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2009年04月25日
0斉藤守彦の特殊映像ラボラトリー ][ もーろー日記 ]
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斉藤守彦の「特殊映像ラボラトリー」

第7回 もーろー日記/2009年4月-2-

斉藤守彦

■ 「真マジンガー」を見て、今川泰宏熱がぶり返す!

[4月某日。]
 朝は「トミカヒーロー・レスキューファイアー」(タイマー録画で、午後見たんだけど)、夜は今川泰宏監督の「真マジンガー 衝撃!Z編」と、4月新番組スタート。「レスキューファイアー」は、前作「レスキューフォース」と、キャラ以外は変わらない感じ。制作が松竹から日活になったのに。で、「真マジンガー 衝撃!Z編」は・・・狂ってる。第1話からクライマックスとおぼしき、このやけくそなハイテンション(ほめてんのよ)。さすがは今川監督。強敵と強力な味方が交互に登場し、名乗り合うだけで終了とは。まったくもって狂ってる(ほめてるんだってば)。

 久々にぶり返した今川熱が、翌日になっても収まらず、「ジャイアントロボ/地球が静止する日」の、十傑集総登場のエピソードが見たくて見たくて、しんぼーたまらなくなる。どれ。棚からごそごそとDVDを引っ張り出し、プレイヤーにセット。「EPISODE:6 罪と罰 〜全てはビッグ・ファイアのために〜」。梁山泊にマスク・ザ・レッドが下半身をビッグ・ゴールドに埋め込ませて侵入し、素晴らしきヒィツカラルドがフィンガースナップを連打して大殺戮。そして直系の土鬼と血風連の登場。「我らその名を血風連!!」。この合唱台詞こそ今川作品だ!!そういえば血風連、「衝撃!Z編」にも出てなかったか?
 
■ 「クレヨンしんちゃん」シリーズの興行の安定ぶりに、
  見識を改める。 

[4月某日。]
 「クレヨンしんちゃん/オタケベ!カスカベ野生王国」の試写を見る。
 原恵一監督を引き継いだ、水島努監督の「栄光のヤキニクロード」「夕陽のカスカベボーイズ」までは好調だったが、ムトウユージ監督にタッチしてから、今ひとつピリっとしない作品が続き、去年は大御所・本郷みつる監督が久々の登板なれど、「ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者」の出来は…。今度の「オタケベ!カスカベ野生王国」も、往年の勢いが感じられず、やたらに上映時間が長く感じられた作品となったのでありました。思うに、このシリーズって、作品を成立させるためのお約束がいくつかあり、それを手際よく整理しないと、お話そのものがスムーズに流れなくなってしまうんだなあ…。

 年末の「特殊映像決算2008」にも書いたけど、このシリーズ、スタート以来16年。ここらで見直しをはかるべきでは…興行収入もまた、往年の勢いが見られないし…と、興行成績をよーく見ると、あら、そーでもないかなあ?去年は12.3億円だったけど、2007年の「歌う! ケツだけ爆弾!」は15.5億円も上げてるぞ。みんな大好きな(わしゃそーでもないが)「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」でさえ、興収14.5億円。ほほお…これってけっこう、凄いことかもしれない。というのは、「クレヨンしんちゃん」シリーズの場合、1999年の「爆発!温泉わくわく大決戦」が興収9.4億円と10億円の大台を切ったことで、製作・配給サイドがテコ入れを検討。その結果、従来5〜6週間だった興行期間を、2000年の「嵐を呼ぶジャングル」から3週間に短縮。それもゴールデン・ウィーク中の、休日の多いあたりに集中して上映するという方法を。今日までとっているのである。
 わずか3週間の興行で、興収15.5億円。1週間あたり5億円以上稼いでいる計算になる。もちろん実際には、3週間のファーストランが終了しても、小さなスクリーンに映して続映するケースも少なくないが。去年の興収12.3億円だって、1週間あたり4億円の上がり。去年「クレヨンしんちゃん」に続いて上映された「隠し砦の三悪人」は、7週間上映して興収9.3億円。1週間当たり約1.33億円のアベレージだ。そう考えていくと、「クレヨンしんちゃん」シリーズの安定度って凄いんだなあ。見識を改めよう。

2009年3月-1- 「ケータイ捜査官7」ほか
2009年3月-2- 紀里谷和明監督「GOEMON」 
2009年4月-1- 「ラスト・ブラッド」ほか
2009年4月-1- 「真マジンガー」、「クレヨンしんちゃん」

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posted by animeanime at 2009.04.25
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