| [ イベント ] |
|
10月25日から27日まで、東京国際映画祭と連動した『東京国際フィルム&コンテンツマーケット』が六本木ヒルズで開催されている。この企画は、映画祭のマーケット機能を強化するという方針により今年から始まったもので、日本だけでなくアジアの映像作品を世界のバイヤーに対して売り込んでいくものである。同時期に開かれた東京国際エンタテイメントマーケットと異なりビジネス目的に特化しているのが最大の特徴である。今回の出展者は内外の84企業、団体である。 私は、2日目に出掛けたのだが、予想以上に大盛況であった。アニメフェアやゲームショーといったイベントと違い派手なパビリオンがあるわけでなく小さな展示ブースに映像とパンフレットのみの紹介が大半であった。しかし、かなり多くのブースが商談で埋まっており、活発なトレードが行われている様子が伺えた。 展示内容は、映像コンテンツであり、事前にアニメ・ゲームに力を入れるということであったが、アニメの存在感はあまり大きくなかった。全体の1/3程度であった。同時期に幕張メッセで開催された東京国際エンタテイメントマーケットにアニメ制作会社の多くが流れたようで、フィルム&コンテンツマーケットではTV局や商社、広告代理店などが実写映像と一緒に紹介というケースが多かった。しかし、そういった企業の持つラインナップや現在の売込み中の作品を理解するうえでは非常に参考になった。先日のエンタテイメントマーケットの様子や地の利の難、不便利さを考えるとビジネス機能の面で両企画は統合されたほうが、さらに良い結果になるのでなるのでないだろうか。 東京国際フィルム&コンテンツマーケット2004 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
東京国際映画祭プロデュサーズフォーラム 講演者 一瀬隆重氏(株式会社オズ代表取締役・プロデューサー) 日本、香港、米国のプロデューサーが集まった上記講演会が2004年10月26日に六本木ヒルズで行われた。映像全般のトピックスを扱ったものでなく、アニメには触れられていなかったが、一瀬隆重氏の講演のリメイク化権と映画ファンドに関してはアニメの世界のホットトピックでもあるのでその部分をレポート。 まず、リメイク化権についてだが、近年、日本アニメ作品のハリウッドでのリメイクの話をよく聞くが、実際に実写映画「リング」でハリウッドによるリメイク化を実現した一瀬氏が自らの経験と最近の事情について説明をした。一瀬氏によるとハリウッドによるリメイクにあたっては、米国側は権利関係を重視するので著作権が全てクリアーしているもの以外には投資をしない、しかし、日本の映画は契約がなかったり、別途協議事項があったりでこの部分をクリアーしてない作品がほとんどであると語った。また、現在のリメイク化権の相場は安いもので数百万円、最も高いものだと200万ドル(約2億2000万円)になる、「リング」の場合は、100万ドル(約1億1000万円)であったという。また、リメイク化権とは、リメイクをするオプション(選択権)を一定期間与えるもので、必ずしもリメイク映画が実現するものでなく、期間内に脚本を練ったりして検討をするため、実際に映像化が実現するものは数十分の1に過ぎないとも語った。 近年増えている映画ファンドについては、かつては映画ファンドといえば海外作品買付けのためのものであったが、最近は日本の映画製作を目的にするものに移りつつある。しかし、本当に良い企画、ヒットの可能性が高い作品は、権利者が権利を手放したがらない傾向にある、結果として、ファンドに集まる作品にはリスクが高い作品が集まりがちだと話した。 東京国際映画祭 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
ゲスト:石川光久氏( Production I.G 代表取締役) / 石井克人氏(映画監督) 東京国際映画祭~スペシャルトークショー~と名打って六本木ヒルズのアカデミーヒルズ40で企画された上記イベントに行ってきました。 前振り長過ぎでしたが、トークショーの内容です。先頃のカンヌ映画祭での経験から始まり映像ビジネスの現場や監督とプロデュサーの関係、海外との協力の仕方、アニメと実写の違い、現在の仕事、これからの仕事と幅広い分野において、石川氏と石井氏の経験に基づいた様々な話が語られました。ビジネスの現場としてのカンヌ祭の凄さや、映像制作の資金をだして貰う際の経験や考え方など、それぞれのトピックになるほどと思わせる話題が多く、ビジネスの現状に関心ある私には得るものが多かったです。 余談1. 押井守監督と石川光久氏は、カリフォルニアのルーカスフィルムでルーカス本人に会ったが、どうやらルーカスは両氏を取り違えて理解しているようだ。次に会う時はどうしようか困っている。 それと、今回の講演会の目玉である、参加者の中から抽選で1名が次回の押井守監督作品に出演出来る!は、大じゃんけん大会でした。この手の勝負に目茶弱い私は、最初から参加せず。でも、出演者がいるってことは、押井作品の次回作の企画は既にある、しかも、実写!ってことでOKなんでしょうか?(まさか声の出演...?アニメーターがキャラクターをおこす?)と書きながら、やっぱじゃんけんすりゃー良かったとちょっと後悔。(笑) プロダクションIG |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ イベント ] |
|
第17回東京国際映画祭がいよいよ始まるが、それに連動する形で今週から来週にかけて数多くのイベントや講演会・セミナーが開催される。その一つでエンタテイメントコンテンツのビジネスショーとして千葉・幕張メッセにて開催された東京国際コンテンツマーケット2004に行ってきた。 しかし、会場全体や個別の企業ブースにおいても準備不足が目立ち、活発なビジネストレードというには厳しかった。特別企画として行われた「マンガ・アニメの世界展」も、マンガとアニメの違いを探るとしたテーマこそ素晴らしかったが、原稿やアニメの制作資料の展示などやや物足りない内容だった。 単純にファンイベントと考えるのであれば、様々なエンタテイメントコンテンツ企業が提供する最新のゲームや映像が楽しめるうえ、多くの物販コーナー、イベントも用意されていて十分楽しめるに違いない。むしろ、ビジネスの場の東京国際フィルム&コンテンツマーケットと一般向けの物販イベントの東京国際エンタテイメントマーケットと明確に住み分けたほうがより盛り上がるイベントになったかもしれない。 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
