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2008年03月31日
東京国際アニメフェア ]
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 3月27日、新作テレビアニメ『ウルトラヴァイオレット コード044』の製作記者会見が、東京国際アニメフェア2008で開催された。
 『ウルトラヴァイオ+レット コード044』は、人気アニメチャンネルのアニマックスが開局10周年を記念して製作する。世界的なメディアグループであるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが全世界に向けて放送を行う予定である。国内では2008年7月1日からアニマックスで放送する。
 製作記者会見には監督の出崎統さん、マッドハウスのプロデューサー丸山正雄さん、それに番組の主役044(フォーティーフォー)を演じる朴璐美さんがゲスト出演した。

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 作品の原作映画『ウルトラヴァイオレット』は2006年に製作されたSF作品である。主演のミラ・ジョヴォヴィッチによる派手なアクションが見所となっている。SFファンやアクションファンから大きな支持を得ている。
 今回のアニメ化では映画の世界観を基に、映画の舞台となった時代からさらに50~60年後の世界を描くオリジナルストーリーとして展開する。

 作品の見所は、高い映像クオリティで知られるアニメスタジオ マッドハウスが制作することである。さらにマッドハウス創設メンバーである出崎統監督と丸山正雄プロデューサーの2人が十数年ぶりにタッグを組む。
 マッドハウスは『パプリカ』や『時をかける少女』など、数々の傑作、話題のアニメを送り出すいま最も注目されているスタジオでもある。
 一方、出崎監督は『あしたのジョー』や『エースをねらえ!』、『ベルサイユのばら』、『コブラ』など代表作は数多い。近年は劇場版『とっとこハム太郎』シリーズや、劇場版『AIR』も手がける。

 製作記者会見で出崎監督は「オリジナルストーリーということで、久しぶりに大人向けにハードな作品を思いっきりできるという気がする」と得意とするアクションアニメに意欲をみせる。
 アニメファンにはよく知られる出崎監督の独特の表現や演出にも期待が高まるが、監督は「そうした演出は、ドラマの良さから自然体で演出した結果」と格別意識したものでないと話す。それでも、「今回も「自分に期待して」演出することを心がける」というから、派手な演出が期待出来そうだ。

 また、丸山プロデューサーは今回の企画について、このクールなテイストは「統ちゃんしかいない」と話す。2人のタッグについては「年が年なので、そろそろやっておかないと」と会場を沸かせた。一方で、「上手くいったらこのコンビで続々やりたい」と今後への野心も感じさせた。
 朴璐美さんは、”バイオレンスもの”という出演のオファーに対して即答した。その後で、作品の大物監督の名を聞いた際に、思わず怯んでしまったという。しかし、「緊張感と熱さを持つ監督とプロデューサー2人と仕事をできることを幸せに感じている」という。
 そして「作品に全力で臨みたい。役作りについては、キャラクターの正義感と自分の感情をシンクロさせて演じていきたい」と作品への意欲を語った。
 最後に出崎監督は「全身全霊で燃え尽きるまで頑張ります」と、これからの制作に意気込みを見せた。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント http://www.sonypictures.jp/
アニマックス 公式サイト http://www.animax.co.jp/

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東京国際アニメフェア ]
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 3月30日、東京ビッグサイトの東京国際アニメフェア2008で開催されたステージイベント『アップルシード ジェネシス』で、2009年から始まる同テレビシリーズの概要の一部が発表された。
 これまで未公表であったキャラクターデザインが、美樹本晴彦さんであることが発表され大きなサプライズとなった。美樹本晴彦さんは『超時空要塞マクロス』シリーズや『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』、『超時空世紀オーガス』などのキャラクターデザインなどで知られる。

apple seed.JPG 今回のステージには、既に監督として発表されているロマのフ比嘉さん、人気声優の朴璐美さんが登壇した。そして、朴璐美さんが戦うヒロイン デュナン・ナッツ役を担当することも今回明らかになった。
 朴璐美さんは、「まだアフレコは始まっていないけれど制作するスタッフの熱気をもの凄く感じている。こうした熱気に負けないように頑張りたい」とデュナン役に大きな意気込みを見せた。

 一方、ロマのフ比嘉氏は初めてのテレビシリーズということで、緊張した面持ちだった。それでもテレビ放映1年前の現段階でシナリオは26話分が既に全部仕上がっていること、さらに絵コンテは8話まで出来ていることを披露し、会場と朴璐美さんを驚かせた。
 
apple seed2.JPG また、今回新たに発表された美樹本晴彦さんのキャラクターデザインは、デュナンの姿とランドメイトが紹介され、ファンの注目を浴びていた。
 SFマンガとキャラクターデザインの巨匠のコラボレーションとなる今回のデザインで、『アップルシード ジェネシス』の気になる内容がまた増えた。
apple seed3.JPG 特に、美樹本さんは近年イラストレーションの仕事が多く、アニメの仕事から遠ざかっているだけに、久々の大型テレビシリーズのキャラクターデザインとなるからなおさらだ。
 実際のテレビ放映は2009年とまだ少し先になる。しかし、テレビアニメシリーズとしては、これまでほとんどないフル3D、魅力的なスタッフと、放映開始まで今後もまだまだ話題を提供し続けるに違いない。

アップルシード  ジェネシス

原作: 士郎正宗(青心刊)
監督: ロマのフ比嘉
脚本: 野崎透/ロマのフ比嘉/烏丸涼
キャラクターデザイン: 美樹本晴彦
キャラクターボイス(デュナン): 朴ロ美(ロは王に路)
制作・音響制作: ラデックスモバニメーション
3D制作協力: スタジオアールエフ
企画・製作: ミコット・エンド・バサラ http://www.micott.jp/

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2008年03月29日
東京国際アニメフェア ]
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 世界的に名前の知られたアニメ監督である今敏氏が、3月29日、東京国際アニメフェア2008のマッドハウス出展ブースで単独トークイベントを行った。
 トークは監督ひとりでおよそ45分間を話しきるもので、時間の短いミニイベントが多い東京国際アニメフェアのなかで内容の深さで異彩を放っていた。

 しかし、こうした違和感を一番持ったのは、今監督自身だったかもしれない。監督は当初今回のトークイベントで考えていたのは、アニメ業界の現状をじっくりと語るものだったようだ。
 ところが、会場のあまりの華やかな賑わいぶりに、そうした当初想定していたトークは相応しくないと、急遽取りやめた。そして、10年前、20年前では考えられなかった、こうしたアニメ業界の盛況に対する驚きと感慨を語った。

director kon.JPG トークの内容の多くは、かつてのアニメ業界の姿と現在のアニメ業界の姿の違いや変化である。今監督は現在のアニメ業界には、外部からの投資資金が入ったり、企業の規模が大きくなったり、さらに業界志望者が高学歴化しているなど大きく変わりつつあると指摘する。
 また、かつては地味な男性が多かったファンやクリエイターも、今はカラフルで世間とシンクロしているという。
 
 アニメ業界は、かつては賃金は安いけれど自己の満足出来ることを貫ける聖地のような場所だったが、現在は大きく変わっていると語る。
 フランクかつ際どい発言も次々に飛び出したトークイベントだったが、トーク全体を貫いていたのは、華やかな東京アニメフェアの会場だけではないアニメ制作の現実と足元を確かめる必要性である。

 そうしたなかで、自身の作品についても語っている。例えば『妄想代理人』は、テレビシリーズを作ったことがないと言われるのも嫌で手がけた作品、『パプリカ』はその『妄想代理人』の劇場版のような位置づけにあるといった話である。
 さらに自身がこれまで得意としてきた夢と現実の二重構造は、『パプリカ』でいったん終わりにするとも語った。

 現在企画中の『夢みる機械』は、これまでのような物語の二重構造はない。物語の二重構造はないが、観ているほうに二重、三重にものを考えさせる作品になる。そして、これまでとは異なる客層を意識する。
 しかし、だからと言ってこれまでのファンをがっかりする作品にもならない。劇場公開はまだしばらく先になるが、今敏監督の『夢みる機械』、かなり気になる作品になるだろう。

