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2008年11月16日
イベント ]
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uv03.JPG 11月15日、東京・文化放送メディアプラスホールで、テレビアニメ『ウルトラヴァイオレット:コード044』DVDリリースを記念したスペシャルトークショーが開催された。番組で主人公044を演じる朴璐美さんとその敵役ダクサス2世演じる小山力也さんがゲストに登場し、白熱のトークを繰り広げた。
 2人の絶妙の掛け合いで、会場は最初から最後まで参加したファンの笑いに包まれた。全体で1時間半にも及んだが、そうした時間を全く感じさせないものだった。

 『ウルトラヴァイオレット:コード044』は、アニメ界の巨匠出崎統監督、キャラクターデザイン・作画を杉野昭夫さんが手掛けた話題作である。2006年にミラ・ジョヴォヴィッチ主演で劇場公開された『ウルトラヴァイオレット』を基に生まれ、同じ世界観を共有する。
 映画の舞台から数十年後、ウィルスの遺伝子操作で生まれた最強の女戦士044を主人に、人類と超人類ファージの戦いを描く。朴璐美さんと小山力也さんは、作品中では、敵同士となる。

 イベントは3部構成で、最初は2人が選んだ名シーンベスト3だ。朴璐美さんが選んだのは次の3場面。
 1位. ルカへの思いを告白するシーン
 2位. GPSを体内から抉り出すシーン
 3位. ルカとの出会いのシーン
 いずれも組織を離れた044が自らの運命を切り開いていくものとなる。

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          (c)2008 Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc.

一方、小山力也さんは、次の3シーンを挙げた。
 1位. ダクサス2世とルカの戦闘シーン
 2位. 044の追求を宣言するシーン
 3位. 044の回収命令のシーン
 こちらは敵役らしいシーンが並んだ。小山力也さんによれば、ダクサス2世は偉そうにしているけれど小心者、044を好きなんだけれどそれを言えないのだ。
 これらの名シーンは映像と共に紹介された。いずれも、本編の重要シーンばかり、かなり豪華ダイジェスト上映会に参加したファンも大満足だ。

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          (c)2008 Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc.

 続く 「ウルトラ・サブタイトークショー」では、全12話のサブタイトルをお題に、2人がトークをする対決企画。2人とも椅子から立ち上がったり、意表を越える答えが出て来たりと盛り上がった。
 最後の「ウルトラパラレルワールド」では、『ウルトラヴァイオレット:コード044』の1シーンでのアドリブアフレコに2人が挑戦。2人が演じる別作品のキャラクターで、『ウルトラヴァイオレット:コード044』のアフレコを行う。2人は即興とは思えない絶妙なアイディアと合わせで、さすがプロとファンからは大きな拍手と大歓声となった。

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 そして最後に、朴璐美さんからは「最終回に出崎監督がこの作品に込めた“思い”が詰め込められていると思うので、最後まで観て下さい」挨拶があった。

 また小山力也さんからは「すばらしいスタッフとキャストに恵まれ、本当に贅沢な現場でした。いつまでも印象に残る作品になると思います。」とあり、トークショーが締めくくられた。

ウルトラヴァイオレット:コード044 公式サイト 
http://uvcode044.jp/

uvdvd.jpgウルトラヴァイオレット:コード044 vol.1、2
3990円(税込)
12月19日(金) ブルーレイBOX発売
発売・販売:(株)ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

(c)2008
Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc.

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2008年11月14日
その他 ]
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 11月13日、東京・虎ノ門のホテルオークラで、さいとうたかお氏の「『ゴルゴ13』連載40周年記念+単行本150巻記念パーティー」が開催された。
 長年にわたって愛されてきた人気マンガ『ゴルゴ13』の作者、そして日本のマンガ、特に劇画の基礎を築いたさいとう氏だけに、マンガ業界の大物が集まる華やかなパーティーとなった。

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 会に先立って行われた鏡開き、乾杯には、北見けんいち氏、黒鉄ヒロシ氏、高井研一郎氏、ちばてつや氏、つのだじろう氏、永井豪氏、藤子不二雄A氏、古谷三敏氏といった日本のマンガ界を支えてきた大物マンガ家が並んだ。
 また出版人を代表して小学館の相賀昌宏社長が乾杯の音頭を取り、リイド社の斎藤發司社長の手からさいとう氏に、鷹をモチーフにしたクリスタル製の彫刻が記念品として贈呈された。

