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2009.08.18
TAF2007 イベントレポート ]
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ayaxatom2.JPG 10月10日に全国公開される『ATOM』は、手塚治虫の代表作であり、日本のマンガ、アニメの顔でもある『鉄腕アトム』を原作としたCGアニメーションの超大作である。香港とロサンゼルスに本拠を持つ、イマジ・スタジオがビッグムービーとして製作した。
 映画の話題は数多いが、アトムを演じるフレディ・ハイモアやテンマ博士のニコラス・ケイジ、アトムの友達となるコーラ役のクリステン・ベルといった大物俳優が並んだ豪華声優陣も見所だ。国内で英語版に負けない強力ボイスキャスト陣が注目を集めている。

 主役アトムの声を演じるのは、女優や歌手と活躍する上戸彩である。英語版では子役スターのフレディ・ハイモアが担当するが、日本語版では上戸彩のボーイシュな声が映像を彩ることになる。
 また、アトムの生みの親となるテンマ博士を、演技力の定評のある役所広司が担当することが決まっている。大型映画に相応しい、ビッグな出演である。

 公開を前にして、この日本語版のアフレコが既に進行している。8月18日に、このアフレコの様子が都内のスタジオで公開され、上戸彩による記者会見も行われた。記者会見には、アトムも登場するなど秋の劇場公開を盛り上げた。
 これまでにも劇場アニメ『ピアノの森』の主人公一ノ瀬海役や、『スピードレーサー』のトリクシー役など、声優経験は豊富な上戸彩だけに、アトムの持つ少年らしい素直さを十分に表現しきっている。それでも戦いシーンが多いのには苦労したようだ。
 「ものすごく楽しかったけれど、力が入り過ぎて。ほとんど戦っていて叫び声が多くて喉が枯れてました」というほど役に入り込んだ。「少年を意識しましたが、監督には、ありのままの姿と言われました。意識したのはセリフが流れないようにはっきり言うこと」と演技の秘訣を披露。

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 そして映画については、「泣ける話です。後半にうるっと来るほど感動しました」と思わず映画のネタばれになりそうなほど、作品の世界に入り込んだ様子だ。特にアトムとテンマ博士、アトムと仲間たちの愛に感動したという。
 今回の映画化にあたって、日本の原作を管理する手塚プロダクションと入念な打ち合わせが何度も繰り返されたという。原作の魂を受け継ぎ、上戸彩の心も動かした映画公開まであと1ヶ月あまりだ。

『ATOM』 公式サイト  
http://atom.kadokawa-ent.jp/top.html

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(c)2009 Imagi Crystal Limited Original Manga (c) Tezuka Productions Co., Ltd.

上戸彩「ATOM」アフレコ 叫び声が多くて喉も枯れるほど" »
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2007.04.06
TAF2007 イベントレポート ]
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 『鉄コン筋クリート』のヒットが記憶に新しいスタジオ4℃のブースは、2007年夏に公開するオムニバス短編『GENIUS PARTY』一色であった。
 会場には短編それぞれの監督の写真とイメージビジュアルのパネルが並ぶなど、クリエイターを前面に出す4℃の傾向が見られた。

 ブースでは日替わりでトークショウが行われていた。初日はオムニバスの中の一編『BABY BLUE』の監督を務めた渡辺信一郎監督とスタジオ4℃のCEOで、本作のエグゼクティブプロデューサーを務めた田中栄子さんのトークショウが行われた。
 『GENIUS PARTY』の制作はこの日も続いており、渡辺監督が会場に来たのはその中で唯一作品が完成しているためだという。また、渡辺監督は全体の音響監督も務めている。これは渡辺監督にとっては同社の劇場アニメ『マインドゲーム』に引き続いての仕事となる。

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 もともとスタジオ4℃の会社設立後最初の作品は大友克洋作品のオムニバス映画『MEMORIES』である。オムニバス映画は、いわば同社の得意分野である。
 田中さんは「もともと4℃は、自分たちの作りたい作品を作ろうとしてできたスタジオ。ようやくここまで辿り着いた」と語る。

