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10年前の2002年2月2日。待ちに待ったOVAが下北沢の短編映画館トリウッドで公開された。そのアニメーション作品の名は『ほしのこえ』。トリウッドには早くから長蛇の列が出来ていた。 サイトに掲載されたのは、「初期イメージイラスト&字コンテ」、「絵コンテ」、「映像制作」などのメイキングだ。完成版の本作とは若干異なり、完成までの試行錯誤も見て取れる。 『ほしのこえ』は、2002年の第14回CGアニメコンテストでも特別上映されている。なお、第14回はグランプリは出ていないものの、田澤潮さんの『Life No Color』、poeyamaさんの『Quino』、吉浦康裕さんの『キクマナ』、江村豊秋さんの『Emigrate Ship -移民船-』が賞を分けあった。田澤さんはこの受賞が縁で新海監督作品に関わるようになった。他も『ゴノレゴ』で知られるpoeyamaさん、『イヴの時間』などの吉浦さん、ベテランアニメーターの江村さんとレベルの高い回だった。 Other voices-遠い声- http://shinkaimakoto.jp/ 続きを読む "新海誠監督 「ほしのこえ」10周年で当時の限定CD-ROM公開" » |
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by ロミ 白状すると、筆者は「イナズマイレブン」のファンではなかった。というよりも、何の予備知識もなしに筆者はこの舞台を観た。結果…かどうかはわからないが、やはりライブパフォーマンスはイイ!と素直に感じることができた。今ではすっかり「舞台版イナズマイレブン」のファンである。 平面的で広いサッカーフィールドをどうやって舞台で再現するのか―?それが舞台を目にする以前に筆者が抱いた疑問だった。その答えは「空間を3次元的に利用する」にあった。公演の行われているGロッソはヒーローショー専用の劇場、思った以上の立体ステージとなっている。奈落などの設備も充実しており、これなら存分に超次元サッカーが展開できる。さらに、平面を立体に見せるということは、観る側の想像力によって補うことが不可欠であり、つまりこの舞台を楽しむには、観客の「協力」が必要となる。 本作の主人公・円堂が必死に足りない部員数を集めるために勧誘する場面でも言っているが、サッカーは世界中で最も競技人口の高いスポーツであり、言葉のわからない相手でも一緒にプレイできる。万国共通語とも言えるほど皆が知っているサッカーだからこそ、広いフィールドを舞台上でそのまま再現せずとも、ボールを追ってシュートが決まるか決まらないかで試合内容を把握できるのだ。 つまりは、こうしたことすべてが、結果として総合的に演じる側と観る側に一体感を生み出すことになっているように思う。役者さんは、観客席までやって来て「サッカーやろうぜ!」と呼びかけてくる。「G」「O」「O」「D」と一緒に字をポーズしたり歌うことを促したりもする。映画の中ではカメラ目線となるため不特定多数の観客に向かって語りかけるが、「舞台版イナズマイレブン」では目の前に登場人物がやって来る。「入部しないか?」と誘われれば、思わず「OK!」と答えたくなってしまう。そして観客は、いつのまにか雷門中サッカー部員を応援しながら心の中で一緒にサッカーをしているのである。まるでW杯で日本国中が湧きながらサムライジャパンを応援していたように。共通のキーワードは「あきらめない」だ。同様の熱気を筆者は観客席で感じることができた。 とにもかくにも、舞台の最初(開演前の注意事項の説明からすでにはじまっている)から最後まで、「イナズマイレブン」の世界観をどう再現しているのか、一見の価値ありである。ちなみに、幕が降りたからと言って早々に席を立つのはオススメしない。なぜなら、「今日の格言」が用意されているのだから。 -END- 続きを読む "「舞台版イナズマイレブン」 レビュー" » |
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再びアニメ!アニメ!公式レポーターTです。いよいよ初演を明日に控え、本番舞台のシアターGロッソへゲネプロ・レポートに行って参りました! ゲネプロとは、公演間近に舞台で行われる最後の全体リハーサルのこと。前回の、ダンススタジオで行われた通し稽古とは一転、モダンな階段状客席に座って見渡すGロッソの舞台は、奥行きといい高低差といいガラリと違う趣で、非常に新鮮に映りました。今回は主に、通し稽古では見られなかった舞台装置や映像などについてレポートします! Gロッソは、ジオラマを構成しやすい起伏に富んだ舞台で、水平の三段ステージに加え、左右には張り出しもあって立体感抜群。緞帳が上がり、スクリーンにアニメーションを流しながらの人物紹介は、雷門イレブンに親しんだ子どもたちが心躍らせるスターティング! 前回はかぶりつきでの見学だったのに対し、今回はかなり離れての鑑賞。せっかくのメイクがしっかり見られなかったのは残念ですが、その分、マイクの音量が上がって、ライトもこまめに調整され、俯瞰的に全体を楽しめる感じでした。 話がやや舞台装置に偏りすぎましたが、役者さんの演技は前回同様ノリノリです! 主題歌は是非、一緒に合唱しましょう♪ また、円堂君が客席までスカウトに来たら、入部希望出してみるのも一興?! 豪炎寺君が客席を走り抜けたら、追いかけちゃダメですよ! ミニスカートの夏未さんが高いステージに上がってても、紳士的にご覧くださいね。万が一、客席までサッカーボールが飛んできたら、そのときはさりげなく、こっそりと舞台にボールを返すのが吉。 [演出家の大和田悟史氏に 大和田悟史プロフィール: 舞台版「イナズマイレブン」 |
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数土直志 【脱テレビ?『ガンダムUC』の驚き】 少し早いが2010年のアニメ界を予測してみて欲しい。2010年の注目の作品は何だろうか?数ある作品の筆頭に、『機動戦士ガンダムUC』が加わることは間違いないだろう。何しろ「ガンダム」は、いまや国民的キャラクターブランドである。その最新作、しかも人気の高い宇宙世紀のシリーズと来れば、アニメ雑誌でなくても取上げたくなる興味あるタイトルだ。 2007年からアニメ業界が下方トレンドに入ったことは、既にたびたび指摘されている。その理由には作品の過当競争や特にマニア向けの作品の収益を支えてきた映像パッケージ市場の売上げ不振がある。こうした混迷を抜け出すべく、様々な企業が様々な試みを行っている。 これまでアニメ作品は、例外は多いとしても地上波テレビ、あるいはその代替としてのU局ネットから作品の公開をスタートしている。アニメ公開の第1ウィンドウは地上波でのテレビ放映、その後にインターネット配信、有料ケーブルチャンネル、映像パッケージの発売などが続く。 テレビ放映がない一方で、イベント上映と名を打って全国5都市で2週間限定の劇場公開(発表では上映としか述べてない)を行うのが今回の展開の大きな特徴だ。 つまり、これまで一般的だった「テレビ→映像パッケージ」or「映像パッケージ発売単独」であったウィンドウ戦略が、「劇場上映+ネット有料配信+映像パッケージ全て同時」という新しいかたちに移行している。ここでは劇場とネットの重要性が増している。 |