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 非常に華やかな中で行われた『ゴルゴ13』の40周年記念だが、さいとう氏自身は当初はあまりそれを意識していなかった。
 さいとう氏によれば、今年40歳になる知人が「僕は『ゴルゴ13』と同じ年なんです」というのを聞いて初めて意識したという。「『ゴルゴ13』の連載開始時に生まれた子供が、こんな年になったのだ」と感じたそうだ。

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 さいとう氏と同時代を生きてきた藤子不二雄A氏は、そんなさいとう氏に対して「ひとつの作品が40年も続くことは大変なこと。読者の支持もなければ続かない」とその業績を讃える。
 特に『ゴルゴ13』の凄いところは、この40年間に連載の原稿を落としたこともなければ、一度も休載をしたことがないことだ。小学館の相賀社長も挨拶の際に、さいとう氏の素晴らしさのひとつとして特に強調していた。
 しかし、さいとう氏は「40年間続けられたのは、プロフェッショナルだから」と受け流す。「昔、先輩のなかに人気が出ると原稿を落とすことがステイタスのように考えている人達がいたのに対して反発を感じた」という若い頃の経験を語った。

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 では40年間、単行本150冊まで続いた『ゴルゴ13』は、今後のどのように展開するのだろうか。実はさいとう氏によれば最終回の構想はもう決まっているという。始まりと最後だけ決まっていれば、途中を描いていくのは楽だと笑う。
 パーティーの会場の一角には、単行本やDVD、CD、フイギュア、ゴルフクラブからパンツまで、様々な『ゴルゴ13』グッズが展示されていた。また、今年は『ゴルゴ13』のテレビアニメ化もされている。
 さいとう氏の描く『ゴルゴ13』の連載はまだまだ続きそうだ。それと伴に、こうした様々な『ゴルゴ13』の世界はまだまだ広がるだろう。

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2008年11月10日
その他 ]
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VC2.JPG 11月10日、東京・虎ノ門のソニーピクチャーズ エンタテイメント本社にて、2009年1月の大型新作テレビシリーズ『VIPER’S CREED(ヴァイパーズ・クリード)』の製作発表記者会見が行われた。
 『VIPER’S CREED』は、『APPLESEED』や『EX MACINA-エクスマキナ-』で世界的に知られる荒牧伸志総監督の新作として、大きな注目をされるメカニカルアクションストーリーだ。

 製作発表記者会見には、総監督の荒牧伸志さん、監督の神戸洋行さん、主人公サイキ役の黒田崇矢さん、サクラコ役豊口めぐみさん、そしてプロデューサーの森島太朗さんが登壇した。
 荒牧総監督は、「今回ソニーピクチャーズから世界展開出来るものでという話を聞いた時は願ってもないチャンスだなと思った。最終戦争が終わった後の都市生活者の話というのがあり、自分のやりたいものに合致するものが多かった。自分のやりたかたことが出来て、自分の持てる全てをだせる作品」と、『VIPER’S CREED』にかける大きな意気込みをみせた。また、その作品について大きな自信を見せた。

VC1.JPG 神戸監督は「最近は割りと年のいった男性が主人公の作品がなかった。今回『VIPER’S CREED』では熱い男の物語を描く。格好良くなっているのでそういった場所を見て欲しい」と作品をアピールする。
 その主人公サイキを演じる黒田崇矢さんは、「荒牧総監督から大人の男を演じて欲しいと言われました。その言葉に大変燃えています」と話す。そして、「言葉数が少ない中、しゃべらないことによる空気感を表現しようとしている」と難しい演技に挑戦している。
 豊口めぐみさんは演じるサクラコについて、「サイキとは真逆の役、サイキをサポートする役だけれど静かなサイキに対してサクラコはひっかきまわす、賑やかな女の子です。生きていくうえで普通に頑張っている」と説明する。