『コンテンツブランド価値がマーケットを変える』-キャラクターのブランディング- 今回のシンポジウムは、『ポケットモンスター』の北米市場での売り出しで有名な小学館の久保雅一氏に高品質の作品と先頃の株式上場発表で注目を浴びているGDHのCOO内田康史氏というビッグネームの対談のため多くの立ち見がでるほど大盛況であった。 久保雅一氏は、コンテンツは制作されただけではブランド足りえない、様々な派生効果が現れ、コンテンツは商品が一人歩きを始めた時点で初めてブランド足りえるのでないかと指摘した。 これに対して、内田康史氏は、GDHの作品は高品質さと深夜番組での高い視聴率の実績がTV局に信頼を得ていると説明した。しかし、視聴率が必ずしも視聴者の満足感とは結びついておらず、DVDの購買行動に結びつかないことに気付いているという。深夜アニメについて言えば、これまではアニメファン向けのマーケットと考えてきたが、一般向けのマーケットがあるかもしれないと新しい市場の可能性を指摘した。そして、大人向けのアニメの市場は日本、ヨーロッパ、北米における急成長マーケットであることにも触れた。 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
『変貌するコンテンツビジネス』-才能・資金はここにつぎ込め- 今回のシンポジウムで一番興味があったのは、アニメ制作の支援ソフトで有名なセルシスの社長の話が聞ける点であった。セルシスは一般的には知られていない企業だが、アニメの制作に携わる人で恐らく知らない人はいないアニメ制作支援ソフト『RETAS!PRO』の開発元である。その市場占有率は9割を超えており日本のデジタルアニメを支えるスーパーニッチ産業といえる。 しかし、残念なことに話題の中心は、アニメよりむしろコミックのデジタル化とその流通の可能性についてであった。現在は、アニメに続いてコミックのデジタル作成が進んでおり、コミックの作成をデジタル化することでコミックのコンテンツとしての利用が雑誌だけでない様々なメディアに可能になるということであった。 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
『ジャパニーズ・クール』の波に乗る -マンガ・アニメ・ゲームの海外戦略- セゾン文化財団の主催で上記タイトルの講演会が開かれた。講師は、様々な分野のプロデュースで活躍されている株式会社ヒューマンメディア代表取締役社長小野打恵氏、ゲストにはアニメビジネスで斬新な動きを見せている株式会社GDH代表取締役会長村濱章司氏である。 また最後に、GDHの企業強みとして 参加者は、どちらかといえば文化・芸術関係のマネージメント団体のかたが多くマンガ・アニメ・ゲームといった領域のかたは少なかったようだが、村濱氏の積極的なビジネス展開の姿勢は大きな参考になったのでないだろうか。 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
『中国ライセンスビジネス進出のポイント』 猪瀬氏の講演は、バンダイの中国におけるキャラクタービジネスの現状を豊富な実例と経験を交えたものである。まず、中国政府がキャラクター産業に対して国家的に力を入れており、それが放送産業に及ぼしている影響について述べた。中国政府は、コンテンツ産業に様々な支援を行う一方、国内産業保護のためアニメ放送のうち外国アニメの枠を全放映枠の4割以下、さらにそのうち日本作品を半分以下に規制しているとのことである。 多くの企業が急激に成長している中国ビジネスを巨大市場として注目している。一方で、何が起こるか判らない国、権利の守られていない国とのイメージもある。両氏は、予想されるようなトラブルはあるが、それは、信頼関係の構築やビジネスのやりかたで越えられるということを強調していた。 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
『日本製プロパティーの北米市場進出』セミナー 続いて海部氏が日本製プロパティーの北米市場進出と表題の講演を行った。内容は、アニメとキャラクターを中心に、現在北米市場で受けいれられているキャラクターは何か、またこれから流行る半歩先のコンテンツは何かである。海部氏は、現在、日本キャラクターで最も受け入れられているのは、Yu-Gi-Oh(遊戯王)であり、これは伝統的なマーケットBoy’s Actionのカテゴリーに属していること指摘した。そのうえで、これからは、北米メディアが注目している未就学児童マーケットと従来、TVアニメを観ないとされて来た女子児童マーケット(Girl’s Friendly)の市場に大きな可能性があるのではないかと述べた。特に、2006年前後に予定されている全米地上波TVのデジタル化に伴い米国メディアの構造が大きく変化する可能性が高くこれ合わせて新たに市場に参入するチャンスがあるとのことだった。 その後、北米ライセンシング市場の事情という内容で今泉氏が引き継いだ。今泉氏は具体的にどのようなキャラクターが現地で受けいれられているのか実例を挙げながらの説明をした。北米で受け入れられるキャラクターの特徴は存在感があり、個々のキャラクターの個性を重視していることが重要である、そして、日本のキャラクターは個性が薄い傾向にあると解説した。そして、ターゲットにする年齢層は14歳から15歳ぐらいまでの学童以下のマーケットあること、売り込みの際には、日本での販売実績が既にあるもので、国籍を感じさせないものということであった。 木村氏の講演も含めて3氏で1時間という限られた時間ではあったが、情報量の多いレベルの高いセミナーであった。もし、可能であれば1時間半あるいは2時間ぐらいのほうがより充実した内容になったかもしれない。 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |