのアニメ化で韓流の俳優人気をあてにした面が強い。公開方法もネット配信となっており、やや力不足感がある。
 また、例えミニマムギャランティであっても、30話で800万円の放映権料は1話当たり27万円程度になり、正直かなり低い金額である。

 むしろ、韓国から日本へのアニメ輸出の一番の成功例は、NHKがシリーズ全26話の放映権を買った『少女チャングムの夢』のアニメシリーズである。日本最大の放送局のゴールデンタイムに放映されるとあって、韓国のアニメ業界が『チャングム』にかける期待には大きなものがある。
 NHKといえばかつての『冬のソナタ』の大ヒットが思い起こされるが、アニメで『冬ソナ』現象の再来はなるのだろうか。

スポーツ朝鮮 
少女チャングムの夢公式サイト 

"韓国アニメ『ごめんね、愛してる』日本に輸出(3/29)" »
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2006.02.20
海外:アジア ]
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 日本でアニメ専門チャンネルとして人気の高いアニマックスは、東南アジアやラテンアメリカでも放映され高い人気を集めている。そうした人気から、先日も新たに韓国での放映開始も決定している。
 しかし、このアニマックスがインドでも放映され人気を集めていることはあまり知られていない。これまでインドは日本のアニメーションとはあまりつながらない国だと考えられてきたからだ。
 最近でこそ、3Dアニメーションのアウトソーシング先として注目されているインドだが、アニメの消費地として考えられることは今でも少ない。

 このインドのアニマックスが放映開始から1年半足らずでインドの1000万世帯を以上で視聴され、放映は快調だという。インドのアニマックスは、ソニー系のソニーピクチャーズ・エンターテイメント・インターナショナルが放映しており、英語とヒンズー語の2ヶ国語で、もちろん作品の中心は日本アニメである。

 そうした状況をインドのテレビ業界情報サイトのテレビビジョンポイントは、2月20日の記事“Animax to lure Kids with 3 new anime's”のなかで、アニマックスはカートゥーンネットワークとポゴ、ディズニーチャンネルが支配する領域に乗り出しつつあるとしている。
 また、同記事は同局が子供をさらにひきつける為に、新番組にゲーム情報番組の『ゲームマックス』とアニメ番組の『乱馬1/2』と『十兵衛ちゃん』の放映を開始するとしている。
 しかし、急激に人気を獲得しつつあるにもかかわらず、アニマックスのチャンネルシェアは未だ1%にも達していないという。中国と並ぶ巨大市場だけに、全国的な影響力となると、一朝一夕には行かないということだろうか。

アニマックス・アジア 

テレビビジョンポイント
 

"インドで人気のアニマックス(2/20)" »
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2006.02.19
海外:アジア ]
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 2月18日の日本経済新聞の報道によれば、『ハローキティ』などの人気キャラクター知られるサンリオは、韓国の投資会社と共同で『ハローキティ』のクレイアニメーションを制作する。記事によれば制作費1億6000万円のうち、サンリオが約3割、韓国の投資会社が約6割、残りを映像制作会社のスタジオ・トゥモローが出資する。
 作品は全26話で2月中に完成する。世界15カ国での放映を見込んでいるという。

 企画されている作品は、予算規模から考えると比較的小品のアニメーションになる。しかし、近年、日本と韓国のアニメーション制作の強力が増えているが、日本の既存のキャラクターをベースにした作品に韓国企業が資金だけ提供するのは珍しいケースである。
 現在、サンリオは、自らアニメーション製作は手掛けていないが、サンリオキャラクターを利用したアニメでは、ウィ-ブの企画・製作よる『マイメロディ』のアニメ化作品が放映中である。また、昨年春には、今後、サンリオ自身が製作費5億円規模で複数の劇場映画の製作を行うとの発表もされている。

 キャラクターの人気を長く持続させるには、アニメやマンガなどを利用したマルチメディア戦略も必要とされる。今回のクレイアニメのキティちゃんも、そうしたサンリオのキャラクター多角化戦略の流れにあるのかもしれない。