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【アニメとテレビ放映の力】 「脱テレビ」についてもう少し考えてみよう。アニメにおけるテレビ放送抜きのビジネスは、実はここ数年少しずつ増えている。その大きな理由は、アニメのテレビ放映は深夜を中心に、製作費以外に電波代などテレビ局に追加に支払うコストが発生するからだ。 これらの作品に共通するのは、既に先行する作品・原作があり、知名度が高い点である。作品自体に相応の知名度がある場合、目標とする売上の大きさによっては、テレビ放映は必ずしも重要ではない。 一方で、テレビ放送がもたらすとされてきた宣伝効果自体への疑問もある。つまり、特に深夜25時、26時、27時に放映される場合、どれだけの番組宣伝効果が発生しているか計れないからである。 その宣伝効果の代替として2000年代に入って期待されたのが、インターネットを通じた動画配信だった。ところが、ネット時代を期待して展開された作品が、いずれも知名度が伸びず、商業的に苦戦した。 |
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【ウインドウを切り離し、並べ直す】 ところが2008年、テレビ放映の持つ力に対して、意外なオールドメディアが挑戦することになった。劇場公開である。そのきっかけのひとつが『空の境界』である。2007年12月に始まった『空の境界』7部作の大きなムーブメントは、いまさら説明する必要もないだろう。 実はこうした現象は、『空の境界』だけに限ったものではない。『空の境界』は劇場興行と映像パッケージのギャップが大きかったことから注目をされたが、同じ様な現象は劇場版『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』(2005)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007)、『時をかける少女』(2006)で既に用意されていた。 近年アニメ関連の消費が、これまでの映像を観る行為、その映像をコレクションする行為から、アニメを中心に体験する行為に移っている。それは声優イベントやアニソンイベントの盛況、大量動員を続けるゲームショウ、アニメフェアなどの実績からも理解出来る。劇場鑑賞は、そうした体験型のファン消費のひとつとして復活しつつある。 本来映像作品の最も効率的、かつ合理的な利益回収方法、そのウィンドウ戦略は、クローズドの有料公開から次第に価格を下げながら、より幅広い層に展開していくものである。劇場公開と有料のインターネット配信は、ファーストウィンドウとして、本来可能性が高いものだった。 『機動戦士ガンダムUC』 公式サイト http://www.gundam-unicorn.net/ 続きを読む "ガンダムUCの挑戦 変わるアニメのウィンドウ戦略(3)" » |
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9月26日と27日の両日、京都コンピュータ学院にてCG ANIME EXが開催された。このCG ANIME EXでは先に報じた通り、1日目に第21回CGアニメコンテスト、2日目にCGアニカップ日仏親善試合を実施している。 今回は応募総数が609本から259本となった。これは締め切りが変更になったことの影響のほか、半数が初心者部門の応募に支えられていたからであるという。 CGアニメコンテストでは、ストップモーション(コマ撮り)のようなデジタル撮影や編集のみの作品は審査の対象としていない。 ただ、他のソフトを使用しているクリエイターがいないわけでもない。例えば『みちゃだめ』で入選の奇志戒聖氏はCINEMA4D、『百鬼』で佳作の大森清一郎氏はLightWave、同じく『memory』で佳作の山元準一氏はBlenderを使用している。 2000年以降、国内では各種コンテストが増加した。さながら「コンテンツ業界」ならぬ「コンテスト業界」といった様相を呈している。 PROJECT TEAM DoGA http://doga.jp/ 当サイトの関連記事 |
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CGアニメコンテストはこれまでクリエイターや一部のCGアニメファンに向けて開催していた。その反面マニアックであったため「良い作品が集まりつつある中でこのままでいいのか、もっとより多くの一般の方々にこういう世界を知ってもらい、参加してもらいたいという思いからKYOTO Cross Media Experiance(KYOTO CMEX)の一環として参加した」と代表の鎌田優氏は冒頭の挨拶で述べた。 一方、上映会の閉幕時に鎌田氏が述べるようになったこととして「ネットで作品を見て終わりという人が増えているために上映会を行う意義が薄れている」という悩みがある。これは「上映会にも足を運ぶ人 第21回CGアニメコンテストの入選作品や惜しくも選外となった作品のなかには、他のコンテストで最終選考に残っていたり、受賞の「内定」が出ていたりしているものもある。下半期の賞レースが本格化するなか、それらの作品にお目にかかる機会は増えてくることだろう。 鎌田氏は、9月30日に龍谷大学大宮学舎での国際クロスメディアカンファレンス「コンテンツとトポス(都市性)~京都におけるデジタル映像の振興~」でCG AMINE EXの実施報告と今後について語った。 PROJECT TEAM DoGA http://doga.jp/ 当サイトの関連記事 |
