| [ セミナー・講演会 ] |
|
SIGGRAPH GATE WAY TO SUCCESS 10月29日に六本木ヒルズで開催された『SIGGRAPH GATE WAY TO SUCCESS』は、毎年米国で開かれるSIGGRAPHの参加を目指すCGアニメーションのアーティストやプロデューサーを対象にしたシンポジウムである。 今回、特に印象的だったのはマッソン氏による、SIGGRAPHの求める作品についてである。マッソン氏が強調したのは、SIGGRAPHが一番求めているのは作品のオリジナリテーィであった。つまり、作品のユニークさやその作品を観た時に観た人に対してどれだけ驚きを与えるかだという。マッソン氏はこの驚きを「WOW効果」と説明していた。 CGアニメーションの先端技術の研究成果の発表の場として考えられがちなSIGGRAPHであるが、実際には作品にある物語が非常に重要視されていることは正直驚いた。しかし考えてみれば、新しい技術こそ、それが実際にどのように利用されるかが重要である。そうした意味では、高い技術を利用して何を表現するかが重要だという考え方は納得が行く。 こうした多様性の中にこそ未来のCGアニメーション発展の可能性が存在するのだろう。また多様性という考えの中に、日本のCGアニメーションへの世界からの期待も存在し、また貢献の余地もあるに違いない。 《お詫び》 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ その他 ] |
|
東京国際映画祭の関連企画として映像産業機構が中心となり開催した「Tokyo Project Gathering」(TPG)は、作品の制作者が事業パートナーを求めて自らの企画をプレゼンテーションする。本年の映画祭より始まった全く新しい試みである。 最も驚かされたのは、プレゼンテーションに出品された6作品のうち4作品がアニメ作品、2作品がCGアニメーションを大幅に取り入れたアニメーションと大きく関わりのあるものだったことだ。海外に日本の映像作品を発信しようとした時に、日本のアニメーションの持つ力はやはり群を抜いて大きいと言えるのだろう。 エルの乱/鏖殺(オウサツ)の島 ストレイト・ジャケット 青狼記 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ その他 ] |
|
「Tokyo Project Gathering」(TPG)のプレゼンテーションの大きな特徴は、出品企業や作品に従来と異なるビジネスが目立ったことである。そもそもこのプレゼンテーションが事業パートナーの募集であるため、既に独自のネットワークや充分な資金調達方法を持っている大企業でなくベンチャー企業が多いのは当然だろう。 プリンセス・アイ物語 ~アイランド伝説戦記(クロニクルズ)~ ブラスター N.Y.サラダ~野菜の妖精たち |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
シンポジウム『コンテンツ、今そこにある危機』 「コンテンツ人材像大論議」は東京国際映画祭の一環として開催されたシンポジウム「コンテンツ、今そこにある危機」の中のパネルのひとつである。このパネルでは主に映画を例に取り、近年増えている大学や大学院におけるコンテンツ関連学科などコンテンツ分野の人材育成の問題が討論された。 1時間半に及ぶ討論では、人材を巡る問題に幾つかのちぐはぐな面が目立った。例えば、一方で現場はどうにもならない人手不足と主張されるが、他方では今後、大学、大学院からの卒業生を受け入れられるキャパシティがないという。 こうした矛盾はパネリストのかたがたの内部にもあり、シンポジウムに先立って濱野教授が提示した課題「クリエーターを教授することは出来るのか」「出来るとすれば何を、誰が、どうやって行うべきなのか」には、誰も明確な回答を出すことが出来なかった。 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ 資金調達 ] |
|
