| [ 企業経営 ] |
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少しばかり調子に乗っている。先日のバンダイビジュアルの株主総会でZガンダム試写会、お食事つき、おみやげつきなんておいしい思いをしたものだから、こりゃーバンダイそのものの株主総会も行くしかないとノリノリ状態である。 というわけなのだが、結論から言ってしまうと普通の株主総会であった。普通というと悪く聞こえるのだが、不満なことがあるわけではない。総会を仕切る社員のかた達は明るく礼儀正しいし、総会の報告や応答も丁寧で判りやすい。むしろ、かなりレベルは高いほうだろう。じゃあ、何が違うかと言えばヲタクの空気があまり感じられないことである。普通というのは、エスタブ゙リッシュした一流企業の株主総会という意味での普通なのだ。 しかし、それはいちアニメファンの感傷であって、今や売上高2700億円、合併後には4400億円を越えるバンダイナムコにとっては、むしろこうしたことが必要なことなのかもしれない。これまでバンダイの経営を担って来た都市銀行出身の高須社長は、むしろ、キャラクタービジネスを外側からの視点で見直すことでバンダイの経営を活性化させて来たことがそれを証明している。 総会の報告自体は決算資料の説明なので目新しいことは少ないのだが、それでも株主の質問の答えから幾つか興味深い話題も触れられた。ひとつは、800億円を越える現預金の使い道についてである。これについては、M&Aもしくは事業投資に用いるか自己株消却もあり得ると説明された。実はM&Aはナムコとの統合発表時にも触れられた話題なので、機会があれば手掛けたいという意欲はかなり強いようだ。合併後の売上げ目標の5500億円が、国内玩具・ゲーム業界1位であることも含めるとバンダイの拡大指向、成長指向はかなり強いといえる。 バンダイとナムコの新株交換比率の算出方法について多少緊迫した質問などもそれなりにあったが、想定の範囲内であろう。総会単体で1時間20分、事業戦略説明も入れると2時間近くの株主総会は長いほうだが、むしろ、経営統合という大イベントを控える会社にしては静かな船出に感じた。 PS 期待していたおみやげは、風呂場で絵がかける『らくがきこどもせっけん』、『アンパンマン キャラメルコーン』、『ストライクフリーダムガンダム』とあまり私には馴染みのないガンダムのプラモデルにキャラクターストラップとかなり盛沢山であった。(^^) |
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| [ 企業経営 ] |
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6月14日に開催されたGDHの会社説明会に行って来た。正直、GDHの決算短信は結構じっくりみたので新しい情報はないと思ってあまり期待していなかったのだが、これが結構楽しかった。結局、紙の上の文字を読むのと会社を語るリアルな経営者とでは全然違うのだ。 全体を通して感じたのは、当たり外れが大きくリスクが高いとされるアニメビジネスの中においてGDHが極めてリスク回避型の会社であることだ。急成長している会社というと、高いリスクを取りながらハイリターン、高成長を狙うというイメージがあるが、GDHはむしろ、手堅いビジネスをこつこつと積み上げて行くタイプである。 面白かったのは、石川社長が“萌え株”について特に言及したことである。石川社長は“萌え”とはかわいい女の子などが出て来るアニメで、GDHが手掛けるSFやアクションなどを中心とするアニメとは異なるということを強調していた。言外に会社が“萌え株”関連として括られるのは本意でないというニュアンスを感じられた。個人的には、言われなくても判っていますよと思いましたが。(^^) |
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| [ セミナー・講演会 ] |
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音楽や映画、テレビ作品に携る業界では、インターネット上でのファイル交換がCDやDVDの需要を奪っていると考えられている。しかし、財団法人デジタルコンテンツ協会がまとめた調査研究『P2Pコミュニケーションの可能性と法的課題』は、このほどインターネット上の楽曲のファイル交換は実際のCDの売上げの増減とは無関係であるという驚くべき調査結果をリポートしている。 今回の調査は一回のみの調査であるし、楽曲のオリコン30にランクインした半年間の調査という限定的なものである。実際、先行研究としてあげられた調査のひとつでは、ファイル交換はメジャーなアーティストのCDの売上げを減らし、中堅以下のアーティストのCDの売上げを増やすという結果もある。音楽のジャンル別などセグメントごとの分析も十分でないようにも感じる。 それでは、作品の権利者はどうすればいいのだろか。物理的にファイル交換を全面的になくすことはほぼ不可能であると言っていい。そうであれば、むしろこうしたシステムをビジネスとして取り込んで行く方向性が必要でないだろうか。つまり、自らが廉価でインターネットによる配信事業を行えば、少なくとも作品の質の問題はクリアー出来る。アニメであれば、これまで海外での十分な需要が見込めないとされていた作品でも、インターネット配信であれば利益を回収出来るであろう。 |
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| [ 資金調達 ] |
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行政によってコンテンツビジネスの強化が主張されるようになって既に5年ほどが過ぎた。色々と批判はあるが、経済産業省や日本貿易振興機構がコンテンツビジネスの海外市場開拓や新たな資金調達手法の開発においてある一定の役割を果たしてきたのは事実である。そうした分野ではビジネス面において、ここ数年で大きな飛躍が見られた。 6月1日に東京・青山でクリーク・アンド・リバー社、C&R総研の主催、経済産業省の後援で開催された「コンテンツ製作・制作における契約のあり方」と題したセミナーでは、そうした問題に新たに目が向けられる兆候が感じられた。 特に今回のセミナーで気になったのは、森氏が説明されたLLPを使った製作委員会である。従来の任意投資組合を利用した製作委員会は投資リスクの分散やばらばらになりがちなビジネスをまとめるという利点により、これまで頻繁に利用されてきた。しかし、一方で作品の持つ各種権利が製作委員会の買い上げになる点や無限責任のため純粋な投資者である第3者が出資し難い点などの欠点もあった。 コンテンツ製作・制作における契約のあり方 日時:2005年6月1日 |
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