日本経済新聞 サンリオ、韓国企業と共同でアニメ制作

"ハローキティのクレイアニメ 韓国と合作で(2/19)" »
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2006.02.04
映画 ][ 海外:アジア ]
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 韓国の情報サイトiNEWS24.comによると、韓国で2007年の公開を目指して新たな大作アニメ映画の制作が計画されている。制作を行うのは、2004年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルの長編映画部門のグランプリ受賞作でソン・ベクヨップ監督の『五歳庵』を制作したアニメーション制作会社マゴ21である。
 物語は、神話的な世界をモチーフにしたもので、予算規模は50億ウォン(約6億円)。これは、韓国ではかなりの大作アニメーションになる。

 iNEWS24.comも伝えているように、韓国の劇場用大作アニメーションは、2003年公開の『ワンダフルデイズ』以来途絶えている。その理由は、行政からの資金も含めて100億ウォン以上をかけて制作した『ワンダフルデイズ』が、興行的に振るわなかったことによる。
 このため『ワンダフルデイズ』以後、多くの韓国企業が大作劇場アニメーションに及び腰となっていた。
 『ワンダフルデイズ』は日本やアメリカでも劇場公開されたが、韓国同様に興行成績は芳しくなかった。
 実際、日本、アメリカとも『ワンダフルデイズ』に限らず、SFアニメは、劇場公開でさほど多くの観客動員力はない。むしろこうした作品は、テレビアニメやOVA向けの作品といえる。

 今回、マゴ社が手掛けるのは『ワンダフルデイズ』のような娯楽大作ではなく、神話をモチーフにした少女の物語とされている。また、アヌシーで高い評価を受けた『五歳庵』の経験を参考にするともしている。
 『五歳庵』は童話をもとにした秀作アニメーションであったため、今回の作品はより低年齢で一般向けの作品になる可能性が高そうだ。そして、実際に、劇場アニメーションでの成功を考えるならば、それが最も現実的といえそうだ。

iNEWS24.com 
ワンダフルデイズ公式サイト 

"2007年向けて韓国で劇場大作アニメ計画(2/4)" »
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2006.01.13
海外:アジア ]
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 日中韓の共同企画アニメとして注目されていた『聖天折紙戦士ドラファラード』が、1月13日より韓国の大手放送局SBSで開始する。同作品は原作を台湾の人気漫画『折紙戦士』にとっているほか、製作委員会に韓国の大手放送会社SBS、制作会社の同友動画、中国の大手メディアグループ上海メディアグループが加わっている。
 また、作品の企画設定、シナリオ、キャラクターデザインなどのプレプロダクションの部分は、日本の玩具企画・販売会社ウィズが参加をしている。このほかウィズは、作品に関する玩具の企画・展開も手掛けることになっている。
 『聖天折紙戦士ドラファラード』は、日本、韓国、中国、台湾の各国が様々な面で関わり、国境を越えた野心的なアニメのプロジェクトといえる。

 作品は、本来は10月に韓国で放映開始予定であったが、中国での放映許可取得の調整のため韓国での放映開始を延期していた。作品は全52話からなり、今後は中国、香港、台湾などでの放映を予定している。

 ウィズは、たまごっちや『デジタルモンスター』、『ふたりはプリキュア』の関連玩具の企画など、玩具分野の会社として定評がある。その一方で同社は、『陰陽戦記』や『レジェンズ 甦る竜王伝説』などのアニメ作品に出資するなど、アニメ分野への関心を強めている。
 今回は直接出資をすることなく、またアニメを通じたアジア市場展開をも図る同社の新しい試みといえる。韓国でのテレビ放映開始で、ウィズはいよいよアジア市場への玩具販売の足掛かりを得たことになる。作品の各国展開に連れてウィズの事業展開も広げていくことになるだろう。

聖天折紙戦士ドラファラード公式サイト(韓国) 

ウィズ 
SBS 
上海メディアグループ 
同友動画 

"日中韓共同企画アニメ 韓国で放映開始(1/13)" »
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2006.01.08
海外:アジア ][ 行政 ]
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 韓国の文化観光部は、1月4日に韓国政府が2006年から2010年までの間にアニメーション産業の育成に764億ウォン(約92億円)を投資することなどを含む「アニメーション産業中期成長戦略」を発表した。
 この戦略では、産業のための資金の確保や制作技術インフラの整備、人材育成、海外輸出の強化、アニメ産業関連の法整備などを掲げている。こうした制作を通じて、現在、3000億ウォンとされる韓国のアニメーション産業の市場規模を、2010年までに1兆ウォンまで引き上げるといった目標を掲げている。
 このため政府は、初年度の2006年に110億ウォンをアニメーション産業分野に投資するのをはじめ、2010年までに764億ウォンを投資する。また、文化部はアニメーション産業に毎年200億ウォンを投資するアニメファンドを設け、それに40%の投資をする予定である。残りの60%については、制作会社や配給会社、放送会社が出資することになる。

