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PRESS RELEASE
2009年7月17日
ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパン
ディズニー
乳幼児の知能育成に良い影響を与える映像(知育番組)について研究を開始
~筑波大学大学院 徳田教授研究グループに研究を委託~
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区:代表取締役社長:ポール・キャンドランド)のテレビ部門であるウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパン(以下、ディズニー)は、映像が乳幼児の発達にどのような影響を及ぼしているのかを明らかにすることを目的に、映像が持つ知育教材としての可能性に関する研究を開始したことを発表しました。
実施にあたり、筑波大学大学院 徳田克己教授を中心とする研究グループに委託し、まずは映像評価の観点から、映像素材の調査・研究を行いました。研究の詳細は以下のとおりです。
■研究目的:
近年、子どもが映像を視聴することにより、言語能力発達の遅れや暴力的になる、などの問題が取り上げられることが増えてきています。
その半面、少子化に伴い、さまざまな知育教材が開発、販売されており、その評価判断基準が明確にはなっていません。
そこで今回、映像(知育番組)にフォーカスをあて、両親や教育関係者が未就学児に見せる映像を選ぶ際に、何を基準に判断すれば良いのか、また子どもたちは映像から何を学びとることができるのか、などの教育的効果を、ディズニー作品を使って明らかにしていきます。
■研究主体:
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
筑波大学大学院 徳田克己教授を中心とする研究グループ
■研究期間:
2008年11月 ~ 2009年3月
■研究対象: 研究内容により異なる
■研究概要:
1. 日本人がもつキャラクターのイメージに関する研究
2. 韓国と日本におけるキャラクターのイメージ比較に関する研究
3. ディズニー映像に対する母親と学生の評価に関する研究
4. ディズニー映像に対する専門家の評価に関する研究
■研究結果(途中報告):
第一段階として、「子どもが映像から学ぶことができる内容に関する18項目」を生み出しました。
これは「映像の評価に関する11項目」から、さらに知育面に特化して評価を出す指針として作られたもので、これにより、知育映像と言われている映像コンテンツに対しての客観的な評価ができるようになります。
これまで、映像の評価については、さまざまな意見がありましたが、どんな映像(番組)に対しても、この項目に照らし合わせていくことで、多面的に作品内容を評価できることになります。※「子どもが映像から学ぶことができる内容に関する18項目」については次ページを参照ください。
その他の研究結果については、今後随時発表予定です。
ディズニーでは、今後も映像が与える子どもの発育への影響ついての研究を進めると同時に、映像の見せ方、またどう大人が関わることが望ましいのかなどを、継続して研究してまいります。
【子どもが映像から学ぶことができる内容に関する18項目】
① 健康のために良い習慣や態度を習得できる
② うれしい、楽しい、悲しいなどの感情表現の仕方(身体や言葉を使って)を学ぶことができる
③ 仲間と協力して物事を成し遂げることの大切さを学ぶことができる
④ 困っている仲間を助けることの大切さを学ぶことができる
⑤ 自分の役割を責任もって果たすことの大切さを学ぶことができる
⑥ 思いやりの気持ちをはぐくむことができる
⑦ 物の性質や使い方をしることができる
⑧ 数の概念を学ぶことができる
⑨ 形の概念を学ぶことができる
⑩ 大きさの概念を学ぶことができる
⑪ 身近にある草花や動物、昆虫などに関心を持つことができる
⑫ 色々な言葉(語彙)を学習することができる
⑬ コミュニケーションのスキル(あいさつ、聞くこと、話すことなど)を学ぶことができる
⑭ 自分の力で問題を解決しようとする意欲を育てることができる
⑮ 物事の解決のためには、じっくり考えたり工夫することが大切であることを学ぶことができる
⑯ 美的感覚(きれいなものを見てきれいだと感じる心)が身につく
⑰ 身体を動かすことの楽しさが伝わる
⑱ 正義感を身につけることができる
【映像の評価に関する11項目】
① 色合いがきれいである
② 描画が緻密である
③ 子どもが楽しめる音楽を用いている
④ 2歳から5歳の子どもが理解できる速さで話をしている
⑤ 2歳から5歳の子どもが理解できる言葉を使用している
⑥ 話の展開のスピードが適切である
⑦ 音や光などで注目する箇所をわかりやすくしている
⑧ 一方的に見るのではなく、子どもが自分で問題を考えられるように作られている
⑨ 子どもが考える時間を十分にとっている
⑩ 子どもが画面を見ながら登場人物と一緒に活動できる工夫がされている
⑪ ユーモアがある
【筑波大学大学院 徳田克己教授を中心とする研究グループについて】
徳田克己:
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授 教育学博士 臨床心理士 研究領域:子ども支援学幼児臨床心理学 福祉心理学
水野智美:
近畿大学教職教養部准教授 博士(学術) 臨床心理士 研究領域:発達支援心理学 子ども社会学
西館有沙:
富山大学人間発達科学部講師 博士(学術) 保育士 社会福祉士 研究領域:子ども支援学 保育学
松下信武:
獨協大学経済学部特任教授 ゾム株式会社代表取締役社長 研究領域:エモーショナル・インテリジェンスを中心とする情動心理学 口コミマーケティング
安心院朗子:
東京成徳大学子ども学部非常勤講師 理学療法士 保育士 研究領域:子どもの身体的発達
西村実穂:
筑波大学附属病院小児科看護師 看護師 保健師 保育士 研究領域:乳幼児の保育 子育て支援
【ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパン】
ウォルト・ディズニー・カンパニーの日本国内におけるTV放送事業活動を統括。ディズニーや米国ABC放送が保有する多くのコンテンツの日本国内の放送局(地上波、有料チャンネル含む)への配給業務(Disney-ABC インターナショナル テレビジョン ジャパン)と、「ディズニー・チャンネル」(2003 年11月開局)、「トゥーン・ディズニー」(2005 年12 月開局)の2つのチャンネルの管理、運営業務、そして「ディズニータイム」などディズニーオリジナル番組の製作業務の3つが主な事業内容。
【ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社について】
ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー(米国本社)は、1959年に現地日本法人を設立し日本市場に本格参入しました。
2000年4月に日本国内の複数の関連子会社を統合、2002年8月にウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社に社名変更し、ディズニービジネスを日本で管轄しています。米国本社のメディアネットワーク、パーク&リゾート、スタジオエンターテイメント、コンシューマプロダクツ、インタラクティブ・メディアの5部門に対応する形で、日本において多角的な事業を展開しています。
ウォルト・ディズニー・ジャパン http://home.disney.co.jp/
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