 またソニーピクチャーズの森島プロデューサーは、「今の国際情勢も踏まえたメッセージ性のある作品として製作して行こうと思っている」。そして、「世界60数ヶ国で放映を行っているアニマックス、67拠点を持つソニーピクチャーズのネットワークを活かして世界展開を行う」と『VIPER’S CREED』を通じて海外での展開に積極的に関わっていくことを明らかにした。

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 記者会見では制作中の映像の一部が披露された。街を疾走する変形型バイクが映し出され、スピード感のあるシーンが続いた。『APPLESEED』や『EX MACINA-エクスマキナ-』の持つメカの躍動感を継承しつつ、それよりも軽やかなアクションを思わせた。
 『VIPER’S CREED』は、国内では2009年1月6日10時からアニマックス、1月10日からBS11デジタルで毎週放送される。

アニマックス http://www.animax.co.jp/

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        (c)2008 Sony Pictures Entertainment(Japan)Inc.

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イベント ]
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 10月23日から26日まで、日本科学未来館をメイン会場としてデジタルコンテンツエキスポが開催された。
 デジタルコンテンツエキスポは、昨年より始まったJAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)の1イベントとして今年初開催されたイベントである。

 アニメーション関連の展示や上映・シンポジウムなどは、2006年まで主に横浜で開催されていたASIAGRAPHの担当となっている。ASIAGRAPHは、昨年コ・フェスタの1イベントとなり秋葉原UDXで行われ、今年はデジタルコンテンツエキスポの1カテゴリーとなった。
 またASIAGRAPHではアニメーション作品を公募しており、今年はASEAN+3として中国や韓国など、アジアからも作品が寄せられている。国内作品には現在YouTubeで再生数が6万を越えている『なまものおじさん』も選ばれていた。

korea2.jpg 会期中の展示やシンポジウムでは3D作品が多めだが、最終日の10月26日は2D作品が目立った。
 その26日の12時からは、ASIAGRAPHの喜多見康氏、コミックス・ウェーブ・フィルムの角南一城氏、チャン・ヒュンユン氏による「『ウルフ・ダディ』韓国アニメの旗手チャン・ヒュンユン」が行われた。
 2006年の第11回広島国際アニメーションフェスティバルでヒロシマ賞などを受賞したチャン氏の『ウルフ・ダディ』は、今年コミックス・ウェーブ・フィルムからDVDが発売されている。
 会場では『レター』や『ウルフ・ダディ』のほか、最新作となる『わたしのコーヒー・サムライ』の予告編も紹介された。これは昨年『武林一剣の私生活』として完成していた作品であるが、来年国内向けのタイトル『わたしのコーヒー・サムライ』として、同じくコミックス・ウェーブ・フィルムからのリリースが決定している。

14時からはアニメーション作家のルンパロ氏と編集家の竹熊健太郎氏による「フラッシュアニメ台頭後のクリエイター事情・個人制作作品から見える新たなチャンネル」が行われた。
 FlashとAfter Effectsの併用が増えつつあるぴろぴと氏の“呪いの動画”『username:666』、主要キャラクター以外は実写というウサギ王の“社会派アニメ”『チョップスティック第2話』、GifからAfter Effectsへ移行したのすふぇらとぅ氏の『海からの使者・後編(工事中)』、そして制作工程の殆どがアナログという伊勢田勝行氏の『浅瀬でランデブー』ダイジェストといった個性的な作品だらけだ。

take-rum1.jpg  この2つのセッションを比較すると、長きに渡って通底する問題も浮かび上がる。チャン氏は専門的に学ぶために大学へ進学しているが、その前にアニメーション制作とは関係のない大学に在籍していた。 
 また、ぴろぴと氏とウサギ王は業務として作品制作も受注しているものの、のすふぇらとぅ氏と伊勢田氏は趣味である。特にのすふぇらとぅ氏の作品は、2005年に大阪で行われたJAWACONに出品していた作品の後編で、“工事中”とあるところからも察する事が出来る。

 つまり、個人レベルでオリジナル作品を制作して一般流通に載せることの出来るケースが増えてきた一方で、今までのように本職に出来るのか、本職にすべきなのかという問題が相変わらず存在しているということだ。
 制作人数が少なくても矢継ぎ早に出せるテイストの作品はごく限られており、それなりのクオリティを維持しようと思うなら制作費がかかってしまうからでもある。逆に言うと、本職にするかしないか、商品化するかしないかに関わらず、作品を見てもらいやすい状況が生じた恩恵もある。現にぴろぴと氏の『username:666』は、YouTubeで再生数が80万を越えている。