マッドハウス http://www.madhouse.co.jp/

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東京国際アニメフェア ]
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 3月29日、東京ビッグサイトの東京国際アニメフェアの会場で、押井守監督のトークイベントが開催された。このトークイベントは「押井守が生まれ変わる日」と題されて、8月2日に公開される『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』について監督が語るものである。
 昨年6月の映画の製作記者会見後、押井守監督が公の場に姿をみせるのが初めてということもあり、会場になった日本テレビブースは熱心なファンが集まり盛り上がった。

director ohii2.JPG まず、気になる『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の制作の状況だが、作品は現在オールラッシュを残すのみで、既にほとんど完成している。
 今までの作品のなかでは一番順調に制作が進んだほうだという。 

 作品の出来について監督は、かなり満足している様子であった。ファンにとってはこれからいよいよという感じだが、監督のなかの大きな仕事をやり遂げたという思いが強く感じられたトークでもあった。

 押井監督は、当初この映画の監督のオファーを断っている。映画の原作が一人称の作品で映像化のハードルが高いこと、主人公が若いこと、結末に納得がいかなかったことが理由であるという。
 しかし、作品に何か「におい」があり、引き受けることにした。監督によれば、自分に向いていないにも関わらず、こうした「におい」を理由に手がけた作品は成功することが多い。『機動警察パトレーバー』や『攻殻機動隊』など同じだったという。さらに若いキャラクターの映画を作れる最後のチャンス、という思いもあったようだ。

 今回の映画で押井守監督は変わったと称されてことが多い。しかし、監督によれば本質的に変わったのでなく、これは向いている方向を変えた結果だという。
 そのうえで、人は前向きにものを見ることを求められることが多いが、こうした様々な場所を見ることも必要でないかという自分の考えにつなげた。後ろを振り返り、後悔することもまた必要、辛いことがあるから生きている値打ちがある、そういったメッセージが映画に込められている。
 しかし、そうした思いはストレートに語られるのでなく、エンタテインメント作品のなかに横たわる考え方となるようだ。

director oshii.JPG これまで『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の作品情報はあまり明らかになっていない。今回のトークでは、それについても幾つか語られている。
 そのひとつが、4月に発表されるボイスキャスト陣。主人公の声の担当は声優でなく、女優になる。名前こそ明かされていないが、誰でも知っている有名な女優であるという。

 これまで俳優を声優に使うことに懐疑的であった押井監督であるが、今回の配役は自分で思った以上によかったと満足している様子であった。
 およそ60人にも上る3ヶ月のキャスティング作業の末、最後に現れた女優だという。

 また、こちらも未だ公開されていないキャラクターデザインについては、たぶん多くの人が驚くかもしれないと語った。驚くかもしれないけれど、動き出してみるととてもいいのだという。こちらの公開も4月に予定している。
 キャラクターデザインを担当したのはプロダクション I.Gのアニメーター西尾鉄也氏である。映画の映像は、総作画監督も務めた西尾鉄也氏の絵で構成されているという。
 押井監督は西尾氏の仕事をよく頑張ってくれたと、非常に満足している様子であった。

 また今回のトークのあった日本テレビブースで目を惹いたのは、既に劇場やウェッブでも公開されている特報第2弾の作品映像だ。
 展示会場の高画質の大画面で紹介される画像の息を飲むような美しさに驚かされる。戦闘機内のメーターの質感、空を飛ぶ飛行機のリアル感、雲や煙の動き、ウェッブでは分からなかった映像のクオリティの高さがそこから感じとることが出来る。
 アニメの中には、大画面で観なければいけない作品が確実にあるが、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』は間違いなくそうした作品のひとつである。

スカイ・クロラ The Sky Crawlers 公式サイト http://sky.crawlers.jp/

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東京国際アニメフェア ]
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 テレビシリーズ初のFLASHアニメ、さらに世界初の劇場用FLASHアニメで大ヒットを記録した『秘密結社 鷹の爪』シリーズが、2008年5月の第2弾の公開に向けて様々な仕掛けを行う。
 東京国際アニメフェア2008で行われた製作発表記者会見では、世界初となる映画のネーミングライツの発表が行われ、様々な計画の詳細が明らかになった。

 登壇したのは監督のFROGMANさん、サントリー宣伝部の泉田豊さん、ソニー・ミュージックジャパン・インターナショナルの藤村健司さん。
 挨拶の後、島根県溝口善兵衛知事より、応援のビデオレターが届いた。今回の映画で島根県が舞台となることを喜ぶコメントが発せられた。これまで数々の蛙男紹介で島根を舞台にしているFROGMANさんと溝口知事は旧知の間柄である。

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 前作『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE~総統は二度死ぬ~』は、先頃、ニューヨーク国際インデペンデント映画祭に正式出品されている。そして、コンペティションでは、同映画祭のアニメーション部門 最優秀作品賞、アニメーション部門 国際アニメーション 最優秀監督賞の2部門を受賞したことを明らかにした。
 FROGMANさんは「一切誤魔化しの効かないエンターテイメントの中心地NYで最高の賞を受賞できたとは本当に夢のようです」と語る。
 この朗報はこの日の記者会見の前日にもたらされた。映画祭の会場は常に大爆笑で、スタンディングオベーションも起きた。海外からは作品への配給オファーが続々届いているという。

 FROGMANさんは会見で『鷹の爪』の製作秘話を語った。実は本シリーズはそもそも北米向けの企画として始まったものだ。正義と悪の結社という二項対立からシニカルなテイストを盛り込んでいる。
 映画前作では、どの場面でどの程度予算を使ったかを知らせるバジェットゲージシステムや、劇中に告白タイムなど、視聴者を巻き込む企画を数多く盛り込んでいる。
 今作はそうした参加型のエンターテイメントがさらに加速し、ネットで集めた声を利用して「1万人の声優チャレンジ」を行う。

 主題歌を歌うのはイギリスのチャートでNo.1を記録した大型新人グループ the HOOSiERS 。会見ではPVも流された。
 アーティスト担当の藤村さんによると彼らはエンターテイナー気質が高く、DVDを見たところ快諾し、主題歌の『Goodbye Mr A』が決定した。FROGMANさんも「歌詞の内容が結構シニカルで、作品との親和性が高い」と語り、普通の音楽タイアップではない驚きの使い方をすることも考えているようだ。

 最後に、ネーミングライツの内容が発表された。ネーミングライツとは公共施設やキャラクターに対し商品名を付ける宣伝方法である。今回、世界初の試みとして映画のサブタイトルにネーミングライツを行うという。これに応えたのはサントリーで、飲料水「黒烏龍茶」である。
 サントリーは「CCレモンホール」の名前を使うなど、すでにネーミングライツの活用に実績があり、今回の企画も実現した。

 FROGMANさんは「既存のものをどんどん取り込んでギャグにしていく」と、作品作りに自信をのぞかせる。物語は意外にも”泣ける”感動巨編になるという。これらの試みがどのように収束していくのか、5月24日の公開が楽しみである。

『秘密結社鷹の爪 THE MOVIEⅡ~私を愛した黒烏龍茶~』公式サイト
http://www.takamovie.jp/

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東京国際アニメフェア ]
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 3月27日、14時30分より東京国際アニメフェア2008の特設シアター2にて「東京オンリーピックトークショー」が催された。東京オンリーピックは「Only」+「Pictures」=「Only-Pic」(唯一無二の映像作品)を掲げる架空スポーツの映像祭典として、2月4日に公式発表がされている。
 実写の映画監督からアニメーション作家、イラストレーター、そして大学生などジャンルやキャリアを超えた幅広いクリエイターを参加競技委員長として迎え、制作している最中だ。アニメーション作家では,アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートの経験を持つ作家らが参加する。

 その中で、今回早くも制作を終わらせたのが少数精鋭で知られるCGプロダクション・神風動画だ。制作は神風動画に所属する水野貴信氏が行っている。
 今回上映されたのは水野氏の制作した『女子ヘルマラソン』の予告編である。さらに競技委員長紹介VTRなども上映された。神風動画以外は、プロフィール紹介と代表作のダイジェストの紹介となる。

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 そのほかアートディレクションを行う田中秀幸氏による公式マスコットも発表された。「土鳩」をモチーフとしており、提案者の真島理一郎総監督は「ハトは平和の象徴でありながらフンなどの公害で迷惑でもある」と述べた。このマスコットキャラクターの正式名称についても近く公募が開始される。
 また、海外からの参加競技委員長も正式に決定した。既に発表されていたアメリカのビル・プリンプトン氏の加え、イギリスのリチャード・フェンウィック氏とアルゼンチンのイグナシオ・フェレラス氏が新たに加わった。この2名もまた、各国の映画祭での受賞経験を多数持つクリエイターだ。