 韓国が映画・アニメ・ゲームなどのカルチャー分野のコンテンツ育成に力を入れているのはよく知られた事実である。しかし、アニメーション分野に特化した産業の育成策を打ち出したのは、今回が初めてになる。
 打ち出された政策の多くは、日本のコンテンツ政策と重なる部分とも少なくない。しかし、日本以上に強い海外展開指向を打ち出しており、またこれまで培った高い技術力を背景とした脱下請け指向も強い。ここで重要なのは政府が産業に投じる資金の過多ではなく、明確な目標の設定とその目標に向かって進む強い意識であろう。

 今回の目標が2010年までにどの程度達成されるかによって韓国のアニメーション産業の将来も大きく変わってくる。また、そうした韓国の状況は、日本のアニメ産業にとっても大きな影響があるに違いない。

韓国文化観光部(日本語) 

"韓国政府 アニメ産業に5年で92億円投資(1/8)" »
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animeanime 17:00 (0) 0)
テレビ ][ 海外:アジア ]
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 韓国放送委員会はアニメチャンネル・トゥーニバスを運営するオンメディアを含む3社5局に対して、自国制作の番組の総量規制を遵守しなかったとして罰金を課した。
 罰金を課されたのは、オリオンシネマネットワークが運営する米国映画放送を中心とした3局と東亜テレビ、それにオンメディアである。いずれも、1カ国の番組放映量が全放映量の60%を超えてはいけないというテレビ放映の総量規制に違反したためである。
 トゥーニバス以外の4局は、いずれもアメリカ映画の放映量超過が問題とされた。一方、オンメディアが運営するトゥーニバスについては、放映される番組の76.4%が日本アニメであることが問題となった。
 しかし、放送委員会はオンメデイアについては、現在の韓国内のアニメーションの需給関係の難しさの点から、オリオンシネマネットワークより少ない500万ウォンの罰金にとどめた。

 こうした放映総量違反は、映画におけるアメリカ映画やアニメーションにおける日本アニメの番組量がなければ、実際にテレビ放送を編成するのが困難なためだとの意見もある。しかし一方で、こうした放送規制違反は確信犯であるとの指摘もある。
 視聴率の高いハリウッド映画や日本アニメの放映は、通常より高い広告収入が期待でき、それは放送委員会の罰金より大きな金額になるためだという。

 日本の多くの韓流報道から韓国の映画産業は非常に好調だと考えられているだけに、意外感のあるニュースである。しかし、日本やアメリカに較べて国内市場の小さな韓国にとっては、生産できる映像作品の量や制作に投下出来る資金に制約があるといえる。
 こうした制約を突破するには、作品制作にあたって当初から日本や中国、あるいはアメリカや他のアジア諸国の市場を織り込む必要があるに違いない。韓国が他国以上に、コンテンツ産業の輸出政策に力を入れるのには、こうした背景があると言っていいだろう。

韓国放送委員会 
オンメディア 
トゥーニバス 

"韓国放送委員会 日本アニメ放送過多に罰金(1/8)" »
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2005.12.10
映画 ][ 海外:アジア ][ 海外:中国 ]
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 中国映画の情報サイトカンフーシネマによると、日本マンガを原作に中国で大型映画製作される。映画は『知恵の戦い:Battle of Wisdom』で、現在、2006年の公開を目指して撮影が続いている。原作は日本マンガで酒見賢一原作、森秀樹作画の『墨攻』から取られている。
 内容は中国を舞台にした戦記物語で、撮影は本年9月から始まっている。既に中国の内モンゴル自治区で大規模な戦闘シーンが撮影済であるという。映画の予算は1600万ドル(約20億円)とされており、中国でも有数の大作映画になる予定だ。香港の張之亮が監督を行い、出演俳優には香港の人気俳優アンディ・ラウのほか、ファン・ビンビン、王志文や韓国俳優のアン・ソンギなどが並び国際色豊かなものになる。
 このほか、日本からはアニメ映画『イノセンス』 で印象的な仕事を残した川井憲次と撮影監督として阪本善尚が参加する。
  映画は中国だけでなくアジア各国で配給を目指しており、日本マンガを原作とする映画としては、今年の夏にアジア市場で大きな成功を収めた『頭文字D』に引き続き大きな話題を呼びそうだ。