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数土直志 【はじまったアニメの世界同時展開】 こうした変化は、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCAMIST』に限ったものではない。2009年1月にはクランチロール(Crunchyroll)がテレビ東京と提携して、大型作品『NARUTO -ナルト- 疾風伝』を北米で、日本の放映から1時間後に配信を始めやはり大きな驚きを与えた。 2009年、まさに、日本のアニメは世界同時リリース、同時展開時代に突入したようだ。数年前までは全く不可能とされてきたこうした同時展開を実現させた一番の原動力は、インターネット上に氾濫する違法コンテンツ対策である。 この日本と時差のない展開、同時展開は、海外のアニメファン、そしてアニメ関連企業、メディアから、近年、今後、日本のアニメが世界でビジネスをするに必要と特に強く主張されてきた。 【日本アニメが手に入れた独自の仕組み】 それでも違法配信の原因が、まさに内外のリリースの時差にあることは間違いない。違法配信を法的な力で止める術を持たない日本の権利保有者は、自らの権利を守るために同時配信に乗り出すしかない。 しかし、当初の保守的な動機とは別に、日本のアニメが現在獲得しつつある映像コンテンツの世界同時配信というインフラは、今後の日本アニメの海外展開における大きなアドバンテージになる可能性を秘めている。世界4大陸同時リリース、世界10ヶ国語リリースといった離れ業は、現在日本のアニメのみが可能にしているからだ。 【日本アニメにとってのインターネットの意味】 流通が制限されている理由は、テレビ、劇場といった主要メディアのほとんどが、ハリウッドメジャーをはじめとする大手のメディアコングロマリットの傘下にあるためだ。 そうしたなかインターネットは、新しいメディアだけに、こうした既存のメディアコングロマリットの影響力が低い分野だ。ネットの検索ワードランキング、違法配信のダウンロードランキング、人気サイトのアクセス量など、日本のアニメの存在感が、実際の世界よりもインターネットの世界で強調されるのは偶然ではない。現実世界とインターネットの世界で、日本アニメの人気は非対称に存在する。 |
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【同時展開のコストの問題】 では、合法配信によって利益を生み出す方法はあるのだろうか。おそらく可能性は2つである。ひとつは、クランチロールが一部で導入している有料配信による収益である。導入から1ヶ月で1万人を超える有料会員化は評価に値する。 既に海外で起きているアニメDVDの価格破壊が、日本の高価格のDVDの犠牲のうえに成り立っているとの意識が日本のファンに広がっている。こうした傾向がネットの世界でも広がれば、日本のファンによる国内のアニメ価格に対する不信感がさらに広がる可能性がある。 【同時展開はビジネスも同時展開が必要】 さらに世界同時展開で有利なのは、映像マスターやキャラクター商品、出版物を、世界同時に展開することで共有出来る可能性があることだ。これを実現すれば、二次利用のビジネスコストを大きく引き下がることが出来る。 【日本のアニメ業界は革新的な産業】 日本のアニメ企業は、手探りでいろいろな方法を常に探し続けている。そして、一端、効果的な解をみつけると、驚くほど短期間に全て変ってしまう傾向がある。こうした柔軟さがある限り、日本のアニメの将来はまだまだ可能性がある。 |
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3月18日から21日まで東京ビッグサイトで開催された東京国際アニメフェア2009では、蛙男商会作品などのプロデュースをするDLEが出展していなかったことも一部で話題となった。2006年から昨年まで出展していたDLEのブースは、小間数も多かったこともあり、これまではブースの展示でも目を惹いた存在だった。 DLEもファンワークスもFlashでの制作に絞っているわけではない。しかし、蛙男商会やラレコ氏などのようにネットで有名であったとか、個人クリエイターがメジャーになったという視点では、Flashが勢いを失ったかのように見えてしまう。 『ヤッターマン×トウシバ』などを制作しているオペラハウスも出展している。オペラハウスは『ののちゃんシアター』や『がんばれ!!タブチくん!!』など、2000年代初頭からFlashでの制作を行ってきた。 出展全体からすると上記はごく一部の例に過ぎない。現状、Flashがどこでどのように制作で使われているかの実態を把握するのは非常に困難だからである。 こうしたFlash制作の広がりは、マクロメディアがアドビに買収された後、映像制作用の製品群であるProduction PremiumにFlashが同梱されるようになった影響も大きい。その一方、Flashアニメを名乗っ 今回のアニメフェアでは、第81回アカデミー賞で受賞した加藤久仁生氏の『つみきのいえ』も特別上映された。 東京国際アニメフェア http://www.tokyoanime.jp / 当サイトの関連記事 |
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2000年以降のブロードバンド化につれ、2003年にYahoo!動画、2004年にGyaOが開始された。それらはマイクロソフトのWindows Media Video(wmv)で現在も配信が行われている。 Flashの誕生から10周年となった2006年、アドビは映像制作者へFlashとAfter Effectsなどとの併用の推奨を始めた。それと同時に、Flashのプログラム言語の最新バージョンであるActionScript 3で開発者の関心を集めることにも成功した。 【Flashに対する誤解や偏見】 これまでFlashで制作された作品は容量が軽いと言われてきた。それはswfファイルで書き出されていたから軽かったわけではない。実際には、ベクター形式の描画が多い作品に限られている。 ベクター形式の描画機能はFlashだけにあるわけではなく、以前からアドビのIllustratorやマイクロソフトのPower Pointなどにも搭載されている。また、書き出したpdfファイルやpptファイルなども、描画情報は保持される。 また、アニメーション制作の際に画像や音声のファイルも読み込んだりするように、swfファイルにもムービーを埋め込むことが可能である。そして、ムービーの埋め込みよりも多く見られるのは、swfファイルをムービープレーヤーとして外部に置かれたムービーを呼び出して再生する方法である。