 渡辺監督と4℃のつながりは、劇場版『COWBOY BEBOP 天国への扉』の作業中にある「幻の企画」についてのオファーがあったのが最初だという。その後、『アニマトリックス』の短編のひとつ『Kid's Story』で初めて両者の制作コラボレーションが実現した。
 田中さんは今回あらためて渡辺監督を起用した理由に、「何を見せるかが明確」である点を挙げる。今回の監督の人選には「オリジナルで作りたいものがある人」を重視したからだ。
 好きなものを作れるという制約がない環境で、個々の天才をかたちにしたかったという。

 それに対して渡辺監督は『BABY BLUE』については、バランスを考えた濃すぎないようにシンプルな内容を心掛けたとする。『カウボーイビバップ』や『サムライチャンプルー』のヒットで渡辺監督には、銃や刀といった「アクション物」のオファーが多くあるそうであるが、今回は少し違う自分の引き出しを使って作品を作っていった。
 また青春ラブストーリーという作品の内容については、高校の思い出の一部が反映されているとのことである。さらに音楽は、渡辺監督とは今回で3作目のコンビを組む菅野よう子さんが担当する。

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 声優には、映画『誰も知らない』で2004年のカンヌ国際映画祭で最優秀賞を受賞した柳楽優也さん、『バベル』で2007年にアカデミー賞にノミネートされた菊池凛子さんがそれぞれ初挑戦する。
 渡辺監督は「役者として上手い人は、アフレコでもカンがいいので、抑え目の芝居でも存在感があり、予想以上に上手くいった」と話していた。

 『GENIUS PARTY』の作品は1本あたり約15~20分程度で、今回のパート1の7作品で110分を予定している。パート2も2008年に公開決定しており、森本晃司さんや前田真宏さん、画家のヒロ・ヤマガタさんの作品を予定している。また、今後の展開次第では第3弾も作りたいと、田中プロデューサーは語る。
 日本での公開は2007年の7月に公開が予定されているが、『BABY BLUE』はすでにカンヌ映画祭の短編部門に応募している。また、2008年2月にアメリカ・ケネディセンター主催の「ジャパンフェスティバル」でプレミア上映が決定している。
(日詰明嘉)

当サイトの関連記事 今夏公開 Genius Party 早くもワールドプレミア決定

GENIUS PARTY公式サイト http://www.genius-party.jp/

スタジオ4℃ http://www.studio4c.co.jp/top.html

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TAF2007 スタジオ4℃ 田中栄子×渡辺信一郎 トークショウ" »
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2007.04.01
TAF2007 イベントレポート ]
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robo2.JPG 2007年はロボットアニメ復活の年だと言われている。『鋼鉄ジーグ』や『勇者ライディーン』、『ダンクーガ』、『ジャイアントロボ』、『マクロス』そして『新世紀エヴァンゲリオン』に至るまで、かつて子供たちに人気を呼んだロボットアニメが様々なかたちで甦る。
 それ以外にも、『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『天元突破グレンラガン』のような新作の大型ロボットアニメ作品も人気である。
 しかし2007年に限らずロボットアニメは、日本アニメの歴史のなかで常に大きな割合を占めてきた。また、その影響力も大きい。こうしたロボットアニメの力を紹介する展覧会が東京国際アニメフェア2007で4日間だけ開催された。

 今回のアニメフェアの特別企画展『ロボアニ EXPO アニメが創るロボットの未来!!』は、日本アニメのなかにおけるロボットアニメの歴史を振り返ると同時にその意味を問うものである。 
 展覧会はロボットアニメの紹介だけでなく、ロボット自体の歴史と現実のロボットとアニメの影響まで含めた大掛かりなものとなった。
 
 会場で最も人気を集めたのは、1963年の『鉄腕アトム』から近年の『交響詩篇エウレカセブン』などまで55タイトルにも及ぶロボットアニメの作品紹介である。それぞれの作品ごとにオープニングやエンディングなどの映像紹介と解説があり、それぞれを異なる世代のファンが魅入っていたのが印象的であった。
 また、『UFO戦士ダイアポロン』や『マグネロボガキーン』など今ではあまり知られなくなった作品などもフォローしており、ロボットアニメのマニアにも納得の展示となった。
 紹介された作品は70年代、80年代の作品が中心で、90年代以降の作品はやや少ない。ロボットアニメの全盛期がこの70年代から80年代であったことがわかる。