カンフーシネマの記事 Battle of Wisdom' rages in China

"日本マンガを原作に中国で大作映画製作(12/9)" »
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2005.12.07
海外:アジア ]
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 東アジアにおけるアニメ作品の制作というと、アニメ生産の大国日本、制作技術では既に日米と並ぶ実力を持つとされる韓国、国家的にアニメーション産業の振興に力を入れる中国などが話題になることが多い。もうひとつの東アジアの経済大国である台湾は、3Dアニメーションを利用したコマーシャル映像やゲーム映像以外で多くを語られることがない。
 しかし、日米のアニメーションが最も受入れられる国である台湾に、劇場アニメやTVアニメの産業は存在しないのだろうか。そんな見落とされがちな台湾のアニメ産業の現状を台湾の情報サイト光華がレポートしている。「オリジナルアニメに挑戦する「宏広」と「ファイヤーボール」の物語」と題されたレポートは、世界の有数の規模を誇る台湾のアニメ制作会社宏広がオリジナル劇場作品を制作する苦労とその成功を描いている。

 宏広は設立30年近いが、これまでは欧米作品の下請けが多く知名度が低かった。そこで、『孫悟空』をもとにしたアニメーション映画『ファイヤーボール』を制作したところ、この夏に大ヒットし、アジア各国や欧米にも輸出するなど好調なビジネスとなっているという。
 もっとも新聞社からの助成金1500万元、経済部工業局からの借り入れ金5000万元を含めた製作費1億5000万元(5億円弱)は、8月の興行成績1000万元には遠い。アジア各国に版権や放映権を売却したあとでも投資額の回収は60%にとどまっている。

 やはり、ここには台湾のような国内市場が小さな国にとっては、コンテンツ産業での競争が極めて不利だという現実があるように感じる。例えば、映画制作を行う時には、国内市場だけを念頭におけば制作予算は小さくなるし、制作予算を増やせば必然的に海外市場を視野に入れなければいけない。
 80年代に一世風靡した台湾映画が90年代以降、後発の韓国、中国に押され気味なのにはそうした背景もあるだろう。

 宏広が、長年アニメ制作の下請を中心であったのもそうした理由がありそうである。同社は、1978年に設立されテレビ作品3,300話以上、62本の映画を制作した。その規模は世界有数だが、オリジナルの作品は劇場作品『ファイヤーボール』が初めてである。
 同社の提携企業には、ウォルト・ディズニーを初め、ワーナブラザース、カートゥーンネットワーク、ニッケルオデオン、ソニーピクチャーズなどが並んでいる。しかし、逆にそうした企業に評価されるほどの技術があれば、最初から海外市場を目指すことで大きな発展をする可能性も少なくない。
 台湾のパソコンや液晶製造企業が海外企業の受託から始まり、その後、世界ブランドとして飛躍したように、アニメーション作品の制作で世界に羽ばたく日が来る可能性もある。その時には、『ファイヤーボール』が小さな一歩だったということになるかもしれない。

光華の記事(日本語)
 オリジナルアニメに挑戦する「宏広」と「ファイヤーボール」の物語

宏広 
『ファイヤーボール』の紹介 

"台湾制作会社のオリジナルアニメへの挑戦(12/7)" »
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2005.11.11
海外:アジア ][ 行政 ]
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 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、日本紹介のための文化人派遣事業の一環として東南アジア4カ国を巡回するアニメ専門家によるレクチャー・デモストレーションツアーを行う。
 文化人派遣事業は、日本の生活文化やスポーツ等を紹介することで日本に対する親しみと理解を深めることを目的に国際交流基金の助成によって行われているものである。今回、講演を行うのは、テレコム・アニメーションのプロデューサーとして長年、日本アニメの制作に携わってきたテレコム・アニメーションの代表取締役社長の竹内孝次氏である。
 
 竹内氏は、東南アジア4カ国で講演を行う予定である。11月17日から開催されるシンガポールのアニメーションビジネスショーであるアニメーション・ネイション2005でのプログラムを皮切りに、ブルネイ、マレーシアの3カ国で2回づつ講演を行う。
 最後のベトナムの講演会では、アニメ・映像ビジネス関係者向けの講演会と、一般・学生向けの講演会とがそれぞれ一回ずつ予定されている。
 講演のタイトルは「アニメーションの今とこれから」とされ、アニメーションを作ることはどういったことか、日本のアニメーションの歴史や市場の特殊性、アニメーションの工程や理論など幅広い分野に及んでいる。

