![]() |
|
第22回
深夜アニメ前史 |
|
|
| [ アニメエキスポ2005 ] |
|
アニメエキスポでは、100を大きく超えるパネルと呼ばれる講演会形式のイベントが開催される。そうしたパネルの多くが企業のスポンサーのついた新作紹介をメインにしたものである。しかし、フリースポンサーという企業主体でなく有志による企画も少なくなりつつあるとはいえ依然健在である。そうしたパネルには、普段はメディアで見られない興味深い内容のものも多い。 3日目に開催された『字幕対吹替え(Sub対Dub)』というパネルもそうしたパネルのひとつである。パネラーにはADVフィルムやジェネオン、ファンニメーションといった企業の担当者も登場したが企業色はなく、専ら米国の日本アニメファンにとっての大問題とされる日本アニメを観る際には、字幕が良いのか吹替えが良いのかといった話題を取り扱っていた。 しかし、話の内容はなかなか興味深いことが多かったのだが、期待していた議論という方向からは大きく外れていた。その理由は二つある。1点は、討論というよりもファンが企業担当者に質問しそれに答えるという形になっておりQ&A大会のような感じになってしまっていることである。フリースポンサーということではあったが、年々産業色を強めるAXの傾向がここにも現れており、企業とファンが対等な立場でなくなって来ていることを感じさせた。 こうした意見について、企業側の態度はあまり積極的に変えるというより、様々な問題や理由もあり劇的に変えるのは難しいというものであった。むしろ、現状の中でより良い方向性を目指したいという感じである。いずれにしても、吹替えに不満があるから字幕が良いといった意見はほとんどなく、より良い吹替えをどう目指すかが今後の課題となりそうである。 |
| posted by animeanime at 2005.07.07 |
|
コメント
|
|
|