これは動画共有サイトの普及により認知度が上がることになった。 以前から全面的にFlashをインターフェースとして使用した企業のサイトなどでは上記の方法が採用されていた。マスクが抜かれた実写の人物など、デザインの1つとしてムービーが組み込まれており、シークバーも表示されないので気づかれにくいのである。 【ソフトウェア業界の攻防】 昨年もまたソフトウェア大手で動きがあった。2005年はアドビがマクロメディアを買収した一方で、3DCGソフトの3ds maxで知られるオートデスクも、同じく3DCGソフトのMayaを開発していたエイリアスを買収している。 また先月はアドビから製品群Creative Suite 4の日本語版が発売された。これにはFlashやAfter Effectsなどの最新バージョンも含まれている。一方、セルシスも同月にRETAS STUDIOを発売している。 当サイトの関連記事 |
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アニメ!アニメ!では、年間におよそ2500の記事を配信している。その中から1年間(1月1日から12月30日)までの、アクセスの高かった人気記事ベスト10をピックアップしてみた。 【アニメ!アニメ! 2008年アクセス数ベスト10】 1. よしながふみ「「西洋骨董洋菓子店」アニメ化 7月ノイタミナ登場 1位の「西洋骨董洋菓子店のアニメ化」は、よしながふみさんのマンガの初のアニメ化として注目された。これに加えて、他より少し早く記事アップされたことがアクセス増につながっている。4位の「犬夜叉連載終了」も、同様のパターンだ。 5位の「韓中でアニメーション共同製作」は、意外なランキング入りだ。有名マンガ家さんのブログに引用されたことが理由。6位「「国際ガンダム研究会設立」、7位「「アニメスタジオ」発売」は、ニッチなニュースが、様々な場所で取り上げられて結果的にアクセス数が拡大した代表格である。 9位 「「ベイブレード」今夏復活 新作アニメも放映予定」は、日本経済新聞の報道を引用するかたちでの記事である。日本より国外からのアクセスが非常に多かった。 |
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【独自色の強い国際アニメーション映画祭】 広島国際アニメーションフェスティバルは、フランスのアヌシー、クロアチアのザグレブ、カナダのオタワとで世界4大アニメーションフェスティバルと並び称される。 通常のアニメーション映画祭では、選外となった作品をパノラマとして上映する。ところが広島は、こちらにも特徴がある。 【広島の審査委員の厳しい眼】 上映企画のなかでは、「現代日本のアニメーション」が国内の優秀作品に絞られているのもあってか、人気のプログラムの1つとなっていた。 【アートだけでない作品の多様性】 一方、2004年から開始され、同時期に開催される広島アニメーションビエンナーレでは、劇場長編や、テレビシリーズが主に扱われている。 広島国際アニメーションフェスティバル http://hiroanim.org/ 当サイトの関連記事 |
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5月5日に東京、24日に大阪にてPROJECT TEAM DoGA主催による第20回CGアニメコンテストの入選作品上映会が行われた。 第20回の節目のあたる今回は、アート的な作品が多かったという意見も見られた。カナダと日本の若手アニメーション作家の紹介と交流を図るCJax代表の伊藤裕美氏も加わっていたからという見方も出来るかも知れない。ただ、他の審査員を見てみてもほぼ例年通りで大幅な変化はなく、そこまで影響はないと思ってよいだろう。 アート的な作品が多い美大・芸大の中でも、CGアニメコンテストにおいて特徴的なのが大阪芸術大学の出身者である。これまで、彼らのエンターテインメント的な作品が度々会場を沸かせてきた。 CGアニメコンテストでは、毎年、座談会とは別に出身者の近況報告コーナーもある。今回は過去最多の8名が壇上で報告を行った。 近況報告の中でも興味深かったのは、昨年『細胞の世界』で外伝だった瀬尾拡史氏である。瀬尾氏は現役の東大医学部の学生でありながら2006年にデジタルハリウッドで3DCGを学んだ。 さらに「パーソナルCGアニメ The BEST」DVDの紹介では青山敏之氏と北田清延氏の『PROJECT-WIVERN』や渡辺哲也氏の『超獣ロボ リューセイバー』といった商業方面へ影響を及ぼした作品も一部上映された。このDVDは通常の作品集DVDに加えて、CGアニメコンテスト20年を記念として発売されたものである。 第20回CGアニメコンテスト 審査結果 http://doga.jp/contest/con20/ 当サイトの関連記事 |
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美少女アニメの『かのこん』第7話について、バンダイチャンネルは全配信先に対して無料配信の中止を決定した。 同作は、都会の薫風高校に転校してきた純朴少年の小山田耕太と、耕太に一目ぼれし、ナイスバディを武器に積極的にアプローチをする美少女・源ちずるの物語を中心としたドタバタ学園ラブコメ。 今後の第7話以降については、登録の際にクレジットカード情報などで年齢が確認できる有料配信に切り替える。 また、唯一のテレビ放送を行っていた有料チャンネルのAT-Xについては放送形態に変更はない。AT-Xでは当初からR15指定の番組として放送を行っていた。 社会情勢を反映した放送の見合わせは2007年に特に多く『こどものじかん』、『ひぐらしの鳴く頃に解』、『SchoolDays』などでもテレビ局の自主判断が行われた。 UHF局によるシンジケーションは2003年から特に増加してきており、今では珍しくない放送形態である。それが積極的に行われた理由の一つは、従来の地上波(VHF)局での表現規制が厳しくなったためである。 これが示すのは、ネット配信窓口がもはやマイナーなものではなく、年少者でも気軽に触れられる窓口であること。そして過激な表現とされるものに、配信側と制作側にコンセンサスが事前に取られていないために繰り返されたということである。 配信やビデオグラムを購入すれば視聴することはできる。しかしそもそもそうした表現は作品のために必要なのだろうか。ましてや、一時期流行した「濃い湯煙」といった手段を採ることが作品作りをする上で本当に意味のあることなのだろうか。 |