 文化として日本のアニメを海外で語るというのは、面白取り組みといえるだろう。特に今回選ばれた国々は、アニメビジネスにおいては日本と結びつきがほとんどない国である。そうした意味で、貴重で意義のある試みといえる。

国際交流基金 
アニメネイション2005 

"アニメ専門家による東南アジアレクチャーツアー(11/11)" »
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2005.10.30
海外:アジア ][ 海外:米国 ]
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 シンガポールでアニメーションスタジオの開設準備を進めて来た米国大手映画スタジオのルーカス・フィルムは、10月27日付でデジタルアニメーションに特化したルーカスフィルム・アニメーション・シンガポールのスタジオをシンガポールのチャンギイ地区に正式オープンした。ルーカス・フィルムは、『スターウォーズ』シリーズや『インディーズ・ジョーンズ』など人気作品のプロデューサーとして知られるジョージ・ルーカスが経営する会社である。米国でも有数の映画制作会社、またデジタルアニメーションとVFXの撮影技術を持つ会社として知られている。
 ルーカス・フィルムは兼ねてより、デジタルアニメーションの拠点として国外シンガポールの設立を表明していた。今回、計画通りの日程でスタジオのオープンに漕ぎつけた。

 今回オープンしたシンガポールスタジオは広さ4万へーベの敷地の中で、19カ国35人のスタッフがデジタルアニマーションの制作に携わることになる。ルーカス・フィルムによれば、スタッフの採用は今後も続けていく予定だと言う。
 スタジオの当面の仕事は、既に制作中のスターウォーズシリーズのテレビアニメーション作品『クローン戦争』である。この作品は、劇場作品『シスの復讐』と『クローンの攻撃』の間に位置する話で2007年に放映予定となっている。
 
 近年、米国のアニメーションスタジオやCGアニメーションのスタジオの中には、技術力があり人件費も安いアジア諸国にスタジオを開設するケースが相次いでいる。米国のCGアニメーションを代表するルーカス・フィルムのシンガポールスタジオの開設は、その象徴と言っていいだろう。

ルーカス・フィルム 

"シンガポールでルーカスのアニメスタジオ発進(10/30)" »
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2005.09.20
海外:アジア ]
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 韓国・ソウル市にあるソンゴク(省谷)美術館が、日韓アーティストのアニメやマンガに影響を受けた作品を展示する『AniMate』展を9月6日から開催している。展覧会のタイトルである“AniMate”は、“アニメーション”と“メイト(友達)”をつなげた造語で、この展覧会が日韓の友好を記念したものであることを表している。
 展覧会は、近年のアニメ、マンガ、映画、ファッションなど様々な分野が芸術と融合する美術の世界のトレンドを概観する。日韓から7名1組の現代アーティストが参加しており、日本からは会田誠などが作品展示を行う。
 ソンゴク(省谷)美術館は、95年に韓国財閥の双竜グループによりソウル市に設立された。主に韓国の現代美術のアーティストを紹介している。

 ここ数年、世界の現代美術界では村上隆、奈良美智、森万里子といった日本のアニメやマンガカルチャーの影響を受けたアーティストが大きく注目されている。今年の夏には、ニューヨークのジャパンソサエティーで、アニメなどの日本のサブカルチャーに焦点を当てたか『リトルボーイ』展が開催され大きな注目を浴びた。また、この夏日本ではガンダムと現代美術の融合として、大阪・天保山のサントリー美術館で『GUNDAM/ガンダム 来るべき未来のために』展が開かれるなど、アニメと現代美術をつなげる試みが相次いでいる。
 今回の展覧会は、こうしたトレンドが韓国の中においてもまた存在することを気づかせてくれる。さらに、日本人と韓国人の作品を並べることで、ポップカルチャーとハイカルチャーの接近に加えて、国境を越えた文化の変容もまた加わることになる。非常に野心的な試みだと言っていいだろう。