 このほかにも、13時からはCGアニメーションシアター特別上映として、『テユベスクの歌』が第4回吉祥寺アニメーション映画祭にノミネートしていた安藤238氏の案内によるアウター・オーダー・イノベーターも行われた。こちらではイサイシズカ氏の『めぐりあう世界』などが紹介されている。
 また、こちらも今年からデジタルコンテンツエキスポの1カテゴリーとなったデジタルアートフェスティバル東京2008では、15時から『ROBOT Animation Studio CAGE 上映&トークショウ』が行われた。 
 ROBOT Animation Studio CAGEに所属する加藤久仁生氏らが参加し、『つみきのいえ』などが上映されている。加藤氏の『つみきのいえ』は、今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバルでグランプリ「クリスタル賞」や第12回広島国際アニメーションフェスティバルでヒロシマ賞などを受賞している作品である。『つみきのいえ』は10月24日にDVDが発売されている。
【真狩祐志】

DIGITAL CONTENT EXPO http://www.dcexpo.jp/

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2008年11月08日
アーティスト ]
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 この10月からテレビ放送が始まり好評を博している『ef-a tale of melodies.』。ゲームファンに人気の高いminoriによるPCゲームを原作に、昨年10月にテレビアニメ化された『ef - a tale of memories.』の第2期にあたる。
 前作ではその斬新な映像手法、作品世界を彩る美しい音楽が、観る者に圧倒的な印象を残した。このメインテーマを「euphoric field」を担当したのがELISAである。作品の世界観を体現したかのようなクリアで神秘的な歌声が、瞬く間にファンの心を捉えた。「euphoric field」はロングセラーとなり、新人として異例の3万枚を越えるヒットを記録した。

 この秋、第1期テレビアニメの放送終了から約半年、ファン待望の第2期シリーズ『ef-a tale of melodies.』が放映を開始した。そして『ef-a tale of melodies.』では、再びELISAがオープニングテーマを担当する。「ebullient future」である。
 このオープニングテーマで作品の始まりから視聴者の心を掴み取る。イントロも無く突然始まるミステリアスな曲、ELISAはその繊細な歌声と強さを感じさせるメロディで、再び幕を開いた『ef』の世界を歌いあげる。

 今回、そのELISAが、この「ebullient future」を自ら語るオフィシャルコメントが届けられた。この中からは、「ebullient future」と『ef-a tale of melodies.』に込める彼女の熱い思いが伝わってくる。

ELISA 公式サイト http://www.elisa-smile.com/

【ELISAオフィシャルインタビュー】

―最新シングル「ebullient future」についてお伺いする前に、各所で絶賛されたアニサマのお話からお伺いします。改めて振り返って、ELISAさんの音楽活動においてどのような意味があったと考えていますか?
ELISA 
デビューしてからずっと目まぐるしく状況が変わっていく中で、やっとELISAとして成果を残せたというか、はじめてみなさんから、直で嬉しい評価を頂けたのが、私にとってはアニサマだったんです。
自分自身に対する自信に繋がったので、とても重要なイベントだったと、今振り返って噛みしめています。

―でも、成果という意味では1stシングル「euphoric fields」も大ヒットでしたよね?
ELISA 
あの頃は、デビューするということだけで大変な状況で、手探りのレコーディングだったんですよ。オペラをやっていた経験はあったのですが、レコーディングでは素のままの自分をぶつけるように歌ってしまったので、今となっては「もう1回録り直したい!」という思いもあるくらいで……。

―「euphoric fields」は、あの時期のELISAさんがありのままの形でパッケージングされている作品として、十分成立する魅力があると思います。
ELISA 
そう言っていただけると、すごく嬉しいです(笑)。