 トークショーは、ナンバーワンでなくオンリーワンを掲げる「東京オンリーピック」の意図が垣間見えたトークショーとなっていた。8月の本公開が楽しみになる。
 今回新しく公開された映像は、東京オンリーピック実行委員会事務局を務めるファンワークスや東京オンリーピック連盟に名を連ねるジェネオンエンターテインメント、神風動画の東京国際アニメフェアの各ブースでも上映されている。また、YouTubeの公式サイトでも配信が開始されている。
【真狩祐志】

東京オンリーピック http://www.onlypic.org/
東京オンリーピックチャンネル http://jp.youtube.com/FanworksCh

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北京五輪でなく東京オンリーピック スポーツ映像の祭典開催決定

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2008年03月28日
東京国際アニメフェア ]
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 ヤングアニマルに連載中の『デトロイト・メタル・シティ』を原作とするOVAが、2008年8月に発売になる。同作は松山ケンイチさんの主演で実写映画化もされる作品で、映画とアニメの同時展開が関心を呼んでいる。
 3月27日から始まった東京国際アニメフェア2008の東宝ブースでは、OVAの詳細とともに劇場版のプロモーション映像が上映されているほか、主人公の衣装やギターが展示されている。実写とアニメの同時プロモーションを展開する様子が伺える。

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 同作は若杉公徳さんによるデスメタル・ギャグマンガだ。主人公はオシャレなスウェディッシュポップを愛する青年・根岸崇一。二重人格の彼は、なぜかデスメタルバンドのデトロイト・メタル・シティ(DMC)で「ヨハネ・クラウザーII世」として強制的に歌わされる。
 夢とは裏腹に過激な歌詞とパフォーマンスに才能を発揮する主人公と、彼を取り巻く個性的なキャラクターたちがカルトな人気を誇る作品。

 監督には、ファン・批評家からも非常に評価の高いアニメ『蟲師』の長濱博史さんを迎え、このカルト的な人気作品を映像化する。
 美術監督を『ルパン三世 カリオストロの城』ほか数々の名作を手がけた小林七郎さんが担当するなど豪華スタッフ陣で送る。また制作が個性的な作品を次々に送り出す STUDIO4℃というのも注目である。

 さらに今回話題となるのは、実写版のメインキャストから松山ケンイチさんが劇中劇『ノ・ビーレ』の外園誠役で出演することだ。加藤ローサさん、李闘士男監督も声の出演をする。
 このほかアニメ版ボイスキャストには、「クラウザーさん」のキャストを二重人格に合わせ、うえだゆうじさんと岸尾だいすけさんによるダブルキャストとする。また、俳優の竹内力さんがライバルバンドのジャック役で出演するなどアニメのほうも映画に負けない豪華キャスト陣である。

 OVAでは原作の1巻・2巻の24話分をアニメ化する予定である。今回OVAという媒体を選んだのは、原作の持つ過激な歌詞を忠実に再現するためである。アニメフェアで公開されているプロモーション映像では、それらの単語はピー音で隠されていたが実際に発売されるOVAでは無修正で収録されるという。
 音楽はオープニングテーマが、DMCによる『SATSUGAI』、エンディングテーマは根岸崇一の『甘い恋人』と凝っている。このほかDMCの数々の名曲や原作に登場したライバルバンドの楽曲も収録される。映像面でも『グロテスク』の撮影シーンが原作通りの過激な演出で再現されるなど、ファンの期待に応える作品となりそうだ。

デトロイト・メタル・シティ OVA・映画公式サイト http://www.go-to-dmc.jp/

デトロイト・メタル・シティ 原作公式サイト http://www.younganimal.com/dmc/

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デトロイト・メタル・シティ OVA

【スタッフ】
原作: 若杉公徳(ヤングアニマル連載)
監督: 長濱博史
作画監督: 島村秀一
美術監督: 小林七郎
音響監督: たなかかずや
アニメーション制作: STUDIO4℃
製作:東宝・白泉社・SME・Beyond C.

【キャスト】
ヨハネ・クラウザーII世: うえだゆうじ
根岸崇一: 岸尾だいすけ
ジャギ(和田真幸): 中野裕斗
カミュ(西田照道): 保村真

外園誠: 松山ケンイチ
中野花江: 加藤ローサ
沢井"スペルマン”剛: 李闘士男
ジャク・イル・ダーク: 竹内力
ほか

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2008年03月27日
東京国際アニメフェア ]
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 2009年劇場公開予定の大作フル3Dアニメ『よなよなペンギン』の制作始動イベントが、東京ビッグサイトでの東京国際アニメフェアで行われた。
 『よなよなペンギン』は、日本を代表するアニメスタジオであるマッドハウスが、フランスのデニス・フリードマン、さらにタイのアニメーションスタジオとも共同で制作を行う。さらに配給や製作には香港の企業も加わり、非常にグローバルな枠組みの作品となっている。その製作費は15億円にも及ぶ。これはこれまでマッドハウスが製作した作品では過去最高である。

 挨拶に立ったマッドハウスの丸田順悟社長によれば、資金調達の段階からの共同で行うのは初めてのケースだという。ロサンゼルスと北京に現地法人を持ち、国際的な取り組みに積極的なことで知られるマッドハウスにとっても、今回はいままでにない野心的な取り組みである。
 作品は先のベルリン国際映画祭のフィルムマートでも注目を集め、多数の引き合いがあったという。公開1年前にもかかわらず、すでに10カ国のライセンス販売が行われている。丸田社長は、今後も世界マーケットを目指すと強い意欲を見せた。

pengin1.JPG しかし、こうした合作もクリエイターにとっては、思った以上に大変な作業のようだ。「そろそろ新しいことをやってみたかった」とこのイベントに出席したりんたろう監督は語る。それでも監督は、合作作業の想像以上の大変さに驚いた様子であった。

 そうした中で企画から6年、米国のピクサーとは違う、日本人テイストの3DCGに強い意欲を見せる。物語は、夜中にペンギンの格好でうろうろする少女が主人公というなんとも不思議なファンタジーである。
 27日には、昨日完成したばかりという映像も公開された。色鮮やかで暖かな雰囲気は、これまでにないタイプのアニメを感じさせる。

 また、りんたろう監督がこの人以外にキャラクターデザイナーは思い浮かばなかったという寺田克也氏も登壇した。
 監督から「かわいいけれど「ブス」な6歳の女の子」という不思議な注文を見事にこなしている。このキャラクターは、今回の東京国際アニメフェア展示場マッドハウスブースでも紹介されている。

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 子供向けのキャラクター、ファンタジー、初めてのジャンルと寺田氏は語るが、大型作品に相応しい優れたデザインであることが確認出来る。

 『よなよなペンギン』は、今後は、製作の進行に合わせて正式な製作記者会見なども行うという。今回は、一足早い作品のお披露目となったが、今後ますます期待が高まる。

マッドハウス http://www.madhouse.co.jp/ 

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2008年03月26日
その他 ]
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 3月18日、東京・秋葉原のUDXシアターで、「第2回アニメーター養成プロジェクト」の成果報告会が開催された。「アニメーター養成プロジェクト」は経済産業省と日本動画協会が、日本のアニメ制作が直面する人材問題対策の一環として行っている。
 アニメーターの育成を通じて、日本のアニメ産業の振興を目指している。養成講座を実施することでアニメーターの育成を行うだけでなく、講座のなかの経験から、アニメスタジオやアニメーターを養成する教育機関が応用出来る教育の方法やプログラムも開発する。

 第1回は一昨年から昨年にかけて行われ、高い成果を残している。今回はプログラムの強化を望む業界の声もあり、講習会の参加者を昨年の15名から25名と増やした。
 その結果、研修講座からアニメスタジオへのインターシップに進むものも、昨年の11名から19名と昨年から大幅に増加した。

                             参加者たちに大きな期待
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 また、前回の経験を受けていくつか改良点が加えられた。例えば、プロジェクトに関わったアニメスタジオの多くが、アニメーター志望者の絵を描く経験が少な過ぎると指摘することから、作画に関する講座を今回は拡充している。
 さらに今回は、首都圏だけでなく関西でも2次試験を行い、また2名の外国人受講者も迎えた。より多くの人に機会を提供することで、より多くの人材が育つことを目指す。