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 一方、子ども向けのワークショップも行なわれ、その作品の展示もされるなど、親子2世代に楽しめる展覧会でもあった。
 展示の最後には、現実世界のロボットとして「AIBO」や「ASIMO」を取り上げて、オモチャやペット的なロボットが増えているとアニメの世界と現実世界の融合の可能性を示していた。

 このほかロボアニ EXPOのステージでは、アニメではなく実際に制作されている様々なロボットのデモストレーションが行なわれていた。日本は産業用ロボットを始め、ロボット工学の様々な分野で世界の先端を行っているとされる。
 そうした開発者や研究者の努力の陰には、『鉄腕アトム』や『機動戦士ガンダム』などに対する憧れが横たわっているとも言われる。2007年のあらたなロボットアニメブームは、将来のさらなるロボット開発者を生み出すかもしれない。

東京国際アニメフェア2007 http://www.tokyoanime.jp/ja/

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当サイトのTAF2007特集はこちら
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【TAF2007】ロボアニ EXPO ロボットアニメと日本の未来" »
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2007.03.30
TAF2007 イベントレポート ]
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 東京アニメアワードで「アニメーションオブ ザ イヤー」を初め6部門、また数々の映画賞を受賞した『時をかける少女』のスタッフが東京国際アニメフェアで凱旋トークショウを行った。
 『時をかける少女』は2006年の東京国際アニメフェアで制作の記者発表を行っており、ちょうど1年ぶりに戻ってきたかたちである。

 壇上に立ったのは細田守監督、キャラクターデザインの貞本義行さん、角川書店の渡邊隆史プロデューサーで、それぞれ、「まさか一年後まで上映が続いているとは」と感慨深げな様子であった。これまでも映画賞の席や各種イベントで様々なトークを繰り広げてきた細田監督は、今回のステージでは貞本さんを立てて進めていった。

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 貞本さんは「周りの人々も、口コミで3~4ヶ月して見に行ってくれて、声優さんから誉められました(笑)」「宣伝の色紙に、久々に主人公の真琴を描いたら、全然似てなくて、特徴がないから難しいですね」という。 
 貞本さんの出身であるテレコムアニメーションの先輩の青山浩行さん(作画監督)や、美術監督の山本二三さんといった方々の力の成果を、「東映アニメーションの監督がマッドハウスで制作したテレコムのアニメ」と語る。

 キャラクターデザインの苦労については、脚本を渡された時に大林監督版でもなく、細田監督の従来のアクション的なキャラクターでもなく、頭を悩ませたという。
 初日は監督を質問攻めにして、創作していった。例えばメインキャラクターの間宮千昭については、「今どきの高校生らしく、腰履きなどのだらっとした感じで」といった特徴を付け加えていった。細田監督は貞本さんがキャラクターデザインをした『王立宇宙軍』のファンで、それに近い注文も出していったという。
 ちなみに、貞本さんがキャラクターデザインに関する賞を受賞したのは、意外にも今回の東京アニメアワードが初めてとなる。

 イベントの後半は、主題歌を歌った奥 華子さんが登場。主題歌について、「別れる時に笑顔でいる」シーンからのイメージがなかなか広がらずに苦労したという。
 それに対して細田監督は、主題歌のイメージを「青空を見上げた時にこの映画を思い出してもらえるように」とアドバイスした話などを披露した。トークの後は、挿入歌『変わらないもの』主題歌『ガーネット』を披露した。

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 最後の挨拶で、貞本さんは「デザインをしてから2年、1年間というロングランをありがとうございます」、
 奥さんは「色んな人に知ってもらえて、今度はDVDでももっと多くの人たちに知ってほしいと思います」と挨拶した。
 細田監督は「まさか、今まで上映が続いているとは思いませんでしたので、少しゆっくりめのスケジュールとなりました。上映館が少なかったので、今度はDVDとしてより多くの人に届けられて嬉しい」とアピールをした。
(日詰明嘉)

時をかける少女公式サイト http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/
時をかける少女公式ブログ http://www.kadokawa.co.jp/blog/tokikake/

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東京国際アニメフェア 『時をかける少女』凱旋トークショウ" »
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2007.03.28
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sk01.jpg 『スカルマン』は1970年に掲載された石ノ森章太郎さんの中編が原作で、『仮面ライダー』の原型となったことでも知られている。
 今回、原作の雰囲気を踏まえながらも、キャラクター造形や舞台設定を“もう一つの現代日本”として構成した。画面のいたるところに“昭和的な”雰囲気を残してあるという。アニメーション制作はヒットメーカーボンズが行う。

