| [ アニメ・映画 ] |
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文;氷川竜介(アニメ評論家) 奇跡のパワーを秘めたアイテムで美少女が変身! ステッキを武器にバトル! 「魔法少女もの」は女玩(女児向け玩具)の販促企画の作品群からスタートし、いつの間にか「大きなお友だち」向けにひとつのジャンルを形成するようになった。本作『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』(原作・脚本:都築真紀/監督:草川啓造)も、そんなジャンル作品がファンに支えられて成長し、ついに劇場版にまで登りつめた映画だ。合計3シリーズが制作されたTVアニメ版「なのは」を表紙にするとアニメ雑誌の部数が確実に伸びるという定説があるほど、堅実で熱い層をつかんでいる。 『なのは』を愛するファンのために、作り手が「良かったところ」を抽出し、新たな見せ場として再構築する。それは当たり前のことだ。そして、一般にクリエイターたちはやや冷静で客観的な立場になって、観客をさらなる高みへとリードしようと試みるはずだ。ところが、この劇場版では映画が進行するにつれ、明らかに作り手の側も『なのは』を溺愛していることが伝わってきて、それに圧倒されてしまうのである。 劇場版として特筆すべきは「音響」だ。なのは役の田村ゆかり、フェイト役の水樹奈々とダブルヒロインの声の明瞭度が増し、戦闘シーンにおけるギミックの作動音、爆発や着弾などの迫力向上は言うまでもない。一番の注目ポイントは、バトルを支える魔導端末レイジングハートのクールビューティなボイスだ。設定的には小道具の無機質な応答音声なのだが、なのはにネイティブな英語でチュートリアルを指示し、ともに戦って苦難を乗りこえていく、そのパートナーシップのけなげさには、思わず涙なのである。 『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』 |
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文: 柿崎俊道 2010年1月23日公開の劇場版『Fate/stay night UMLIMITED BLADE WORKS』の試写会へ行った。 原作の『Fate/stay night』はゲームであるがゆえに、 本作はテレビシリーズと対になるように構成された作品だ。 これは、作品を否定しているのではない。 本作はアダルトゲームが原作と前述したが、 劇場版『Fate/stay night UMLIMITED BLADE WORKS』も同じだ。 ただ、個人的に気になることがある。 劇場版『Fate/stay night UMLIMITED BLADE WORKS』 ◆柿崎俊道 (かきざきしゅんどう) |
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文: 柿崎俊道 同名カードゲームとともに子どもたちに人気の『遊☆戯☆王』が ……と思ったのだが、 問題は主人公たちである。 ●セル画調のキャラクターには、動画、仕上げにより、 ●手描きで施された立体感の上に、 ●そのおかげで双方の立体感がぶつかり合い、 押井守監督の映画『アヴァロン』のような書き割り感といえば、 本作はセル画調アニメの3D立体映像化という果敢な挑戦に臨んだ。 アニメは残像を利用したメディアである。 映画『劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~』 ◆柿崎俊道 (かきざきしゅんどう) |
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