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社団法人日本レコード協会は2008年3月21日、2007年の「年間音楽配信チャート」を公表した。音楽配信チャートは、「着うた」「着うたフル」「PC 配信」の3分野によって構成される。 シングルCDの1位は秋川雅史さんの『千の風になって』、2位が宇多田ヒカルさんの『Flavor Of Life』だった。GReeeeNの『愛唄』は同集計では24位に記録されている。 また、PC向けの配信では、ソニーが携帯音楽プレイヤーで競合するiTunesに対して、曲の提供を行わないためランキングが変わってくる。 携帯電話の「着うた」や「着うたフル」の事業者は数が多く、ミュージシャンによっては複数の事業者に曲を提供している。 2007年下半期にテレビCMが話題となった『創聖のアクエリオン』は速やかに曲を配信し、PC配信では着うた配信を上回る順位を記録した。 これまでアニメソングで配信される楽曲はそれほど多くはなかったが、2007年末からいくつかのレコード会社が段階的に配信する楽曲を増やしてきた。2008年のこのチャートがどのように変化するのか興味深い。 「着うたフル」でベスト100位に入ったアニメ主題歌 17位 宇多田ヒカル 『Beautiful World』 社団法人日本レコード協会 公式サイト http://www.riaj.or.jp/ 続きを読む "07年年間音楽配信チャート発表 アニソンはベスト100中8曲" » |
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| [ そのほか ] |
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2007年は、日本の株式市場全体にとって辛い時期であった。企業業績は全体として好調であったが、年間を通した株価は日経平均で年初の17322円が12月28日終値で15307円となるなど、伸び悩み下落した。 こうした新興企業に対する株式市場の期待低下は、中・小型株とみなされるアニメ関連企業の株価にも影響をした。2007年のアニメ・キャラクター関連企業の株価は市場平均以上に落ち込んだケースが多かった。 しかし、映画市場、DVD市場、キャラクター関連市場などでのアニメ関連市場の売上は、必ずしも落ち込んでいない。 アニメ制作企業のうち大手では国内1位の東映アニメーション、3位のトムスエンタテインメントが上場をしている。さらに国内2位のサンライズは、親会社のバンダイナムコを通して株式市場で評価される。 2007年を通じて比較的株価が安定していたのは、東映アニメーション(年間下落率1.4%)だけであった。トムスエンタテインメントは年間を通じて25.6%の下落、GDHが36.8%、IGポートが38%それぞれ下落した。 サンライズの親会社バンダイナムコは、2.4%の上昇である。しかし、これはサンライズやアニメDVD・CD部門であるバンダイビジュアルよりも、グループ全体、特にバンダイナムコゲームスなどのゲーム事業の影響とみられる。 2008年のアニメ関連企業の株価予測をするのは難しい。しかし、2、3年前に株式市場を覆ったアニメを含むコンテンツ関連企業に対する過剰な成長期待は、2007年には完全に消えている。 《アニメ制作・製作会社》 ■ バンダイビジュアル 270000円/312000円(▲13.4%) 《アニメ関連事業を持つ主要企業》 《そのほか関連企業》 (参考) |
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| [ そのほか ] |
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今年1年間、アニメ!アニメ!の個別記事のアクセスランキングをまとめた。集計は2007年1月1日から12月30日までで、個別記事に対してのアクセス数で順位付けをしている。 アニメ!アニメ!記事別アクセスランキングベスト10 1位 鋼鉄ジーグ 30年ぶりに復活!4月からWOWOWで 2位 I.G 士郎正宗原作『攻殻機動隊』ハリウッド実写化交渉へ 3位 「一騎当千」 TOKYOPOPが実写化企画 4位 COSMODEの英知出版が倒産 5位 2008年1月ノイタミナ枠で「墓場鬼太郎」を放映 6位 日本のマンガ「こどものじかん」 米国で発売中止に 7位 士郎正宗・I.G共同原作「神霊狩/GHOST HOUND」アニメ化 8位 声優アワード決定 主演賞福山潤さん 朴璐美さん受賞 9位 制作会社の都合で放映打ち切り RGBアドベンチャー 10位 富野監督アキバで吼える 「日本のコンテンツの表現力」 |
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少人数でのアニメーション制作については、今年はプロの現場でも劇場公開された『Genius Party』やNHK『アニクリ15』など少人数で短編を制作するプロジェクトなどの動きもあった。 【今年の単館系の劇場公開】 2002年に個人制作から始まった真島理一郎氏の『スキージャンプ・ペア』も、昨年、実写を交えた映画『スキージャンプ・ペア ~Road to TORINO 2006~』として単館系で公開されている。 一方、単館系ではないがTOHOシネマズ系列で蛙男商会の『THE FROGMAN SHOW 劇場版』が公開された。 【コンテストで活躍する美大・芸大生と作品傾向】 1990年代後半からの3Dのクリエイターの増加に加え、2000年から放送が始まったNHKの「デジタル・スタジアム」では学生の卒業制作作品が主に紹介されてきたことで活躍が目立つようになった。 |
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【ネットの環境開発へ移行したFlash】 アニメーション関係のメディアでは、触れられる事があまりないが、Flashはアニメーションを制作するだけのソフトではない。 アニメーションを含め映像制作を行う側の視点だと、YouTubeやニコニコ動画はFlashではないのだが、サーバーを絡めた開発者側からの視点だとFlashでもある。 一方、Yahoo!動画やGyaOでの作品配信は今まで同様Windows Media Videoで行われている。 【ますます際立つ二次創作やマッシュアップ】 その点は、ここ1、2年の各種動画共有サイトの登場で解消されている。ところが、二次創作と共に掲示板やアップローダーで流通していたMADムービーも現われた。 同様に、広報や宣伝でネットを活用する場合は新しく登場するサービスで情報の流れがガラっと変化してしまう。また「初音ミク」など、違う切り口から登場したツールを利用した作品が動画として競合相手になってしまうようにもなった。 |