 今回の大きな特徴のひとつは、女性の参加者が圧倒的に多かったことである。その数は19名中17名となっている。
 挨拶にたった日本動画協会の副理事布川郁司氏(スタジオぴえろ社長)は、自社でも女性アニメーターの活躍が目立っているが、将来の日本のアニメ制作は女性のパワーに支えられることになりそうだと驚きを見せていた。
 また経済産業省の前田泰宏文化情報関連産業課課長は、若いアニメーションの才能に大きな期待を語り、国としても全面的にバックアップすると述べた。

後藤隆幸氏が記念講演
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 報告会では、アニメ制作会社プロダクションI.Gのアニメーターとして同社のアニメ制作を支えるだけでなく、同社の取締役でもある後藤隆幸氏が記念講演を行った。
 講演は今回の修了生に向けたもので、自からの経験からアニメーターのキャリアがどのように築かれるか語った。後藤氏は、自分自身の経験は非常に幸運なことが多かったが、こうした幸運は必ず誰にも訪れるものである、幸運が訪れた時にそうした機会を生かせることが重要なのでないかという。そして、幸運がいつ来てもいいように、日頃から準備し、実力を蓄えることが大切と修了生にメッセージを送った。
 これまで数々の実績を築いてきたアニメーターである後藤氏の言葉には重みがあり、修了生達は真剣な顔で聞き入っていた。 

                             アニメーター養成今後の課題は?
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 こうした新人アニメーターの教育プログラム開発は、現在ほかにも幾つか存在する。そうしたなかで、今回の「アニメーター養成プロジェクト」のように研修講座とインターシップを組み合わせる職業訓練の方法が確立しつつある。
 また、近年大手アニメスタジオが、政策的に新人アニメーターの養成に力を入れるケースは徐々に増えてきている。

 その一方で、アニメーターはその仕事量や多くの経験や高い専門性を必要とするにもかかわらず、就業環境はあまりよくないとされている。このため実際に、折角育ちつつある新人アニメーターが業界での仕事を断念するケースも多い。
 アニメ制作の人材不足は、アニメーター育成と同時にアニメーターの就業環境の向上も重要である。また、現在はアニメーターが注目されることが多いが、こうした状況は演出など他の制作スタッフでも同様のことが指摘される。
 これまでのアニメーター養成プロジェクトの成果を活かすためにも、今後はそうした面からの対策も必要になってくるだろう。

アニメーター養成プロジェクト http://www.animenews.jp/aja/

経済産業省 http://www.meti.go.jp/
日本動画協会 http://www.aja.gr.jp/

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アーティスト ]
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 2008年4月6日(土)10:00より、テレビ東京系で放送開始される『絶対可憐チルドレン』のイベントが、東京国際アニメフェア 2008 会場内ステージⅡにて3月29日(土)の10:50から11:20まで開催される。
 イベントでは明石薫役の平野綾さん、野上 葵役の白石涼子さん、三宮紫穂役の戸松遥さん、皆本光一役の中村悠一さんらによるキャストトークが行われる。このほか、どこよりも早くアニメの映像を上映する。

 『絶対可憐チルドレン』は椎名高志さんによる週刊少年サンデーで連載中の作品。超能力者が増えた未来、日本国内でも最高のエスパーである10歳の少女3人と、教育係の天才科学者によるアクションコメディ。
 監督は川口敬一郎さん、制作はシナジーSPという、2007年〜2008年に大ヒットを記録した『ハヤテのごとく』コンビ。
 今回、4月からのTVアニメ放送へ向けて、明石薫役の平野綾さん、野上 葵役の白石涼子さん、三宮紫穂役の戸松遥さん、皆本光一役の中村悠一さんらによるオフィシャルインタビューがジェネオン エンタテインメントよりリリースされた。

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「絶対可憐チルドレン」オフィシャルコメント

=「絶対可憐チルドレン」の原作の感想をお願いします。

平野綾さん
非常にスピード感のある作品だなと思いました。アニメでは原作の良さがそのまま出ていると思います。
弾けるシーンもあれば、真剣でシリアスなシーンもあり、バランスの良い読み応えのある原作だと思います。

白石涼子さん
レベル7の三人のチルドレンが、それぞれの力を使って事件を解決したり、子供らしく可愛かったりと、どんどん「「絶チル」の世界に引き込まれていく感じで、読み始めると止まらないですね。
私自身も先が気になります(笑)

戸松遥さん
レベル7のエスパーの力をもったチルドレンが大人と一緒に事件を解決したりすることが本当にかっこ良いなあと思いました。
それから自分もエスパー能力があったら良いのに、とも思いましたね(笑)

中村悠一さん 
お話を頂いてから読み進めているのですが、随分と笑かせてもらってます。自分はモロにGS世代なので、このギャグの見せ方等にハマッてますね。
チルドレンと皆本が今後、どうなっていくのかとても気になっています。

=ご自身の演じる役柄についてお教え下さい。

平野綾さん
薫はたくさんの表情を見せてくれる子だと思っていて、少女である部分、周りがびっくりするような大人な発言をする部分、親父臭い部分(笑)、色々な面を一気に見せないといけません。
その加減が難しくて、悩むといつも薫の気持ちになって考えるようにしています。もっともっと薫が知りたいです。みなさんにも知っていただけるように頑張ります!

白石涼子さん
関西弁の眼鏡っ子。そしてテレポーター。恥かしがりやさんな一面もあり、等身大の女の子という印象です。
育ちは良いみたいなので気をつけないと、ついつい関西のおばちゃんみたいになってしまいそうです(笑)

戸松遥さん
紫穂は人の気持ちや感情がわかるサイコメトラーです。現実的な部分を何もかも知ってるので、時々、腹黒い一面があったりもしますが(笑)、皆本にはとても甘えんぼうで、無邪気な一面を見せたりする魅力的な女の子です。

=最後に作品の見所とメッセージをお願いします。

平野綾さん
薫たちの活躍を見て、わくわくしたり、エスパーっていいかも?と思ってみたり、彼女たちの少し特殊な生活を身近に感じてくれればいいなと思います。

白石涼子さん
かわいく、かっこよく朝から賑やかにやっていきますので「絶対可憐チルドレン」の世界にどっぷりひたって下さいネ。
私も葵ちゃんを一生懸命かわいく演じたいと思います。ぜひ見てください。宜しくお願い致します。

戸松遥さん
見所はチルドレン一人一人のエスパー能力ですね。それぞれが違う能力なので、一つの事件でも解決にむかう切り口が違うんです。
でも最後は三人で力を合わせて…という所がとてもカッコイイのでぜひ見てください。

中村悠一さん 
ギャグのテンションの高さとシリアス時に語られる作品のテーマ、これらを一瞬も見逃せないテンポでお送りします。
また、多くの個性的なキャラクターも出て来ますのでそちらもお楽しみ下さい!

ありがとうございました!

絶対可憐チルドレン公式サイト http://www.z-child.com/

【スタッフ】
原作: 椎名高志(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督: 川口敬一郎
シリーズ構成: 西園 悟
キャラクターデザイン: 加々美高浩
アニメーション制作: Synergy SP

【キャスト】
明石薫: 平野 綾 
野上 葵: 白石涼子 
三宮紫穂: 戸松 遥 
皆本光一: 中村悠一 
兵部京介: 遊佐浩二 
マッスル大鎌: 三宅健太 

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2008年03月22日
アーティスト ]
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 コーエーの人気ゲーム『ネオ アンジェリーク』を原作とするアニメ『ネオ アンジェリーク Abyss』が4月6日(日)深夜26時よりテレビ東京ほか全系列局とAT-Xで放送開始される。
 アニメは『アイシールド21』の監督を務めた片貝慎監督、『金色のコルダ~primo passo~』などコーエーの“ネオロマンス”シリーズのアニメ化に定評がある、ゆめ太カンパニーによって制作される。

 これに先駆け、東京国際アニメフェアの特設ステージにて、3月30日(日)10:30~11:00までスペシャルステージが開催される。出演は番組主題歌を歌う「オーブハンター4」(高橋広樹さん、大川透さん、小野坂昌也さん、小野大輔さん)の皆さん。いずれも大人気の男性声優の方々が4人揃うということで、30日最初の特設ステージは女性ファンによる黄色い声援に包まれそうだ。
 また、同日ポニーキャニオンブースでも『ネオ アンジェリーク Abyss』イベントが開催される予定である。