―そして、これまでの経験を活かす形で行われた「ebullient future」のレコーディングですが、振り返ってみていかがですか?
ELISA
「euphoric fields」の時は、完成された素晴らしい楽曲の魅力を、壊さないように歌うことばかりに終始していた部分があったんです。でも「ebullient future」は、アニメ『ef』の内容をさらに深く理解した上で歌えたんですね。2曲とも複雑な恋愛の曲ですが、特に「ebullient future」は大人っぽい、より深い恋愛の曲ですよね。
イントロから突然“Love”という言葉が飛び出してくる切迫感。この焦るような気持ちを大事にしながら、表現したいと思ったんです。

―切迫感とは、まさに的確な表現ですね。サウンドも壮大さが増すことで、感情をより情熱的に表現できる楽曲に仕上がっています。
ELISA
「euphoric fields」と比べると、全体的にサウンドがパワーアップしていますよね。本当に『ef』って、壮大という言葉がピッタリだと思うんです。
このジャケット写真も世界観の荘大さをより強調したくて、実際に海に行って撮影したんです。ただこの日は本当に風が強くて、何度も目に砂が入ってしまって……。

―(笑)。先ほど仰られた通り、、激しい恋愛を綴った歌詞が印象深いですね
ELISA
私、アニメ主題歌の歌詞って、普通のポップスの歌詞よりも難しいと思うんですよ。直接的じゃない、抽象的な表現がたくさん使われているし、感じる人によって幾通りもの解釈が生まれて。
特に『ef』は、聴き手のイマジネーションを刺激する、とても考えさせられる歌詞が多いと思うんです。「ebullient future」の“ebullient”は “(幸福などに)満ち溢れた”という意味で、“future”は未来。幸福感がサビに溢れているのに対して、Aメロ、Bメロでは希望=未来を歌っているのだと、私は解釈しています。でも、本当にいろいろな見方ができる歌詞ですよね。

―「凍てついた鼓動が体を切り裂いても」のような激しい歌詞は、「euphoric fields」にはない要素ですね。
ELISA 
本当にそうですよね。そういう部分が、私にはすごく大人っぽく感じます。

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―ELISAさん自身、そういう恋愛の経験は?
ELISA 
私にはまだ経験がないのですが、それくらいに激しい恋愛もいつかは経験してみたいです(笑)。

―カップリング曲「pray」も恋愛の曲ですが、ガラッとテイストが変わりますね。
ELISA 
こういった楽曲は新境地だったので、歌い方については最初悩みました。だからこそ余計に愛着もあって、新しい自分の歌い方が発見できた大事な曲です。「ebullient future」とは違う素直な恋愛観がすごく素敵で、私のお気に入りの曲になりました。

―本当に充実したシングルになりましたね。そして、待望だったデビュー・アルバムも、来年1月リリースに決まりました。まだ制作に入る前との事ですが、どのような作品にしたいと考えてらっしゃいますか?
ELISA
何よりもまずは、レコーディングを心から楽しみたいです。音楽性としては、荘大さを盛り込みながらイージー・リスニングでも楽しめるような、癒しを与えるアルバムにしたいんですよ。
私はもともとピアノをやっていたので、オペラやクラシックから音楽に入ったんですね。だからポップスでも、サラ・ブライトマンやケルティック・ウーマンが大好きで。彼女たちの発信する音楽に近づけるよう、素晴らしい作品を目指したいです。
[オフィシャルインタビュー文/冨田明宏]

「ebullient future」
http://www.geneon-ent.co.jp/music/elisa/gnca0122/index.html

ELIS.jake.jpg発売日: 2008年11月5日
価格: 1260円(税込)
1. ebullient future(English)
2. ebullient future(Japanese)
3. pray
4. ebullient future(Inst)
5. pray(Inst)

ef-a tale of melodies. 公式サイト
http://www.ef-melo.com/

原作: minori 鏡遊・御影
監督: 大沼 心
監修: 新房昭之
シリーズ構成・脚本: 高山カツヒコ
キャラクター原案: 七尾奈留・2C=がろあ
キャラクターデザイン・総作画監督: 杉山延寛
色彩設計: 日比野 仁
美術監督: 小濱俊裕・東 厚治
撮影監督: 内村祥平
編集: 関 一彦
音響監督: 鶴岡陽太
音楽: 天門・柳 英一郎
アニメーション制作: シャフト