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Amazon.co.jpによる「Best of 2007」が発表された。これは、同社によるベストセラーランキングで、商品別とジャンル別の詳細にわたって発表された。 DVDストア・アニメジャンルのランキングは以下の通りである。 1. 時をかける少女 通常版 2007/4/20 ランキングは『時をかける少女 通常版』が1位となった。昨年夏に小規模な規模で始まったこの映画は、ネット媒介とした口コミから評判となり、ロングランを記録した。昨年から今春にかけてのアニメに関する賞もほぼ独占し、満を持してのDVD発売で、高評価がそのまま好セールスに繋がった。 なお、限定版は発売1月後ほどで完売し、5月以降の売り上げは通常版が上回っている。マニア向け商品だと、限定版の出荷数のほうが圧倒的に多く、通常版の方が「限定的」になっている状況が珍しくないが、限定版がきちんと限定の役割を全うしたところからも、本作が非マニア層にも多く受け入れられていることが伺える。 2位の『レミーのおいしいレストラン』は、ピクサーによる1年ぶりの新作。監督のブラッド・バードさんは『アイアン・ジャイアント』『Mr.インクレディブル』などの作品でも監督を務め、高い評価を得ている。 3位に入ったのは『機動戦士ガンダム劇場版メモリアルボックス』。驚くべきことに12月21日に発売される、現時点では予約段階の商品である。9月19日に発売を発表してから、予約注文だけで3位にまで上り詰めた。 4位の『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、今やガンダムに次ぐバンダイビジュアルの稼ぎ頭で、1巻当たり平均で7万本を売り上げる商品。全巻で60万本を売り上げた新しい大ヒット作品となった。 5位は春に公開され、映像の美しさと評判が高い新海誠監督の新作『秒速5センチメートル』。短編3部で構成され、1部をYahoo!で先行配信したことでネット上で話題が盛り上がり、これまでよりも新海監督のファンをより一層広げることとなった。なお、11月には新海監督の筆による小説版の単行本が発売されている。 |
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6位の『The World of GOLDEN EGGS』は、他のランキングとは一味違った層が支持していると考えられる。ユルい絵柄に独特なギャグは、視聴者を選ぶかもしれないが、一度ハマると中毒性が高い。 7位の『ゲド戦記』は、2006年の邦画興行収入でトップ(76.5億円)に輝いた作品で、ジブリブランド、解説冊子を110万部を配布する大規模なプロモーションなどから大ヒットを記録した。 8位は『らき☆すた』1巻は、昨年の大ヒット作『涼宮ハルヒの憂鬱』の人気を引き継いだ形となった、京都アニメーションの人気作品である。 9位は『天元突破グレンラガン』5巻で、春の新番組の人気シリーズである。5巻が突出してランクインしたのは書き下ろしドラマCDが付いてくるため、シリーズ買い以外の購買層も引き入れることができたためであると思われる。 10位は『銀魂 シーズン其ノ弐』3巻。ファンの人気が高い第2シーズンから、頭一つ飛び出た売上になった。この巻の初回版にはにはメインキャスト万事町3人の座談会を収録した特典ディスクが付属する。「ジャンプアニメ」は原作ファンが多く、ある意味でDVDを購入する顧客の囲い込みが難しい作品でもある。 |
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12月4日、アニメやオンライゲーム事業を行うGDHの石川真一郎社長が、知的財産戦略本部コンテンツ・日本ブランド専門調査会コンテンツ企画ワーキンググループ第3回において、現在の海外のビジネス状況と自社の海外戦略を説明している。 発言は海外の現状全般とGDHの海外ビジネス、そして今後の日本が取るべき方向性の提案となっている。 しかし、こうした全体の発言や提案とは別に、細かな部分でも興味深い内容が多い。例えば米国のプロデューサーの発言として、東京国際アニメフェアと東京国際映画祭・TIFFCOMは国際的なイベントになる可能性を秘めていると触れている点などだ。 また海外マーケットの現況について、日本のコンテンツでグローバル市場に影響があるのはゲーム、マンガ、アニメのみとする。昨今話題になることの多い海外アニメDVD市場については、米国のアニメ系ディストリビューターは一社を除いてほぼ全滅、ヨーロッパ、アジアの会社についても軒並み経営危機にあると指摘している。これらは肌感覚の発言としているが、かなり素直な意見である。 一方で今回のプレゼンテーションの内容が壮大で、必ずしも実現が容易でない部分もあると感じる。しかし、そうした問題を乗り越えなければ、将来の展望が開けないのもまた事実である。 こうしたビジョンは、どの会社も経営戦略としてしばしば公表する。しかし、今回はそうした公式の戦略と異なるよりカジュアルで本音が伝わる内容になっている。 GDH http://www.gdh.co.jp/ |
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この10月に大規模な映像事業部門の再編を行ったエイベックス・グループ・ホールディングスが、「映像事業再生プラン」と題した映像関連事業の今後の方向性を発表した。 【エイベックスのアニメ事業の2年半】 【アニメの製作はなぜ増えたのか】 【ポートフォリオ投資は正しいのか?】 一般的にアニメの製作のビジネス収益モデルは、ポートフォリオ(分散)投資として考えられることが多い。つまり、アニメ作品は当りはずれが大きいので、複数の作品に出資することでそのなかから大ヒット作が出れば、全体として収益が確保出来るとの考え方である。 【アニメビジネスは企業体力が勝負に】 【共同製作に向かうアニメビジネス】 |