 今回、4月からのTVアニメ放送へ向けてレイン役高橋広樹さん、ジェイド役小野坂昌也さんへのオフィシャルインタビューが、ポニーキャニオンよりリリースされたので紹介したい。

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『ネオ アンジェリーク Abyss』キャストインタビュー

――TVアニメ化を知らされた時のお気持ちはいかがだったでしょう。

高橋広樹さん
ゲームの収録から、イベント、CDドラマといろいろと展開していく中で、『ネオロマンス』の他の3作品が既にアニメ化されているということもあり、「まだかまだか」という思いと、お話を聞いた瞬間の「もう来たか」という思いが入り混じった不思議な感覚に見舞われました。
もちろん、TVアニメになることへの喜びがある一方で、それはすぐに責任感へと変わっていきました。

小野坂昌也さん
『ネオ アンジェリーク』は他の『ネオロマンス』の作品と比べても出演者が少なく、正直アニメにはなるとは思ってはいなかったので、「アニメ化します」と言われたときに、どういうストーリーにするんだろうかと、ビックリしましたね。
ゲームではキャラクター個々にストーリーがあり、その全員の分を1本のアニメにするのは非常に難しいのではないかと思っています。どうなっていくのかとても楽しみです。

――演じられてきた中での作品の印象をお聞かせください。

高橋広樹さん
『恋愛ゲーム』というところから連想されるアニメと考えてしまうと、いい意味で裏切られる要素が満載だと思います。
しっかりとストーリー立てられていて、主人公のアンジェリークを中心とする登場人物たちの成長物語が描かれている。悪を倒す勧善懲悪を遂げようとする時代劇っぽいテイストも持ち合わせた作品だと思います。

小野坂昌也さん
原作となる『ネオ アンジェリーク』はアドベンチャーゲームなのですが、戦いの要素もあります。
アニメのほうでも明確な敵が出てきて、アンジェリークとともにそれらと戦い、人間たちを守っていくことがテーマとなっている。そんな部分が今までの『ネオロマンス』と一線を画しているところだと思います。

――ご自身が演じられている役のご紹介と印象をお聞かせください。

高橋広樹さん
レインはオーブハンターのひとりで、普段はクールで頭のよく、どんな事態になっても冷静に行動して解決していくことができる優等生なキャラクターです。
ただ、女性に対してウブなところがあり、ちょっと奥手なのかなと感じさせるツンデレタイプの男性です。

小野坂昌也さん
ジェイドはもともとは旅人なんですけれども、みんなで一緒に戦うタイプではなく、1人でタナトスに対処していたところをオーブハンターにみつけられて合流していくキャラクターです。
みんなに対して愛を注いでしまう、男女を問わず甘い言葉を囁いてしまうところが八方美人っぽくみえるのですけれども、それには信念があってそうなっていったことが後々明らかにされていきます。今はまだ謎多き人物です。

――アンジェリークという女性の魅力はどんなところでしょう?

高橋広樹さん
純粋で一生懸命なところだと思います。世界を救いたい、困っている人たちを助けてあげたいという思いが彼女の行動の根底にあると思います。
どんな時にでも、自分のそうした思いに忠実に、一生懸命に向かっていこうとする姿勢が魅力的ですね。

小野坂昌也さん
純粋に人を救いたいという気持ちがあるところと、自己犠牲を厭わないところだと思います。
彼女は医者になって人を助けたいという思いがあったのですが、それよりも浄化能力を用いればより多くの人が救えるとわかると、たとえ苦しくともその道を選択していく。そうした力強いハッキリとした信念をもったところが魅力的だと思います。

――お二人にとって『ネオ アンジェリーク』に出演されることへの意味とは?

高橋広樹さん
歌あり、イベントあり、ドラマCDありと、1つのキャラクターでたくさんの展開を経験させていただける作品だなと感じます。
それを何年か続けることにより、ライフワークの1つになりつつあると言えますし、アニメ化でそういう部分がより加速していただけると嬉しいなと思っています。

小野坂昌也さん
完全な2枚目を演じるのは稀なので、今までとは種類の違う仕事だなと思っています。
自分の中でも違った経験、違った一面を引き出させていただいていると感じています。

――オンエアへ向けてファンの方へのメッセージをお願いいたします。

高橋広樹さん
音声収録のスタッフさん曰く、「みんなキラキラしている」のだそうです。そういう部分に自分も注目していこうと思いますし、アニメでは当然、絵が動くわけですので今までのメディアではお見せできなかったようなアクションシーン、キャラクターが活き活きと躍動するさまを楽しんでいただけたらなと思います。

小野坂昌也さん
ゲームとは異なり、連続したドラマが展開していく流れになっていくと思います。また、キャラクターもとても活き活きしており、その人物の動き、より深い人間ドラマを楽しんでいただけると思いますので、4月からのアニメをぜひご覧ください。

『ネオ アンジェリーク Abyss』スペシャルステージ
日時: 3月30日(日)10:30~11:00
場所: 東京ビッグサイト内TAF特設ステージ
出演: 高橋 広樹(レイン役)
     大川 透(ニクス役)
     小野坂 昌也(ジェイド役)
     小野 大輔(ヒュウガ役)

『ネオ アンジェリーク Abyss』 公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/neoromance/tv/neo/

東京国際アニメフェア2008 公式サイト http://www.tokyoanime.jp/ja/

『ネオアンジェリーク Abyss』 放送局情報

テレビ東京   4月 6日(日)より 26:00~
テレビ北海道  4月15日(火)より 26:00~
テレビ愛知   4月 7日(月)より 27:05~
テレビ大阪   4月11日(金)より 27:35~
テレビせとうち 4月 9日(水)より 25:18~
TVQ九州放送   4月 8日(火)より 26:23~
AT-X       4月11日(金)より 11:00~(リピート放送)
  ※ 放送日時は変更となる場合がございます。あらかじめ御了承ください。

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2008年03月18日
イベント ]
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【業界のベテランが審査員に並ぶ】
 2008年3月15日、「インディーズアニメフェスタ」が三鷹市芸術文化センターで開催された。このイベントは「三鷹の森アニメフェスタ」の中で行われる自主制作アニメーションの上映会で、2003年から毎年開催されている。
 アニメーションに関わる様々な才能の発掘を目的として企画されたものでプロとして輩出した人材も多い。

 イベントでは実行委員会による1次選考を通過した18作品が上映され、続いて審査員による講評とトークセッションが行われた。審査員は、毎年豪華な顔ぶれが並ぶのだが、今年は特に大御所が集まっている。
 アニメスポットの代表で現在でも『怪〜四谷怪談〜』などで作画監督務めるアベ正己さん、スタジオヴィクトリー代表で『しましまとらのしまじろう』で活躍する岡迫亘弘さん、『あしたのジョー』作画監督や「超電磁」シリーズのキャラクターデザイナーの金山明博さん、META-STUDIO代表で、現在でも『モノノ怪』ほか多くの作品で演出を務める渡辺純央さんである。なお、司会はマンガ・アニメ研究家の星まことさんが行った。

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【少数精鋭だった2008年】
 例年、応募作品は100を越えるのだが、今年は60作品程度だったという。その理由としては動画共有サービスの広まりによって、手軽に多くの人に見てもらえる環境が整っていることが考えられる。逆にそうした中、わざわざ応募してくる作品のレベルは近年の中で最も高い水準であった。
 審査員の皆さんは渡辺さん以外、アニメに携わって50年という方々であるにもかかわらず総じてどの評価も高評価を与えていたのが印象的である。

 グランプリを受賞した『福来町、トンネル路地の男』は4分40秒の作品で動画2500枚以上を費やした力作。岡迫さんは「デッサン力、技術的にもすごい。『老人と海』に匹敵する。技術的に飛び抜けている」と絶賛した。
 金山さんは「人物だけではなくて背景もバランスが良い」、アベさんは「作画と演出の合致にただただビックリしている」、渡辺さんは「物語の筋立てや演出がキチンと完了している。減点するところが見つからない」とそれぞれ評価をした。