ソンゴク美術館 

"韓国で日韓によるアニメの現代美術展開催(9/20)" »
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2005.08.04
海外:アジア ]
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 イスラエルの英語情報サイトHAARETZの国際版は、8月4日付の記事『東京からテルアビブ:アニメの魔法がファンを魅了する:From Tokyo to Tel Aviv, anime magic enchants fans』と題した記事の中で、イスラエル国内で人気の広がる日本アニメについて解説をしている。
 記事によれば、日本アニメがイスラエルに広がったきっかけは5年前の『ポケットモンスター』である。この『ポケットモンスター』の放送から、より日本アニメに興味を持った若者達が日本アニメファンになっているという。また、アニメ番組は衛星放送を通じてイスラエルの多くの若者に視聴されている。
 先週の日曜日には、テルアビブの国際コンベンションセンターでイスラエル初のアニメコンベンションが開かれ数百人のアニメファンが集まった。

 今回のHAARETZの記事は、とりわけ『ポケットモンスター』の影響力に注目している。『ポケットモンスター』というと一般には米国市場に対する影響でしばしば語られるが、世界的に見ても日本アニメの普及に大きな力を持ったことが判る。
 記事の中では“Anime”と言っても多くの人は知らないと注釈を述べており、“Anime ”の語句が世界的に一般名詞化しつつある一方で、まだ普及の始まったばかりのイスラエルにおいては、説明を要する単語であることが判って面白い。

 先日、当サイトはサウジアラビアでの日本アニメの普及を『サウジアラビアで増加する日本アニメファン』として取り上げた。同じ中近東ではあるが、文化と宗教を大きく異にするイスラエルでも同じ時期に日本アニメが広がりつつあるという事実は興味深い。日本アニメの中には、制作者が意図せずに国境や文化を越える普遍性があるのかもしれない。

HAARETZの記事 From Tokyo to Tel Aviv, anime magic enchants fans

"イスラエルの日本アニメファン" »
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2005.08.01
海外:アジア ]
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 サウジアラビアの英語ニュースサイトであるアラブニュースが“若者の間で人気の広がる日本アニメ”と題して、ここ数年で若者の間に人気の広がりつつある日本アニメの実態について取り上げている。記事は内容の一部に自分達の文化に相容れないものがあり、また子供向けの作品だと考えないで作品の内容については注意すべきだとしているが、記事全体のトーンは概ね好意的になっている。なかでもアニメが世界や日本という異文化を理解する助けになることや、多くの作品は洗練されたテーマを持っており若者の考える力を伸ばす効果があるとしている。
 また、この地域では日本アニメを正式に流通する業者が全く存在しないため、販売されているアニメ作品は全て自らが訳した海賊版になっているといった実態にも触れている。

 日本アニメの魅力が日本の文化を越えて米国やヨーロッパ、他のアジア地域にも伝わるのであれば、イスラム世界にも理解されるのはまた必然である。例え英字新聞であったとしても、戒律の厳しいと思われているイスラム側から書かれたこの記事が日本アニメに対して意外なほど好意的なのは驚きである。
 ビジネスの市場としてはマーケット規模や文化の壁が大きく、今後とも大きく育って来ることはないと思える。しかし、アニメが日本への理解を助け、また日本そのもののイメージを向上させるならば別の視点から日本アニメの普及が望まれるのかもしれない。

アラブニュースの記事 Japanese Animation a Growing Sensation Among Youngsters

(情報元 アニメインサイダー

"サウジアラビアで増加する日本アニメファン" »
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2005.06.30
映画 ][ 海外:アジア ][ 興行成績 ]
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 中国の情報サイトのチャイナブロードキャストドットコム(CRI.com)によれば、6月23日よりアジア5カ国で公開されたしげの秀一原作、アンドリュー・ラウ、アラン・マック監督の映画『頭文字D』は、5カ国のうち4カ国で週末興行ランキング1位になるなど好調なスタートを切った。
 今年一番のヒットになった香港と中国に加え、マレーシアとシンガポールで興行1位になっている。香港の週末3日間の興収は、99館で190万ドル第2位のハリウッド映画スミス夫妻を上回った。中国では450館で290万ドル、シンガポールとマレーシアがそれぞれ38館の72万ドル、25館の37万ドルである。伝統的に中国語映画の興行成績が振るわない台湾でも66館で80万ドルと好調な数字を挙げたと伝えている。
 また、中国情報サイト中国情報局によれば、中国大陸ではオープニング4日間の興行収入が『スターウォーズ シスの復讐』を大きく超え今年1位、香港では歴代2位の成績だった。

 『頭文字D』は日本マンガを原作に製作費は1200万ドル(およそ13億円)と台湾スターの周傑倫を始めとする豪華なアジアスターの競演で話題を呼んでいたが、原作、出演、制作が東アジアのコラボレーションとして今後のアジア映画の新しい動きを象徴する作品になりそうだ。日本での9月の公開を予定している。