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角川グループホールディングス(角川GHD)は、アニメや映画、ライトノベルからマンガ、情報雑誌まで様々なエンタテイメントコンテンツを持つ日本有数の企業である。 このインタビューでは、同社のネット戦略について様々な興味ある言葉を引き出している。なかで角川会長の「国内で八万セット売れて喜んでいたアニメDVDの英語版を出したところ米国だけで六万セットも売れた」(日本経済新聞8月5日)といった発言は、アニメビジネス関連として興味深い。 『涼宮ハルヒの憂鬱』の第1巻は、米国では通常版29.98ドルとリミテッドエディション64.98ドルの2種類でこの5月に発売された。人気作品のDVD発売として、米国内で大きな話題を呼んでいた。 このインタビューでの角川会長のさらに興味深い発言は、「ユーチューブが米国市場を地ならししてくれた効果だ。」(日本経済新聞8月5日)と述べていることである。 しかし、コンテンツの権利保有を行う企業のトップがそうした認識を示したことはあまり例がない。角川会長は、同社がYouTubeによる著作権侵害の最大の被害者であることも述べており、著作権侵害を認めているわけではない。また、著作権を尊重出来る仕組みが必要とし、権利の保護に触れている。 もしそうであれば、これは動画共有サイト、コンテンツ保有者、動画投稿者の3者の幸せな共存にも見える。しかし、実際には今後の課題も少なくない。一番大きなものは、動画を投稿する利用者の動向である。 そうなると権利ホルダーは自社の顧客が沢山いるつもりでビジネスに参加したが、そこに誰もいなかったということも起こりうる。 日本経済新聞 http://www.nikkei.co.jp/ 当サイトの関連記事 角川グループホールディングス http://www.kadokawa-hd.co.jp/ |
| animeanime20:30 | (0) | (0) |
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昔から夏休みといえば、大作アニメーション映画の公開が相次ぐシーズン。夏のアニメ映画3大対決などと話題づくりことかかない。しかし2007年は、昨年の『ゲド戦記』や『ブレイブストリー』などに較べると話題作が少ないとされる。 このなかで一番の大型映画は、8月に公開される『ベクシル -2077日本鎖国』といっていいだろう。 ■ ベクシル -2077日本鎖国-公式サイト http://www.vexille.jp/ ■ ポケットモンスター『ディアルガVSパルキアVSダークライ』公式サイト ファミリー向けには、夏休みシーズンが始まる7月21日に公開される『ピアノの森』と7月28日公開の『河童のクゥと夏休み』が話題になりそうだ。 ■ ピアノの森公式サイト http://www.piano-movie.jp/ 海外のアニメーション映画も健在である。以前に較べるとややパワーダウン気味の作品が多いが、2007年夏にはとりわけ大型作品が出揃う。 制作する作品が全て大ヒットのピクサーの新作『レミーのおいしいレストラン』は、7月28日公開である。 深みのあるアニメーションを求めるなら同じフランス人監督のクリスチャン・ボルクマン監督の『ルネッサンス』も見逃せない。こちらは正式な公開日は決まっていないが7月公開予定である。スタイリッシュな映像と、SF的な世界が魅力となっている。昨年のアヌシー国際アニメーション映画祭のグランプリ作品である。 ■ ルネッサンス公式サイト http://www.renaissance-movie.net/ こうしてみると7月、8月までは、いわゆるアニメファン向けといった作品は少ない。一般的には8月末まで夏休みが続く、児童・学童向けの作品が多くの劇場を押さえるためである。 9月15日からは劇場版『CLANNAD -クラナド-』が公開される。こちらは人気恋愛ゲームのアニメ化だが、監督に出崎統さん、制作が東映アニメーションという万全の体制となっている。ロボットとメカ、双方の期待作が9月に登場することになる。 ■ 新世紀エヴァンゲリオン新劇場版公式サイト http://www.evangelion.co.jp/ |
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1位 涼宮ハルヒの憂鬱』ブーム 2006年を代表するアニメ作品に『涼宮ハルヒの憂鬱』を挙げることに異論のある人は少ないだろう。しかし、『ハルヒ』のビジネス規模がアニメ業界で1番となり、世間の人が誰でも知っている作品となったわけではない。ではなぜ『ハルヒ』のヒットがビジネスニュースなのだろうか。 『涼宮ハルヒの憂鬱』のビジネスの注目は2点である。1点目は作品の公開が地方局での放映という限られたものだった点である。 『ハルヒ』がブームとなったことは、子供を対象に広く商品展開を考える作品以外では地上波キー局の放映が必ずしも重要でなくなっていることを示している。アニメ制作本数が過去最高となる一方で、インターネットによる情報網の発達が、優れた作品を確実にピックアップする機能を果たしている。 もうひとつは今回のブームが、ファン主導で作られたムーブメントであった点である。ここ数年でも『機動戦士ガンダムSEED』や『NARUTO』、『ハウルの動く城』など『ハルヒ』以上にヒットした作品は少なくない。しかし、そうした作品の多くは、当初より大ヒットを意図して大きな予算が割かれている。 2位 時をかける少女』ロングラン興行に 『時をかける少女』のヒットも『ハルヒ』と同じ構造を持っている。『時をかける少女』の2006年の興行収入は、2億円とされている。興収で70億円を越えた『ゲド戦記』や『ポケットモンスター』、『ブレイブ・ストーリー』など同じ年の大型映画に較べれば遥かにビジネス規模は小さい。 さらに『時をかける少女』は、アニメファンだけでなく一般の観客に対して普遍性を持った作品であった。劇場アニメの興行が、子供向けの大規模なロードショーか、マニア向けの単館(あるいは数館)ロードショーが大半とされている。 3位 躍進するウェブアニメーション ここ数年、インターネットの世界で大きな注目を浴びていたウェブアニメーションが2006年に大きな転換期を迎えた。それはウェブアニメーションがネットから飛び出したことである。 現在は限られた作家だけであるとしても、ウェブアニメで収入を得ることが出来る可能性が生まれたことは、クリエーターにとっても大きな意味がある。 総合商社の双日は日本政策投資銀行、クロックワークス(双日の持分会社)と共同で投資会社を設立し、北米最大のアニメ流通企業のADヴィジョンに30%の出資をした。 これには、ここ数年の北米でのアニメDVD販売の伸び悩みにより、日系、米国系双方の企業が新たな資金を必要としていた事情もある。 しかし、もっと大きな流れは、日本企業が単にライセンスを売り、市場開拓は現地企業にまかせる状況が大きく変わりつつあることである。日本企業自身が市場開拓に深く関わろうとし始めている。 5位 インターネットでのアニメ販売元年 国内外で成長するアニメ配信 昨年に引き続きインターネットでのアニメ配信事業が拡大を続けている。2006年の特徴は、これまでインターネットでの本格的な動きがあまり見られなかった米国市場が一気に進展をしたことである。 国内では05年にスタートしたGyaOのインターネット完全無料配信に、Yahoo動画が追随した。さらに、新作アニメのプロモーションのために、作品の一部あるいは全部をインターネット配信することはもはや常識となっている。 |