 アベ正己賞に輝いた『彼らは、』は実写的な作風で現代の孤独を描いた作品。アベさんは「美術も良いし音楽ともマッチしている。情念を感じる」とコメントした。
 岡迫亘弘賞『CUT』は皿の上のリンゴを切ると世界が真っ二つに割れる様子を様々な演出で描いたフラッシュアニメの作品。岡迫さんは「一発芸みたいな面白さ。短い作品ですがインパクトがありました。アイディアが良いですね」と語る。

 金山明博賞『mama & marmalade & me』は、ママのためにママレードのふたを開けようとし、冒険に出てしまう物語。キャラクターはシルエットだが暖かみのあるポップな絵柄の背景の作品。
 金山さんは「リズム感があってワクワクする。スタイリッシュで流れが良い。ミュージカルを見ているみたい」と激賞した。

 渡辺純央賞『shift』はすべて手描きで描かれている。魚や鳥が緻密な絵で描かれた舞台を様々に冒険していく1カットで描かれた作品。
 渡辺さんは「よくぞこれだけの量を描いたという点に、まず恐れ入りました。アニメーションの原点である動きの面白さを思い出させてくれる。原点回帰になる作品」と話した。

 また、特別賞として『PRESENT』が選ばれた。特別賞は当初予定されていなかったものだが、審査員がぜひとも表彰したいということで急遽機会がもたれた。
 チェコの作品のように丁寧に作られた人形アニメ。クリスマスの前夜に出会った老人を追いかけた少女が体験する不思議な館の物語。金山さんは「設定のすごさに驚く。物悲しさに包まれている良い作品です」と語る。渡辺さんは「3Dでやればもっと楽かもしれないのに敢えて立体でやるところに感銘を受けた。苦労したプロセスはフィルムに残る」とコメントした。
【日詰明嘉】

第6回インディーズアニメフェスタ レポート  後編へ

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イベント ]
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【インディーズからプロになること】
 後半はインディーズアニメをテーマに審査員一同でのトークセッションが行われた。まず渡辺さんは、PCの普及やツールの向上によって一人でできることが増したことを素直に「羨ましい」と語る。
 プロとして作品を作るためには効率やスケジュールに加えて、コンテクスト(作品の文脈)が要求される。それらを崩して全て自由にできる点、さらにネット配信ができるなど多くの人に見てもらえる環境が整い、できることの可能性が増したと語る。
 アベさんの話題は、横山隆一さんの主催する「おとぎプロ」での修行時代にさかのぼった。この頃は短編を最初から最後まで一人で制作しており「今日インディーズアニメを見て、その頃の清々しい気持ちを思いだした」と語った。

 インディーズからプロになるということについて壇上で一致したのは、首都圏以外の若者にとってプロになる道として専門学校の門を叩くしかコネクションの取り方がないという状況である。審査員の方々はプロダクションの経営者でもあり、実力がある人は専門学校でのやり方を学ぶよりも、すぐにプロダクションの門を叩いてプロのやり方を学んでほしいと語った。
 また、日本アニメーター・演出協会「JAniCA」では現在、プロのための講座も開催しており、現場で技術を伝える手段はいくつも用意しているという。

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【インディーズ今後の期待】
 渡辺さんは自主制作アニメグループ「アニメーション80」の出身で、JCGLというプロダクションに入社した経験を語る。そこではPCを使った制作を行った最初の会社のうちの一つで、スペックの少なさやデジタルに移行する時の苦労話を語った。
 デジタルアニメツール「RETAS!」を開発したセルシスの社長もJCGL出身者で、その時の苦労が実ったのではという。

 今後インディーズアニメに期待することとして、アベさんは「作品レベルの高さに驚いたので、プロになる意思があるひとは相談してほしい」と人材に希望を持つ言葉を述べた。
 岡迫さんは「原点を見させてもらって非常に楽しかった。アニメの世界に入って50年、まだまだ頑張っていきたい」と語る。
 渡辺さんは「私たちのようなコンテクストとは違った、テレビでは見られない解放された作品を作り続けてほしい」とインディーズの可能性にかける思いを語った。
 金山さんは「独創性を大事にして、楽しく作ってほしい。私も岡迫さんと同じ50年になるがペースメーカーを付けながら楽しんで作っている。若い皆さんは意欲を持ち続けてがんばってほしい」と、参加者にベテランならではの励ましの言葉を送った。
【日詰明嘉】

第6回インディーズアニメフェスタ レポート  前編へ

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第6回インディーズアニメフェスタ 受賞作品決定

第6回インディーズアニメフェスタ 受賞作品(再掲)
■ グランプリ<三鷹賞>
  『福来町、トンネル路地の男』 岩井澤健治
■ アベ正己賞
  『彼らは、』 伊藤公規
■ 岡迫亘弘賞 
  『CUT』 さかしたのぶよし
■ 金山明博賞 
  『mama & marmalade & me』 山下順平
■ 渡辺純央賞 
  『shift』 八木智子
■ 特別賞 
  『PRESENT』 翠緯泰

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2008年03月15日
セミナー・講演会 ]
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 2008年3月8日、東京大学経済学研究科棟で「東京大学創立130周年記念事業 公開シンポジウム」が開催された。テーマは「アニメがみる未来~コンテンツが切り拓く将来~」である。
 開会の挨拶は、本シンポジウム全体のコーディネーターであるプロダクションI.Gの石川光久社長が行った。挨拶の中で石川氏はプロデューサーの資質として「3つのS」を挙げた。それは「Spirits,Skill,Study」の3点である。石川氏はその中で特に「Spirits」について、「教えて身に付くものとは違うので、この講演を聞いて持ち帰って欲しい」と、参加者に檄を飛ばした。

「アニメは子供に未来を見せる」セルカン氏
 記念講演を行ったのは、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻助教アニリール・セルカン氏。「インフラフリーが拓く未来の社会と技術」と題した講演を行った。
 「インフラフリー」とは、インフラに依存しないで暮せる空間技術(INFRA-FREE LIFE)のことである。具体的には天変地異などでエネルギー・食料・水が遮断された場合に自給自足できるシステムのことを指す。太陽エネルギーや風力発電とも違う、ゴミとして出されたものを「社会インフラ」と利用し、循環してエネルギーを作り出すことについての研究を行っている。

 未来像における具体例としてロボット技術は多くの国で挙がるが、本田技研の2足歩行ロボット“ASIMO”のように、人間との調和を連想するのは日本独特の世界観であるという。そこで過去に科学技術が戦争に使われた例を挙げ、「科学者は開発だけが目的ではなく、何のために使うのかというビジョンを持って研究しなくてはならない」と強調した。
 アニリール氏は2008年4月から放送されるアニメ『RD 潜脳調査室』で、未来考証のスーパーバイザーを担当している。アニメは子どもに未来を見せる側面と教育を行う側面から、学者として非常に興味深い経験であったと語った。

「RD 潜脳調査室」アニメと科学のコラボを実現
toudai2.JPG 続いて行われたパネルディスカッションはアニメと科学技術が交錯する未来」をテーマに行われた。司会は東京大学大学院情報学環准教授の七丈直弘氏、パネリストはアニリール氏、科学技術振興機構さきがけ研究員の渡邊淳司氏、評論家の東浩紀氏、『RD 潜脳調査室』の古橋一浩監督、同作のシリーズ構成を務める藤咲淳一氏、ウィルコム執行役員副社長の近義起氏という顔ぶれである。
 パネルは80分という十分な時間を取って行われ、『RD 潜脳調査室』を軸に未来技術全般に話が及んだ。

 この中で、アニリール氏は「大学では近未来しか研究できないので、50年後の世界をアニメスタッフたちと一緒に考える機会が得られて、大変勉強になった」と語る。
 シナリオ担当の藤咲氏は「未来を描くのに環境というテーマは外せないので、人工島という舞台で新たなネットワーク社会での探偵物語を進めていく」という見所を語った。また80歳と15歳のコミュニケーションをもう一つの軸に据えているという。また、環境と技術のバランスが崩れ始めたところで、社会の揺り戻しが起きたり、人間の根元的なところを描く意図があるようだ。
 古橋監督は「演出とは人間の価値観をどう捉えるか」という作品作りの肝に触れる。世界観も人間観も大事なものはバランス感覚で、未来技術を描くにしても人が健全に生きられる「気持ちの良い」ものが何なのかを考えるのが重要だという。
 今回は、もう一つ「水」がキーになっており、シンプルで根元的な物質をテーマに描く。表面的には人間ドラマを描くが、裏のテーマとしてはシンプルで永遠不滅なものを盛り込んで、確実に「気持ちの良い」作品にするとと自信を覗かせた。
 『RD 潜脳調査室』は2008年4月8日(火)24時59分から日本テレビ系(一部地域除く)で放送開始される。
【日詰明嘉】