CRIの記事 Initial D Hits Asian Box Office Records
中国情報局の記事 『頭文字D』:爽快&迫力の生ドリで全アジアが酔う

頭文字D 映画公式ページ(中国) 
頭文字D 映画公式ページ(日本) 

"『頭文字D』アジアで大ヒット興行1位" »
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2005.04.13
映画 ][ 海外:アジア ]
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 香港の大手映画製作会社メディアアジアは、自動車レースを題材にしたしげの秀一氏の人気マンガ『頭文字D』の実写映画化を進めているが、それに合わせて北京で国際的な『頭文字D』レースクィーンコンテストが開催される。マレーシアのオンライン新聞the star onlineによると、この大会は来月に北京で開催され、マレーシアのほかシンガポール、台湾、香港、中国といった中華圏の国々から20人が決勝に進出し、グランプリ受賞者はメディアアジア社と1年間の契約が結べるという。さらに、トップ3に入った候補者は、6月19日に北京で開催されるプレミアガラ試写会に招待される。
 また、マレーシアではコンテストの出場資格は、18歳から28歳まで身長160センチ以上であるとされている。さらに、マレーシア国内予選はテレビの視聴者の投票によって決められる。

 『頭文字D』の映画化は昨年の9月に正式発表されており、実際の撮影は昨年の6月から8月に日本で行われている。日本での公開は、今年の9月になる予定である。主人公の拓海役に台湾の人気アイドルのジェイ・チョウ、涼介役にエディソン・チャンと香港・台湾の人気スターを集めている。日本からはヒロインのなつきに鈴木杏が出演をする。監督は、香港を代表するアクション映画『インファナル・アフェア』を監督したアンドリュー・ラウ氏とアラン・マック氏が行う。
 日本の人気マンガ・アニメの海外での実写映画化というと米国のメジャースタジオに目が向きがちであるが、アジアでのビックプロジェクトも期待が持てそうである。
 
the star onlineの記事 Racing queen contest

メディアアジアグループ 
日本のアニメ版頭文字D公式サイト 

"北京で『頭文字D』レースクィーンコンテスト開催" »
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2005.02.15
映画 ][ 海外:アジア ][ 興行成績 ]
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 Yahoo!オーストラリア&ニュージーランド版のニュースによると、韓国で公開中の『ハウルの動く城』の観客動員数が300万人を超えた。記事によると、公開から50日たった2月11日までの総観客動員数は、300万5200人になった。これは、これまでの韓国で公開された日本映画の観客動員数で最高だった『千と千尋の神隠し』の約200万人を大幅に上回っている。
 しかし、現在は公開劇場数が24館に縮小されていることもあり、業界関係者の話によれば、韓国でこれまで一番観客動員数が多かったアニメーション映画『シュレック2』の320万人を抜くことは難しそうであるという。

 一方、1月12日より公開されているフランスでは、公開最初の週で興行ランキング1位、その後2位⇒4位⇒7位と推移している。4週目までのフランス国内での興行収入は約610万ドルになっているが、この数字は前作の『千と千尋の神隠し』の約730万ドルにはまだ及んでいない。『千と千尋の神隠し』は公開からの順位は4位⇒4位⇒7位⇒9位で、8週に亘ってベスト10入りをしていた。
 日本での興行成績は、Varietyによれば公開から12週目に入った先週末で約1億6617万ドル(約174億円)となっている。こちらも、興行収入300億円を超えた『千と千尋の神隠し』に及んでいない。

Yahoo!オーストラリア&NZ版の記事 
Japanese Animated Film Draws Over 3 Million Korean Viewers

"ハウルの動く城 韓国で300万人突破" »
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2005.01.27
海外:アジア ][ 賞/コンテスト ]
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 昨日発表されたアカデミー賞候補作品のうち短編アニメーション賞でノミネートされた『バースデイボーイ』は、韓国作品としては初のアカデミー賞ノミネート作品になる。『バースデイボーイ』は、オーストラリア在住のパク・セジョン氏が朝鮮戦争による戦争孤児の物語を3Dアニメーションで描いたものである。CGアニメーションのコンファレンスと知られるSIGGRAPHで昨年ベストアニメーションに選ばれたほか、アヌシー国際アニメーション新人賞や文化庁メディア芸術祭でも優秀賞に選ばれている。
 パク氏自身はオーストラリアで活動を取っているものの、政府の積極的な支援で成長著しい韓国アニメーションを象徴しているようにも見える。
 なお、長編部門のベストアニメーション賞には『Mr.インクレディブル』、『シュレック2』、『シャークテイル』の3作品がノミネートされた。期待された『イノセンス』はノミネート逃した。やはり、他作品と比べた知名度が響いたことと、長編アニメーション賞は子供のための作品の賞とするイメージは覆せないようだ。

