| [ ワンダーフェスティバル ] |
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今回のワンフェスの特徴のひとつが、企業による限定商品の販売が従来に較べて少なかった点である。元々、ワンフェス限定商品アイテムは企業によるファンサービスのはずであったが、近年は限定アイテム目当ての来場やそれに伴う長蛇の列が見られた。そして、限定アイテムの短期転売といった本来の意図ともずれてきている部分もあった。限定アイテムの販売ではなくファン同士の交流の場や企業の新作の紹介に目が行くといった意味であるべき姿に近くなった。限定アイテムの減少は残念だが、止む得ないだろう。 また、イベントブースでは『装甲騎兵ボトムズ』の売出しに力を入れているらしく、複数企業ブースがボトムズの製品を大きく紹介しているのが印象的であった。個人的には、北陸製菓が売出し予定の愛知万博のマスコット『モリゾーとキッコロ』に惹かれた。このアニメ作品にはさほど関心はないが、フィギアの出来はかなり良い。 ワンダーフェスティバルは、1984年にゼネラルプロダクツ(現ガイナックス)が日本SF大会の経験を元にゼネプロ大阪店で始め、途中主催者を株式会社海洋堂に変え今年で20周年を迎える。これを記念して2006年3月に、これまでとは全く違った形の『WF20』と題したイベント企画が進行中である。 右上写真は、ワンダーフィェスティバル2005『ワンダ&リセットのおしゃれ泥棒!』の売り場。いつも、短時間で完売するため今回は多めに販売された。原型製作は海洋堂の大島優木氏。 ワンダーフェスティバル公式サイト |
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| [ セミナー・講演会 ] |
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近年、国際交流基金が力を入れている事業に漫画文化の世界交流がある。国際交流基金は、これまでもアジア女流漫画家の交流や中国漫画の紹介などを手掛けて来た。今回のテーマとして取り上げているのは、『オンライン漫画配信』の現状と将来である。セミナー全体は、1日目の配信ビジネスを中心としたものと、2日目の漫画家の創作活動に関するセミナーの2部構成になっている。 セミナーで一番印象深かったのは、オンライン漫画の配信ビジネスの進展であった。正直、昔のオンライン漫画しか知らなかったので、画像の美しさとその広がりにはかなり驚かされた。例えば、日本のイーブックスは、半年間にオンラインで『北斗の拳』を10万部以上売ったとしている。韓国では10社の専業業者があり、4000種類4万冊の漫画を提供している。今や、それが韓国伝統の貸本屋の事業の脅威になっている。そして、何よりもその成長率が高い。現在は市場規模の小さな世界だが、オンライン漫画という存在が広く知られ、今の成長が続けば今後期待できる市場規模は計りしれない。 2月19日 会場:国際交流基金フォーラム |
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| [ セミナー・講演会 ] |
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GLOCOM(国際大学グローバルコミニケーションセンター)が『コンテンツの現在「日本発、コンテンツの可能性と課題を探る――国家戦略となったコンテンツ、創造・産業の現在」』と題した連続講演会を実施している。今回はその第4回目としてゲームアナリストの平林久和氏とゲームクリエターの水口哲也氏が上記タイトルのもと、昨年暮れに発売された任天堂DSとソニーPSPを中心に日本のゲームの現在を講演した。 講演は3部に分かれており、最初に平林氏がゲームアナリストの立場からゲーム産業の現在を説明され、続いて水口氏が自ら関わった作品を用いて90年代以降のゲームのトレンドを追った。最後は、お二人の対談、そして会場からの質問でしめるという非常に盛沢山で充実した内容だった。 今回の、講演会では日本発ということがテーマであったため、世界市場で存在感が薄まっている日本のゲーム産業がテーマになるのでないかと考えていた。しかし、そうした話題は、最後の質問で出た時に以外はあまり深く触れられなかった。逆に言えば、そうした話題は2、3年前に終わったものなのかもしれない。現在は、そうした状況を前提にしたうえで、ゲームの未来を考えて行く時なのだろう。 2005年2月7日(月)午後2時~5時 |
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