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2008年11月03日
セミナー・講演会 ]
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 10月26日、日本科学未来館7Fのイノベーションホールにてセミナー「創作を楽しむすべてのひとへ ~うるまでるびペイントの哲学~」が開催された。このセミナーは10月23日から26日まで開催されたデジタルコンテンツエキスポの1イベント「ASIAGRAPH 2008」の演目の1つとして行われた。
 『おしりかじり虫』などで知られるアニメーション作家・うるま氏と、東京大学大学院准教授の五十嵐健夫氏が登壇した。

 うるまでるびペイントは、誰もが簡単に絵を描き、アニメーションが作れるようになることを目指したペイント&アニメーション・ソフトウェアである。これを開発することになった経緯は、同氏が岩井俊雄氏と2000年にプレイステーション2用に発売されたSCEIのリアルタイムお絵かきゲーム『びっくりマウス』にある。
 メディアアーティストとして知られる岩井氏とうるま氏は、以前フジテレビの子供番組『ウゴウゴルーガ』でアニメーションを共作していたこともある。

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 一方、五十嵐氏は1999年にお絵かき感覚で3Dモデリングを行うソフト「Teddy」を発表した。「Teddy」の技術は、イーフロンティアの3Dソフト「Shade」や「マジカルスケッチ」、プレイステーション2用に発売されたタイトーのゲーム『ラクガキ王国』に応用されている。
 うるまでるびペイントでも、イラストを自在に動かすための「Teddy」の技術を利用している。三角形のポリゴンメッシュによる物理シミュレーションを採用している。

 セミナーでは、うるま氏も自身もこれまで一部使用してきたFlashとの比較も行った。例えばうるまでるびペイントの「いい子いい子ペン」という機能では、引いたラインのタッチの微調節が可能である。
 これはFlashではラインを自動補正してしまい、かえって個々のクリエイターが持つ各々の描線を損ねてしまっていることの改善案でもあるという。
 また、描いた絵や取り込んだ写真をマウスでドラッグするだけでモーションが付機能がある。これも意外にも、これまでFlashにはなかった機能だ。

 Flashはアニメーション制作以外の用途に伴い多機能化している。また、価格も9万円弱と他のソフトよりも安価ではあるにしても、気軽に購入出来る価格ではなくなっている。
 昨年ベータ版公開がなされるとの話があってから1年、うるまでるびペイントは開発の進捗状況としては8割方終わっているとのことだった。気軽にアニメーション制作を行える原点回帰のソフトとして、安価な価格帯でのリリースが望まれる。
【真狩祐志】

DIGITAL CONTENT EXPO http://www.dcexpo.jp/
レッツゴー!うるまでるび http://urumadelvi.jp/

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2008年11月02日
イベント ]
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 11月8日から全国公開される『映画Yes!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバースディ♪』の完成披露試写会が、11月2日に東京・有楽町朝日ホールで開催された。
 一足早い新作プリキュア映画のお披露目だ。会場には多数の子供達も招かれており、新しい「プリキュア」を早く観ようと待ちわびており、「プリキュア」に相応しい賑やかな完成披露試写となった。

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 映画上映に先立って、舞台にはプリキュアのメンバーの声優陣、キュアドリーム役の三瓶由布子さん、キュアルージュ役の竹内順子さん、キュアミント役永野愛さん、キュアアクア役前田愛さん、ミルキィローズ役仙台エリさん、キュアレモネード役伊瀬茉莉也さんが勢ぞろいと豪華な顔ぶれとなった。
 またそれぞれの役柄の6人のプリキュア達が現れて、声優陣がプリキュアの声で決め言葉で挨拶をすると子供達から大きな歓声があがった。

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 さらに今回は、この劇場第5弾の主題歌「Birthday Party」のボーカルを担当する三船美佳さんと作詞・作曲を行った高橋ジョージさんの夫婦がスペシャルゲストで登場した。
 高橋ジョージさんはこの11月に娘が誕生日迎えることもあり、今回の曲には娘へのBirthdayへの気持ちを込めて作ったという。また、三船美佳さんは、娘も「プリキュア」のファンなので喜んで作品に参加させて貰ったという。その娘さんはこの「Birthday Party」のボーカルにも参加しており、家族で主題歌を作り上げている。
 これに対して三瓶さんは、「最初は「プリキュア」のイメージから離れているかなと感じたけれど、実際に聞いてみると親子というテーマが、プリキュアにぴったり」とこの「Birthday Party」に大満足の様子だった。
 