バースデイボーイ(文化庁メディア芸術祭)
アカデミー協会 
SIGGRAPH

"韓国初のアカデミー賞候補はアニメーション" »
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2005.01.11
海外:アジア ][ 興行成績 ]
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 韓国日刊紙の朝鮮日報オンライン版(日本語版)によると、韓国で『ハウルの動く城』の観客動員数が200万人を突破した。記事によると、昨年の12月23日に公開された『ハウルの動く城』は、公開17日目で216万4000人となり韓国で上映された日本映画として最高の観客動員数となった。映画は、3週目にはいった現在でも2位につけており、アニメーション映画としては、最高の動員を記録した『シュレック2』の300万人の記録を抜けるかが焦点になっているとしている。

朝鮮日報の記事 日本アニメ『ハウルの動く城』が観客動員200万人突破

"ハウルの動く城 韓国で200万人突破" »
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2005.01.03
海外:アジア ]
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 インドの経済新聞紙ビジネススタンダード(Business standard)のオンラインサイトBS Onlineによるとインドのソフトウェア&サービス会社全国協会(Nasscom)とアンドラプラデッシュ州政府は1月12日、13日にハイデアラードにて“アニメーション インディア2005(Animation India 2005)”を開催する。Nasscomによるとこれはインドで成長をしているアニメ産業とゲーム産業における世界戦略の表明だという。
 また、インドのアニメ産業は今年は15億ドル(約1620億円)に達すると見込まれており、インドの知的財産の拡大に貢献しているという。また、2005年の世界のアニメ市場は517億ドル(約5兆5000億円)になり、インドはこの巨大で急拡大する市場で自国の競争力の優位性を生かし、世界のアニメーション製作会社からアウトソーシングの受け入れを目指すとしている。

 記事からは、インドのアニメーション産業が目指しているのは、日本や米国と東アジア諸国の間に多い作画工程のアウトソーシングでなく3D映像の開発のようだ。これには、数学、コンピュターに強いとされるインドハイテク産業の存在が背景にあると思われる。米国では、こうした分野はインド系が強いとされ、シリコンバレーなどではインド人のコンピュターのプログラマーやエンジニアをよく見かける。こうした実績を背景にアニメーション制作のハイテク分野で発展し、受け皿になるのが目標だと考えられる。
 そう考えるとインドのアニメ産業の動きは日本のアニメ産業の市場とはあまり重なることはない。また、中国やフィリピンといった2Dアニメーションの作画中心の国々との市場競争もあまり考えられない。インドのアニメーション産業と一番競合するのは、3Dアニメーションやゲーム開発の受託による市場拡大を狙っている台湾や米国内のCGアニメーターになる可能性が高い。

Business Standard  

"『アニメーション インディア2005』開催" »
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2004.12.21
映画 ][ 海外:アジア ][ 海外:米国 ]
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 韓国アニメーションで日本では『ワンダフルデイズ』のタイトルで知られるの『Sky Blue』が米国で劇場公開される。『Sky Blue』の米国公式サイトによると12月31日にロサンゼルスのNu Art Theaterで一週間の限定公開されるのを始め、来年の1月から2月にかけてカリフォルニア州を中心に7つの劇場で同じく一週間の限定公開が行われる。その後、2月から4月にかけては、現時点で、11の劇場で一般公開されることが決まっている。
 今回は、変則的な限定公開ではあるが『Sky Blue』は、2004年度の米国アカデミー賞ベストアニメ部門の選考対象作品にも選ばれている。また、日本ではアニメ制作会社のガイナックスが日本版の制作にあたるなど注目度が高い。企画・制作7年、製作費13億円と伝えられる同作品は、オリジナルの韓国アニメが米国市場に乗り出す第1歩となるかもしれない。日本では2005年の公開を予定しいている。

Sky Blue公式サイト(米国) 
ワンダフルデイズ公式サイト(日本) 
ガイナックス 

"韓国アニメ ワンダフルデイズ米国公開へ" »
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