 今回のステージには、もりたけし監督、シリーズ構成やスカルマンなどのデザインを担当した出渕裕さん、御子神隼人役の保村 真さんが登場した。
 このほか、パンフレットで予告されていた「シークレットゲスト」として、フジテレビブースでも人気を集めていたスカルマン「本人」も姿を現した。

 トークは終始和やかで、のびのびとした調子で行われた。業界ベテランのもり監督と出渕さんは、意外にも本作が初めての仕事となるが、息もぴったりで会場を沸かせた。
sk02.jpg 主演の保村さんは、そんな二人によくからかわれ、スカルマンにも脅かされ(?)るなど、たじたじの様子だ。会場に集まったファンの約半数は保村さんファンの女性達で、そんな様子に大きな嬌声が上がった。

 出渕さんは脚本の約1/3を担当するが、放送前に展開を言うのは楽しみを奪ってしまうとのことで、スカルマンのスーツデザインについての制作裏話を披露した。
 丹念に作りこまれたスーツは、ティムバートンの「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」をイメージしたという非常に細身のデザインになっている。ガイコツの部分については出渕さんの特徴的なデザイン、通称「出渕穴(ブチアナ)」を造形スタッフが自ら作ってしまうほど、呼吸のあった現場の雰囲気であるという。

 もり監督は、実写版「スカルマン~闇の序章」(4月21日深夜放送予定)について、世界観を広げるために比較的幅の広い解釈で撮影してもらったと語る。
 この実写版「スカルマン 闇の序章」はアニメ版の「0話」的な位置づけとなる。ファンはアニメ開始前からチェックすることをオススメする。

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©2007 石ノ森章太郎/スカルマン製作委員会

 保村さんは「どんどん話が面白くなっていくので見逃せません」とアピール。もり監督は「お互いに尊敬しているクリエイターが集まって作った。13話の制作に時間を十分に取ってもらったので安心して見て欲しい(笑)」と順調な制作ぶりを語った。

 また、放送開始日の前日、4/27(金)19:30~から、新宿のロフトプラスワンで、「スカルマン前夜祭  Skull Night 」と題した、スペシャルイベントも開催される。出演は今回同様、もりたけし監督、出渕裕さん、スカルマンの予定で、直前ならではの制作秘話が語られるようである。
 放送はフジテレビで2007年4月28日(土)から、深夜帯での放送となる。また大阪、名古屋地区、BSフジでも予定されている。
(日詰明嘉)

スカルマン公式サイト http://www.skullman.jp/

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©2007 石ノ森章太郎/スカルマン製作委員会

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プロローグ オブ 「スカルマン」~テレビ放送開始直前スペシャル!~" »
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2007.03.27
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BLUE DRAGON.jpg テレビ東京系で4月7日午前9時から放送開始となる『ブルードラゴン』のアニメ製作発表会が3月24日の東京国際アニメフェア2007の会場で行われた。

 『ブルードラゴン』はXbox360のソフトとして昨年発売され、同ゲーム機のキラーコンテンツの一つとなっている。製作総指揮とシナリオは「ファイナルファンタジー」シリーズの坂口博信さん、音楽は植松伸生さん、キャラクターデザインは漫画家の鳥山明さんという、超豪華な組み合わせは海外でも期待する声が高い。
 メディアミックスも着々と進行中で、「週刊少年ジャンプ」「月刊少年ジャンプ」ではゲームとは別のストーリーで世界観を広げている。今回のアニメ版もオリジナルストーリーで進行していくという。

 会場には、『マリア様がみてる』のアニメ版を代表作に持つ、監督のユキヒロマツシタさん、主人公シュウ役の根本圭子さん、クルック役の葉月絵理乃さん、ゾラ役の朴ろ美さん、主題歌を歌う橘慶太さんがステージに上がった。
 また、坂口さんらゲーム版のメインスタッフからもメッセージが届いた。
 鳥山さんからは自身のキャラクターが10年ぶりに新作として動き出すことを「オリジナルストーリーを楽しみにしています。このような形でアニメに関わるのが最後かと思います。すばらしいスタッフによってきっと楽しい作品になると思います。期待してください」と、コメントが読み上げられた。