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6位 国内外で拡大するアニメイベント 2006年は国内外で日本アニメ関連イベントが過去最大の規模となった。国内では2002年にアニメビジネス振興を目的に開始した東京国際アニメフェアが、2006年に参加企業過去最大、参加者はおよそ10万人に達した。 しかし、ポップカルチャー関連のイベントの拡大は、日本アニメだけに限らない。国内では、東京ゲームショウが90年代後半の停滞をくぐり抜け、2000年代に入り再拡大に転じている。2006年の企業出展、参加者(19万2000人)とも過去最高である。 こうした規模の拡大により、これまでファンイベントの色彩が濃かった各イベントは、宣伝やマーケティングの場としてビジネスでの重要性が増している。 一方で、イベントの拡大は必ずしも良いことばかりとも言えない。毎年5月にロサンゼルで開催される世界最大のゲームショウE3は、巨大になり過ぎたことを理由に今年から開催規模を大幅に縮小する。 7位 上場新興アニメ・マンガ関連企業に相次ぐ業績下方修正 一方で、東映アニメーションは経常利益で過去最高を更新、バンダイビジュアルも6期連続最高益を更新するなど業績が好調な企業も少なくない。しかし、こうした業績好調企業でも、東映アニメーションの株価は年初のおよそ半分、バンダイビジュアルは2/3の水準である。 8位 日本アニメ『鉄コン筋クリート』に外国人監督登場 さらに欧米で、日本アニメスタイルを大きく取り入れたテレビアニメーションが続出している。既に東アジアでは、日本アニメスタイルのアニメーション製作は広く見られるが、それが欧米に拡大している。 日本アニメ制作に参加する在外外国人の登場や日本アニメスタイルの海外への広がりは、日本のアニメの将来にとって重要な意味を持つに違いない。 9位 代々木アニメーション学院民事再生法申請 大手アニメーション専門教育機関の代々木アニメーション学院を経営する代々木ライブ・アニメイションが民事再生法を申請し経営破綻した。この経営破綻には、同社の放漫経営といった個別の理由があるもののアニメクリエーター教育の環境変化といった大きな潮流とは無関係ではない。 専門学校の多くが少子化による生徒の減少を前に、アニメやマンガ、ゲームといった若者に人気のクリエイティブ系学科・コースの新設や増設することで対応しようとしている。この結果、以前より競争の激しかったこの分野の生徒獲得競争がさらに激しくなっている。 一方で、アニメーターを中心に就職後初期段階の賃金が極めて低いことなどから、アニメ制作現場での人材不足の深刻化がさらに進んでいる。 10位 機動戦士ガンダムDVD-BOX登場 実際に、2006年は次世代ディスクであるブルーレイとHD-DVDの発売が本格化し始めた。しかし、技術優位の高いブルーレイ、価格と普及速度の速いHD-DVDの2種類の方式は甲乙つけ難く、どちらがディフェクトスタンダードになるのか現状では判らない。 |
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伊藤忠商事とカートゥーンネットワークによるアニメ共同製作事業、三菱商事と電通のアニメ事業提携など、近年総合商社がアニメビジネスに関わるケースが増えている。 数千億単位のプロジェクトも行なう総合商社がなぜ不案内に見えるアニメビジネスとの関わりを深めるのだろうか? 双日はこの5月に日本政策投資銀行とクロックワークス(双日の持分会社)と共同で投資組合(日本コンテンツ投資事業有限責任組合)を設立し、米国最大のアニメ流通企業ADヴィジョンに出資し注目を浴びた。 今回の特集はこれまでのプレスリリースや報道だけでは判りにくかった、双日のアニメビジネスの目的とARMの役割が簡潔に説明されている。 なぜならこのARMのビジネススキームは、日本企業でなく米国のアニメ流通企業のファイナンスサポートが最大の目的になっているからである。 また、ARMの役割は同社が海外向けのマスターライセンスを獲得し、各海外企業にサブライセンスを供給することである。一気に高額なマスターライセンスを獲得するのに較べて、海外の流通企業の資金的な負担はこれで軽減される。 |
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Google trendsって何? Zガンダムを調べる 早速、検索ワード「Zガンダム」、地域「日本」で検索をかけてみると、驚くほど期待通りの結果が出て来た。「Zガンダム」の検索ボリュームは、05年の5月頃に通常の4倍から5倍に一気に膨れ上がっている。 また、6月の終わりにかけて通常のレベルに戻るだが、05年10月と06年3月に再び小さな山が形成されている。2作目『恋人たち』の公開と3作目『星の鼓動は愛』の公開であることは言うまでもないだろう。 涼宮ハルヒの憂鬱を調べる テレビ放映前の今年の3月以前には、「ハルヒ」はトレンドとして現れていない。それが今年の4月のテレビアニメ放映開始直後に突然ランキングに出現すると、一気に検索ボリュームが急増している。 Google trendsは各国別でトレンドを見ることも出来るのだが、これも面白い。まずは、アメリカである。続いて検索ワード「HARUHI」、地域「米国」で検索してみた。このアメリカのトレンドの特徴は、ほとんど日本のトレンドとパラレルになっている。 本当は口コミで大きな人気を獲得したとされるこの夏の劇場アニメ『時をかける少女』や『ゲド戦記』と『ブレイブストーリー』の注目度の比較もやってみたかった。 |
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