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RD 潜脳調査室 公式サイト http://www.ntv.co.jp/RD/

アニメがみる未来
2008年3月8日
東京大学経済学部1番教室
主催: 文部科学省科学技術振興調整費「コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム」
共催: 東京大学大学院情報学環
協力: プロダクション・アイジー、ウィルコム

基調講演
アニリール・セルカン(東京大学大学院工学系研究科・助教)
パネリスト
アニリール・セルカン/渡邊淳司(JSTさきがけ研究者/NTT CS研)/東浩紀(東京工業大学特任教授)/古橋一浩(アニメ演出家・監督)/藤咲淳一(アニメ脚本家・監督)/近義昭氏ウィルコム取締役・執行役員副社長)/七丈直弘(モデレーター、東京大学准教授)
全体コーディネーター
石川光久(東京大学特任教授、プロダクション・アイジー代表取締役社長)

*2009年11月14日の朝日新聞の報道により明らかになった事実により、記事の内容を一部訂正させていただきました。(2009年11月14日)

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2008年03月14日
イベント ]
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 25年前に生れたマンガ『北斗の拳』が、いまなお変わらぬ大きなパワーを発揮し続けている。『北斗の拳』25周年を記念した「HOKUTO 7 PROJECT」が、3月14日、渋谷マッスルミュージアムで発表された。 
 この発表は『真救世主伝説』OVAの第4弾『トキ伝』の完成披露試写会を兼ねたもので、原作者の武論尊さんと漫画の原哲夫さんも会場に訪れた。
 クリスタルキングがあのテレビ主題歌を歌いあげるなどイベントが熱く燃え上がるなか、「HOKUTO 7 PROJECT」の7大プロジェクトが次々に発表された。

 この7つプロジェクトは「映画」、「イベント」、「アニメ」、「アーティスト」、「デザインデフォメーョン」などに分かれている。
 なかでも注目は、この秋劇場公開される「真救世主伝説最終章『HOKUTO-NO-KEN LEGEND OF KENSHIRO』」である。映画ではケンシロウが何故、伝承者になれたのか? そして救世主と呼ばれるまでに成長したのか?を完全オリジナルで語る。

 今回完成試写を行った『トキ伝』、さらにこの秋にアニメ化される『ラオウ外伝』、9月13日に開催予定の大型イベント、アーティストとのコラボレーション、2頭身キャラクターの誕生などがプロジェクトに含まれる
 さらに今回イベントが開催されたマッスルミュージアムともコラボレーションする。『北斗の拳』の世界観と「マッスル・ミュージカル」とで作り出すミュージカルとなる。マッスル・ファイターによる「闘気」・「筋肉」・「愛」の演出がこれらを実現することになる。

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 こうした25周年企画が大きく盛り上がっていることについて武論尊さんは、「25 年たった今でもまだ読まれていることが嬉しい。自分はどんどん年をとってゆくのに、漫画は今でも変わらず、みんなに愛され読まれている。」と作品の変わらぬ人気に感慨深げであった。

 また、原哲夫さんは、「書き始めたことは二十歳そこそこだった。25 年経てば悠々自適に暮らしていると思っていたけど、未だに徹夜で漫画を描いている。まだまだこれからも頑張りたい。北斗の拳もまだまだみんなに愛されててうれしい。」と作品の人気を喜ぶ一方で、こちらも変わらない創作意欲を燃やす。
 今年、そして来年に向けて、次々と繰り広げられていく「HOKUTO 7 PROJECT」が、これからも話題となりそうだ。

『北斗の拳』 25周年記念サイト http://www.hokuto-no-ken.jp/

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イベント ]
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 2008年3月8日、東京・秋葉原のUDXシアターで第2回声優アワードの授賞式と受賞者の発表が行われた。
 開会に先立ち、司会を務める文化放送の長谷川太アナウンサーより、広川太一郎さんが3月3日にお亡くなりなったことを伝えた。広川さんは『宇宙戦艦ヤマト』の古代守や『ムーミン』のスノーク役など、数々の名演技で知られる。

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 受賞式は新人女優賞から発表され、第2回声優アワード」最初の受賞者に輝いたのは、『らき☆すた』の柊かがみ役で大人気となった加藤英美里さんと、『さよなら絶望先生』の木村カエレ役などでエキセントリックなキャラクターを好演した小林ゆうさんである。
 また新人男優賞は『地球へ…』のサム・ヒューストン役などで知られる、羽多野渉さん、『おおきく振りかぶって』の主役、三橋廉を演じた代永翼さんが選ばれた。

 続くベストパーソナリティ賞を見事受賞したのは、鈴村健一さん。受賞のコメントでは映像を受けて「完全に色モノと紹介されてます」と語り会場を沸かせた後「パーソナリティとして自分の名前を使って表現することができました。これから声優というメディアはどんどん声優の名前、パーソナルなものが広がっていけばいいなと思います」と語った。
 歌唱賞は『らき☆すた』のオープニング主題歌『もってけ!セーラーふく』を歌った平野綾さん、加藤英美里さん、福原香織さん、遠藤綾さんの4名。加藤さんは新人女優賞とのダブル受賞になった。
同曲は遊び心の高い音楽性がファンから高い注目を集め、オリコン初登場2位を記録。現在では20万枚以上を出荷している。リミックス版も2作品制作された、2007年を代表する曲である。

 シナジー賞は、作品として声優の魅力を最大限に発揮したものに対して与えられる。選ばれたのは特撮作品の『仮面ライダー電王』。
 2007年1月から1年間放送され、主人公の4人のライダーは、それぞれ個性的な性格で、声優もそれぞれ異なる。斬新な設定、キャラクター性の高いストーリーが話題を呼び大ヒットとなった。4月には劇場版第2弾も公開される。
 モモタロス役の関俊彦さん、ウラタロス役の遊佐浩二さん、キンタロス役のてらそま まさきさん、リュウタロス役の鈴村健一さんの名前が発表された直後、会場は暗転。そこに現れたのは、仮面ライダー電王本人。そこに関さんが生でアテレコを行う演出が行われた。
 決め台詞「言っとくが俺は最初から最後までクライマックスだぜ!」に会場は大盛り上がり。

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 特別功労賞には、1995年に永眠された城達也さんが選ばれた。城さんはグレゴリー・ベックやロバート・ワグナー等の外画の吹き替えなどで絶大な人気を集めた。
 また、ラジオ番組『JET STREAM』の初代パーソナリティとしても知られる。トロフィーは夫人が受け取り「主人もきっと喜んでいると思います」と語った。

 功労賞は、アラン・ドロンやブルース・ウィリスほか、数々のスターの吹き替えをした野沢那智さん、シルヴェスター・スタローンをはじめとして5000本もの外画吹き替えを行った羽佐間道夫さん、フェイ・ダナウェイなどクール・ビューティーな女優を多く吹き替えした来宮良子さんが選ばれた。
 ラジオで鳴らした野沢さんは、「深夜放送が長いもんですから喋り出すと2時間半かかります」とのジョークから入り、映画評論家の淀川長治さんから「映画は人生の教科書」で、それを伝える吹き替えは大事な仕事であると励まされたエピソードを語った。その上で、「まだまだ新人です。よろしくお願いします」と述べた。
 羽佐間さんは、82歳の女性からファンレターを貰ったエピソードを話し、「功労賞のゆえんかな。どこまでいけるか分かりませんが、がんばります」と語った。
来宮さんは、「羽佐間さんがおっしゃった82歳までもうすぐ…いえ、まだ間がありますけど、これからもがんばっていきたいと思います」と語った。

 富山敬賞は故・富山敬さんを記念して今年から設立された。声優の職業を各メディアを通じ、多く広めた人に与えられる。今年は古谷徹さんが受賞した。古谷さんは、『機動戦士ガンダム』アムロ役など数多くのヒーローの役柄で知られる。
 2007年は中国や米国などのイベントに参加し、国内外で声優の魅力を広めた。「富山敬さんはヒーロー声優のあこがれ。今後も富山敬さんの名に恥じぬよう、海外のイベントに積極的に参加し、功績を残したい。」と語った。