 アニメ制作は「studioぴえろ」が行う。1年間の予定で、現在すでに5話まで収録が済んでいるという。今回初めてプロモーション映像が公開されたが、鳥山キャラがのアクションやコミカルさが非常に魅力的に描かれており、ファンの期待以上の作品で、間違いなくこの春の注目作の一つになるだろう。
 また、主題歌を歌うのは「w-inds.」の橘慶太さんで、ソロ第二弾の作品となる。「ゲームもずっとプレイして、鳥山さんのアニメをずっと見てきたので興奮しています。アニメストーリーから仲間や友達の大切さを感じ取って“FRIEND”という歌を作詞をしました」と語る。
 エンディングテーマはモデルとして、歌手としても人気の山田優さんが歌う「Fly So High」で、「夢を追いかける仲間・友達への応援歌です」とのビデオレターが届いた。

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 作品について、根本さんは「初めての主人公でプレッシャーもあるが一緒に成長していきたい」。葉月さんは「戦うシーンの叫びや心温まるシーンまで、毎回のエピソードが豊富です」朴さんは「熱い心をより一層熱くできるように皆さんに伝えていきたい」と、それぞれ見所を語る。
 マツシタ監督は「キャッチコピーのように“力を得て何がしたいか”がテーマです。1年間の冒険から何を得たかを最後まで見届けてほしい」と意気込みを語った。(日詰明嘉)
(c)BLUE DRAGONプロジェクト/テレビ東京

ブルードラゴン
ブルードラゴン公式サイト(テレビ東京)
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/bluedragon/

《スタッフ》
■Xbox 360(マイクロソフト)"BLUE DRAGON"より
原案:  坂口博信
キャラクター原案:  鳥山明
監督: ユキヒロマツシタ
シリーズ構成: 大和屋暁
キャラクターデザイン: 二宮常雄
音楽: 植松伸夫/大橋恵   音響監督: 高桑一
美術監督:  谷村心一     色彩設計: いわみみか。
撮影監督:  松本敦穂     編集:   松村正宏
製作:  テレビ東京、studioぴえろ

《キャスト》
シュウ:  根本圭子
ジーロ:  浪川大輔
クルック:  葉月絵理乃
マルマロ:  雨蘭咲木子
ゾラ:  朴ろ美
ブルードラゴン:  高塚正也
ミノタウルス:   落合弘治
サーベルタイガー:  堀川仁
ブーケ:  中島沙樹

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春の大型番組『ブルードラゴン』 アニメ製作発表会!" »
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2007.03.25
TAF2007 イベントレポート ]
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 3月25日、東京ビッグサイトで開催中の東京国際アニメフェアで、この夏の大型アニメ映画『ベクシル-2077 日本鎖国-』のスペシャルイベントが開催された。
 『ベクシル-2077 日本鎖国-』の製作は、この3月に発表されたがそのプロジェクトの大きさから早くも大きな注目を集めている。
 イベントステージには、曽利文彦監督と今回声優として参加する黒木メイサさん、朴璐美さん、柿原徹也さんが出演しファンの大きな声援を浴びていた。また、今回初公開となる映画のスペシャル映像も公開され、その仕上がりに驚きの声が上がっていた。

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(c)2007 ベクシル製作委員会

 『ベクシル-2077 日本鎖国-』の物語は近未来を舞台にした大型SF作品である。2067年にハイテク技術を駆使した完全鎖国を実施した日本は、世界の舞台から完全に姿を消す。その10年後の2077年に、日本潜入に成功した米国特殊部隊「SWORD」のべクシルがみた日本を舞台に物語が展開する。
 大ヒット作『ピンポン』の監督、『アップルシード』の製作では日本の3DCGアニメーションの可能性を飛躍的に拡大させた曽利文彦氏が自ら監督をすることが話題になっているほか、オールスターで固める豪華な声優陣が見所である。
 主演のベクシルには声優初挑戦の黒木メイサさんが行なうほか、朴璐美さんや柿原徹也さんなど、それ以外にも出演声優の全てが主役級という驚きの布陣となっている。

vec1.JPG 黒木さんは「声だけの演技で喜怒哀楽をいかに表現するかに挑戦した」と、初めての声優体験に対する意気込みを語った。
 また曽利監督は「『アップルシード』から較べて技術は驚くほど進歩した。今回制作を担当したOXYBOTは日本最先端のCGチームで、自分でも身震いするような映像が登場している。」と作品の技術力の高さにふれた。
 さらに今回は「CGだけでなく、ドラマパートやキャラクター造形にも非常に力をいれている。」と作品の総合的な魅了をアピールした。
 