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 また、今回の劇場映画は、お菓子の国がテーマということでMCからは、今回の映画のテーマとなるお菓子にちなんだ質問が出た。
 高橋さんがシュークリームをネタに話をすると、「でも本当に好きなのは“かりんとう”なんですよ」と三船さんの鮮やかな突っ込みが入った。高橋ジョージさんは、プリキュアでお菓子と言えば洋菓子だからと、映画に合わせた質問の答えをかなり考えていた様子が明らかになった。

 11月8日から公開する映画は、高い人気で話題を呼んだ昨年の前作「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」を上回る前売券販売を記録している。
 子供達に高い人気を誇るシリーズだけに、今年も大きな話題を呼びそうだ。

映画Yes!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバースディ♪ 公式サイト
http://www.precure-movie.com/

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2008年11月01日
東京国際映画祭/animecs TIFF ]
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 10月19日、東京国際映画祭のanimecs TIFF 2008のプログラムのひとつとして、河森正治氏の特集「「ビジョンクリエーター河森正治の世界」が取り上げられた。河森氏は1980年代の『劇場版超時空要塞マクロス 愛覚えていますか』の監督から、今年テレビ放映をされ大きなブームを巻き起こした『マクロスF』の原作、総監督まで、長年日本のアニメ制作の第一線で活躍してきた。
 そうした河森氏だけに第1部の上映作品『イーハトーブ幻想~KENjIの春』は、やや意外なラインナップかもしれない。1996年に河森正治氏が監督した作品だが、宮沢賢治の半生を描いた比較的な地味な内容だからである。しかし今回の第2部のトークと合わせると、この作品が河森氏のキャリアの中でも重要な位置を占めることがわかる。

director.kawamori.JPG 第2部は、監督自身が、これまで関った作品とその制作のために取材した写真の映像を見せながら、それを語るものである。あらかじめ用意された映像、画像を、河森氏がトーク形式で解説する。オーディオコメンタリーのライブ版のようなかたちだ。
 しかし、河森氏が「作品は内容を観てもらえればいい。背景になったバックボーンを紹介したい」と述べるように、焦点があてられたのは作品の映像というよりも、むしろ取材の写真である。
 だから河森氏のトークも、作品の解説というよりも取材の際に感じたことや、河森氏の思考や考え方そのもの、そしてなぜそこから様々な作品は生まれてくるかである。映像による創作ノート紹介のような印象となった。

 今回上映した『イーハトーブ幻想~KENjIの春』についても、実際の田んぼなどの写真などが多数紹介された。ロボット作品の印象が強い河森氏は、この作品を手がけた理由を、オファーがあった時期はメインの仕事が一息ついた頃だったためと言う。
 ロボットものはやり尽した、ロボットものなら断ろうと思っていたと話す。そして、題材が宮沢賢治の一生だったので引き受けたと語る。この作品をきっかけに、その後の河森氏の作品は大きな変化を遂げたようだ。

 スクリーンの取材の写真はどんどん変わり、後の『上海大竜』につながった中国、『エスカフローネ』につながったネパールに移る。さらにジャングルでは『地球少女アルジュナ』や『創聖のアクエリオン』といった作品につながっている。
 最新作『マクロスF』も生態系への侵略戦争を描いたものだと語り、作品がこうした取材活動から生まれてきたことが分かる。
 
 河森氏のトークは40分ほどに及んだが、非常に速い展開で進んだため、一回のトークとしては、かなりの充実の内容になった。
 また、プログラムの最後には、現在、企画中のプロジェクトとして、『BASQUASH バ スカッシュ!』が紹介された。詳細は語られなかったが、河森氏の関る大型プロジェクトのようだ。
 現在、非常に多くのプロジェクトを進めていると語った河森氏だが、『BASQUASH バ スカッシュ!』も含めて、2009年以降もさらに活躍の場を広げて行くことになりそうだ。

東京国際映画祭 公式サイト http://www.tiff-jp.net/ja/
河森正治 オフィシャルサイト http://www.satelight.co.jp/kawamori/

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