 サブキャラクター男優賞は小野大輔さん、神谷浩史さん。小野さんは『みなみけ』保坂役や『レンタルマギカ』影崎役など、様々キャラクターを演じ分ける。受賞コメントでは、最初は、作り手として参加したが挫折した経験などを語り、「ひょんなことから声の仕事をした自分がこんな賞をいただけるのが信じられない、不思議な思いがします」と話した。
 神谷さんは『さよなら絶望先生』糸色望役で、アクの強いキャラクターを演じ、表現力高く評価された。

 サブキャラクター女優賞は、釘宮理恵さんと斎賀みつきさんが選ばれた。釘宮さんは『ハヤテのごとく!』三千院ナギ役など、いわゆる"ツンデレ"系キャラクターで人気。しかし多様性のある表現力は誰もが納得するところだ。
 斎賀さんは、『もやしもん』結城蛍役や、『天元突破グレンラガン』ロシウ・アダイ役など男性キャラクターを演じ、女性からの人気が高い。

 主演男優賞は、『機動戦士ガンダム00』刹那役、『DEATH NOTE』夜神月など数多くの主演を経験した宮野真守さん。受賞コメントでは「このような栄えある賞を受賞し、ありがとうござます。僕はまだまだ未熟なので、僕一人で貰った賞ではなく、すばらしい作品に出会えて、作品を作る上で出会ったたくさんの方々の力だと思っています。身長ばかりでかい僕ですけども、役者としてもでっかくなれるようにがんばります」と語った。
 主演女優賞は、昨年新人女優賞を受賞した平野綾さんが選ばれた。『らき☆すた』泉こなた役、2006年には『涼宮ハルヒの憂鬱』涼宮ハルヒ役などで活躍した。

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 こうして、全部で12部門、延べ24人への授与が終了した。授賞式後、UDXビル内に敷かれたレッドカーペットを通ってファンからの大きな拍手と歓声に包まれ受賞者は退場し、式典は終了した。
 なお、3月30日の「東京国際アニメフェア 2008」では、声優アワードのステージイベントも開催される予定である。また、3月下旬より、秋葉原の東京アニメセンターでは今回の声優アワードを記念したオリジナルポストカードが発売される。
【日詰明嘉】

声優アワード 公式サイト http://www.seiyuawards.jp/

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第2回声優アワード決定 主演賞は宮野真守さん平野綾さん

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2008年03月02日
イベント ]
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 今年で生誕29周年を迎えた『キン肉マン』のファン感謝イベント「キン肉マンスペシャルナイト」が、2月29日の金曜日に、新宿のバルト9で行われた。
 これは『キン肉マン』が29(ニク)周年を迎え、毎年29日が金曜日になる日を「キン肉マンの日」として日本記念日協会に認定されたことを記念するものだ。

 29日の上映会前には、東映の『キン肉マン』プロデューサーである田宮武さんから、ゆでたまご先生に認定証が手渡された。
 ゆでたまごの嶋田先生は「以前の10周年、20周年の時よりも盛り上がって、驚いている。小学校の時に中井先生と考えてから37周年、ここまで続いたのはファンのお陰」さらには、「このところプロレスが元気がないので、キン肉マンを実際のリングに上げて盛り上げたい」と仰天プランを発言するなど29周年の催しは今後も様々な展開が予想される。

 キン肉マンから友情を学び、名前も「ミノワマン」に改名したゲストのミノワマンさんは、リングで戦うことになったらという質問に「勝ちたいけど…」と、憧れのファイターに対して複雑な心情を見せた。

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 イベントは、PRIDEでおなじみ、レニー・ハートさんによるゲストの選手入場コールが行われる凝りようだった。
 「TVシリーズキン肉マンベストバウト」が順次発表されるなか、ケンドーコバヤシさん、バッファロー吾郎の二人、アホマイルドの二人、指圧野郎さんらゲストの皆さんがキン肉マンに対する熱い思いや数々の名言が飛び交う。

 ゲストもキン肉マン世代でトークも全開、「この頃のバッファローマンは血が出ないんですよね」、「キン肉マンは悪魔将軍の地獄の断頭台を破れていませんからね!」などテレビならカットされるかもしれないほど濃いトーク内容だった。
 この日のファンは、発売後2時間で売り切れたプラチナチケットを手にした熱いファン。会場一帯となって懐かしくも熱いトークに酔いしれた。

 ベストバウト上位は、PRIDの「試合前煽り演出」を手がける佐藤大輔さんによる、この日だけの特別編集映像がそれぞれ流された。
 膨大なシーンの中から試合を行うキャラクター同士の因縁を浮き彫りにし、ナレーションで盛り上げる演出に、会場はまさにこれから試合が始まらんとするボルテージに上昇する。ヘル・ミッショネルズ登場シーンには会場から黄色い声援が飛ぶ。ゲストからは、この映像もDVD特典にして欲しいという声が上がるほど。

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 ベストバウト発表と同時に進行したもう一つのイベントは、フードファイターのジャイアント白田さんによる牛丼2.9kg早食いバトル。吉野家の牛丼2.9kgとは、8杯分に相当する。当初、29分の予定であったがゲストからの挑発を受け、20分で食べ切るチャレンジに短縮された。
 白田さんは途中、食べながらベストバウト発表を鑑賞するほどの余裕をみせ見事、2.9kgの牛丼を食べきった。超人オリンピックのベルトを嶋田先生から授与され、賞品として12月発売の「キン肉マン コンプリートDVD-BOX」の目録を手に入れた。

kushida-sun.jpg 最後は串田アキラさんによる、主題歌『キン肉マンGo!Fight!』、『炎のキン肉マン』のミニライブが行われた。
 ファンとの掛け合い、生の歌声にゲストの皆さんも感動しきりといった様子。「キン肉マンを楽しんでいた子どもたちがこんなに大きくなってまた会えて嬉しい。キン肉マンをこれからも歌い続けます!」と語った。

 「キン肉マン コンプリートDVD-BOX」は、テレビシリーズ184話に劇場版7作、特典として復刻版「キン消し全418体」や、ブックレット・ボーナスディスクなどが付く。完全予約限定生産で、7月13日予約締切。発売は12月20日となる(105000円)。
 なお、29周年のこの日、テレビシリーズと劇場版の主題歌を集めた『キン肉マン 主題歌超選集』(2900円)と、キャラクターソング64曲+カラオケ20曲を収録した5枚組CD-BOX『キン肉マン GREATEST CD-BOX』(7875円)が発売されている。

 2月29日から3月7日までバルト9では、連日、『キン肉マン』劇場版全7作品と、「ファンが選んだTVシリーズキン肉マンベストバウト」上位作品が上映される。
 「キン肉マン映画祭」期間中、キン肉マンの立像や黄金のマスク、タッグトーナメントカップのレプリカなどの展示や、復刻キン消しをはじめとしたグッズ販売などを催す。キン肉マンフリークならば、この期間中訪れたいところである。

kinniku-2.jpg【ファンが選んだベストバウト】

10位【ウォーズマン vs ラーメンマン】
9位【マッスル・ブラザーズ vs はぐれ悪魔超人コンビ】
8位【バッファローマン vs ウォーズマン】
7位【キン肉マン vs キン肉マンスーパー・フェニックス】
6位【キン肉マンソルジャー vs キン肉マンスーパー・フェニックス】
5位【マッスル・ブラザーズ vs ヘル・ミッショネルズ】
4位【ロビンマスク vs マンモスマン】
3位【キン肉マン vs バッファローマン】
2位【キン肉マン vs 悪魔将軍】
1位【キン肉マン vs ウォーズマン】

【ゲストの選んだベストバウト】

バッファロー吾郎 若竹さん【キン肉マン vs カレクック】
バッファロー吾郎 木村さん【ブロッケンJr. vs ラーメンマン】
ケンドーコバヤシさん【テリーマン vs アシュラマン】
ミノワマンさん【超人師弟コンビ vs ヘル・ミッショネルズ】

キン肉マン29周年記念サイト http://www.kin29.jp/
新宿バルト9 http://wald9.com/

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