 朴璐美さんと柿原徹也さんはアフレコの際には監督に度々泣かされたと厳しいアフレコの現場の様子を語った。しかし、キャラクターの詳細や物語については、今は話せないとしてほとんど語られなかった。物語をぎりぎりまで隠し、作品を観た時の驚きを狙う作戦のようだ。
 あらゆる点で力の入った『ベクシル-2077 日本鎖国-』は、この夏最も注目されるアニメ映画のひとつになりそうだ。

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(c)2007 ベクシル製作委員会

『ベクシル-2077 日本鎖国-』
「ベクシル-2077 日本鎖国-」公式サイト http://www.vexille.jp/

監督:  曽利文彦「ピンポン」
脚本:  半田はるか/曽利文彦
音楽:  ポール・オークンフォールド「マトリックス リローデッド」
製作:  笠原義博
エグゼクティブプロデューサー:  濱名一哉
プロデューサー:  中沢敏明 葭原弓子 高瀬一郎
制作:  OXYBOT
配給:  松竹

「ベクシル-2077 日本鎖国-」 TAF2007ステージレポート" »
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2007.03.23
TAF2007 イベントレポート ]
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 22日15:00より会議棟7階の国際会議場にて第6回となる東京アニメアワードの表彰式が開催された。
今回は事前の発表となっていたが、あらためて各作品を考察してみると、かなり共通点が多い事に気づかされる。多くの作品がほかの賞との重複受賞となっているためである。年間の総決算としてアニメアワードが定着してきた証とも言えるのではないだろうか。

 一般部門/優秀作品賞では『うんぴつ』の山路直樹氏はクリエーターズワールドにも出展しているが、昨年「ODEKI」でも受賞しており、2回目となっている。ちなみに「ODEKI」は現在韓国のアニメ・漫画フェスティバル「SICAF2007」にノミネートされている。
 同じく2回目の受賞となったのは『RUNNINGMAN』の児玉徹郎氏。一昨年『MY HOME』で企業賞を受賞し、昨年クリエーターズワールドに出展している。
 観る者が誰しも身につまされてしまう『東京リベンジ』の日高亜矢氏はホップステップアヤウェブでI-20に出展中である。この作品は24日にシアター2で開催される「第5回インディーズアニメフェスタ」でも上映される。

 学生部門同賞の一瀬皓コ氏の『悲しい朝ごはん』や許琮氏の『ドルタプ物語』も同じくインディーズアニメフェスタで上映される。特別賞の湯浅康生氏の『記憶』は昨年、TBSが主催する「DigiCon 6+2」でも受賞。先の『RUNNINGMAN』の児玉氏も同様に「DigiCon 6+2」で受賞している。
 企業賞(A・I・I賞)の『喫茶店ロプノール外伝 愛子ファイティン』はPROJECT TEAM DoGAが主催するCGアニメコンテストに毎年足を運ぶ者ならタイトルでピンと来る筈である。これは先の児玉氏が『MY HOME』でグランプリを受賞した第17回の同コンテストにつながっている。
 同企業賞(日経エンタテインメント!賞)の『Full Moon Party』の椙本晃佑氏は昨年第18回の同コンテストに前作「the camelots 『コリー』で入選している。

 また、今回は海外作品の特筆すべき点として、国際交流の側面も見逃せない。企業賞(東京ビッグサイト賞)のAdam Ham氏の『ALAIN THE MOVIE Trailer』は審査委員長の中嶋正之氏が壇上で述べたように、今年が日本・マレーシア友好50周年記念であることの象徴ともなった。

 そしてグランプリのHowie Shia氏の『Flutter』はカナダ国立映画制作庁(NFB)の支援を受けて制作されている。
 日本国内での個人・少人数によるインディーズアニメーション制作支援のお手本にもなるところから、その観点からするとこの受賞も好ましいのではないかとも思われる。
 なお、各作品は24日10:30よりシアター2にて上映されるので、都合がつけば観覧してみるのもよいだろう。
(真狩)

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