シンポジウム『コンテンツ、今そこにある危機』 実は今回のパネリストの亀田氏と土井氏は、このシンポジウムの2日前に行われた東京コンテンツマーケットでもコンテンツファンドをテーマに講演会をしている。しかし、前回は主にクリエーター向け、今回は映画関係者向けでありかなり異なった話題が中心となった。 シンポジウムは、まず、亀田氏がアニメやコンテンツといった産業が持つ他の産業とは違う難しさを、最近増加しているM&Aを例に説明するところから始まった。亀田氏によれば、企業の資産や価値が社員や従業員、クリエーターであるコンテンツ企業を相手に敵対的なM&Aは成立しない。つまり、仮に会社を買収したとしても、優秀な社員や人材は簡単に流出してしまう危険性があるからだ。また、人が中心であるため事業の効率化や合理化が難しい産業だと指摘する。 その後、シンポジウムの内容は、井本氏の会社ノース・スター・ピクチャーズが手掛ける『北斗の拳ファンド』やJDC信託が手掛ける『シネ・カノンファンド』の仕組みや考え方に移った。また、商品ファンド法に代わってコンテンツ投資を包括する仕組みとして考えられている投資サービス法の是非、LLP(有限責任投資組合)の可能性など話題は幅広く展開した。 最後に、今回のシンポジウムの議題『金融技術は何を変えたのか?』について、シンポジウムの結論は、金融技術はコンテンツをまだ変えていない、これからまだまだ変わって行くというのが結論だった。 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
10月16日にWAO大学院大学の主催で開催されたテレビ東京コンテンツ事業局次長兼アニメ事業部部長岩田圭介氏の講演会「アニメコンテンツのビジネス戦略 プロデューサーの役割」は、アニメビジネスに関心のある大勢の来場者が集まり大盛況であった。 実際に岩田氏の講演は、テレビとインターネットの融合という時代の変化の話から始った。続いてアジア最大のマーケット中国市場の状況、そして日本企業が今後進むべき道であるプリプロダクションの要点と講演は3部構成となっていた。
講演はおよそ1時間半とかなり長めの時間が予定されていたが、講演後にも熱心な質疑応答が繰り広げられ大幅に時間を超えた白熱した講演会となった。講演の内容は、当初予定されていた「放送と通信の融合」、「中国」、「プリプロダクション」だけでなく、テレビ東京の戦略や米国市場の状況、広告代理店の役割にまで及びひとつの講演にしておくには勿体ないほどの充実ぶりだった。 |
| posted by animeanime at 23:02 | (0) |
| [ イベント ] |
|
10月12日から始まったキャラクタービジネスのトレーディングショウのライセンシング・アジア2005は、昨年以上の盛り上がりを見せていた。展示会場に出展する企業の数は昨年より明らかに増えていたし、来場客も昨年より増えているようだった。2001年に主催者が日本経済新聞に変わり、2002年にさらにLIMAが共催に加わることでビジネスショウとして年々成長しているようだ。 一方、日本アニメのキャラクターは、展示会場ではほとんど見ることが出来なかった。そうしたキャラクターの売り込みは、3月の東京アニメファアで行われるか、あるいは日本から海外に対して行われることが多く、ライセンシング・アジアには馴染まないのかもしれない。 |
| posted by animeanime at 23:59 | (0) |
| [ セミナー・講演会 ] |
|
10月12日から14日まで開催されているキャラクタービジネスショウのライセンシング・アジアでは様々なセミナーが行なわれる。今回は中でもアニメビジネスを大きく取り上げ、内容的にも興味を惹いたのが、中国のキャラクタービジネスの動向を取り上げた「中国のライセンシングビジネス市場の最新動向」であった。 このセミナーは3部に別れており、最初にコーディネーターの陸川和男氏が様々な数字を用いて、中国のキャラクタービジネスについての概要を示した。その後に、日本貿易振興機構の上海代表処の中澤義晴氏が様々な側面から中国におけるキャラクタービジネスの現状と問題点、アプローチの仕方を説明し、最後に登場した手塚プロダクション代表取締役の松谷孝往氏は、これまでの手塚プロの中国市場における歩みを例に中国におけるアニメ制作の実際を語った。 また、中国市場の問題点である海賊版についても取り上げた。海賊版の現状は大きくは改善されていないが、中国人の一部には可能ならば正規品を買いたいとの意識が現れ始めているという。そうした意識の変化は、将来のビジネスにつながって行く可能性がある。 |
| posted by animeanime at 23:58 | (0) |